５月中旬日記

５月中旬の日記。忙しくなって面白さに欠ける回かも。

5/20・時間をドブに捨てるということ

仕事で一日中家のテレビにかじりつく。普通の人はよくやっていることなのだろうが、私にはなかなかできないことだ。結局予定より半分も終わらない。
　物語を伝える上でＲＰＧが如何に効率の悪いものなのか実感。プレイ時間のほとんどは経験値稼ぎと移動の作業だけ。そこに実感が伴うかどうかでその意味が変わってくるのだが成功例は少ない。

　そういえば今日はスケルトンカラーＶＭを初めて使ったのだが、電池切れのピー音が短くなっていたり、本体の電源を落とすとすぐモニターが消えたりと改良されていたのでちょっとびっくり。興味ある人はチェックしてみましょう。

5/19・思考力低下中

　夕方、いつも出向いている他部署の人たちが慌ただしい。きいてみると今日は送別会だからみんな仕事を早めに切り上げたいのだそうだ。
　うちの会社ではよくある話だ。
　私のほうは週末お約束の残業確定モードだが、頭がまわらなくて仕事がはかどらない。
気分をかえてみようとマクドナルドで夕飯を購入。すると急に元気が出る。マクドで元気になる自分の体が情けない。
　忙しくなると、手元の作業だけに目がいって大きな視野で仕事が見えなくなる。気をつけないといけない。
　帰るころにはまた雨が降っていたので、雨曝しになった自転車ですごすごと帰る。

なんか今日はホントに普通の日記だなぁ。

5/18・赤じゃない青だ！

最近は遅れた発売日を早めたりするのが大作ゲームのトレンドらしい、と『ＦＦIX』が７／７発売になった話を聞いて思う。

そんなことより今日は『MYST3:EXILE』だ。なんとなく読んでいた海外誌で発見。発表されていたなんて全然知らなかったよ。心ときめきまくり。
サターンとＰＳの初期タイトルとして有名な『MYST』は元々ＰＣのソフトで、3DOなどでも出てた位のまさに32bit時代の標準ソフト。（ちなみに8bit時代は『クラックス』？）私がココ数年の全ゲームの中で最も好きなゲームと答えたくなるくらい好きなゲームだ。
美しい絵画のような風景や幻想的な音楽、世界観はもちろんだが、何といってもあの、ゲームを遊んでいるというよりもなんとなく散歩している感じがたまらなく好きなのだ。続編の『RIVEN』のときは発売がサターン後発だったのがとても苦々しかったが、今となってはそれも良い思い出だ。その３作目がこの冬発売になるらしい。早くブラウン管の向こうの世界へ行ってみたい！　っていうととっても危ない人みたいだなぁ。
落ち着かないまま仕事を終え、家に帰ってＨＰをじっくり鑑賞。8spotsも前２作を自力でクリアしたほどの大ファンなので、共に盛り上がる。

今日他にやったことは、夜のＨＰ鑑賞ですっかり忘れてしまいました。ということでおやすみなさい。

5/17・東奔西走

　最近からっと晴れていた天気が夜には大雨になったりして、梅雨らしくなってきた。この季節は自転車通勤の身には困る日々だ。
　会社の自転車置き場のうち、屋根付きの場所に止められる自転車は全体の１／４位。しかも屋根のある場所もビル風などの影響で、本当に濡れない場所は全体の１／３位しかない。競争率は激しい。
　今日も夜から雨という天気予報を気にしつつも、起きるのが遅すぎて自転車で繰り出す。屋根のある場所にはスペースはほとんど無かったが、電車に乗ったオバタリアン（古）のように無理矢理自転車をねじ込む。こっちだって必死なのだ。

　今日も雑用あり、来客あり、ミーティングありで社内を放浪。
　うちの会社はいくつかのビルに分かれていて、遠いところは歩いて５分以上かかる。会議がそういうビルだったりすると、自転車で移動したりすることもある。こういうとき自転車通勤は便利だ。
　またうちの会社は社員も（一時期よりはかなり減ったものの）とっても多いので、長い間務めていると、滅多に会えない人も存在する。今日は、昔同じ部署で働いていたが今は別会社になった大所帯部署（固有名詞が使えないと訳わからない）で働いている先輩と１年半ぶりに会った。この人は世界で初めてうちの会社のシンボルマークのキャラクターの声をあてたこともある人だったりする。しばし近況報告。辞めるときに連絡がない人も多いので、顔を見るとなんかホッとしたり。さらにその数時間後、同期で同じ部署に入ったものの、私と同様他部署に~~飛ばされた~~異動した友人にも２年ぶりくらいで会う。彼も元気そうで何よりだ。再会の多い一日。

　夜はデスクワーク中心だったのだが、仕事を終えるとやっぱり外は雨だった。仕方なく徒歩で帰宅。つまり明日は強制的に徒歩通勤。早めに起きないと朝御飯が食べられません。

5/16・宇宙からの贈り物

　偽善ＣＭも雑音ＣＭも嫌いだけどもっとイヤなＣＭに出会ったんですよ父猫さん（と日記で人の日記にレス）。
　昨夜やっていた「ナメクジドライ」という商品。要するに、ナメクジを除去するための薬らしいのだが、このＣＭが凄い。実際に生きているナメクジを大写しにして、薬をふりかけ乾燥させ、殺す様を連続カットで見せる。乾燥してまるで焼夷弾で焼けただれた人々のような姿になったナメクジが大写し。テレビの前で固まっている、ナメクジが苦手な8spots。生き物をあからさまに虐殺する様を、あんな露骨に見せるか？普通、と憤慨。ＣＭ制作者やメーカーの良識を疑います。こんなものＣＭのインパクト以上に不快感しか残らないと思うのだけど。
　人間の生活上で不快感をもよおす生き物なら殺してもいい、というその単純な発想で、動物を虐待する子供を叱れるのか？　そのうち庭に糞をする猫や、空から糞を落とす鳩もターゲットになるのか？　
　最近はゴキブリ除去道具のＣＭで本物のゴキブリを使っているＣＭも出現。嫌いな人はゴキブリの人形ですら嫌悪感があるというのに、なんでそんなＣＭ流すのかな？　ＣＭは普通回避できないから「見るな」というのも暴論だろうし。これって永谷園のよりもよっぽど不快だと思うのだがどうか？
　ところで固まったままの8spotsを再起動してみると、「ナメクジドライ」の真の目的について語り出す。あれはナメクジのヌメヌメを取ることができるようになる商品で、ヌメヌメが苦手だった人も安心してナメクジを撫でたり抱いたりすることができます。ペットにもなります！　姉妹品のサンショウウオドライも……、とか捲し立てるように喋り出したのでとりあえず寝かしておくことにする。おやすみなさい。

5/15・メソ２（略称希望）

　ビーフジャーキーをつまみつつ『メタルギアソリッド２』のプロモーションビデオを鑑賞。美しく舞う吹雪が、大塚明夫の声が、リアルな光と影の効果が冴える。このゲームの素晴らしさについては他のサイトで散々言われているのだが、カメラの妙技についてはもっと評価されていいと思う。
　このゲームはカメラのアングルや構図（絵コンテ）だけで、他のゲームよりも５年先をいっていると思う（というか他があまりにも注意を払っていない）。正直なところ基本ができていないものがほとんどなので、ホームビデオやＶシネマとハリウッド映画を比べているようなものだ。ゲーム空間が３Ｄになって、カメラが自由に動かせるようになったのだから、この辺について他のメーカーは映画の演出技法を一から学ぶ必要があると思う。ついでにモンタージュ技法とかも学んでほしい。
　でもなんであんなカメラでみんな平気なんだろう？　３Ｄなのに全景の静止画のようなアングルだったり、逆に止まってないほうがいいからと、意味もなく回り込み移動してみたり。
……あれ一言じゃないなぁ。鬱憤がたまっているのか？

　夜、会社で『ビューティフルドリーマー』見ている人たちを発見。しかもYahoo!で有名なDVDでなくLD（ってこっちの方がまともか）。地上波しか見られない私には新鮮。とはいえ、昔はあんなに動きまくるアニメだと思っていたのに、今見ると……。やはり過去の映画ではあるのだなぁ。今度は『オンリーユー』の併映だった相米慎二の『ションベンライダー』が見てみたいが、ビデオなさそう（笑）。

5/14・母の日

　今日も横浜、ふたたびみなとみらい２１へ。（昨日の作戦はいまいち役には立たなかったが）洋服などを購入してさっさと帰宅する。母の日なので、一応実家に電話を入れてみると、近所のお母さんは、子供からカニが送ってきたとかいろいろ遠回しに非難される（笑）。私が母の日にしたことというのはこれまでで２回だけで、幼稚園生のときに造花を持ってきたのと、小学生の時に、バスの中でカーネーションを拾ってきた（笑）くらいだそうだ。よく覚えているなぁ。
　ということで、来年は何かしないといけなそうだとプレッシャーを感じる（笑）。
　朝日新聞が小渕さんの病状をリークした途端に本人死んじゃったなぁ、とか思いつつ寝る前にネットサーフしていると、昨日の書き込みをゆっきさんが確認していて、めでたく『DIE HARD TRILOGY 2』が手に入る運びとなった。嬉しい！　でも秋葉原でも買えたのは知りませんでした（笑）。

5/13・LIKE TOY SOLDIERS

　丸正のプレオープンで特売商品買い込んだりして主夫モード発動しつつ、夕方より横浜へ。ビックカメラの店頭で店員が「ＰＳ２入荷しました！」とアナウンスしている。売場には確かに10台弱のＰＳ２が積んであった。量販店で売っているのを見たのはこれが初めて。手元には４万円強の所持金。しかし昨日の北米版ＰＳ２の話を聞いた後である。旧スペックでアメリカよりも１万円近く高い国内版を買う勇気が無く断念する。９月に『リング・オブ・レッド』が出るまで待っても遅くはあるまい。
　帰りにカラオケへ行こうということになり、8spotsにどこがいいか聞くと「truthの歌えるところ」。ウテナの前期エンディングはX2000しかないので川崎で降りて、X2000最後の牙城「わ！」へ。去年の秋に行って以来だったこともあって歌っていない歌が多い。
　新曲に入っていた「QUIZ」版「TOY SOLDIERS」を歌ってみるが、サビが日本語なので慣れなくてどうにも歌いにくく、結局マルティカの原曲で歌い直す。やっぱりこの曲好きだなぁ。マルティカ自体は一発屋だったけど。
　帰りにコンビニでちょっと立ち読み。何気なくとった『ブブカ』で、ずっと気になっていた北米ＰＳソフト『ダイハードトリロジー２』のレビューがなぜか載っていた。海外誌の評価は決して高くないのだが、前作をＳＳ、ＰＳ両方持っている私としては再びとっても欲しくなる。ちゃんとブルース・ウィリスが声をあてているそうだ！
　明日服を買おうと思っていたので、帰宅後ちょっと前に会社でもらった「Boon!」を（笑）パラパラとめくる。ところが映っている街頭モデルの人間自体が生理的にうけつけないらしく、しかも写真は当然カメラ目線なのでこっちをみつめているため、読んでいるうちに吐き気がしてくる（ホントなのよ）。私はとても父猫さんみたいに、若者たちにガンつけたりできないと実感。
　夜、yosshiさんのＢＢＳが、渡米中のゆっきさんへのおみやげタカリＢＢＳになっていたので、私も手遅れと思いつつ、さっき見た『DIE HARD TRILOGY 2』をお願いしてみる。

5/12・ソリッド２よりも

　ネットを覗くとＥ３の話で持ちきり。ＰＳ２がスペックも変更されて300ドルで登場するとか、いろいろ興味深い。昨日ネットで話題になっていた、ＤＣでＰＳ１のソフトをエミュレーションする、通称「Bleemcast」の続報などは見あたらないのが残念。欲しいのに！（後で手に入れた正式リリースと日本語記事）
　帰って今日も「QUIZ」見るが、脚本がますますお粗末になり、演出も「どうだ斬新だろ」的な雰囲気が鼻についていまいち楽しめなくなりつつある。8spotsは１時間前の９時からNHKでやっているドラマ「晴れ着、ここ一番」の方がマシという。向こうは「ケイゾク」の脚本家、西萩弓絵で、脚本は面白い（そのかわり演出がよくない）。瀬戸朝香も好感だが、なんといってもミッチー（及川光博）がオタク役で出ているのがイカス。オタク眼鏡とったら美形、ってお約束だけど。

5/11・これ日記じゃないなぁ

　当ＨＰの２つのＢＢＳも世間のおたくＨＰと同様、塩沢兼人氏死去の話題でもちきり。
　ところで声優の死についてのショックは、他の有名人の訃報より強い気がするのだが、それは私のマニアの血がそうさせる（笑）だけではないのではないか？　という言い訳を夕飯の支度をしながら考える。
　声優の場合、その人一人の死によって、その人が演じてきたすべてのキャラクターの死を感じるのが大ショックなのではないか。
　普通、俳優よりも長い期間１つのキャラクターを演じていることが多い声優にとって、キャラクターそのものと一体化した印象をより感じられることが多そうだ。
　一方、マ・クベがギャンで爆死しても、レイが小屋の中でひとり憤死しても、「実は生きていた」とか「死ぬ直前にこんな事件が」とかいって話は続けられる気ので、キャラクターの死は実はあまりショックじゃなかったりする（そういえば劇場版でマ・クベは生き残ったなぁ）。
　でも聞き慣れた声がじゃなくなったキャラは困り者だ。ルパンでよく言われることだが、定着すると別の声優になっただけでとっても違和感がある。だからキャラクターの死の描写よりも、実はその声の主の死がキャラ自体の死をも実感してしまう。
　声が違うだけで作品の続きがあっても、それはもうジョン・レノンがいないビートルズ、グレアム・チャップマンのいないモンティ・パイソンなのだ。
　それが面白くても、かつて楽しんだアレではない。

　ということで声優さんの背後には、演じてきた数々のキャラが立っているわけだなぁ。なんかケンシロウの無想転生みたいだ。視覚的に考えたらちょっと恐いぞ。

　と、ここまで考えて、キャラの死に関しては、力石徹の葬式をやったりした時代もある位だから、私が「週刊少年ジャンプ」の全盛期の"生き返り"を体験しすぎて、そういう裏技にマヒしているだけかもしれない。
　それにやっぱりこういう発想は、作品に入れ込んでいるマニア特有の考えだという気がする。ダメじゃん。

　蛇足だが、ヒッチコックの場合、本人は死んでいるのに声優が健在なので、いつまでも死んでいない気がするね。

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