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「新エアーウルフ」 探していた兄が見つかったと思ったら突如彼が主人公。その第1回にして意味なく爆死する前シリーズの相棒。シリーズを維持するのって難しいんですね 朝起きると雨。今日も徒歩で出社。いつも満員のコンビニや横断歩道ががらがらでちょっと焦るが、電車のダイヤが狂っていただけだった。 ルリヲから「ゲームラボ」借りて読む。欲しい情報はあまり無いが、20世紀ゲーム事件年表で「Mトレ事件」というのが載っていて赤面。 これはMSX最後の商業ソフトになったかもしれなかったファミリーソフトの「MSXトレイン2」が、ソフ倫の指摘で流通差し止めになった話。理由は、雑誌記事を見たソフ倫が18禁シールを貼るよう警告したが、シール代の払えない(そりゃ最後のMSXソフトですからその程度でもペイできなくなる・笑)メーカーがそれを断ったから。で、その雑誌記事というのが、バニーガールのおねーさんのCG写真だった。事件のオチは「バニー程度で18禁にすな! この金と権力の亡者め!」ということになるんだけど、確かその記事書いたのもバニーの写真選んだのも私だ。うっひゃあ。 そういや、あのソフトの開発ディレクターやっていた漫画家で鉄道マニアで広島カープファンの青井泰研さん、元気にしているかしら。 夜の会議を終えて再び徒歩で帰宅。再び風邪ひいて療養中の8spotsと夕飯。何となくつけたTVでやっていた「たけしのTVタックル」にて、TVゲームの非行犯罪の増加に付いて紹介していた。いつものマスコミのバッシングな演出に閉口。ただし映像がDCの超残虐ゲーム『イルブリード』だから文句言えないかも(笑)(でもこういうの見てゲーマーは新作映像に狂喜したりするんだろうな)。 意外だったのはインタビューで朝日新聞の編集委員が「マスコミが、自分たちがわからないものを扇情的にあおっているだけで、本当は犯罪との関連性は見えない」と断言していたこと。いつも朝日新聞はあなたの指摘どおりの傾向が強いんですけど。でもたまにはまともなことも言うんだなぁ。おかげで普段辛口のたけしたちのコメントも(出演者の誰もTVゲームをやらないこともあってか)いまいち歯切れが悪い。企画倒れ。 その後はいつものように「ファッション通信」で目の保養。ジョン・ガリアーノのイカレ顔最高。アレクサンダー・マックイーンのおたく顔最高。今年もパリコレは面白そうだ。来週からの詳しい紹介が楽しみ。 一方久しぶりに面白くなるかと思った政治関係のニュースは、あまりに幼稚な国会中継になっていてとほほ。 今さら年内旅行を企てているため、旅行会社のパンフとにらめっこしつつ夜。 昨日先生と3人で飲んだワインがうまかったので1日遅れの覚書。サンジョベーゼ・ノヴェッロ(トスカーナ産)。赤なのに軽くて良かったです。 |
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「ベン・ケーシー」 男・女・誕生・死・無限(しまったネタが尽きてきた) 今日も愛猫と戯れながら、来年の年賀状を実家のコピー機で印刷。来年は巳年とのことだが、今回も全然関係ない年賀状になっていますのでよろしくお願いします。お付き合いのある方で私に住所教えてないよ、という人は是非メールか何かでご連絡ください。オフラインなお付き合いも面白いですよ。 ……ちなみに今さらですが今年の年賀状は、私と8spotsの幼稚園の頃の姿をイラストレーターの母に描き起こしてもらったものだったのですが、わかりました? 今年の年賀状は、多くの人にとって結婚報告の手紙になったため(入籍が元旦だったからね)反響が大きかったものの、その後、春までに終わるはずの仕事が気がつくと秋までかかってしまった(爆)関係と私の不精で、結婚式も披露パーティーも新婚旅行も何にもやらずに1年が終わりそう。結婚式は、個人的に苦手だと言い切って逃げたのだが、その他はやりそこなったとしか言いようが無い。誰か私の披露パーティー開催に協力してくれる有志の方募集中です。 年賀状の印刷を終え、東京の家に帰宅。そしてまたすぐに外出の準備。今晩は、大学の恩師と夕食の約束。この恩師というのは、あの『ジェットストリーム』の台本を書いていた方で、60を過ぎた年齢にもかかわらず身長は190cm位、すらっとしたその姿で、あの「ロンドンの地下鉄をご存知でしょうか」とか書いているんだから全くもって日本人離れしたかっこいい紳士だ。 私は大学時代に「シナリオ学」を教わったのだが、8spotsに至っては授業以外に作文についていろいろご指導賜った、彼女にとって一番の恩師なのであった。 数年ぶりに会った理由は、実は8spotsの仕事の相談。なかなか面白そうな仕事ではあるが、詳しくは彼女の仕事がものになってから詳しくお話しします。今後このお話について触れなくなったらそういうこと(笑)ですが、楽しみにしていてください(?)。 夕食をたらふく食って、ふらふらと帰宅。 |
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「事件記者コルチャック」 怪事件の裏にはモンスターの影が。『ミステリーゾーン(トワイライトゾーン)』以上に『ウルトラQ』の元ネタになりそうな幻の怪奇ドラマはどこかユーモラス 「気功は養生健康法で、太極拳はもともと気功の要素を取り入れる武術です。その両者は共通点を持ちながら、それぞれの特徴を持っています。日本における気功と太極拳のレベルの向上に従って、正確にその両者の本質と相互関係を理解する事が可能になり、または意義がある課題になっているに違いありません。」 ということで、8spotsが通っている着付の先生の通っている気功+太極拳の流派「無極静功」の交流会が高田馬場で行われるとのことで、私も付いていく事にする。 寝坊してちょっと遅刻してしまったが、会場の公園の広場で老若男女数十名が共同練功を行っていたので場所はすぐわかった。 「無極静功十二法、太極24式」のどこまでが気功でどこまでが太極拳だったのか、素人な上、途中から参加したのでよくわからないが、久しぶりに晴れた空のもと、落ち葉の積もった公園での運動はなかなか気分良かった。この「練功」を見よう見まねで参加した後講演となる。教室に入るときに暖かい烏龍茶が配布される。やっぱり烏龍茶なのか、と脳裏には『燃えるお兄さん』が浮かぶ貧困な発想の私。 今回のテーマは「気功と太極拳の相異(異同)」とのことで、この流派での第一人者の先生が、達者な日本語でいろいろお話をしてくださった。これがまったく哲学的なお話で、ほとんど理解できなかったが、なんか凄いというのはわかったぞ(そんなのわかったうちに入らない)。 お話が終わって8spotsとその着付の先生(例の元極妻な人です)と3人でお茶をしながら今日の講義について語りあう。 今ではたくさんの国に伝承されていった太極拳に比べ、気功というのは実はまだ表の世界に出てから日が浅いのだという。というのも気功は元々、中国の王朝に伝わる秘術で(つまり中国四千年の歴史ってやつ)、50年前の文化大革命による清朝の崩壊に伴い、初めて世間に広まったのだということだ。 他にも「勁」がどうしたとか、「拳法」がどうとか、難しい中でも私の頭に出てくるのは、マッドマックス2の格好した、口数の少ないくせに悪い冗談を話す例の男のことだ。そういえば気功も門外不出、一子相伝の秘術なのだそうだと初めて知った(つーか、完璧に元ネタなんだけどさ)。 帰りしな8spotsから「窓の外を見ていたか?」と聞かれる。私はまじめに講義を受けていたから、外なんて見てないと答えると、何でも外で小学生の女の子が、剣術の演舞練習をやっていたそうだ。その美しくしなやかな動きと技はまさに『ソウルキャリバー』だったそうで、そりゃ面白いものを見逃した、と後になって歯ぎしり。 日が暮れてから家に戻り、再び外出の準備。2週間ほど前に飼い始めた猫を見物に行くため実家に帰るのだ。いつもは出かけると疲れて動けなくなる8spotsも今日ばかりは猫とじゃれる白昼夢を見るくらい熱望していた。 玄関の扉を8spotsが開けるなり、真っ暗な廊下に、ひょこひょこと動く物体が。うにゃー! これが新しくきたこにゃんこさんでしか。かわいいでしね。どこからきたとでしか? 8spotsは完全に悩殺。子猫を掴んだまま放さない。約1年前の愛猫の事故死以来、ついにやってきた新しい住人は、実家のアイドルになっていた。猫は精神衛生に大変役立っていることがまた証明された。 最後に関係ない話。今朝見たキリンビールのCM、マニアックです。「こうして世界は救われた」のテロップと共に乾杯する黒部進ほか3人の歴代ウルトラ役者。最後に月と共に大写しになる篠田三郎。皆の姿はエンペラー星人の回(?)で海岸でバーベキューをするときの黒服に皮のベストのあの姿そっくりではないか。作り手、購買層が完全に自分の世代になったのだなぁ、と感じるひとときだ。 |
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「俺がハマーだ!」 何気に『刑事ジョン・ブック 目撃者』『要塞警察』『北北西に進路を取れ』など良質な映画パロディが素敵。2nd seasonの不出来具合はご愛嬌 朝になっても8spotsはダウン中。雨が降っているので劇場版主題歌「HEART OF MADNESS」を聴いて『カルトQ』を思い出しながら徒歩で出社。 仕事はあるんだか無いんだか微妙な忙しさ。昼はデスタンク。「DEATH HEAD」で敵6人中5人を瞬殺するという芸当を披露し、場をわかす。 夜になってからのなーんさんと打ち合わせをしたため、帰宅が普段より遅くなる。「ユリア、永遠に」を聴きながら徒歩で帰宅。雨は落ち着きつつあるが、その分外は寒い。 帰ってくると、風邪で熱を出して寝込んでいるはずの8spotsが陸自の防寒着を着てうつろな目で玄関にうずくまっている。しかも家の中はすべての窓が全開。夏に一度も使わなかった扇風機までが部屋の中で回っている。ボヤでも出したのかと冗談で尋ねると「そうなの」と力なく言われ驚く。 どうやら心神喪失気味の8spotsが、そのボケた頭で近所に買い物に行っている間に灰皿の煙草が燃えて嫌な煙が立ち上り、誰もいない家の中を煙で充満させたらしい。言われてみると確かに、僅かだが部屋が煙臭い気もする。 家を離れていたのが短い間だったので大事には至らなかったが、帰ってきたときは部屋の中は煙が充満していたらしく、かなりパニック状態だったようだ。 とはいえ部屋の白い壁紙はそのままだし、換気をしていれば数日で元通りになるだろう。 煙を出した後これまで何してたのかと聞くと「買ってきた文庫本を読みながら、風呂場で半身浴」と答えられる(笑)。本人なりに平常心を取り戻そうとしたのだろうが、明らかに未だ動揺しているのを本人はまだわかっていないようだ。 とりあえず、見た目だけでなく今日に限っては本当に心神喪失になっている8spotsの気を取り直させた後、丸美屋の麻婆豆腐を自分で作って食べてから寝る。気を取り直した8spotsは、先日自分で焚いたバルサンに追い詰められたのことを思い出して、「父猫さんに怒られる〜」と頭を抱えている。まさか再び煙と対峙することになるとは夢にも思わなかったみたいだ。 とにかく皆さん、煙草の火の不始末には気をつけましょうね。私は妻の扱いに気をつけます。 |
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「世にも不思議なアメージングストーリー」 日本では劇場公開もされた、スピルバーグ印の「トワイライトゾーン」もどき。スタッフ&キャストが異様に豪華 朝入ったトイレの中で、突然『鉄腕アント』の子供声の主題歌を思い出す。BBSでの父猫さんとの会話で、はっきりと思い出せなかった歌なのだが、なぜここで。 昨日は雨で自転車を会社に置いてきたので徒歩で出勤。BGMは『北斗の拳』のソング集。このところクリキンの「愛を取り戻せ!」ばかり聴いていたので、TOMCATの「TOUGH BOY」が懐かしい。こっちは2のOPだが、この頃はまだ歌詞が内容と関係していて、アニソンとして許容されていた頃だなぁ、と感慨深く聴く(近年は「アニメはなんだ」じゃないけど、全然内容と関係ないもの多い)。後、歩きながら昨日疲れて眠い頭で書いた日記を、もう少し書きようがあったのではないかと後悔し出す。 会社に着いても気になるので昼に日記を修正。結局あんまり変わっていない気もするが、まあよし。デスタンクは負け続けていた。 今日は細かいなりに仕事はそれなりにあったが、仕事の途中でたまたま見つけてしまったサイトに感動。ここは、元東亜プランの音楽(とプログラムも!)手がけた上村建也氏のHPだ。具体的には『飛翔鮫』や『究極タイガー』の音楽を作曲した人で、独特の「東亜節」は当時かなり聴き込んだものだ。 この方の経歴を見てみると、東亜プランの前身の会社が『ジャイロダイン』をつくったことなどを知ることが出来た。タイトーのヘリシリーズは、やはりここから始まっていたのか。 前に日記で書いたと思うが、私はこの『ジャイロダイン』が大好きだ(ただしアーケード版のみ)。『ゼビウス』のあの独特の間の美学と、無機質的なグラフィックをかなりの部分で継承できている名作だと思うのだが、覚えている人はあまりいないみたいだ。あのゴミみたいな人を機銃掃射したこと、みんな無いのかな?(難易度上がるけど) その後、仕事はきっちりこなし帰宅。8spotsが風邪でダウンしていたのでなぐさめる。後は「ゲームの肝」も見たので日記書いて寝ます。 |
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「新スパイ大作戦」 パロディ映画でフェルプス君を演じ続けてきたピーター・グレーブスがオリジナルで復活。日本では高視聴率だったが、本国での人気はいまいちだったらしく、好評のうちに全話(2シーズン)放送終了とは残念だ 社員食堂で列に並んでいる間ルリヲと会話。突然「最近ヒロターズ、君のBBSに来てないねぇ」と言われびっくり。BBSに書き込んでいない人でもちゃんと来てくれているのだなぁ、とちょっと嬉しくなる。それならそれで、日記以外もきちんと更新しないとね。 その直後、彼は不幸にも「とん汁セット」を自由落下実験を行ってしまい途中退場。安否を気にしつつ昼食を食しているとヒロターズから電話だ。今、貴方の噂をしていたんだよ、と話すととても喜ばれる。電話の用件というのは風太さんの呼びかけで突如開催するプチ飲み会のことであった。 出がけに仕事が入ったため19時集合のところを30分ほど遅れて店に到着。既に風太さん、父猫さん、めそ君、ヒロターズの参加者全員揃っていた。でも今始まったところらしい。流石はMSN。なんの記念でもなく乾杯。 父猫さんの、モテモテヘアを生で初鑑賞するが、脳味噌がスワップして言葉を失う。あ、カメラ持ってくるの忘れた! 記念写真好きの私としては大失態。みんなにもがっかりされる。ヒロターズから「私が自分でスカートまくっているみたいな写真がありましたね」と、前回の表BBS飲み会のときの写真にツッコミをいただくが(スキャナ買ったら公開してもいいですか?)、よくみると今日も寒いのにスカートで来ているではないか。そうだったのか。期待に応えられずすまん。一方父猫さんからは「いや、これがありますから大丈夫」とリストカメラを見せてもらう。これが噂のスパイカメラですか。覗くと、既に私のアホ面が写っていた。いつの間に! 流石はスパイカメラ。あとは野良にゃんこさんの写真なども入っている。にゃんこ時計としても素敵だ。アホ面時計は勘弁だが。 その後はいつもの通り、ログが残ると色々人生に問題を起こしそうな話題をここぞとばかりに?熱く語る。考えてみると大体同じような話題ばかりなのに、どうしてこんなに盛り上がるのだろうかなぁ。面白いからいいけど(笑)。 ヒロターズの暴走初体験の?めそ君はちょっと圧倒されていたのか静かだったが、実のところは冷静に話を分析していたのかもしれない。 途中、「ああ、ここはシャッターチャンス!」というシーンを幾つか経て落ち込みつつ、2時間ほど大騒ぎしてから蛍の光が流れる。席を立っても、皆のハイテンションはそのまま維持。店員や他の客がいる真横でヒロターズが「ラブホに初めて行ったのは小学6年生のとき」と、ラブホに行ったことない父猫さんや私に対して大いに語る(……その後オチを付けていたと思うが、それをいうとつまらないのでそこは書かない)。 喋り足り無そうなヒロターズと「こうなったらアンミラだ!」ということになる。全員で店まで行進。めそ君が「これが噂の!」と父猫さんのヤバイグラブを嬉しそうに見ていた。 かれこれ1年程前からだろうか。アンミラOFFを夢見ていた父猫さんは、何度かの挫折を経つつ今日がアンミラバージン。純真な笑顔の中にも、初体験のとまどいは隠せない(?)。 一方先日結婚一周年を迎え(ぱちぱち)、今度ハワイに新婚旅行へ行く(お互い休み取るのは大変ですね)という風太さんは「これでアンミラ3軒目制覇!」と目を輝かせている。紅一点のはずのヒロターズは「会社でも有名なんですが、実は女の子が大好きなんです!」と、嬉しそうに店内を物色している。確かに本気の目だ。 ああ、カメラ持ってくれば良かった! と再びひどく後悔。 ちなみに私とめそ君は窓を向く座り方になってしまい、これじゃアンミラにきた意味が無い。仕方ないので店とは関係なく、こんな場所でいいのかなぁ、という話を引き続き大声で語り合う。 パイを食べ終わった頃、父猫さんに初体験の感想を尋ねる。しばしの沈黙の後「一人くらいですかね」と、さすが人生経験豊富な父猫さんは辛口の評価。どうやら期待の方が大きかったようだ。でもいつの間にリストカメラでウェイトレスの撮影は済ませていた。ぬかりはない。 楽しい時間はあっという間に過ぎ、家に帰ってきたのは0時過ぎだった。 そういえば今日の私は疲れていたのか、「やだよさん今日は酔ってますね」と何度か父猫さんに突っ込まれる。最近オヤジな発言が多すぎるみたいだ。皆さんごめんなさい。 |
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「探偵レミントン・スティール」 NEWボンド俳優出世作のメインテーマはヘンリー・マンシーニ作曲だった 昼間の話は特に書くこともなし。『プロジェクトX』の見られる時間に帰宅するが、番組が終わってから、夕食をとりつつ録画ビデオで観る。この番組はいつも面白いのだが、番組制作者の意図的な演出が入っているのが、いつも不快ではないのだが気になってしまう。言うなれば週刊少年マガジンに載る「〜をつくった男たち」みたいな感じがするのだ。ポップアップ。 風邪をひいている8spotsも今日は元気そう。というのも、知り合いのところで週に一回、和服の着付けと太極拳と気功術をまとめて学びにいっているからだ。何でも、和服を着るには正しい姿勢が必要で、正しい姿勢は気功や太極拳による美しい身のこなしが必要だからだそうだ。なるほど聞けば納得だが、きっとこれをまとめて教えているのは世界でもここだけだろう。 しかも、この、着付けと太極拳と気功を教えてくれる先生というのが、元スチュワーデスで、元・安部譲二の奥様、つまり元・極妻。しかも私の両親より歳上なのだが『トルネコの大冒険』を1000回以上プレイしたりするかなりのゲーマーでもある(先日もPS版『西遊記』の攻略の質問を受けた)。とか、この人に関しては話し出すときりがないのでこの辺にしますが、とっても素敵な人物なのです。 そういえば気功術は前社長も凝っていたらしいが健康面ばかりでなく精神面でもとっても良いらしい。私も是非覚えたいところだ。 しかし今日はホントにとりたてて書くことが無いね。そんな平凡な日もあっても良いか。 |
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「白バイ野郎パンチ&ボビー」 人気番組も主演者の仲違いという最悪の状態となり、苦し紛れに主役を交代したのがこれ。とはいえ人気も戻らず番組終了という最悪のケース 会社で後輩がDC版『チキチキマシン猛レース』を貸してくれるというのでまずは実演してもらう。もちろん国内発売はしていない海外ソフトなのだが、トゥーンシェードされた各チキチキマシンが良い感じ(ゲームの中身は『マリオカート』です)。気がつくとギャラリーでいっぱいになる。野沢那智と大塚周夫だけでいいから吹き替えを行った国内版……なんて期待するだけムダか、とか言っていると、東京12チャンネルを見られなかった地方の人々にはハンナバーベラのアニメはほとんど知られていないみたいでなかなか話題がついていかないのでもどかしい。キャラ(ミルクちゃんとか)とマシン(ヒュードロクーペとか)の名前を誰も全部思い出せないし。 話題は他のアニメに派生し、りえ姐さんと『スカイキッド・ブラック魔王』の主題歌について盛り上がるが他の誰もついてこれないのでがっかり。私が当時(小2)好きだった『秘密探偵ゼロゼロワンワン』(だっけ?)(新聞社に勤める掃除夫の犬の正体はカンフー使いの正義のヒーローという話)に至っては、誰もついてこれない。みんな見てないのかなぁ。 夜の会議がとんだので、さっさと帰宅。家に帰るとビデオシステムから『F1ワールドグランプリDC2』の体験版が届いていた。前作のタイムが遅れるという致命的なバグによりソフト交換対応となったのだが、その際に住所を控えられていたようだ。あんなバグの後だと売るのが辛そうとは思ったが、アフターケアとしてはなかなかではないか。少しは見直す。 |
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「探偵ハート&ハート」 ダンディな金持ち・ハート夫妻の活躍。主演は『タワーリングインフェルノ』でビルから落ちていったロバート・ワグナーでしたっけ? 8spotsと2人で昨日の“黄色い街”五反田にリベンジ……といいつつ30分ほどで8spotsを残し単身戻る。恒例、triちゃんと試写会なのだ。今日は、『トイストーリー2』の劇場予告で話題になったCG映画『ダイナソー』。そして今回の会場は何と「西武ドーム」。 コンサートならともかく試写会を野球場でやったという話は、考えてみれば聞いたことがい(そういや実写版『8マン』は東京ドームで公演したんだっけ)。 漠然とした不安を感じながら西武線を乗り継ぎ、西武ドームへと向かう。不安は的中。早くも高田馬場の電車の中で、招待状を持った女の子を発見。埼玉の僻地へ続々と民族大移動が始まっているのだ。しまいには単線となった球場方面の電車だったが、車内はそれなりの混雑。……全員が試写会のお客? 目的地である西武球場前駅を降りると圧倒されてしまった。駅前には巨大なパネルが立ち並び、グッズ販売が行われ、露天が立っている。そして大勢の人々。これは想像以上の大イベントなのだ。 (11/13追加・情報によると1万8千人いたそうです。うっひゃあ) 球場に着いたのは開演1時間半前だった。とりあえず招待状を指定席券に交換すると「スタンド1塁側A49」と書かれている。これがどんな席なのか想像もつかない。 時間もあるし、とにかく寒い! 埼玉をなめていた。ここは完璧に田舎の山の中だ。道路脇には「スキー場こちら」とかいう看板が立っている。 人で溢れかえった最寄りの定食屋やコンビニを避け、5分くらい歩いたところにあったローソンで肉まんを購入、わずかな暖をとる。 中に入ってみると予想通り。それでも圧倒される光景が広がっていた。グラウンドの半分に座席が置かれ、それ以外に球場の1/4位のスタジアム席に人が敷き詰められていた。数千人はいると思われる。そしてグラウンドの中央には、見たことも無いような超巨大なスクリーン(11/13追加・幅25メートル、高さ13・5メートルという過去最大級のものだったそうだ)。かなりの距離があると思われるのに、先日の国際フォーラムの試写会よりマシどころか普通の映画館で見るより大きく見える。音響も音楽コンサートの10倍のスピーカー数を設置したとのこと(反響音があるのは仕方ないけど)。 ところが寒さは全く解決されない。西武ドームは球場部分とドーム部分の間に柱しかなく開放されているので、事実上野外と変わらないのだ。まさに山中の夜の寒さだ。各座席には用意がいいのか開き直っているのか、チラシと共に「ホカロン」と「カロリーメイト」が配られていた。これで凍死しないよう自衛しろということか。 ともかく開演。すぐに映画かと思ったら、ゲスト観客の紹介が始まる。江角マキコ(日本語版で声の出演もしているそうな)とか安達祐実(これって『REX 恐竜物語』とかけていたら笑えるな)とかベッキー(おはスタの?)とか88年オリンピックの重量挙げ金メダリスト(誰も覚えてないよ)が来ていた。でもこれから映画観るのに、そんな人の紹介されても興をそいでいるだけだろう。 で、満を持して上映開始(この後、多少話に触れます。見たくない人は読まないように)。 いきなり『トイストーリー2』で観た予告が、冒頭部分そのままだったことがわかる。初めて観る映画なのにデジャヴュ(違う)。新作部分になっていきなりサルが喋り出す! この映画はリアル描写ではなく擬人化映画だったのだ。確かに予告部分でも恐竜が卵を手で抱えているのでディフォルメは予想していたが、まさかほとんどの登場キャラが擬人化されているとは思わなかった。 お話は、主人公のサルに育てられた温厚なイグアノドン(笑)が、隕石の飛来によって滅びかけた地上で、楽園を求めて仲間と死の行進をするお話。良い恐竜、悪い恐竜、道化キャラなどが登場し、最後まで何の意外性もないままドラマが進行(むしろ、あまりに予想を裏切らないお話こそが逆に裏切られる結果となるかも)。やはり「ディズニー映画」でした。 話題のCGは、確かに『ジュラシックパーク』よりも凄いのですが、ここまで来るとPS2とXBOXの違いのように、普通の人には違いの凄さがよくわからないものです。むしろ恐竜を擬人化し人間らしく動かしているという高度な技術が、リアルなものを期待してしまった私としては個人的に肩透かし気味。 ということで個人的にはあまり観るべきところの無い映画でした。話のネタにはなったけど。 あー、終わった終わった、と一息つくと、なぜかいつものようにスタッフロールが始まらない。そしてスクリーンがホワイトアウト。そして予告も無くいきなりの大音響と共にビジュアル系バンドのライブが始まった! 場内に女性の黄色い歓声が響きわたる。何事なの? こういう音楽にとんと疎い私には、これがどちらさんなのかわかりません(11/13追加・TMレボリューションの新曲初公開だったそうです。だから何?)。それはゲーマー・triちゃんも同じらしく、ライブを無視してさっさと退散(爆)。この数万人の客が駅へなだれ込まないうちに帰るのだ。同志は少なくなく、千人程度の帰宅客で駅は混雑するが、会場にはまだ1万人以上が残っているからまだ混んだうちに入らない。大正解。電車内でやっと寒さから逃れることができた。 スターバックスのコーヒーで人間の心を取り戻してから帰宅。 うちに帰るとまだ22時だったのでtriちゃんに先日借りた、椎名林檎のDVD「性的ヒーリング其の壱・其の弐」を鑑賞。父猫さまにVHSを戴いた其の壱の自主映画的でも楽しげなクリップの数々に比べ、初めて観た其の弐は空回り気味で全体的にいまいちだったが、「闇に降る雨」は、個人的に好みの演出・美術・カメラ割りだったので満足。8spotsは「ギブス」がニルヴァーナの「HEART SHAPED BOX」そっくりで、懐かしいと感心していた。「ビデパク」ですか(笑)。あまりに露骨な上、本人の衣裳はコートニー・ラブだったりして、ここまできちゃうとオマージュなんだろうねぇ、と納得することにする。 はぁ、予想以上に長くなってしまった。今日の日記はこれでおしまいであります。 |
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「アメリカンヒーロー」 胸に「中」のマークを付けた新人青年スーパーマンのコメディタッチの青春ドラマ。『パーマン』と『中年スーパーマン左江内氏』の中間みたいな設定 昨日の新聞広告に載っていた五反田の家具屋へ8spotsと2人で訪問する。 五反田で電車を降りるとすぐに、街が異常な状態であると2人同時に気づく。それはホームも改札も道行く人も、皆黄色い袋を下げていたからだ。よく見るとこれは丸井のショッピングバッグ。でも五反田に丸井はないはずだし、大体こんなに店が繁盛するということがあるだろうか? これじゃまるで宗教だ。……そんな街の異常事態に驚きつつも、歩いて10分のところにあるという家具屋方面へ足を進める。前方から黄色い集団がどんどんやってくる。一体五反田で何が起こっているのだろうか。そして家具屋のあるビルまで着くと、ビルの入り口は丸井のバッグを持った人間で一杯になっていた。原因がわかった。同じビルの特設会場で丸井のバーゲンをやっていたのだ。 家具屋を見回ってから、丸井特設会場に潜入する。案の定会場内は人で溢れ返っており、まるで休日のTGSのようだ。人ごみの嫌いな8spotsは目を回しそうになりながら服を選ぶ。人ごみにもまれながら人間観察に興じる。それで気になったことは、なぜバーゲン会場の女性はどうしてこんなに目が吊り上っているのかということだ。美人と呼びたくなる人などここにはひとりもいなさそうである。「もう何も買わなくてよいからここから出たい」と泣き言を言い出す8spotsをなだめつつ、私も半額以下となったジャケットなどを購入する。そんな折、私の服を選んでくれていた8spotsが心無い男性客に突き飛ばされそうになる。 清算を済ませて駅前でコーヒーを飲みながら「あんなとき父猫さんがいたら、きっとバイオレンスな事態になっていたに違いない。ああ父猫様って素敵」と2人で想像を膨らませることでストレスを解放。 状況はともかく、個人的には有意義なショッピングだったといえる。 本屋で『パタリロ西遊記!』を買ってから帰宅し、テレビで『出没!アド街ック天国』を見る。今日は「秋葉原」。この番組は知らない街よりも知っている街の回を見るほうがずっと面白い。見る前から心配だった、というか怖いもの見たさで楽しみにしていたのが街の女の子を連続で映していくコーナー。普段は人気コーナーだが今日に限っては百鬼夜行になるだろうと思っていたら、路上通行人の撮影は全くなく、全員いろいろなショップの店員さんだった。ちょっと拍子抜けだが、きっと挫折したのだろう。良識ある編集に感謝。 |