10月中旬の日記。秋祭りの喧騒。最近はテレビもよく見てるね(笑)。

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10/20・ご近所づきあい?
 昼過ぎに目覚めると、8spotsが「それでは私は寝ます」といって入れ替わりに床についた。
 私は朝食のパンをかじりながら、PCを起動させる。暫くしてヒロターズが声をかけてきた。実家から届いた野菜をお裾分けしてくれるとのこと。
 彼女の家は行ったことが無かったが、場所は知っていたのでもらいにいくことにする。
 自転車の修理を済ませ(先週暗闇の中でやった傷が再発していた。やはり夜はゴムのりが乾かないみたい)、試運転がてらに彼女の家へと向かう。
 惨状になっていると本人が語る家の中は覗かず、近所のケーキ屋へ。
 そこは一見して普通の街のケーキ屋であったが、客で賑わうイートインスペースまで来て驚いた。「ケーキセット500円」。値段だけなら、まぁ安い部類だが、しかしここのケーキはなぜか「2個」なのだ。普通ケーキ2つも食べますか?
 そういえばヒロターズとパステルでお茶したとき、彼女は飯を食わずにケーキを2つ注文していた。どうやらここの街の住人はケーキを2個食べる習慣があるらしい。
 ……あ、ヒロターズもこの店で食べるのは初めてなの? じゃあ2個ケーキの街伝説は撤回します。
 私も甘いものは好きなので、素直に喜んでケーキ2つを平らげる。
 料理作りの話とか、とりとめのない話をしていると電話が鳴った。8spotsが起きたようだ。「どこにいるのー?」と聞くので、「今、女のコとケーキ食べてる!」と答えたら、いきなりプチッと切られた。帰宅することにする。
 手土産に大田出版のエロマンガ雑誌「エロティクス」の最新号を買って帰ったら、8spotsはそれだけで機嫌を取り戻す。
 その後、勝手にケーキを食べてきたお詫びに?川崎まで買い物をしてきてあげることにする。
 バーチャレーシングDXのリプレイ曲を聴きながら川崎へ。丸井のゲーム売り場でオタク店員にからまれたりして(苦笑)から、帰りにヨドバシへ寄ると、発売が半年以上延期され続けてきたCD復刻版『スーパーゼビウス』がボックス付きで売っていたので購入。
 寝る前に、ヒロターズが「ダイエットしているのについ読み返しちゃうんでまずいんです」というので預かった漫画「西洋骨董洋菓子店」を読む。確かにこれを読むと美味いケーキが食べたくなる。しかしこんな深夜にそんな気持ちになってもどうすることもできない! この漫画は夜中に読んじゃダメだ!

10/19・残業
 恥ずかしい話なのだが、実は昨晩、また自転車がパンクしました。
 というわけで今日は快晴にもかかわらず徒歩で出社。
 来週やるつもりだった仕事が急遽今日〆切になり一日それの対応に追われる。でもやってみたら、ほとんど今日の間に終わった。やればできるもんだ。なんか4年位前の、仕事に生きがい感じて全力使ってた頃を思い出します(笑)。
 おかげで帰宅すると2時になっていたけど。

10/18・年俸提示
 いよいよ会社のシステムが年俸制に移行することに伴い、上司との面接があった。提示された年俸は現状維持とのことだが、提示された数字は自分が計算していた数字より多かった。計算間違いなのに嬉しくなる安易な思考を持つ私。とはいえ同年齢の平均より少ないのは明らかなので、頭は痛い話なんだが(苦笑)。
 家に帰って『フルバ』を堪能してから、党首から戴いた3枚組CDを堪能する。
 懐かしの名曲揃いに夜中に一人で悶絶し、いっきにCD3枚を続けて聴く。中学時代に聴き込んだ音楽を15年ぶりくらいに聴いている。音楽にまつわる思い出が次々と浮かんだり。あと、昔の音楽は今の音楽より断然作りこまれていて職人技である。素直に良い。ああ、阿修羅。
 で、そのCDを聴きながら、いろんな人と、いろんな人生についてチャットする。会社辞めたい人、会社入りたい人、恋人とか結婚とか。人の生き方はさまざまですなぁ。

10/17・テレビっ子、ていうかオタク
 「原作のセリフに勢いがあるので、おもなセリフはほとんどそのままです。」
 って、どこがじゃ!(笑)>小中千昭(byいまさら読んだ先週の「ニュータイプ」)
 仕事の忙しさも落ち着いてきたが、だるさが抜けずに帰宅。夕飯時に見た『キカイダー』にハカイダーが出てきて面白くなってきたかな? と思ったら演出が大学の後輩だった。がんばってるねー。
 ビデオを止めたら、妙なクセのある演出のドラマが始まったところ。観続けてみたら案の定、堤幸彦監督だった。結構面白かったです>『ハンドク!!!』
 HPによると、来週は堤演出の回じゃないみたいですが、『TRICK』のように、堤演出じゃないときのほうがバランスがとれていて面白いこともあるので、楽しみに待ちます。
 相変わらず、一見意味不明の伏線が入っているので、また最後にはとんでもない(かつ面白い)オチが待っていることを期待。
 『TRICK』の好きなKENにも電話で教えてあげたので、番組が終わってからMSNでチャット。同時にPSOを起動すると、IZAがいたので合流する。KENをMSNで呼び出し、氷雨君を加えて、久しぶりに4人揃う。
 4人でファミ通クエストをプレイするつもりだったのだが、何度やっても4人でスタートできずにバグってしまう。どうも回線状況がよろしくない模様。KENが諦めて落ちてから再度チャレンジすると、無事にプレイできた(笑)。
 その後カードロストしたIDDYさんやぴあんさんなどのところへ旅してチャットに興じる。
 終わってみたら2時20分。そのままアニメ『ヘルシング』の第2回を見る。今回も大概にしてほしい内容であった。以前セラスを「ヒロイン」と紹介していて違和感を覚えたものだが、今ではその理由がよくわかるなぁ(笑)。

10/16・好色一代男
 週末の祭りでOさんにあったにょだが、そこで彼が結婚されていたという事実を知る。39年目のゴールイン。おめでとうございます! にょ。
 とか何とか現場でも言っていて数日。人づてでいろいろ情報が集まった。8月に結婚したOさんのお相手は12歳歳下(!)。知り合って2ヶ月のできちゃった結婚(!)なのであった。凄いぜ!Oさん! と男女問わず大いに盛り上がる。
 相手が主要取引先の、属性の近い服飾関係の子だったりするのも素敵だ。男のロマンである。遅い卒業は彼の人生を確実に好転させているに違いありません。これからも頑張ってください!
   とまぁ、今日は仕事の合間にもこんな好エピソードが入ってきたりして、疲れを忘れさせてくれる。

 さて、今日もそろそろ帰れそう、という際に氷雨君から質問メールが届いた。団地でADSLは使えるのかどうかという話。返信の際に、深い意味も無くタイトルを「団地妻」としてみたのだが、「情報ありがとうございますっ! ところで、団地妻って何ですか?」とレスがきてしまった。うぶな氷雨君なら予期できることだったので、ちょっと失敗したなと思いながら、「PCで検索してみな」と言って会社を去る。
 家に帰って、本当にいまいち盛り上がらない2シーズン目の「プロジェクトX」に一抹の寂しさを感じながら夕飯。それからいつものようにPCを起動すると、氷雨君がMSNで話し掛けてきた。「検索したんですがわかりません……」(爆)。彼はまだ団地妻の謎に頭を悩ませていたのだ。
 これ以上、深く説明するとIZAに「余計なこと教えて!」と怒られそうな気がしたので、「わからないなら別に構わないよぉ」と必死に話を終わらせようとするのだが、彼は気になって仕方が無いらしい。
 結局「この言葉の語源は元々……現在この言葉を使う場合は限定されており……」などと細かく説明するはめになってしまった。
 その後2人で久しぶりにラグオル行く。30分で500匹倒すが、バッジ5個を貰い損なう。もらい方わかんねっつーの。
 
 ……最後にネタひとつ。こんなものを手に入れた。確かにこのままではやっぱり発売できなさそうだと思ったり。

10/15・祭りの後
 会社は休んでる人と疲れても走り続けるランナーズハイな人のどちらかである。仕事にならない?
 そんなことはなく、昼からずっと来客対応に追われる。入れ替わり立ち替わりで気がつくと夜だった。
 夕食後ぼーっとしたくて、以前GYOさんに録画してもらった『キカイダー』(アニメ)を続けて見る。面白くは無いが、つまらなくもない微妙なバランスが続く。
 8spotsはM先生の創作意欲を復帰させることに懸命で飯も食わない。やばそうだなと思いつつ、自分もへろへろなので救出できず。
 ところでHPのカウンタは完全にいつもどおりののんびりペースになったが、BBSにはお客さんが何人もきてくれたのは嬉しいことだ。もっと映画の話ができるといいが、そのためにはまともな映画のHPでないとダメか。

10/14・民子
 昨日までの疲れのため、家でごろごろ休んでいると、ヒロターズからメールをもらう。これからうちの近所にあるダイソーに向かうとの事。
 昨日、カボスをあげる約束をしていたので、カボスを袋に入れてダイソーへと向かう。
 ヒロターズはここのダイソーに来るのは初めてだそうで、3階建てのビル全部100円ショップである店の中をのんびり回っていた。せっかくなので私もショッピングに付き合う。
 彼女のもともとの目的はここのレシピ本だったのだが、結果的にいろいろ買ってしまうのが100円ショップの凄いところだ。
 レシピ本だけでも何十種類もあるので一緒にぱらぱらと見ていたら、自分も料理の勉強をする気になったりして。
 結局1時間以上ダイソーを2人でぐるぐる回る。歩き疲れて、近所のウェンディーズでお茶。店員がひとりしかいないこの街のウェンディーズは、客が少なくてもとても忙しそうだった。
 楽しくお話をしていると、あっという間に日が暮れてしまう。私は自転車のパンク修理をまだやってないことに気付き、慌ててヒロターズと別れる。すっかり日の落ちるのが早くなったものだ。
 帰りがけに本屋で写真集『民子』を買って帰宅。
 家に戻ると日はどっぷりと暮れていた(涙)。懐中電灯を持ってパンクの修理。
一息ついたら、8spotsが川崎にお買い物に行くというので一緒についていく。買い物を済ませ、ケーキを食べて帰宅。
 ヒロターズとお茶したときに買ってきた『民子』を8spotsと鑑賞。マルハフーズの名CMをそのまま写真集にしたこの本は、写真が表紙以外前編モノクロなのが残念だが、CMのファンにはたまらないものだろう。浅田次郎・作によるナレーションテキストも載っていたが、CMとは言葉がわずかに違っていることに8spotsが気がついた。
 違っているということは、CMのバランスを考えて若干の修正がされたということになるはずだ。しかしこの変更が全くもって絶妙なもので、最初の浅田次郎の原稿(本に載っているテキスト)よりも修正されたCMのナレーションのほうが素晴らしい。CM制作者のこだわりと熱意が感じられる好エピソードだろう。

10/13・乾いた大地は心痩せさせる
 昨日の飲み会で「『セガガガ』のCマンのところで3回やって3回泣きました。今年のベストです」と言っていたアサノさん。彼の言葉がいつまでも耳に残る中、電車でぼんやり考えながら今日も幕張。祭りは今日も多くの人で賑わう。
 久しぶりに見る百鬼夜行の中をかき分けて、2つほどの任務をこなす。今日は気がつくとあっという間に終わっていたという感じ。
 乾いた喉に冷えたビールを一気に流し込んで帰宅。
 8spotsはいつものように師匠のM先生と電話モードだったので、一昨日の『フルーツバスケット』を観る。前半の一周忌の話は、いつものときめきが感じられず拍子抜け。ところが後半の紅葉の話は、あまりにあざとい話であるにもかかわらず、心にずっぽり刺さってしまい目に涙を貯める。アニメで泣けそうなったのは劇場版『ぼのぼの』ぶり。でもマジで涙流したのはやはり『のび太の宇宙開拓史』だけ。私の心は乾きすぎだ。こういうときはむしろ素直に泣いて心を癒したいものだ。
 後で8spotsに泣きそうになった旨話すと、彼女はばっちり泣いたそうで(笑)。
 夜はPCに向かう。ふらふらいろんなところを回っていたら平野耕太のHPを発見。日記を見て、やっぱりあのアニメは作者も触れたくないものなのだと思ったり。
 え?
 満足至極って書いてたじゃないか、だって?
 そんな訳ねーよ。馬鹿じゃねーの。しらねーよ。
 けなせる訳ねえじゃねえか。自分の漫画のアニメ。
 アホか。

 風呂入っていて、一昨日シシー・スペイスクごっこをしてしまったことを思い出し、日記にその模様を書き加える。

10/12・至福の昼下がり
 今日は幕張のお祭りである。いろんな展示を見るんである。
 ……でも私には、それよりもっと大事な目的があるのだ。
 というわけで昼になってH"の呼び出し音が鳴った。相手はヒロターズから。さあ! ごはんの時間だ!
 なんと今日のお昼ごはんはヒロターズ手作りのお弁当なのだぁ!!(ぱちぱちぱち)

 2人で待ち合わせをしてから、まずは邪魔の入らない外のベンチまで移動。すっきり秋晴れの青空の下まで歩いて行く。
 ベンチに座ると、ヒロターズは「お口にあうかわかりませんけど」といいながら、かわいらしいお弁当箱を取り出した。続いてラップに包まれた炊き込み御飯のおにぎりが! 「ひとり2個までですよぉ」という大きなおにぎりを口に頬張らせながら、今日、自分に与えられた光栄をしみじみと味わう。
 彼女が漬けたという胡瓜、そしてデザートの甘い梨をつつく。はぁぁぁ。女の子と向き合って2人で食べる弁当のうまさは格別である。
 途中の会話が、とても人には聞かせられない毒々しい話であったことなど忘れてしまいそうな幸福な時間。
 お弁当を食べ終えると、残念ながらヒロターズは、午後から会社に戻るとのこと。別れを惜しみながら、礼を言って別れる。ああ、今日の目的はほぼ達成できた。

 仕事モードに戻り、そのまま素知らぬ顔で観客に紛れ、某社の発表会を覗きに行く。開演時間ぎりぎりに入ったところ驚きの事実が発覚。なんと私がヒロターズと至福の時間を過ごしている間、会場では幻の堤幸彦監督作品の上映が行われていたらしい。大画面で見損なった。残念。
 長い会の終了後は会場をぶらぶら。そこで偶然、大学の恩師・金田龍監督にばったり出会う。某所で見られる監督の最新作は、残念ながら日に1度しか上映されないのだそうだ。黒澤組で使われている馬をモーションキャプチャしたという、それを聞いただけで金のかかり具合が半端でないとわかる今度の作品は、きっと必見。でも未見。
 気が付くと夕刻。一通り歩いて、満足して会場を後にし、渋谷で行われる飲み会へと向かう。
 30分ほど遅刻して入った宴の席で盛り上がったネタをひとつ公開。
 今日発売のドリマガに載っていた、PS2のゲーム「Rez」。これのスペックをよく見てみよう。

 「レズ・トランスバイブレーター同梱版  ミッドナイトハイ・シューティング」

 レズである。それにトランスするバイブが付いてくるのである。ミッドナイトハイでシューティングなのである。……とてもテレビでは紹介できない商品だぁ!

 たくさん食べて飲んで笑って、久しぶりに会った無さんと一緒に帰宅。暗い話題をいっぱい仕入れる。
 家に帰ると、8spotsがヒロターズに「胃腸薬を用意しておいてください」と言われたと笑って教えてくれた。もう全然そんなことないです。大変おいしゅうございました。またお願いします。是非に是非に。

10/11・失望のヘルシング
 いつものように出かけようとしたら……一昨日自転車はパンクしたのだったっけ。
 応急処置的に空気入れて何とかなるかと思ったけど、空気入れたそばからシューって言ってる。諦めたけど、コアタイム開始時間まで残り12分くらいしか残っていない。普段自転車で走るところを鞄背負って疾走する。
 何とか間に合った……。

 お祭り前夜につき多忙。仕事は夜に及ぶ。
 今日は例によって出張前線基地として父が来る予定になっていたのだが、私が帰宅するよりも早く父がついていた(笑)。
 既に晩酌も中盤に差し掛かっている父の横で夕飯を食べる。晩酌が終わってから昨日録画したテレビアニメ『ヘルシング』第1回をやっと観ることができた。
 『ヘルシング』という漫画の中で、ここが魅力!と私が思っていた部分が、ほとんどすべて削ぎ落とされていた。粋な台詞、小粋なキャラクターの性格、すべてが削除・改変されている。ここまで作り手の目指しているものと私の望むもののかけ離れている様はある意味凄い。元々大きな期待はしていなかったのに、それ以下だ。
 理由が、予算が無くてとかテレビの倫理の問題でとか時間が無くてではないのがさらに致命的だなぁ。
 ところで出来に関して納得してないのはうちのBBSを見る限り私だけでないようなので、いよいよ誰のための作品が謎だ。
 作っている人たちは「トライガンが作りたかったけど、他の人にとられたから、これでいいや」とか「雇われ仕事ですから頼まれたことをやるだけです」とかそういう理由で作っているのではないかしらとすら思えてしまう……。
 「俺ならこう作るな!」と、平野耕太の作品を全然評価していない人が「ヘルシング」を自分好みに改変したのだが、その人が平野耕太よりも明らかにレベルが低いから始末が悪い、とは8spotsの弁。全く同感。
 失意の中、風呂に入る。
 うちの風呂はユニットバスで、脱衣所は無いので、風呂をあがる時は洗い場でバスタオルを使っているのだが、いつものように体を拭いていたら、足元が何だか変だ。洗い場が血に染まっていた。
 悲鳴をあげて8spotsを呼ぶ。「初潮が!」
 足をバスタオルで拭いた際に、スネにあった傷が開いてしまい、そこからどくどく血が流れていただけだった。バンドエイドを貼ったら止まる。
 床に広がった血の海をお湯で洗い流しながら、ほとんどデ・パルマの『キャリー』そのまんまのシチュエーションだったことに苦笑。女の子っていろいろ大変なんですねぇ。
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