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過去の日記へ
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今日も会社を抜け出して試写会へ。本日の映画は『サクラ大戦・活動写真』。 アニメ映画のキャラ展開ものと思ってタカをくくっていたのだが、なかなかどうしてきちんと作られていたので好感。 とはいえ、もちろん流行りモノのアニメ映画なので、物語はお約束続きで特に関心するところはない。しかし！ ふんだんに盛り込まれた３Ｄアングルで展開する２Ｄ絵の新鮮味とトゥーンシェード風味になった３ＤＣＧのボリュームは圧巻だった。本当に『サクラ３』のＯＰが劇場用映画になってる！といえるものになっている。元々尺が短いというのもあるのだが、テンポも良い。シナリオの構成がまともだからだろう。中だるみしないのでダレずに最後まで観られた。 これならアニメファン・サクラファンなら満足して観られるのではないだろうか。すっかり気持ちは巴里へ行っていた私も、帝都も悪くないなぁ、と思わせる気にはなったし(笑)。 帰りがけに明日発売のキューブ用ソフト『スマブラＤＸ』を求め新橋・キムラヤへ。丁度店員さんがソフトを手にしていたので「それを下さい」と伝えると、「これは明日発売なので売れません」と言われた。ＢＩＧの日記にあったとおり、任天堂のお達しが効いている模様。仕方ないので手ぶらで新橋を後に。 でもこれでへこたれる私ではない。某所にて無事に『スマブラＤＸ』と黒＆オレンジのコントローラをゲット。家に帰って早速プレイだ。 ところが、気持ちばかり先行していて、すっかり操作もコツも忘れており、かなり苦労するはめに。アイスクライマーを選んでがんばる。 ボーナスステージがファミコン版（最後に翼竜に捕まるところまで）そのまんまで大笑いだったり、スタッフロールがなんか別ゲームのように凄いことになっていたり、その後の隠しキャラとの対戦に白熱したりしていたら、寝ていた8spotsが起きてきた。あんまり1人で大声で喜んでいるので何かと思ったらしい。以後は静かにプレイする(笑)。とにかく桜井さん、サイコー！ 夜はたけぴぃにダウンローダーの使い方を教わったりして深夜へ。こういうことしてるから風邪が治りません。 |
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数百年に一度のイベントから数時間後。目は赤く、鼻水は止め処もなく流れ、意識は朦朧としている。こんな日に仕事する気は起きないのだが、そうも言ってられないのがサラリーマンの性、っていうか当たり前か。 家に帰ってきたらさっさと寝ればいいのに、先日見つけたファミコン音楽のREMIXサイト（バードマン）の曲を視聴。アレンジはともかくファミコンの原音メドレーはステキ。マニアックすぎてわかんない曲が多いのがアレですが。 元々このサイトを見つけたのはこちらのサイト［Ｎ・ラヴァ→］なのだが、音楽を気軽に楽しむことができるのもＡＤＳＬならではだ。Y!BB万歳である。 視聴し終わってから、さらにバックナンバーにあったサイトOverClocked ReMixに大興奮。 ここ、ゲーム音楽サイトとしては最強なのではないだろうか。曲数は何曲あるかわかんないほどだし、新旧いろいろなものがネタになっていて音楽としてもいろいろ楽しめる。マニアックなところも多くて「Toejam & Earl」とか「ザナック」とかですら２曲あるし、サテラビュー（SFC衛星受信システム）でないと遊べなかった「ラジカルドリーマーズ」だけで９曲あるとか異常。他にも「ヘルツォークツヴァイ」とか、「リスター・ザ・シューティングスター」とかなんか、他ではなかなかお目にかかれないラインナップに興奮。 でもふと時計を見てとにかく寝ることにする。 先日ＴＥＲＲＡが、学生時代にＭＩＤＩ音楽を拾い集めていたという話をしていたが、30になった私の今やってることがそれとあまり変わらないことに苦笑。 |
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日が暮れる頃になってから実家に帰ることにするが、8spotsは体調が思わしくなくて行かれないという。しし座流星群は２人で見たいと思っていたので実家は日帰りすることにする。 実家では速攻で用事を済ませる。母から、先日人を真似ていたら簡単に曲がっちゃったの、というスプーンを見せてもらう。今更ユリ・ゲラーでもないが、曲がっているのは１つだけで、残りのスプーン３つは途中で千切れていたので苦笑する。うちの母は昔からUFOを見たりとか超常現象に強いのだが、こんな特技まで持っていたとは。母は、父には気味悪がられるし、自分も翌日気を使い果たして寝込んだからもうやらないと言うので、それがいいと答える。 実家のマンションの屋上から夜空を見上げると、まだまだネオンの明かりで見辛いものの、星空は十分見えている。期待を胸に東京へ帰る。 自宅最寄の駅へ着いて再び夜空を見上げて唖然。空が完全に曇っている。 がっかりしながらテレビで『ワイルドシング』を何となく観る。『スクリーム』で人気を呼んだネーブ・キャンベル以外は、ケビン・ベーコン、マット・ディロン、ビル・マーレーなど大物“だった”俳優が多数出演。映画はどんでん返しが続くものの、あまり盛り上がらない。 その後はいつものMSN。ヒロターズもＺＡＰもみんな風邪ひいていて大変そうだ。自分は軽い熱だけで済んでよかったかも。 8spotsはＭ先生との会話についていくため、スポーツニュースをハシゴして今日のサッカーの試合結果を見ている。いつもは「スポーツなんてどこが面白いのかわからない」と愚痴までこぼしていた人が！（笑） そんな8spotsを横目に私はもこなさんとチャット。送別会の予定の他、卒業後に何して遊ぼうか、２人でいろいろ計画を練る。とにかく彼女には元気になってもらいたい。 8spotsを寝かせてから気がつくと１時になっていた。IZAがサインインしてきたので、曇っていて流星群が見えないね、と話しかけてみたところ、「いや、もう既にいくつか見た」との返事（！）。慌てて外へ飛び出す。確かに雲に切れ目ができて一部星空が見えている。暫く眺めていたら、確かに流れ星が見えるじゃないか！ さっき寝かしつけたばかりの8spotsを起こし、２人でベランダから夜空を見上げる。何度か流れ星を見ることができるが、再び雲が空を覆ってしまったため暖をとるため一旦部屋に戻る。 Wizさんに教えてもらったネットの観測サイトにて、温かい部屋の中で夜空観測を続ける。これはこれで『MYST』みたいで楽しいのだが、やはりデジタルハイビジョンテレビで花火を見たときと同様、迫力に欠けるきらいがある。 午前３時になるころになってから、観測スポットを求めて２人で近所を徘徊する。 10分ほど歩いたところにある駐車場が比較的よい按配。２人して夜空を観測。 ３時半位になると、あれほど曇っていた空が少しずつ晴れてきた。こうなると流れ星は次々と見えるようになる。赤いもの、白いもの、長くて速いもの、短くてゆっくりとしたもの、流れ星にも色々あるものだ。多いときには３〜４つの流れ星が同時に流れていく。私は願い事を連呼して、どれかひとつのタイミングとあっていることを祈る。 ４時を過ぎてもまだ空には流れ星が次々と落ちていく。どこで見終えればいいのかわからないのでいつまでも空を見上げる。で、結局寝たのは４時半。体は完全に冷え切り、鼻水が止まらない。 |
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よく寝た。しし座流星群は実家で見るのがオツかと思い、実家への帰宅は明日に延期、家の掃除などをする。あとはクイックタイムで『ＳＷエピソード２』の予告を見たり。ADSLの恩恵を受けまくる。 隣町の銀行へ寄った帰りにネオポケ版『餓狼』を980円で購入。もう二度と会えないかもしれないと思うと、つい。さらに近所のサトームセンで光学式USBマウスが定価7000円のところを880円だったので購入。マウスは、サイズ・機能などは申し分ないのだが、半透明のボディから赤い光がほとばしるのが鬱陶しいことこの上ない。だから安かったのか。中からラッカーをかけたい衝動にかられる。 夜は『スーパーの女』をやっていた。何度も観ている映画なので、たまにはエアチェックしたまま観てない映画を観ようかと、目当てのビデオテープを探すが出てこない。背表紙にシールが貼ってないからだ。この際なので、ワープロ打ちをしてないために膨れ上がった真っ黒の背表紙テープを片っ端から再生し、中身を確認して手書きで背表紙を貼っていく。それだけで1時間以上の作業となり、結局その時間は最後まで『スーパーの女』を観るハメになる。 ところで、特に何にも無い日の日記にタイトル付けるの大変なので、止めることにします（笑）。 |
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帰宅しようとビルを下りると、１階でタイムレコーダーとにらめっこしているIZAと出会う。「後１分！」らしいので、自転車を拾ってから一緒に帰宅する。スーパー・丸正に買い物へ行くのだと言うと、じゃあ私も、ということで２人で丸正へ。 丸正で物色中に、同期入社で同じ職場にいたのだが今は別のビルにいるイワイの旦那に会う。近況を尋ねると退職のための有給消化中なのだと言う。この人もか。 次に行くあてもないのにとりあえず辞めてしまう、というのはうちの会社には多い話だ。この不景気の中でもとりあえず終わりにしたい気持ちが止められないのだろう。よくわかるよ。 そんな旦那と話していると、続いて今度はWizさんの奥様に遭遇。おじいちゃんとお子様を連れて、すっかり奥様していて（当たり前です）、いつもと違った感じ。それなのにIZAには間違って旧姓で紹介してしまったことを別れた後で気がついた。失礼しました！ しかしスーパーでこんなにたくさんの知り合いに出会うとは、なんか主婦みたいだ。ちょっと面白かったり。 家に帰るなり、8spotsに「熱あるみたいだから今日は早く寝なさい！」と指摘され、言われるままに早寝。 |
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いつものように会社でＡ山さんとやりあっているとＨ”が鳴る。なんと、のなーんさんだ。送別会以来の連絡に驚きつつ電話をとる。 「お久しぶりです」 「聞きたいことがあるんだけどさ」 「なんでしょう？」 「メガドラで『龍虎の拳２』って出てたっけ？」 （爆） どうやらアジアのパチものメガドラソフトで『ＫＯＦ99』というのがあって、それをやっていたら「龍虎２」のキャラが出てきたそうで気になったのだという。のなーんさん、ホントに自由人を満喫してるよー!!（苦笑）。 ちなみに返事としては『龍虎の拳２』はＳＦＣにしか移植されていないので、それを使ったのでは、と伝える。 懐かしい方からの電話に郷愁を感じていると（大袈裟）、本社ビルから自分の席のある建物まで帰る途中、ロビーのエレベータ前で、ここで会うはずのない意外な人物に遭遇し面食らう。でもそれを書くと色々迷惑をかけるみたいなのでこれ以上は書かない。 家に帰ると8spotsは落ち込み中だった。Ｍ師匠の身に何かあったらしいが、8spotsが悩んでもしょうがない話題。２人で夕飯を食べながら『フルバ』観て和む。 夜はＫＥＮと、来年２月に閉園する横浜ドリームランドネタで盛り上がり続ける。 欠陥のため運行できなくなったモノレールネタは有名だが、ホテル・エンパイアがとっくに潰れていたとはショックだ。 |
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今日は8spotsも私と共に外出。年末に向けて仕事がどんどん忙しくなってきたので、MSNもあまり活用せずに延々と作業と会議。 午後、先日会ったばかりのＪＨ吉田さんが会社にきて打ち合わせ。ノリの良い大阪人の社長とのかけあい漫才を堪能。 夕方の会議の帰りに他部署へ寄ったところ、その間にもこなさんの「退職の挨拶」が一斉メールで流れていたらしく皆が驚いていた。 行ってしまえば彼女は一契約社員に過ぎなかったのだが、やっている仕事以上に存在感は大きかったみたいだ。 帰宅したのは21時頃だったが、8spotsが帰宅してきたのはさらに遅かった。２日くらい徹夜をしていた上に、めったにしない外出だったものだからもうメロメロ。でもそんなハイテンションが面白くて玄関先で写真を撮る。普段は嫌がる本人も、ナチュラルハイなのでポーズをとっておどけてみせる。 「みんなに褒められてきたか？」と尋ねると、それもあったがそれよりも皆に太ったと言われてご機嫌ななめとのこと。 『ハンドク!!!』を観ながらテレビの前にじっとしていると今夜の寒さが格別であることを実感。11月も中旬に入り、いよいよ冬らしくなってきたみたいだ。8spotsは死んだように眠っている。 テレビが終わってからは久しぶりにもこなさんとMSNチャット。今日の挨拶メールの反響は高かったらしく、彼女の隠れた人気の高さを証明していた（笑）。ともあれ早く元気になって欲しいものです。 |
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早退して京橋の試写会場へ。観たのは１月公開のフランス映画『ヴィドック』である（むしろオススメなのはこちらのフランスのサイト。重いけど。◆）。 試写状には映画の説明は一切無いが封筒にプリントされていたのは全面フルＣＧの古いパリの街並みだった。ＣＧの巴里というと『サクラ３』で見たことがあるが（笑）、その作りこみのスケールが違う。しかもその風景の色合いは『デリカテッセン』というか、私の愛するゲーム『MYST』というか。まるで美術品のような美しさである。 さて、映画は1830年代のパリを舞台にした探偵物であった。しかも色彩感覚と美術が絶妙で、“中世サイバーパンク”ともいうような独特の雰囲気を味わえる。強いてあげるなら『MYST』と『薔薇の名前』と『バットマン』を足したような映像世界は一度入り込むとかなり心地よい（でもホントにそんな感じ）。 途中、『スプリット・セカンド』になるのかと（ルトガー・ハウアー主演の近未来のロンドンを舞台にした刑事物。ここネタバレなんで隠しますが、ハードボイルドで渋い映画と思いきや、クライマックスで追っていた連続猟奇殺人犯がプレデターもどきの宇宙人だったというオチでいきなり映画のトーンが『フロム・ダスク・ティル・ドーン』のように変わる。しかもそれがとってつけたようで、なんでハードボイルドに最後まで進めてくれなかったのか、大変惜しい映画）冷や冷やしたが、この作品は無事最後まで楽しめた。 主演のジェラール・ドパルデューは、かつてなくずんぐりむっくりしていて重そうだったが、それでいて骨太な格闘シーンもなかなか見ごたえがあり、掘り出し物としてかなり良い感じである。おすすめ。 映画を満喫して「コミックビーム」を読みながら帰宅。 乗り継ぎの電車をホームで待ち、あと10分で帰れる、というところでＰＨＳが鳴った。何と、もこなさんである（以前は他の名前で登場させてたけど、まぁいいや）。何かと思ったらこれが、急に会社を辞めるのだという告白をされる。 「とりあえず、会って話を聞かせてくださいな」と、いきなり最寄の駅前のミスドに彼女に呼び出す私（笑）。 彼女とも早２年半のお付き合いだ。その間にこれまでも込み入った話なんかを聞かせてもらったつもりだった。今回も退職に至った経緯などいろいろ話を伺う。 結局閉店までの２時間たっぷり話をして、今退職をすることが彼女の一番良い選択であると理解、彼女を家まで送り、握手して別れる。 そう、ご近所さんなんだからいつでも会えるもんねー。 ……しっかしうちの（親）会社も、いよいよ親しい人がいなくなってきたなぁ……。なにやらお寒い状況（笑）。 |
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会社から、年末調整のための書類提出が近づいている旨の連絡がある。保険料控除は問題ないのだが、配偶者特別控除の書類にまだ手をつけていなかった。考えてみると8spotsの収入は原稿料。つまり区分的には給与所得ではなく雑所得にあたり、必要経費の申請を税務署に行なった上で数値が決定するのである。速攻で税務署に申請を認めてもらえないと、最大38万円にもなる配偶者特別控除が受けられなくなるのだ。うわー めんどくさいよ〜！ インターネットでいろいろ調べてみるが、簡単な方法などあるはずもなく気が滅入る。 今年に入ってＰＣやプリンタなどいろいろ買って、全部仕事で使っているわけだからこれは全部必要経費になるはずなのだが、領収書がみつからない！ うわーん！ 一方8spots自身はというと、師匠のＭ先生から「編集者に貴方の話をしたら興味持っていたみたい」などという話を聞かされて慌てふためいている。そういうのは何か話があってからにしなさい(笑)。 そこへヒロターズがＭＳＮで「ニューヨークに旅客機が落ちた！」と教えてくれた。慌ててテレビを点ける。 旅客機が住宅地に落ちたとのことで、それはもう大惨事なのだが、ふと空爆による被害はこんなものではないんだよなぁ。とか思ったり。 |
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昨日と打って変わってよく晴れた日曜日である。 ヒロターズがクッキーとパイを焼いたというので、御裾分けをいただきにヒロターズのお宅へと伺う。 先日はドアのところで退散した私だが、今日はついにお家にあがる許しをもらう。禁断の彼女のプライベートルームへと潜入。 男性を家にあげたことはないという彼女の部屋には、目の毒というか目の保養になるものでいっぱいだったが、女性の部屋をじろじろ見るのは失礼にあたるので視線を逸らす。そらした視線の先には布団が積まれており、その奥に置かれたテレビでは『ナインハーフ』をやっていた。部屋着でくつろぐ彼女と２人きりで向かい合うのはそれはそれで照れるわけであった。 さて、ヒロターズは早速クッキーを持ってきてくれた。甘すぎず固さもほどほどで大変上手に焼きあがっている。美味しくいただく。 続いて間髪いれず紅茶とともに冷蔵庫で冷やされたパイがやってきた。パイ皿から落とされた洋梨のパイはもう見るからにうまそう。緊張した面持ちでパイにナイフを入れる彼女を見守る。うん、問題なさそうだぞ！ そして試食。美味い！ とても初チャレンジとは思えない完成度である。サワークリームと洋梨のハーモニーが絶妙。その上パイ生地の部分も固すぎず、ぱさつきもしない絶妙な食感。一口一口、口に運びながらその美味さを堪能する。 パイをご馳走になってから暫くいろいろ世間話をしてくつろぐ。裏原宿にある古着屋“くるり”で買った着物を羽織ってもらったりして女の子の部屋を堪能。 気がつくと陽はすっかり暮れていたので家に帰ることにする。 帰途、ヒロターズへのおみやげに買った『西洋骨董洋菓子店』待望の３巻を購入。家に戻るなり、一気に読破する。この漫画、読み出すと止まらないほど面白い。そういえば、１、２巻を借りてきたときもそうだったっけ。長いセリフが多く、１冊を読破するのにそれなりの時間を要するにもかかわらず、物語は基本的に１話完結型でどこからでも止められるはずなのに、それでも1冊読み終わるまで止められない中毒性がある。 「おいしいー♪」と、ヒロターズのパイをじたばたしながら食べていた8spotsと、この漫画の完成度の高さについて語る。もの書きの端くれを自称する8spotsは、この作品には作者の余裕があるという。読者がついてきてくれるかどうかの焦りが無く、作品に対しての絶対の自信を持って描かれている、と。なるほど。 とにかく今回の３巻も完成度は極めて高い。こんなステキな漫画を教えてくれたフジテレビとヒロターズに感謝しつつ、私の分のパイは明日のために冷蔵庫に保管する事にする。 |
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