1月中旬の日記。今年初めて映画館で観た映画は『とっとこハム太郎』。

過去の日記へ

1/20
 Y!BBの接続開始から2ヶ月以上が経ったが、ついに利用明細画面が見られるようになった。
 なおY!BBには他にもサービスがあるので、どうなってるのかチェックしてみると、まずybb.ne.jpのメアドが使えるようになっていた。これがないとメール送信できない人もいる重要なサービスなので、これはちょっと遅すぎ。
 この2つがあればその他HPスペースが用意されていた。
 これはジオシティーズの新たなページらしく、会員専用ページでありながらやっぱり広告があったりするのだが(苦笑)、これまでと広告の表示方法が違っていてサイズも小さいので現在のジオよりうるさくなくていいかもしれない。
 あと容量が12Mから25Mに増えているのが大きい。今うちのサイトは既に2/3くらいの容量を使っているのでこの存在は結構助かる。少なくとも画像置き場には使えそうだし。
 ただ、もし引っ越すことになるなら、せめてTOPページのレイアウトとかをましなデザインに変えたいとも思うが、そんなこと考えているといつまでも引っ越しできないんだろう。
 とりあえず画像だけでもコピーさせようと、その作業をちくちくやってると時間がどんどん浪費されていく。こんな日曜日でいいんでしょうか。
 夜はクリームシチューを私が作ることに。先日「あくとりシート使ってないの?」という指摘を受け(そんな便利なものがあるのを知らなかった私は自力ですくってました)、今回初めて活用してみたところ味がかなり良くなった。おかげで?8spotsから「免許皆伝です」とのお言葉をいただく。市販のルー溶かしただけのやつでも褒められると嬉しいもの。
 劇場版『北斗の拳』をBGVに、部屋片付けしたりチャットしたり。

1/19・アンティークを探して
 遅くまで開いているケーキ屋が近所にあると、昨晩後輩のゴトウ君から昨晩教えてもらったので、今日はその店へ早速行ってみた。
 『西洋骨董洋菓子店』にハマって以来、すっかりケーキにうるさくなってしまった私だが、残念ながら味は並であった。これなら深夜のコンビニの方が安いしいいかな。……とか言っているので昨年後半から体重は増える一方だ。

 陽が暮れてから単身実家に帰る。野暮用のついでにふと思い立ち、10年前の仕事=Mファン時代の自分の記事を読んでみた。当時は一生懸命書いたものだったが、今読むと、つたないものだ。
 それでも当時は自分の文章力にそれなりに自信もあったはずだが、今はインターネットやメールの普及のおかげで多くの人の文章力が上がっているし、このくらいの文章ではとても褒められるものではないなと思う。
 イラストレーターをしている母が突然ゴジラの絵を描くのだと言い出したので(笑)、自分の蔵書棚から映画のパンフを漁っていると、『レ・ミゼラブル』のパンフが出てきた。最近『サクラ大戦4』の記事を見て「私は『あぁ無情』の物語を知っているけどなんでだっけ? と思ったのだが、なんと映画館にまで足を運んでました(笑)。二十代を過ぎると脳細胞は消えていく一方なのは本当らしい。

 終電間近の電車で帰ってきてからチャットしたり。昨年末にやっと本国でDVDリリースされた『フォルティタワーズ』の日本での発売をKENと一緒に祈る。

1/18
 例によって金曜日である。いつまで経っても、約束の時間になっても、取引先からのFAXが来ないのである。こういうことが続くので避難民さんとの飲み会も氷雨君との飲み会も皆、断るしかないのである。
 『TRICK2』を観るのにも間に合わない。0:00を過ぎてから「本日中にお返事ください」と言われても物理的に無理だと周りで苦笑したり。
 結局会社を出たのは1:30をまわっていた。昨年に比べればまだマシと言うべきなのか。
 待ち時間というのがどうにも私は苦手である。きっと漫画雑誌の編集者には絶対なれないと思う。

 追伸:先日リンクを貼ってもらったノイズHPへのリンク許可をいただいたので、リンクをしておきます。興味ある方はどうぞ。
 見城こうじの空想ゲーム学・第20回

1/17
 アニメの『ヘルシング』が昨晩で最終回だったので最後くらいはとタイマー録画して見る。……見終ってからやっぱり止めておけばよかったと思う。一方『バトルランナー』の安いセットとやや過剰な暴力描写を再確認し、シュワルツェネッガーはこの頃の安い映画のほうが似合っているように見える。

1/16
 昼食時。社員食堂でテレビのCMが目に入る。
 今晩の「ためしてガッテン」は、市販のルーでも美味しく作れるシチューの作り方。「その時、歴史が動いた」は溥儀の紹介だそうだ。今日も早く帰ろう。と思ったけど、そんなに世の中上手くはいきません。
 夜中に帰宅し家の前で自転車を降りると、丁度8spotsも疲れ果てて帰ってきたところだった。徹夜明けの外出、しかも3時間待ちぼうけだったそうだ。2人共へとへとで一日が終わる。

1/15・迷惑電話をかける
 珍しく夕刻に飛び込みの仕事が無かったこともあり、定時に帰宅。
 家に戻ると8spotsが「昨日、私何したか覚えてない」と記憶喪失になっていた。川崎で買い物した後からの記憶があいまいなのだそうな。
 一緒に『TRICK』観ながら夕飯食べたでしょ、と言っても覚えてないという。
 ただし、失った記憶よりも同人誌の〆切が今日だったことをだったのを電話で知ったことのほうが重要なので、記憶を取り戻す間もなく対応に追われていた。

 家のPCには、珍しく色々なところからメールをいただいていた。
 まず(株)ノイズから、社長である見城こうじ氏のコラムでうちのHPをリンクしたとの報告をいただき驚く。
 見城こうじ氏といえば、我々の世代にはベーマガでおなじみのライターであり、ノイズといえば『カスタムロボ』のメーカーである。
 私は残念ながら未プレイだがカスタムロボが極めて評判のいいことはよく知っていたので、なんだか凄いところにリンクしていただけたと素直に喜ぶ。
 (見城こうじの空想ゲーム学・第20回)
 早速メールにあったリンク先を見てみると、それは「ゲーパク」にある『ぶたさん』の写真にであった。なるほどそういうことか(笑)。
 昨日私も観た『ゴジラ』の入場者特典・ゴジハムくん人形が、『ぶたさん』のごじさんすーつに似ているというお話に使われていたのだが、言われてみれば確かに似ているなぁ。
 我々は先着分が終わってしまっていて残念ながら入手できなかったのだが、もしもらえていたなら、ぶたさん愛好者だったKEYと、きっと同じツッコミをしていたに違いない。
 ただ、肝心のリンクしてもらった写真が、どうもバグった画面のような気がしているので念のため報告をしておく。
 その後、件の見城こうじ氏のコラムのバックナンバーを読んでみる。さすが元有名ライターだけあって、なかなか面白い。しかもその中で、自分が今仕事をしている取引先の人が元ベーマガのライターさんであることが発覚。今度お会いするときに聞いてみようっと。

 続いて、避難民さんからもメールをいただいていた。
 避難民さんは(少なくとも独身時代は)冷蔵庫にビールの500ml缶を欠かしたことの無い無類のビール好きなのだが、それが高じてか、この度職場まで異動になるのだという。確かに今度の職場なら、おいしいビールが毎晩飲めるに違いない(?)。
 3人で飲む約束をしていたことを思い出し、先日卒業したばかりのY川さんに電話をしようと以前戴いた携帯の電話番号へ連絡する……が間違い電話になってしまう。
 2度目にも、また同じ人に繋がってしまったので、メールにてそのことを伝える。
 暫くしてメールで返事が返ってきたが「試しに自宅から電話してみましたが、ちゃんとかかりましたよ」とのこと。あれえ?
 おかしいなぁと思いつつ、もう一度同じ番号へ電話する……やっぱりまた同じ人に電話してしまった!。
 平身低頭して、相手に電話番号を確認させてもらうと、私のメモの通りの番号であった。やはり……。
 Y川さんに再度メールすると、お詫びと、正しい電話番号のメールが返ってきた(笑)。
 やっと電話をすることができ、今度飲む約束をする。

 そんなメールの処理に追われていると、NYへジャンクハントしにいっていたJH吉田さんから電話が。
 まずは無事で何より。雑談を少々。

 その後もHP更新したりしていたら、あっという間に2時。早く帰ってきても意味無い。

1/14・大怪獣総攻撃
 来週末に終了するとの報を受け、すこぶる評判の良い『ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃』をKEY、おげしょと観に行く。
 午前中に待ち合わせの約束をし、いつになく早起きするとKEIJIから電話。彼は午後からプロレス観戦のため同行できないため昨日ゴジラを観ようとしたのだそうだ。ところが開演1時間前に行ったのに満員で入場を断られてしまい、今朝の回に並んでいるのだという。
 今回のゴジラは、同時上映の「とっとこハム太郎」目当てのお客により連日満員(東宝の策略は見事に成功したことになる)だとは聞いていたので、比較的早い集合時間にはしたのだが、未だそこまでだとは。
 ……しかし当日の朝にそんな情報もらって、一体何の役に立つというのだ。そういう話は昨晩にしてくれ、と言って切る。

 集合後、急ぎ足で川崎チネへ向かうと長い行列が。映画館は3階なのに「最後尾」と書かれたプラカードを持つ係の人はすでに建物の外にいた。列に並ぶと次々と後ろに詰め掛け、我々の後ろも人で一杯になった。
 入場の際も「これ以降のお客様は立ち見になる恐れがあります」と言われゾッとしたものの、無事に3人とも良い位置で座ることができた。後ろを振り返ると後方通路はたくさんの立ち見客でいっぱいに。
 やはり子供映画を見るときは、彼らに混じって映画を観ることで、子供の反応も含めて楽しもうではないか。それに子供の注意力を維持させる作品作りというのは意外と仕事に役立つかも知れない、などとKEYと話す。
 パンフを買って席に戻ると、隣りにいた小学一年生位の少年が私の手元を見て「あ、ゴジラのパンフレットだ!」と嬉しそうに言う。彼の手にも同じものがある。どうやら彼は、この満員の映画館の中でも稀少と思われるハム太郎ではなくゴジラ目当てなお客さんらしい。
 私は「そうだよ。」と微笑み返すと、少年は「ゴジラ面白いよね! でも今度の映画は怪獣は全部死んじゃうんだよ! でね、ゴジラは最後心臓だけが生き残るの!」と瞬時にオチを教えてくれた。向こう隣の母親が青い顔をしてこちらを見、「ダメでしょ! 静かにしてなさい!」と子供を静止したが、もう後の祭りです(涙)。
 しばし凍った後、KEYと「今回のゴジラは前知識全然無いので楽しみだよ」「やはり映画は予備知識が無い状態で見るのが一番だねー」と白々しく会話を続ける。

 1本目は、子供たち待望の『とっとこハム太郎』であった。私たちはほとんど知識なしで見たのだが、監督:出崎統ということで期待しすぎたかな(笑)。
 問題はあの主題歌だ。1時間のうち3回はかかったと思われるあの主題歌「なんとかーかんとかハム太郎〜♪ 大好きなのはヒマワリの種〜♪」というのが、どうしても耳から離れない。
 作詞作曲を原作者、つまり音楽に関しては(多分)ド素人がやっているというのが「印税は誰にも渡さん!」と言っているようでアレだが、プロには絶対に作れないへんてこな旋律、しかもサビだけの繰り返し、これがもう耳に残る残る。8spotsに「この歌が耳から離れなくて困る」と、適当な歌詞で歌われた(前述のがそう)のも影響していると思われる。
 そうそう、肝心のゴジラのほうは、ばっちり満足。さすがは金子修介監督(組)。タイトルから一匹だけ外されている気の毒な怪獣バラゴン(でも私はかなり好き)もちゃんと活躍したし。
 お約束が大事な映画だけに、そのお約束シーンを丁寧につくってくれるところがどんなに嬉しいことか。
 今までの平成ゴジラでは「無理だから」と言ってやってなかった、怪獣を見上げるショットを当然のように使っていたり、『ガメラ3』の渋谷炎上でおなじみの、社会的に死んでもらいたい人種をやっつけてくれる怪獣であるとか、逆に『ガメラ』では自衛隊の全面協力を受けたため出来なかった「怪獣に撃墜された戦闘機が炎上して民家に墜落、爆発」とか、いろいろ楽しめるシーンが続出。
 ただ、ラストシーンで再び隣りの少年が活躍。「魚が集まっていて、そこにはゴジラの心臓があるんだ!」などと事前解説が始まったりして泣ける。

 場内が明るくなったところで、私とKEYの前に座っていた、5歳くらいの男の子を連れたお父さんが、子供に上着を着せながら「今のはスタッフロールといってね、あんなにたくさんの人がこの映画を作ったということなんだよ。だからあの人たちにありがとうって感謝の気持ちを込めるためにも、途中で立っちゃダメなんだよ」と言い聞かせていた。お父さん、なんか凄いです。ただ、子供のほうは「よくわかんないけど早く帰りたい」って顔してましたが。

 映画に満足して、食事後、駅前に出来たビッグエコーへ乗り込む。目当ては「サイバーDAM」。男3人で1年ぶりのアニソンカラオケをする。
 個人的には「月の繭(ターンエー)」「forフルーツバスケット」「元祖天才バカボンの春」「空飛ぶマジンガーZ」「戦え!ウルトラマン(新マン没主題歌。ゼネプロ版?)」の5曲が歌えただけで満足。
 ここでちょっとした発見。KEYの歌っていたゴウザウラーというアニメの歌(「keep on dream」?)のサビの歌い出し「ねっけつー♪」は、ハム太郎の「とっとこー♪」と同じ音なので、途中でハム太郎を歌って邪魔すると楽しいです。

 フリータイムいっぱい歌って帰宅後、発売から4ヶ月ぶりに買えた「アニメタルマラソンIV」を聴く。「アニメタル」の4枚目のアルバムなのにアニソンは2枚目というところが可笑しい。
 今更感もありつつ買ったものの、聴いてみたら意外と楽しめた、かも。

1/13
 金曜昼にKENに頼まれて8spotsが録画していた「哲、この部屋」(ゲスト:仲間由紀恵)と「TRICK:くすぐりスペシャル」を観る。ゲストのことを全然勉強せず、仲間由紀恵に「今度の役は超人気奇術師の役なんですってね。」と何度も聞く哲さんに呆然。8spotsは横で「いやぁ、仲間由紀恵きれいだ!」を連発。
 ちなみに8spotsに教えてもらった仲間由紀恵のオフィシャルHPを見ると、彼女が団子を食べたりラーメンを食う様子が見られる。声優やったりゲームやアニメのタイアップで歌を歌っていたりという当初のB級アイドルぶりなどもわかるので、ファンは必見だ。っていうかこのままずっと更新しないのかな。ここ。
 一方「くすぐりスペシャル」は細かすぎるダイジェストストーリーが辛くて、途中で挫折。
 陽が暮れてからいつものように8spotsと外出。川崎でバーゲンセールを覗き、いつも圧倒的に足りない服を購入。

1/12
 8spotsと昨日の『TRICK2』をビデオで観たり、日記書いたりしてぼんやりとした昼を送る。
 夕刻、北海道から単身戻ってきた氷雨君と会う。彼は10日間ほどIZAYOIさんの家族と年末年始を共にしてきたのだ。
 初対面にして婚約の報告を兼ねていた氷雨君の身にどんなドラマがあったのか興味津々。色々聞き出そうとするが、向こうは手放しムードで迎えてくれたそうで、波乱のドラマは無かったという。予想はしていたが、なんだ面白くない(笑)。
 もっともよくよく聞いてみると平穏無事で終わったわけではなかった。向こうに着いて4日目位に、こっちの店を継がないか? という提案がさりげなくあったそうだ。IZAは妹がいるだけだし、長女でもあるので、つまりそれってムコ殿。ではないか。
 久しぶりの実家生活を過ごすIZAはまんざらでもない様子らしい。だが生まれてこの方神奈川暮らしの氷雨君にとって、「遠山の金さん」も「暴れん坊将軍」もやっていない(?)ところで暮らすのは大変なことだ。「別に今の苗字にこだわりは無いんですが」といいつつも悩んでいる氷雨君に、もう少し主張するべきではないかと話す。
 結局彼と2時間ほど会話して、本屋で偶然目に止まった文庫版の『ゆず』(1年以上前に出てたものなんだけど、追加が90P以上あったの)を買って帰宅。
 夜は『TRICK2』に喜ぶKEN、Y!BBが繋がらなくなって悲鳴をあげているZAP、そして来週から新天地へと向かうゆっきさんとチャットして過ごす。まだMSNメッセンジャー入れてない私の友人の方々、是非導入して下さい。

1/11・TRICK2はじまる
 金曜恒例の残業を経て帰宅し、待望の『TRICK2』を観る。8spotsは直前に友人の電話を受けていたので、居間でひとり笑い転げる。
 ゲスト出演者が何気に豪華(ただし私の感覚で)。『溺れる魚』にも出ていた犬山“ニャース”犬子や、『ハンドク!!!』の新聞屋の紅一点・美幸役の堀つかさなど、役者が連鎖して出演してくるのは堤作品のお約束。
 とはいえ期待しすぎたからなのか、先日の再放送を観た直後だからなのか、内容自体は前作シリーズに比べパワー不足の感が否めない。より一層のはっちゃけぶりに期待したい。
 番組終了後いつものようにMSNを起動し、ヒロターズに話し掛ける。
 彼女は昨日からずっと頭痛を訴えていて、今朝はあまりの痛みに起きてしまったというので心配していたのだが、彼女は頭痛の原因がやっとわかったという。
 その理由を聞いて驚いた。実家方面にいる祖母が昨日頭を打ち倒れたのだという。血の繋がりのある家族というのは体の不調がシンクロすることがあるとはよく聞く話だが、まさかそんな事態になっていたとは。
 誰よりも祖母を愛するヒロターズは気が気でない様子。動揺をあらわにしていたので、せっかくの3連休だから会いに行くとよいのではと伝える。
 彼女も同じ事を考えていたみたいで、間もなく明日の航空券の予約ができた。
 何かあったときのためにと、深夜彼女の家に伺い、合鍵を預かる。彼女はかなり長い間泣きはらしていたようだが、とりあえず元気そうだった。
 こういうときはじっと待っているのではなく、行動するのが何より精神的によいと思うのだ。
日記のメニューへ | HPのTOPへ |