自転車修理に明け暮れる、ちょっと欝気味の3月中旬の日記。

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3/20
 昨年の今ごろは大阪出張したっけか、と思い出しながら、来週いっぱい行われる映像編集作業の準備として、延々と素材撮影に明け暮れる一日。
 陽も暮れてから「本当にこれで面白い映像になるのか?」とか疑問も湧いてこなくもないが、今さら後には退けないわけで。
 学園祭本番は来週末なのであった。
 ……ホントに間に合うのかなぁ!?

3/19
 家に帰ってきたときには8spotsがぐっすりと寝ていたので、一人で夕飯食べたりテレビ見たりして過ごす。
 2時間ほどしてからMSNをサインイン。するとリストに8spotsがいる。気が付くと8spotsの部屋の電気が点いている。扉をノックして声をかけてみたら、8spotsはきょとんとしてこちらを見た。私が家に帰っていたのを知らなかったらしい。MSNのサインインもまさか隣りの部屋でしたと思わなかったらしく、えらいびっくりしている。
 2Kのアパートとは思えない、珍しいエピソードであった。

3/18
 仕事は忙しいのか忙しくないのかわからない。というか雑用が多くて仕事に身が入らない。でも締め切りは今月中に間違いなくやってくるのでやんないとまずいんだけど……。
 そんなこんなで何とか机に向かって仕事していたらフロアの一角で大きな歓声が。覗いてみたら、おーはらさんのカミングアウトだった。実は今週末に“おめでとう”なのです。
 「生誕記念」じゃなくって「結婚記念」でしたね。

3/17・深夜のファミレスにて
 ムコ養子になるため北海道へと旅立つ日を3週間後に控えた氷雨君とデニーズで夕飯。
 彼は、直線道路しかない北海道の一体どこでドリフトを楽しめばいいのだろうか、他人事ながら心配だ。
 23時を過ぎてから、仕事がやっと終えたという もこな嬢から電話があり合流することに。路上に立っていた彼女を連れ去り、今度はジョナサンでお茶にする。
 半年以上前からこけていた頬も元通りになって一見健康を取り戻したように見えるもこなさんではあったが、手放しで安心できるわけでもないようだ。今は職場での緊張のため、首の骨が曲がってしまって大変なのだという。
 そんなにストレスを味わう仕事とは一体何なのか尋ねたら、なんとプロバイダのサポート電話対応係をしているそうではないか。
 以前、そういう人とたくさんお電話を交わした心当たりのある私はそれを聞いてまずドキッとする。
 聞いてみればクレームを入れるのも至極もっともな苦情を受け、会社を代表してひたすら謝り続けながら、自分の権限でできること・答えられることは少なく、客の怒りを受け続けねばならないサポート電話係の辛さ。
 私もそういう仕事を知らないわけではないので、客観的には理解していたつもりだったが、目の前で言われると、その仕事の大変さでが強く伝わってくる。
 お客さんひとりひとりに懇切丁寧なサポートをしていきたいと思う一方、もっと時間を短縮して数をこなさなければならない矛盾したノルマをかかえていることなどを聞いていると、思わず自分の心当たりを思い出し、「ごめんなさい!」と謝りたくなる(ちなみに彼女の勤め先はYのつくところでは無いそうでちょっと安心してみたり)。
 女性がほとんどの仕事場で、ベッドも用意された休養室があり、休日は自分のリクエスト通りに取れるなど、理想的な職場環境である一方、1ヵ月もするとストレスのためにスタッフが脱落していくこと、それに合わせてどんどん入ってくる新たな人員などを聞くと、これは戦場ではないかと思う。
 人を不快にさせて良いことは無い、とは8spotsから教わった当たり前の話であるが、これからも、もっと人にやさしい大人になろうと思います。

3/16
 いつものように8spotsと青山を経由して渋谷。
 唐沢商会の昔の蔵出し作品をアトランダムに集めた本『唐沢紹介のマニア蔵』と『サクラ大戦』が表紙のため違和感バリバリの「CONTINUE」Vol.4(最新号)を購入。8spotsは、まんだらけにて師匠が描いた単行本未収録作品のエロマンガを捜索。
 その後、みなとみらい21へ。渋谷=桜木町間は遠いのに東横線1本で来られるため非常に気楽だし、時間もそれほどかからない。
 朝から出かけたため、日暮れ頃に帰宅してから軽く横になるつもりで布団に入ったらそのまま爆睡。起きたのは翌日の昼。16時間くらい寝ていたみたい。

3/15
 比較的無事な週末。多くの仕事を来週に残し、今日は『TRICK2』の間に合う時間に帰る。気が付くと最終章。愚痴っていてもやはり寂しい。
 『ぐるぐる温泉3』も発売されたことだしと今年初のDCネット接続。内気な私は誰とも名刺交換していないので、一回りして満足してしまう。
 WEBマネー、PSOにハマっていたときに買っておいた使ってない分がまだ5000円以上あるのだ。いつ使い終わることになるやら。

3/14・ケースホワイト
 ホワイトデーは元々チョコ業界を羨んだキャンディー業界が仕掛けた、商魂見え見えの日だったのだが、キャンディーは全く定着しなかったのにお返しの日だけは定着してしまったところが面白い。
 結果として定着するのが女性が先で良かった。これで男が先で、義理キャンディーをばら撒かれた日には、女性にとってバレンタインは今以上にストレスの貯まるイベントだっただろう。
 ともかく、ホワイトデーを近場でいいから外食でもして過ごそうかと話していたのだが、そうは問屋がおろしてくれるわけでもなく、結局家に着いたのは23:59。
 慌てて8spotsにプレゼントを手渡すものの、既に就寝中だった彼女にそのことを理解してもらえたかどうか、かなり怪しいものだ。

3/13
 今朝も自転車修理。昨日とは別の箇所がパンクしていたので修繕する。

 少し前の話になるのだが、今月末に行われる学園祭の実行委員に任命されたんです。
 学園祭においてうちのクラスでも出し物をやることになり、皆で企画を考えていたのだが、私の案は毎回多数決だったり場の話の流れでことごとく却下された。
 話がまとまっていくに従い、会議に出席した人々の盛り上がりとは裏腹に、何だかやばいものへと変化していくように私には見えた。そんなところはホントの学生時代のときとまったく同じでなんだか懐かしい。
 さて、その出し物の企画が進んでいくに従い、私はどんどん遠い目をした傍観者になっていったのだが、最終的に「後はやだよ君まとめてよ」という部長の一言により、私のもとへとやってきた。
 手元に放られたものは私には火の点いた爆弾に見えた。悲鳴をあげてそのまま他の人に回してもよかったのだが、爆発するのを傍観するよりは自分で火を消す努力をしようと、引き受けてしまったのが運の突きであった。
 実行委員というよりは人の意見を集める係だった。集めたものからピックアップする。これでは選ばなかった人から睨まれる係なのではないか?(笑)
 ともかく日々は刻々と過ぎ、来週あたりどーん!と修羅場が来そうな気配。ここでひと踏ん張りをするタイミングだ! なんて思いながら、とりあえずまだ水曜日だからと心配だけに留めておく。

 ……後で自分がこの日記をみて、どういう感想を持つのか今から楽しみだ。

3/12
 朝から自転車のパンク修理。
 以前修理したところに開いた穴を再度修繕したところがさらにまた穴が開いていた。これはもうチューブ替えろということなんだろうと思いながら、3度目の修繕をする。
 作業は思ったより手間取り、気がつくと時刻は始業4分前。会社までは10分の道のりである。
 修理した後輪に違和感を覚えながらもそのまま全速力。車に轢かれそうになりながらの疾走が功を奏し無事に間に合った。
 案の定帰宅時に自転車を見ると後輪が再びパンクしていた。
 修繕し切れてないのか、もしくはチューブが安定していないまま走らせたために新たな部分に負荷が掛かりパンクしたのか、どちらにしろ明日はもう少し早起きしよう。

3/11
 春は引越しの季節。
 埼玉から東京へ突如異動することになったKENの新居が決まったとの報告を聞く。
 東京の住宅事情の厳しさ(家賃高い・環境悪い)を訴えるKENに、彼は身も心も埼玉県民になっていたのだと感心する。彼には“埼玉くん”の称号を与えたい。
 もちろん私だって電車も通っていない僻地出身なので、空気が澄んでいて家賃が安いところで暮らしたいが、今となってはブロードバンド回線が通っていないと生きられない体になっているのではないかと思う。
 というわけで今日も『スターウォーズ:エピソード2』の予告をでかい画面で見てBBを堪能するのであった。
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