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いよいよ週末に北海道へと旅立つIZA夫妻。引っ越し作業も今日無事に終えたという2人に、先日送別会に出席できなかったKENが一目会いたいと、うちの近所まで出向いて夕飯を食べることになった。 私は仕事をたーんと抱えていたので随分遅くなってからの到着になったが、何とか店に行くことができた。 IZAと氷雨君は明日ついに、ラグオルで「花束」を受け取ることになったそうだ。これはPSOでもっともレアなアイテムのひとつである(笑)。つまり2人はラグオルでも婚約を祝ってもらえるのだという。 しかし気になることはひとつ。氷雨君のキャラはフォマール(つまり女)。IZAはハニュエール(これも女)。両方とも女なんですけど……。 しかも普通の人なら、彼らのしゃべり方をみたらきっとIZAが男で氷雨が女に見えるのではないか。大体HNもIZAは「十六夜京也」だもんなぁ。なんか妙な雰囲気になりそうだ。きっと氷雨君はまたヘンな言葉を言って「あうっ! 失敗です。すみません!」とか連発して場を和ましてくれるに違いない。 ともかく私にとっての2度目の送別飲みではあったが、楽しい夜を過ごすことができた。 明日は急遽有給休暇をとったのでのんびり。TVKでやっていた『科学忍者隊ガッチャマン』を8spotsと鑑賞。絵や構図はとても私の生まれた頃の作品とは思えないほど上手くて感心。 |
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おーはらさん&局長とぴあんさんに会いにおでかけ。 昨年は行けなかった旅行計画とかもろもろ相談。帰りは赤坂見附の誘惑に負け、韓国焼肉で空腹を満たしてから帰宅。 ところで先日結婚に伴う引っ越しをしたおーはらさん(私が日記に書いたことで数人からツッコミを受けたとのこと。ちゃんと機能しているのだなぁ・笑)だが、なんと現住所は私の家のすぐそばで、それも○丁目まで同じのご近所さんになっていたことが発覚した。 直帰なのに同じ駅ってのもなんか不思議ですねと話していたら、乗り換えで乗った車内で、今度は卒業生のよしいさんに出会う。よしいさんもご近所さんなのだ。まるで「サザエさん」のような展開である。 仲良く3人で同じ駅に降りるという、今後も無さそうなシチュエーションを味わう。 |
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今後の仕事について上司と相談。先月末に受けた提案への返答など。私の決意は固まったが、社内のコンセンサスに今月一杯かかる模様。心苦しいが暫くは黙秘したまま過ごすことになる模様。 少し早めに家に帰ると、8spotsは大掃除で疲労困憊。私を出迎えたかと思うとそのまま力を使い果たし眠ってしまった。 荷物置き場となった自分の部屋に座る場所を確保。埃のせいか風邪なのか、はたまた体内の花粉蓄積量が限界に達したのか鼻水が止まらないので、ひとり夕食をとって気力を回復させようと努める。 今日もちびちびとプロジェクターをいじってみるが、機械を置く場所もスクリーンも決まっていないのでどうにも中途半端。まずは視聴室を作らないことには始まらないようだ。 公私共にいろいろあるが、否が応でも心機一転になりそうな2002年度の春がいよいよはじまろうとしている。こんな時だからこそ、過去の反省をきちんとしつつ(特にこれが足りないと8spotsによく突っ込まれる・笑)、より一層ポジティブで行こうと思うのであった。 あ、なんか日記らしいな。今日は(笑)。 |
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昨日買ってきたプロジェクターをいよいよ開封。 店頭で見てはいたものの本当に小さい。X-BOXより小さいくらいではないか(持ってないのでわからないけど)。(4/9追記:TH-AE100の大きさは幅280mm×高さ85mm×奥行き242mm。X-BOXの大きさは幅324mm×高さ96.5mm×奥行き265mm。すべての部分で小さいことが判明)。8spotsからも「随分小さいね」の言葉をもらったので本当に小さいのだろう。 実はまだスクリーンを持っていない(はい、ここ突っ込むところです)。部屋の無地のふすまに投影してみる。最初に接続したのは、もちろんゲームキューブ版『スターウォーズ』! こいつがいなければプロジェクターを購入するということは頭に無かったのではなかろうか。 さて、コンポーネント接続したキューブはなかなか美しい画面であった。巨大なXウィングに圧巻。 とりあえず昼間の鑑賞にどのくらい堪えられるかを見てみたかったので雨戸は閉めず、普通のカーテンを閉めた状態で流してみたが、ゲームをプレイすることは全く問題なく可能。液晶プロジェクターは明るいところで強いと聞いていたが、その性能は大したものだ。 8spotsも「大学の視聴覚室なんかよりずっときれい」と言う。襖の間の線さえ無ければ全く問題の無い美しさだ。 続いてPCを接続。VGAの美しい画面はコンポーネント以上だった。凄い凄い。きちんと文字が読めます。 まずはアバックでもらってきたサンプルDVDを繋いでみる。北米製と思われるサンプラーには以下のシーンが入っていた。 ・ 『ジュラシックパークIII』のプテラノドンとの対決シーン全部 ・ 『シュレック』のドラゴンの城へ入るところ ・ 『猿の惑星』の、小型艇の発進シーンから墜落まで ・ 『ムーランルージュ』でニコール・キッドマンが屋上で歌うシーン1曲分 ・ 『ラッシュアワー2』のカジノで口に爆弾を入れられたジャッキーが起爆スイッチを手に入れるまで 値段を下げるだけでは物足りなかったので帰りに思いつきでねだってみたものだったが、これは儲けモノであった。 しかしこれだけ最新の名画が揃っているのに、観たことがあるのが『猿の惑星』だけってのが苦笑もの。それでも映画ファンか? ともかく大画面を堪能するには十分すぎるサンプルであった。しかし、音響的にも効果的な映像なので(元々dtsのサンプル)、こうなると5.1chの音響も欲しくなるところだ。アパート住まいにそれは贅沢だけど。 続いてVGAをDCに差し替える。時刻設定の文字がジャギまで見えます! 続いて起動した『ソウルキャリバー』の美しいこと!でかいこと! 現行機種で唯一VGAを正式サポートしているマシンであるDCはなんて素晴らしいんだろう。本当に惜しいマシンを無くしてしまったと泣けてくる。 続いてコンポーネント接続のPS2。ソフトは『連邦VSジオンDX』のデモだけ。うん、まぁまぁかな……。続いて、初めて買ったDVDソフトである『ロリータ』(ライン版)。 あれ? 凄いノイジー。フィルムによるノイズとも思えないチラチラがいっぱい。PS2の出力にはノイズが乗るという噂は本当だったのかも。ともかくとても見られたものではない。確認のため、PCに繋ぎ替えて再度同じソフトを再生。ノイズは出なくなった。やはり問題はPS2にある模様。 コンポジットとS端子はまた今度ということで小休止。 夜、スタローンの『デイライト』をテレビで観てから(意味も無く救いのない映画ね)、8spotsに大画面『ロリータ』を鑑賞。ビジュアル派監督エイドリアン・ラインの色使い、構図、美術などさまざまな情報がプロジェクターならスムーズに確認できる。なんて素敵なプロジェクターライフ。そして深いことは考えずに、巨大画面のジェレミー・アイアンズに2人して惚れ直す。 幸い、どうやら黒ヌケも色むらなどの欠陥も無い模様。まだきちんとしたスクリーンを使っていないのにこの満足度の高さ。やばい。 問題は私が持っているDVDがほとんど無いことだ。『ロリータ』と『愛の嵐』と『赤ちゃん泥棒』と『シャーキーズマシーン』、後はほぼ全部モンティパイソン……。 ……そうだ! DVD買いまくっているKENが今日から大田区民なんだっけ。くすくす。 |
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午前中に家事をすませ、後は8spotsに託して単身秋葉原へ行く。 久しぶりの秋葉原は、ゲーム売り場はそこそこに御徒町近くにあるアバックへ向かった。 今日の目的はプロジェクタ試聴なのだ。 GC版『スターウォーズ』に魅せられ「久しぶりに、高解像度なプログレッシブモニターかでかいプロジェクタ、さらにはサラウンドなスピーカーといった重装備が無性に欲しくなる」と日記に書いたのが3/24。 最近プロジェクタを買い換えたばかりの父猫さんより、BBSにてプロジェクタを勧められたのが3/26。 そして今日。秋葉原を去る時、手にはTH-AE100が抱えられていたのだった。 アバックに着いたのは15時半。真っ暗な視聴室でどうしていいかわからずどぎまぎしながら、目当ての廉価プロジェクターの視聴室はここではなく地下1階だと教わったのが30分後の16時。店員にあれこれ指示しなまくりながらの視聴が40分。 滞在時間の限界となり、一旦店を飛び出したものの舞い戻り、店員に思い切った額を提示。短い価格交渉の応酬の末、購入に到る。 思いついてから購入まで、昔の私では考えられないほどのスピードであった。 BBSで何度も私の背中を押してくれた父猫さんありがとう。悩む私に「買っちゃえ!」と檄を飛ばし、私の散財を許してくれた8spotsよありがとう。 途中で、GCとPS2のコンポーネントケーブル、DCのVGA端子を購入し、大急ぎで秋葉原を後にする。 これから今日2つ目のイベント、IZAYOIさんと氷雨君の「PSO OFF会兼・結婚おめでとう会兼・送別会」がはじまるのだ。 場所は飲み会ではおなじみの中華料理屋・HONZAN。私は幹事なのにちょっと遅刻。開始時間を3分ほど過ぎた店に着くと、2階を完全に貸しきった会場にはYOS(elric)とKEYがぽつんと座っていた。他の9名は全員遅刻ですか! 間もなく主役のIZAと氷雨コンビ、もこなさんの昔の同僚であるHIYO嬢が到着。面識の無い人々を引き合わせる。その後続いておげしょ、Garlight&RAIKA夫婦、ハヤマ君(HN知らない)と到着、最終的に2時間後にmagdall(もこな)さんとOGIN君が到着し、とりあえず全員出席することはできた。 「IZAYOIさんとラグオルで会ったことがある」ということだけが共通点の変則的なOFF会であったが、来週には北海道へと引っ越していく2人と会える数少ない機会であり、うち3人はIZAに会うのは初めてというOFF会らしさもあり、なかなか盛況なイベントになった。 家の遠いYOS、KEY、おげしょ、HIYOさんと別れ、2次会は車で東大井のカラオケボックスへ。7名部屋に8人で押しかけ、親密感いっぱいで3時間を歌いつくす。 雨の中私が自宅に戻ったのは結局深夜3時であったが、IZAと氷雨君は、OGINの乗ってきたRX-7で爆走していた模様。プロジェクタで遊ぶのは翌日に持ち越された。 ともかく氷雨君、婿養子頑張ってくれ! |
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金曜日にしては人に振り回されることも無く平和な日。仕事はいっぱいだったけど頭が回ってないので比較的早めに帰宅して、8spotsといまさら『蘇る金狼』を観たり。今ではどこを観ても笑える。 マーフィーは、左手の薬指に指輪をしていることで一部で話題を振りまいたウエダさんに引き取ってもらったよ。 |
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日記更新しそびれているうちにナニをしたのかよく覚えていない日(笑)。 多分海洋堂の世界名作劇場ボトルキャップ目当てのまずいオレンジドリンク「美味しぼり」買って、『ブッシュベイビー』ばっかり出て憤慨していたんだと思う。 マーフィー、マーフィー、マーフィーって俺はロボコップかい! |
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東京映画サービスデー。8spotsと一緒に外出したものの、単身渋谷で『アメリ』を観る。 昨年末の公開前から期待していた映画なのだが、あまりのヒットぶりに腰が引けていたのだ。後、あまりの宣伝の多さにすっかり一度見た気になってしまったというのもある。 そろそろ公開から5ヶ月目に入るこの映画だが、今日も席は満席で相変わらずの高い人気ぶりを伺わせていた。 元々見ようと思っていた映画の予告を観続けることほど損することは無い。せっかく本編で楽しめるはずのエピソードを、予告編ごときでスポイルしてしまうのはもったいないからだ。 「面白いところはすべて予告だけに詰め込まれていて、本編は冗長な予告編のロングバージョン」だった映画、『ミッションインポッシブル』や『ホットショット』のことを思うと、うかつに予告も見られない。 というわけで、もはや公開当初のように大きな期待はせずに観たのだが、これが当初の期待通りどころかそれ以上のものだった。 この『アメリ』では、むしろ予告に登場しない(もしくは予告では見過ごすような)カットにこそ、この映画の面白さがあると思った。 主人公・アメリといっしょになってどきどきわくわくさせてくれるという意味では、共感度が高い分、ある意味「ジェットコースタームービー」だ。 かつて秋元康が、美空ひばりの「川の流れのように」について、ヒットの秘訣を語ったとき、「『この良さは自分にしかわからない』と、すべての人が思うような作品」といっていたのだが、その秘訣は、まさにこの『アメリ』にも言えていて、観客みんなが「アメリは自分みたいな女の子だ」と思い、「自分だけの大切な映画」になっているのではないか。そういう意味でホントに凄い映画だ。 帰宅してその話を8spotsにしたら、「太宰治の桜桃祭(桜桃忌)も、みんな『太宰の気持ちは俺にしかわからない』って集まってくるんだよ」と言っていた。きっと世の中の人というのは、自分からは話さないけど実は結構似通った事を考えているのではないか。そしてその共通項を発見した人が、自分の作品に取り入れることでヒットさせているのだろう。 また、映像的にも(フィルターかかりまくりなのはおいといても)パリの街がとっても等身大に描かれているような気がする。こんな素敵な場所なら思わずフランスへ行ってみたくなるような、そんな映画であった(ただ、1年前の『サクラ大戦3』と同じ感想と思うとちょっとアレだ・笑)。 「あーこの映画をもう一度大画面でみてみたいよー」と思うと、自然と足がカメラ量販店方面に向いていた。実は先日掲示板で父猫さんから勧められた家庭用プロジェクターが欲しくてしょうがないのだ(TH-AE100)。 。 毎晩、ネットでこの機種についての情報を調べているのだが、昨晩はなんと『VERSUS』の北村龍平監督がこの商品の宣伝に出てるじゃないか。月末に出る『VERSUS』DVDはこれで見ろという神の啓示か?(自分に都合の良い解釈)。 しかし価格はネット通販の最安値が14.85万だったのだが、ビックカメラでは19.8万円。高いよー。こんなのはさすがに衝動買いできないよー。 今日はとりあえず実物を見られただけでよしとして(電気入ってなかったけど)、次の映画館へ。 次に見たのは昨年のベスト映画の1本、『千と千尋の神隠し』の2回目。実は去年チケット屋で買ったまま使い損なっていた前売り券があり、終映前に慌てて使ったというもの。 8ヶ月以上ぶりに観て最初に思ったのは「画面が暗い」「色が暗い」「ぼやけてる」。 前回観たのは日比谷スカラ座のデジタル上映(2001/7/21の日記参照)だったので言っていることは贅沢なのはわかっているが、フィルムというのはここまで劣化するのかと結構驚く。 あの青空のまぶしさ、新緑の美しさはもう大スクリーンでは見られないのね。早く日本全国がデジタル上映になってほしいとすら思う。 ……でも一度諦めれば、映画そのものの魅力は同じ。私はクライマックスの、鉄道に乗るところが特に好きなので、水平線のシーンを見ていたら泣きそうになった。 映画が終わってから渋谷の街を勤務徘徊中のSAKUを呼び出して、夕食を共にする。 講談社のへんな漫画『大合作』を読みながら帰宅。 |
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明日の「東京映画サービスデー」のためにあくせく働く中、親会社の仲良しのひとり、neky夫人からメッセージをもらう。 彼女の部署で、とある事情により商品が大量に余っており、収納スペースもないので困っているのでいっそもらってくれないか、という相談。喜んで全部譲り受ける。 自分の席まで台車で荷物を運び込んでもらう。蓋を開けてみると、ダンボールの中には元々プレミアムな価値を持つはずだった2年前の人気商品が大量に入っていた。 今では大した価値もないものだが商品には違いない。「富の再分配を!」というのが私とデニス・ムーアの口癖なので、早速これを皆に譲ろう。今回はものが多いので社内の一斉メールで対応することにした。 「週末を利用して学園祭に行ってきました。おみやげですのでみんなでお召し上がりください」とか適当な文面を作成し、普段は旅行土産のお菓子を置くスペースにブツを山積みにして積んでおく。 離れたところから暫く観察していると、メールが届いた社員の何人かがやってきた。 「嘘! ホントにあるよ!」とか皆、首をかしげたり苦笑しながら私のささやかなプレゼントをもらっていってくれた。 ……しかし、こんなことするから社内に私物(ガラクタともいう)が減らず狭いままなのだろう。「富の再分配というものは難しいものだ。」 おまけ・昨日の続き。浜崎あゆみと付き合っているという夢をみたKENは、テレビで浜崎あゆみが出るたびに照れ臭がっているそうだ。純情な人だね。 |
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学園祭の疲れも残しながら、今日から新しい学年が始まった。私もこの業界に足を踏み入れてかれこれ 帰宅後、久しぶりにたけぴぃへ電話。こちらとしては久しぶりに連絡を入れたつもりなのだが、相手はこっちの日記を読んでいるので全然違和感が無い。日記を書いているとこのギャップに戸惑う。 たけぴぃは明日で31歳になるのでお誕生日おめでとうと伝えておく。『フリーウェア』が出たね、という話のついでに、先日日記で触れたイスラム・サイバーパンク・ハードボイルド小説『重力が衰えるとき』の作者である、ジョージ・A・エフィンジャーの話題になる。たけぴぃによると彼は死んだのではないかと言う事で大変ショックを受ける。 しかし後でネットで調べてみたところ、病気は回復しているというではないか! エイプリルフールですか? 焦らすなよ>たけぴぃ。 ちなみにエフィンジャーは、死んでないかわりに「2年前火事に遭い、そのあと洪水災害に遭い、奥さんに逃げられ、現在は破産中とのことです。」(以上引用はこちら、とりこさんの「京都SFフェスティバルレポート」より) ともかく生きているなら続きを書いて〜、と地球の裏側からラブコールを送るのだった。 夜はKENとチャット。『サクラ大戦4』をクリアしたという彼は、その主人公のモテモテぶりに違和感を感じたと私に言いつつも、クリア直後に見た夢が「自分が浜崎あゆみと付き合っている」というものだったそうだ。ただし「いいだろーと皆に自慢している反面、何で俺みたいなのが浜崎あゆみと付き合ってるんだ?」と自分の境遇に納得できなかった模様。 夢ぐらい素直に楽しめといいたい。 |
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