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ちゃんと翌日に来た。筋肉痛じゃないけど全身疲労が。 今日はどうせみんなビックサイトでお祭り騒ぎか、真面目に働いてるかのどっちかで、誰も私と遊んでくれないわけなので、家でのんびりすることにする。 昼過ぎにまず観たのは先日買ってきた輸入版『パンダコパンダ』。 ルパン顔のキャラクターたちが繰り広げるドラマは当時としては大変できているのはわかるのだが、「あーこれがトトロの元ネタねー」という感想以外はさすがに子供用のアニメだけに素直に楽しむには正直つらいものが。 ただ何度となく繰り返される水森亜土の歌が耳に焼きついて、暫く口ずさむことに。「パンダ・コ・パンダ・コ・パンダー♪」 で、今度は17時くらいから『アメリ』を観る。 もうだめです。開始10分を待たずに泣ける泣ける。一度観てるのに! 『ドラえもん のび太の恐竜』に泣いた小学2年生の春以降、映画で泣くことがほとんど皆無の私なのだが、この映画はどうにも涙が止まらない。最初の1時間くらいはとにかくよく笑いよく泣いた。 多分、全体のストーリーそのものよりも細かい話のひとつひとつが心のツボを押しまくるのであろう。1つの大きな感動みたいなものは客観的に味わう私でも、連続攻撃には弱いらしい。 というわけでこのまま行くと私の人生においてのベストに入りそうな映画なのでありました。 で、今日はせっかくDVDで観るのだからと、今回は新録の吹き替え版で観てみました。 どう演じ分けようと、何かしらのキャラの顔が見えてきてしまう林原めぐみのアメリはどうなのかなぁと心配していたものの、基本的に表情中心であんまり喋らない主人公なのに気がつき、かろうじてセーフ。 冒頭では「ちょっとやりすぎかな?」と思えたアラン・ドロンな野沢那智のナレーションも中盤ではすっかり板についていたのでOK。 ただひとつ。"一緒に働いている従業員のことをボロクソにけなす、口も性格も悪い店主"の声を稲葉実がやってるのはどうか。 もう目に浮かぶのはフェレンギ人の狡猾で耳のでかい顔。ああ、どう見てもこの果物屋の店はクワークの店だよ! もう狙ってやってるとしか思えないキャスティング。 映画本編を堪能してから特典ディスクを観出したら、これがまたえらくいろいろな映像が入ってる。気がついたらもう2時間くらい経ってた。観たのがお盆休みでよかった。 唯一観損なっていたジュネ監督の映画『ロスト・チルドレン』はVHSでは持ってるんだけど未見のまま放置だった。この際DVDで買ってしまおうかと思うのでした。 |
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先日うちの会社の入っている8階建てビルの空気調査を行ったところ、最も空気の悪かったのは3階と4階という結果が出た。ずばりそのフロアだけを借りているうちの会社のことであった。 というわけで明日からお盆休みに入ることもあり、今日は朝から1日、社員総出の大掃除を行うことになった。 自分の座席まわりの掃除、窓や棚など共有スペースの掃除、そして天井の電気などの掃除、やることはいっぱいある。 元々掃除するのは好きなので、気合を入れて臨んだものの、すぐガラクタを集めてしまう私の荷物は半端でなく多く、なおかつ共有スペースにも仕事上の荷物がたくさんあるので、自分の荷物のことだけで大変な作業になってしまった。 早速「担当の場所を掃除したいのだが、荷物があって掃除できません」と連絡が。資料用の雑誌のバックナンバーがダンボール箱で3箱以上置いてあったところだ。とりあえず室内はどこに置いても邪魔になるので廊下に出しておいてもらう。 かつてY川さんが愛用していた巨大な本棚を譲り受ける約束になっていたので、それを自分の席の近くへ運び込む。それからやっと廊下においた本を入れればとりあえず片付く、と思ったらさっきまであった本が無い。 後から出た、他のたくさんの荷物に埋もれているのかと暫く探してみるものの見つからない。あんな重くて邪魔なものを持っていく者がいるとも思えないのだが、とりあえず社内に一斉メールで行方を知るものの情報を募る。 30分ほどして「掃除のおじさんが、誰に語るでもなし『これはゴミだよねえ?』と独り言を言っていたのを見ました」という情報を受ける。つまり、ゴミ処理所へ持っていかれたわけか! 『キテレツ大百科』の第3巻最終話「さらば大百科」が脳裏をよぎる。「奇天烈大百科」の秘密を知らないママが大百科を捨ててしまい、キテレツとコロ助の努力の甲斐なく大百科は灰になってしまうのであった。 って、そんなに大事なものでもないんだけど、捨てられるのはシャクだ。 以前ジャンクハンターとして活躍した、隣りのビルの地下のゴミ処理所へ向かう。本は無事発見された。台車で取り戻す。 ただでさえ遅くなりがちなのにさらに余計な時間をかけつつ掃除は進み、昼休憩を除く6時間の激闘の末、うちの会社は今まで見たことが無いほどピカピカになった。文字通りチリ一つ落ちてない。こんなことがあるのかと素直に感動した。 納会のビンゴで少し不快な思いをしてから、上司や先輩が酒を飲みながら人間的にどうかと思えるセクハラトークをしている横で、わずかに残った仕事をして帰宅する。 疲れてるのにビールを一気に飲んでしまってかなり回ったらしく家で轟沈。明後日あたりに筋肉痛がきたらショックだろうなぁ。 |
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朝食を食べ終わった頃に氷雨君からメールが届いた。相談事があるという。夜に電話する旨伝えて出社。 会社でいつものようにMSNMをサインインすると、珍しくIZAがいた。「元気かー」と話し掛けてみると「いいえー」と答えられた。どうやら彼女も私(やgarlight氏)のことを待っていたようだった。 その後、4時間ほど仕事も昼食を食べに行くこともできず。 家に帰ってきてから氷雨君に電話をする前に、もこなさんに会うことにした。もこなさんはますます元気そうで何より。今回のことについて彼女にも意見を聞きたかったのだが、相談してみると彼女も私と同じ意見であったので安心して氷雨君に自分の考えを伝える。 日付の変わる時間の電話ではあったが、氷雨君はその1時間を有意義だったと言ってくれた。ともかくこちらの気持ちもすべきことも彼に伝わったとは思う。 それからさらに1時間ほどしてから氷雨君より電話をもらった。結果はまだ出ていないが、きっと2人の関係は少し前に進んだはずだ。もちろん良いほうへ。 |
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川崎で日曜に買い込んだDVDの続きを買ってから渋谷へ向かう。 ちなみに本日買ったDVDは「Q The Winged Serpent(空の大怪獣Q)」「LASERBLAST(SFレーザーブラスト)」「Frankenstein created Woman(フランケンシュタイン 死美人の復讐)」「Frankenstein’s Castle of Freaks」「HORROR EXPRESS(ゾンビ特急地獄行)」「THE BRAIN THAT WOULDN’T DIE」「THE BODY BENEATH」「BLOODY PIT OF HORROR(惨殺の古城)」「WWFレッスルマニア」……以上8本。すべて日本語なし。買いすぎ。 DVDいっぱいのカバンを持って今日渋谷をぐるぐる回って観た映画は以下の通り。 『ピンポン』 松本大洋の原作は、実は読んだことがない。少なくともこの映画はよくできてた。 『溺れる魚』に続いてヘンな役を嬉々と演じる窪塚洋介、役者デビュー作『ワンダフルライフ』から好きなARATAともにいい感じ。 夏木マリがまたオババやってるよ、とかヘンなツッコミもあるものの、見慣れた相模湾の風景も相まってなかなか単純でわかりやすいスポーツもの映画として楽しめた。 中身の印象は予告で見たまんま。何も足さない何も引かない。そのまま本編2時間に延長されている。観客の満足度が高い(東京ウォーカー調べ)のは当然か。 ただ、この手の映画にありがちの、観ている間は興奮が続き観終わってからはすっきり何も残らない、というのが物足りないって言われたらそれまでですが。 『ゴースト・オブ・マーズ』 もう個人的前人気一番のこの映画。観たら本当に前評判通り。どこを切ってもカーペンター映画だったのは本当に驚いた。 ジャミー・リー・カーティスもカート・ラッセルも出てないのに! 『遊星からの物体X』と『ザ・フォッグ』と『ハロウィン』と『要塞警察』をホントに絶妙に混ぜ込んだような、でもしっかりとオリジナルに見えるお話が、おなじみカーペンター節なサウンド(=単調なリズムの繰り返し)によって奏でられる。 しかも今回は演奏がアンスラックスだったりして音楽はジェットスクランダー装備。 『ニューヨーク1997』さながらのアウトローヒーロー、『ゼイリブ』を髣髴と刺せる過剰な暴力、『マウスオブマッドネス』顔負けの謎の群集、『ゴーストハンターズ』のように意味不明に派手なスケールの世界観に笑いがこぼれ、『ダークスター』の宇宙動物=ビニール風船のような気球が登場(ってこれは関係ないか)……とこれが1本の映画を観るだけで楽しめてしまうのだから、これを観ないで何を観るんだ、ってくらい完璧なアクションSFウェスタンホラー映画。 カーペンター映画を見たことも楽しんだこともない人には『マッドマックス2』と『エイリアン2』の合体攻撃といえば良いのかな。 とにかく1970年代のアクション映画を21世紀に観たい人必見。 ところでこの映画を上映していた「渋谷シネマソサエテイ」、いくら汗だくで並んでいた臭そうなお客ばっかりだからといっても冷房&空調付け過ぎ。 風がビュービュー吹いていて寒いわコンタクトに埃が入るわ、かなり困りました。 『チョコレート』(公式サイト) 先日観た『バーバー』が今年のベスト3に入れたいくらい好きだったので、その流れでビリー・ボブ・ソーントン(つい先日アンジェリーナ・ジョリーと本人の浮気がきっかけで離婚)おっかけで観た。 これが大きな拾い物。ビリー・ボブ・ソーントンの寡黙な男そのままに、過剰な演出によってドラマを盛り上げることはせず、最後まで話の中での心の遷り変わりは観客に委ねている。この辺の誘導のさせ具合が絶妙で最後までしんみりまったりとたゆたうことができた。かなり重い話なのに心地好い映画。 この映画でアカデミー主演女優賞を受賞したハル・ベリーがビリーに抱きついたときの言葉「私、大事にされたいの」という台詞が胸に突き刺さる。 ところで『チョコレート』を上映していた「渋谷Qフロント」、映画館に入るためにはエレベーターに乗るため1階のツタヤに入らないといけないのだが、ここに入ろうとしたら万引き防止ブザーがピーピーなるんです。 どうも朝買ってきた8本のDVDのどれかが反応しているみたいなんだけど。店員に相談したら「うちの商品じゃないのでわかりません。いいです」とか言うの。 「だってここで鳴るなら、後で映画観てから出てくるときにまた鳴りますよ」って言うのに「良いです、構いません」だって。なんじゃそりゃ。思わず帰りにDVDを盗んでいこうかと思っちゃったよ。 HMVで同じ目に会いたくなかったので今日『ゴーストオブマーズ』のサントラを買う計画は挫折。昼飯も食わずに映画館3軒をハシゴしたのでさっさと家に帰る。 家に帰って夕飯食べて一息つくと実家の母から電話がある。家のテレビの音が付かなくなってしまったのだという。 実家には実はテレビがない。スピーカーのついていないモニターと、プリメインアンプとビデオデッキがあるだけだ。通常はビデオデッキのチューナーを使ってテレビを観ている(だから昔は最大4つのボタンを押さないとテレビが観られなかった。おかげで母は居間のテレビを見なかった。今は2つまで減った)。 しかし、絵が映って音が出ないという状況はいくらでも思いつくのでそれを機械のわからない母に伝えるのが一苦労。 アンプといってもパワーオフといっても何を指しているのかわからない人に、MUTEとか「セレクターをVIDEO3に」か言ってもわからないわけだ。 ボタンだらけのアンプのリモコンの記憶を辿り、「大きいほうのリモコンの、右下あたりにあるエムユウティーイーって書いてあるボタンを押して」とか「東芝の機械の左側のほうにある赤いボタンを」とか、この遠隔操作は、まるで電話で将棋打ってるより大変。 結局機械の故障じゃなかったので助かったが(多分猫がヘンなボタンを押した)、いつか実家にテレビ買ってあげたほうがいいかもと思ったのであった。 |
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「明日休みます」と私が言っても最近は誰も驚かない。「ああ、明日は第1水曜日ですもんね」と言われるまでになった。というわけで有給休暇の申請を出して帰宅。 素早く夕食を食べ、先日購入した『グラディエーター』を観る。 2時間半以上の長編なので観るのに気構えが必要だったものの、観てみれば超娯楽映画。何の苦労も無く観られた。むしろもう少し重厚な内容を期待していたので、完全に"誰でも楽しめる"ドリームワークス映画だったのが物足りないところも。 お話の単純さ、物凄いテンポの早さなど、観てる間はわくわくするんだけど、残るものはあまりありません。 冒頭の合戦シーンの荘厳さ、圧倒的な迫力のイメージで全部行くのは贅沢なのかな、やっぱり。 あと、この物足りなさの一番の原因は、決闘における"痛さ"や"重厚さ"が無いからなのかなぁ。そういう表現はあからさまに避けてる演出なのが逆に鼻についてしまう。というわけで個人的には『スターシップトゥルーパーズ』のほうが好き(って、アレと比べる気持ちが誰かわかりませんかね?)。 そういうこともあってかリドリー・スコット作品にしては、心を鷲掴みにする映像も少なめだったかも。 ところで最近の難点は、夏はTH-AE100(液晶プロジェクター)のファンの音がうるさいことか。ウィーン!って音が、音響効果を気にする映画だとかなり耳障り。携帯電話や時計の時報がなるよりは断然マシだけど……。 |
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あと5日でお盆休みだ! と言いながら一方でお盆休みの仕事も増えていく日々。 21歳歳上の彼が発覚した安達祐実の話題でみんな大騒ぎさ。 相手の黒田アーサーが41歳。「俺も41になったときに20の彼女がいたら……」などと男どもに無駄な幻想を描かせる中、安達祐実ファンの師匠を持つ8spotsは「師匠が壊れる」と鬱になっていた。 20歳でもやっぱりロリコンっていうのかなあ、とか思いながら帰宅後DVDでも観るかと手にとったのは『アメリ』……の隣りにあった『愛の嵐』。 こんな有名な映画なのに実は初見。難解との噂でかなり構えて観たものの、個人的には物凄く単純でわかりやすい恋愛映画。 ダーク・ボガードのダメ男ぶりとシャーロット・ランプリングの壊れぶりが最高。個人的にはランプリングとボガードが初めて出会うシーン=強制収容された直後の、全裸で頭にリボンだけを付けたランプリングに悶絶。そして周りの目も顧みずその姿を16mmカメラで接写するボガードに卒倒。私もカメラ持ってるとこんなですか? この映画でタイトル名より有名なシーンである"ナチの軍帽にサスペンダー"な姿は、むしろランプリングよりもそれを周囲で眺めている仮面を付けたナチ将校たちのインパクトが強く、この群集によりこのシーンの異常なシチュエーションが倍増しているのを知った。 あのランプリングの姿は、あくまであのシーンを説明する記号の1つに過ぎなかったのか! 美しい朝を迎えるラストシーンといい、あちこちで印象の強いシーンのある、これは確かに後世に衝撃を与える問題作であった。 で、ランプリングのあまりに細い腰を見ていたら急に自分のやばい姿を思い出し、GYOさんに言われたとおりやっと腹筋始めてみた。でも体硬すぎ。元々硬い体は、放っておくとさらに硬くなるのです。20回で憤死。 |
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一夜明け、私より元気になった8spotsは夏風邪で倒れた師匠を救うべく出かけることとなり、私も水着を買うため川崎へ外出することにする。 丁度ヒロターズも着物の小物を買いに川崎へ行くというので(byMSMM)、せっかくだから着物屋を教えてあげることに。 8spotsと別れ、ヒロターズに8spotsに付き合って行った事のある着物屋を何軒か案内する。 3日連続で会っているヒロターズは今日もご機嫌である。買い物も楽しそうだ。2軒目に案内した古着屋でステキな浴衣と遭遇、着物の小物を買うはずが、浴衣を帯と一緒に購入していた。でもこういうものは縁だから買って正解。 その後、本日発売の『きものであそぼ』を2人並んで購入。 なお本には8spotsの提供した着物が何点か載っていたが本人は載ってなかった。 ヒロターズがマッサージへ行っている間、私は水着を探すが、種類は無いのに値段は下がってないという時期であることが発覚。どうにも買いづらい。 その後ヒロターズと別れ、単身川崎BEで水着を購入する。 家に帰って『アメリ』でも観るかと帰宅しようとしたところ、同じ階にあったおもちゃ屋が目にとまる。 店内あったゲームソフトのワゴンへふらふらと引き寄せられるように入っていった。 ワゴンの中にはPS1や古くはメガCDのソフトが入っていたが、その横に見慣れないものを発見。なぜか輸入物DVDだった。 そういえば随分前にこのお店に来た時、場違いにそういうDVDが売られていたのを覚えている。当時私はDVDを持っていなかったので購入までは考えなかったが「ヘンなDVD」という印象は強かった。 で手にとってみてみたら、以前は5000円はしたDVDがすべて1000円になっていた。これを買わずにいられるか! 結局計8本購入。買った映画は以下の通り(年代順)。 ・『天国と地獄』(黒澤明) 1963年東宝。ポン中でいっぱいの黄金町が見られる貴重な映画。あと山崎努。アメリカ版と思われる。クライテリオンじゃないものの以前香港土産に買ってきてもらった黒澤物よりも画質は良好。 ・『怪談』(小林正樹) 1964年東宝。『東京裁判』とかを撮った小林監督で、主演者も三国連太郎以下東宝オールスター。カンヌ映画祭審査員特別賞受賞作品。でこのDVD、なんとクライテリオンレーベル。画質、スクウィーズ収録・予告入り・古い映画でも発色良く画質も最良で文句なし。でも「怪談」。 ・『ファスター・プシィキャット・キル!キル!』(ラス・メイヤー) 1966年・アメリカ映画。よくわかんないけどとりあえず日本語字幕付きなので買ってみたら、インディペンデント映画の元祖みたいな巨乳大好き変態監督ラス・メイヤーの映画だったとは。しかもこれが台湾版DVD。不自由な日本語で、これがまた映画に味をもたせているような持たせていないような。なお映画はこんなの。 カルト度合いはかなり高いのでヤフオクで高値で転がせる気がしてきた(笑)。 ・『ドラゴン 怒りの鉄拳』(ロー・ウェイ) 1972年・香港。ブルース・リー映画。ちゃんとした日本語字幕つき。なぜか店に2バージョン置いてあって、もう1つのdtsバージョンのほうが箱も大きかったものの、もうひとつのほうが定価が高く、箱もちょっと重かったので音を犠牲にして買ってみたところ、重いのはおまけに付いて来たテーブルコースター(なぜこんなものが?)のせいだった。 あと『死亡遊戯』の未公開シーン?も入ってるのはこっちだけみたいだ。 しかし、この映像の冒頭で「ラウンド1ファイト!」などとゲームみたいな効果音声が入っていたのが謎。香港の人の考えることはよくわからん。思わずQTEでもするのかとDVDリモコンを構えてしまった。 なお、私の買ったほうは、ここの「99年香港盤」ってやつです。 ・『女囚さそり 第41雑居房』(伊藤俊也) 1972年東映。「女囚さそり」シリーズ第2弾。恐いおねーさんの有名アングラ映画。字幕が焼きこんであって消えないっぽい。パッケージが当時のポスターままなので面白い。アメリカ版? ・『パンダコパンダ』(高畑勲・宮崎駿) 1972&1973年。東京ムービー(Aプロ)。アメリカ版らしくパイオニアブランド。オープニングが英字表示に改変されているが、映像特典で元のオープニングも一応入っている(「雨降りサーカスの巻」のみ)。画質も悪くない。ちなみに海外タイトルは「PANDA GO PANDA」だった。空耳? ・『ゴルゴ13 九竜の首』(野田幸男) 1977年東映。さいとうたかを漫画の映画化。サニー千葉と志穂美悦子が出てる。だが! 香港版らしいこのDVD、英語と広東語?の吹き替え&字幕が入っているのに、どうも日本語の原音は入ってないっぽい。香港から話が始まるからってそんなことするなよぉ! というわけでこの映画は、海外版の『狙撃十三』が正しい。なお、これは予告映像で連呼されていたタイトル名。「そげきじゅうぞう」さん。なんか「ドキューン一発あたりくん」(真樹村正)みたいだ。 ・『ルパン三世 カリオストロの城』(宮崎駿) 1979年東宝。日本で発売されるまでアニメファンがこぞって買っていたと思われるアメリカのMANGAZOOもの。英語吹き替え版はステレオ音声らしく「炎のたからもの」がステレオで聴けたものの日本語の原音は適当で音がこもり気味。 というわけで8本。これを買ってきた私がめちゃくちゃ、というより、この店の輸入するセレクトがめちゃくちゃなのだと思う。だって、他にも『フランケンシュタインの花嫁』とか、クリストファー・リー&ピーター・カッシングものとか、B級C級のSF&怪奇映画がいっぱいありましたが、日本語字幕ついてないので買いませんでした。 「これを仕入れた担当者はもういない」ということだが、店にとっては迷惑な店員だったのだろうなあ。 最後に大中でみかけたパンダ抱き枕があまりにかわいかったので写真撮影。
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先日行われた当サイトのオフ会からスピンオフした企画「豚しゃぶを食べる会」開催。主催者はヒロターズ。そして今日は彼女の誕生日。 有楽町の集合場所へ5分ほど遅れて着くと、ゆっきさんからもらったかわいらしい花束を右手に、KENからもらったなめらかプリンを左手に下げてご満悦のヒロターズがいた。そりゃもう誕生日ですから! ちなみにゆっきさんは、ここへ来る前にエグザスで1時間水泳・1時間筋力トレーニングを行ってきたという。絵に描いたようなデキるビジネスマンぶりに羨望の眼差し。日記書いていて遅刻した私とはえらい違い。 その上で「30歳を過ぎたら体には気を使わないといけない」という2つ上のゆっきさんの言葉には重みがある。じゃあ2歳たったら私もエグザスに(だめじゃん)。 さて「まぁ私が美味いっていうくらいですから」とお嬢言葉で語る漢・ヒロターズお勧めのこの豚しゃぶ、確かに美味いです。参りました。 4人で「これはマジ美味いよ!」と感動の嵐、嗚呼これがほんとうにしゃぶしゃぶなのか。私がこれまで食べていたあの2時間食べ放題のスカスカ味と同じ食べ物と言っていいのか。 一見「ラーメンのスープみたい」と冗談が出た浸け汁がまた絶妙。しかも柚子胡椒を入れるとさらにおいしさが深まる。 その上、豚しゃぶ以外に出された蕎麦や味噌汁に到るまですべてが美味い。これは凄い。なんですか? これ。醤油なんてあんまり甘くてKENも「俺、これだけで御飯食べられるよ!」って言ってるし(実際醤油買って帰ってたし)。 ああ、日記書きながら昨日の味を思い出してまたお腹が鳴ってきた。ぐぐう。 そんな歓喜の食事をしながら、ゆっきさん主催(協賛・やだよ)による第2回沖縄会議も執り行われた。決行はやはり10月中旬以降。ゆっきさんの話を聞くだけでどきどきわくわくな私とヒロターズを尻目に、KENは「ちぇー。」って顔してる。奴の仕事は10月が最も忙しいのだ。半べそ状態。すまん。フランス行けなかった分、俺達だけで楽しんでくるからな。 豚しゃぶをたらふく押し込み、もう何も入りません状態になってから2次会へ。 今度はゆっきさんのお勧め、シェリー酒のお店。 シェリー酒ばかり何十種類もあるこちらは、さすが銀座、オトナの雰囲気である。 ヒロターズが目をキラキラさせている様を見るに、さすがデキるビジネスマンは女性を楽しませるのも上手だ! と羨望のまなざしを一緒におくる。 KENは「普段飲むのは安酒ばかりだから」と私と一緒に戸惑っていたが、一番飲んでたのもヤツだ。 ここにきて遂に8spotsが到着。8spotsお得意の絶妙な突っ込みトークにより、ゆっきさんの"パートナー"への接し方=恋愛観・結婚観が白日のもとに明かされる。 しかし、その理路整然とした分析に8spotsやヒロターズの感心と同意を受け、なかなか理知的な会話に。 そんなこんなで、ともかく楽しい「豚しゃぶ会」は閉会。主催兼主役のヒロターズも喜んでくれたようで、全く持ってめでたしめでたし。 しかし、豚しゃぶを食べ損なって空腹のところにシェリー酒を流し込んだ8spotsがいい感じに酔っ払ってしまった。 「おうちにかえるー」「頭が痛いよー」という8spotsを私の家に連れ帰りながら京急蒲田駅でみつけた、夏季サービスにしても凄すぎる一品を最後に紹介。 |
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朝起きたら9時52分。でも会社の10時のタイムカードには無事間に合う。ほとんど魔法。無精ヒゲで出社できる会社でよかった。 会議とか打ち合わせとかで会社の中をいったりきたりして夜。 今日の仕事はすべて終わったわけでは無かったが、このままだと無意味な残業になりそうだったので人に託すことにして帰宅。 以前は責任感でずっと残っていたのだが、それは自分の不器用さによる自己満足であるとある日気付いたのは結構最近のことだ。 雨も止んだし、帰宅後すぐに川崎へ向かう。 本日ついに発売になったDVD『アメリ』と、その他昨日から2500円になった『トレマーズ』『バロン』『グラディエーター』を購入。 今回のソニー廉価ラインナップはかなり好みの映画が多くまだ買い足りないくらいだ。今回廉価になったものの中には『17歳のカルテ』『モンティパイソン人生狂騒曲』という既に所有しているソフトも含まれており、DVD初心者であった私もいよいよこの廉価ショックを味わう時が来たようだ。 『アメリ』のDVDには購入特典としてフィルムの切れ端が3本オマケについてきた。 『ピストルオペラ』の前売りでももらったフィルムのゴミみたいなしおりは、大学時代フィルムに親しんだ私にとってはなんとも宝物のように思えるもので心ときめくのだが、最近のDVDを買うような一般の人にはどうなんだろうか。 閉店時間に川崎ヨドバシを出てから平和島へ。ヒロターズと彼女の誕生日前夜祭、というわけでもないのだが、何となく忠勇で飲むことに。 お互い今週は疲労が溜まっているらしく(彼女の場合は毎日夜中までチャットしているのが一番ダメージを与えている気もするのだが)、1時間強、数杯の酒であっという間に回ってきた。 ほろ酔い加減で忠勇を出てからヒロターズがラーメンを食べたいと言い出したので駅前のラーメン屋へとハシゴ。 平和島なんて競艇しかないと思っていたのだが、結構面白い店が多いのだなぁ。 帰りの電車の中で0時を迎える。車内で彼女に誕生日おめでとうを言い、誕生日プレゼントを渡すことができた。一番のりです(笑)。 家に戻ると、ほとんどそのままダウン。酒のおかげでぐっすり眠れる。 |
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久しぶりに仕事に埋もれる中、21時過ぎに自転車を走らせていると遠くの夜空が時折光っていた。「嵐がくる」……サラ・コナー気分で家に戻り、遠雷の音を聞きながら夕飯を食べていると間もなく大雨が降ってきた。自転車通勤の身にとってこれほど嬉しいことはない。こんなところに身近な幸せ。 昨日8spotsが送ってくれた、彼女お勧めの『Ring of Red』のエロSSを読んでから寝る。 |
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