なんか今回は特に遊んでばっかりに見えますが、読み返してみると私にも本当にそんな気がします。

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9/30
 天気予報では雨だと言われていても朝に雨降ってなければ自転車で会社に行きたくなるのが人情でして、結局傘を抱えつつも自転車を使ったわけですが、帰るときには雨は降ってませんでした。…それ、幸せ。
 他人に頼んだ仕事の依頼確認が遅かったため、結局最後には自分で尻をぬぐう羽目になったのは自業自得と思って、しっかり今日は仕事してました。
 雑な仕事だなあと思いつつも、それでも適当に回ってしまうのだからそれはそれでOKでしょうと思う今日この頃。

9/29・TVっ子
 午後遅くに起床。風呂あがりにPCを点けていたらベルリンマラソンを見ていたヒロターズから、今日が『サイボーグ009』の(実質)最終回だと教えてもらったので見てみる。ちゃんと姉弟が物干し台で流れ星を眺めていた。さすが原作に忠実をウリにしていただけはある。
 番組が終わったころ、またしてもヒロターズからメッセージ。「10チャンネル!」と一言だけなので何かと思って見てみると「ドラえもん」の「おばあちゃんの思い出」(TV版)をやっていた。心構えもできてないのに見たので目に涙が貯まる。ヒロターズも「テレビに釘付けになって、ああ書くだけで精一杯でした」と言っている。私は特に最近涙もろいことを実感。歳のせいかな……。
 やっていた番組は特番で、アニメの感動シーンを連続で流すものだった。夕飯作ったりMSNMに現れたYOSに『鉄騎』の6面攻略法を伝授していたりしながら、結局そのまま最後まで見てしまう。鉄騎話だったはずのYOSとの会話もいつしか「フランダースの犬泣けたねー」という話題になっていた。
 そしてTVのほうも「日曜洋画劇場」になっていた。今日の映画『トゥモローネバーダイ』はシェリル・クロウが歌うタイトルロール曲が良いのでYOSに「OPだけでも見ておけ!」と伝える。
 ボンドが乗る戦闘機のトグルスイッチやら、ターゲットカーソルを見て興奮しつつ冒頭の短編事件が終わって、いよいよタイトル。
 ところが「イアン・フレミング原作」の文字と共にイントロがジャンジャンジャン♪とかかったところでフェードアウト。場面は本編に映った。なんとタイトルロールがまるまるカットされていたのだ。YOSに勧めた私の立場は……。
 あのハダカのおねーさんがシルエットでふらふらヘンな踊りをするところが007の醍醐味なのに!
 すっかり白けた私はテレビを消してXBOXの『プロジェクト・ゴッサム』に変更。渋谷と新宿の街を360スパイダーでドライブする。裏技で出したフリーランモードなので指定コースも無く自由に走行可能になっている。街のディテールを確かめながらうろうろ楽しむ。
 それをしばらく続けているとヒロターズから電話をもらう。これからジョナサンで制作中の同人誌の作業をするので付き合わないかという話だった。
 カッターで紙を2つに切るという至極単純な作業を任せられるが、不器用な私はそれすら上手にできず恥ずかしいことこの上なし。
 それでも名古屋土産のインスタント味噌煮込みうどんセット、そしてお駄賃におまけアイテムの試作品・ヒロターズが自分で描いたイラストのマグネットバッジ(冷蔵庫とかにつけるやつ)をもらった。これはレアなお宝だぁ。
 帰りがけ、支払いを済ませてからジョナサンのレジの女の子に「ごちそうさま。おやすみなさーい」と何気なく挨拶したら、ヒロターズから「あのかわいい店員さん、私が先に目をつけてるのにー」とツッコミを受ける。

9/28・VT強化合宿
 今日はゆっきさんに「沖縄100の質問」を行うつもりであったのだが、諸事情あって昨晩急遽中止にさせてもらったのだった。
 ゆっきさんにお詫びを言ってから1時間も経たないうちに、珍しくKEYから電話をもらう。明日『鉄騎』を体験させてほしいというのだった。いいタイミングだ。
 半月前にYOSが購入を決意したあの集会のときに、こういうゲームに目が無い彼を誘ったのだが、KEYは引っ越し直後で来られなかったのだった。
 31にして生まれて初めて実家を出て一人暮らしをはじめたKEYは、今自由をかみしめているところなのだ。私も実家を出たのは社会人になってからなのでその気持ちはよくわかるぞ。
 というわけで今日はKEYと、急な呼びかけに応じてくれたYOS、KENを加えた計4名で『鉄騎』をプレイする一日になった。
 前回YOSたちが来た日に戦艦と戦う4面まで進めたきりプレイしていなかった私だったが、今日はまずYOSに模範演技をしてもらう。YOSは既に6面まで進めていた。
 このゲームはまさに「百聞は一見にしかず」そのもので、人のプレイを見ることがどんな攻略法よりも役に立つ。
 おかげで、当初はあんなに絶望的に思えた戦艦との戦闘も皆容易にクリアできるようになった。
 1プレイ=1面クリアするのに何十分とかかるゲームなので、たくさんの客が来た時に遊ぶには決して適しているプレイ時間ではないのだが、そういう効果もあって人のプレイを見ている時間も全然退屈しない。
 うちのVT(バーティカルタンク。鉄騎世界のMS=モビルスーツのこと)は今日も4人乗りなのであった。
 とはいえ、極度の興奮状態を維持する『鉄騎』は精神もかなり疲労させるので、暫くしてから他のゲームもプレイすることに。『プロジェクト・ゴッサム』のルパンプレイをKEYたちにも存分に楽しんでもらう。
 せっかくお客もいることだし思い切って裏技を使用し、150以上?あるコースと数十種類の車すべてを使うことができるようにした。コース多すぎてわけがわかりません。
 早速渋谷の街を赤いフェラーリ360スパイダーで激走する。
 速ければいいのかというと、これまでミニクーパーとかビートルとか使っていたので、その暴れん坊ぶりに全然上手く操作することができない。庶民の乗る車ではないと身にしみてわかりました。2周も走るとボンネットが傷だらけだ。
 夜は、皆で近所の居酒屋で飲み、そしてカラオケ。店を出ると23時半。調布に越したKEYはもう帰れないじゃん!
 KEYは「じゃあ今日はやだよの家で泊まり!」とか言い出す。彼はまさに自由を楽しんでいるのであった。
 急遽「VT強化合宿」開催決定。4人で再び我が家へ戻りVTを再起動。延々と戦闘。
 YOSが2時頃車で帰宅したものの、その後ついにYOSも到達していない6面をクリアすることに成功。勝因はオーバードライブモード! 2chの攻略板のおかげです。
 しかし6面のラストはきつかった。KENは「あのシャッター、マジで恐い。もうプレイしたくない」とか言ってる。それほどこのゲームは極度の緊張感を生む。かなりVTを使いこなせるようになってきたつもりなのに、今でもプレイすると体がどきどきする。
 30過ぎた男たちがかわるがわる操縦桿を握り続けて数時間。気がつくとすっかり夜が明けていた。残った3人で「ホントに鉄騎だけで徹夜しちゃったよ!」と苦笑いしながら、とぼけた頭で最後に『東映アニメ主題歌大全集』の2本をまったり鑑賞し8時過ぎに解散。洗濯してから寝る。

9/27
 ああ来週は既に沖縄にいるんだよ、と思う一方で何も準備してないのはいいんだろうかと心配になりつつも、無事休暇申請も受理され(受理されなくてもいくけどさ)、来週を待つのみなのである。
 会社で放置状態だった私の新規事業についての動きがちょっとあり(いや上司のほうはすっかり私が担当するもんだと思ってたみたいだが)、泥沼に落ちるかどうかの瀬戸際にも陥ったり。そういや以前この日記で、社内での私の仕事変更について「転職」という言葉を使ったのだが、それから数ヶ月してから「やだよさんは会社辞めるのだときいてましたよ」と、うちのHPを知らない人から突っ込まれたりして、どっかで伝言ゲームが密かに行われていたのだろうなあとびっくりしたり面白かったりしたっけ。私はまだ辞めてませんよぉ。
 今日も忙しかったり忙しくなかったりの週末だったが、夜はニンニン忍者忍者マン〜♪ということで忍者小学校卒業打ち上げ飲み会に参加。ただ席が微妙な位置でいまいち乗り切れず。
 明日は銀座で行われる雲丹さんの結婚式で友人代表スピーチを行うというterraが真っ赤な顔で盛り上がっていた。雲丹さんは合コンで相手をゲットしたのだという。terraや私と同い年だそうだ。皆で「結婚式は合コンみたいなものだからterraも頑張れ」と励ます。
 帰りがけにコンビニへ寄り、またしてもボリュームアップして、ついに500ページオーバーしていた『ガンダムエース』を買って帰る。普段行かないコンビニへ行くと、ついレジ横にあるWTMやらペンギンズランチなどを買ってしまうこの癖はなんとかしないと一生金は貯まらないな、と思いつつ、「わあいヘッツァーの三色迷彩だー!」と家で一人小躍り。

9/26・やだよちゃんのほっとけーき
 ヒロターズが毎日ホットケーキの話をするからか、会社のPCの壁紙を「しろくまちゃんのほっとけーき」の表紙にしたからなのか、まだホットケーキ熱が冷めない。
 というわけで今日も夕飯はホットケーキ。
 今日はスーパーで生クリームを購入。より夕飯色が薄くなった気がするが、これはこれで美味いのでしょうがない。
 ボールにぶちまけたホットケーキミックスをシャモジで(これしかないの)かき回しながら、今回も楽しく「ぽたあん どろどろ ぴちぴちぴち(いかりゃく)」
 しんぷるで しかもおなかいっぱいになる ゆうはんであった。
 ヒロターズのサイトのBBSの情報により、出版元の「こぐま社」のHPで「しろくまちゃん」グッズの通販をやっていることを知る(ちなみにサイン本まで売ってる)。「この本は私のバイブル」と宣言していた8spotsにも教えてあげたら普段グッズ収集に全く興味の無い彼女が「全部買う」と言い出す。なんかこのディック・ブルーナのようでいて、パチものではないオリジナリティあふれるデザインがたまらないのであった。
 お徳用で購入したホットケーキミックスはあと2袋残っているのだが、これを食べきったとしてもまだまだホットケーキブームは終わりそうも無い感じです。

9/25
 「9月下旬発売」のみの情報だったため、20日以降本屋へ日参して発売を待った『西洋骨董洋菓子店』の4巻(最終巻)がやっと発売したので「ユーゲー」3号と共に購入。
 レジに行く前につい絵本コーナーへ寄って「しろくまちゃんのほっとけーき」を探してみるが、あるのは「ぐりとぐら」ばかり。絵本市場は飽和気味ときいていたけど古典的名作は小さい本屋ではダメみたい。超大手の店か図書館じゃないともう出会えないのかな。
 なおレジに行く前に漫画売場に戻ってみると、後輩のぎどさんが同じく4巻を手にとっているところだった。
 家に帰って夕飯(ちなみに今日はホットケーキではない)を食べてから4巻を読む。この漫画、絵が抜群に上手いわけでも、料理の造詣に大きくページを割いているわけでもないのに、出てくるすべての食べ物が美味そうなのだ。とても空腹時には読めない漫画である。
 満を持して読んだ最終巻は、予想以上にさっぱりとしていて、でもらしいといえばらしいもので十分満足。ばっちり堪能できた。これだけ面白い設定を用意して、人気もあるのだからまだまだ続けられそうなものなのに、たったの4巻で終わらせてしまう(当初の計画通りなんでしょう)作者のよしながふみには感心する……前に一ファンとして「もったいないーもっと読みたいー」と叫びたくなります。
 その後は昨日に引き続き、買ったまま見てなかった『東映アニメ主題歌大全集1』を観る。最初は全然見たことの無い作品が続くが、中盤以降は知ったものばかりでそこそこ楽しんだ。後は「あしたのジョー2」→「巨人の星」のお決まりの水曜深夜枠。眠い。

9/24・しろくまちゃんのほっとけーき
 雲丹さんの結婚発表があったりして祭りの後も盛り上がる社内。
 祭り明け対応に勤しんでいるときにヒロターズが突然送ってきてくれたのが2chのほのぼの板にあった「ホットケーキ作ろう」スレだった。
 仕事の合間にちらちらと読んでいたらこれがなかなか楽しい。ヒロターズはこれを読んでいて無性にホットケーキが食べたくなってしまい、家に帰ったらつくろうと言い出した。
 晩御飯にホットケーキというのもどうかと思うが、もうたたかいは始まってしまったらしい。いつものようにねだってみたら断られる。
 でもホットケーキくらい自分でつくればいいんじゃんとポジティブに思い直し、自分でつくることにした。会社の帰りにホットケーキミックスを買ってくる。
 結婚してから1度しか使ったことがないホットプレートがあったが今回は前述のスレでも紹介されていた、わかやまけんの名著「しろくまちゃんのほっとけーき」にならい、フライパンで作ってみることにする。つくりかたは簡単だ。
 「ぽたあん どろどろ ぴちぴちぴち ぶつぶつ やけたかな まあだまだ しゅっ ぺたん ふくふく くんくん ぽいっ はい できあがり」である。
 そしてたべるのである。
 ところが、しろくまちゃんにならってつくったところ、ひとつもんだいがはっせい。ほっとけーきみっくすはひとふくろで4まいつくれるということだったが、しろくまちゃんのとおり、ふらいぱんいっぱいにほっとけーきをつくったら、ちょっけい20せんちのきょだいなほっとけーきが2まいできてしまった。
 たしかにえほんのとおりの、おさらいっぱいのほっとけーきができたけど、きれいにふくれたけど、あんまりこげずにできたけど、これではまるで「ぐりとぐら」のかすてらのようなきょだいぼりゅーむだ。しろくまちゃんじしんがわたしよりふたまわりはおおきいということをわすれていた(そうなのか?)。
 けっきょく1まいはんたべたところでおなかいっぱい。もちろんおかずもなにもなし。でも、たべたいものがたべられてわたしはとってもまんぞく。ひろたーずにかんしゃなのだ。なお、かのじょはちゃんとこむぎこからつくったそうだ。さすがなのだ。わたしもいつかちょうせんするのだ。

 ホットケーキとコーヒーですっかり腹が膨れた私は、昨日買ってきたDVD「東映アニメ主題歌大全集2」を見て過ごす。1976年の『大空魔竜ガイキング』から1982年の『わが青春のアルカディア 無限軌道SSX』(これ見てない)まで、私が4歳から11歳までなので、まさに私のアニメ黄金期。
 しかも当時は半分以上のアニメ番組が東映だったので、ほとんどのテレビの主題歌がここに入っていると思われる。今まで買った主題歌DVDの中でも最も知ってる番組が多い。
 毎度のことであるが、基本的にこのDVDは記憶を呼び起こすことが主眼なので、主題歌を見られるだけで大体満足できるところがポイントだ。原作者によるパチモノ黄金期の『ジェッターマルス』『ガイスラッガー』、作画が抜群『アローエンブレム グランプリの鷹』『銀河鉄道999』、避難民さんが卒業飲み会で熱唱したのが忘れられない『宇宙海賊キャプテンハーロック』の「俺たちの船出」、やっぱりタツノコだったのねと知ったボヤッキー不在の「イッパツマン」な『とびだせ!マシーン飛竜』、父親がOPに出てるだけで泣ける『がんばれ元気』、ガメラにウルトラマンにR2−D2に、って今なら版権うるさそうでアニメ化できない?『Dr.スランプ アラレちゃん』、よくこんなアニメをゴールデンで流したよなと思う『パタリロ!』の「美しさは罪」、そうか宇宙版「十五少年漂流記」だからなのか!『ダイラガーXV』……ケーブルにも入ってないし、夕方の再放送もあまり縁の無かった私には当時の記憶がまざまざと甦る。おかげでもう深夜一人で熱唱。超近所迷惑。

9/23・プロジェクトゴッサム
 先週『鉄騎』を堪能していったYOSが本体ごと『鉄騎』を購入したそうだ。戦線への参加は心強いが新兵はまだまだ募集中だ! 早くみんなも買おう!

 とはいえ私はあれから『鉄騎』はプレイしておらず、今日は部屋掃除を少ししてから昨日買ってきた『プロジェクトゴッサム』を遊ぶ。
 このゲームはゴッサムシティをバットモービルで駆け抜けるセガCD版『バットマンリターンズ』の移植ではなく、東京ロンドン・サンフランシスコにニューヨークを加えた4都市の街の中をレースするゲームだ。
 渋谷の駅前のロータリーから公園通り、浅草寺の境内や仲見世の中を車で全速力で走り抜けることができるのはきっとこのゲームだけだ。「散歩の達人」のレースゲーム版ともいうべき(なんじゃそりゃ)『デイトナUSA』の上級コースで味わった、背景を楽しむ点をパワーアップさせたソフトといえよう。
 これだけの街の美しさはさすがXBOX、最高性能ハード! と言いたいところだが、実は上でリンクした画面はDCの『MSR』だったりする。画面の質はあんまりかわってない(空気感とか光とかは違うけど)。
 というわけで本作は『クラッシュバンディクー4』や『ソニックR』で有名なトラベラーズテイルズというイギリスの開発会社が制作したDC用ソフト『MSR』のバージョンアップ移植ゲームである。
 ただし『MSR』は、日本では発売直前に致命的なバグが発見されて発売中止になった幻のソフトで、それだけにやっと自分の手元にやってきたという感じもある。そんなこの『プロジェクトゴッサム』の面白さを倍増させる方法を発見した。
 その方法はXBOXの、自分のCDをHDDにコピーして遊べるという機能でBGMを「ルパン3世」にするだけ! これだけでレースゲームがいきなりカーチェイスゲームに早変わり。後続車からは銭形の声が聞こえてきそうなオーラが見え、すべてが追っ手に見える。こうなると興奮度が全くかわるのだ。
 音楽ひとつでこれだけゲームのイメージ変わるんだなあと、やってみた自分が感心してしまう。
 せっかくなので続いて「ナイトライダー」とか「マイアミバイス」など、車の似合うテレビドラマのメインテーマで攻めてみた。後は『裸の銃を持つ男』のタイトルバックや『レイダース』のデザートチェイス(駅馬車のオマージュシーン)の曲とか。『バックトゥザフューチャー』のサントラも欲しいなぁ。
 
 陽も落ちた頃、川崎ヨドバシに予約していたDVD『東映アニメ主題歌大全集2』を取りに行き、同時にヒロターズのプリンタ購入を付き合う。付き合うとは言っても、店に着いてから機種を決めるのはほぼ即断。漢らしいなぁ。
 既にエンゲル係数が限界をオーバーしたどころか、来週末(!)の沖縄行きで貯金も心もとない2人で、せめてコーヒーをすすってから帰宅。

 すっかりXBOX信者になった私は食後も『プロジェクトゴッサム』。『アウトラン』や『デイトナUSA』などの歴代レースゲームも当然合ったが、唯一合わなかったのは「少女革命ウテナ」の暁生カーのテーマであった。きっと『首都高バトル』ならばっちりなんだろうけどなぁ。
 そんなこんなでHDDへのコピーと律儀にコントローラで曲名まで入力していたら、あっという間に夜中になっていた。あんまり休日を有効に使ってない?

9/22・ジェヴォーダンの獣、ソルジャー
 朝起きてまずしたことは、隣町のファミコンショップへ自転車を走らせることだった。開店時間直後の店でXBOX『プロジェクトゴッサム』を980円で購入。ソフトも安いぜXBOX。
 帰宅後洗濯してたら案の定雨降ってくるし、幕張の戦友たちに思いを馳せながら今日は家でお休み。
 昨日の日記書いてからDVD『ジェヴォーダンの獣』を鑑賞。
 昨年は邦画がやたらと面白かったのだが、近年はフランス映画が楽しいことが今年の発見だ。『ヴィドック』、『アメリ』、『ハリー、見知らぬ友人』そして『ル・ブレ』。そして本作も、アメリカでもイギリスでも日本でも香港映画とも違う独特の空気を持った娯楽映画に仕上がっていた。DVDのパッケージ写真がめっちゃ期待をそそっていたのだがその期待通りの快作であった。
 劇場公開のときの宣伝では「時代劇の猟奇殺人もの」だと思っていたのだが全然違うじゃん! 今の宣伝展開なら絶対足を運んだのに。
 で、真の内容はフランス田舎町に現れた怪物を2枚目の主人公とインディアンが退治に来るが、そこには牙一族の陰謀が! 主人公はアイヴィーのガリアンソードにどう立ち向かうのか! という『スリーピーホロウ』ジャパニメーションを放り込んだ映画だった。
 ……これでは想像付きませんね、でも観たら納得してくれると思います。めちゃめちゃ好みです(笑)。
 2時間強の本編+特典映像見ていると日が暮れていた。
 夕飯食べてから、今度は『ソルジャー』観る。
 『モータルコンバット』『バイオハザード』のポール・アンダーソン監督、脚本が『ブレードランナー』『許されざる者』『12モンキーズ』、そして『サルートオブザジャガー』(大好き)では脚本だけじゃなくて監督までやってしまったデヴィッド・ウェッブ・ピープルズ。で、主演はカート・ラッセル
 こんなオタク心を掴むラインナップなのに、全然話題になってないということはきっと問題があるんだろう。と思ったら、その通り。
 せめてレプリカントがモータルコンバットする映画かと思っていたら、カート・ラッセル版ランボー(T2シュワ風味)。
 しかも最初にぼんやりと考えるあらすじの通り意外性なく展開する。シャマラン監督の逆。金がかかってるのはわかるけどあまりスケールが大きく見えない美術とか期待させておいてそれかよ!なゲーリー・ビジーとか、もったいないところが続出。なお、特典映像のインタビューで監督他が「SF映画で西部劇なんだ! もう最高!」と言っているが、誰も西部劇じゃなくてひとりぼっちの軍隊を思い出すと思う。
 一応、つまんないわけじゃなくて普通のB級映画には仕上がってるのでお間違いなきよう。でもこのメンツでこのレベルだとつい苦言が……。でも期待しないで観れば平気なので機会があればどうぞ。ともかくこの映画が傑作になれなかったのは残念だが、SF西部劇は数年後『ゴースト・オブ・マーズ』という傑作が生まれるので映画史的にはOKなのである。
 というわけで家で映画観て一日が終わる。 

9/21・幕張珍道中
 氷雨カーでもこなさんと3人で戦場へ。氷雨君、ハンドルを握っても性格はおだやかなんだけど、やはり走り屋だけあって、いつの間にか勝手にレースはじめているのは小心者の私はたまにどきどきする。
 さて、昨日の数倍の人で溢れ返る幕張のバトルフィールドで人の渦に巻かれながら一日を過ごす。
 私の同窓会は昨日終わったが、もこなさんの同窓会は今日。あちこちで声をかけている。一方、氷雨君は北海道にいるIZAの使命を受けアイテム収拾に勤しんでいた。その姿はまさにPSOで彼女に貢ぐためのアイテムを探して回る氷雨君の姿そのまま。チャレンジをぐるぐる回るあの光景を現実世界で映し出していた。
 そして夜。駅前でゆっくりとしたお茶を楽しんだ後、結局朝と同じく氷雨カーで送ってもらうことになった。
 帰りは渋滞に巻き込まれる。カーステレオの音楽が大きかったので後部座席にいても前の2人の会話が聞き取れないなあ、とか思っていたら気が付いたらすやすや寝ていたらしい。
 渋滞を抜けてから3人でカラオケ屋へ寄り道。氷雨君のかっこいい歌をかっこよく歌えるときめき声と、もこなさんの萌えボイスによる今井美樹を堪能しつつ、私はひとり勝手に2人の知らない70年〜80年代前半の歌を歌い続ける。
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