師走の頭の日記。久しぶりに毎日遊びたくなるゲームに出会いました。夜之火。

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12/10
 とあるBBSで「2ch以外で2ch語使う奴って痛々しい」とか書かれていたが、日常の会話に2ch用語使っている私の周りの環境ってどうなんだろう。
 今日のうちの会社の社長ときたら、返信メールの回答が「ワラタ」とか「キボンヌ」だったりして、2ch用語は社長のマイブームになっている模様。そんな会社は「逝ってよし」って感じですか?

 今日も仕事は多忙ではあったが、懐かしい話題が多くかなり楽しめた。まず雲丹さん宛の来客ではトモコサンやウエカワさんと久しぶりにご一緒できて新鮮。お客さんを交えて、私の入社当時の話題で昔話に華が咲きまくり。こういうのになるとどこまで仕事なのかわからない。
 さらにはヨーロッパ出向中のサトウさんとの懇談会もあった。サトウさんとは入社直後暫くいろいろとお世話になったのでとてもフランクに会話ができるので実りも多かった気がする。そのまま夜は皆で近所の寿司屋で飲み会へ。

12/9
 このところ朝が寒くて起きられないので昨晩エアコンをタイマー予約しておいたのだが、それでも今朝は寒くて起きられない。外は雪が降っていた。
 自転車のカバーが破れてしまったので昨日買い換えたのだが、まだ新しいカバーはかけていなかった。夜替えておけばよかったよ。滑らないように気をつけながら会社まで走って出社。雪景色は幾つになってもきれいだ。特に自分のよく見ている風景ならなおさら新鮮で好き。
 夜はDVDで『ソードフィッシュ』観る。
 ジョエル・シルバーおなじみの、観ている間は面白く観終わっても何も残らない普通のアクション映画であったが、こういうのが1500円で買えるなら結構いい時代じゃないか。
 夜は『007ナイトファイア』。昨日ハマっていた開かない金庫はQから貸与されているレーザー付き腕時計で破壊することができた。その後はテンポ良く進む。
 かつてアニメや漫画がそうだったように、ゲームというメディアはどうも映画にコンプレックスがある。「ゲームが映画より優れている点は実際に主人公になることができる」という言葉がかつて多用されたのも、そんなコンプレックスからきた発言なんだと思う。
 しかし今日このゲームをやっているとその使い古された言葉を思い出した。どこを切ってもボンド映画。そして確かにこのゲームなら自分がボンドになりきれる。というわけでまだ3日しか遊んでないので早計かもしれないが、今のところすっかりお気に入り。ボンド映画の好きな人は是非輸入ショップで入手するか1月のPS2版を待ちましょう。

12/8
 伯父の一周忌に参加。
 あれから1年とは実に早いものだ。葬式のときに生まれたばかりだった従兄弟の赤ん坊が、今日はよちよち歩いていて愛嬌を振りまいていた。1年の間に私もいろいろなことがあった。成長も……したよね?
 
 寒い日はあったかいものが一番。カレーライスを食べてから『007ナイトファイア』の1人プレイを始める。とにかく目前の敵を撃ち殺せばいいのかと思ったら、いきなりMの指示や、会話の盗聴、Qからの通信など、意外と会話をベースとした謎解きがあったりしてピンチに陥る。英語の会話を理解できない私はいきなり1面からイベントを起こすことができずピンチに。
 日本発売前、北米でも出たばかりのゲームなので、攻略サイトも見つからず、結局金庫開けられなくて自ら転落死。これを自力でクリアしたという北米版XBOXユーザーのルリヲ君、凄いよ! 尊敬する! っていうかもはやクリアにはアナタだけが頼りだ。

12/7・夜之火
 ペースがどんどん早くなっているようにも思える、今日も『HALO』の日。本日の参加者はゆうちゃん、YOS、KEY、そしてKEN。
 前哨戦に昨日入手したばかりのアジア版XBOXソフト『007ナイトファイア』『メダル・オブ・オーナー』を遊んでみることにする。

 『007ナイトファイア』はピアーズ・ブロスナン主演のゲームオリジナルボンドゲームである。オリジナルシナリオのボンドゲームは過去にテンゲンの『007死闘』とかあるけど、本作の映画の忠実再現ぶりは徹底していた。以下ちょっと書いてみる。

1)ジェームズボンドのテーマと共に始まる、銃口とボンドのおなじみの演出。
2)広がった銃口から映し出される、世界のとある場所での全景。場所と時間のテロップ。
3)いきなりはじまる最初の任務。いきなりクライマックス。
4)派手なシーンが連続〜手際よく任務完了。
5)甘いメインテーマとともに映し出されるタイトルバック。
6)テーマソングのバックに流れる女性のシルエットによる艶めかしいダンスと、ストーリーをモチーフにしたイメージ映像。

 わかりやすい展開ではあるけど、ここまでお約束を忠実に守ってくれると本当に感動する。
ゲーム自体は『HALO』と全く同じキーアサインが選べないことを含め操作感に戸惑うこともあるが、十分楽しめるレベル。
 ただ本作には「モーションセンサー爆弾」がないので、対戦プレイの熱さは名作ゲーム・64『007ゴールデンアイ』にはおよばないかも。
 個人的に刺さったポイントは、ゲームBGMがジェームズ・ボンドのテーマアレンジだけでなく「女王陛下の007」など歴代曲のテーマがチラッとかかったりするところ。

 ボンド映画を美しくコピーしたのが『007ナイトファイア』ならもう1本『メダル・オブ・オーナー』『プライベートライアン』の忠実なコピーだ。
 ゲーム開始と共にプロジェクターのスクリーンに映し出されたのはオマハビーチの上陸艇の中だった。トム・ハンクスが乗っていたアレそのもの。みな体をかがませながら、弾装をヘルメットでカンカン叩いたりしてる。
 先頭の号令と共に上陸艇の正面のハッチが開いたと思ったら、気が付くと海の中にいた。一瞬の静寂。周りにはたくさんの仲間。そして水面からナナメに飛んでくるのは陸からの機銃掃射だ。あちこちに自分と同じ姿をした死体が生まれる。
 上陸したビーチではトーチカからの機銃掃射が続いていた。爆風で砂が舞い上がり、NPCがバタバタと倒れていく中、隊長の指示でちりぢりになった小隊を援護しつつ上陸メンバーを集める……。
 オマハにいる兵隊の数は映画の半分しかいないし体が四散したりもしないけれども、5.1chで展開する騒々しい音と空気感はあの映画そのまんまだ。
 
 ただ、映画よろしくプレイしているKEN以外の観客が乗り物酔いに見舞われるというオチつき。対戦プレイは噂どおりとってつけた感があるが、街のおばさんが自分と同じくらいの大きさのバズーカ持って廃墟をうろうろしている姿はなんともいえない味がある。

 で、その後はずっと『HALO』。暫くして酔って来たので休憩に『サクラ大戦・活動写真』のDVDを鑑賞して、さらにまた1時間ほど『HALO』。やっぱりこの面白さにはどんなゲームもかなわない。
 その後飲んでいたら、ゆうちゃんとKEYの終電が終わっていたので2人を家にかくまう。
 来るときは「映画みるぞ!」と言ってたゆうちゃんは「寒い寒い」と言って1つしかない布団で寝てしまった。
 KEYはゆうちゃんが寝ている横で『ラットレース』『ヴィドック』を観て夜を明かす。
 私は隣りの部屋で日記を書きながら深夜映画の『ルーカスの初恋メモリー』鑑賞。話はクソ映画だがノニーがたまらなくキュートなのであった。本人は今大変だけど。

12/6・終了
 夜のロイヤルホストでヒロターズの同人誌発送の手伝い。
 パソコンでのプリントアウトとはいえ、こうして製本されたものを見ると、webブラウザで見るのとは違う趣があり、新しい価値が生み出される。モノ書きの親のもとで育ったから、というよりはただ古い人間だからか、私にとってこの紙でできた本というものの存在感は絶対のものとして、かえがたい魅力を持つのである。
 製本作業が終わろうという頃、待ちに待った電話をもらう。Aちゃんが台湾への出張から戻ってきたのだ。
 先日、無理をいって栄ちゃんに台湾版XBOXソフトを買ってきてもらうよう頼んだのだが、無事に購入できたという報告。喜び勇んで深夜の会社へソフトを受け取りに行く。
 先月末に発売したばかりのアジア版XBOXは、無改造で日本未発売のソフトを遊ぶことができる。
 私が今回頼んだのは『007ナイトファイア』『メダル・オブ・オーナー 史上最大の作戦』。どちらも日本ではPS2版しか発売予定の無いソフトである。ソフトをゲットし小躍りしながら会社を後にする。
 早速ゲームを楽しみたいところだが今日はもうひと仕事。先日初挑戦したネットオークションの出品結果を確認しなくては。
 私の出品アイテムは無事に落札された。予想以上の結果に喜んでいると、8spotsから「終了後はまず出品者がメールするのがルール」であることを教えてもらう。ということはすぐにメールを送らないと不義理になる!
 経験者の8spotsやKEYに教わりながら、慣れないメールを書いて夜を過ごす。

12/5
 なんかちょっと風邪引いたかも、と思ったら葛根湯が切れた。ビタミンCも切れた。
 会社は会議ばっかり。夜は昨日の『GO』の裏番組だった『HR』観て和む。

12/4・GO
 窪塚洋介の『GO』を観るため急いで帰宅。
 ぎりぎり間に合ったけど問題が。原作が持ってるスピード感を生かしたであろうテンポよい演出が魅力的で、食事の支度をしようにもなかなかテレビの前から離してくれない。おかげで今日の夕飯はみかん3個とカップラーメンになった。
 山崎努の名演などさすが高い評価を受けるだけの映画で、観ておいてよかった。ただ本編で語っているように「恋愛に関する物語」だとしたら、あのオチはいまいちか。原作のせい? 扱うテーマが目を引いていることはわかるが、豊作だった昨年の日本映画(実写)で1本選ぶなら私はやっぱり『溺れる魚』
 なお、その2作ともに主演している窪塚洋介は今一番売れっ子の俳優のひとりだが、つい好意的に見たくなるのは彼が地元・横須賀高校出身というのがあるかもしれない。
 横高は、『シェンムー』の主人公・葉月君みたいに毎日ゲーセン通いしたりガチャガチャにうつつを抜かしてたりしてる人では本当は絶対行けないような、地元で一番の県立高校である。学歴で人を判断する気はなくても、反射的にひれ伏しちゃうのかも。受験戦争退役軍人のトラウマ?
 寝る前はTVKで『あしたのジョー2』。いよいよ最終回1話前。ジョーが少しずつ白くなっていく過程が、アニメ版ではとても丁寧に演出しており原作以上に泣ける。

12/3
 昼からホリカワさんと六本木のイベント会場へ。昼飯を食い損なうが、現地で余っていた弁当を入手。楽屋でそそくさと食う。
 続いて、ヴァナ・ディールで冒険中のぴあんさんに遭遇。タルタル・黒魔導師・レベル56。廃人? 廃人? でも元気そうで何よりです。

 その後、土曜に"吉野家"体験して玉砕したniu(紐って書くそうだ)の初個展へ再チャレンジ。無事に見ることができる。
 正直なところ今回は展示しているものが少なく、感動とか感想を言い辛い小規模なものではあったが、張り出されていた作者の「あとがき」のようなコメントはなかなかよかった。
 10年ぶりの創作活動。同い年なんだし、その意欲は見習わないといけない。
 夜、『ハリポタ』を観てきたKEN&おげしょと、ハーマイオニーが如何に魅力的だったかという話を熱く語った後、遅い晩飯を食べに近所のロイホへヒロターズと入ってみる。
 いつ見てもガラガラの広い店内には中年のウェイトレスさんが1人で切り盛りしていたが、その女性が、顔つきどころか声まで岸田今日子そっくり。岸田今日子がコーヒーのお代わりを注いでくれる店。「ねえースナフキーン」とかいってほしい。いってほしいったら。

12/2・餓狼伝説
 週末に店頭でもらった『ロードオブザリング・二つの塔』劇場予告編入りゲームメイキングDVDを鑑賞。
 中身は昨日『ハリポタ』開始前に流れたものと同じだったがこちらは吹き替え版で、劇中の会話がより深く理解できた。なお、りえ姐さんが追っかけているアラゴルンの声はホウチュウさんこと大塚芳忠だった。ちょっと合って無いような……。
 続いて、ちょっと故あって近所の本屋で250円で買ってきてしまった『餓狼伝説・劇場版』のアニメビデオを観る。
 あっという間に古き良き時代の産物となったセルアニメの、ちょっと褪せた色が今はとても懐かしく、いとおしい(色はただVHSが擦り切れてるだけかもしれないけど)。
 公開時は大張作画の絵が生理的に受け付けなくて気にも止めなかったが、過去の遺物として改めて鑑賞したら結構楽しい。テリーとラオウの対決とかあるし(声が内海賢二)。
 こういう昔のアニメの文法が30代オヤジには丁度いいのかも。そういう意味で舞の、いかにも映画ならではの露出シーンとか、見るのは初めてなのに、なにもかもが懐かしい。でも21世紀にこんな映画90インチで観ているのは私だけなんだろうなあ。
 なおニッキ(錦織)声のテリーは思ったより悪くなかった。
 映画観てまったりKENたちとMSNMしていたらゆっきさんから声がかかる。『PSO』をするというのでラグオルに同行。ロビーで「こんばんはー」「ご無沙汰してますー」とか話しながら森へ。懐かしい連発しながらまったりしていたら見知らぬ北海道の方のレベル21の方がやってきた。ヤバイ会話モードOFF。「北海道でもBBあるんですか」とか失礼なことを臆面も無く尋ねる私。でもそんな彼のおかげでドラゴンも楽勝。
 音声会話、思った以上に楽しい。照れを越えたところに次世代のコミュニケーションが待っている! とすっかり最近ビル・ゲイツに洗脳され気味なのであった。

12/1・ハーマイオニーと秘密の部屋
 全国的に映画の日。先月末移転した川崎チネチッタに『ハリーポッターと秘密の部屋』を観に行く。
 クラブチッタ跡地にできた巨大な建物の裏口にハリーポッター専用の行列ができていた。係員の話によると新装チネチッタは全席指定で、先に席さえ確保すれば入る際に並ぶ必要も立見になる必要も無いのだという。
 早速席の予約を取るための列に並んでみたところ、この列が思いの外長くて……窓口に到着したのは1時間後だった。これじゃ映画待つのと同じじゃん!
 どんな運営してるんだ? と思いながらゴールへ着いてみると予約窓口は3つもあった。ところが窓口では「えー? どこにするー? 吹き替え?」とか子供と悩んでいるDQN多数。これじゃ1時間かかるよ。
 ともかく新しく建ったビルなので位置関係が不明で、列の最後尾から行列の長さが把握できなかったのも敗因。
 苦労の甲斐あって映画館そのものはなかなか良かった。4階の映画館4つが全部ハリポタになっていて圧巻。
 なおチネチッタ最大の問題とは不衛生だったのだが、それは移転により自動的に解決。新館はドルビーEXの音響もシネコン系の見やすい椅子も巨大なスクリーンも万全。近場にある映画館としてはなかなかよい感じだ。
 さて、映画だが、ホントに中身は「2学期」なので、映画の続編を観ているというよりはテレビ番組の第二話を観ている感じ。詳しい世界観説明は終わりました。それではお話を始めますねー、というまったりとした空気が映画に流れ、緊迫感はあまりない。ともかく私としてはエマ・ワトソンが観られればそれで良い。活躍シーンは減ったけど、ええ。キュートでしたとも。(一部ネタバレにつき隠し)石化したハーたんを持って帰りたいと思った人、手を上げてー!
 帰りに無印良品へ。5%割引セール開催中だったので、MUJIカードに入会し、ずっと悩んでいたプロジェクタールーム用椅子としてリラックスチェアを購入。在庫ありだったので10kgを手で運び、家で『BROTHER』点けながら組み立てる。
 部品をさすところの削りが甘くてネジが回せなくてハサミでガリガリ削ったりしながら無事完成。そのまま『BROTHER』観る。アンプにリモコンないのが仇になりつつあるが廉価アイテムでここまで充実した環境なら不平は言わないでおこう。
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