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ヒロターズが「今日は飲みたい気分です」というので今日もほいほい付き合うことにする。『蟲師』3巻(相変わらず傑作)と『新・野球狂の詩』7巻と「散歩の達人」買って、家でまとめ読みして彼女の仕事が終わるのを待つ。 結局飲み始めたのは0時近くになってからだったが、それでも開いている店がいくつもあるのがこの街の便利なところ。最初は家の近所で飲みはじめたのだが、お腹が膨れてからハシゴすることに。蒲田へタクシーで移動(街中が酔っ払いで一杯)し、『テレバイダー』の金剛地さん似のバーテンがいる「時代屋」でさらに飲む。私も疲れてたのか場の雰囲気なのか今日の酒はめっぽう美味い。2人で今年一年を振り返る。 帰りは彼女を送ったりして徒歩。新聞配達の自転車とすれ違う時間になっていた。 |
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このところ毎晩1面ずつクリアしている『007ナイトファイア』の話題を毎日多忙そうなルリヲくんを捕まえて大いに語る。 既にXBOX北米版で入手しクリアしている彼は私の唯一の頼りである。このゲームを勧めてくれたのも彼だ。あの面は楽しかったよねぇ、なんて話をしていたら途中で会話が噛み合わなくなる。同じ面でもクリア順路や方法が彼と違っていたのだ。海外ゲームの奥の深さをちょっと感じる瞬間。 同時に我がボンド君はワイヤーウインチを標準装備しているということを教わる。フックのサインが出るのはこれのためだったのかー(ないのにクリアできたのか?と逆に驚かれた)。 夜は、師走らしい仕事。高校時代の友人の忘年会と中学時代の友人の新年会とIZA帰京歓迎会を開くことになり、いつの間にかそのすべての幹事を引き受けていた。日時の設定やメール対応などに追われる。 その後は『スピンシティ』をビデオでチェックしてからいつものように『ナイトファイア』。8面(今日のノルマ)クリア間もなく、終電で帰宅するヒロターズから電話があり、おなじみ深夜のロイホでお茶を楽しむ。岸田今日子似のウェイトレスさんがドアを開けてくれたよ。 |
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テリー・ボガードさん(仮名)に同行してきたもうひとりのお客さんは、一見博識な方だった。ただ、少し話をしていて、ある一言がひっかかった。 「この前『マイノリティリポート』みたんですけど、やっぱり日本を勘違いして扱ってるんですよ。フィリップ・K・ディックはいつも日本のことを間違えてますね。『ブレードランナー』もそうだったし。」 それ言われただけで私は頭の中真っ白。 1に、ディックは故人なので映画制作には関与していないし、 2に、『ブレードランナー』の舞台は日本ではないし、 3に、映画演出を例にして原作者を貶める人はこれが初めて。 もうだめです。この人の話す事すべてが信頼できません。 そんなこんなで家。今日も『007ナイトファイア』。「チェーンリアクション」という、どっかで聞いたことのあるタイトルのステージ(7面)は、(ヒヤリングで)ハマる事もなく普通にクリアすることできた。 なお、ここの面はBGMが秀逸。おなじみジェームズ・ボンドのテーマのアレンジなのだが、途中『女王陛下の007』と『ワールド・イズ・ノット・イナフ』のメインテーマが1フレーズずつだけ流れる。ファンへ向けたこういうちょっとしたお遊びが何とも嬉しい。 ええ、どうせ私は映画マニアですとも。 |
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「こんなに悲しいのなら、苦しいのなら……愛などいらぬ!!」と言った将星の男・聖帝サウザーは、実は誰よりも愛深き男だったのだと、どっかの街のじじいのようにヒロターズに解説する今日。 本日は、もこなさんの転職初出社日だったり、IZAの引っ越しがやっとPC復旧したり、うりうりさんの部内カミングアウトがあったりしたけど、私は至って普通に仕事に埋もれつつ、家で『007ナイトファイア』再開。 MYボンドは、Mからマン・ツー・マンで教わった指令もよく聞かず、Qの親切な秘密道具の解説も覚えられず、ボンドガールが熱い抱擁と共に教えてくれた脱出経路もよく理解できていないというほとんど『メメント』状態。英国紳士のくせに英語のヒアリングもリーディングもでないダメエージェントであった。 眠らせなきゃいけない警備員を撃ち殺したり、破壊できない防御装置と無駄に銃撃戦を繰り広げたり、ウイルスをインストールするパソコンをワルサーで撃ち抜いたり、パラシュートを持たずにビルの屋上からダイブしてみたりと、ありとあらゆる失敗を経るものの、繰り返しの努力の甲斐あって何とかまた1つミッションをクリア。かかった時間があまりにも長かったのでメロメロに酔う。 PS2版が出る前に何としてもクリアしてやる! と意気込んではみたもののまだ半分以上あるんだよねえ。 |
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朝。うららちゃんから先日助けたお礼に贈り物をいただく。わあい。久しぶりに『チャンネル5』やろうかしら。 昼礼時に懐かしい顔が2人。おかえりなさい。復帰記念にアスカ人形をプレゼントしてみたが喜んでもらえなかった。 夕。隣席のうりうりさんが荷物整理をしているので真似して掃除を始める。机の下のダンボール箱のあちこちからいろいろ埋蔵品が出てきたので持ち帰る。 夜、埋蔵品をオークションに出品。でも基本はガラクタなので売れなさそう。まぁそれはそれということで。 |
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昼から日暮れまでXBOX。ラス前まで来たところでヒロターズから電話をもらう。 川崎で会い丸井へ。ヒロターズのソウルシスターからの贈り物(感謝!)をピンクの袋で受け取ってから、噂の「オリビア」の洗礼を受ける。 今年のクリスマスセールの顔であるこぶたのオリビアは、元はアメリカの絵本のキャラクターである。「とても他人とは思えないんです」というヒロターズは、丸井オリジナルのグッズ売場できゃあきゃあ悲鳴をあげている。私は絵本をじっくりと立ち読み。確かにキュート! ヒロターズが初めて知ったのは原著だそうだが、最近出たばかりの日本語訳は大御所・谷川俊太郎によるものだった。確かにこのミミズ口はスヌーピーによく似ている(関係ありません)。 彼女は今日の目的である母親用にオリビアのバッグを買い、自分用に財布を買う。一時はグッズすべてを買い占めそうな勢いだったが、いざ買うとなると選定は素早くてびっくり。横で見ていてもその即断は見事なもので、どれ買うかいつも何十分も悩み続ける私は見習わないとなぁと思う。 夕食後、本屋で『どうにかなる日々』(志村貴子)と『百鬼夜行抄』10巻(今市子)を買って帰宅。後者の作品としての完成度の高さは相変わらずで、唸るように読みふけった。これほどのストーリーテラーは他のメディアを含めてもそうそういない。短編一本で映画一本分の充実度があるよ。 そして再びプロジェクター部屋にこもり昼の続き。無事休み中にクリア。よくできてるし絶賛できるところもいくつかあるんだけど色々な意味で微妙なソフトだ。 |
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先に渋谷の輸入CDショップをあちこち物色してから8spotsと合流し青山>原宿>有楽町と彼女の買い物に付き合う。来週までに甥と姪へのクリスマスプレゼントも買わないとー。 8spotsは銀座のクラブで同人誌の例会があるため、それを見送って帰宅する。 家に帰ると『テレバイダー』。忘れっぽいKENにMSNMで指摘して、やっと見せることができたら案の定一発でハマってくれた。わかりやすい奴。MXテレビの映らないおげしょとのチャットは一部「裏番組情報」で噛み合ったり。 風呂で体を温めてから満を持して今日もXBOX。XBOX買ってから、ホントゲームで遊ぶようになったなあ。なんかソリが合うみたい。メガドライバーの血かそうさせるのか!? ワイド対応のゲームは、プロジェクターで見るともうほとんど映画状態。空間の存在感が半端ではない。かつて「シネマティック〜」と自称するだけのショボいジャンルがあったが、なんかやっとホントにその言葉に見合う映像が表現できる時代が来た。というわけで夜中にひとりで興奮のるつぼ。 |
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三国会議。社長たじたじ。 私は偉い人の後ろで皆の後頭部を見つめて過ごす。鬘疑惑を囁かれている常務よりもよっぽど隣に座っていた常務のほうが危険だとか、なんか別のことにも関心が向いてしまう微妙な席であった。 仕事したり待ち焦がれたヒミツアイテムをゲットしたりしているうちに夜は長かった伝説の航海終了記念飲み会。例によって残業により遅刻していくが珍しくご飯はいっぱいで幸せ。 あんまり寒いので2次会には参加せずさっさと帰ってくるが、深夜は深夜で終電で帰ってきたヒロターズのリリカル極まりない話を聞いて過ごす。もう聞いてるこっちまで赤面しちゃうけど、どんどんやっちゃってください。大いに応援します。 |
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何に驚いたかって、ささやさんが「F355買ったぜ」って言ったときだ。一瞬PS2のレーシングゲーム『F355チャレンジ』のことかと思ったが、もちろんそうではなかった。ゲームソフトは900万円もしない。 「ゲームのあの音は違う。あんなに軽くないんだよ」と主張されてもそれが分かる人はきっとそんなに多くない。しかも(らしいというか)買ってから間もないのに事故って大破させたそうだというから、じいさん二度びっくり。私はまだ31年しか生きていないが、フェラーリを大破させた知り合いはこれで2人目だ。 950万円という買値より高い修理代は保険が払ったため、F355は新車同然になって万万歳だそうだが、その愉快な事実よりも現実世界では聞きなれない桁の話をされるとそれだけで現実味が遠くなるため「フェラーリ壊すなんてなかなかできない経験だよ。よかったね!」とか返事している私。 その上、この人と来たら白金台の近くに一軒家も建てたというではないか。10年前はバッタ屋の廉価ゲームをソフマップで売り飛ばして小遣い稼ぎしていた仲間が……今では一体どんな悪さしてるんだ。「バツイチになると金貯まるんだよ」って言ってたけど、それなら挑戦する価値はある。 とにかく「フェラーリ・白金台・バツイチ」の31歳ってなかなか合コンで人気ありそうな肩書きだ、と思う。本人も、そういう突っ込みが来る頃合いだと察知したか、早速自分で突っ込んでいた。「期待されるんだけど、でもそこへ俺が来ちゃうからガッカリするんだよなー」。いやいや。 「フェラーリが好きなのはあくまで俺なのであって、フェラーリの好きな女は俺は嫌いだ! 助手席なんてただの荷物。邪魔なだけだ」と言ってのける言葉には必要以上の力が篭っている。一体何があったのだろう。 「金の使い道は人それぞれ。使うところが違えば誰でも買える」という彼は「毎月20万のローンを返すため光熱費がライバル」「一週間全部吉野家ってことも」という発言が出てきて、やっと現実味が出てきた。その辺だけは共有できそう。 ともかく、10年前は同じ職場でアルバイトしていて今はそれぞれ別の会社で似たような仕事している同い年の友人が、大幅に違ったライフを楽しんでいるのが興味深い。人生設計はホント自分次第なのだよね。 そんな楽しい近況も聞けた今年の忘年会1発目の夜。うららちゃんともお話できたしホテル飯も食べたしワインも貰ったし、なかなか楽しめたかな。 |
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しみっちょさんの付き添いで朝から三茶へおでかけ。噂に名高いOH!味さんと初対面する。凄く大人の方でした。 お弁当食べて、昼からみんなでさいたまさいたまへドライブ。なぜかとある紡糸工場跡地に行く。 道中はOH!味さんたちとゲーム談義。「『源平』好きだったんですけど『巻之弐』はガッカリした」とか「『ドンキーコング』のワープは『クレイジーコング』には無くて」とか古ゲーム話中心。あとは場所柄避難民さんや無さんをネタにしてました。すみません。 現地はただでさえ北なので(印象はほとんど南東北)寒いのに、建物のまわりは先日降った雪がまだ屋根や地面にたくさん残っており建物は冷蔵庫のような状態。風邪がこじれそうです。 夜はTVKの『あしたのジョー2』最終回に大いに感動した後(最高だった)、『007ナイトファイア』。面白いです。 |
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