逆転に次ぐ逆転。オニキスブラックをめざしてがんばりました。ゲームボーイの虜。月花霧幻譚。

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2/11・新旧AV機器
 実家のVHSデッキが昨年末に壊れてしまっていたので、今日は新しいのを買って実家へ顔を出しに行くことにする。
 デッキを買うため川崎へ寄ったついでに先日の500円DVDを売っている店に寄る。
 KENに頼まれた『リーサルウェポン3』『アイアン・ジャイアント』を買うついでに自分用にも、前回購入を見送ったさらに微妙なタイトルも買ってしまうことにする。500円だし。
 北海道に秘密基地がある『コンタクト』、クリスチャン・スレーターが溺れる『フラッド』、本屋の戦い『ユー・ガッタ・メール』。……うーん、ここに書き記していてもやはり前回以上に微妙なタイトルだと思う。さすが余り物。さすが500円。
 ちなみに最後のやつは、メグ・ライアンの声をなんとこおろぎさとみがやってる、というそんな理由で買ってしまいました。オタっぽいなあ。
 レジにDVDを出しに行って、ショーウィンドーを覗いていてびっくり。XBOXのソフトが3000円均一になってる。まずは『HALO』を探すが見当たらず。KEN用に『ラリースポーツチャレンジ』(ラス1本)を購入。嬉しいけどなんかますます「ヤバいことになってきた」な、XBOX(笑)。
 で、そんなヤバい光景を見て危機感を感じたからなのか、ヨドバシでビデオデッキを買うついでに『ワックド! ギリヤバ! 乱闘パーティーテレビ!』を衝動買い。
 購入の動機はBG団を維持させるため「Xbox Live」対応であり、さらにシステムリンク(LAN)にも対応していたことだ(ただし後で取説を読んだところ、残念ながらLANでも4人プレイが最大だった)。
 結局実家用には結局DVD+VHS一体型デッキを購入した。これで実家にもDVDを観ることができるようになった。
 デッキをシステムラックに入れ満足していると、母がラジオのプレゼントでもらったのだと言ってブルース・スプリングスティーンのセカンドアルバムのLPを出してきた。
 今度は暫く使っていなかったレコードプレイヤーをセッティング。DVDもよいが、こうして針を落として聴く音楽はやはり癒される。
 実家にはまだDVDのソフトが無いので、現時点ではDVDプレイヤーよりもレコードプレイヤーのほうが有意義なのであった。

2/12・ナイトポーター
 「はーい! terraさん、特大ドンペリのオーダー入りましたー!」と言ったかどうかはさておき、祝勝ムードの休み明け。
 今日もそろそろ帰ろうかという頃になって携帯にメールが入る。高知の実家から本日帰宅予定のヒロターズからだった。「よろしかったら荷物量が大変なので羽田に助けにいらしてはいただけませんでしょうか(泣苦笑)」……なるほど、空港まで荷物運びに来いということだね。
 ええ。もちろんお人よしの私は行きましたとも! 空港で割れ物ばかりの荷物を多数かかえて泣きそうな顔になっているヒロターズと無事に合流。
 長期旅行の疲労からか、ワインを飲んだ頭を乱気流でいい按配にシェイクされたからなのか、いつになく注意力散漫かつ攻撃力低下した彼女の後ろでポーター役を引き受ける。報酬は高知のおみやげとジョナサンの夕飯。

 一仕事(というほどでもないか)終えて帰宅し、始めたのは今さらXBOXの『DOA3』だった。
 ほぼ全裸鑑賞ソフトが出た今となっては男性裸ファン以外にはあまり使い道のないソフトである。そんな今や全国的に本体のおまけソフトと化した本作が、実は重要なソフトであることが今日発覚した。
 『HALO』のプレイでXBOX本体同士をシステムリンク接続するとき、各本体に固有の名前が付けられいることがわかるのだが、その名前を替えられる唯一の(?)ソフトがこの『DOA3』であるということがKENの情報によりわかったからなのだ。
 ちなみに、うちの本体の名前は「Penguin」
 ペンギンは別に嫌いじゃないが、替えられるなら私もKENのように替えてみたい(KENの本体は「KEN」と表示されていた)。
 以前私も『HALO』のソフトを調べたり、本体のシステム設定を調べたりしたのだが、名称を変更する場所はどこにもなかった。そのこれまでナゾとされてきたこの名前設定の鍵を握るのが『DOA3』らしい。
 この「らしい」ってところがポイントで、具体的な方法は教えてくれたKENもまだよくわかってないのだが、ともかく久しぶりにこのパンチラ格闘をいじってみたのだった。
 まずはオプションを調べてみるがやはりそのような設定項目はない。一体何が関係しているのだろう? と悩んでいるうちに、つい別の興味を惹かれ、いつの間にかかすみのスパーリングエクササイズをクリアして、3Pカラー(セーター&ミニスカート)をゲット。いや、そんなことをしたくて遊んでいるんじゃないんだ。
 今までまともに読んだことのなかった取説を熟読し、そこで私は一度もネームエントリーをしたことがないことに気付いた(ストーリーモードには得点が無い)。早速サバイバルモードをプレイしてみたところ、ネームエントリーの初期設定に「Penguin」の名が!! これか!!
 ついに私はPenguinの名から解放された……はず。

 なお、名前を替えるために四苦八苦している間に、途中でセーブせずに終了したらしく、かすみ3Pカラーのデータが消えてしまっていた。ショックでもう30分かけてエクササイズをもう一度クリアしたという愚挙もせっかくなのでここに記しておく。

2/13
 今日の携帯メールの送り主はもこなさんだった。渡したいものがあるんです、とのことで期待と不安を胸にOKの返事を出す。
 夕刻からの長丁場の仕事を済ませ、帰る間際、上司に「明日はゲームボーイアドバンスSPの発売日なので休ませてください」と正直に告白して有給休暇を申請。
 夜、もこなさんと駅で待ち合わせる。大晦日から続いていた引っ越し作業も一段落したみたいだ。近所の店で飯を食べながら会話。
 用件とは想像した通りバレンタインデーだった。「これ、焼いたんですけど……」。手作りのチョコチップクッキーを受け取り、まずは大喜び。でもこれが真の用件じゃないことくらいはわかってます。
 案の定、彼女は続けてもうひとつ、大きな袋を差し出して言った。「これをばびぃに渡してください」
 なんでも明日の夜、彼女が有志でマネージャーをしている野球チームの夜間練習予定があったのだが急遽中止になったそうで、チームメイトに渡すつもりだったチョコレートを配っておいて欲しいというのだ。
 「えっと、私は、明日、有給休暇をとってゲームボーイアド……いやいや! もちろんだよ!」
 「それじゃあ、8spotsさんにもよろしくお伝えくださいね!」……私の近況を彼女に伝えるタイミングをも失ったまま駅へ見送る私。
 というわけで明日は野郎どもへの愛の救護兵のため出社決定。今日もお人よしモード全開の私に少し自己嫌悪。

2/14・オニキスブラック
 合い言葉は「オニキスブラックをめざしてがんばりましょう」

 このギャグひとつを飛ばすために休みを取得したといっても過言ではない。
 というわけで、本日発売のゲームボーイアドバンスSPを予約無しに購入する旅に出ることにした。でも起きたのは9時。家を出たのは9時半。いつもと同じ。少し出遅れたため、他に向かう店がなく袋小路に陥る川崎ヨドバシを諦め有楽町へ向かった。あそこにはビックカメラもあるしソフマップもある。隣の新橋にはキムラヤが3軒ある。
 まずはビックカメラへ。ゲームソフト売り場は地下にあるので地下鉄連絡口へ向かう。
 入口には十人ほどの客が開店を待っていた。長い行列を危惧していたが杞憂だったようだ。1分ほどで開店時刻となり扉が開いたが、皆落ち着いたものだ。ゲームソフト売り場のレジに向かうと私は3番目だった。
 「オニキスブラック下さい」というと店員は一瞬「?」という顔をしたが、すぐに出してくれた。私のオニキスブラックを目指した旅はこうして幕を閉じた……。

 苦労は嫌だが、意外なほど拍子抜けする結末だ。
 じゃあせっかく会社休んで来たんだしおみやげにもう一台買っておくかと、列の後ろに並ぼうとしたらレジから「SP完売しましたー!」のアナウンスが。時間にして僅か10分。ビックのレジは「5年保証おつけしますか?」などと言って客を回すのがとても遅いことも考えると本当に僅かな数しか入荷しなかったようだ。噂は本当だった。それなら何でこんなに空いているの?
 答えは1階正面入口に上がって初めてわかった。ここに特設ブースを設けてSPを売っていたのだ。普通に正面から来た客は全部ここで処理されていたのだろう。だから地下の客はあんなに少なかったのだ。
 当初想像していた長蛇の列はここにできていたが、もう並んでも買えませんとアナウンスしている。やはり絶対数が少ないのは間違いない。

 ところで、オニキスブラックは手に入れたが、私にはもうひとつすることがあった。実は遊ぶソフトが無いのだ。一緒に買おうと思っていた『ブラックオニキス』、じゃなくて、ナムコの『ことばのパズル もじぴったん』がビックでは売り切れだったのだ。ソフマップへ行くと11時開店だった。あと45分ほどあるが、入口にはビックから流れてきたのだろう行列が20人ほどできている。
 45分も待つくらいならと、私は新橋に徒歩で向かった。ところが新橋のキムラヤはSPも『もじぴったん』も売り切れ。このままじゃ「SPはあるけどソフトはポケモン金」。
 仕方なくもう一度銀座経由でソフマップへ戻る。SPは買えたのに随分無駄な苦労をしている気がする。こんなことなら先日ヨドバシでソフトだけでも買っておけば良かった。
 幸いソフマップで『もじぴったん』を買うことができ、今日の買い物はすべて終了。

 さて。これでもまだ12時半だ。時間がものすごーく余ったので、ヒロターズに電話して昼食を一緒にとる。実は今日は夕食を一緒にする約束をしていたのだが、それはそれ。彼女にSPを見せびらかしてから家に戻り、今日第2の使命を果たしに、自転車で会社へ向かう。
 使命とはばびいにもこなさんのバレンタインチョコを届ける任務である。会社に現れると既に休む連絡をしていたので皆は驚いていたが、SPを見せると人だかりができるほどの注目を浴びることに。おかげで「わざわざ会社まで来てSPをみせびらかしにきた」と言われる始末。ちがうのに……愛のキューピットなのに……。
 使命を終え自分の席に戻ったら案の定仕事があり、夜まで働くはめになる。
 夜は約束どおり再びヒロターズと深夜営業しているお好み焼き屋へ。
 飲食店であるものの飼い猫が店内を縦横無尽に歩き回っていた。でもかわいいからいいの。

 なお『もじぴったん』は予想通り面白い。この「モジイッカイズツ」ってところがポイントなんだね。

2/15
 寝床の『もじぴったん』はやばい。時間忘れる。気が付くともうでかける時間だー
 約1年ぶり、IZAYOI&氷雨の婚約を祝ったメンバーを集め、蒲田で飲み会。私が幹事。今回の参加者はIZA、氷雨に、Gerlightさんの奥さんとハヤマ君とおげしょとKEN(二日酔い)に私の7人。昨年に引き続き、会社時代ではまず見ることの無かったミニスカートで現れたIZAは「だって氷雨が着ろっていうんですものー」と仲良しっぷりを披露していた。
 なおIZAのPSO仲間、という基準で集まったこの飲み会、前回は初めて会う人たち同士で話も盛り上がり、「いつかまた一緒にラグオルを旅したいねー」と語り合ったものだが、こうして1年経ってみるとGCとXBOXで別れてしまっていた。同じゲームなのに一生会うことの無いパラレルな世界。罪なゲームだよ。
 食べきれないほど中華を食べてからカラオケへ。氷雨君の相変わらずの熱唱ぶりに感心しつつ、私はやっと『キングゲイナー』の主題歌(キングゲイナー・オーバー!)を歌うことができた。しっかしある程度予想していたものの、イントロからずーっと叫びまくりでテンション維持するのが大変。あとサビわかんないし、モンキーダンスを誰も一緒に踊ってくれないしでいろいろ課題は多い。あと感動的だったのは「ALWAY LOOK ON THE BRIGHT SIDE OF LIFE」が配信されていたところだ。歌手名は「モンティ・パイソン」。なんか違う。ナイキのCMソングになったのが理由らしい。いい時代だよ〜。エリック・アイドルが歌ってるだけあり? 台詞が多くて歌いにくいがいつかマスターしてやるー! なハイパーJOYの話。
 で、夜は夜でやっぱり『もじぴったん』やってたらなんか4時過ぎてる。気軽にプレイできるというのは危険だ。
 ……って日記に書いてる内からまたやりたくてうずうずしてきたのでこのへんで。また明日。

2/16
 早朝8時。玄関のチャイムが鳴るので起きると大家さんが「雨降ってきたよ」と教えてくれた。そうだ、洗濯物を干しっぱなしだったんだ!
 次に起きた時は昼過ぎだったが、雨は完全に本降りだった。洗濯物は救われた。でその後も寝床で『もじぴったん』やってたので起床はさらに遅くなった。
 ビデオに録画しておいた『スピン・シティ』のマイケル・J・フォックスの最終回はなかなか感動的だった。人気番組の主演(兼制作)であるにもかかわらず、パーキンソン病闘病のため降板するという現実が、ラストの別れのシーンをストーリー以上に泣けるものにしていた。なお番組自体は主役をチャーリー・シーンに交代してさらに続くのであった。
 その後、昨晩Lt.Fukaiさんからの投稿を反映させるにあたり、『2001年宇宙の旅』をDVDで観直す。
 最後に観たのは15年位前だろうか? 先日初めて観たという8spotsが「こんなヘンな映画と知らなかったが大変面白かった」と言っていたっけ。
 私も今回観直すことで前より印象がかわるかと思ったが、ヘンな映画はヘンな映画のままだった。いやもちろん面白いという意味で。
 以前おしりさんから指摘されてなるほどと思ったのが、最近の映画はテレビ画面で観ることも前提として撮影されているが、昔の映画は映画館ならではの大画面であることを前提に撮影しているということ。だからプロジェクターのような大画面で見てこそ映画の面白さがより作者の意図通りに伝わる。
 そういう意味でこの『2001年宇宙の旅』はプロジェクターで観るに最適な映画であろう。
 もともと大したストーリーはないので、忘れっぽい私であっても内容は記憶通りだったが、視界すべてが宇宙空間になったときのあの宇宙に放り出されたかのような広大さは格別であった。もちろんクライマックスシーンも。
 なお、BBSでGYOさんに教わったとおり、DVDを安物ビデオセレクター経由で黄色のコンポジット3本で繋げてみたところ、問題なく投影できた。色の鮮やかさなどに影響あるのかどうかは古い映画なのでわからないけど。
 映画の後は久しぶりにXBOXで『007:ナイトファイア』。セレクターボタンひとつで切り替わるのが大変楽。
 今年もうちのボンドは暗闇の中を手探りで歩くダメエージェント。追跡しなきゃいけない船を撃墜するわ、時限爆弾を仕掛ける場所をミサイルで撃つわ、敵前逃亡するわ。
 無駄に時間をかけて何度もリトライすることになるので、面クリアする前に酔い、今回も挫折。ゲームクリアするためには"いっぱい聞け"る「駅前留学」しないとダメかしら。
 夜、寝床に入ってまたしても『もじぴったん』。部屋が真っ暗でもプレイできるSPの恩恵を味わいつつ、深夜になってるし。

2/17・裁判はじめました
 GBASP購入以来『もじぴったん』中毒になりつつある私にさらに強力なソフトが。それは『逆転裁判』(1)。会社の友人から借りてきてしまった。
 昨年のゲームファンの流行語大賞に「異議あり!!」を入れたくなるほど、私の周りでも支持者の多いゲームだっただけにかなり期待して2話最後まで一気にクリア。
 では手放しで面白いかどうかと聞かれると今のところは微妙。なんか阿部寛の『最後の弁護人』みたい(ってゲームのほうがずっと先だけど)。
 弁護士のくせに証拠品集めたり、聞き込みしたりと探偵まがいなことをさせるのは、ゲーム(ドラマ)としては仕方ないんだろうけど、強引な展開も含め、推理ものとしては不満はある。
 とはいえドラマを阿部寛を見るだけで楽しめるように、ゲームもテンポのよさもあって興味は持続できる。今後に感動させてくれることを期待してみよう。
 あと、30代以上の人間だからかもしれないけど、ドット絵は心が落ち着くというか、なんか安心するねぇ。

2/18
 『あしたのジョー2』とか『巨人の星』とか『科学忍者隊ガッチャマン』とか『らいむいろ戦奇譚』とか、いつもたくさんの深夜アニメをやっていてお世話になっているTVK(テレビ神奈川)。
 実はアニメをやっているのは深夜だけじゃなく、なんと『じゃりン子チエ』を夕方やっていたことに先週気付いた。単行本を全部持っているほどの大ファンだった私は遅ればせながらタイマー録画して毎週チェックすることに決定。ちなみに今日は町内相撲大会でテツがデク登と戦う話。類似する作品がない独特の空気は今見ても新鮮だ(あと一応高畑アニメなんだよね、これ)。
 関西方面では夏休みの度に再放送してるという話だが、関東圏では本放送以来じゃないか? とにかく見るのは小学生以来なのでかなり楽しめる。
 その後は今日もGBAに明け暮れる夜。『逆転裁判』の第3話「逆転のトノサマン」をプレイしていると8spotsから連絡が。なんと彼女のノートPCが壊れてしまったというのだ。
 何度起動しても画面上にアイコンもタスクバーも表示されないという状態で、メールやネットどころかCドライブを見に行くこともできず、画面にはただ壁紙だけが表示されるのみ。
 もちろん私にも手に負えない。明日サポートセンターに電話するということにするが、彼女はCDもMOも持ってないのでこれまで本体に保存したもの=これまで書いてきた文章はすべてHDDの中。フォーマットってことになるとかなり痛いかも……。皆さんも気をつけましょう。
 で「逆転のトノサマン」を結局最後までやって気付くと3時。あーあー

2/19
 臨時のヒミツ会議。最近は皆何が起きても驚かなくなった。慣れとは恐ろしい。ともかく今年もイベント満載の模様。
 仕事も適当に済ませ「さぁ!(さぁ!)さぁ!(さぁ!)ぎゃくてん〜!」と口ずさみながら家に帰って『逆転裁判』最終話開始。
 途中で『最後の弁護人』が始まる時間になったので「弁護の依頼を受けるのは一度に1つだけ」という規則を破り、そのまま続行。ゲームとテレビ、二つの法廷シーンが重なり混乱。テレビのほうも相変わらず話の底は浅いが阿部寛はいい。
 その後『HR』の時間になるが、手の中の法廷シーンは続行。クリックする場所の判定がやけに厳しくて苦労する。
 今年に入ってから『HR』はそんなに楽しめてない。三谷の舞台はどれも好きだし、好きな役者もたくさん出てるけど、同じ日の深夜にやってる本場のシットコム『スピン・シティ』のほうが、会話のテンポもいいしネタもブラックで断然面白いんだよなぁ。
 結局今日はクリアする前に寝ました。

2/20・嗚呼、逆転裁判
 今日は社長の誕生日なのだが、今日誕生日の有名人は長嶋茂雄、アントニオ猪木、志村けん、石川啄木、志賀直哉……。なんかそうそうたるメンバーでちょっとびっくり。でも個人的にピンとこないところも共通。
 さて今週から『スピン・シティ』も第5シーズン。主役がチャーリー・シーンになったのは仕方ないとしても、レギュラーからジェームズとニッキーとジャネルがいなくなってるとは思わなかったのでショック。なんか第4シーズンの最終回があんな話じゃなきゃダメージもないんだけど……。ともかく残り2シーズンも楽しんで観させてもらおう。
 一方5日目となった『逆転裁判』は無事に終了。最終話はなかなか自分の思考のテンポにプレイヤーキャラが合っていてよかった。
 推理もののアドベンチャーゲームは昔から好きなのだが、やっていてどうにももどかしいのは、ゲーム序盤で犯人もトリックもわかるのに、プレイヤーの分身たる主人公がなかなか気付いてくれないときだ。これが一度あるだけで感情移入度はみるみる下がっていき、大抵のゲームはつまらなくなる。典型的なのが『かまいたちの夜』。犯人はこいつだ! ってなかなか言えないあのもどかしさは特にいらいらさせられた。
 逆に最後の犯人の告白シーンまで全然トリックがわからないようになっているものもある。大概「そんなのわかるわけないだろ!」って怒るパターン。『EVE:バーストエラー』とか。
 『逆転裁判』は、裁判ものの姿をしたただのアドベンチャーゲームなのだが、トリックを解明するのは法廷シーンだけだとわかっている分事件解決のタイミングが自分の中で納得できるので不条理に感じにくいし、何より全体を通してテンポがよく、それだけで楽しめる。
 推理ものとしてもシナリオとしても特に優秀というわけではないが、これだけテンポに気を使われているだけでよいゲームになるんだなあ、とちょっと感心。思えばテレビの『TRICK』がそんなドラマだった。
 というわけで明日『逆転裁判2』を借りてくるつもり。
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