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川崎へ映画と買い物。 『ネメシス S.T.X』はチネBEでの上映だった。グレードアップしたチネチッタ後だと、座席が狭く椅子が小さく音も小さめのチネBEはかなり貧相に見える。 肝心の映画本編は、『ST2・カーンの逆襲』のアレンジ映画みたいな内容で、パンフに書かれているほどよい出来の映画とは思えなかったが、「ネクストジェネレーション」シリーズ最終作として作られただけあって最後はぐっと来て泣きそうになった。親しみの深い吹き替え版で観直したときは今度こそ泣くかもしれない。本編とは関係ないが「ヴォイジャー」のジェーンウェイ艦長が提督として登場した時も「あー、帰ってこられたんだー よかったねー」と、ちょっとうるうるした。 映画の後はヨドバシへ。実家の壊れたコピー機の代替機として、パソコンの複合プリンタ(hp psc2150を買う。実家にはパソコン無いんだけど(!)、複合プリンタは単独でも使えるのでこれでいいのだ。 なおHPからの派遣と思われる女性店員がかなりのクセモノだったことをここに記しておく。C社やE社のマシンも進んで紹介してくれるわ、お試しプリントしたら機械がヘタってるらしく画質が悪くて、それを指摘すると「でも向こうのキャノンのは壊れちゃっていつもプリントできないんです」とか責任転嫁するわのトンデモ店員ぶりを発揮する。それでも結局購入を決意すると今度はこんな会話。「ポイント5%分で5年補償が付きますがどうしますか?」「どういう補償なのか詳しく教えてもらえませんか? ビックカメラみたい(修理費用が購入金額以上のときしか補償されない詐欺のようなシステム)だと困るから」「えー……購入するときに必ず伝えろと言われてるんで詳しいことは……」「……」「でも、プリンタの不調の多くは紙詰まりによるトラブルなんですが、それは有償になります」「正直なご意見ありがとうございます。じゃあ入りません」 先日、客を蹴散らしてヒロターズの怒りを買ったサイバーショットの店員といい、ヨドバシは派遣だとしても店員の教育なんとかしたほうがいいと思います。 陽が暮れてから会社を抜け出したヒロターズと合流して『シカゴ』を観る。 アカデミー賞受賞作品ではあるが、多分彼女が誘ってくれなければ他の映画を観ていたと思う。しかしこれが傑作。こんなに最初から最後まで興奮して映画を観るのは久しぶりだ。 どこからどう見てもミュージカルであり、同時に映画でもある。かといってこれまでのミュージカル映画とはちょっと違う。「映画的な演出で研ぎ澄まされたミュージカル」というべきだろうか。冗長なところは一切無く、物凄く凝縮して充実した2時間。映画に登場するすべてのダンスと音楽と俳優たちが愛しくなる、そんな映画だった。 私の知る限り最高の音響設備を持つ映画館、チネチッタで観たことも大正解。まるで本当にミュージカルを見ているような気持ちになれる。1曲1曲が終わるごとにうっとりし、拍手したくなった。これで1000円(映画の日料金)なんて本気で申し訳なくなる。今年は『リベリオン』がベストと言っていたが、是非『シカゴ』も候補に入れたい。 ヒロターズと焼肉食べながら2人で映画を絶賛した後帰宅。PCを繋ぐなりKENに呼ばれる。KEYがついに『マズルフラッシュ』を買い、接続を済ませたのだ。 クローズドの部屋を作って、今日は2人で1時間ほど操作をレクチャー。その後ロビーで世間話(ボイスチャット便利)していると、フレンド登録している戦友たちが次々とやってきてしまう。「すみません。今日は新人研修でお休みです」と謝る。お店みたいだな。 |
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ゆっきさんほどじゃないが、ずーっと会議に明け暮れた一日。いかに今の会社の状況が危機的なのか身を持って知れ、という上司の意図は見事成功しました。 『逃亡者』を観てからマズル。KEN、おげしょ、ぶちょーと共にKEYが外の人々と初対戦。 元々はKENと「俺たち雪山でしかやらないし、仲間であることがわかりやすい方がいいよね」と決めた外見だった「Snow Soldier」だが、今日はロビーの8人中5人がSnow Soldierだったこともあり、入ってくる人々が「うわ、カルト集団だ」と過敏な反応をするようになった。いつしか自分で先に突っ込むようになり、戦闘中も敵に突撃しながら「パナ ウェィィィッブ!」(神谷明風で)と叫んでみたりする。「こわいよぅ! なんか叫んでるよ!」と敵も退く退く。 それでいいのか、私。 |
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目覚し時計を見てわが目を疑う。起きたら昼の3時過ぎていた。 暮れつつある陽の下で洗濯機を回してから、ヤフオクで代理入札した商品を持ってヒロターズのところへ。ジョナサンでお茶しながら、彼女がニューバウルー(ホットサンドメーカー)を買ったという話を聞く。ヒロターズは恋の話よりも趣味の話よりも、食べ物の話をしているときが一番輝いた顔をするのだった。今日はそのバウルーで作った、トマトとチーズを挟んだホットサンドが美味かったという話を、それはそれは美味そうに話すので、さっきトースト食べたばかりなのを忘れ食欲がぐっと沸いてきてしまった。んで30分後には彼女の部屋に上がりこんでそのホットサンドに噛り付いていた。家でこんな美味いもの食べれるんならと私も買うことを決意。(メモ用リンク。これのダブル) 帰宅してからロブ・ライナーで一番好きな映画『恋人たちの予感』(1989)を観た。初めて観たのはもう10年以上前、大学生の頃だ。幸いにして今観ても面白い映画だった。というか色々人生経験もこなし、今の年齢のほうが適正といえる。あとはビリー・クリスタルくらいウィットに富むか、メグ・ライアンくらい理知的になるかだけだ。そして10年前は好きでも無かった人に今再会すればいつしか恋愛に発展……なんてそんなうまくはいかないとも気付く歳になったともいえる。 そういえば同じ監督の姉妹作?『ストーリー・オブ・ラブ』を観て自爆したのは丁度1年前だったと、これを観終わってから思い出した。年に1本ロブ・ライナー。 |
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KEN、おげしょ、KEY、ぶちょー、YOS、YUU、こまんだーさんを集めての月例HALO大会。 当初はkeijiも参加するはずだったのだが、昼に「2時頃行く」と電話をしてきたのを最後にその後は何の音沙汰もないまま来なかった。やはり今も彼は彼を中心に世界が回っているらしい。彼のためにはるばる持ってきてもらった3台目のXBOXとLANケーブルは無駄に終わった。これからヤツは頭数に入れないようにしよう。 面子が揃うまで、久しぶりに『DEATH TANK ZWEI』と『サターンボンバーマン』の7人プレイをして過ごして肩慣らししてから『HALO』本番。全員の腕が上達しているため、これまではスルーしてきた初心者プレイヤーであっても全く油断できない。4対4の戦いは今日も半日続いた。『マズルフラッシュ』と違って片時も休息のとれない素早い展開は精神的にも疲れ果てました。歳かのう。 今回はぶちょーの反応速度の速さ(PSパッド使用の彼は感度を上げたアナログキーでプレイすることで、自らにマグネットコーティングを施したのだという)と、おげしょの上達ぶり、KENの死亡数の圧倒的少なさ(ガン=カタをマスターしたのか?)が目を見張る試合であった。私は最後までマズルの癖が抜けなかったよ……。 車で来ていたぶちょーとKEYが帰ってから残り6人で反省会。YOSとKENのハイペースな飲みっぷりに周りも影響され、かなりいい感じにまわる。そのせいか、昨日女の子2人とデートしたKEN(あっ書いちゃった)による「そりゃさ、人には言ってないことだって、あるよ」と空白の数ヶ月を含む謎に包まれていた私生活のいろいろがカミングアウトされたり、その場にいないメンバーの秘密情報がいくつか聞けたりしてなかなか面白かった。来られなかった人は出席者から詳しく聞くように。 さて、気がつくと酔っ払いばかりが23時過ぎまで残され、このまま帰すのも心配なので、自転車で帰れるKENを含む5人全員が我が家にやってきた。 以前(よ)さんから戴いた秘蔵の泡盛をふるまいながら皆で『北斗の拳・劇場版』のDVDを鑑賞していたら半分が陥落。そのままザコ寝となった。 完全に風邪こじらせちゃったよ。 |
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戦後処理。YOSとおげしょは始発で帰り、また少し寝てから隣りの部屋を覗くと、こまんだーさんが一人、持参したGBASPで『Ninja Five-0』(KONAMI)をプレイしていた。今日も朝練ご苦労様です。 ゆうちゃんを起こし3人で朝マック。少し遊ばせてもらった『Ninja Five-0』はアーケード版『忍』をベースに『トップシークレット』のワイヤー風味という横スクロールアクションで、懐かしい香り。なお、こまんだーさんのROMは全ステージ・全難易度にクリアマークが付いていた。kommanderの名は伊達じゃない。 彼ら2人を送り出して家へ戻る。金曜からヒリヒリしていた喉は昨日一日で完全に悪化していた。今回バトルに参加した人で風邪ひいた人がいたらそれは私のせい。 それでも家にいたら落ち着いてきたので、当初の予定通り実家へ帰ることにした。 90分ほどで着いた実家で、足にまとわりつく猫を愛でながら先日購入した複合プリンタをいじる。持ってきたデジカメのダイレクトプリントを試してみたところ、普通紙でもなかなか美しい画質でプリントできた。以前からデジカメに興味を持っていた母がそれを見て興味津々。今度はデジカメを買ってくるよう頼まれる。予定通り。 帰宅後、持ち帰った資料を元にHPの更新とこまんだーさんとの初チャットを楽しむ。メール交換数回、会ったのはまだ3回目なのだが、すっかりお友達なのだった。 |
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せきをしてもひとり 風邪ひくといつもこの俳句を思い出すが、学校の詰め込み教育の影響で俳句は思い出せても尾崎放哉については何も知らないのでそれ以上の感慨も無し。 さて連休でこじらせた風邪だが、SARS扱いされるのも嫌なので早めに会社を抜けて行きつけの町医者へ。診察受けると最後に風邪ひいたのは去年の2月だったと知り、うん丈夫丈夫と一安心。診察料の負担分が増えていたのは不快だったけど。 早めに帰宅したので先週録画した『スピンシティ』の最終回を観る。といっても第5シーズンの最終回で、本国でやっていた最終第6シーズンは未放映のままの完結。アメリカ連続ドラマではお得意の、次シーズンへ続いていく尻切れトンボのエンディングに消化不良感強し。 どうにもしっくり来ないので自分の気持ちにトドメを刺そうと、寝る前にDVDで『フォルティタワーズ』を観ることにした。高慢ちきな主人公の恥の上塗り・ミスがミスを呼ぶ展開は見ていて本当に居たたまれなくなるドラマだ。思わず早送りボタンを押して、はやくこの無間地獄から解放してもらいたい衝動にかられる、というのが本作の正しい楽しみ方。 |
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もうかれこれ2年前のことになる。DCで『PSO』をプレイしていた頃、IZAと仲良しの何度かパーティを組んだことのある男の子がいた。その子がこの度地方に転居することになってIZA主催で送別会をすることになった。 既に彼とPSOをやったことすら忘れている私とKENだったが参加することに。そして、最終的に決まった場所は「MSNメッセンジャー」。チャットで送別会……って引っ越した先でもチャットならできるじゃん! というツッコミはしてはいけない。IZAの機嫌を損ねてしまう。 会当日となった今日、約束の22時になったが肝心の当人はいつまで経っても現れない。なんか技術的なトラブルがあったらしい。すったもんだあって結局2時間経った0時になってやっと彼と会話することができた。 待たせたあげくの彼は、若い子らしい顔文字連打の上に横柄な口調で、「ああ、こんなやついたいた」と思いながら、手短に会話を済ませ、KENと2人でKEYたちの待つ『マズルフラッシュ』へ向かったのであった。ああ、もうボイスチャット最高。文字打つのめんどくさい。 |
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ヒロターズのベットラの呪いに付き合って昼から銀座でワイン空けてから2人でほろ酔い状態のまま銀座を彷徨う。 「私はクラリスの逆で、鞄よりも靴にお金をかけることにします」と清水の舞台からフェラガモを抱いて飛び降りた彼女を見守ってから、会社には行かずに帰宅。おしりさんとの興味深いチャットの後、久しぶりに『羊たちの沈黙』を鑑賞することにした。 先日観たリメイク版『レッド・ドラゴン』は確かによくできた続編(エピソード1だけど)だったが、やはりジョナサン・デミの元祖作品は別格と思わせるできばえ。猟奇殺人事件を扱っているのに荘厳さに溢れる、格調高い作品であった。公開から10年以上経った今観ても充分鮮烈な印象を与えてくれる。 やはりレクターとクラリスによる男女の対決はレクターとグラハムという男同士の対決にはない危うさを秘めていて、原作そのものの完成度もあるのだろうが、ここに大きな差がついてしまうのは仕方ないことなのかも。 なお、初めて観たDVD特典映像の没シーンは、ほとんどがスコット・グレンの出演シーンで(そういや『レッド・ドラゴン』では役を降ろされていた)ちょっと気の毒。 一日休んだせいか風邪も治まってきたので夜の『マズルフラッシュ』も快適にプレイ。熟練プレイヤーとの対戦は裏のかき合いで実に面白いねえ。 |
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以前は金曜というといつまで待ってもこないFAXを待ち続ける日だったが、今後しばらくは会議室で眠気と格闘する日になりそう。 人が叱られるのを延々と聞き続ける会議に出席していると定時まで気力が持たず、早退気味で帰宅。早めに夕食をとって仮眠をとる(のんきだね)。 23時半頃になってPCのMSNメッセンジャーがピロピロ言い出したのでベッドから身を起こして見てみると、飲み会から帰ってきたKENが『マズルフラッシュ』へと勧誘している"声"だった。 タオルケットに包まりながら今日も雪山で連戦。最初元気のよかったKENは試合を重ねるうちに言葉少なになっていく。そろそろおねむの時間だ。1時過ぎに解散。 |
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ヒロターズに教わった調理器具・バウルー。先日ついに私のところに届いたので、早速自分で使ってみることにした。 材料のトマトが切れていたので朝食前にスーパーへ行く。普段あまりお目にかかれない積極ぶりである。 作り方は8枚切りのパンの1枚にマーガリン、1枚にコーン&マヨネーズを塗って、間に輪切りのトマトを並べ、チーズを振り掛け挟む。これで準備完了。あとはコンロで焼いて終わり。これだけでもう最高のホットサンドが完成するのだ。 カリカリに焼けたパンに、溢れ出るトマトのジューシーさがたまらない。こんな原始的な食べ物でこんなに幸せになれるなんてもっと早く出会いたかったよ、バウルー。 (実はこの日記書きながら今日もパン4枚分食べたわけだが、1ヶ月くらいで飽きたとしても後悔しないほど堪能) 午後になってから外出。久しぶりに8spotsの青山行きに付き合う。いよいよ取り壊される同潤会アパートの前を通ると工事用の塀ができていた。路地には小さなシャベルカーも見かけたりして、いよいよ取り壊しの日が来たようである。見ているだけで落ち着く古い建築物が壊されてしまうさみしさと同時に、ここに入っていた店には結構好きなところがいっぱいあったことも残念な理由のひとつ。特に、安くて品質のいい欧州軍服が買えたお気に入りの洋服屋・AMACは、ここが中心だったのか、日本撤退しちゃったのが痛い。 8spotsとそんな話もしながら夜に帰宅。同時にヒロターズに借りていた「乱調文学大辞典」を読み終える。 うちのサイトもそうだが、辞典の様式を模倣した読み物の元祖はビアーズの「悪魔の辞典」が最初だと思われるが、日本での元祖は筒井康隆のこれに違いない。書かれたのはもう30年以上前のことだ。それでいて今でもこの適当でクーダラナイ文章が新鮮に見えるのは流石。 私はすぐに影響受けてしまうたちなので、『ファントムメナス』観ながら(こういう専門情報の多い映画の場合、吹き替え版の情報力は映画をより面白くする)、HP内の「マズル用語集」を直したりしてひとり満足するのであった。 |