|
|
映画の日につき映画館に篭る。 事前にインターネット予約して悠々と鑑賞、と思っていたのに観たい回が既に売り切れで結局当日券を買い求めるために1時間近く早く現地到着。それでもすでに残り僅か、最後尾の席しか空いていなかった。 ところが今回行ったチネチッタの最後尾は実は最適かと思える環境。後ろからイスを蹴る輩もいないしリアスピーカーの音はスムーズに聞こえる。むしろ積極的に取ってもいいかもしれない。 そんな状態で観た1本目の『X-MEN2』に続き、1時間の休憩の後『あずみ』へハシゴする。客が女子供率が高い。その他は展示されたグッズを物色している上戸彩ファンらしき怪しい男性陣。そんな映画かい。 終わると陽が暮れている。今日は2本だけで終わったが、どちらも漫画が原作、どちらもアクション映画のくせに2時間半近くの上映時間。正直疲れました。以下雑記。 『X-MEN2』 キャラクターを増やすのは続編として当然。超能力をより露骨に・より派手に使っているのはアクション映画として正解。でも2時間半は長かった。 特に(ネタバレなので隠します)「クライマックスのジーンの殉死シーンとか単体の映画として必要性感じないし。ファンとしてはジーンにここで一度死んだふりして欲しいから、もしくは『X-MEN3』で「ミス・ジーンを探せ!」をやるための伏線、というか氷漬けハン・ソロ。それと、結局何も語らないストライカーとの絡みを、ダムを行ったり来たりさせつつ延々とウルビーに語らせるのもなあ。」といいつつ基本的にはミュータント・サーカスを楽しむ意味では文句なしの映画だし、人間対ミュータントをよりわかりやすく積極的にしている物語や、ミュータントの悲哀部分はきっちり描いているので映画としての満足度はそれなりに高い。 だが、この映画も日曜洋画劇場スタッフの手による素晴らしい吹き替えと1時間半の再編集によりさらに面白くなりそう。テレ朝によるTV放映化を待ち望む。 『あずみ』 最低限は北村龍平映画になっているため、『VERSUS』ファンなら怒るまでには至らないと思うが、かなり不自由さを感じることもある映画。 その犯罪的な足かせは、上戸彩をはじめとした役者のせいではない。だって『VERSUS』なんて全員素人だけど面白かったし。 問題はプロデューサーが脚本を書いているという事実。つまりあの冗長かつ矛盾点のあるシナリオを監督をはじめ誰も止められなかったであろう現実。 必要ないストーリーシーンはさっぱりカットすれば1時間半のチャンバラ版『VERSUS』になってスッキリしたと思うと平均以上の評価にはなりにくいであろう本作は実に惜しい映画である。 逆にアクションとしては既にチャンバラ、銃撃、カンフーの全部が入っている前作から、チャンバラのみに特化(JAC忍者合戦、ヒーロー特撮系アクション、原田芳雄による王道の殺陣、そしてラストの200人斬り、そしてオダギリジョーとのオリジナリティ溢れる一騎撃ち)している分、バラエティ感が減ったがマニアックに楽しめばよろしい。 「最強」といいながら伊武雅刀戦以外は苦戦ばかりしている弱い忍チームにとっては全編・暗黒大将軍率いる戦闘獣と戦うマジンガーZ。ここまでやるなら『フロム・ダスク・ティル・ドーン』のようにもっと派手に切り刻んでしまえば面白いのにと思っちゃうのは『VERSUS』ファンの性か。 ところで、パンフに書かれていた、「一度は川に捨てた刀を拾い上げるあずみ」という、脚本として重要にしていたシーンを上戸彩を入水できないという理由でカットするのはダメプロデューサーだと思うんですけどどうでしょう。 わざわざパンフでそこを敏腕プロデューサー兼脚本家の美談として書いているのは、『ミッション:インポッシブル』のパンフにあった『スパイ大作戦』ファンによるホメ殺し批評のように意図的なものがあったのかな? ということでいろいろ言いつつ近日公開の『ALIVE』も引き続き期待。でもその前に『地獄甲子園』だな。 |
|
一度も遊んだことのない『メタルギアソリッド2』を、友人から借りた『ドキュメント・オブ・MGS2』でデモや絵コンテだけで見てプレイした気になってみる。でもシステムが最高に楽しいというゲームでそれやるのもどうかと思うが。 理由はHPの更新のためだったりする。一銭にもならない仕事のためにこんな作業しているのも客観的に思えばヘンな話だが、趣味なんてそんなものだ。 昔『ドラゴンクエスト』1、2あたりのときに、ソフトと一緒に友達の途中パスワードも借りてイベントを部分的に体験し、すっかりやった気になったりしたことを思い出した。 なんだかんだでほぼ毎晩繋いでいる『マズルフラッシュ』は、既に発売から3ヶ月経っていた。それでもこうしてちゃんとプレイに支障のない程度のプレイヤー数がいるのは1万3千本くらいしか売れてないソフトにしては大したものだと思う。あと、ついでに言えばその3ヶ月間、ほぼ「雪山」面1つきりしかやってない我々も相当モノ好きだと思う。 しかしそんな楽しい日々もあと10日の命だと皆知っている。次なる対戦・協力型ゲーム『メックアサルト』がいよいよ発売になるからである。LIVEプレイヤーは「新作」という甘美な響きに惹かれ、大半の客がメックに流れてマズルは急速に廃れるだろう。 「10日後はどうなるんでしょうねえ。かくいう私もメックを買いますが」なんて話を今日初めてプレイする人たちと話しながら、皆、メックを暫く楽しんだ後にまたマズルに戻ってこれたらいいなあ、と心のどこかでは思っているようにもみえる今日この頃なのであった。 |
|
日曜に500円で買った『ビヨンド・ザ・マット』観ながらまったり。 仕事のしなさすぎなのか、どこか頭のネジがずれてるらしく夜の『マズル』は仲間を撃ちまくり。1時間半の間に4人(今日の仲間全員)を誤射し、うち2人(KENとおげしょ)を射殺。冗談のつもりでつけた通り名「仲間殺しのやだよ」が益々確実なものになっていく。 戦いを終え戻ってくるとちょっとしたニュースが。伊藤計劃さんから先日ゲーパクの投稿を戴いたのがきっかけで「SPOOKTALE」にリンクしてもらっていたのだった。 最初は素直にリンクを喜んでいたのだが、よく見ると他にリンクしているサイトがあまりに大御所ばかりなのに気づく。うちがこんなところと一緒に扱ってもらっていいのかとめちゃくちゃ恐縮している次第であります。 |
|
雨の中出向いてヒロターズと飲む。かき揚げを頼んだらかき揚げ丼の上に乗ってるやつと比べて大きさも厚さも3倍くらいのが出てきてたじろぐ。店を出るとまたヒロターズの財布の中身が500円になっていた。ボーナスまで頑張れ。 結構脂っこいのを随分食べてしまったが、今日もいっぱい歩いたので大丈夫ということにしておこう。 家に帰ってマズルタイム。今日買って初めて繋いだという人を結果的に血祭りにあげる。出てこなければやられなかったのに! ともかくプレイヤー微増している模様で何より。あと今回仲間になった人が終始無言なのでちょっと戸惑う。その人は単独行動をとるのだが腕は確かで、勝手にポイントがどんどん増えていく。しまいに無線で「BLUEチームよりREDチームの皆さん、この人強いです!」という敵の悲鳴に近い鳴き声が入ってきた。そんな楽しいコミュニティ。 |
|
久しぶりにイタさ全開の「TVチャンピオン」食玩王を見ていたら、その後の映画が『バウンド』だったので続けて観るテレビ三昧。ついでに昨日の深夜やった『アニマトリックス』の「ファイナル・フライト・オブ・オシリス」も観て(15分だけど)ウォシャウスキー兄弟連続鑑賞。 『バウンド』は内容そのものは思ったよりも普通。面白かったのは主人公のレズ2人組ではなく、その2人に翻弄されるマフィアの男。主役以上の存在感を持つその理由は、声が古川登志夫だったからに違いない。洋画吹き替えは久しぶりのような古川ボイスは「北斗の拳」のシンを彷彿とさせる壊れっぷりで必聴ものであった。でもこれもDVDはもちろん別吹き替えなんだよなあ。 なお、「オシリス」のほうはFFムービーなCG映像は確かに一見の価値はあったのだけど、テレビで観てるゆえの迫力不足からなのか、映像のセンスがきちんと本編を継承されているようでいて細かいカットひとつひとつの編集はいまひとつスローモーに感じるのは好みの問題なのかな。 日付のかわる頃にはいつものように今日もマズった訳だが、今日初めて繋いだという人2人&10日目という人1人の3人とチームを組むことに。結果は憤死だったが、なんだまだまだプレイヤー増えるじゃん、とちょっと嬉しくなったり。 |
|
急遽仕事で隣町へ行くことになり、自転車で移動することにした。晴れた空の中のプチサイクリングは、もう会社に帰りたくなくなるには十分だった。眠い会議にも出ずに済んだし一石二鳥。帰りはファミマでドリンク買いだめ。でもダブりまくり(パンダコパンダのことね)。 帰宅後は『マトリックス』観ながら飯。そしてマズる。2ヶ月ぶりのYOS参加で白装束軍団今日も活躍。 |
|
昨年ダイビングへ行った時の仲間……帰省中の8spotsを除くメンバー、ゆっきさん、おしりさん、ヒロターズの顔ぶれにて半年以上ぶりの再会を果たす。 新宿の沖縄料理屋をハシゴしつつ、次の冒険の計画を練る。ところが話を聞いてみるとおしりさんは月末にはオーストラリアでホエールウォッチング(というか一緒に泳ぐ)だというし、ゆっきさんは来週久米島で回遊魚と戯れる予定が入っていた。じゃあいつなら一緒に行けるの? ……再来週? ともかく雑談をまじえつつ第2次沖縄ダイビング計画は進められつつあった。 そして、事件は歌舞伎町のはずれにある2軒目の店で起きた。 泡盛を飲みながら突如始まった店のサービス・蛇味線と沖縄民謡の生演奏に耳を傾け、客全員がそれを聴き入りながら心を癒されていたそのとき、突然店員のおねーさんが言った。 「それでは皆さん席を立ってください」 いったい何事なのか。 「それではみんなで踊ります。イスをテーブルの奥に入れて荷物はどかしてください」 命令かい! 意表をつかれた展開に戸惑いつつも、踊りは既に始まっていた。自分たちが座っていた丸テーブルを中心にして、盆踊りさながらに廻り踊る。 狭い飲み屋の窮屈な店内に、20代の若者から50代のサラリーマン、60代のおじさんまでが皆で両手を空に掲げ、左右に振りながら見よう見まねで踊り続ける。その不思議な光景といったらない。 みんなしこたま酒が入っていたからだろうか、ひとりの脱落者もなく、腕が重くなるほど踊り続けた。 体内のアルコールをいい感じにシェイクしてから、おしりさんとの約束どおり、近況=仕事の愚痴をいろいろ話し合う。私も聞かれるままに現在の境遇を簡単に話してみたところ、別に大袈裟に言ったつもりもないのに皆、真面目な目になって「それは酷い」と同情される。なんかこれまで以上に自分が悲惨な気がしてきた。うわーん。 再会を誓いつつ終電近くで戻る。 店を出るなり「なんだか凄くお腹が空きましたよね」と誰一人同意できない話を、真顔で問い掛けるヒロターズは、電車の中でもずっと空腹を訴える。「吉野家の牛丼を特盛で食べたーい」「スパゲティが食べたーい」「モスのライスバーガーもいいかも」、欠食児童さながらの訴えに答えるべく、駅を降りてから最寄のラーメン屋まで引率。ラーメンと半チャーハンと餃子一皿をたいらげ、やっと訴えは静かになった。今度はカレーパンのうたを歌い続けるヒロターズを家まで送ってからやっと帰宅。 彼女の歌声に移されて夜道で同じようにカレーパンのうたを口ずさみながら家まで歩いていたら、途中、徳間の先輩で今は『任夢』の副編であるT島さんに遭遇。ご近所さんだったですねと深夜1時半の誰もいない商店街でばったりというこのシチュエーション、なかなか面白い。 |
|
戦いは始まってしまった。 月例HALO大会、本日の参加者はKEN、おげしょ、ぶちょー、こまんだーさん、KEY、YOS(443)、ゆうちゃん(YUU)、しょっちゃん(SIN)に私を加えた9人。 みんなで持ち寄った数々のアイテム=3台のXBOX、2台の液晶プロジェクター、2枚のスクリーンと1台のモニター、3本のLANケーブル、そして9つのコントローラが全稼動。ぶちょーはついに通販で「XBOX専用キャリングケース」を購入していた。旅行用のトランクのような巨大なボディにみんな騒然。あんなに重い本体を運ぼうなんていう酔狂な発想の代物が商品化されていることだけでも驚きだが、こんなものを日本で使っているのはぶちょーだけなのでは。いや、その意気や良し! であるわけだが。 ルールはいつも通りCTF、マップは「Blood Gulch」(血の渓谷)。5対4の変則マッチになるためバランスは4人をKEN、KEY、私の"平日マズル"メンバーと、新参ながら既に腕はなかなかのこまんだーさんというチームにしてみた。 このメンバーなら息も合ってるし、いい線いけるのではと思いきや1回戦目はいいところなしの大敗北。というのも『マズルフラッシュ』との細かい操作の違いに適応できないのだ。 「ズームしようとしてグレネード投げた」、「マップ見ようとして(ありません)、武器を切り替えちゃう」、「横移動中にアナログキー押し込んじゃう(しゃがみます)」とかモタモタしてるうちに5人の軍勢がうわーっとやってくる。「人大杉!」(こまんだーさん談) フラグを手に入れようと敵基地に入っても、敵を倒しても倒しても次から次へと応戦してくるし、ワートホグには3人乗ってるし(でも守りにまだ2人いる)。 やはり数で上回る敵には勝てないのか? とはじめの数試合は思った。しかし! カンを取り戻した我々3人、および、その中で養成されたこまんだーさんは強かった! やはりゲーマーは手強い敵ほど燃えるのだ。後半は連勝を続ける。 正直なところ4対4もマンネリ化しつつあったが、敵が5人になるだけで、戦い方は全然変わってきたし、腕に覚えのある仲間との阿吽の呼吸での攻撃・応戦は余計な言葉もなく興奮。1本のフラグを死んでは仲間が拾いまた自陣へと走り、を繰り返し4人の仲間でリレーしたのは感動的ですらあった。 以下は、多数のプレイのうち、後半2試合のスコアの記録。
もちろん常に圧勝していたわけではなく何度も窮地に陥ったわけなのだが、その度にKENが呟く「もう全然負ける気がしません!」という根拠のわからない、でも確実な自信が『スターシップトゥルーパーズ』の兵隊たちのように我々を戦場へと駆り立てるのであった。 さあ! 次はXBOXもう1台加えて10人対戦だ。 おまけ。HALO攻略サイト。初めてみた全体マップに感動。 |
|
一昨日に発売したPC雑誌『ネットランナー』の付録がインターネットでの知名度の高いキャラクターを使ったトレカだった。 これが会社で大流行りなのである。 ビックリマンシールのイラストレーターを起用し同じデザインになっているのが、元来からのビックリマンシールコレクターの目に止まったらしい。 850円の雑誌1冊に12枚のカードが付いている。もちろんカードの中身はわからない。それがレアカードを含め全部で62種類あるそうなのだが……「とりあえずノーマルコンプしたのであとはレア4枚です」とか言ってるの。もう見てらんない。「ダブリはそのケースにまとまっていますので、いつでもトレーディングしますよ!」 何冊買ったのか聞いたけど「恥ずかしくてそれだけはお教えできません」だって。 「地元で2冊ずつを2度買ってみたのだけど、2回とも『同じ本ですけどよろしいんですか?』と尋ねられた」とはまた別の人の談。そりゃそうだ。 そこへ火に油を注ぐ新たな情報として、駅前の本屋で買うと通常では付いてこない専用カードアルバムまで全員にプレゼントされるという事実が、浮かれる人たちをあたたかく見守る我々の背中をポンと押した。 というわけで昼休みに会社を抜け出して買ってきたわけですよ、私も。 「●●さんがネトランを買ったぞ」と聞くとハイエナのようにカード集めをしている人たちが群がってくる。自分の持っていないカードを出さないか気が気でないのだ。もちろん私の周りにも多数の人が群がってきた。「ええっ、1冊しか買ってないんですか。男じゃないなあ」とか好き勝手言われながら開封してみたところ、「ちゆちゃん」も「中華キャノン」も「任意たん&うにゅう」も「ビスケたん」も残念ながら出ず、ギャラリーを落胆させた。 とはいえ私が個人的に欲しいと思っていたカードのうちいくつかは入っていたので、残りのダブリや知らないキャラクターを放出し、希望のカードを簡単に集めることができた。 私のカードは最終的に「モナー」「おにぎり」「さいたま」「激しく忍者」「八頭身モナー」「1さん」「ニホンちゃん」「起動戦士のんちゃん」「Qちゃん&Pちゃん」「しいたけちゃん」「猫任意」「まゆら&黒うにゅう」となった。知らないのもいるけど、うむ、上出来上出来。 |
|
社内の「ネトラン者」収集ブームは徐々に"悪化"。彼らの机に詰まれた数冊の『ネットランナー』本誌、そして10冊以上のカードフォルダ。「チョコを捨てちゃダメだ!」と言っていた大人たちはこのたくさんのネトランをどうするつもりなのだろうか。 とかいいつつ人が横で集めているのを見ているとついつい参加したくなる。でもさすがに2冊以上買うのは人間としてどうかと思われる。そこで私は自分の引き出しに埋まっていた別のトレカ……魅力的とは言い難い独身男性の写っているアメリカ製のサラリーマンのトレカ……数枚を放出することで彼らのダブリカードとのトレーディングを成立させた。この機転により無事にAAカードをコンプリート。ふふふ。 なおファミマの「パンダコパンダ」ボトルキャップも今日の購入、およびトレーディングによってダブリ1つでコンプリート。優秀優秀。 その後、会議中にどくどく鼻血出したりしつつ仕事して帰宅。 昨日に続き、今夜も『マズル』接続者は心持ち多い気がする。みんな週末にメック乗りに転職したり、戦国時代にタイムスリップしたりするので、このゲームを快適に遊べる期間がそう長くないことをみんなわかっているのだ。それでついついもう一試合となってちょっと夜更かし。 |