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『ミッドタウンマッドネス3』でもっとも残念なところは、ハードディスクに入れておいた自分のCDの曲を使うと、何曲選択していても一番最後に登録した曲が9割の確率でかかるということだ。それ以外は悪くない。 巴里の街を疾走するのに良い曲は無いか考えた結果、『サクラ大戦3』の戦闘の曲を入れてみた。『アメリ』のラストシーンでかかる曲もいいかもしれない。でも一番似合うのはきっとOFFSPRINGの”ALL I WANT”に違いないので、これはどこからか入手しなくてはならない。 とか何とかやっていたらおもちさんから電話。私の家の近所で飲むことになった。おもちさんはT川さんを誘っていた。私の家のすぐ近所に住んでいるT川さんも会うのは4年ぶりくらいの気がする。3人で「歓迎」で中華、その後まだお腹が空いているというおもちさんと河岸を移して2人でイタリア料理。 持ってきたデジカメで私の上司がニセ猪木に闘魂を注入されている姿を見せてあげるととても喜んでくれた。逆におもちさんも自分のデジカメで最近撮影したものを見せてくれた。地元の花火、お台場の花火、家の庭のあさがお、農協の一坪農地で育てている枝豆……実におもちさんの人柄を表す写真ばかりではないか。 帰宅すると昨日のHALO面子が多数メッセンジャーに集まっていたので『RtCW』を始める。お盆だからなのかいつにも増して日本人が多くとてもやりやすかったが、途中相手チームの人数が激減したため、ゲームバランスを保つため私は敵軍へと移ってみた。敵軍の会話は当然英語だった。そりゃそうだ。いきなり戸惑っていると、彼らが私に話し掛けてきた。以下意訳。 「僕はカナダから繋いでるんだけど英語わかる?」「わかりません。すみませんー」「どこの人なの?」「日本」「今こっちは7時だけどそっちは何時?」「1時……ううAMって何ていうんだっけ」……日本人仲間のROIさんの助けもあり、何となく会話は成り立つ。しかし「『YADAYO』("ヤドエーヨー"とか言われた)というのは日本語でどういう意味なんだ?」という質問には言葉に詰まる。意味なんか無いし。咄嗟に「no reason」とか言っちゃったけど、英語間違ってるか。 彼らは「マクロス」がどうとか言ってたし割と日本に興味があるみたいなことがわかった。ってことはHNの「sham-poo」ってのはまさか『らんま1/2』? 残念ながらそんな会話の途中で私のマシンがハングアップしてしまい、再度戻って来た時は彼らもサインアウトしてしまっていたのだが、ああいう人たちとならまた会話してみたいものだ。 |
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『ミッドタウンマッドネス3』にはOFFSPRINGの"ALL I WANT"だよ!って昨日叫んだので、今日は予告どおり隣町のビデオレンタル屋に入会して「IXNAY ON THE HOMBRE」を借りてくることにした。 このCDには他にも「WAY DOWN THE LINE」というクレタク曲がもう1曲入っている。ちなみにBAD RELIGIONの「THE GRAY RACE」のほうは置いていなかった。 これら街中を暴走するのに最適な音楽をXBOXのハードディスクに放り込んで悦に浸る。ルパンとビバップとサクラ3は既に入れているので今日収録したのは以下の曲。 「MISIRLOU(Pumpkin And Honey Bunny)」〜フランス映画『TAXi』は観てないけどあれのCMでよく使ってる曲。『パルプフィクション』のサントラから取ったので最初に叫んでる会話が入るけど。 「DREBIN-HERO!〜MAIN TITLE」〜『裸の銃を持つ男』サントラから。元々『フライングコップ!』のテーマである「MAIN TITLE」はパトカーで街を破壊するのに最も最適な曲である。 「THEME FROM A-TEAM」〜『特攻野郎Aチーム』サントラから。車を縁石で横転させるのに最適。サビから入るアクションシーンでのテーマももちろんは言ってるのでそれも入れる(なお残念ながらこのCDはオリジナルスコアではあるがイギリスだかの楽団による弾き直し。オリジナルサントラは未発売) 「TANKER CHASE」〜『ターミネーター2』サントラから。多分後半のチェイス中の曲ってこれじゃなかったかなあと思って入れてみた。なかなか緊迫感煽ります。 「BACK TO THE FUTURE」〜同名サントラから。もっと合うかと思ったら、ドラマチックすぎて意外と噛み合いにくい。 「PETER GUNN THEME」〜『ブルースブラザーズ』サントラから。本当はラストのカーチェイスあたりに使われた気がするブルースブラザーズバンドの入場曲を使いたいところだがサントラには入ってない(他のCDは実家にあるのだ)。 「ワイルドで行こう」〜『イージーライダー』サントラから。これはレンタルで今回借りてきた。これ入れながら気付いたが、上記2曲がかかると『ロックンロールレーシング』(ナムコ・SFC)そのまんまだ。 「Eye of the Tiger」〜『ロッキー3』のおなじみのテーマは車と関係ないけど今回一緒にレンタルしてきたのでつい入れてみた。 その他、おなじみの「ナイトライダー」「俺がハマーだ!」「マイアミバイス」「エアーウルフ」などのテーマ曲。「パトカー・アダム30」も入れてみる。『白バイ野郎ジョン&パンチ』も入れたいのだが、日本版テーマ曲はCD化されてないんだよね(『刑事ナッシュ』日本版も欲しい)。 んで、これだけまとめて放り込んでみたものの、この『ミッドタウンマッドネス3』ってば、登録した音楽はランダムではなく後ろから順に再生するだけなことがわかった(1/50くらいの確率でランダムに曲がかかるけど)。 曲順はポーズメニューではいじれないため、何曲入れたところで聴いている曲はほとんどずーっと最後に登録した"ALL I WANT"だけになった。他の曲をハードディスクに入れた意味全くなし。 それでも日暮れまでずーっとやってたこのゲーム、『プロジェクトゴッサム』と『クレイジータクシー』の両方が入ったようなゲームでかなり好み。買って正解。 夕方になってからCDと一緒に借りてきたDVD『猟奇的な彼女』を鑑賞する。韓国映画だし2時間以上あるので、今日も吹き替え版で観てみることにした。 主役の声は『火山高』に引き続きまたしても関智一。ヒロインは聴き覚えがあまり無く、でもなかなか魅力的なので誰なのか後で調べたら小林沙苗だった。この人がねえ。運命的。 さて内容はというと、これがもう恥ずかしくなるくらい直球で、ベタベタの純愛映画。『火山高』同様、韓国特有の?脱線話が時折話の腰を折ることがあるのと、「週刊少年ジャンプ」もびっくりの清い恋愛をする2人に30代の私としては物足りなさも感じないわけではないが、そこまで含めても基本的に親しみやすい映画であった。 結局こういう映画はヒロインが可愛いかどうかだろう。『火山高』もそうだったけど、胸無くておでこ美人が最近の韓国の人気なのだとしたら、もっと韓国映画観てもいいかもしれない。逆に男のルックスはあれでいいの? と思ってしまう風貌だけど。まるで日本のモテモテアニメの主人公のようだ。自称・モテないと思ってる男性は意外と韓国に行くとブレイクできるかもしれません。 何だかんだでしっかりと映画を楽しんだ後は、夕飯を食べながらビデオでエアチェックしていた「爆笑問題のススメ」の富野由悠季監督の回、そして『超能力学園Z PART2 パンチラウォーズ』を観る。 前者はおふざけ番組にしてはニュータイプとは何かとか監督が割とはっきり答えていたりして、下手なガンダム特集ものよりも目から鱗な番組だった。 後者は14年前の青春映画なのでその風俗の古さにクラクラしつつ観る。この映画最大のポイントは、マイケル・J・フォックスをブロンドにしたようなルックスの主人公の声を宮川一朗太がやっていることである。もうこれだけで私たち日本人にはこの映画はマイケルの映画に脳内変換されてしまう「隠れマイケル映画」なのである(ちょっと嘘)。 アレックス・キートンのようにちっともお固くない本作の主人公は女の子に翻弄されまくりであるが、宮川一朗太が声をあてると不思議とちっとも下品にならない。映画の内容自体はわざわざ説明するのもはばかれるほどどうでもいい話だが、それでも吹き替え版は宮川マイケルファン必聴なので機会があれば是非。そんな機会もうそんなに無いかもしれませんが。 |
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レンタルしてきた『トゥームレイダー』を観る。 公開当時ジャンクハンター吉田さんが言っていた「前半は面白いよ」という言葉の通りだった。荒唐無稽な敵のSFXよりも視線はアンジェリーナ・ジョリーのニセ胸のSFXについ注目してしまう。これだと2観に行くかは正直微妙。 映画の後は今日も『ミッドタウンマッドネス3』。このゲームの街の再現度はかなりのもの。『プロジェクトゴッサム』よりもさらに広く、住人がいたりオブジェクトが壊せたりする分、空気感はさらにリアルになってる(ように見える。私はワシントンDCにもパリにも行った事はない)。このゲームを極めたら、元になる街に行っても絶対に迷わない。裏路地まで完璧だ。ただし「あれ、ここ車で通っちゃいけないの?」という気持ちは残るだろうが。 もこなさんと連絡がとれたので、先日の大掃除で放出されたガラクタをいくつか持って夕食。会ってる時間の半分は飼ってる子猫が如何にかわいいかという話だった。風呂付きな猫(!)なのでよく一緒に風呂に入ってるそうだ。もこなさんでも猫でもどっちでもいいから代わって欲しい。 家に帰ると、今日もマズルメンバーが不在なので、『ミッドタウンマッドネス3』でXBOXLIVEに繋ぐ。間もなくマズルでフレンド登録したチャコティさんにお呼ばれして初対戦。ルールは「Hunter」。「ドロケー」(って知らない?)みたいなルールで、最初は鬼(パトカー)がひとりなのだが、タッチされた車は鬼(パトカー)になり、最終的には7人の車が1台の車を追うハメことになる。このときのシチュエーションが最高。もうまんま『TAXi』というか『60セカンズ』というか。 たった1台のスポーツカーを追う多数のパトカーの先頭の1台がターンに失敗したりすると本当に数珠繋ぎにぶつかったりして、「あーホントに避けられずに連鎖するんだねえ」とかへんなところで感心。あと日本人としてはつい「ルパンを追えー!」「待てルパーン!」とか納谷悟郎気分で言ってしまうのは仕方ないところだ。一報逃げてる方も突然草むらからパトカー飛び出してきたりしてかなり楽しい。このゲーム、最初の予想よりもかなり面白かったよ。 |
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昼に起きて『初体験リッジモンドハイ』を観ながらご飯と日記とチャット。 ジェニファー・ジェイソン・リーの顔が丸い。これだとちょっと父親のビック・モローに似てるかも。ショーン・ペン若い。フィービー・ケイツ懐かしい。端役のニコラス・ケイジ(コッポラ)は言われなきゃわかんない。 んで次に何かとよく叩かれる『サイン』を観る。 KENとの会話では「レンタル屋で『サイン』借りてきたよ」「えー! もったいない」「190円だった」「うーん、そのくらいなら許す」とか散々な言われようだったのだが、なんだ別につまんなく無い。少なくとも『トゥームレイダー』よりは面白い。 この映画のポイントは2つ。ひとつはベタなSFであることだ。これは秋田書店の「世界怪奇スリラー全集」(「世界の円盤ミステリー」は6巻だ。読んだこと無いけど)であり、「水曜スペシャル」の映画だ。こんなマニアックな映画だから「今度こそ『シックスセンス』風映画を!」と思った人が怒る気持ちはわからないではない。 もうひとつのポイントは、ベタなお話を描きながらその中でハリウッド映画全体で繰り返される「お約束」を意図的に封じているところ。 大概の映画の根幹になるべき「家族愛」や「兄弟愛」や「地域の連帯」というような、ハリウッドお得意の人間の連帯感を賛美するような演出はない。かえって冷や水をかけたり、むしろ喪失感ばかりを語ったりする。あと「銃」が不自然なほど出てこない。特攻する戦闘機もないのでUFOも落とせない。これは脚本で1000万ドル使ってしまったから派手なSFXに回せなかったわけではないだろう。 かといってバーホーベンやエメリッヒがやってる、ハリウッド映画に対するアイロニーということはない。だからこの映画は「お約束を封じてお約束映画を撮ってみたけど、私にはセンスがあるので何とかなりました」という壮大なる実験映画なのかもしれない。 という意味で物珍しくもあるし、そこそこよくできてるので興味深かったが、じゃあ面白いかというと微妙。そんな映画。 夜はヒロターズと歓迎の支店で飯。同じ味で安心。雨足はどんどん酷くなってきた。明日は花火大会なのですが……。 |
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非常用放送で流れた大田区の花火大会中止のアナウンスで目覚める。 朝からの「ニューヨークも沈黙しました」ニュースを観ながら、きっと今頃はデンゼル・ワシントンみたいな人やブルース・ウイリスみたいな人が暗躍して頑張ってるんだろうなあとか思ったり、黙祷観たりしてから本日観た映画は『遠い空の向こうに』。 以前父猫さんに録画してもらっていたにもかかわらず、プロジェクター買って以降VHSで映画を観ることに若干の抵抗が生まれてしまい今日まで未見だったわけです。父猫さんすみません。 で今回、正規の手段でやっと観た本作は昨日の『サイン』の逆、ベタな泣かせ映画だが、よくできてた。実話がベースになっていて、とはいえ泣かせ部分は脚色だろうなどと思っていたら、ちゃんと現実にあった話だったりして、こんな泣ける人生をよくぞ年老いるまで隠してました(いや原作本が有名なのは知ってるんですが)、って感じの王道感動ドラマだ。 夕方は、花火大会が中止になっても行われるヒロターズのサイトのオフ会に(荷物持ちとして)参加するためお出かけ。 某イベントとは関係なくこの日のために上京してきたトモゾウ奥さんと3人で集合場所で待っていると、続々と女の子がやってきた。新しい子がやってくるたびにヒロターズの仕切りで紹介があるが、私の場合は「こちらがNOVAウサギさんです」ってどうよ。しかも「ああ、こちらの方が」とか納得されるし。 とはいえ今日はおまけだし、裏方に徹して大人らしく振舞おう。などと思っていたら、終盤にやってきた参加者のひとり、SSさんが私の姿を見るなり言った。「あの、ズボンのチャック開いてます」 げーん。 今日もこんなキャラな私です。 花火大会が中止になったというのに一層調子に乗って激しく降る雨の中、駅から少し歩いたところにあるロイホまで行軍。私はKENを待つ。なぜか彼も参加者なのだ。KENは彼女のサイトを一度も見たことが無いのだが、今年も一緒に花火を見るという約束がきっかけで今日のオフ会に参加することになったのである。 KENと共に少し遅れてロイホの末席に付く。KENは彼女の日記にも登場しないので紹介もなし。全く説明なしもかわいそうなので私が一応近くの人に「彼は友人のKENです」と紹介すると、KENの隣りに座ったYさんが「ああ! あの」という。なんで知ってるんだろう? 「私、やだよさんの日記読んでますので。ゲームで1位の人ですよね」 げーん。 初めて会った人に日記読まれていると言われるのはなんともびっくりします。いや赤裸々な日記書いてるから自分の責任なのだが、不必要にどきどきしてみたり。ただ、言われてみれば確かに私の日記はヒロターズ観察日記としてそれなりに楽しめるのかもしれない。 さて、今日の主役のヒロターズは「すみません! 私のスタンドが至らなくてこんな雨になってしまい」と花火大会が中止になったことを自分の責任のように何度も謝っていた。謝っていたら、窓の外でさっきまで激しく降っていた雨が一瞬止んでみたり。「今さら遅い!」と彼女が叫ぶとまた少しして雨は振り出した。この人、天気と会話してるよ。 ともかくロイホでは世間話、自慢話、ゲーム話などで華が咲き、ヒロターズとKENと20代の女の子7人と、そんなこんなで2時間半ほどをここで過ごす。 日が暮れてからさらに雨の中を歩き、花火の後に行くつもりで予約しておいたイタリア居酒屋へ。飯も酒も美味い美味いといいながらさらにここでまた世間話、ゲーム話、下品な話などで3時間半を過ごす。皆ヒロターズの面白おかしい実話を楽しく聞いていた。 オフ会は無事閉会し、参加者を見送った後、気疲れでほっとしているヒロターズとトモゾウ奥さんとKENとの4人でいつもの時代屋へ。楽しい会を開催してくれた彼女の労をねぎらう。 ヒロターズは頼んだお酒のグラスに刺さった花火を見ながら、トモゾウさんの顔に視線を移し、夜空で裂いたスターリンの鼻がどうとか言っていた。今日はその言葉が言いたかったんだよね。 |
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昨日の飲み会の眠気を残しつつ、大学時代の友人たちと1泊2日、実家近くの海で海水浴!……のはずがなんか大雨なんですけど。寒いんですけど。 TVディレクターやってるまーくんと32歳のマスコットガール・たまの2人とレンタカーに乗り込み一路実家を目指すが、新米ドライバーとペーパードライバーと無免許の3人で向かった実家は遠かった。 高速で普通に行けば1時間もかからなそうな道のりを道を間違えたり迷ったり、天候による謎の渋滞に巻き込まれたりで気が付けば4時間かかる。3人とも空腹が過ぎて、もうすぐで友情が壊れるところだった。 やっとついた目的地だが、10月の陽気というこの天気では海水浴ができないため、宿泊先に直行せず私の実家へ立ち寄る。 ここで友人・カーツを加えた4人で揃って母の作る餃子を食い漁る。かつては海水浴の後このメンバーに8spotsなどを含めた7人で母の作る餃子を全部で300個を一度に食べたという伝説がある。それほど彼らに母の餃子の評価は高い。しかし私は今週、月・水・木・土と4日も餃子を食べていたことに後で気付いた。 夜はまーくんの奥さんを加えた5人で保養所(友人の家)に泊まる。仕事帰りの彼女を駅から迎えに行ってる間に日付がかわったので、昨年に引き続き彼女の29歳の誕生日をチャヤのケーキ(チェリータルト)で今年も祝った。 深夜映画で『ホーム・スイートホーム』の喜多嶋舞の大人の色香に感心したり、DVD持ってるのに『食神』観てたら外が明るくなってきた。もう5時かよ。 |
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「朝ですよー!」とかなんとか“たま”に何度か揺さぶられたような気がするが、とにかく最初に体を起こしたのは昼前だった。何度も起こされたから結果的に眠いけど。 延々と降り続いていた雨は止んだり降ったりの小康状態で、かろうじて傘が無くても生活できるようになった。最寄のデニーズで遅い朝食を食べてから海岸を散歩する。雨上がりの海は透明度が高かった。釣り人何人かのいた防波堤に上がって海を眺めると、魚の群れや海の底がはっきりと見えた。水温的にとても泳げないのがとても無念だ。 せめて食の追究でもするかということになり、車で佐島まで車で出向いて、市場近くの魚屋で今朝揚げたばかりの魚を買ってくる。さらに地元の名物コロッケを買ってきて素敵な昼食となった。デザートには今年初めての西瓜食べたりして、最後まで食べてばかりのお盆旅行となった。 帰りはきちんと裏道マップ見て帰ったら横浜まで1時間。でもこれが普通。 家に帰って日記書いたり、道中で話の種に買った海洋堂のエロリカ人形2個を組み立てたり(素っ裸のやつと顔に汁かかってるやつ)、金曜の写真をアップしてヒロターズに見せたりしていたら、眠気とだるさが重なって疲労も限界に。XBOXLIVEも今日は休んで日付が変わる前に寝ることにした。 |
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お盆休みを全部取ったのは数年ぶりだった。大概1日や2日は仕事が入っていた。久しぶりに座った会社の席はいつも通り。メモリの少ないPCは相変わらずワードとエクセルとIEとメーラーを起動するとメモリ不足だと言ってくる(常駐しているウイルスバスターはともかくメッセンジャーがいけないかもしれないので文句言えないけど)。 百通どころか50通にも満たないメールチェックと午前中の会議を終えると、今度とその次の日曜に入った仕事のための本が届いた。ぱらぱらと捲りながら今週の予定を考える。 明日はいよいよ親知らずを抜く手術、水曜は仕事で舞台鑑賞で、木曜は速攻で会議が入った。金曜はもこなさんの誕生日を祝うことになっていて、土曜はヒロターズの引っ越しである。まあ一日に予定が何も無いよりはいいではないか。 出張でアメリカへ行っていたというゆっきさんに帰国のタイミングを聞いたら金曜の夜だという。それでは週末の雨はゆっきさんのスタンドでも防げなかったことになるのか。ゆっきさんは「私のスタンドは南国専用なんです」と笑っていた。南国といえば今年も10月に宮古へ行く予定を立てているとのこと。私もその頃は今よりは忙しくなっている可能性が高いが、この夏は一度も泳いでいない。せめて1年ぶりに行ければと思う。 明日は手術で遅刻になる旨社内の関係者にメールを送ったら、いろんな人から親知らずを抜いた時の体験を聞かされる。んで後で「遅刻じゃなくて休むかも」とメールを出し直すことにした。 帰宅後は最後の晩餐にカレーライスを作り、おげしょから借りた『戦闘メカザブングル』のDVD-BOXを観始める。最初に観たのは小学生のときだが私がファーストガンダムを除くと一番好きな富野作品である。こういうのは観始めると止まらないね。 |
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今日は親知らずを抜く日である。小雨の中自転車を漕いで向かった火曜の大学病院は前回よりも空いていた。手術を予約した時間より少し早く着いたらすぐに椅子へと座らされ、あれよあれよと麻酔の注射を数本打ち、なんかドリルとかカッターとかいろんなものを口に入れられて、30分ほどの短い間にあっという間に作業は終わった。 麻酔のために口が麻痺しているのと脱脂綿を抜いた歯の跡に挟んでいるため口がうまく閉じない。時折涎をこぼしながら会計を終えとにかく家へと帰ってくる。処方箋を薬と交換したりビデオ返したりしていたら気付くと昼を回っていた。昼食を食べてもいい時間なのだが、口の傷から出る血と涎が鬱陶しくて食欲も湧かない。 少し晴れてたのでこの際だから洗濯機を回しながら、暫く考える。痛みはそれほどではないが、とても喋る気分にはなれないので会社には“だめぽ”と電話。ベッドに横になってまた『ザブングル』の続きを観て過ごす。昼間にこんなのんびりしていると、盆休みが帰ってきた気分だが、ベッドから体を起こすと、口の中が気になってそれどころではなくなってしまう。そういう意味でアニメ程度が一番観るのに最適だ。おげしょに貸してもらっていて良かった(結局10話分観た)。 昼食と夕食は両方とも昨日と同様カレーであったが、ご飯はほとんど噛めず喉に流し込んでいた。消化に悪いのはわかっているけど咀嚼する口にはまだなっていない。 夜になってからやっと何かする気になってきたので、日記を書いてからレンタル屋で借りてきた『ジェイ&サイレント・ボブ 帝国への逆襲』を観る。 やばい、最高。21世紀になって初めて味わった『ビル&テッド』級バカ映画。でも正確に言うと21世紀版『チーチ&チョン』なんだろう(実際本編でも並び賞されていた)。 しかもただのヤク中のバカ映画なだけでなく映画ファン向けでもあるのがさらに魂に訴える。とはいえ映画オタクのための映画、という味気ない言葉で終わらせなくないほど密度の濃い映画でもある。詳しい話は密度が濃すぎて書けないから、これをオカズに映画ファンの友人と語り明かしたい。 ……でもケヴィン・スミス映画がこれが初体験という私は許されるんでしょうか。『チェイシング・エイミー』も『クラークス』も『モールラッツ』も観てない。ああ、なんか皆が遠ざかっていくのが見えます。ケヴィン・スミス映画を観ずにこの映画で一晩語ろうだって!? で、でも『スター・ウォーズ』だってちゃんと観たのは『ジェダイの復讐』が最初だ(1作目は年少すぎて字幕読めずに楽しめなかった。ジェダイは6年生だった)。だからこれだって大丈夫。何とかなる……っていうのは調子良すぎますか? ともかくこれが最初でもバカ映画ファンなら十分楽しめるというのが私をもって実証されたと思うので、初心者歓迎。DVD買っとく? ともかくあのファストフードの牛キャラで笑うために『ドグマ』観たら、いつかまた観直したいと思います。 寝る前にいろんな人に手術のことを聞かれた。手術前にはいろんな人からたくさん脅されたけど、実のところ別に言うほど痛くも無いし、あっという間だったのであんまり感慨は無い。そりゃドキドキぐらいはしたけどさ! 近々抜くというKEYよ、だから安心してください。 |
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手術後の経過を見てもらうため今朝も大学病院へ。順調らしいので安心して会社へ出社。 平日一日休むとお盆休み1週間とるよりたくさんのメールが届いていたが、適当にナナメ見して夕方には新宿へ外出。 つい立ち寄ったさくらやホビー館地下でまたしてもDVD特売に遭遇。大概のソフトが1980円だ。しかし家にまだ観てないソフトが20本以上あることを自分に言い聞かせ今回は自重し、到着した混雑するイベント会場の席で寝る。 イベント終了後、一緒に来ていたG藤やS水らが皆で西新宿へカレーを食べに行くという。私はそんなにカレーばっかり食えるか! と辞退。「お金ないんで」という同じ部の大物新人・K野と共にさっさと帰る。でも家で食べたのはカレーの最後の残り。3日目にしてやっと食べ終わる。 夜、久しぶりにメンツが揃ったので『マズルフラッシュ』を接続。1週間ほど空けていた間に人が全然いなくなっておりプレイするまで30分近く待つ羽目になったが、それでも新人のお客さんを含む8人での対戦を数回。まだまだ遊べます。 寝床についたのは3時頃だったが、その後頬が火照って全然寝られない。鎮痛剤が切れたからだろうか、抜けた後が気になって仕方が無い。ほとんど熱帯夜のような状態で、最終的にエアコン点けて寝るまで1時間以上格闘していた。 あ、そうそう先日書き忘れたんでメモ。突然三國連太郎のサイン色紙が届きました。全く身に覚えが無いので何事かと思ったら、数ヶ月前に1等賞品が欲しくて応募した懸賞の、これは2等だったのでした(『釣りバカ日誌』ボールペン付き)。まあこれはこれで面白いからいいや。宝物の鈴木清順の色紙と一緒に飾っておこうと思います。 最近なんか微妙なものによく当選するよ。きっとこれも浅草寺の大吉のご利益なんだと信じてます。ええ。 |