|
|
まず、めげる話をする前に素敵な話を。昨日はゆいたんのお誕生日だったとのことです。おめでとうございますー、パチパチ。……でもこの日記に書くとこれ見るのは既に2日前の話題になってしまうのですが。ともかく遠くで密やかに祝福させていただきます。2日後に。 さて。気が付くと年の瀬です。師走だからなのかどうか毎日卒業見込みの人々の名が耳に入ってくる。船倉の鼠。いやむしろ食われる前に同化してしまえということか。 そんな先見性よりも「今はこれが精一杯」な我々は目先の問題を解決することに奮闘。でも目の前も黒味がかってる。これはもう水がなだれ込んできてるということかしら。助けて! ジーン・ハックマン。船長の言うことは聞きません。おしりさんにはかなわないけど水泳は得意です。 現実は逃避してさっさと家に帰るのが一番。今期は『TRICK』と『マンハッタンラブストーリー』で木曜はテレビ漬けである。でその後は鉄騎。海市島での別の人生は「やだよーやだよー」とか厨房にからかわれたりするんですが今日はそういうこともなし。人数が落ち着いてきたのか、部屋が分散したのか、日本LIVE特有のまったりとしたロビーの待ち時間を過ごす。 |
|
ヒロターズのお誘いで、渋谷クアトロにて「ムーンライダーズ」のライブへ。 私は『MOTHER』やってないわ、『東京ゴッドファーザーズ』を観る予定も無い、ムーンライダーズに全く明るくない人間なのであるが、いい親父どもがみんなで音楽を楽しんでいる様は素直に素敵で心温かくなるライブであった。 以前8spotsが「男は女と違って、年老いることで格好よくなることができる」と言っていたが、できることなら私もこんな素敵な年のとり方をしたいものだ。 ちなみにムーンライダーズって鈴木慶一くらいしか知らなかったのだが、ギターの白井良明が獄・楽さんに見えて仕方がなかったことを付け加えておく。 そして、満員のクアトロで思い出したのは、新宿ピットインでの父の最後のライブのことだ。ピットインが引っ越す直前、私がまだ大学1年の頃であったが、けだるい空気の中での興奮と居心地のよさの両立は忘れられないものだ。満員のクアトロではそういうけだるさのようなものはさすがにないが、いい大人の気取らないセッションの空気はあのときとかわらないと思ったのである。贔屓目しすぎかしら。 3度のアンコール演奏と隣りから聞こえるぺたぺたしたやわらかい拍手が終わると、t.A.T.uのドームライブの3倍くらいの時間が経っていた。棒になった足を少しずつ慣らしながら2人で満足して騒々しい渋谷を後にする。楽しいライブと昨日の一応出たボーナスを地元ガード下の寿司屋・小粋で祝うのだ。 以前「20年ぶりに回転寿司を食べた」とか言っていたのも今は昔。最近ヒロターズとは寿司ばかり食べているが、回転しないカウンターで手でつまむ握りの美味さはやはり格別である。寿司でお腹を膨らませてから、続いていつものように時代屋で飲み明かす。 「拳がとれて子供のように」といえば聖帝サウザーだが、ヒロターズも含有アルコール量が増えるとそんな感じだと思う。こういうときに話してくれる彼女の話は特に私を楽しませてくれる。 今日の彼女は、自分の不安を払拭してくれた言葉についての思い出を語ってくれた。不安に陥ったときに聞かされた何気ない他人の言葉がどんなに自分を助けたのか、言った当人が忘れても、そのときの感謝の気持ちを彼女はいつまでも覚えているのであった。 私はよく知っての通り、人にはむしろ関わりたいタイプの人間であるから、こういうときほど自分の口下手さ、ボキャブラリの少なさを嘆くことはない。まだまだカッコいい大人になるには程遠い道のりなのであった。 |
|
明日はいよいよHALO全国大会東京地区予選の日である。今日は参加メンバーを集め明日のための練習を行った。 主だったメンバーは昼から集まり、まずはブリーフィング。その後、出勤日だったしじみがバイクを飛ばしてやってきて、おげしょもギャラリーに加わった18時ごろからチーム戦の大会種目であるオッドボールを始める。 KEN、ぶちょー、こまんだーの「グラマトン=クラリック」チームは破壊力が持ち味。名前の通りガン=カタをマスターした個人戦の上位メンバー3名によるチームであるからして統計学的にみて7割の確率で勝てるはずだ。 そしてKEY、しじみ、やだよによる「A.Spencer」チームはさまざまな局面でのとっさの判断で行う作戦が持ち味。『マズルフラッシュ』のデフォルトネームをチーム名に冠しただけに、得意のチームワークで勝利を収めたいところ。 1試合が最長でも5分程度で終わる短いゲームであるが、練習は最終的に夜22時30分まで4時間程度行われた。その間のチームの勝敗数は拮抗し、お互い完全な勝ちパターンこそ生み出せなかったが、この前日練習はきっと明日の結果に影響を与えたと思いたい。 練習が遅くなりうちに泊まることになったこまんだーさんとKENの3人で、駅前の中華屋で黒焦げの鉄鍋餃子など晩飯を食べながら明日の勝利を誓うのであった。 夜、突然の腹痛でダウン気味のこまんだーさんを放置して『鉄騎大戦』をする私。ボイスチャットはヘッドホンのため彼には聞こえないのであるが、私の 「○○さん、こんばんは。あれ! 昇進されたんですねー。おめでとうございます」とか 「ええっ! 彼が戦死したんですか! 一体いつ? 原因は? 脱出失敗したんですか? それは大いに我が軍にとっての損失ですね」とか 明らかに普通じゃない会話を話している私の姿はこまんだーさんにとても奇異、つまり楽しげだったようだ。本番開始は来年2/26である。みんな買うのじゃ。 |
|
いよいよこの日はやってきた。XBOXチャンピオンシップ Vol.3、通称HALO全国大会の東京地区予選当日。場所は秋葉原・アソビットシティだ。 「ダメ箱の大会なんて何人出るんだよ」などと談笑しながら会場へ向かうと、既に多くの人が集まっていた。個人戦で150人程度、団体戦は40チームくらい? ネット対戦のない『HALO』だけに自分たちの実力を試す楽しい大会になりそうだ。 おげしょもギャラリーに駆けつけた大会の最初は個人戦。ところが参加登録を行っていたのは私とこまんだーさんだけなのである。皆個人戦に出るほど実力が無いというが、もったいないことだ。 個人戦のレギュレーションは16人対戦のトーナメント形式。16人となれば乱戦必至だし1試合で8人が残るので私でも序盤なら勝ち目はあるだろうと僅かな期待をかける。 第1回戦の最終試合となった自分の対戦相手をボードで確認してみると、ドリマガのライター・鶴岡八幡さん、ファミ通のブンブン丸さんの姿が。この大会、プロ・アマ関係なしかい! いきなりクライマックス。 なるようになるさと必死に奮闘したものの射撃精度の低い私は勝ち数を増やすことができず結果は6KILL=14人対戦で11位。予選一回戦敗退。ムネンアトヲタノム。 一方仲間内での実力ナンバー1であるこまんだーさんも2回戦で敗退。やはり世界の壁は厚かった。 個人戦のトーナメントが続くのを横目に、ドーナツをかじりながら落ち葉散る寒空の下、我らの本番・団体戦の時間を待つ。 個人戦と違いチーム戦は、プレイするのに本体2台・TV2台・HALO2本が必要なため普通の人にはなかなか楽しむことが出来ない。その点で我々にも勝機があると踏んでいるわけである。 イベント開始から2時間以上が経過してついに団体戦が始まった。初戦でいきなりKENたちの「グラマトン・クラリック」チームの出番に。 案内係の女性に「グラマン=クラリックさーん!」とアメリカの戦闘機と間違われたKENたちは「ちがうよう!」と苦笑いしながら人混みの中へ消えていく。そして5分後、彼らにはまさかの一回戦敗退という結果が待っていた。どうしたクラリック!? 統計学は通用しないのか。 KEN曰く敗因は敵の「ワープ直後の殴り」作戦だった。決して凝った作戦ではないが、確かに昨日はそういう戦いは無かった。やはり練習量が足りなかったのだろうか。 ともかく、この試合をやるために最初の待ち時間を含め3時間ほどを路上で風に吹かれながら待っていたKENとぶちょーはこれでお役目終了。お疲れ様でした。 主力を傾けたチームがいきなり敗退し、焦ったのは我々「A.Spencer」チームだ。団体戦でも我々の実力は示すことができないのだろうか? という焦りを感じる。でも我々にできるのはベストを尽くすだけだ。Why? Don't you do your best.だ。 メンバー3人とも緊張した面持ちで挑んだ1回戦の対戦相手は「KING OF HEART」チーム。既に名前負けしてる気がする。しかし最初にボールをゲットした我々はそのまま赤基地での屋上篭城という基本作戦で理想的な勝利を収めることができた。よーし! やはり皆、練習してないのだ。 これならいける! と自信をつけての2回戦。今度は1回戦で鶴岡八幡さんチームを破った「Tenku bashi」チームだ。しかし今回もボールをとりつとられつの末連勝。よし! A.Spencer強い! このまま『マズルフラッシュ』の心の名前"エー・スペンサー"の名を日本全国に轟かせてやるのだ! 2勝して気が付けばベスト8(多分)。あと2試合勝てば全国大会進出? よっしゃよっしゃ、なんか次もなんか勝てそうな気がするぞ、と気合も入る第3試合。……負けますた。 スタート時に凡ミスにより私の目の前でボールを取られてしまい、KEYとしじみはロケットランチャーの攻撃に苦戦。逃げるのは上手くても追うのは下手であることが発覚し、結局最後まで自分のペースにもっていくことができなかった。2:00対1:31は惜しい数字でもあるが、負けは負け。 僕らの戦いはこうして終わった。 頭が真っ白になって、もはや相手チームの名前も忘れてしまったが、願わくば彼らが優勝していればと思う。 自分の試合が終わって吹きっさらしの風が心に染みる。一同意気消沈したまま、店頭でその後も続くトーナメントも目に入らないまま町外れのジョナサンへと去っていくのであった。 いつかまた得意なゲームで挑戦してみたいよ。 蛇足:その後、秋葉を徘徊した人たちの記録。 KEN〜松下の新型液晶プロジェクター・TH-AE500を観にアバックへ向かう。ところが入ったばかりの新製品・シャープのDLPプロジェクターXV-Z200に一目惚れ。価格はAE500の倍以上。でも買いそう。いやきっと買うね、奴は。 KEY〜DLPに揺れるKENの足元を見て、KENが持ってるTH-AE100を「3万で買うぞ!」と交渉に入るが蹴られる。安すぎた。 こまんだー〜「年末だしなあ」と呟きながらカオス館でアメリカ直輸入のXBOXソフトを2本お買い上げ。 そして私は結局大したものも買わずに帰宅。で、ここ2日の寝不足もあるのに今日も鉄騎大戦。 |
|
金土日と遊び続けたので日中の眠いこと眠いこと。全く仕事にならないぞ。 さっさと帰宅して飯にするかと炊飯器を点けて考える。そうだ、我が家には新兵器が導入されたのだ。実は先週末、父猫さんから電子レンジを戴いたのである! 先日日記に電子レンジの購入を検討していることを書いたら「買い換えるから」と新古品を譲ってくれたのだ。まったくありがたいことです。 ほとんど新品同様に見える電子レンジは、『鉄騎』の箱の置かれていた冷蔵庫の上に鎮座(なお鉄騎の箱はレンジの上。箱のほうがレンジの2.5倍くらい大きいので後で、今後の置き場所は再検討の余地がある)。 戴いたレンジはオーブンこそ付いていないが、実家のレンジも付いてなかったので問題はないだろう。オーブン料理を勉強するのはもう少し人生の後のお楽しみにとっておいて、ともかく今日はこれで2年以上前に買ったレトルトのグラタンでも温めてみようか。 アースをドライバーで取り付け、続いて電源プラグを指そうとしたところ長さが足りない。短い延長コードがあったようなと部屋中をひっくり返すが見当たらない。仕方ないので他の場所のテーブルタップを応急的に使う。 電子レンジ設置にまごついている間にご飯も炊けたのでレトルトパックを取り出し夕食。賞味期限が2年くらい切れてるけど気にするな。……何何「オーブンレンジで簡単につくれる」……「これは電子レンジでは使えません」??? やっぱり賞味期限切れてるから捨てることにしよう……。 長らくレンジなしの生活をしていたので急な文明の利器に戸惑う私は、結局フライパンで野菜炒めました。次回はきっと肉とか解凍してやるぜ! |
|
「土日は盛況」という話を聞いて「なら平日だろ」と会社を抜け出し、東京都写真美術館で開催中のレベルXを観に行ってきた。 入口の壁面にファミコン版『ゼビウス』が300インチくらいでプロジェクター表示されている。それを"普通の"アベックが楽しそうにプレイしている様は、特殊な空間であるにもかかわらずまるで宣伝用写真のように違和感が無い。場所が違うだけでゲームもこんなにオシャレになるものなのか。 「ファミコン全ソフトの展示」とは、すべての箱がショーウィンドーに飾られていることであった。 どれもこれも見覚えのあるソフトばかりなのだが、久しぶりの再会はとても新鮮。最近は「ゲームは持ってるけど箱は見たことが無い」という人がほとんどだと思われるので、そういう人にも是非見てもらい、決して上手いとはいえないパッケージイラストやキャッチコピーでソフトの中身を判断する楽しさを気分だけでも味わって欲しいと思う。そういう意味で「恋する3人の関係をロールプレイングしよう」のコピーと原作のイラストが魅力的な『タッチ ミステリー・オブ・トライアングル』などは必見と言える。 後年までのワゴンの常連、例えば『ファミリークイズ』とか『キョンシーズ2』とかが仰々しく展示されているところも感慨深く、自分が既に年を重ねたのだということを実感する。 もちろんPCエンジンだってあった。ファミ通の『ニュージーランドストーリー』攻略記事の隅に掲載されていた、上にひよこまんじゅうを乗せられたPCエンジンシャトルの姿を私は忘れることはできない。そしてそのシャトルだけが展示された全ハード通じて唯一解説無し。 会場のあちこちではゲームをプレイすることもできるようになっている。『ポートピア殺人事件』をプレイしている人の画面を見ると「もんすたーず さぷらいずど ゆう」というメッセージ。一体どこまでやる気なんだろう。 一方『ドルアーガの塔』をプレイしている人はいなかったが、しっかりタイトルロゴは緑になっていた。このままでは『ゼビウス』が心配だ。 不思議なもので、これが秋葉原の雑居ビルの展示コーナーだったら私はきっと足を運んではいないだろう。確かにここには文化の香りが漂う。恵比寿の美術館が醸し出す空気が毒を抜いてもまだきちんとゲームは存在している。面白いものだ。 ショーウィンドーを興味深く眺める男性客2人が「あっ、『ミシシッピー殺人事件』だ! 16号室でナイフ飛んで来るんだよな!」「1号室の落とし穴とかな!」と話している姿すら文化的に見えてしまう。それがこの芸術展の意義なのだろう。 このイベントには是非当時の友人か同世代の仲間2,3人で集ってもらって皆で思い出に浸って欲しい。それが正しい鑑賞方法に違いない。 美術館の入口には「ここに置かずしてどこに置く」と言わんばかりにユージンのファミコン本体フィギュアのガチャガチャが設置されていた。ほとんど空っぽになっていたがご祝儀に1回だけ回してみると、レアアイテムの四角ボタンのファミコン本体が。私が初めて買った本体も四角ボタンだった(同時購入は『ベースボール』『マリオブラザーズ』『ポパイ』)。それに、さっき久しぶりに本物を見てきただけに感慨もひとしお。いいお土産になりました。 |
|
週末の遊び疲れによる寝不足を抱えながら鉄騎をやり続けていたらもう限界。勤務中にうつらうつらするわ、仕事ははかどらないわでもうどうしようもないので、定時まで席に張り付いたらとにかく急いで帰宅して、昨日のWWEのバトルロイヤル見ながら夕飯流し込んで、寝床についてすやすや。3時間くらい寝ていたら点けっぱなしのPCのメッセンジャーが呼んでいるので目を覚ます。せっかくなので『科学忍者隊ガッチャマン』の最終回とか見たけど、もう今日は鉄騎をやる気力は残ってなかったのでそのまま再び寝る。今日は最終ターンの最終日であるにも関わらず。あーあ、もったいない! |
|
夜も18時半を回った頃であったろうか。私はterraと高田馬場駅にある西武新宿線への連絡階段を上っているところだった。 電車の中から横で『赤い光弾ジリオン』について熱く語っていたterraの言葉が止まった。階段の一番上で対峙している30代の男女がのっぴきならない状態なのに気付いたからだ。 少しケバい感じの女と、サラリーマン風で頭が少し後退しつつある男はどちらも真剣な表情で睨み合い、道を塞ぐように対峙している。その異様な空気を感じたかと思うやいなや、男が女の手に持っていた何かを引きちぎるように奪い取ると、目の前の階段を物凄い勢いで駆け下りていった。 奪い取る時にこそ抵抗を見せた女は、かといって悲鳴を上げるでもなかったが、何かヒステリックな物言いで一言言うと、それに呼応するかのように女の付近にいた男3人がその男を追うために走り出した! 男たちはたまたまここを通りかかっただけのように見える、サラリーマン風、大学生風とバラバラな姿。階段を下り切ったところで私服姿の大学生風の男がバランスを崩してぺったんと前のめりに倒れたが、それでも起き上がって走り去る。少し遅れて女もその後を追い、彼らは完全に私の視界から消えた。 その階段を歩いていた通行人は歩く足こそ止めないものの、その姿をあっけにとられて眺め続けていた。やっと駅員が異常に気付いてその後を追っていったが、我々にはいったい何があったのか全くわからない。 普段、熱血を自負するterraも「凄い正義感ですね! 俺にはあんなに素早い行動はとれないや」と感心していたが、いやどうにもおかしいのだ。もし引ったくりなら、もう少し女が悲鳴を上げるなり、「誰か捕まえてー!!」って叫ぶと思うのだが、女も男も冷静すぎる。追いかける男たちにしたって「待て!」とか叫んだだろうか? 「なんかまるで映画のゲリラ撮影みたいだったよね」と私が感想を漏らすと「ああ、なるほど! 鋭いですねっ」とterraは言うがそれにしては彼らを撮影しているカメラはどこにも無かったと思うのだ。しかし、あの差し迫った人間の演劇的な行動は、大学時代にしょっちゅうみてきた自主映画のうそ臭い演技そっくりで、だからとっさに事件の感じがしなかったのだ。危機感が欠如しているというか。 もちろん私は今まで本物のひったくりの現場にでくわしたことはないので、実はこれこそが人間の本性を現した本物の事件と言われたらそれまでなのだが。 ともかく思ったのは、どんな事件が目の前で起こっても、私はなんだかんだと理由をつけて傍観者になっちゃいそうであるということだ。 |
|
電子レンジの次はテレビ。 ゆっきさんが使わなくなったテレビを譲ってくれるというので、12チャンネルの映らないテレビを4年も使い続けている私は喜んで貰う約束をしたのだ。 その後ゆっきさんの予定を伺いながら、私と運び屋を頼んだしじみの都合を照らし合わせた結果、唯一都合がついたのが今日。そして受け取る時間はなんと夜の0時になったのである。 まずは仕事帰りにヒロターズ&ゆいたんとプチ忘年会で仕事のイヤな記憶(それはまた別のお話)を吹き払って気分一転し、しじみと合流。はるばる遠路から車を出してくれたしじみの車に乗り、ゆっきさんの家へと向かう。 首都高を使って最短ルートを通っていったつもりだったが、約束の時間になっても我々は一向にゆっきさんの家の前に着かなかった。車での移動ではマピオンの地図は何の役にもたたないことを知らされる。ゆっきさんの家は、もう目と鼻の先なのに、その後北へ南へとうろうろ。結局30分ほど迷ってしまった。 ゴール地点ではゆっきさんが迎えてくれた。おぐゆうはかわいかったですか? 海外旅行は当たりましたか? とか色々聞いておきたかったが、時刻はもはや深夜1時。挨拶もそこそこに運搬作業を開始した。 師走の深夜にこっそりと大型家具を車に運び込む男たちの姿はかなり奇妙なのかもしれない。マンションの向かいの家の勝手口からステテコ姿の親父がこちらのほうをいぶかしげな目で見つめていた。僕ら別に怪しいもんじゃないです。 いよいよテレビを車に乗せる段になって大きな問題が発覚した。 テレビがトランクに入らない! 後部座席にも入らない! で、結局どうなったかというと こうなりました。助手席に乗せたものの、サイドブレーキを圧迫しているのがわかりますね。危ないですね。 貰って初めてわかったのだが、ゆっきさんのテレビはなんと25型テレビだった。私の今使っている旧型のテレビは29型なので、交換すると画面のサイズは小型化してしまう。悩ましいところだ(12/23修正&追記:よく見たらワイドじゃなかったです。失礼しました)。さらに我が家の古いテレビはしじみに譲るつもりだったのだが、しじみの車では絶対にあのテレビは入らない。 結局しじみにはテレビを運んでもらっただけで手ぶらで帰ってもらうことになってしまった。すまぬ、しじみ! しじみを見送ったときには時刻は2時を回っていた。私の目の前には今、2台のテレビが並んでいる。 |
|
半年経っても完治しない歯科治療で、当初の虫歯の治療が終わる間にとまた新たな虫歯の治療を提案される。毎度言われる「痛くなる前に治療すれば神経を抜かずにすみますから」という先生の言葉に『未来世紀ブラジル』のサムの母の親友のマダムを思い出しつつ了承する。 その後、近所のファミコンショップのクリスマス恒例特売品漁り(XB『ブリンクス』888円、GBA『超魔界村R』980円など)をしてから夕方に遠出。渋谷経由徒歩で表参道へ。 今日は8spotsがいないので1人でどこまでも徒歩移動。表参道で用事を済ませてから原宿経由で渋谷へ。こんなに寒い日なのにたらたら歩ける通行人の多さに驚かされるが、この時期にそういうところに行く私が悪いので仕方ない。 渋谷での用事もほぼ雑用だったのだが、ここまで休みなしの渋谷一周だったので流石に足も疲れてきた。最後にビックカメラに立ち寄ってDVDでも物色しようとしたら、暫く購入を検討して悩んでいたHDD内蔵DVDレコーダー、東芝のRD-XS41が99,800円(税別。ポイント18%)で販売されていた。ポイント分を差し引くと価格コムの最安値より若干安いくらいになる。PSX効果で値引が始まったのだろうか。早速銀行で現金を引き出し、その足でまっすぐカメラのさくらやへ向かう。今見てきたビックの価格を店員に提示して、同価格+同ポイント+送料サービスで購入。夏にRD-X3を買い損なって以来半年、やっとDVDレコーダーを購入することができました。 |