結構やばいことになってきてるんだけど正月気分が抜けない1月中旬の日記。

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1/11・新年会、血に染めて
 一昨年の12月から正式に開始した、毎月恒例HALO例会は今年も健在である。本日は第14回目にして(多分)、母体となる高校時代の友人の参加者が初めて全員集合することになった(ただしおげしょは前回に続き手の治療中のため見学であるが)。
 というわけでぶちょー、KEY(初・本体持込でお疲れさま)、こまんだー、しじみ、keiji、KEN、しょっちゃん、ゆうちゃん、FATに私の5対5対戦でいつも通りのCTF3本マッチをメインに行った。本体4台にプロジェクター2台、モニター2台、コントローラ10個も既に違和感のない通常装備となった。
 年末の忘年会対戦から半月しか開いていないが、その間にぶちょーは1人用の最強難易度・レジェンドをクリアし、KEYもあと2面にまで迫っているという。一方FATも昨年末に出たPC版を購入、練習に勤しんでいる模様。1年前は私とKENのXBOX所有者が上位を競っていたが今は昔。現在参加者の2/3となる7人が本体を所有し実力は毎回底上げされている。もはや誰が一番強いかということよりも、各出場者の行動のクセを覚えて対処するという、より生々しいスポーツになりつつある。「KENは中盤制圧に猛威を振るうが旗を取りに来ない」とか「KEYは正確無比なスナイパーなので高いところに潜む」とか「FATは2発で殺しに来る」とか。
 そんなそれぞれの腕を駆使する白熱した試合が続くが、最後の試合は途中でkeijiが「俺友達と会う約束があるから」とか途中放棄して、それを後から来たおげしょが片手で操作するという、相手チームを結果的に混乱させる事件があって、きちんとした試合とは言い難かったかもしれない。ただこの試合、歴代でもほぼ最長とも言えるプレイ時間が3時間くらいとなる激闘となった。

本日の結果

 ここ数回ですっかりKENから殺戮王の座を奪いつつあるこまんだーさん(Neo Contra)の殺戮数は200オーバーと他を圧倒していた。しかし他のメンバーも軒並み100を超えるという凄惨な結果だ。息抜きする暇もない3時間は30代の男どもには大変。みんな最後までへこたれずによく頑張りました。
 最後はまったりと10人で「Crazy King」でもう一度血みどろ。
 今年も、ネット対戦可能な『HALO2』が出ようと出まいと、『ファントムダスト』がそれ以上に面白かろうと、この例会はきっと今後も続いていきたいと思いますので、皆さん今年もよろしくお願いします。あと参加したいオフ友達は前に出ろ。16人までまだ枠は残ってるぞ。

1/12・サイレントコール
 昨年末に行った、keijiたちとの飲み会で知り合った白鳥さんの自主映画上映会を観に行く。
 郊外の地下スタジオでパイプイス&スクリーンのビデオ上映であるが、ちゃんと暗幕に映写室もある。ああ懐かしい。
 白鳥監督の作品ばかりの上映は8分、40分、90分という長短取り混ぜた3本立てを3日間。100人の座席の入りは悪くなく、前売り券を売らない(配らない)といういさぎのよい自主上映会はかなりの成功と思われた。
 さて作品であるが正直なところを書くと、最初の短編2作は自主映画特有の空気が良くも悪くも目に付いてなかなかコメントしづらいところがあったのだが、3作の中で最も古く、しかし最も長編(90分)である大作『サイレントコール』は見応えがあり、完成度も抜群だった。
 自主映画というのは、同人誌と同じで結局作ってる人のプライベートな部分が大きいので、大概の場合自己満足が他人に見せる気持ちを上回ってしまうことがなりがちである。だからこれまでの経験では30分以上の上映時間の作品ともなると、まあ他人に見せることを放棄してる、ろくな編集もできていないものになってたりしがちだ。そうなると観てる方は上映中に席に立つこともできず心理的苦痛を伴いやすい。ところが『サイレントコール』は90分という普通の映画と同等の長尺をしっかりとした構成で見せてくれた。これはなかなか誰にでもできるものではない。細かい丁寧なカット割り、丁寧に付けられた効果音、そしてしっかりとした演出に応えるだけの演技など、作品の完成度と共に終始好感を持てる作品であった。
 上映終了後keijiたちとファミレスでお茶をしていると上映の合間を縫って白鳥監督も顔を出しに来てくれた。秋川渓谷で行ったというロケの苦労や3月に滝壷に潜った演技(監督兼原作・脚本兼音楽兼主演)の苦労、ポスプロに時間をかけたことなどをひとつひとつ丁寧に語ってくれる監督の話を伺っていると、作品ににじみ出ていた本人の人柄のよさを感じる。
 現在も次回作の準備中とのことで、忙しい仕事の合間を縫ってのこの努力は素直に敬服してしまうものだ。
 やっぱりたまにはこういうクリエイティブな環境の空気を吸っておかないと、自分の原点を忘れてしまいそうになるので、今日はとても有意義であった。白鳥監督、ありがとうございます(観てないと思うけど)。
 その後、皆と別れて上映場所から電車で少し行ったところにある8spotsの家へ。映画のおかげで比較的ポジティブさが増している状態だったので、夕飯を食べながら今年の抱負を語り合ったり。

1/13・昔撮った杵柄
 昨日刺激を受けたからというわけではないのだが、今日は週末に行われるプレゼン用ビデオ作成のため"プレミア"をいじって過ごす。親会社の社長や役員や海外の首脳陣に見せるような大事なビデオを半日で作るなんてなかなか刺激的ではないか。
 普段はワードとエクセル位しか使わない私が生まれてこの方触ったことも無いプレミアでもってビデオをつくるはめになったわけだが、時間が差し迫ってさえなければこれがなかなか面白いんです。子供に教えたらきっと喜びそうだ。午後から初めてソフトの使い方をちょくちょく教わりつつ、なんとか夜には完成した。
 普段家で焼いてるDVDといい、昔は高性能なコンピュータが無ければできなかったデジタル映像編集も民生用のソフトとPCとそれなりのハードディスクでこんなに簡単に映像がつくれてしまうのかと、実際にいじってみて改めて感心してしまう。
 ともかく今日は自分の座席にいたのは1時間程度で、残りは会議か編集用のPCの前というイレギュラーな一日であったがたまにはこういうのもいいなあ、などと深夜のすき家でチーズカレーをかきこみながら思った。

1/14
 朝イチの社長プレゼンに寝坊しますた。
 会社に遅刻なんて年に数回あるかどうかなのにー! 新社長の印象悪くなるよなあ。でも昨日作ったビデオは上司にも社長にも取締役にも好評だったようでとりあえず良かった……。
 しかし親会社で行われる明日の本番には私は参加できないらしい。それを聞いたらいきなり気が抜けて一転してお気楽な空気となった。へらへら残りの時間を過ごす。
 あっという間に夜。風邪をこじらせたのか何なのかは不明だが、ともかく病気でめろめろになっているヒロターズが心配になって家まで送る。
 殺意の闘気も減退しているようで、会社でもそれを付け込まれて同僚にいじめられて過ごしていたらしい。近所の寿司屋で栄養つけようということになるが食欲も減退気味の様子で食が細い。明日は休んでしまえーと提言して帰宅。
 帰ってきた我が家は木造家屋らしくとても冷えていた。部屋のエアコンの真下のベッドで寒さに震えながらビデオ録画しておいた『新撰組!』や『攻殻機動隊』を観て過ごす。どっちも観ておいて損は無さそうな感じ。あとHDDレコーダーってホント便利だと実感。

1/15・思い出がいっぱい
障害情報:16日0時から当サイトのhttp://www.geocities.jp/yadayo8/以下にあるページ(TOPと日記以外のすべて)に対しアクセスできなかったり、右上に鬱陶しいバナーが表示されたりする不具合が出ております。しかもバナーを消そうと思うとアクセス解析ページのアイコンが邪魔で、クリックすると別のところへ行っちゃってすごい不愉快ですよね。ええ、私もそう思います。でもこれだけのページ全部直すのは急には厳しすぎるのでごめんなさい、もう少々お待ちください。今ジオに「お金ちゃんと払ってるのだからバナー消してくださいなー」と問い合わせ中です。実は現在は更新もできなくなってます。
※1/16 17:30追加 解決しますた。

 さて。このところ寒すぎませんか(東京)。これだけ寒いといっそのこと雪でも降ってくれとすら思う。こんな寒い日は中から暖まらないとと、家に帰るなり震える手でジャガイモとか剥きながらカレーライスを作った。そのままの勢いで大盛り二杯食べたら動けなくなった。
 今日は以前更新していた『マズルフラッシュ』のページの延長で、『HALO』のページを作ってみた(協力:KEN、こまんだー、KEY)。といってもゲームの解説とかをするつもりは毛頭ない。月例会どころかこのところ2週間に一度のペースでやってる自分たちだけが、極めて狭いコンテンツの中で楽しむためのコンテンツである。
 この「HALOローカル用語の予備知識」は主にうちで遊んでいた時の面白い記憶の断片を残すことを目的にしたものだ。だから友人以外には全く面白さがわからないと思うのでコンテンツからのリンクを張ってもいない。
 以前も書いたかもしれないのだが、そもそも当サイトがなぜ「現代用語の予備知識」などという、映画ともゲームとも関係無さそうな名前になっているかというと、中学3年のときに書いた当時の流行り言葉を辞典風に書き綴ったノートのタイトルが由来なのだ。
 今から17年以上前に当時の内輪だけの流行をリアルタイムにメモした、世界に1冊しかないこの個人誌は、書いてる瞬間だけでなく数年後読み直すとまた面白かった。その後も高校2、3年でも同じタイトルで制作し、今では卒業文集以上のメモリアルアルバムになっている。
 今回のHALOローカル用語はまさにその延長で、あくまで内輪だけで笑うため、そして数年後に懐かしむためのページ。それがWWWの理念にのっとってるかどうかは知らないが、こうしてWEBに置いておけば10人強の友人が全世界のどこにいてもいつでも楽しめるわけだ。便利な世の中になったなあとつくづく思うよ。

1/16
 今週は短い4日間のうちにいろいろあったが、どの事柄も当事者になれなかったので特に大きなショックもなく過ぎていった。だから特に今日は書くことも無し。
 帰宅後、昨日のカレーを食べつつ先日keijiに貸してもらったDVDで『ガンダムSEED』の続きを観る。なんと今年初めて観た市販DVDだ。このところ寒すぎてプロジェクターを置いている部屋に行きたくないため、DVDもXBOXLIVEもご無沙汰になってしまっている。ひどい理由だと思うが、ふしぎだが本当なのだ。
 で、その種だがやっぱり1年間やった番組独特の話の長さが昔のサンライズロボアニメを見ていた私としては心地よい。最近ありがちの2クールくらいだと物足りない気がする。今回観た分はやっとフリーダムとか出てきて後半らしくなってきた。
 現状で難点をあげるとすると、このアニメ、ちょっとでも回想シーンが映ると「げげ! 今回もまた総集編か?」などと無駄にどきどきしてしまうところだ。
 8spotsが猫をもらうのもらわないのと振り回されているのを元気づけていたらまた深夜。明日は雪だって……。

1/17・ストーブをかいに
 寒い冬が北方から、私の住んでいる街へもやって来た。
 今朝布団から私が出ようとしたが、ベッドの横の雨戸を開けて
 「あっ」
 と叫んだ。真白な雪が降っていたのだ。そんな粉雪の舞う空を歯医者へ。
 間もなく住み処へ帰って来た私は、ヒロターズの買い物に付き合うため再び出かけることに。雪はこのままひどくはならなさそうなので自転車を使うことにする。
 ヒロターズは今日は近所の百貨店で石油ストーブを買うのだというのでそのお手伝いだ。彼女の欲しいのはいわゆるファンヒーターではなく、中央に円柱状の発火装置のついている昔ながらの奴である。ストーブといえばやはりアレだろう! 火事の危険性などもあって賃貸マンションではなかなか認められないストーブも今年はOK。これも醍醐味といえよう。
 売り場につくとヒロターズは「私の家にちょうどいいストーブ下さい」と店員に聞きました。
 店員は「お支払いは」と言いました。
 ヒロターズはすなおに、握って来たクレジットカードを店員さんに渡しました。店員さんはそれを指ではさんで通すと、ピーッとよい音がしましたので、これは偽造カードじゃない、ほんとのカードだと思いましたので、レジからレシートを彼女の手に持たせてやりました。ヒロターズは、お礼を言って他の買い物をすることにしました。
 灯油用のポリタンク、給油ポンプ、そしてストーブの上にのせるヤカン! 続いてガソリンスタンドで灯油も。非力な私には18Lは意外と重かったです。
 そういや実家では灯油って買ってくるもんじゃなくて給油しにきてもらうものだったと昔を思い出したり。
 ヒロターズは帰るなり早速ストーブを準備しはじめた。箱から取り出し、包装を解いて電池を装填。手動ポンプは灯油を入れるのも一苦労だったが、いよいよすべての準備が整う。そしてスイッチオン! ……付きません。「芯に灯油が十分染み込むまで20分待ってください」とのこと。なるほどー。新品のストーブなんて珍しすぎていろいろ面白い経験になる。
 その後ストーブは無事に点火。灯油の燃えるこの臭いをかぐと懐かしさと今日の苦労が実ったことによる小さな感動を味わう。ああまさにストーブ。
 私は「インターネットの火災予防サイトは、石油ストーブは恐ろしいものだって書いてあったがちっとも恐ろしくないや」と思いました。
 こうして彼女の家の暖房器具はエアコンにオイルヒーターにミニ電気カーペットにこたつ、そして石油ストーブが装備された。床下収納からどてらも出てきて、もはや暖房のロイヤルストレートフラッシュ。明日東京が氷河期になってもこの家なら生きていけることだろう。
 ストーブの熱を背に受けながらかぼちゃのポタージュをいただく。至福である。
 それだけに自分の家に帰ってきて部屋の寒さに呆然。エアコンって本当に寒いときはなかなか活躍できないのだ。
 寒さに震えながら
 「ほんとうにストーブはいいものかしら。ほんとうにストーブはいいものかしら」
 とつぶやきました。


 ……部屋がようやく暖まってからDVDで『エボリューションズ』観る。今年初のDVD映画がこれかい。アイバン・ライトマンでフィル・ティペットでデゥカブニーなだけあって「ジュラシック」な異生物と戦うゴーストバスターズ、ちょっとXファイル風味な映画。でもそれ以上ではないのは残念。
 劇場公開時にはカットされたエンディングが映像特典で入っていた。こっちは物凄く面白いわけではないけど比較的きれいにオチていて、何でこっちじゃだめなのか監督じゃなくても不思議。元のやつは意味不明なのでアレなら日本人にとっては無いほうがよかったんじゃないかなあ。

1/18・山猫は眠らないけど子猫は眠る
 「ニャワジ解放戦線」の元えんちょうせんせいこと8spotsは、ねこ誘致開始から数ヶ月を経てついに本日ボランティアの人から「ねこ」を譲り受けた。で、朝から大騒ぎである。
 「台所の下に入り込んでしまい出てきません。生きてるかどうかもわかりません」と心細いことを言ってくるが気にせず、私のほうはこまんだーさんをお呼びしてDVD鑑賞となった。
 本日の映画はルリヲ君から借りた『山猫は眠らない2 −狙撃手の掟−』。11年前に「ロードショー」で白黒半ページしか載ってなかった超地味な、それでいてその異質性でカルト映画になっているスナイパー映画の続編。「沈黙」シリーズみたいに邦題で勝手に続編にしたのでは? テレビ映画らしい? などと様々な憶測が飛んだががちゃんと原題は「SNIPER2」で、大きなビスタサイズの映画でした。おじさんほっとしたよ。劇場公開は昨年末だったが一瞬で終わったんで観に行く余裕など無かったんだよなあ……。
 ネットで観た予告の派手な爆発シーンを観て「あれ? "山猫"ってこんな映画だったっけ?」とは思っていたのだが、観てみたところ確かにそういうシーンもあって実際前作と趣は異なってはいるものの、きちんとした佳作であった。
 狙撃手の特殊な戦闘スタイルを丁寧に描き、熱帯雨林でひたすら標的を狙い続ける前作とはうって変わり、本作はかなり娯楽性が増していた。『ファイヤーフォックス』というか『ランボー怒りの脱出』な出だしで始まるお話は、アメリカ1時間ドラマにありそうなありがちな展開を見せていくものの、主演続投のトム・ベレンジャーの一人称でテンポよく進んでいくテンポは決して悪くない。『ゴーストリコン』で見たあの風景この風景を次々と転戦する様を観ていると、誰がこの映画の続編をつくろうと言い出したのかはわからないが、想定された観客はきっとネット上にいるたくさんの狙撃手たちなんじゃないかと思った。

 映画が終わってそんな話をこまんだーさんと話しながらPCを見ると8spotsがメッセージを残していた。猫を引っ張り出してきて何とか拿捕したものの、そのまま怯えて動かないそうだ。シモの世話どうしよう、とか悩みまくっている様子。
 その間こまんだーさんは『ダブルドラゴンアドバンス』の2Pモードのエンディングが違うようなんですよ、と言いながら自分の鞄をまさぐっていた。中からGBAと通信ケーブル、さらに2本の『ダブルドラゴンアドバンス』が現れる。1本は未開封だった。1本では2Pモードはできないのだ。もしかしてそのためだけにもう1本買ったのですか? と尋ねると「日本版が発売したら私はやっぱり2本買うんですかねえ」とつぶやいた。
 2Pダブドラは懐かしさいっぱい。アーケード版1作目を基本として踏襲しながら、より流麗になったポーズで繰り出されるアクションは倍増しているなど、一見しただけではわかりづらいさまざまなパワーアップがほどこされていた。
 それだけにあのラスボスを倒した後の「LET'S FIGHT 1PVS.2P」の扱いがどうなっているのかが気になるところ。結論としては新規のビジュアルシーンと共に幕間デモが追加され、それによってエンディングも変化していた。兄弟喧嘩にもフォローがあるところも現代のゲームっぽい。ただしこの画面を見られる人が何人いるのかな。
 実はその1PVS2P決戦の場でトゲに落ちて"自殺負け"した私は、ショックを隠すべく「もう一本観ましょう」とこまんだーさんに言ってすかさず『ゴースト・オブ・マーズ』を起動した。一昨年の私のベスト映画である。
 こまんだーさんも「あはは、この音楽」とか「牙一族だー!」とか言いながらも観終わって「コメンタリー音声付か。これなら買ってもいいな」とお気に召したご様子。やはり誰が観ても名作だ……とは決して言えないがカーペンター映画に耐性あれば傑作。

 結局2本の映画と1本のゲームを観終わってから近所のステーキ屋で晩飯。店に『魔宮の伝説』のポスターが貼ってあり、「私はこれが最初に観たインディです」と語るとこまんだーさんもそうだという。こまんだーさんと私は歳が7つ離れているのだが、ゲームにしろ映画にしろ実体験として普通に話に付いてくるのが面白い。これも英才教育の賜物だろう。息子の9歳の誕生日のプレゼントにMSX版『沙羅曼蛇』を買ってくるお父さんに乾杯。
 インターネットの普及でオタクな豆知識もほとんどが共有されている。さらに昔のテレビ番組はケーブルテレビで見られるし、名画も一通りDVD化されてるし、古いTVゲームもPCで遊べてしまう世の中である。そんなオタクの氾濫する世の中で、自分もお客も楽しめるサイト運営についての話を延々と。自分の好きなものをちゃんと伝えていければこうして新しい友人に会えることができるんだからこれからも頑張りたいものである。
 さて8spotsんとこの猫はすっかり落ち着いたらしく腹を見せてるらしい。まあ当分は一喜一憂大変なんだろうけれどもよかったよかった。

1/19
 来期自分がどのくらい会社に貢献するのかまとめていたはずが、書き終えてみると来期どのくらい迷惑をかけることになるのかの表になっていた。そのまま上司に提出したら怒られるのは当たり前だよ、と自分にツッコミしつつ修正。
 家に帰って夕飯食べながら『新撰組!』見た後、久しぶりにKENと『ゴーストリコン』。タイマンでスナイパー合戦で気分は山猫。敵を捕捉しようと慎重に森を進む。スコープから遠くの岡を索敵していると突然コントローラが一瞬ブルっとして、目の前が血に染まる。どんなにスキルを磨いた熟練兵士でも死ぬ時は一瞬であるということをこのゲームはまざまざと教えてくれる。

1/20
 「なんどめだIWGP」と思いながら、先週末に奇しくも『ナウシカ』放映と同じ日に始まった堤幸彦代表作の再放送。実は第2話だけはいつも見逃していたので前夜にタイマー録画しておいたのだが、KENに貸すために録画した第1話の後にテープ録画したら残り時間が足りず、確認すると残り1/4のところで切れていた。第1話の録画時間がなぜか1時間以上あったのを見落としていたからだ。余計な録画時間を加えるGコードのせいだ……。どうでもいいことでもこう何度もチャンスロスすると悔しいもので。
 さて今日もミーティングでいっぱい。しばらくはこんな日が続くのだろう。少人数のミーティングなのにうとうとしてきて「これはイカン」と思って今夜は早寝することにした。でもこういうときに寝床に入っても話した案件が気になって結局すぐには眠れなかったりするんだよねえ。
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