さっぱり意味不明な記述が満載の6月下旬のパラノイア日記。

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6/21
 自業自得の寝不足ではあるが欠伸をする余裕もない多忙ぶり。
 本社からの直帰で帰宅は比較的早かったものの、台風の中の徒歩帰りは無駄に体力を消費した気もする。
 降水量がそれほどでもなかったのがせめてもの救いか。
 結局家で夕飯後ベッドに轟沈。
 でも23時には目が覚めたこの鉄騎廃人の体よ。

6/22
 自分から飲みに行きたいという衝動が生まれるなんて、私も大人になったのかそれともよっぽど今日が暑いからなのか。
 ところで東京の「暑い」ときってなんか臭くありませんか。実家では海の砂や打ち揚げられた海草が焼ける独特の臭いがしたものだが、東京の昼には腐った臭いしかしない。もちろん蝉も鳴かない。空が無いとかいう以前に本当につまらない。
 それはともかく久しぶりに仕事も早めに終わったので、ビッグイベントなプレゼンを無事成功させたヒロターズの祝賀目的を口実に、まぐろやで乾杯。久しぶりに食べるかんぱち&かまとろはどちらも絶品。
 で家帰って鉄騎とかするもんだから寝たの3時。

6/23
 昼に小学生以来の友人・SAKUと一緒に駅前で昼食。
 美人の奥さんと一男一女の子供と家のローンを持つ生活、というのは私の年齢からいうと至極一般的なはずなのであるが、そういう人間は極端なほど私の周りに少ないので、とても興味深い。
 5歳の息子がムシキングにハマり、2歳の娘がイヤリングをねだるのだという。ああ、なんか21世紀の子供っぽい。
 久しぶりに会ったので名刺交換などしながら仕事の接点見つけられるといいなあと思いなつつ近日中の飲み会を期待。
 
 夜の鉄騎はおなじみの顔ぶれが中心で連携も取れていい感じであった(負けるけど)。
 前クールは敵同士だったので散々こちらから呼び出してはスナイパーライフルで狩られまくったZuluさんが味方にいる安心さよ。
 そして膝に先日拾ってきた子猫を乗せて戦場をコルトで駆け抜けているMARONさん。
 もちろん慣れない最弱機・ビッツに悪戦苦闘しているKENも。
 私は今クールからは支援機に生きます。目指せ接近戦のできる支援機使い。
 今日も新たなフレンド登録をしたりして、このクールもまだまだ楽しませてくれそうな予感。

 それにしても眠い。

6/24・ロストメモリーズ
 社員手帳を無くしてしまった。
 あんまり利用頻度が高いものだから最近はスケジュールだけじゃなくて議事メモまで手帳使ってたので、無くなってしまうと非常に不便。
 あと外の人に見られるとまずい結構やばいこともたくさん書かれていた気がするのだが、それも後の祭。
 どうやら無くしたのは雨に降られた外出のあった月曜で、ほうぼうあたってみたが手がかりもなく、スケジュール管理できない日が続くのはマズいし諦めることにした。
 社員手帳は原則ひとり1冊しか貰えないはずなのだが、事務の人にきいたらあっさり新しいのが出てきた。普通この手帳はほとんど使ってないのできっと結構余っているのだろう。

 真っ白な手帳に近々の予定を書き込んだ後、どさくさでゆいたんの誕生日を聞いてこれもメモしておく。
 それからメール見直して来週の予定をさらに書き込んでいたら、どうやってもすべてを来週中に終えられない気がしてきました。
 特になんだこの水曜日。いくつバッティングすれば気が済むんだ。うちの父と南伸坊の誕生日だからか?(関係ありません)

 夜になってメッセンジャーにKENが現れる。先週より会社からの接続ができなくなったKENは案の定仕事の効率が上がったようだ。最近はメッセにいない人とはすっかり縁遠くなってしまいがちだが、KENとはメッセンジャーよりもボイスチャットしてるほうが長いので大きな問題にはならない。
 でボイスチャット=鉄騎大戦。疲労が重なったためか90インチプロジェクターの隅のレーダーに写る機影がぼやける。疲れが目にきてる様子。
 KENの機転による単独潜入が幸いした逆転辛勝をいいことに1時間ほどで切り上げる。週末はまた定例殺し合いだし体を大事にしなければ……。

6/25
 心の風邪を引いて以来、来たり来なかったりの運行状態なZさんと朝のエレベーターで一緒になった。
 それでふと気付いた。
「あなたは!……その……痩せている!」(マーティ・マクフライ)
 聞けば9kg痩せたのだそうで、シャツをめくると茶巾寿司みたいにベルトで縛られたズボンが出てきた。そのウエストはまるで女性週刊誌の広告に出てくるような状態で、握りこぶしが4つくらい軽く入りそうだ。
「この前の引っ越しのときに古いズボンをみんな捨てちゃったんですよ。まさかこんなことになるとは」と乾いた笑いを見せるZさんは、sの風邪もアニマルセラピーで徐々に回復しつつあるという話だ。
 年齢は私の1つ上、もともと太っているタイプではなかったものの、やはり歳なりに付くところについていたということか。
 その後洗面所でふと自分の顔が目に入ったとき、ついまじまじと顔を眺めてしまった。なんか自分にも努力すべきものがあるのではないか。
 とかいいながら夜は引き出しから柿の種とか出してきている訳ですが。

 普通の時間に帰ってきて、夜は8spotsとお喋り。
 彼女が今取り組んでいる問題、それはやばいクスリを抜くことである。その苦労と壮絶さはまさに想像を絶するものだ。
 彼女のそんなここ一番での意志の強さに、かつて私は何度も助けられてきたわけだが、一人になった今でも私自身はそんな強さは持てているとは到底思えない。そんな刹那的な生き方にも色々問題があるとは自分でも判っているのだけど。疲れによる眠気の中でそんなことを考えた。

 一方その頃KENは、海市島から遠く離れた深夜の五反田で楽しい目にあっていた。15,000円のチーズケーキ、食べてこいや。

6/26・新たなる挑戦者
 定例HALO例会、本日初参加のゲストはKEYの友達・koさん。そしてKEY、ぶちょー、おげしょ、こまんだー、しょっちゃん、しじみ、KEN。
 右手骨折のため前回欠席だったぶちょーは今回はリハビリを兼ね、海外製のごっつい「FPS専用コントローラ」なるものを持って参加。一方KENは昨夜4時帰りとかで完全な2日酔い状態。酒臭い。こんな状態でHALOとかやっていいのか。
 そんなエースプレイヤーの弱体化もあってか4VS5の試合バランスはなかなか上手くいって、早速1試合目から激戦に。その結果はこちら。
 殺戮王はこまんだーさんの独走。まだ戦いのパターンの掴めないkoさんとの試合はなかなか刺激的であった。
 遅いスタートのせいで、夜の予定のあるkoさんが早々と帰ってしまったところでタイミング良く仕事帰りのゆうちゃんが合流。引き続き4VS5の試合開始。今回は趣向を変えて雪山面(Sidewinder)。戦略が確立している中での暗中模索で続いた試合の結果はこちら。
 全体のKILL数が少ないのは普段やってるマップ(Blood Gulch)より広いから敵に遭遇しづらいことなどのせいもあるのだが、やっぱり1位はこまんだーさんというところに彼の実力がうかがえる。
 その後、車で来ていたぶちょーとKEYが去って7人で飲み会。おげしょの北海道通いの経過報告やKENの正直な告白を経て、最後はしょっちゃんとKENの仕事の立場上の論撃バトルへ。弁護士対検察官のようなこの構図は、私には無関係な職種でもさながら『逆転裁判』みたいで面白かったです。
 酔ったしじみをうちのリラックスチェアに寝かしつつ、今日も解散。

6/27・閉ざされた森
 しじみは結局朝7時半に去った。これで今回のイベント完全終了。昨夜はよく寝られなかったが昼寝すぎるとろくなことが無いので普通に起きる。
 昼に観た『新選組!』は前半戦最終回となる回で実に見応えのあるものだった。『敦煌』を撮った校長の下で育った私としては、佐藤浩市は悪役俳優だと思っているので、今回の鴨役は最高のあたり役にみえた。クライマックスは実に第1話以来となる本格的な殺陣シーンとなっており、ここでも佐藤鴨の役者としての強さが際立つ。見応えたっぷり。思わず夜と2回観て、2度ともテレビの前で「たっはあ〜!」と思わずそのかっこ良さに身震いした。
 さて、いよいよ次回からいわゆる新選組の物語が始まる。仇敵どころか仲間同士の勢力争いで、増えるだけ増えて愛着も湧いたレギュラー群が続々と減っていくことになるわけだ。今からどきどきするねえ。

 夜はDVDで『ダイ・ハード』のジョン・マクティアナンによる『閉ざされた森』を観た。
 20分に1回くらいオチが来てはそれを覆していく推理サスペンス。劇場公開はあっという間に終わってたが、どんでん返しが売りだったので結構気になっていた(ちなみにビックカメラにて1980円で購入)。
 推理もののくせに観客に推理させる間を与えないテンポなのが何か凄いが、それなりに見応えもあり佳作。
 ただ、いくつか残念なところもある。
 まず一番残念なのは私が英語がダメな日本人であること。会話の情報量が字幕の処理限界を超えているよ! 口癖なんかが推理のポイントになってたりするのでこういうのは字幕だとトホホになる。DVDは吹き替え版が付いているので近いうちに見直そうと思うけど、劇場で観た一般客はオチまでストーリー展開についていけずに脱落している可能性大。観るなら多分吹き替え版がいいと思う。
 あと容疑者が全員迷彩兵なこともあって、どれも同じに見えるのは、アメリカ人なら区別つくのかな。私は女まで同じ顔に見えてしまいました。
 作品以前のところでこんな話が弱点になっているのは映画ファンとして非常にもったいないよねえ。
 次の残念なポイントはちゃんと映画の話。ジョン・トラボルタとサミュエル・J・ジャクソンという2大スターが共演しているのに(2人が別時間に存在するキャラなので)彼ら同士の対決シーンが無い事だ。このせいで映画のクライマックスがはっきりしなくて盛り上がりに欠けるきらいがある。この辺はまるでアル・パチーノとロバート・デ・ニーロが共演したのに共演してない『ヒート』のようだ。
 最後はネタばれなので文字反転用にして続けるが、(観客視点に立っているはずのヒロインが主役として弱くトラボルタ中心で見てしまった結果、トラボルタも嘘つきだったことがわかるオチで若干興ざめしてしまうこと。
 なお、トラボルタの正体についてはいくつかヒントがあるにはあるのだが、あまりうまく機能してない。ちなみに私は、いつまで立っても収賄容疑についての核心が出てこないのはキャラとして怪しいとまでは思ったのだが、犯人逮捕まで言及されないので単純にダメなシナリオなのかと思った……。
 おかげで『スパイ大作戦』や『スティング』のような最後のカタルシスが不足気味。だって出てくる登場人物がヒロイン以外半分が犯人で半分がダマしてる人たちっていうのははっきりいって推理ものとしてどうよ!(笑)

 でも最後の『スパイ大作戦』のラストでハメられた登場人物のような狐につままれたような感覚は本家ほどではないとはいえ、やはりいいよね。
 映画を観て新鮮な気持ちになるのは大事だと考える(ブラッカイマー作品の苦手な)私はその一点で結構好きな映画かもしれない。

6/28
 仕事が盛り上がってきて日記もおぼつかなくなってきました。鉄騎はやってるけど……。

 先週人に貸していた本が宅配便で戻ってきた。本というのは『ルッシャー博士のカラー心理テスト』。8枚のカラーシートを好きな順に並べただけでその人の現在の心理状態を当ててしまうという本で、非常に簡単にできるところからもうかれこれ十数年くらい前から友達にやらせては酒の肴にして楽しんでいた本だ。ここ数年は使ってなかったけど。
 で、突然その本をどうして人に貸すことになったかというと、色彩心理の勉強をしているという見ず知らずの方が、ロボ検索で私の2001年1月6日の日記を見つけ出して、貸し出しのお願いをされたからだ。
 確かにもう古い本なので絶版になって久しい(売り方変えれば今でも十分通用する面白さだと思うんだけど……)。ともかく二つ返事でOKして貸し出した。
 見ず知らずの人からの依頼であってもちゃんとした問い合わせなら答えます。
 ともかく無事に届いた後のメールによるとかなりお役に立てた模様。滅多に無いことだがネットを介した交流というのは面白い経験だった。
 正直、今までこの手のお願いというと、例えば
「はじめまして。単刀直入にお願い事があります。日記に書かれていた椎名林檎のブートCDをダビングして譲っていただけませんか?」
 とかだったのだ。でも今回はたかが1冊本を貸した程度なのにすっかり良い事をした気になっていて、これはある意味私にとってもお得な経験だったのかもしれない。一見無駄にしか思えない日記も書き続けてみるもんだ。

 ただ数年前から私の日記はロボット検索はねるようにしているのだけどさ。ちゃんちゃん。

6/29・都内一周
 表参道。早起きして会いに行った彼女、さなえたんは去年会ったときよりもきれいになっていた。
 時間ができたら南の島に泳ぎに行きたい、と語っていた彼女を置いて、昨年秋、私はその会話の直後に本当に南の島に行ってしまったのだった。ゆっきさんとおしりさんと青空を見上げて魂を洗濯していたのであった。
 その一方で彼女はその後半年間を多分今までの人生で最も忙しく過ごしていた。
 彼女もきっと大人になったのだろうなあ、とぼんやりと思いつつ、垢抜けない感じの初々しさを持っていたときを懐かしく思ったり。いや、別に悪いことじゃないのでこれからも応援するけどさ。

 ここでの一仕事終えて、同行した雲丹さんやterraと昼食後別れ次の場所へ。
 地下鉄を乗り継いで降りた駅、六本木の階段を上って地上に出、まばゆい日差しの中でふと気が付いた。
「……ここじゃない」
 間違えたのは出口ではない。降りる駅だ。
 地上に出るまで降りた駅間違えてるのに気付かないというのもどうかと思うが、きっとそれだけ脳がイカれてきてるのだろう。
 関係ないが、小4の時に映画館で観た『スタートレック2』でカーンが連邦の士官の耳に入れて脳をかじる殺人ワームが恐くて未だにトラウマだ。
 ぼんやりした頭で私はどこへ行くべきか記憶を辿り、降りるべきは麻布十番なのを思い出した。
 重い荷物を抱え、強い日差しの中、歩いた事の無い道を下って麻布十番まで歩いてみた。地下鉄で一駅分だが意外と近くて遠かった。

 麻布十番ではむらさきさんのところに行く。心地よい冷房と部屋の静けさが睡眠不足で寝てしまいそうだが、緊張感の中ではなぜか睡魔はやってこない。
 しばらくして隣りに場違いなほどイマドキのカッコしたきれいな女の子が座ってきた。ズボンから半ケツ出したその姿が目に入るとエロオヤジの視線になりそうなので静止できない。
 暫くして彼女、めぐみたんの番がきて、彼女の仕事ぶりを観察。でも結局最後まで付き合えずに時間切れ。
 T崎さんより20分だけ早く戻れた会社で2時間ほど重めの会議。その後突如重めの相談を切り出され少々戸惑う。
 第一声は嬉しかったが、そのうち段々なさけなくなり、最後は内心腹まで立ってきた。でも最後まで笑顔で過ごした。

 帰ってきて、日曜に作ったカレーライスの最後の残りをたいらげる。
 このカレー、煮込んでいるときにぼんやりしていて焦がしてしまったのだ。さらにラム肉混ぜたのも失敗で臭みが全然消えてない。昨日入れたチーズもなんか粉っぽさが増してるだけのような気が。
 カレールーで作ったカレーを失敗したのは生まれて初めてかも。とほほほほ。

 疲労と眠気の中で書いた日記は赤裸々でだらだらで長いだけになった。でも個人的記録としてはそれなりにイベントあったんで記録しておきたかったのよ。

6/30・昔の名前で出ています
 I沢さんに会いに行ったよ。
 I沢さんは前の会社の先輩で、今の会社の面接会場の場所を教わったりとかいろいろお世話になった方だ。
 私が会社を抜けた後もゆっきさんやアイリスT内さんらを連れて、対会社間でマジック・ザ・ギャザリング対戦をしたこともあった。あれももはや8年位前か。
 そんなI沢さんも間もなくその会社を離れたが今では当時よりもさらに偉くなっていた。先日も意欲的な異動になったと聞き、久しぶりに挨拶に行くことにしたのだ。
 もちろん今の仕事との接点があるため、業務目的なのだが、向こうは私が遊びに来たのかと思っていたらしく(若い頃はよく用事も無いのに出没していた)、応接間に通されて待っていると、I沢さんはNORIKOさんと共にやってきた。前の会社の上司です。意外な登場人物に戸惑う私。
 しかもNORIKOさんは内線電話で、やはり今も同じ会社にいるのだという当時の古い知り合いを呼び出し、何だか私のための同窓会を開いてくれたような状態に。
 結局昔話に興じただけで予定時間の半分が過ぎる。何しに行ったんだろう。というか煙に巻かれた?

 その後は降りる駅も間違えず、今日も同じところへ。
 現場では既にロックでアタルなエイジさんが戦闘中。帰りがけに昔遊んだゲームの話で盛りあがる。
 その後の打ち合わせですっかり長引いたので今日は直帰。おかげで比較的早めに帰ることができた。

 だから鉄騎。

 実は昨日も、あんな一日送ったのに律儀に繋いだのだ。
 ところが2試合連続で長い待ち時間の後のゲーム開始冒頭に落ちるということが続き(私は最近そういうことは滅多に無かった)、これは天が寝ろと言っているのだと諦めたのである。
 あのままやっていたら死んでいたかもしれない。
 そして今日。……冒頭の試合でいきなり落ちた。でも今日はプレイ続行、何とか次試合は無事にプレイできた。天も見限ったか。
 
 父の誕生日であるにも関わらず実家に電話するの忘れていたことに気付いたのは午前1時を過ぎた頃であった。
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