[PR] エステ 2008/5/上のやだよ日記
ルンバ・ルンバで目が回る、5月上旬の日記。

2008年4月下旬の日記2008年5月中旬の日記日記メニュー

5/1・『ブラックサイト』
 私にとってのGW初日。今日は1日で一般には平日なので久々に映画の日を利用しようと『ブラックサイト』を予約。それまでの間は家で映画を観て過ごす。

『ダブルマックス』(☆☆☆)
 『マッハ!』のスタッフによるアクション映画。ジョン・ウー系ガンアクションをタイが撮るとこうなるという感じなんだろうか。
 トニー・ジャーの出演シーンは『エグゼクティブデシジョン』のセガール以下で、『喜劇王』のジャッキー・チェンくらい。目立つ通行人レベル。でもタイトルは『ダブルマックス』。DVDのパッケージに騙されると大変。
 主人公がトミーズ雅というか吉本顔にしか見えないペットターイ・ウォンカムラオ。彼が守る会社の御曹司の方は長美形なので、わかっててあえておっさん顔の彼を主演にしているわけである。ワイヤー中心のアクションはかなり頑張っていて、無茶なSFXは北村龍平チックに応援したくなる。
 そしてヒロインを演じているのがなぜか黒田勇樹。……いや彼は今こんなに若くないから別人なんだけど瓜二つ。ちなみにヒロインのおかまの兄を篠井英介が演じている、ように見える。本当にタイ映画?
 韓国映画をたまに観ると、その過剰な暴力描写に引くことがあるが、タイ映画の場合、容姿関連の笑いのとり方がハリウッドの下ネタ系に近くて、その辺が意外。

『ブラックサイト』(☆☆☆)
 予告などで大体話が読めるのでまったく観るつもりのなかった映画なのだが、最近、監督が『オーロラの彼方へ』『ジャスティス』のグレゴリー・ホブリットだったと知って急遽決定したものだったが、結局内容は普通だった。
 かつて秋元康が『着信アリ』を書いたときに、こういうものはすぐに誰もが思いつくネタなので、いかに誰よりも早く作品化するかが儲ける秘訣なんだろうなと思っていたけど、この映画もそんな感じである。
 インターネットで事件にすると考えた時に思いつくネタが大体入っていて、それ以上ではなく、多分インターネットに興味を持っている人ならオチまで予想通りだと思う。もちろん多少は「それはないだろ」的な都合のよすぎる部分はあるけど、映画としては許せる範囲。それ以外に意外性はまったく無し。ダイアン・レインはおばさんクラリスとして頑張ってる。若いときの彼女にあまり刺さらなかった私としては、まさか彼女が熟成してからここまでよくなるとは思わなかった。
 でも映画としては普通。

 帰宅してからさらにDVDで1本。

『ドリームキャッチャー』(☆☆)
 先日ゆうちゃんにネタバレされた映画。賛否が多いのも知ってたけどネタバレされたことを除いても個人的には今ひとつの映画。
 「キングっぽい」という意味ではこの映画は実にキングっぽい。さらに映像も歴代のキング映画っぽい。『シャイニング』みたいなドア越しの対決もあれば『ペットセメタリー』や『クジョー』みたいな"小動物"との対決もあるし、そうかと思えばちゃんと『スタンド・バイ・ミー』の新エピソードみたいな青春話もあるし、『グリーンマイル』みたいに障害者が物語の鍵を握っている。恐らくこの作品は原作の映画化権を取得された時点で、大体こうなることは決まっていたのではないか。では面白いのかというとこれが怪しい。
 原作は読んでいないものの、映画の中には原作にはあったであろう説明が不足しているんじゃないかと思われる描写がいろいろある。「キングならきっとこんな風に書いてただろう」などと適当に頭で補間してかないと謎が謎のまま続く。これは恐らく脚本化にあたり、原作の物語を忠実になぞったものの換骨奪胎に失敗したんじゃないのか。お話はダイジェストムービーに見える。だから原作を読んでいる人なら映像化されたシーンを楽しめるものの、映画しか観ていないと登場人物は全員おざなりのまま終わる(すべて原作を読んでない人間による予測)。
 子供時代には幸せそうな仲良し4人組がなぜ今は全員不幸で、そもそもそれほど仲良しにも見えないのか。キーとなる5人目の仲間がなぜ大人になったときにメンバーにいないのか。記憶保管庫にはなぜ見えないところがあるのか、軍人の師弟の(親子のような)葛藤といった部分について、恐らく原作でも直接的な描写はないかもしれないが、行間を読む中である程度理解できる何かはあるのではないかと思う。
 そもそも、この映画の中盤以降のネタバレ部分に関しても、珍しい設定ではないので、「あれ? そういう映画だったのか」と思うことはあっても驚くことではない。後は、あえてこんな古めかしい設定を持ってきて、どう我々を楽しませてくれるかとわくわくしているのにそれがないまま終わる。その辺が、荒唐無稽に見えて実は起承転結の美しい『サイン』とは異なり、この映画を凡作にしている。
 2時間以上ある映画の割には途中退屈しないので、演出的には(SFXが過剰なところ以外は)特に問題ないんだろうけど、やはりキングの小説は映画向きではないんじゃないのか? というのを立証する代表的な1本にされそうな気がする。

5/2
 GW2日目。一転して今日は1本も映画観てない、と思ったけど一応『カリオストロの城』は観たか。ここ数年は最後ばかり観てたので前半観るのは久しぶり。HDリマスターになったからなのかCMの位置が変わった(というか数が減ったような)。
 今日はJH吉田さんの例の本を読み終えたり(最後まで面白かった)、某ゲーム(諸事情により名を秘す)をクリア(2周目)したり。やっぱり休みにしてないことが多いと実感。それを残り4日でどの位消化できるか。

 昨日の日記で書いてない話・補足。(ほとんどこまんだーさんやフレメンさん専用の話題ですが)
 一昨年の年末に現地公開されていながら日本未公開のままだった『シューテム・アップ』が、突如今月末に日本公開決定。劇場予告入ってたけどチラシ配ってないよ? 予算ないっぽい。
 そもそもクライブ・オーウェンにモニカ・ベルッチで今までDVDすら出てないっていうことはよっぽど酷い映画なんだろう。
 公式サイト見てみたら監督のコメントがまた頭悪くて「『ハードボイルド 新・男たちの挽歌』の1シーンにヒントを得て誕生した」「この映画は『アメリカ版ジョン・ウーアクション』」って普通にパクリっぽいんですが。ジョン・ウーは別にリスペクトしなくても今アメリカで仕事していますが。クライブ・オーウェンのあのポーズはガン=カタじゃなくてジョン・ウーだったのね。監督のプロフィールも『ダブルドラゴン』の脚本とかかなり危険な経歴だし、今からわくわくしてきたぞ! 5/31公開だから6/1の日曜日=映画の日は映画館でボクと握手!

5/3
 先日艦を降りたばかりの先輩、反物質(たんものしつ)さんに召喚され、新オフィスへお邪魔させてもらう。
 でかいテーブルとワイドなモニターで早くも準備万端、というか既にいくつかの仕事を始めている。ただしテーブルは少し高すぎてキーボードが打ちにくいのだとか。そういえば8spotsもそんな悩みを抱えていたっけ。
 今日は私のやってるお仕事関係のお手伝いということだったのでやってきたのだけれど、世間話とうんちく話しただけで帰ってきただけのような。
 でも楽しみな新アイデアとか聞かせてもらってちょっと得した気分。実現してほしい。

 夜はビデオ消化。8spotsの鑑賞中のを途中参加したため未見だった「鹿男あをによし」前半とか。「未来講師めぐる」を抑えて前期で最も面白かったドラマだ。今日はハイビジョン録画しておいてもらった1、2話をプロジェクターで鑑賞。多部未華子のバランスのくずれたヘンな顔がくせになる。
 NHKの石ノ森特集のライダー7時間特番もやっと見倒した。大変だった。クウガと龍騎は初めてだったので超遅ればせながらカルチャーショック。子供はこれが理解できるんだから凄いなあ。しかし7時間生放送は大変だ。ゲストのまとめの言葉がメロメロで意味不明になっているのも止むを得ない感じ。

5/4・哭きのB面魂
 週に一度恒例のスーパーマーケット・OKへの買出しで自転車移動。週末だけアイスクリーム関係が40%OFFなのだが、いつも買ってる森永チョコモナカジャンボが70円とレジ打ちされて戸惑う。100円の40%OFFで60円じゃないの? それとも商品が値上げしたの?
 パートのおばさん3人くらいが相談。「そういえば昨日も別のお客さんに言われた」と不安になるコメントを聞いた後、私に「全部が4割引じゃないんです」と返されたので「そんなことは売り場に書いてなかったし、本当なら該当しない商品を告知しないとダメなのでは?」と返したら主任を呼ばれてしまった。10円の話で恥ずかしい限りだ。
 どんなおじさんが来るのかと思ったら20代くらいのかわいらしい女の子で(この子だけが社員なのかな)、彼女は笑顔で「これは4割引で70円なんです」と即答。つまりパートのおばさんの説明が間違っていただけで、案の定値上げがあったみたいだ。
 帰宅して森永のサイトを見てみたところチョコモナカジャンボの歴史ページにしっかりと現在は120円と書かれていた(そうそうこの80円のチョコの入ってないモナカの方が美味かったよなあ)。
 しかも実は2ヶ月前の3/1からだったそうで(ブログにツッコミが書かれている。やはり企業サイトの自由書き込みは恐いよねえ)、しばらくはOKが価格を据え置きして頑張ってただけみたい。
 ちなみに今日は長年会社の引き出しに忍ばせている「亀田の柿の種」も値上げになったことが告知されてた。
 パン、牛乳、コーヒー、バター、インスタント麺、コンミート、生洋菓子、冷凍食品、そして今日の2品。あと昨日久々にミスド行ったら20円くらいずつ値上げしててビックリしたっけ。この年末年始で定価(標準小売価格)のあるほとんどの食品が値上げしたような気がする。
 同じ商品なのに価格だけが値上がりするという違和感を味わうのは、自販機の飲料を除くと、ファミコンのソフトが3,800円から4,500円になったときくらいしか思い出せない私は、このところのインフレを本当に実感する。

 夜はI坂さんに教えてもらったBSの「アニメ主題歌大全集」をプロジェクターでじっくりと鑑賞。回を重ねてきたこの番組だが、今回は特に良かった。
 最も素晴らしいのは歌を基本オリジナル歌手でしか歌わなかったこと(水木一郎が「仮面ライダーのうた」でしゃしゃり出てこなければ完璧だったのに)。これは非常に大事な点で、正直どんな上手い人でもオリジナル歌手でない人が歌ったらそれはその歌手のファン以外には「ヒーロー大集合」カセットテープと同じどうでも良いものなんである。本物の中にニセモノが紛れ込んでいる感じで辛いのである。
 しかも登場歌手もかなり懐かしい大御所が増えてきたのに、ちゃんと当時の声のまま歌えているのも素晴らしい。以前は、声が出てなくて泣ける大杉久美子、タケカワユキヒデやH2O(の片割れ)は声出てなくて悲惨だったので今回はほっとした。特に石川進の「ド根性カエル」と「オバケのQ太郎」が凄かった。まったく力入ってないのにテレビそのままの声。子供の時と外見が全く変化しない妖怪・水森亜土といい、気の抜けた60年代ソングが素晴らしい。
 あと、ネタ切れでもなかろうにエンディング(B面ソング)方面に進んだのも良かった。新作方面だとアクエリオンの歌手が(外見はともかく)歌がもの凄く上手かったのは拾いもの。久々にプロを見た。その分次になったしょこたんは気の毒。紅白といい頑張ってるとは思うんだけど、やはりツギハギ録音と思われるTV版(CD)が良すぎるためにライブはなあ。
 とまあ、非常に堪能した今回だったんだけど、石ノ森特集までやったのに今回も出てこないってことは、やはり子門真人は未だ動かず、か。あと山本正之が出てないことが意外。今ヤッターマン歌うといろいろまずいのかな? 昔(といっても30年くらい前)やってたアニソン特集番組で、影山ヒロノブ並のノリノリのカッコつけで「ヤッターキング」をライブで歌ってたのが忘れられないんで、あれをもう一度やって欲しい。

5/5・ジョン・ライダーって名前はかっこいい
 家事の後、何か映画でも観るかと先日ヨドバシで買った特売品の『ヒッチャー』リメイク版DVDを観る。

『ヒッチャー』(2007)(☆)
 もし『激突!』をリメイクするとして、主人公を追う運転手の怒りに満ちた顔なんか映したらそれこそ台無しである。では『ヒッチャー』の場合はどうか。
 といっても本作に「クソ!俺のこと蹴落としやがって!」と怒りに震えるジョン・ライダーは出てこない。しかし、あの愛くるしい笑顔を見せながらストーキングしてくるルトガー・ハウアーの演じたジョン・ライダーはこの映画にはいない。ショーン・ビーンのライダーは、ファーストシーンから絶対に拾ってはいけない人であり、見るからに猟奇殺人鬼である。結局何が言いたいかというと「本作はストーリープロットだけがオリジナルと同じものの、すべての設定変更が映画のすべてを台無しにしているリメイクである」ということだ。
 そもそもこの映画はヒッチハイカーを乗せたときの根源的な不安を煽る映画であった。オリジナル版を観た人は二度とヒッチハイカーを載せたくないだろうし、タクシーの運転手なら職を替えるだろう。ところが今回の映画は、ホッケーマスクを被っていないジェイソンに出会ったアベックの話であった。そもそも今度の主人公は、休みにイチャつくためにスポーツカーでドライブ中なのである。そんなの殺人鬼が黙って見ているはずがない。
 主人公はずっと2人で力を合わせているので、自殺したくなるような孤独さや絶望感は本作には無い。2人だと全然恐くない。さらにいうと主人公は男ではなく女になっているのだが、ライダーは女に色目は使わないのか、2人の微妙な空気というものは今回の脚本から削除されている。
 最初からヒロイン付きなのでジェニファー・ジェイソン・リーとの出会いや再会シーンは丸ごと無くなり、追加されたのは徹底的なゴアシーン。DVDのボツエンディングに至っては、倒れているライダーのド頭をショットガンの柄で殴ってかち割るゲロゲロなシーンまで撮っているという用意周到さ。マイケル・ベイは『テキサス・チェーンソー』と『13日の金曜日』のリメイクを撮る間の映画だったから、『ヒッチャー』も同じ系と判断したのかもしれない。
 いやあ久々に本格的にガッカリした。

『ヒッチャー』(1985)(☆☆☆☆)
 あんまりガッカリしたもので、オリジナル版も続けて観てしまった。ちなみに私が観たのは昔りえ姐さんに北米アマゾンで買ってもらったものだが、後で調べたら昨年の秋に日本でも5.1chのやつが発売されてた(アマゾン)。

 しばらく観てないので過大評価してるのかとも思ったけど、そんなことは無くオリジナル版のほうはちゃんと面白くてほっとした。さすがにドラマの展開はリメイク版も基本的にほぼ同じなのでドキドキはしないけど、ルトガー・ハウアーが冒頭から最後まで本当にかわいいことこの上ない。『ブレードランナー』も相当なものだが、ベストキュート映画はこっちだろう。目はクリクリしてるし、笑顔を絶やさないし、ジェニファー・ジェイソン・リーに添い寝してるところも愛くるしい。
 そしてトーマス・ハウエルは孤独で、台詞もほとんど無い(ので直輸入DVDでも問題ない)のに、彼とライダーのやりとりが凄く伝わってくる。
 あと、どちらもR指定映画なのだが、オリジナル版はスリラー映画になっていて、死体が映るところもほとんど無く、耳をつんざくような悲鳴も無い。砂漠ばかりの風景がどこまでも美しい。

 ショーン・ビーンがオリジナル版と全く演出で演じたとしたら、確かにルトガー・ハウアーにはなれないとは思うが、結構愛くるしいキャラになったと思うのだ。なんでこんなになっちゃったのか。やはりマイケル・ベイだからなのか。

 ところで、ハウアーとリーが共演した、ポール・バーホーベン監督・脚本、ヤン・デ・ボン撮影、レプリカント仲間の故ブライオン・ジェームズまで出てる中世ファンタジー映画の傑作『グレート・ウォリアーズ 欲望の剣』はこの2008年になっても日本で一度もDVD化されていない(海外では出てる)のはどうなってるんだ。モザイクかけるのが大変なので後回しなのか。ニコ動に流してる場合じゃないぞ。

 個人的に日本でのDVD化が待たれるその他の作品・メモ
『フライング・コップ!』『時計仕掛けの校長先生』『ナンズ・オン・ザ・ラン 走れ尼さん』『相続王座決定戦』『ぼのぼのプラス』『シュロック』……あ、『XYZマーダーズ』もまだなんだよなあ。サム・ライミ監督、コーエン兄弟共同脚本で未発売ってありえないだろ! そしてこの映画にも出ているブライオン・ジェームズ。追っかけてるつもりはないのだが……。あ、『孤高の戦士』(ルトガー・ハウアーとブライオン・ジェームズ共演の佳作)もDVD出てないっ! ブルーレイの時代は来なくていいからDVDをまずコンプリートするところから始めよう。

5/6・空想ルンバ
 久々に朝から晴れたので8spotsを連れてカーネーション片手に実家に帰り、3DOのコントローラを3ケ回収してくる。これでいつ友人が遊びに来ても『ツイステッド』の4人対戦ができる。以前買った時は(コントローラを4つ揃えたのが随分後だったので)ついに4人で対戦することはなかったので期待が高まる。というかプレイヤー2人募集中。
 古くなった掃除機の買い替えを検討していたので、帰りにヨドバシに寄ったら、われはロボット、もといアイ・ロボット社の自動掃除機「ルンバ」のビデオが流れており、見ているとこれがもう気になって仕方が無い。
 流石に衝動買いするには高額商品なので(安い方でも79,800円)、帰宅後風呂に入りながらいろいろ買ってみたときのことを空想してみる。

・宣伝ビデオには入っていないけど掃除機なだけに実は走行音が凄いのではないか。いくら自動でも1時間も掃除機がうなっていたら結構アレなのでは。
・本体がそれなりに大きいので、脚の間が狭い椅子の下とか掃除できない場所が多いのでは。実は結構活動範囲が小さそう。
・床に荷物を散らかすことが多いと掃除機が活躍できない。生活改善が必要になる(それはそれで良いことなんだけど)。
・そもそもカーペットにこびりつく猫の毛は取れないのではないか。
・逆にうちのあちこちにはみ出ているケーブル類は大丈夫なのか?
・10円玉とかネジとか、落としても人と違って判断付けられないから誤飲されそう。
・自宅での使用効果は買って3日でわかるだろう。しかし気に入らなければすぐクーリングオフするアメリカと違って日本では泣き寝入りするしかない?

 と心配しそうな点をいろいろ考えてみたが、やはりこういうときはネットで購入者の声を調べてみるのが一番。
 わかりやすく「ルンバ 猫の毛」でググってみる。するともの凄く詳しい説明のあるサイトがヒットした。
 有名ソフト「チューチューマウス」を開発されたikeさんという方の試用レポートだ。上記のような気になる点について、使用中動画にて本当に詳しく紹介されている。公式サイトよりも知りたい情報がたくさんあって、大体疑問は解けた。マイナス面のいくつかは実際のところ予想通りでもあるが、それよりも動画で活躍中のルンバがあまりにかわいらしいので(電源ケーブル乗り越えるところとか脱輪してるところとか)いよいよ欲しくなってしまった。どうしたものか。

以下余談。
 このルンバの技術の元になったのは地雷除去ロボットなのだそうだが、その中でもここに載ってる「アリエル」というのが、どう見てもトム・セレックの映画『未来警察』に登場する殺人クモ型ロボットにしか見えない(このチラシの左下)。アリエルが開発されたのは1996年と、映画公開の11年後なんだけど、写真似すぎ。

5/7・チョコレート
 夜中に地震が続いて乗り物酔いです。気持ち悪い……。
 NHKのニュース見てたら気象庁の地震予知警報が出て、キャスターが深刻な面持ちで「ご注意下さい! 警報が出たのは以下の地域です……」と今まさに読み上げようとした瞬間、ニュースから次の(どうでもいい)番組に切り替わったのは、久々にテレビの前で唖然とし、その後爆笑した。

 そんな揺れる家の中で読んだ獄・楽さんの日記で貴重な情報を入手、早速ネット注文したのは、『Chocolate』のDVDだ。買った店は性懲りも無く1月に『ホット・ファズ』を買わせて貰ったタイの通販ショップ・eThaiCD.com(これ)。今回は住所も登録済みだから楽勝だ!
 『マッハ!』『トム・ヤム・クン』の監督の最新作で、阿部寛(本物)扮するヤクザの娘である美少女主人公(新人のYanin Vismitananda)が"マッハ!"する映画。うわあもうすげえ楽しみだ。
 でも届くのはきっと1ヵ月後。そしてさらに1ヶ月経つと2枚目が届いたりするかもしれない。タイって素敵。果たして今回の映画では仏像とか象とか盗まれるのだろうか。

 1週間ぶりに出社した会社で、久々にのなーんさんと長話。大博打後なのに相変わらず低姿勢の方でした。どさくさでなんかいろいろぶっちゃけた質問しちゃった気がするけど、昔どおりガチで回答してくれました。

5/8
 お昼に獄・楽さんからお電話をいただく。近々タイに行く予定なので『チョコレート』のDVDはネットで注文するより早く届けられるよ! とのこと。既にYanin Vismitanandaに心を半分持っていかれているのでありがたくお願いする。しかしそれは同時にそれは1ヵ月後にはDVDが2枚になるということであった。おそるべし!eThaiCD.com(いや今回は関係ないけど)。まあそのときはそのとき。こまんだーさんがきっと観てくれるだろう。

5/9
 連休を挟んで仕事の慌しさも元に戻る。
 ここ数年続いてきたプロジェクト、最後の山場が近づき、スケジュールがまた少しずつ遅れてくる。取引先にはすっかり舐められている。仕事じゃなくて道楽だと思われている。私もそうかもとか思っているところが罠だ。で、先方とはお互いWILLCOMなので、打ち合わせの電話がどれだけ長引いても平気なのも罠だ。
 最近のお気に入りだった『マクロスF』の作画がついに崩壊し涙して寝る。

 ところで今日のネタじゃないんだけど、先日父がWikipedia入りしていることを発見。それはまあよいのだが、生年が間違っていたので、恥ずかしながら直してしまったよ。
 こんなマイナーな項目追加したのは多分いつものようにあの人だと思ってるんだけど、そんな単純なところを間違える人には思えないんだよなあ。いつか会ったときに聞いてみたいところである。

5/10
 雨。久々に青山へ。さっさと戻って5/6の続きでルンバ調べ。ビックカメラはヨドバシよりも大き目のディスプレイがあったのでしばらく動かして楽しむ。子供が興味津々で後ろから見ているので8spotsが「これはね、こうやって動くんだよ、ほらね!」と教えてあげたらさらに後ろにいた子供の両親が不審者を見る目で8spotsを警戒していた。
 悩みぬいた末、結局今日も手ぶらで帰宅。家に帰ってネットでさらに調べてみると、どうせ定価と思っていたこの商品がアマゾンだと20%ポイント還元だったりすることを知った。慌てて買わなくて良かった。

日記のメニューへ | HPのTOPへ |