仕事では波乱があっても黙々と続く11月中旬の日記。

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11/11
 雨の日に限って外出だ。30分かけて出かけた先ではコーヒー飲んでる間に用件が終わる。せっかくなのでと、移動中に立ち寄ったゲーセンで出会ったのがTOPにある幸せ・不幸せな模様。
 午後からは体調が回復してきたつもりだったのだが、家に帰るとまたバテる。水道の水が冷たくなってきたことを実感しながらあり合わせのもので夕飯作って『ガンダムSEED』を消化。ついに噂の下乳の回を見るが、そんな大した演出じゃないよねえ。

11/12
 天候不順で鼻すすらせながら、珍しい地震の揺れ方に関心しながら、サイト更新したり『ガンダムSEED』観たり。今日の更新は『デゼニワールド』。懐かしすぎて更新してる自分で感動。ガンダムはついにオーブのところの総集編3本立までやってきたのだが噂通り凄い。32倍速で見た。これオンエアで観てたら普通怒るね、などとDVDを貸してくれたkeijiにわざわざボヤく。

11/13
 新人時代からお世話になった中でも最も社歴の古い先輩の一人であるKさんの卒業メールを受け取る。普段の5倍くらい長文だった挨拶文を読ませていただきながら感慨にふけつつ、自分が若い頃お世話になった人々があらかたいなくなっていることにふと気付く。
 私もちゃんと学業頑張って、ちゃんと手に職つけないとなあ。ってちょっと歳とりすぎたけど。

11/14
 『ヘルシング』6巻を読みながら出社するが、延々と続くロンドン大虐殺のシーンは満員電車向きではないなと思った。
 風邪がこじれつつもあり、また仕事がちっとも楽しくないのでさっさと帰ってきて、かといってすることもなく、そういうときは珍しくゲームして過ごす。更新には書いてないが、こうやってたまに「ゲーパク」の既出項目に写真増やしたりしてるんです。

11/15
 ヤク切れのため家で悶絶して苦しんでいる8spotsに薬を宅配することになり、東京縦断。お見舞いがわりにキルフェボンのタルトを買いにいったのだが、まさかあんなに客でごった返しているとは思わなかった。喫茶待ちのお客が店の外まで溢れ出ているんですよ。喫茶するなら1時間待ちだって。そんなに待つなら私はダイシン百貨店の食堂でいいです。
 8spotsと会うのは久しぶり。駅前で夕食をとりながら話し込む。チャットって物凄く便利なんだけど、やはり一番面白い話はチャットとか電話では話し切れない。盛り上がったのはいいがコーヒー飲み過ぎて胃がもたれて、買ってきたシブーストを残す。

11/16・KILLER INSTINCT
 『スター・ウォーズ・ローグスコードロン2』の最終面クリアを実演するために一足早くやってきた わが盟友・こまんだーさん。彼のハンドルネームは、通常、英字で"KOMMANDER"と書く。
 通常COMMANDERと書くところをあえてKにしているのは、アメリカの虐殺格闘ゲーム『MORTAL KOMBAT』に端を発したもじりで、恐らくこのKは「KILL」のKなのである。そこにはより一層凄惨で熾烈な戦いが暗示されているのだ。

 本日も行われた『HALO』月例会での彼の活躍はまさに「KOMMANDER」であった。
なにげにゆうちゃん強い
 上の画面はKEY不在の中で行われた8人対戦での結果である。毎回KILL数で他を圧倒し続けていた三冠王・KENのお株を奪いつつ、ゲームの本当の勝利条件であるフラグも奪取しているという、まさに八面六臂の大活躍。
 続いてKEYが参加した後半戦での結果がこちら。
ぶちょーの2着も手堅い
 ここでもKEN一歩及ばず。同一チームだとはいえKENのため息が聞こえてきそうだ。前回の試合レポートを受けた言い方をすると「"殺戮王"のお株を奪われかねない」結果なのである。

 これについてKENがゆいたん(いつも見てくれてありがとう)に言い訳するのを肩代わりすると、今回に限っては好不調とは別の要素があったのだ。というのは、我らは「マグネットコーティング」を施していたのである。
 ここでいう「マグネットコーティング」とは、コントローラの詳細設定でプレイヤーの反応速度(旋回スピード)を上げること。通常3に設定しているこの数字を最大10まであげることで、より素早い反応をとることができるのだ。当然数字が多いほうがクイックなレスポンスでの機敏な行動がとれるようになるが、その反面、正確な射撃をする際に微調整が難しくなる。
 これまでぶちょーだけがいじっていたこの数値を、彼の「熟練プレイヤーは10にしてプレイしているらしい」との言葉を受け、来月に行われるHALO全国大会へ向けて強化を図るべく変更してみたわけなのだ。
 ところがこの処理を行って今日1日プレイして、パワーアップが見られたのはゆうちゃん一人のみ(彼は今回個人戦2位の成績を残した)。実はこまんだーさんはこの数値をいじってない。だから彼の活躍の裏には、他のメンバーが"弱体化"しているということもありうるのだった。
 これが意味することは、さっさと数値は戻すか、もっと特訓を積むか、……ともかく我々の中にはニュータイプはいないということなのかもしれない。

11/17・プリンプリン物語
 私の説明がよっぽど下手なのか、相手がよっぽど疑心暗鬼なのか、今日は特にいろんな人が私をガッカリさせてくれる。元々そんなに多くない気力が週頭から減退。同じようなことがあったのか、追い討ちのように向かいの席ののなーんさんまでが「この仕事は昔の仕事より報われないよ。俺は暫く落ち込んだ」とか言い出す始末。
 そんなしょんぼりムード満点のときに、会社のストレッサーズに悲鳴を上げていたヒロターズが「カスタードが食べたい! プリンでもシュークリームでもいい!」と衝動的に叫んでいた。そこで私も気分転換にプリンを買って帰ることにした。
 以前好んでよく買っていたプリン屋の1号店が今通っているこの街にあるのだと彼女に教わり(あと店の名を広めたのは広末涼子だとかいろいろ。彼女はトリビアだらけだ)、HPを見てみる。そこには店主が日記形式で店の誕生からチェーン拡大後のことまでがいろいろ書かれていた。そんな逸話を読んでから行った一号店は、私にとって思い入れたっぷりの場所になっており、決して大きくもなくきれいでもない店が見えてくるとなんだか旅先の名所のように神々しかった。
 イートインも無くショーウィンドーと小さな厨房、店員は女の子2人だけの店内は、時間のせいもあってか客もおらず、私のたった2つのプリン購入でもドアを開けて見送ってくれるほどのサービス。「さすがは発祥の地」と勝手に感心してしまう。
 さて、プリンは食後に食べることにして夕食の準備。ピーマンを刻んでいたら突然思い出して、書棚から年賀状を引っ張り出す。1枚のハガキを見つけると、もう1年以上会ってない昔の上司へ突然電話した。用件は転職、ではなくアルバイト時代の上司を紹介するという頼まれ事なのだが、相手にそれを説明しながら内心奇妙な縁だなと思う。
 無事に電話を終え、続いて人参を刻んでいたら、退席中にしていたメッセンジャーにkeijiから連絡があってまた料理が中断。尻の穴の小さい上司によってご破算になった仕事のお詫び。別の面白い企画を考えることにすることで合意。
 夕飯を食べ終わってからやっと買ってきたプリンを堪能しているとKENから『ゴーストリコン』のお誘い。新米兵を狩っている頃には気分も少し晴れました。

11/18・スマイル0円
 日も暮れた頃、小腹が空いたのだろうヒロターズが今晩食べたいものについて訴えるので、いつものように夕飯に付き合うことにした。
 腹を空かせた彼女は、品川駅のホームの立ち食い蕎麦屋の匂いに惹かれつつも今日はピザだそうなので、以前も利用した彼女の家の近所にある店へ向かう。
 ピザをかじりながら、先日テレビでやっていた"発酵仮面"こと小泉武夫のそれはそれは美味そうに飯を食べる様を見て惚れ惚れしたという彼女の熱い語りを聞いた。ただ美味さを語るだけでなく、その美味さを学術的に立証する、愉快な農大教授のテクニックはヒロターズとしても感心に値するものであったが、彼女を最も魅了するのは彼の(このときは樽いっぱいに入ったイカの塩辛をすくって)美味そうに食べるその表情なのであった。
 さて今日はピザ自体も美味かったのだが、最後に頼んだカタラーナが絶品。クリームブリュレを板状に凍らせた洋菓子で、要は焼きプリンを凝縮したようなものらしいのだが、一口で普通のプリン一杯分の満足感が得られるというか、一口ごとに初めてプリンを食べた時の感動が得られるというか。ラ・ベットラで食べたティラミス以来の感動を味わった。
 せっかくだからと一口ヒロターズにお裾分けしたら時間が止まったような間と共にあまりにも美味そうな顔をするので、結局半分譲ることになった。その破顔した表情を眺めているに、決して小泉武夫に引けを取らないと思うのだが、本人自身で楽しめないのでは仕方がない。
 予想外のデザートの巣晴らしさに満足して帰ろうとすると、彼女は「さて、今度は化学調味料の安い味が恋しくなりました」とか言って、西友でカップそばを買うのであった。品川駅の蕎麦の匂いをまだ覚えていたらしい。ホント飽きさせない展開だ。

11/19
 一身上の理由により1時間遅れで出社。寝坊しただけだけど。会社が遠くなって寝坊すると自分で努力できる時間短縮がほとんどないのだよなあ。出社してからは今日も諦めたりガッカリしたり。
 帰宅後は、ここ数日「ファミコンは1日1時間」の約束を守りながらプレイしてきた『大怪獣デブラス』がクライマックス。途中KENに誘われて『ゴーストリコン』やったりしつつ、最終面は一気にクリアしたくて、1時間の禁を破り再開。どんなに攻撃しても倒せないグレートデブラスに手を焼き何度もリセットプレイしていたのだが、結果としてラスボスはイベントで倒すのであった。無駄な時間を使ってしまった(ありがち)。
 結局エンディングを見たのは夜中の3時。HPの更新準備してたら3時半。32にもなってファミコンで徹夜するところだった。明日も寝坊確定かしら。

11/20・報告日記
 『ユーゲー』のネオジオ特集にときめきながら寝坊せずに出社。雨のせいもあってか人口密度の低い職場で仕事。残りはみんな各自いきつけの病院へ。どういう会社だ。
 ヒロターズが駅の階段から落ちたと聞いたときは、これも雨のせいだと思ったが、そうではなく古傷がうずいちゃったのだそうで、それではしょうがないけど気をつけてくださいね。
 悠々と仕事して『TRICK』観るために急いで帰ったら家に着いたのが開始10分前。もはやご飯の支度に時間が割けないので、おかずは“もやしカレー炒め”(肉抜き)だけという、画面外も山田奈緒子気分な質素な夕食に。ハードディスクビデオレコーダーが欲しくなる。
 夜、もこなさんから久しぶりにメールが届いた。内容は近況報告だったが、「電子レンジは爆発するし、ふんだりけったりの今日この頃です」というのはいかなることか。頭の中で『俺がハマーだ!』の最終回がフラッシュバックしてしまったので、気にかかって本人にきいてみることにした。
 引っ越したときからだからまだ買って1年も経たない電子レンジが、ちょっと張り切りすぎたらしく、冷水を1分でぐつぐつと煮えたぎらせたのち煙を噴いたのだという。そのおかげで仕事も休む羽目に。確かにふんだりけったりであった。
 ところで、壊れた電子レンジを「店頭まで持ってきてください」ってのは、言いたい事はわかるけど理不尽に聞こえるよ>キシフォート。「電子レンジなんて無くなって生活できます。お偉方にはそれがわからんのですよ」とアドバイスしておく。
 ゆっきさんに録画してもらった『キングゲイナー』のDVDを8spotsに貸したのだが、今夜は名作「変化ドミネーター」まで到達したらしく大いに感激していた。彼女はまだ富野作品は『∀ガンダム』しか見てないのであった。全編で一番の傑作と思われるあの回が楽しめたのは幸いだが、一番好きな男性キャラはヤッサバ隊長っていうのはやはりかわっていると言っていいだろう。
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