年末年始のイベントをいろいろ楽しませてもらった12月下旬の日記。

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12/21・クリスマスインヘブン
 伯父の3回忌のため朝から外出。
 現地で合流した父が嬉しそうに本を取り出す。南伸坊さんの新刊『本人の人々』である。顔面学の権威である伸坊さんが今回もとても楽しそうに有名人になりきっていておかしい。3回忌という場にこの本が似合うかどうかはさておきかなり笑わせてもらった。
 幸い昨日のような寒い風も無く晴れ渡った空の下で墓参りを行うことができた。途中バスの窓から見た西松屋のマーク大チャンにしか見えず、かといって誰にもこの感動を誰にも伝えることができずモヤモヤした気分で過ごす。
 親戚一同での会食を終え自宅に戻るともう日が暮れていたが、速攻で荷物をまとめ直してヒロターズの家まで自転車を飛ばす。今日は2年ぶりにクリスマス、というかル・コルドンブルーのクリスマスケーキを祝う日なのであった(前回は2001/12/22の日記参照)。
 出前寿司とワインで夕食を済ませてからいよいよメインとなるケーキのご登場だ。

神々しいおケーキ様

 一昨年に引き続いてメインはブッシュ・ド・ノエル。今年はいちご三昧のケーキになっている。それにカットケーキでラクテ(生チョコレートムース)とタルト・オ・フリュイ・ルージュ(某所日記ママ写し)まで。これを山分けなのだ。クリスマスなのだから贅沢に食うのだ。
 まずはカットケーキから。まずはラクテ。幾重にもなった漆黒の生チョコレートの舌に張り付く深い甘味と苦味のハーモニーに悶絶。続いていちごタルト(略)。贅沢すぎるのを承知で『西洋骨董洋菓子店』の神田エイジのように口に放り込む。口いっぱいに広がるタルトのビスケット地のサクサク感に涙。
 そしていよいよ本日のメーンイベント、ブッシュ・ド・ノエルだ。目の前では早くもヒロターズがまさに一口目を口に入れるところだった。歓喜の声がさらにもう1オクターブ上がるんじゃないかと思って観察していたが、あまりの美味さに声を失ってしまったらしく、ただ顔が緩みまくるだけだった。その恍惚とした表情に頷くように、私も一口食べてみる。(゜д゜) ウマーい! ああコルドンブルーよ、まったくなんて恐ろしい完成度なんだ。
 幼いころ母が作ってくれた、家庭で潰して作るイチゴミルクやジャムを食べた時の新鮮なイチゴが持つさわやかな食感。そして、これまで安い材料としか見なしていなかったバタークリームによる逆転満塁ホームランとも言うべき、これまでの常識を覆すやさしくて深い味わい。
 勝ち誇ったように「こんなケーキ買ってくるなんて私って最高ですね」と偉そうにふんぞり返るヒロターズに対し、私は呆れるどころか逆に「こんなに美味いケーキを食べて世間の皆さんごめんなさい」と思わず謝ってしまいたくなるような至高の幸福を味わった。
 腹も一杯。胸も一杯。普段滅多に食べないからこそ、クリスマスだけのコルドンブルーの幸せを皆さんも是非。まだ本番には間に合います。
 残ったワインを飲み干していい気分になって自転車を漕いで帰るが、外のあまりの寒さに酔いもあっという間に覚めた。

12/22
 会社は今日もすっかりさえませんが、いいのです。明日はゆっくり休むのです。
 夕食後、昨日の残りのコルドンブルーのケーキをいただきました。さすがに昨日ほどの感動は得られませんでしたが、やはり美味いです。別格です。
 あんまり美味いのでつい「コルドンブルーならこれも美味い?」と思ってかじってしまいました。

さんざんサンタさん

 やはり砂糖は砂糖でした。サンタさんごめんなさい。

12/23・帝王の血
 ヒロターズの新宿の買い物に付き合って、すずやでお茶漬けとんかつ。師走らしく新宿はめちゃくちゃ混んでいたのでさっさと帰ってくる。
 彼女の家の近所でお茶をしてからマンションまで送ろうといつもの裏路地に入ると、おもむろに隣りから
「イッパイキッケッテー イッパイシャベレールー♪」
 という歌声が聞こえてきた。ヒロターズはこの道を通るとき、いつもこの歌を歌っている。この道にはNOVAなんかないのに。
 私は彼女がいつも酔っ払って歌いたくなるのだとばかり思っていたが、今日はコーヒーしか飲んでいない。一体どうして歌うのだろうか。本人に聞いてみた。
「だってこの道、まっすぐじゃないですか」
 NOVAうさぎはいつもまっすぐ歩いている。だからまっすぐな道を歩いていると彼女はNOVAうさぎの気分となり、おもむろに歌が心から湧き出てくるというのだ。
 そう言われて彼女がここへ越す前のことを思い出してみるが、確かに彼女が歌い出すのは誰もいない先の見渡せる道を歩いていたときだった。
 まっすぐな道=NOVAうさぎ=歌。ヒロターズはいつか大物になると私は確信するのであった。

12/24
 日曜に至福のケーキを食べたものの、当日でもあるしと、いつぞやのケーキ屋本店に行くと大行列。仕方ないので駅の構内に多数出展されていたケーキ屋の1つで小さいのを2つ買って帰る。聞けば8spotsも家の近所で1つ買ったそうだが、
「ケーキおひとつですよね?」
「ケーキひとつの方、お待たせしました!」
 などという店員の反芻がいじわるされているようで辛かったと、被害妄想ぶりをいつものように熱く語っていた。ともかく2個買った私は根性なし。
 この日に観るならコレ、ということで去年は『ダイ・ハード』観て過ごしたイブの夜だが、今年は先日『未来世紀ブラジル』を観てしまったばかりなので、いまいちピンとこないなあと思っていたら、NHKで三谷幸喜の「川、いつか海へ」が始まったのでこれにする。同じ三谷脚本の第2話は傑作らしかったそうだ。見逃したんだよ……。夕飯も作らずにテレビにかじりついていたのに今日の第4話は凡作でがっかり。
 TV観てる間に間食してたら食欲も無くなり、クリスマスイブの夜はラーメンとなった。でもラーメンすすりながら観た『マンハッタンラブストーリー』の最終回はなかなか面白かったよ。

12/25
 苦言を言うのは簡単だ。言おうと思えば次から次へとぽんぽん飛び出すし、言ってる間は気分も悪くない。しかしそのうち心が殺伐としてくるのを忘れてはならない。気がつくとどうでもいいことまで文句言ってたりする。だから後でそんなこと言ってる自分に気付き、大概いやーな気持ちになったりする。
 今日は取引先相手に苦言を言うミーティングに参加予定となっていた。元来愚痴っぽい性格の私ではあるが、こういう真面目な席で苦言を言うのは気も重くなったりする。ところがいざ外出する段になって急遽私は参加しなくなってしまった。
 ここからがいけない。いざ心を決めた「苦言」の心がすぐに切り替わってくれない。喋ってもいない苦言のせいで殺伐さだけが私の体に貯まっていく。人に突っかかりやすくなっている。こういうときはさっさと家に帰るほうがいい。
 帰って黙々と年賀状を作って過ごす。少し前にプリンタ買ったので生まれて初めてのPCで年賀状作成、と言ってもいつも通りに母の描いた絵をプリントしてるだけだけど。「これが申年かと尋ねられると難しいところだが、申だと思えば申に見えてくる」などと今のうちに弁解しておこう。
 ちなみに宛名書きくらいは手書きです。親しい相手の住所って意外と知らないもんだと思う。

12/26
 毎年恒例の心のオアシス・冗談社の忘年会には諸般の事情で行けなかったため、今日はIZA主催・ハヤマ君の誕生日を祝う忘年会にKENと参加。
 場所は川崎のロックアップという刑務所テーマパーク居酒屋である。でもスタローンのコスプレをしている人はいない。ミニスカポリスのパチモノみたいな脚線美のおねーさんが手錠で連行案内。あとなぜかジェイソンが徘徊。ガイコツが誕生祝い。でもドナルド・サザーランドのコスプレをしている人はいない。
 今日の参加者は4人だけだったこともあり、ついハヤマ君とのオタクな会話に終始。『Zガンダム』の●●が3本●●●だとか、堀江由衣が●●に●●●●んだとか、●執行役員が●●の等身大POP欲しがってるとかそれはそれはベタベタな話ばかり。でも濃すぎてきっとKENにはわからない。
 続いてIZAの職務熱心なアダルトなビデオの話となる。KENが興味深そうに「うんうん、そうだね」と頷いているが、こちらは私にはよくわからない。
 ハヤマ君の誕生日は12/24とのこと(氷雨、すまん)。いわゆる「クリスマスと誕生日のお祝いがいっしょくたになる記念日喪失」の気の毒な境遇である。「はい、誕生祝い。KENさんにも以前戴いたのでお返しです。やだよさんには……特に理由はないんですけど1人だけ渡さないのもかわいそうなのであげます」などと言いながらIZAは皆へのおみやげにパステルのなめらかプリンを配ってくれた。感謝。ただし実はKENも誕生祝いにとプリンを買ってきていて、主役はプリン責めになっていた(ケコーン)。これでお腹もプリン体。
 私は手ぶらで来てしまったので来る前にヨドバシで買ったXBOX用『信長の野望』(450円)を差し出すが「そもそもXBOX持ってないし」と丁重に断られる。

12/27
 東京は初雪。駅前に路駐された習志野ナンバーのベンツに雪がうっすらと積もっておりました。今日は土曜なのに会社です。来週月曜の振替出社なのだそうです。取引先は皆金曜で業務が終わっているので、会社で黙々と部屋掃除などをやっておりました。
 納会(オフィス内で酒を飲んで乱痴気騒ぎをするイベント)はいつものようにありましたが、半年前からいろいろあったのでなかなか新鮮ではありました。新社長の演舞もちゃんと動画で保存しておいたので見たい人は声をおかけください。ただ、納会が終わってから仕事のことでちょっと逆ギレされるようなことがあったので、あまり気分よく仕事を終えることはできませんでした。やり返さなかっただけ私も大人になった、というか年をとったと思います。
 疲れとビールで悪酔いしたらしく、さっさと12時前に寝ることにしました。明日は最後の戦いです。

12/28・レザボアドッグス
 朝から大掃除して強敵の到着を待つ。本日は今年最後のHALO対戦月例会であった。しじみ、ぶちょー、こまんだー、KEN、FAT、KEY、ゆうちゃんの7名参加で4VS4。久しぶりのCTF対戦だ。
 全国大会での練習がメンバーの腕をさらに上げたようで、個人戦ではほとんど勝ち目なし。

今年最後のCTF結果

 最後の結果こそ、上の通りだが、今日は目立った活躍はこの試合のみだった気がする。
戦いも終わって、手の手術直後のため今日は見学参加だったおげしょを加えた9人で近所の居酒屋にて忘年会。今年のベスト映画(ただし映画館で観たものに限る)という話になる。
 私とKENのベストは『リベリオン』で間違いなしだが、ゆうちゃんは「エミリー・ワトソンは好きだけどあれは観てない」という。じゃあどんな映画見てたんだと聞いてみると、彼の「今年観た映画」がなかなか素敵なものばかり。『ドリームキャッチャー』に『マトリックスレボリューションズ』に『デアデビル』に……。最近だと『ミシェル・ヴァイヨン』がインパクト抜群だったそうで「KEN、絶対観ろ!」と言ってきかない。我らとはそもそも映画館を楽しむという視点がちょっと違うみたいだ(その割にはどの映画を語るにも苦笑いなのだが)。
 結局ゆうちゃんはひとしきり悩んだ末に「俺のベストは……そうだ! 『ジョニー・イングリッシュ』だ!」と言って納得してました。でも周りの参加者8名誰も観てない。すまん。
 ちなみに私が今年映画館で観た映画を書き出してみます。
 マイノリティリポート、運命の女、ROTR二つの塔、戦場のピアニスト、レッドドラゴン、リベリオン、ダイアナザーデイ、ネメシス、シカゴ、ロストインラマンチャ、X-MEN2、あずみ、マトリックスリローデッド、メラニーは行く!、地獄甲子園、ターミネーター3、チャリエンフルスロットル、デブラ・ウィンガーを探して、コンフェッション、フレディVSジェイソン、リーグオブレジェンド、マッチスティックメン、座頭市、キルビル1、マトリックスレボリューションズ……計25本(多分)。
 今年は「まあいいか、後でDVD買えば」という気持ちが昨年以上に強くなったのもあるが、東京映画の日が4月から毎月1日になってしまったのが一番痛い。とはいえやはり映画は映画館で観てなんぼ。もっと精進せねば。
 なお今年のベスト3を選ぶとリベリオン、シカゴ、座頭市。次点がフレジェイ。どれも非常に満足。来年もこうありたい。
 さて、飲み会終了後は、酔い覚ましにさらにHALO。こまんだーさんの勧めにより初プレイした"King of the hill"対戦(クレイジー)は大いに盛り上がった。2が出るまでの間に1作目のやり込みを終えるのは無理ではないかとすら思える。
 そんなこんなの延長戦はKEYが「これから仕事です! 徹夜です!」とか言うこともあり23時前に解散。ちなみに先日戴いたゆっきさんのテレビは結局運搬の都合もありしじみに譲ることにしました。富の再分配とは難しいものだのう。
 夜に、毎回試合終了後に撮影している集合写真を8spotsに見せた。闇夜に野郎ばかりが立っている姿を見て「なんか恐そう」との感想。そりゃそうさ。俺らはHALOレザボアドッグスなのだから。

12/29・鍋
 今日は先日印刷した年賀状の宛名&手紙書きで一日を過ごす。腕がつりそうになる頃なんとか無事に書き終え、永谷園の煮込みラーメンを買ってヒロターズの家へと向かう。寒い日は鍋ということで、有機野菜いっぱいで溢れんばかりの煮込みラーメンを地ビールでいただく。いや、とにかく美味かった。
 膨れ上がった腹が少し引いてから近所のロイホでお茶をした後、家へ戻る。
 明日もお休みなのでそのままNHKでやっていた『十二人の怒れる男』のTVリメイクを観て過ごす。ウィリアム・フリードキン演出、出演はジャック・レモンにジョージ・C・スコットという豪華な面々。年末年始はこういう佳作がたくさんあるので油断できない。限りなく舞台劇である本作は音で聴いてるだけでなかなか楽しめるため、今年最後のHPの更新作業を行いながら最後まで観(聴き)続ける。

12/30・鳥を見た
 実家に帰省。とはいっても最近は直通電車なんかできちゃったのでバスを含めても1時間強で着いちゃうんですが。
 先日買ったHDD内蔵DVDレコーダーだが、実は実家に直送していたりする。今日はそれを開梱し、実家に残されたベータテープやLDソフトのDVD化をするのである。
 中学生の時に買ったビデオ、ベータマックスは既に17年目。既にチューナーはおかしいし本体のスイッチもほとんど反応しないため現役こそ退いているが、リモコンを使えばちゃんと再生するから大した物だ。ソニータイマーもこいつだけには効かないみたい。
 それともうひとつ、『ミクロコスモス』好きの両親に『WATARIDORI』を見せることも今日の目的。私も以前観ようとして寝てしまったのでやっと観ることができる。
 さらに父が「映像の世紀」を録画しておきたいというので、VHSビデオデッキはタイマー録画、ベータデッキはHDDレコーダーに録画中、DVDで映画を観るというほぼフル稼働状態で夜を過ごす。
 『WATARIDORI』は『ミクロコスモス』とは印象が異なる映画だった。フィクションとノンフィクションの真ん中を行く映画なのだが、それゆえの演出に違和感も。ただしつくられた映像美は『ミクロコスモス』以上で、構図の取り方はかなり好み。これはこれで結構楽しめました。プロジェクターではアラの気になる映像もテレビサイズだと美しい。
 後は17年前に友人たちと撮った映画の未編集映像、そして今後ソフト化、テレビ放送化が難しそうな三谷幸喜の昔の舞台(ショウ・マスト・ゴー・オン)、ジョン・クリーズ主演映画『時計仕掛けの校長先生』などをHDDにどんどん落として夜が更ける。

12/31・初詣
 皆さん、あけましておめでとうございます。1月1日の夜に12月31日の日記更新してるのも実にアレですが、まあそういうことなので、いつも通りに以下平然と31日の日記を書きます。
 老夫婦の暮らす実家の朝は早い。今日はLDなどをHDDに録画しつつ、先日パニック障害が再発したという母のリハビリで近所の散歩を付き添う。すっかり様変わりしたように思える街の景色だが、母校の小学校の外周を一周してみるとなかなかどうしてほとんどそのままなのでちょっとほっとしたり。やはり荒れ放題の原野みたいな風景のほうが心が落ち着く。
 夕食を食べてからDVDレコーダー本体を持って帰宅する。一見かさばるので重そうだが、毎月XBOXを担いで持ってきてくれているおげしょをはじめとした仲間たちのことを考えると楽勝である。帰りも直通電車で帰ったので寝ながら帰った。
 早速居間のテレビにDVDレコーダーを取り付け動作を確認すると、自転車でヒロターズんところへ。ボブ・サップが勝利の雄たけびをあげているところに到着。早速年越しそばをご馳走になる。うまーい。このところすっかりパラサイトしている気もする。
 NHKで「ゆく年くる年」が始まる前に外へ出て、目と鼻の先にある近所の神社へ。この神社、とても小さいのだが、先日の酉の市は非常に大きなものだったそうで、この初詣に際してお神酒も配布されるそうなのだ。
 入口は新年まで閉鎖されており、その前にはすでに百人以上の列が並んでいた。しかし私たちが並んでもまだまだ行列は秒単位で増えていく。否が応でも気分が盛り上がってきたところで、境内の方から鐘が1つ鳴った。新年だ! 隣りのヒロターズに深くお辞儀をし合ってから、さらに一緒に並んでいるおばさんたちにもあけましておめでとうの挨拶をかわす。
 さて、でいよいよ初詣である。新年早々、私達の前に並ぶDQN家族に噛みつく勢いのヒロターズをなだめながら無事に小さな賽銭箱の前で参拝。
 階段を下りると丁寧にお守りのついた初穂を配布していたので戴く。隣りで御神籤を引くと(100円)ヒロターズはここでも強運を見せ大吉を引いた。「今年一番最初の御神籤だからきっと1年分のご利益があるよ!」と笑顔に語り掛けつつ自分のを開けると私は小吉。

 あせらばあせる程 苦しみ多く 騒げばさわぐ程損をする災添う運です

 おいおい。ホントに小吉なんですか? 吉が小さい? と思いつつ先を読む。

 けれども何事も控え目にして心静かに身を守り信心怠らなければ却って後は大の幸福あり

 とのことなので今年はなるべく静かにしていることにします。
 御神籤を握って隣りのテントへ。既にここは人でごった返している、というのもお神酒に開運鍋(けんちん汁みたいなの)にお汁粉までが振舞われているのだ。全部無料。どうなってるの? 回りを見れば小さい子供から若者からじいさんばあさんまでがごったになってそれを啜っている。寒かった体もこれだけのお酒と料理で温まらないわけがない。幸せいっぱい胸いっぱい、こんな豪華な初詣は生まれてこの方初めてなのでした。

まさに老若男女

 最後に。今年はうちのような小さなサイトにもいろいろありました。夏にはカトゆー家断絶経由で閉鎖直前の俺ニュースに晒されたり、Channel KOFに愚痴られたりしてびっくりしたものです。
 さらにこの年末には、この完全日本語サイトが英語サイトにリンクされたりもしたのでした(なぜか「ゲームにパクられたエイリアン」のページのみ)。
 これの反響を見てると「日本語わかんねーよ!」「これパクリなの? 微妙」とか言われながらも、映画やゲームの思い出についていろいろ語ってくれていて(多分)、そんな会話をしてもらうことこそ当サイトの設立趣旨だったわけで、ああサイトやっててよかったなあ、と思ったりするわけでした。ホントにこんなサイトに付き合ってくださって今年もいろいろありがとうございました。来年もよろしく。
 などと、冒頭に年始の挨拶しておきながら平然とまとめてみたり。
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