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今日は骨休めにあてるつもりが、起きて最初にしたのはサイトの更新。気が付くと15時とかになっていて、これで一日終えるのもどうかと思いテレビ録画した映画消化に充てることにする(それもどうかと思うが)。 最初に観たのは『ビッグムービー』。フランク・オズ監督でスティーブ・マーティンの脚本・主演、エディ・マーフィ共演だが日本未公開。 一流タレントのマーフィをマーティン扮する監督が本人に内緒で隠し撮りして勝手に映画をつくってしまうというお話なのだが、そのゲリラ撮影の無茶苦茶さと予算がないところで無理矢理機材や人材を揃える手法なんかが、荒唐無稽でありながら自主映画やってた人間にとっては結構現実味を帯びてるところもあったりして、この辺のさじ加減が絶妙。 共演はエディ・マーフィで「黒人は奴隷役やらないとアカデミー獲れない」とか「ジャッキー・チェンやヴァン・ダムみたいななまりだらけの英語が」とか内幕モノお約束ともいえるキツイ台詞も飛び出す。あとはヘザー・グレアムが体でスタッフを垂らしこむヒロインやってたりと豪華なスタッフだが、こういうスティーブ・マーティンの基本路線とも言える映画は大概の日本人には面白さは理解できないようなのでまあ日本劇場未公開なのは仕方ないか。 その後、思い出したように部屋掃除して、早めの夕食後はシャロン・ストーン版『グロリア』。メインストーリーだけが同じで中身はかなり趣向の違う映画になってた。主人公のみの心情が物語の根幹になっているため強い母性愛を打ち出した話は、結果としてハリウッド製のよく観る恋愛映画が一人称になったという体裁。リメイクとしてはリュック・ベッソンの『レオン』のほうがアレンジ加減が上手い(というかこの現代のダウンタウンの色がどうしてもオリジナルの映画よりも『レオン』と被るので、そういう意味でこの映画は既に損をしてる気はする)。とはいえシャロン・ストーンは基本的に嫌いな女優ではないので、すげー胸―、脚なげー、とか楽しんでれば結構いい。ただ(以下ネタバレ)ボスの「どうかな」って台詞で、どう考えても別のオチを期待させるのに、あそこまで引っ張っといてラストまで恋愛映画オチになってたのはあんまりだったけど。 ちなみに今日の2本はどちらも字幕放送で、多分スタッフロール以外はノーカット、『グロリア』に至ってはビスタサイズだったし、タダで観るには十分の満足度でした。これまでは「まあいいか」で済ませていたけど、録画しやすく保存しやすく観やすいHDDレコーダーがあるとついついチェックしてしまう。……これでまた時間が消費されるんだけど、私の取り得はそんなに多くないし、映画観るのは楽しいしこれでいいのだ。 今日は早寝しようと思いながらやっぱり『Unreal』始めると終わらない。 |
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駅前の松屋で昼食。 『ダイナソー』で水を求めてオアシスに集まる恐竜のように、牛丼(牛めし)を求めて街中から集まったサラリーマンで店内はごった返していた。近づくと店の前に違和感。女性客8人くらいが「えー、こんな混んでるのに入るのー? マジー?」と黄色い声を上げながら入口を塞いでいるのだ。結局彼女たちは店に入ったもののカウンター越しで会話するわ、仲間同士の間にいた客が抜けた瞬間に席をつめて後ろの客を戸惑わせるわ、満員の店内でも目立ちまくりのかなりの蛮行だった。 テンプレをここで再掲するつもりはないが別の意味で殺伐とさせてくれた。 牛めしを食べた足で東中野へ。打ち合わせを終え、会社のある駅を降りてから、往復で使ったイオカードの残額が明らかに少ないことに気付いた。自動改札機の表示とカードの残額が合ってないのだ。計算してみると見てみると東中野まで160円区間のところを570円減っていた。東中野はこのところ何度か行っているが、そういえば最近カードの減りが多いと思っていたのだ。そういうことだったのか。 改札に戻り苦情を言うと「うちじゃわからないので東中野駅できいてほしい」という。普段通ってるところじゃないから次にいつ行くかわからないと文句を言うと、困った駅員は「それでは返金致しますんで」ととりあえずその場の解決を行った。私も勤務中だったのでとりあえず言われるままに代金を受け取ったのだが、会社に付いてから410円不足してるのに、駅員が400円しかよこさなかったことに気付いた。JRは詐欺組織ですか? などと愚痴もいいたくなるような連続攻撃に怒り心頭。 とにかく余罪もありそうな東中野駅だが、現状では今回の精算分しか証拠がないので(前の使用済みカードは捨ててしまっている)、東中野へ行く用事を近日中に作って絶対文句言ってやる。ああ、必ず言ってやる。 仕事の件でイライラしていたヒロターズと飯でも食べて憂さ晴らしをしようと言っていたら、待ち合わせたところで電車が人身事故で停止。電車が動いたころには目当ての店は満員orオーダーストップ。今日のJRとの相性は最悪らしい。一体僕らが何をしましたか。 寒いし疲れたし、泣きたくなった心を最後に逃げ込んだ焼肉屋で静め、コーヒーで心を温める。とりあえず無事に家へ帰れてよかった……。 |
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ともかく週末。午後の会議で2度ほど寝落ち。今週は疲れとれないなあ。バレンタインデーが土曜ということで会社の女の子何人かから義理チョコをいただく。去年までは「女子社員一同」だったのだが、人数が多くなりすぎて収拾つかなくなったのか各個撃破になったみたいで皆も大変そうだ。そのおかげで、ぎどさんとか予想外の人から受け取るのは何だかときメモのイベントみたいでちょっと嬉しいぞ。 夜は、突如家業を継ぐと言って去年退職した先輩、Hロセさんの送別会。何しろ挨拶メールすら無かったので、多くの人が随分経ってから辞めたのを知ったという状態だった。らしいといえばらしいが。それだけに今日の会は多くの参加者で賑わった。遅れて参加すると主役はこれまで一度も見たことの無いスーツ姿だった。現在は某中堅出版社の社長秘書(!)をやっているとのことで毎日定時に出社してるというじゃないか。えーっ! と本人の前でわかりやすく驚いてみせると、「会社には手を抜いてたかもしれないけど仕事に手を抜いたことは一度も無いよ」とカッコいいことをさらっと言ってみせる。中身はこれまで通りのHロセさんだった。 最後の締めの挨拶をした○藤さんの贈る言葉、「さいごまでだらしない人でした」というコメントも、Hロセさんと共にきっと忘れない言葉になりそうだ。 |
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隔週土曜恒例の青山外出。天気がよくて温かいので散歩には素敵な日である。 今日も8spotsは家で留守番している猫のことが気になってお茶を飲みながらもそわそわ。師匠は某バカルン映画にエキストラ友情出演しに行ってるそうだが、来週は例のドラマのエキストラにヒロターズが出てるんだよな。私も昔はなんかテレビに出た覚えがあるけどエキストラはやったことない。某ヤクザ映画くらい出してもらえばよかったかしら。 青山ブックセンターで『キングゲイナー』の漫画を買ったところで、レジのところにあったパンフが目に止まる。「ぼくドラえもん」がいよいよ来週発売。すっかり忘れてた! 予約特典の湯飲みのあんまりなシュールっぷりに感動するも、とりあえず創刊号買って読むまで保留。8spotsは『エースをねらえ』をまとめ買いして愛猫の下へと去った。 その後の私はファミコンカラーのGBAを衝動買いしそうになるも自制することに成功し無事に帰宅。 買ってきた「コンティニュー」最新号ではゲーム・オブ・ザ・イヤー2003をやっていたのだが、昨年はほとんどゲーム買ってないのにベスト5のうち3本を購入していることが発覚。見る目あったのは私? コンティニュー? ちなみにそのタイトルとは1位の『THE 地球防衛軍』、2位の『メイド・イン・ワリオ』、4位の『もじぴったんアドバンス』。でも個人的なベストゲームを選ぶとすれば、私は間違いなく『マズルフラッシュ』を選んだことだろう。 寝る頃になってこまんだーさんに例の「ぼくドラえもん」ネタを振ってみると、すこぶる反応がよくつい長話。それにしても2時くらいから5時までは幾らなんでも長すぎたかな。 |
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今日はヒロターズの買い物に付き合う約束をしているので昼に起きて自転車を走らせる。途中商店街で体長1mの陸亀の散歩を見かけるがそれはまた別のお話。 暫く横で後頭部を眺めていたが、このままだと孤独死を迎えてしまいそうなので「ハッスルネジを巻きに行こう」と近所の食堂へ連れて行くことにした。 やはり米の飯は日本人の力の源。偉大である。彼女の元気がいくらか回復したのを確認すると笑顔が残っているうちにそのまま銀座へ向かった。強制デート。 小春日和の銀座は実に気持ちが良いが、随行者はいつ行き倒れになるやもしれないので注意は怠れない。とはいえその後は特に大きな問題もなく公衆の面前で5Rだ3Rだと話しているうちに今週中に買わねばならないという買い物はすべて買うことができた。 無事に日暮れ前に戻って来る。順調。感謝されながら家でお茶を戴いていると彼女は「人前だと働き者になるんでちょっとすみません」と立ち上がり、そのまま彼女は家の中を行ったり来たり、残った体力を洗濯や掃除に使い始めた。そして、しまいには通信教育の英語のテストを始める(何でも明日が送付締め切りなのだそうだ)。 感心するのはその間もテレビの料理番組は点けっぱなしであることだ。問題回答に頭をひねっていたかと思うと「あっ、これ美味しそう!」とか言ってるのでマルチタスクで動いているらしい。続いてCDを取り出してヒアリングテストまで始めるがテレビはそのまま。どうやら喧騒があるほうが集中できるみたいなのだが、観てる方としては心配になるというよりはまるで曲芸を見ているようである。 本人的にはすこぶるはかどっているらしくテストは半分の時間で終わった。というところで私も『新撰組!』を観る前に夕飯食べないとならないので帰宅。その後は大事なアイテム(福利厚生用の会員証)探しの部屋掃除。夜まで探してついに見つからず。舞った埃の中で睡眠。 |
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上司が出張なのをいいことにすっかりまったりしている当部署は平穏営業中。月曜恒例のたそがれた気分。 帰宅してから夕飯食べながら、テレビ録画してあったりんたろう監督の『メトロポリス』観る。 たしかにこりゃ酷い。期待してない映画でここまでガッカリさせられるものなのか。あんまり酷いんでついこの後にいろいろ愚痴を書いてしまった。しかし人に不快感をアピールするなんてどうかと思うし、中にはこの映画を好きな人もいるかもしれないのにそういう人に読ませるのもアレなので、更新する前に思い直して文字を消しておくことにする。以下はどうしてもみたい人だけ見てくれればいいです。 アップテンポでまくし立てる活劇だけがアニメではないだろうと古典漫画を原作に、古き良き時代の映画や物語の演出技法、方法論をあえて持ち出しつつ最新技術であるCGをふんだんに使った文字通りのレトロフューチャーな映画にしたかった、という気持ちはわからないではない。でもすべてにおいて不快感を伴うほどの反吐が詰まっている。 まず脚本が酷い。ホントに原作こんな話なの? 演出が酷い。日本テレビといえば宮崎アニメを年に何度も見せられているのである。そんな時代にいくらなんでもあの画面を横切るのに数秒もかけたチェイスシーンなんてスローすぎてあくびが出る。美術が酷い。大画面スクリーンへの憧れなのか、いつもロングショットなカットは、何を見せたいのか画面を見回しても一向にわからない。これにはデザイン的にポイントがないためか肥大化しただけになってしまったCGも影響してるのかもしれない。 それでは心に届く刺激は何かというと、暴力だ。やわらかなタッチのかわいらしい手塚キャラで、どこまでもグロくグロくありたいらしいロボットを無残にぶち殺す残酷描写のアンバランスさ。 この、頭の悪い善悪論を壮大に振りかざす説教臭さと不快感は……そうだよ『アニマトリックス』のアレと同じじゃないか。そうかこれがファーストルネッサンスなんだ! よりによって手塚作品でこういうの作っちゃうところが罪が大きい感じ。アニメファンじゃなくてもこりゃダメだと、久々にいいとこ探しが出来ない作品に出会ってしまって大変ガッカリさせられる。こういうささくれてしまった気分は明日会社を休んで観に行く『王の帰還』で癒してもらおう。 |
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13時起床。開演10分前に川崎チネ到着で観ました。 『ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還』 拍手喝采。見応え十二分、いや十八分位。 私は原作を一切読んでないし、ファンタジーはD&Dとブラオニ程度の知識しかないし、前2作は劇場で1回観ただけ。長時間映画は平気でもこの映画の細かい人間相関関係は結構苦手で、ここで告白してしまえば1作目で最後に暴れてたのがアラゴルンかボロミアかも混乱した程度の人間であった。そんな私でも、ここまでピーター・ジャクソンについてきて良かった! と思える堂々たる完成度を持った完結編だった。 誰もが同じ回答をしそうだがやっぱり私にとってもお気に入りは、普通の映画のクライマックスすらはるかに凌駕する"中盤"の戦闘、そして場内で鼻をすする音が絶えなかった長尺エピローグ。 前者の「戦闘」は、相変わらずの情報の濃密さとそれに伴わない暴走気味のハイテンポがここに極まれリという様相。特に戦闘でセンスを発揮している大画面を意識した大画面の密度と充実度はこれをテレビ画面サイズで観て楽しもうなんて無謀じゃないの? と映画館ファンを歓喜させ、皆に「ああ、私は大作映画観てるよ」という気にさせてくれる。それでいてアクションの素晴らしさも絶好調。AT-ATを駆け上るレゴラスのスピード感とか、ボンドが飛び降りるダムの3倍くらいは高そうな城とか、ゴーゴー夕張の100倍くらいはでかいモーニングスターの重量感とか、ケンシロウの1万倍位多そうなアラゴルンの無想転生とか、数の暴力と質の暴力のコンビネーションがわかりやすく凄い。 一方後者「エピローグ」は『ドラクエ』で王様に話し掛けてスタッフロールが始まる前に世界中の街を寄り道して住人全員に話し掛けてしまう人にはこれ以上ない充実感を与えてくれる。確かに総計10時間の映画にはこの位エピローグがあっても許される。タイトルが「王の帰還」でも、王が帰還してもなお「まだもうちょっとだけ続くんじゃ」と話を引っ張るのも許す。(そういや10時間といえば『AZEL』クリアするのにかかるのと同じ時間じゃないかと今思った)。 このすべてが計算ずくの凄さはどこまでも感心させられるが、唯一「そうなん?」と驚かされたのは、(ネタバレ)ホームズにおけるワトソンどころか、これまで存在が希薄なサムが突然主役になってしまったことだろう。例えるなら「ジョン&パンチ」観てたつもりがある日「パンチ&ボビー」になってて、「ボビーって誰?」とか言ってる感じ(多分違う)。ともかくこの本作最大のどんでん返しは、前作までのことは半分くらい記憶から消えつつある私としても大いに驚かされた。さらになんかきれいに終わっているからなおさらツッコミたい気がしないでもない。もしかしてスペシャルエクステンデットエディションだとこれに伏線あったりしたのかしら? とはいえ別にそれがイヤというつもりも全然ないし、結論としては「とても面白かった!」と面と向かって言える作品なのだが、あえて言わせてもらうならこの映画は普段「1回観れば満足」と思ってる私の手に余る映画。だって絶対たった1回ですべてが理解できるように作られてないよ、絶対! 3時間半でも不思議と疲れもない。メインテーマを口ずさみながら歩いていたら、立ち寄ったセブンイレブンでやっかいなものを発見してしまった。先日「ぼくドラえもん」と一緒に話題にしていた「コミックテイストフィギュア・ドラえもん2」、通称「ドラえもんだらけ」だ。3/20発売と聞いていたのにセブンイレブンは1ヶ月先行だった模様。 「今朝入荷してからまだ1個も売れてません」という店員の言葉を聞いて安心して箱買い。 |
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今週頭から上海に出張していたAちゃん改めZさんが夜に帰ってきて課内の皆におみやげを配ってくれた。 まずりえ姐さんには、私が昨日観た気がしないでもない映画のDVD。頭とか映ってるんじゃないかとか、再生したら『サウンド・オブ・ミュージック』みたいな雪の山脈の空撮じゃないかとか冷やかしていたが、結論としてはマスターテープからと思われるそれなりに美しいミミズが映し出された。あーあー。 続いて、モーヲタでWWE好きの後輩にはあややのCDが。最近法改正の動きのあるドンキホーテとか売ってるやつかと思ってジャケットを見てみると「松浦亜弥」じゃなくて「松浦亞弥」だった。歌っているのも「ね〜え?」ではなく「わ〜え?」。とても歌い辛そうだ。 新人のK野にはロレックスとは似ても似つかない(と言われても私にはわからないけど)時計。ステンレスって書いてある正直者。 最後に私に贈られたのは通称、悪のファミコンミニ。10年以上昔から日曜の秋葉原の露店ではおなじみだが、パッケージ制作技術の進化については意外と軽視されがちではないか。嘘ばかりを並べ立てた時代は終わりを告げ、新しいオリジナリティの時代の到来を感じされる素敵なパッケージを体験できた。というわけで、こちらネタとして日記に書くにはボリュームがありすぎるので別ページにて紹介。興味ある奇特な方はこちら専用ページへどうぞ。(甘美な中国パッケージアートの世界) お土産は帰宅後早速堪能させていただくが、就寝前に突然下痢で四苦八苦。天罰ですか。 |
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今週の「はなまるマーケット」の特集は「老後に備えて3000万円貯める」。これ見てると自分の人生設計には苦笑するばかりだが、"刹那の快楽追い続け"ることはやめられそうにない。今遊んでないとよっぽど"空しい余生が残るだけ"のような気がするんだもの。などとせがた三四郎に反旗を翻す発言。 そんな私の気持ちをどうやって見透かしたのか、帰りがけにのなーんさんにもっと仕事頑張ろうぜと檄を飛ばされる。るるる。 先月ヒロターズが面白半分でエキストラに参加したドラマは今日が放映日だった。なのに肝心の当人が残業で見られない事態に。代わりに大いに楽しむ。意外とちゃんと映ってるもんだね。 ドラマ本編には興味なしなので彼女の出演シーンが終わってしまってからは『逆転裁判3』開始。相変わらず推理ものとしての謎解きはまったく面白くないが、くだらない会話とゲームテンポで魅せるソフト。やってたら突然「Baby don't cry」を思い出して(「上田次郎の最後のどんとこい!弁護人」主題歌)、それ以来サビのところだけが頭の中でリフレインして止まらない。助けて。 |
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外出途中の昼食ついでにビックカメラへ立ち寄ると、買いそびれたままになっていた『ズーランダー』のDVDが廉価になっていたので購入。 一言苦言を言わせてもらえば、キャンペーン共通のタスキのシールなのはわかるけど、もう少しパッケージデザインのことも考えてあげていいと思う。 ![]() 外出先からの直帰で帰宅するとかつてない早い時間。丁度テレビで『パーマン』の昨年公開の劇場版をやっていたので見ていたが、キャストが昔からのオリジナルキャストそのままだったのが結構驚きだった。ただしパー子の声をやっている増山江威子が悲しいほど艶のない声であった(例えるなら斎藤彩夏みたいなかすれ声)。バカボンママも不二子も大好きな声優だっただけにちょっと悲しいものがあったが、この時既に66歳だもんなあ。止むを得ないというものか。 その後、満を持して楽しみにしていた『ぼくドラ』の付録DVDを鑑賞。500円の冊子に付録いっぱいでまさに「みらいの『小学四年生』」を思わせる充実ぶり。 まずパイロットフィルムの「おざしきつりぼり」は普通に昔のアニメを見られた楽しさで面白かったが、逆に期待していた映画予告編集のほうは消化不良なところが残念。というのは編集がよくないからだ。元々ドラえもんの映画は1本立てでやったことは基本的にない(あえて言うなら唯一『ケンちゃんの冒険』だけは単独か)。『怪物くん・怪物ランドへの招待』とか『おばあちゃんの思い出』とか、映画にはいつも併映があったから予告も単独で作成されていることはないはずなのだ。なのに今回のDVDはメイン映画の部分のみ編集で繋いでいて併映部分は完全にカットしてあったのだ。なのでどの予告もイントロはいいのに後ろはぷっつり切れている。こうなってしまったのは多分権利問題なんだろうけど、こんな中途半端な作りにされるのはとても気持ち悪い……。(なお『ぼく桃太郎のなんなのさ』は無視されていたけど予告ないの? 『ケンちゃんの冒険』は無かっただろうけど、こっちはあった気がするんだけど……) なお本誌の中身は期待していたよりは読み応えはあった。ただ自分が夢中になって観た頃の時代の回をピンポイントで買えば個人的に納得できるかなあ。というわけで年間購読の湯のみゲット係はこまんだーさんに譲りますねー。 |