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中国の素敵なGBA

日記(04/02/18)に書くと長くなるので別ページで紹介。こんな素敵なおみやげをプレゼントしてくれたZさんに感謝。

こちらが戴いた一品です。
『レッスルマニアX8』とその仲間たちというところでしょうか。
これだけだと一見して昔からある普通のイリーガルソフト(日本語おかしい)に見えます。
でも中国も21世紀になってばっちり進化してるんです。例えば左上のあたりをよく見てみてみましょう。

右上の戦車、『バトルシティー』と書いてあります。中国の本作は、おなじみのタンクバタリアンなナチ将校から随分リアル志向になっているのがわかります。
左上は「10」の数字がないので戸惑いますが、なるほど『10ヤードファイト』のことらしいです。
最近はEAスポーツ入りして11ヤードファイトになっている模様。
左下はおなじみ何年経ってもおなじみボンバーマンです。でも右下は……『ちゃんくんぽっぷ』
ゲーム界の2大爆弾魔も進化の違いでここまで変化しましたか。しかもESPNブランド! 彼は今どの手で爆弾投げるのでしょうか。

同様にパッケージ右下を見てみましょう。
左上のビックバイパーはグラジェネ……ではなく『ライフフォース(沙羅曼蛇)』ですね。
おなじみの『エキサイトバイク』『F1レース』のリアル志向も見逃せません。
ちなみにもちろんドンコのカントリーなんて入ってません。

表面最後は左下にある彼。
『ディグダグ』です。これじゃメガドライブでゴザンス。プクプクポンでゴザンス。


続いてこちらは同じソフトのパッケージ裏面。
ファミコン時代から、この繁体字で書かれたゲームタイトル翻訳が楽しくて仕方ありません。
こうやって比較すると名訳多数ですね。
ゲームをやっていればこその翻訳=15なんかは最たるものですが、奇妙なものも。
それは同じ会社だけど別のタイトルだよと突っ込みたくなる39、随分スケールがでかくなった3248なども見逃せません。
なお20を見る限り、どうしても中国の人はちゃっくんを魚にしたいようです。
ちなみに02は例の有名ゲームではなくなんとあの『〜2010』45は『つっぱり大相撲』と思わせて『マッスルタッグマッチ』です。奥が深いです。

もちろん下のイラストも忘れてはいけません。以下でチェックしてみましょう。


21世紀になって超サイバー化した『フォーメーションZ』
田宮模型のドイツ兵を思わせる美しいポーズで魅了する『フロントライン』にはもはや3等身キャラの面影はありません。
こうインパクトの強いものが続くと次の『ギャラガ』は普通に見られてしまいますが、その隣りの『カラテカ』は危険。
システムソフトみたいにコーエーから訴えられてしまいますよ!


さてここからは、せっかくなので別のパッケージも部分的に紹介します。

まずこちらは比較的まともな雰囲気ですが、上から2番目の『ルナーボール』は必見。
タイトル音楽のイメージをそのまま想起させる渋いイラストです。
一方こちらの『バトルシティー』は高速戦車をモチーフにしたんでしょうか。

こちらは比較的まとも、と思わせておいて大きな穴があります。
ヨッシーが凶暴化してるとかビリーがサイバーとかいうのは誤差の範囲。
そう、彼らは断じて「チップとデール」じゃありません。

確かに彼らは日夜"フィールド""コンバット"していますが決してジャレコの人たちではありません。
ちゃんとバイクにまたがっている『ジッピーレース』も実に惜しい。


こちらも実に惜しいシリーズ。
『ガンナック』はよく出来ていますがこんなにシリアスなゲームじゃないです。
隣りのジョー・ムサシの息子はおなじみ『影の舞』ですが、真実は『忍者龍剣伝』の兄弟、ナツメの『KAGE』。KAGE違いですね。
さらに隣りの人に至っては思いっきりロデオしていてタイトルは『バック・トゥ・ザ・フューチャー』
でも実はこれ、3ではなく1作目のゲーム化なんです。
最後の『マグマックス』はどうでしょう。
こちらに関しては全くゲームと似ても似つかない絵なのに、逆に妙にニチブツっぽい感じ満点なのはなぜなんでしょう?


長い紹介もこれがラストになります。
締めくくりにしてはインパクトが薄いですが、こちらが最後の写真。
1人だけ大きな間違いを犯している人がいます。ここまで見た皆さんならすぐに見つかりますね!

貴方も中国へ遊びに行かれた際には、是非彼らの創意工夫に満ち溢れたパッケージをお楽しみ下さい。

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