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改めまして、あけましておめでとうございます。 うちのサイトに来てくれている人は多かれど、この日記ページを読んでいる人はかなりの少数です(検索にもかからないようにしてるし)。正直、一部の隠語がわかる知り合いの人以外にこんなぼやきの集合体がどのくらい面白いのか全く不明ですが、今年もよろしくお願いします。 あと、いろいろ何やらわかったとしても、そこはミンナニナイショダヨ。 元旦の朝だが昨夜は初詣の後遅くまでBS朝日の『TRICK2』で「ぞーーーん」とか観ていたので(何しろ大晦日の朝9時から元旦の朝5時まで、「TRICK」の1、2を20時間ぶっ通しでやっていたのだ。)目覚めたのは昼。 日暮れになってから8spotsも起きてきたので(相変わらず"やしゃま"が暴れていて寝つけてないらしい)2人で川崎東宝シネマで『ターミナル』(☆☆☆)を観に行く。 かなり引っ張っておいて真相を含めたオチ全般がかなり弱かったりするのが消化不良気味だけど、まあ普通に楽しめた。 あとキャサリン・ゼタ・ジョーンズの(見た目の)かわいらしさには衝撃。あの『シカゴ』の怖いねーちゃんの面影なし。っていうか私は『相続王座決定戦』あたりからずっと見てるんだけど、すべては『シカゴ』の名演で「こわいひと」としてすべて上書きされた。 彼女とトム・ハンクスとスピルバーグが大きな仕事の合間に軽くこなした映画、という感じなのだが、まあたまにはこういうのも悪くないかな。 なおエンドクレジット表示のおしゃれ加減に感動。この映画で一番好きなところかもしれない。カイル・クーパーには全く興味を持てない私でもこのクレジットは単純なのにかなり刺さりました。 で、今年は試しに、きちんと「観た」と思える映画に星5つの個人的評価を付けてみることにしました。何本観られるか不明だけど。 映画館階下のタイ料理屋で夕食を取り、ハンズでへんな買い物。今年初の無駄遣い。 ![]() スイッチひとつでBGM付き・8種類の念仏が連続再生される脅威のスーパーマシンだ。これ1つで自宅が中国にはやがわり! 980円。高いのか安いのか微妙だけど。 帰宅後、今日もやるのかといわれそうな元旦夜の『HALO2』はまさに惨殺といって差し支えないほどの連敗。先が思いやられる。 |
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毎年恒例の親戚の家へ。 これも毎年恒例、上大岡ヨドバシDVD売り場の特売チェック。「『キル・ビルVol.2』プレミアムBOX」(ソフト+Tシャツ+ガラクタ)2980円、『バートン・フィンク』980円、『ベースケットボール・裸の球を持つ男』999円で購入。 市営地下鉄の乗り換え時におみやげで新宿中村屋福袋を購入したのだが、どの袋を買おうか眺めていると店員に「どれも中身は同じです」と言われてなんだかガッカリ。 親戚の家は郊外にあるためか、まだ道に雪が残っていた。かなり寒い。 おせち料理をいただいてから、これまた毎年恒例のトランプ大会。全部で16人参加だったが、予選2位、本選1位の初優勝を飾る。どうやら今年は運が向いてきたのではないかと本気で思ったりして。 出前寿司で腹を膨らませて帰宅。眠い。 |
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あっという間にきてしまった冬休み最終日。 元旦に買った「念仏機」を早速起動する。部屋がチャイニーズな空気に包まれる。それを聞きつけてか隣の部屋から"やしゃま"がやってきて、興味深そうに我が念仏機を眺めていた。彼にも仏門の心得があるのだろうか。 ![]() 今日は例によってHDD整理のために、録画したまま放置していた『サムライ・チャンプルー』の地上波最終回とか『げんしけん』の最終回なども観る。前者は最後までいまいち感の漂う、制作者とのずれを感じる作品だった。後者は第1話は個人的に傑作だったのだが、7話以降でガタガタっていってしまったのが残念。あんなに冗長な回があったのでてっきりもうしばらくやるのだと思っていのたのだが。ただ(作画も演出も脚本もダメな一部の何回かを除いて)基本的に頑張っていたと思う。咲ちゃんは私はアニメ版もかなり良いと思ってる。 昨年のアニメは、『忘却の旋律』と『げんしけん』が良かったかなあ。次点で『攻殻SAC』。あと密かに毎週楽しみにしているのが『ジパング』。クラシック調の音楽、声優の抑え気味の演技、そして戦闘シーンでのCGの使い方が非常に良い。先週の戦艦大和の巨大感とかかなりよくできていて見惚れた。 春に一旦終わるみたいだけど第2シーズンもあるらしいので、たくさんありすぎて手を出すのに躊躇する原作は読まずにアニメで堪能したいところだ。 ところで、大家さんからクレーム入ったりしつつ、もう1ヶ月くらいいる気がする8spotsとやしゃまは明朝の新幹線で長州の実家へ帰ることになった……はずだったのがあっさり寝坊したので翌日に延期になりました。 |
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始業早々外回り。出先から直帰だったのでつい新宿へ寄り道。新宿ヨドバシのDVD売り場で何か特売品はないかと覗いてみると、新作棚で信じられないものを発見した。 それは『ショーン・オブ・ザ・デッド』という映画のDVDだ(『ドーン〜』に非ず)。テレ東の「ショウビズカウントダウン」で昨年10月末に紹介されたイギリス映画で、日本での公開を待ち望んでいた作品である。それが今、普通に売られている。 同名の別映画でないか、自分の勘違いでないか入念に確認する。2004年作品と英語で書かれている。本当だ。喜び勇んでレジへ向かった。 寝坊して実家に帰り損なった8spotsに興奮してその話をすると、夕飯後早速プロジェクターで鑑賞。予想通りのなかなかの傑作だった。(☆☆☆☆☆) パッケージのロゴの下に書かれた「A ROMANTIC COMEDY.WITH ZOMBIES.」のコピーに偽りなし。まごう事なき正当なるゾンビ映画でありながら笑いに溢れ、そしてロマンティックな映画である。 数々のゾンビ映画へのオマージュもあるようだが、ホラー映画自体そもそも苦手な8spotsにも好評だったことから、どんな人にもお勧めできるゾンビであると断言できる。興味ある方はこちらの北米版予告は過度なネタバレなので(そういえば『少林サッカー』も酷いネタバレ予告だった。彼らは輸入映画は手加減しないよな)、これは観ずに是非お買い求め下さい。私のリアル友人たちは是非みんなで観よう。 映画が終わってから8spotsは早寝し、私は今日も『HALO2』。 |
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やはり今日も寝坊はしていたものの、ともかく8spotsとやしゃまは無事に新幹線で長州へと帰っていった。 いつもは必死に嫌がる猫キャリー(移動用のバスケット)にもスムーズに入ってくれるやしゃま君は朝から良い子です。母と一心同体なのか。 この2人はなんだかんだで昨年の11/8から何と2か月近く我が家に居候していたわけで、やしゃまも私にすっかり慣れ、ここ数日ともなると夕飯時には必ず私の膝の上に乗ってきていたものだ。 ![]() さて。 夜はヒロターズとタパスタパス。彼女は急遽明日実家に帰ることになった。万が一のときシリ様の世話をする使命を仰せつかる。どこまでも猫と縁のある生活である。 シリ様に挨拶をすると彼女は私よりも餌のこと、餌を食べ終えた後は私の着てきたジャケット(東欧バイク兵用のものなのでめっちゃ温かいんです)に興味津々。寝床にしようというのか。 ![]() そして寒い夜を今日も自転車で帰宅する。 明かりの点っていない家に帰ってきたさみしさといったら! もう何年も一人暮らししてきたのに、冬の寒さがいっそう身に凍みます。 帰宅早々、8spotsの荷物を宅配便で送るため、コンビニまで2箱のダンボールを抱えて家を出ると、玄関の前で大家さんと出くわした。 長居のお詫びを伝えると、大家さんは、傷や騒音よりも動物の臭いが家についてしまうことを恐れていたということを聞いた。 そういえば、やしゃまはまったくというほど臭わない猫であった。それこそフェレットのように。 もしもまた避難が必要になったときには、大家さんを呼んで 「ほら!ほら!全然臭いません!」 ってチェックしてもらったらダメだろうか。 いや言ってみたかっただけです。 |
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2年ぶりくらいで赤坂へ出向く。梅さんに今年の抱負を語る。多少カラ回り気味だが最低限の話はできた。 なお隊長の話だと梅さんたちも近々汐留へ引っ越すのだそうだ。みんな忙しそうなのであまり挨拶できずに出る。 建物を出るとまさかの雨。今週はずっと天気は崩れないはずだったのだが、と思ってすぐ今日はヒロターズが朝から帰郷のため東京を離れていることを思い出した。この首都の天候は、晴れ男・晴れ女たちの微妙なバランスによって成り立っている。 雨の中、帰りに寄った新橋キムラヤにてXBOX版『XIII 大統領を殺した男』を1980円で購入。予約特典のサントラCD付きだったのにまんまと釣られた。開封してないXBOXソフトもそろそろ山積みと言ってもいいような気がしてきた。せめて『メタルウルフカオス 副大統領を殺した大統領』くらいは開封せねば。 とか言いながら夜は今日も昨日も明日も『HALO2』。負けたり負けたり引き分けたり、極たまに勝ったり。 |
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朝の会議、来客と続いてから久しぶりに会社の取締役と会う。私が最初に会ったときは今の私よりも下の歳だったが、それからすぐに部長になった人である。今日は今の仕事のパートナーの先輩と2人で今年の仕事について挨拶をする。 飲み会やパーティで見かけたり、話をすることはあっても面と向かって打ち合わせなどするのは実に5、6年ぶりのことである。笑顔を向けると 「おー、名前なんだっけ?」 と前回の飲み会でそう言って私が慌てたことを覚えていたのか同じネタを振ってきたのだが、笑顔を見せているので少なくとも今回はネタらしい。ともかく良かった、今日は機嫌がよいようだ。 結局1時間で終わらせるつもりだった打ち合わせは2時間近くに及び、いろいろ助力もいただけることになった。満足してカオス部屋を出る。新人のときはよくデスクへと通ったものだったが今日は久しぶりに話ができて楽しかったなあ、と思って横を見ると隣で先輩がほっと胸を撫で下ろしていた。もっと緊張するべきシチュエーションだったらしい。 その後、親指が痛くなるほど仕事して帰宅。いつものようにHALOをしていると、獄・楽さんからお電話をいただく。近々『ゴジラFINAL WARS』について熱く語る約束をしました。 |
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自分でも驚くべきことなのだが、マンションのモデルルームなどというものに行ってきた。 一昨年ヒロターズのマンション契約に付き添ったことこそあれ、こんなところへ行くどころか、行きたいと思ったのも今回が初めてのことだ。私も変わった(年老いた)と思う。 現在住んでいる部屋の家賃が9万円。年に100万円強のお金が家賃で消えていくわけである。昨今の猫がダメだとか家傷つけるのがどうだとかいう話を聞いているうちに、この位の出費で毎月のローンを組めるなら、もはやいっそ買ってしまったほうがいいんじゃないのかと思ったりしたわけだ。 今日行ったマンションは建築予定地の半径100m圏内にストリップ小屋があって風俗街があってヤクザの事務所もあったりするところだったが、駅や繁華街に近いところで立地的には悪くない(?)。 これでいきなりマンション買っちゃったりしたら、周りに「思い直せ」とか「もっとたくさん見てから判断するものだ」とか「我々は偵察が任務だ。退くんだ」とかいじめられるのだろうか。 不動産屋に返済額計算表を作ってもらって、購入が実にリアルな気分になったところでさらに足を伸ばして横浜へ。こまんだーさんと待ち合わせて相鉄ムービル(入るの10年ぶり位かも)にて『カンフーハッスル』(☆☆☆☆☆)を観る。(実は2回目にしてもう☆書くの忘れてて、3日後に書き足した) すげえ面白かった。 『食神』で「ミスター味っ子」風カンフー料理対決を、『少林サッカー』で「キャプテン翼」風カンフーサッカー対決をやったチャウ・シンチーは今回どう見せるのか全く前知識なしで観たのだが、なんと「ただのカンフー映画」を作っていた。これまでのは何かの対決にカンフーの味付けをしていたのだが、今回に関しては全く「なんちゃって」の要素が介入しない、至極全うなカンフー映画ストーリーだ。『英雄』ばりの流麗なCGと本格カンフーの融合もあるが、根幹は70年代以前の香港カンフー映画。これが実に気持ちいい。 前作のヒットで跳ね上がったであろう制作費は全編に渡るカンフーへの演出へ注ぎ込まれているものの、冒頭5分でのえげつない人体破損演出で、「ああ、まったく世界に迎合していない。いつものチャウ・シンチーだ」と安心させてくれている。 それでいて「『マトリックス』がなんぼのもんじゃい。本当の実写版『ドラゴンボール』をやりたいならこのくらいしやがれ」というくらいの気合の入った戦闘シーンも見せてくれる。さすがは元祖日本の漫画を映画化した男だ。 これまで「『少林サッカー』と『食神』とどっちが好きか」と尋ねられたら「両方好き」と言っていたであろう私だが、これから3択になってもやっぱり「どれも好き」と答えられる映画だった。 |
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正月恒例企画・鎌倉行脚、といっても初詣は既に済ませているので私が行くのは盟友・こーじんの墓参りである。 寺の巨大な山門のところでワカメちゃん、YUUと合流。こーじんの墓は寺のもっとも山の奥にあるのだが、途中に通る本堂脇の日の当たる階段のところで老人たちがビールで小さな宴会をやっていた。そこには境内に住んでいると思われる猫の姿もあって微笑ましい。 墓に花を添える。今日はたけぴぃが来られなかったので、こーじんへ酒と煙草は持って行かなかったのだが、帰り際になって「境内での飲酒・喫煙を禁ず」という立て札を発見した。知らんかったけど、さっきの境内のおじさんたちの立場は。 こーじんの実家に挨拶へ行った後(後で思い出したけど、そういえば老猫のきなこがいなかったような……)、現在は寺の住職をしている小学生時代の恩師のところへ新年の挨拶。 今日は昨年よりも減ったものの私を含めて6人の同窓生が集まった。そのうちの1人で現在小学校の教師をやっているナオタがこの6月に結婚するという話を聞き、今回の参加者で1人者は私だけであることが発覚した。HALOとかやってると忘れがちだが、どんどん世間的に肩身は狭くなっている。なつかし話もいつしか幼稚園の月謝の値段とか、旦那がリストラされてとかそういう方向の話になりつつある。皆いろいろ頑張ってるんだよねえ。 そういえば湘南ビーチFMでDJをやってる徳谷(旧姓)が先日ゲストの陶芸家と私の話になったと言っていた。なんだそれ。 夕食後に帰宅。ホームで電車を待つ間の寒かったこと! あんまり寒すぎてポケットから手が出ず、『逆転裁判』がプレイできなかったよ。 |
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ヒ:去年私が「いいですよ」って何回言っても「まだ考えてないよー」だったのに(笑) や:いやまだ買うかどうか決まってない ヒ:いや買うと見た。 ヒ:やだよさん気付いてないと思うけど姿勢が前傾ですよ。 などと休日出勤中のヒロターズにひやかされたからというわけではないが、ついに本屋で「住宅情報」なんて買ってしまう。はじめは見出しにひかれて立ち読みしようとしたのだが、あの電話帳さながらのサイズ。よくできた立ち読み対策だ。薄いページは実にめくりにくく、さらに持っているには重すぎて手が疲れるのだ。 さて、見出しに載っていた特集は「2005年、あなたはどっちを選ぶ? 家を買う×借り続ける まるごと徹底比較」である。まさに今の自分を象徴しているかのようなタイトルだが、結局のところ、マンションを売ることこそを最大の目的にしている雑誌において、実に愚問な質問ではないか! と思われるような回答が続いていた。そして延々とマンションのカラー広告。 とはいえこの雑誌を読むのは今まさにマンションが欲しいと思っている人なわけで、彼らはその真実に気づいていても、こんな記事で自分の背中を押してもらいたくて仕方が無い気持ちなのだろう。実のところ私もちょっとだけ押されたわけだし。 その後もそういえば映画やら墓参りやらでモデルルームから戻ってからちゃんと見ていなかったマンションのパンフを読み直し、ネットで住宅情報サイトや実にタイムリーなAERAの記事、ついには2ちゃんのまちBBSまでをも見て過ごす。 8spotsが電話してきて親に相談したかと聞くが、親の回答なんて聞く前にわかっている。「あなたの好きなようにしなさい」に違いない。実際のところ私は数年前、親がマンション購入する際に援助をしたくらいので(おかげでローン組まずに買えた)、私にかじるスネなどないわけだ。 「がんばれベアーズ!」TVドラマ版で、コリー・フェルドマンら(多分。堀絢子が『ばばばぶーん』とか言っていた)チームのメンバーが揃って「かわいそうなクマ(BEARS)を助けてください」と言って道端で寄付を募るという詐欺を働く回をふと思い出した。マンションを買って玄関に貯金箱を置いたら、HALOをやりに来た例会メンバーが義援金入れてくれないかしら、などとよくわからないことを考えたりする連休最後の夜。 |