|
|
映画の日の日曜日。今日は8spotsを伴って『アビエイター』(☆☆☆)を観る事にした。 ハワード・ヒューズの生涯を描いた伝記映画でディカプリオ。予告を観る限りあまり期待できない映画だったが、観ればなかなか見応えのある大作だった。 予告には欠片も出てこなかったヒューズの強迫神経症の部分が冒頭から最後まで全面的に描かれ、重症の病人映画になっているところがポイント。今回のこの映画の興味はこの一点にあったので満足だが、はっきり言ってこの病気に関しての知識のない普通の日本人が観ても意味わかんないんじゃないのか。仕事のストレスで症状が悪化し廃人寸前となるヒューズをディカプリオはよく演じていた。しかし彼はどう見てもヒューズを演じるには若すぎるよねえ。 それと、『タイタニック』や『ロミオ+ジュリエット』などを望んでレオ様とか慕って観に行く女の子とかいても、相変わらずお勧めできない。彼の映画は『ザ・ビーチ』とか『仮面の男』とか、いつも髭でぼうぼうだったりヤク中だったり、演技派を望む本人とミーハーな観客のギャップは開くばかりだろう。 というわけで早々と打ち切りになってしまうのも仕方がないことだと思われる。個人的には観れてよかった。 帰宅したら早速TVを点け、そのままNHK・BSで『ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔 特別編』を観出したのだが、これが19時半から23時半近くまで放送する超長丁場。しかもNHKなので途中休みなし(正確には2時間ほど経った時にインターミッションの休憩があった)。DVDで観るより大変。 で4時間の長丁場を最後まで付き合ったものの、これが楽しめなかった。原因はプロジェクターではなくテレビで観たからに尽きる。28インチワイド・内蔵ステレオスピーカーで観る合戦風景は何の迫力もない。星付けるとしたら(☆☆)くらい。ちなみに劇場でこれを観たときはもちろん☆5つの映画です。映画館で観ないと全く評価できない映画というのもあるのだと再確認。 この映画のおかげでその後眠いこと眠いこと。 |
|
このところ休みがちだったので今日は再びリビングの更なる片付けを行う。 一念奮起して前の家からテレビを載せていた幅90cmエレクターを分解し、テレビ台には幅120cmのエレクターを新たに組んで載せた。90cmのほうは高さとパーツを若干変更して、部屋の反対側に置いた。 リビングの両側にエレクターを置いたので部屋は少々狭くなったが、荷物が多いから仕方ない。 同時に、常時1Mしか出ないUSENに見切りをつけて、ルーターをヤフーモデムに付け直す。何が100Mなんだか。 エレクターを組んだ早々やしゃまが自分の前線基地にしている。ダンボールがまたいくつか処分できたよ。 夜は閉店間際の無印・ヨドバシをハシゴしてから帰宅後、『ザ・リング』(☆☆☆☆☆)を観る。原作、日本版どちらも未見だったのだが、非常によく出来ていた。こんなにちゃんとしてる映画だと思わなかったよ。話もネタも新規性は全くなく「典型的」「お約束」といったらそれまでなのだが、伏線や展開もそれを非常に心地よいものにしている。全編を青くした映像も結構好き。 もうひとつ、この映画を観て冒頭から思ったのは、『最'狂’絶叫計画』って実にしっかりとこの映画を詳細にパロディ化していたのだなあ、ということ。劇場で観たときはわからなかったのだ。 というわけで観終わったのは1時を過ぎていたのだが、8spotsが「恐過ぎてすぐに寝られない」というので、記憶を上書きする上でも、ということでそのまま『最'狂’絶叫計画』を観る(☆☆☆☆☆)。 2度目だけど、今回は『ザ・リング』ネタ部分がしっかりと確認できたので良かった。なお、期待していた十数分近くに及ぶ没エンディングは、『ビューティフル・マインド』から始まり『マトリックスリローデッド』ネタが延々と続く、劇場版とは全く違う展開でほとんど別物の映画。劇場版では1シーンしか登場しない、『シカゴ』の看守長のママ役のクイーン・ラティファが、ポスターで着ていたマトリックス服で大活躍をする。これ全部カットされたんだから、彼女としては複雑な心境だっただろう。 ただし、いくつかのネタで大きくハズしておりこれを撮った後に2ヶ月で撮ったという劇場版エンディングのほうが確かによくまとまっている。映画の出来不出来は紙一重ということか。確かに彼らの手がけた『裸の銃を持つ逃亡者』はイマイチどころかかなりの駄作だったものな。 で、結局予告にあったモーフィアスと主人公の出会いのシーンは没シーン集にも入ってなかったです(なぜかNGシーンにはある)。 2本続けて見終わると4時。いくらなんでも遅すぎだ。 |
|
自分の部屋にエレクターを入れた。5畳しかない自室がさらに狭くなった。 夕刻、こまんだーさん初来宅。彼の手土産は北米XBOXソフト『DOOM3』と『スプリンター・セル カオスセオリー』(どっちもリージョンフリー)。早速プロジェクターで新居での初大画面XBOXと洒落こむ。 『DOOM3』はネイティブポリゴン演出でのキャラクター描写がとにかく凄い。映画みたい。『FF MOVIE』からまださほど年月は経ってないというのに、もはや家庭用機でここまでできちゃうのねというレベルになった人間の表現に感心。ゲームのほうは確かに『DOOM』+お化け屋敷な感じ。暗闇から忍び寄るゾンビ+エイリアン、天井から垂れ下がる死体などの脅かし演出満載ではあるが、32Xでやってたあの『DOOM』ほぼそのまんまのゲーム性。否定的なユーザーがいるのもわかるけど、これはこれで進化系のひとつとしてアリだよね。 『スプリンター・セル カオスセオリー』はシリーズ3作目。日本の2と北米の3が同時発売とは悔しいけど出るだけ良しだと思いたい。今回は遠景のある屋外を移動するなど、ハードは同じなのに表現能力はさらにあがっている。でもあいからずガニ股コソコソ移動のサムは相変わらず。安心。 続いて私の所有ソフトから以前買ったままの『XIII 大統領を殺した男』を初開封、起動。売りはトゥーンシェードだけではなく、メガドラの『ファンタ4』や『コミックスゾーン』から進化したマンガ演出はなかなか楽しい。ただ女性の顔が濃すぎてイマイチヒロインに愛着が湧かないかも。 日もとっぷり暮れて8spotsを加えた3人で外食。最近できたばかりという「ニャー・ベトナム」へ。川崎にしては結構な値段の割に味は並。客があんまり入ってないのはそういうことなのかも。 食事を終えて既に22時になっていたが、そのままこまんだーさんをさらに連れ回し3人でカラオケへ。8spotsとこまんだーさんの組み合わせのカラオケは初めてだったが、なぜかこの2人の選曲の趣味が近いという共通点を発見。短い時間だったが盛り上がる。なおその趣味とはジーグとか |
|
カーネーションの鉢を携えて単身実家へ。こまんだーさんが未見と言っていたので、実家のβで保存していた『フライングコップ! 知能指数0分署』をVHSにダビング。ただしすでにテープは半分腐っていた。かろうじて内容は理解できるレベルなのでこれでも我慢してもらおう。そのまま父と2人で全3話を鑑賞(☆☆☆☆☆)。連続番組の面白さを再認識する。 なお『フライングコップ!2 二度笑う奴は三度死ぬ!』はVHSだったがこっちは中古品購入後パッケージ未開封だったので全く無傷だった。アメリカ国内でもまだDVD化されていない、この『裸の銃を持つ男』の原作となるテレビシリーズ全6本、日本でDVD化される日はいつか来るのだろうか。 実家のリアスピーカーとして使っていたBOSEを外して帰宅。新居のフロントスピーカー(古いテレビに付いていたものを取り外して使っていた)と交換した後に、昼に買ってきたばかりの『マッチスティックメン』を観る(☆☆☆☆)。 劇場公開時は物語中盤でオチがわかってしまいかなりガッカリしたのだが、最初からオチを知った状態で観直してみると初回よりも好印象。『ロリータ』のオマージュみたいなラストシーンも含め、好きな映画だ。ただDVDにはパンフにのみ載っていたアンジェラの水着(プール)シーンはやはり収録されていない模様。ワーナーのけちんぼ。 |
|
バグ交換のため『FABLE』を封じられた8spotsは、仕方なく他のゲームで遊ぶことにした。いくつか渡したソフトの中で彼女が選んだのはXBOXの『真・女神転生NINE』。 「取説見ないと操作できないようなゲームは間違ってる!」と文句をたれながら昨日からプレイ開始。 レンダ背景で再現された東京の街並みにやしゃまも興味津々。 どうやらレンダ背景をちょろちょろ動くNPCの動きが気になっているようだ。 そんな昨日の夜更かしがたたって目覚めは昼の1時。いくらなんでも遅すぎる。眠い目をこすっているとヒロターズから電話。もうマンションの前にいるという。昨夜、昼に来るって言ってたんだ。 ヒロターズは買い物の途中、自作のカレーのお裾分けに寄ってくれたのだった。しかし臆病者のやしゃまくんは今日も布団に潜ったまま出てくる様子は無い。早く馴れるといいねえ。 ヒロターズと新築マンションに現れるハイエナのような詐欺師たちの話でひとしきり盛り上がった後に彼女は買い物を続けるために去っていった。彼女をロビーまで見送ってから、早速いただいたカレー(私には一生かかってもできないであろう熟成された、それはそれは美味いもの)で昼ごはんと洒落込む。 その後8spotsの買い物の付き添いといいながら、実際は自分の散財の物色により時間をかけていた気がする。まともなアンプが欲しい。まともなスピーカーが欲しい。いっそDLPプロジェクターが欲しい。 夜は今日もHALOの面子が集まらないので8spotsと今日買ってきた『28日後…』を観る(☆☆。ただし前半のみなら☆☆☆)。 冒頭の無人のロンドンの街のインパクトはかなり良い。無人の街というと『バニラスカイ』冒頭の無人のニューヨーク、牧瀬里穂の『ターン』に登場する無人の住宅街〜新宿東口なんかはかなり凄かったが、本作はそのどれよりも長くたくさんの有名な場所での無人街を撮影している。印象としてはアニメ版『魔界都市・新宿』なんかを思わせる。 映画としては結局ゾンビ映画なのだが、前半はかなり素晴らしい。 ところが後半突如映画のスケールはぐんと縮小する。後半は『死霊のえじき』の出来損ないみたいなドラマを経て最後は『ブレードランナー』のパロディみたいなものの続くエンディング。前半で思わせぶりに登場してきた主人公をはじめとしたキャラクターたちは、何の期待もないまま終幕を迎える。観終わった後の落ち着かなさとしては、どこかで選択肢を間違えて別のシナリオに変化してしまった『弟切草』のようだ。 くやしいので、映像特典である「別の4つのエンディング」を続けざまにみるが(これひとつとってもスタッフの迷走振りがわかる)、劇場公開アナザーエンディングは、さらに『ブレードランナー』の呪縛に囚われたかのような一層不出来なもの、残りの2つもほとんど同じだった。唯一興味を引かれたのは、撮影されていない絵コンテのみのバージョン。これなら前半と後半の物語に辻褄があうし、登場させたキャラクターも生きてくる。しかしオチはこのコンテを観る限りではあまりピンとこないものだった。とりあえずダニー・ボイルたちはどこで間違ってしまったんだろう。というかこれがこの監督の好みなのか? |
|
8spotsの引越しを手伝うために久々に彼女の東京の家へ向かうと久々の雨。相変わらずの雨男ぶりを発揮している。 彼女自身も昨年末にうちに居候をはじめてからそのまま実家に帰っていたので5ヶ月ぶりとのこと。久々の自宅は台所のたまねぎが青々と芽を出していた以外は特に問題は無かった。引越し屋の見積もりに立ち会ってから荷物を抱えて帰宅。 丁度HALOタイムだったので早速メッセンジャーにいる皆を招集するが、相変わらず返事がない。暫くKENとバカ話をして、今日も諦めて映画でも観るかといったところにぶちょーが登場。誰も聞いてないのに、突然8月に結婚して家を出るとかのたまう。 HALO参加面子で初の結婚話だ。ネットで知り合ったという相手との出会いの場はやはりHALOなのか? それともアンリアルなのか、ウルフェンシュタインなのか、まさかマズルフラッシュ? 首都高バトル? などとツッコミ入れてると、いろいろ情報が出てくる。 詳細に関しては本人に直接きいておくとして、友達思いの私はゆうちゃんやKEYのためにリンクだけ張っておく。 その後8spotsと『ジョニー・イングリッシュ』を鑑賞(☆☆☆)。ジョン・マルコビッチが『シークレットサービス』とは間反対のキュートな演技で、大英帝国の敵・高慢ちきなフランス人を好演。ホントあいつらフランス嫌いなんだな。 なお映像特典に入っていた没シーンにあった物語の伏線、結構大事だったような気がしないでもない。 |
|
休みもあと2日、散財したくてうずうずしている気持ちを抑え、来週にはまた慌しい予定が入っているので今日は一年奮起して部屋掃除にする。荷物置き場と化している和室の掃除。 8spotsはやっと帰ってきた『FABLE』をどきどきしながら再開。マイクロソフトの仙台から送られてきた封筒にはソフトが1本入っているだけ。お詫び状どころか送り状すら入っていなかった。さすがはアメリカ人の会社だ。謝ったときが彼らの全面敗北に違いない。やっと話が進むと喜んでいる。 夜は久々にHALO2。ランキングもリセットされて、改めてレベル1からスタートだ。KEN、ぶちょーに加え、今日はアメリカ人のフレンド、vegaさんが乱入。3人でbig team battleを続けるが、vegaさんの覚えたての日本語での会話はゲーム以上にワクワクさせてくれる。ボイスチャットってホント和む。 |
|
新居で初のHALO2例会。 参加者はKEN、おげしょ、ぶちょー、KEY、こまんだー、ゆうちゃん、しょっちゃん。8spotsも加えて9人対戦。 まずは2チーム目をセッティングする場所の選定を行う。畳部屋は荷物が無く広さは問題ないのだが、現状だと窓が多く光をさえぎる手段がないことと、リビングの隣の部屋なので情報が筒抜けになることをデメリットと判断し断念し、私の部屋に設置する。 元々たった5畳しかない部屋は4つの本棚とベッドに加え、エレクターまで組んでしまったので4人の大人を入れるには問題がありそうだったが、スクリーンは吊りやすく、プロジェクターは設置しやすく、窓は1つしかないので遮光も容易でやってみるとなかなかよかった。 スクリーンとプロジェクターの相性も最適で、ステレオのスピーカーがスクリーンの後ろにある関係で音もいい感じで映画っぽかった。 一方リビングには私がKENに無理言って持ってきてもらったDLPプロジェクターを設置。「これ見ちゃうと液晶に戻れないよ!」とKEN自慢のXV-Z200は、発売から既に1年以上経っているが、未だ評価高いマシンである。 DLP導入を検討してしまっている私は自分のリビングでDLPの性能を体験してみたかったのだが、これがどうにもセッティングがうまくいかない。液晶プロジェクターと比較しても圧倒的な性能を体験できないのだ。理由のひとつは部屋の遮光が完全ではないこと。前の家では雨戸があったため、完全遮光で真っ暗にできたのだが、マンションに雨戸は無い。遮光カーテンでは光はどうしても上下左右から漏れてしまうのであった。 集合の後しばらくはDLPで映画をテスト鑑賞したり、客もマンションからの風景を見物してたり和んでいたので、ゲーム開始したのは15時になっていた。ちなみに今日は珍しく最初にきたKENは、その間ずっと猫部屋に篭って"やしゃま"と戯れていた。おかげで随分慣れたみたい。 チーム編成をした上で試合を開始。追加マップがあっても今日もいつものCoagurationでのCTFバトルだ。 3試合やって最終試合の結果は以下のとおり。 3時間ほど試合をして今日は早めに飲み。場所は昔父猫さんらといったことのある焼肉屋「食道園」。個室でわいわいと豪快に食う。 前回の試合から1ヵ月半も経っていないのだが、その間に私はマンションへ引越しをし、こまんだーさんは引越し+転職、KENはサラワクへ転勤することとなり来月には国外 それに(こまんだーさんを除けば)今年は皆34歳になる、もはやオヤジ軍団。さすがにいろいろないとどうかと思われる年齢だよな。(関係ないが大の男が8人も揃っているのに海外旅行したことがあるのがKENだけっておかしいと思った) ともかく今日の話題の中心はぶちょー。婚約者の写真もチェックしたし、後はお披露目を待つだけだ。HALOとかやる人なのかなあ。殺戮とかガン=カタとか興味ないかなあ。 食事終了後、家に戻ってこまんだーさんをキープしたままKENのDLPプロジェクターでお遊び。外も真っ暗になったのでDLPの本領発揮。『DOOM』や『スプリンターセル』は暗い場面ばかりなのでDLPならではのインパクトである。 さらにDVDで『スパイダーマン』のビル街の奥行きの深さなどを堪能。うーん、いつかは欲しい。金さえあれば今にも欲しい。でもおしりさんのブログ読んでると最低限のアンプやスピーカーも欲しくなるんだよなあ。 おまけ・KENがマレーシアで買ってきたお土産のクッキー。味が濃厚で美味しかった。 よく見るとなんか変。 「パチュワクッキー」とか読むんだろうか。マレー語って難しいな。 |
|
焼肉の焼き具合が足りなかったのだろうか。昨夜酷く腹を壊して無駄に体力を失ったところで連休ボケも加わって今日はメロメロです。 帰宅すると8spotsのやっていた『FABLE』のプレイヤーキャラが子供に戻ってるではないか。聞くと、今日無事にエンディングを見たものの、その後の継続プレイでは進展がないので新キャラで2回目プレイを開始したとのこと。今度は悪の道に進むらしい。 |
|
ナカモト部長に謁見。面白いくらいボロクソにいわれた気がするが、それで許してもらえるなら何でも聞きます。きっと良いものにしてみます。 そんな気持ちで帰宅。8spotsは闘技場で幼馴染の娘を手にかけ、刀を血に染めていた。 私はカーペットも敷いていない床にばったり倒れて体力を僅かでも回復する。 いざ夕飯を作ろうかという段になって鞄に入れた携帯が鳴った。仕事の電話だ。連休直前の、あの二度と思い出したくない悲惨な戦いがまだ終わっていなかったという合図。顔は真っ青。目の前は真っ暗。いろいろがっかり。もうだめぽ。 |