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次のプロジェクトの重要情報を聞き込みするため、取引先のメンバーを連れて社内の大先輩のところへ取材みたいなことをしにいく。 今でこそ何をするにもコンピュータ全盛だが、ついこの前までは最新鋭のものを創り出すのにも紙とペンがもっとも重要な手段であったのだと思える美しい設計図・回路図を見せてもらい目から鱗。素直に感動しました。職人とはこういう人たちのことを言うのだと、大いに盛り上がる。今日聞けた話はどれもドキュメンタリーか本にしたいくらいの面白い話であった。この会社、小さいようでいて意外と大きい。 その後、我孫子からはるばるやってきていただいた取引先の皆さんと会合。スケジュールは依然として非常に厳しいのに、どこまでもクオリティアップを目指そうとしている彼らの態度にちょっと嬉しくなりました。次のプロジェクトは上手くいきたい。いかせてください。そしてみんながハッピーになれますように。 帰宅すると先日アマゾンで購入した『MYST』のサントラCDが届いていた。夕食後さっそく試聴。最初こそ記憶以上にシンプルで懐かしいシンセサイザーの音色に若干戸惑ったものの、その後は心地よくも壮大な世界観を感じる音楽の調べに酔う。 同時に、あの日一緒にミスト島を探索、冒険した中学の同級生の友人たちのことを思う(ゲームをプレイしたのは社会人になってからです。念のため) しかし今日も一日の最後は昨夜に続いて精神的落雷。ライクアローリングストーン。 |
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この難題を解決するにはもはや通常の手段では限界だ。社内を回ってできるすべはほぼやり尽くしたと判断した私は、今回も開き直ることにする。 私にできることはもはやマック・オースチン氏に相談することだけである。 彼は入社直後最初の私の上司であり、男女へだてなく部下を物理攻撃する達人であり、新人の私にバシルーラの魔法を掛けた張本人でもある(この日記で前回どのPNで紹介したか忘れたので今回はこの名前)。ずいぶん前に転校し、決戦があったりゆっきさんが活躍したりいろいろあって今は分校にいる。 今年もらった年賀状に載っていた携帯電話の番号に電話、単刀直入、隠し事のないダイレクトな相談をする。あっさり断られることもあるかと思っていたが、ダイレクトな返事で相談に乗ってくれた。仕事中だったが昔話もした。ともかくすぐにはダメだけど何とかなりそうかも。ちょっと吉報と思っておく。ともかく感謝です。 毎日恒例の死亡通知は3日目にしてやっと「無し」。もっとも既にKO表示は出ているのでいくつ殴られてもヒットポイントは0ですが。 |
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13日の金曜日である。でも今週は既に十分天中殺な出来事が多発している。その上にそんな日がやってくるとなると、一体今日はどんな恐ろしいことが起きるのだろう。 というわけで13日の金曜日なのに恐ろしいことに上司に呼び出しを受ける。それは年に一度の査定の結果報告であった。 前期は、まあ、何を言っても申し訳が立たない結果を出したので救いが無い。唯一の救いといえば、それらについての否定的なコメントをするであろう主観的立場をとる元上司がすでにこの地を去っていることくらいだ。 結果は……踏み止まった。異動が救いになっていることは間違いなかった。なんとか今年も普通にローンを返済できそうだ。 夜は13日の金曜日なのに、4日目にして第1期最後の裁判。ハラハラして待っていたら最終通知前に審判団筋から「イエローカードにするかレッドカードにするか現在協議を行っている」という恐ろしい事前連絡があった。天国と地獄。オッフェンバック。学研ソーラー電池LEDゲーム。そして、山崎努。あの頃黄金町はヤクの切れた人間が朦朧として歩くゾンビの徘徊する街だった。 早速その違反行為についてこちらでも検証する。……これは、……何と言うか、……私がみても言われてみれば確かに気になるものだった。TVゲームで例えるなら「谷の向こうにいるヒロインを助けるアドベンチャーゲームのイベントをクリアするために、list出してプログラム書き換えて主人公の背中に羽を付けることでクリアしました」というか、「手をこすり合わせた電気で機械をショートさせることでプログラムに異常状態を発生させることでゲームをクリアしました」みたいな感じである。 ともかくこれは確かにレッドでも文句言えないかもしれない。 半死状態で人に当たり散らしたりして動揺していたら「イエローに落ち着きますた」との審判団の回答が届く。……踏み止まった。「よし!」 低い声で思わず言葉が出る。えび天で銀監督取ったときと同じガッツポーズをしている自分に後で気付いた。 とにかく私はこの悪夢の1週間を、13日の金曜日を乗り切ったのだ。もちろんすべてが解決したわけではない。来週も首の皮一枚となった厳しい戦いが待ち受けている。でもいいのいいの。また来週悩めば。 |
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みなさんこんにちあ(・ω・)ノ おひるごろ、ままがぼくをおいてひとりでおでかけをしました ぼくはたろうくんのにいちゃんとるすばんです でもぼくはおおきくなったのでるすばんくらいへいきです ところが、ゆうがたになって、たろうくんのにいちゃんがぼくをとつじょ"らち"してじぶんのへやにかんきんしました にいちゃんは 『はいはい。どんどんしまおうね』 と、とてもこわいことをいいました ただしぼくはねこなのでいぬのくびわはつけられませんでした あぶないところです しばらくするとドアのそとからものすごいこわいおおきなおとがたくさんしました いつまでもしました でもぼくはがんばった ぼくはおとのするあいだ、ずっとにいちゃんのベッドのしたにひなんしていました いつのまにかぼくはねむってしまいました しばらくしてめがさめると、にいちゃんがぼくのいるベッドの下をのぞきこんでいました でもぼくはゆだんしないで、そのままじっとしていました そのうちにいちゃんがいなくなったのをみはからって、ぼくはたんしん、いをけっしてへやからだっしゅつをこころみることにしました へやのそとへ出ると、そとはとてもたいへんなことになっていました ぼくのあそびばが"じょうさい"になっている…… さっきまでここでかけずりまわってたのに…… ぼくはあわててじぶんのへやにもどると、そこにはみおぼえのあるものがありました ままのベッドとつくえです ぼくはさっそく、これがほんとうにままのベッドなのかちぇっくすることにしました やりかたはかんたんです ままのベッドのしたにもぐりこんでみればいいのです (写真クリックで動画を再生します) このせまさ……! このまんなかのしきいをとおるときのおしりのひっかかりぐあい……! まちがいなくこれはままのベッドだ!! ぼくはぼうけんにつかれて、ままのベッドのなかでねることにしました つぎにめざめるとままの手がみえました ままがぼくをおこしたのです ままがおうちにかえってきたのでぼくはほっとしました ままがかえってきてくれてほんとによかったです おまけ・いつもの角度で撮影したリビング全景 ヴァルハラに逆戻りだぜ。 死の歌を猫が奏でる…… |
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昼の明るい光の中で見るリビングの城砦もなかなか壮観である。昨日は若干びびっていたやしゃまは、もうすっかり部屋の風景に慣れ、気が付くと上に乗っていったりきたりしている。人間よりも高い位置から見下ろすのが気分がいいのだろう。 夜になってから連れ立ってハンズへ行く。特殊な形になっている彼女の部屋用のカーペットを注文。小さくて使い勝手は悪いが、やはり徒歩圏内にあるのはそれなりに便利なようだ。 なお、連休中に横浜のハンズで注文した遮光用のロールスクリーンは金曜に到着していて、昨日引越しの荷物が届く前に台所にある通称・勝手口に取り付けた。これで昼間に映画見るときもまぶしくないはずだ。HALO準備も着々と進みつつある。 帰りにチネチッタ方面入り口脇の回転寿司屋で夕食。値段相応の味。 帰宅後ひとり呆けていたら8spotsがもくもくと部屋の片付けをしていた。夜行性は相変わらずのようだ。 |
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須藤真澄の「ゆず」という作品がある。既にかなり古い漫画になっているが、これはペットと暮らすものの名作だと思っている。 その須藤先生の買っていた愛猫・ゆずが先ごろ亡くなったこと、そのときの話を漫画に書いて今月号の「コミックビーム」に書き下ろしていることを、昨日8spotsから聞かされた(情報元M師匠)。というわけでさっそく10日発売の6月号を入手した。 とりあえず家に帰ってから読めばいいものを、8spotsに渡す前に先に読んでおこうと思ったのが運の尽き。最初の3ページ程度を開いただけで、もう心は涙の洪水。 ザブングルは男の子。さすがに人前で漫画雑誌読んで涙を見せるわけにはいかないので、1ページ1ページをゆっくりと、つとめて冷静な気持ちで落ち着かせながら開いていき、何とか頬をぬらさず踏みとどまったが目は真っ赤。これ自分の部屋なんかで読んだら号泣ものだよ。 今月のビームは本作とゆずの硬質カードが付いているので、気になる人は是非お買い求めを。 家に帰るとリビングに築かれた城砦は確実に崩されていた。頑張ってるみたい。残された山の上に登るやしゃまは相変わらず楽しそうだ。 夕食後、比較的早く帰ってこれた私は、城砦が取り崩されたおかげでやっと見られるようになったテレビでビデオ消化。『攻殻2』『ショウビズ』『MONSTER』などを観る。しばらくすると、泣き腫らした真っ赤な顔で8spotsが部屋から出てきた。これ、特に愛猫を看取った経験とかあるとさらにダメージが強いと思う。モンティパイソンに殺人笑い兵器があったが、まさにこれは泣き兵器というところか。 |
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決して暇になったわけでもないのに、仕事そっちのけで合間を見つけてはPS3の動画鑑賞。 中でもSCEEの開発している『KILLZONE』『MOTORSTORM』のプロモーション映像は実機映像じゃないだろうとかそういう話は別として普通にCG映像として凄かった。 ついつい堪能していて気が付くと背中に冷たい視線、ではなく熱い視線。ギャラリーができていた。皆も興味あるよねえ。 家に帰ったら帰ったで、今度は荷物片付けに精を出す8spotsを横目にXBOX360の動画鑑賞。こっちは開発が進んでいるのかかなり映像がゲーム本編に近いためプロモーション効果は弱いが、それでも『ゴーストリコン3』は素敵。また建物の影から飛び出すと、脇の建物の屋上からスナイプされて即死、な毎日が送れることを楽しみに待っている。 ゲームしないでゲーム映像ばっかり見てる、ってのもどうかと思うが、数年に一度のお祭りなんだからそういうこともある。 |
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マンション買った早々の私だが、ひとつ気になってることがある。 パンツのことは置いといて(意味不明だが来た人はわかるよな)、ベランダ側のマンションの向かい、正確には通り2つ向こうに建造中のマンションが気になってしょうがないのである。 この部屋を購入する際、不動産屋は「向かいの家は複数の所有者がいるので高層物件は立ちにくいと思います」と話していた。確かにそうなのかもしれない。しかしうちのようなそこそこの高層物件だと、そのまた向こうの路地にあっても十分部屋からの視界を奪うものになるということを今まざまざと知ることになっている。 最初にこのマンションが建造中に入ったとき、既にその場所は着工に入っていたが、まだそのときは1階も無く、敷地も狭いので2,3階建てかと思っていた。だが入居したときには既に6、7階ほどまでできていて、すでに危険な気配を醸し出していた。 「これ以上高くならないで!」という感じになったときには思わずそのビルの下で情報を見たのだが、そこにはマンションが建つことしか書かれておらず、何階建てなのかはわからなかった。 今、その建物は既に10階建てくらいだろうか。こちらの建物よりはまだ高くないものの、既にかなり視界を覆いつつある鬱陶しい存在である。 当然のことながらうちの向かいにあるビルに住んでいる人々だって私が今住んでる建物が建っていく姿を見て同じことを思っていたことだろう。でもさ、引っ越して1ヶ月でそういう心配するのはなんかいやよねー。 そして今朝、カーテンを開けるとまた1階増えたマンションの姿があった。 |
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『デッド・オア・アライブ4』の480MBもあるHDムービーで、XBOX360の本性を垣間見た気がして素直にそのリアルタイムレンダ映像の美しさに魅了されながら、ヨドバシの弊店間際に駆け込んで入手した任天堂の『東北大学未来科学技術共同研究センター 川島隆太教授 監修 脳を鍛える 大人の DSトレーニング』をプレイして脳を活性化させつつ、もう来てもいいはずの仕事の電話をいつまでも待ち続ける。 直立レッサーパンダの風太くんの写真を新聞で見て、メッセンジャーフレンドの風太さんに「このネタで突っ込みしたのは私で何人目ですか?」と半年振りに話しかけると「3人目。」と言われたりして、来月にはお子さんが生まれるとの情報を得てしまったりして、風太と風子の子供は風助とかどうでしょう、とか失礼な突っ込みをしたりして、でもまだメールも電話も来ない。こない。 気がつけばメッセンジャーにいるフレンドたちも皆寝てしまい、時刻は2時を過ぎている。いくらなんでもこんな時間に彼らは仕事してない。風呂に入って寝る。 |
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昨日来なかったメールは結局先方の送信不良であった。そして、その遅れてきたメールが届いた瞬間から、我が人生最悪の時へのカウントダウンが始まったのである。 目の前は真っ暗。暗闇でドッキリ。 その後、追い撃ちをかけるような信じられない事実が発覚する。最前線で戦ってるはずの兵士がいつの間にか消えていたのだ。ひとりぼっちの軍隊。現場監督に「親が危篤でも奴を連れて来い!」と、漫画でしか聞いた事のない台詞を、あろうことか自分が叫んでいたことに気付く。 お詫び行脚の連続記録を更新して帰宅。帰ってきた私があまりにも死相が出ていたからなのか、8spotsが私に今日amazonから届いた『スター・ウォーズ』のサントラ付録DVDを観る事を薦めるので70分のダイジェスト宇宙旅行に出かけることにする。 ジョン・ウイリアムズの音楽になぜか心が癒される。おかげで僕の心臓まだ動いてる。でも現実は、破滅へのカウントダウン。 |