|
|
暫定的なのだが、緊急の要件のある仕事が減ったので今日も早めに帰宅することができた。残業時間が減ると来月の給料が心配だけど、早寝できるのが今は幸せ。 |
|
静かな一週間は静かに終わった。来週から皆帰ってきてまた騒々しくなるのかな。 |
|
ルリヲ君に1年以上借りていたDVDシリーズの最後の1本、『サスペリア2』をやっと観た。丁度中学生時代が大ブームだったこともあり、ホラー映画というジャンルはロメロにフルチにライミにカーペンターにクレイブンにトビー・フーパーに13金にギニーピッグにと、名立たる作品は「スクリーン」誌別冊のカタログ雑誌片手にほとんど観た気がするのだが、この有名な映画を観るのは初めてだった。 全く前知識も無かったのだが割とベタな推理サスペンスだった。ダリオ・アルジェント作品だと『サスペリア1』や『フェノミナ』の方が後に撮ってるからかインパクトある気がする。館の謎もかなりベタで浦沢直樹の『MONSTER』のこととか思い出してしまったのだが、映画で初めてやったのは実はこの映画とかだったりしたら失礼しました。(☆☆) |
|
マンションの理事会出席のため平日並みの時間に起床。雨の中自転車で遠方のホールへ。 昼過ぎに戻ってスーパーで食材買い込んで昼食を作って力尽きて寝る。 夕刻からHDDレコーダーに入った映画消化。 『ブリジット・ジョーンズの日記』 努力などせず、何も背伸びしなくてもいい男が舞い込んでくるという定番パターンに、ヒロインの外見が現実的になったところが新規要素となった恋愛映画。『シカゴ』のレニー・ゼルウィガーのデ・ニーロぶりが話題になったが、なぜここまでして汚れ役をやっているのか男の私にはきっとわからない。あと根本的に彼女のどこに2人が惚れるのかも私にはわからない。 今回もヒュー・グラントはいつものヒュー・グラントだ。彼ほどいつも同じようなキャラをやってくれる俳優も珍しいと思う。(☆☆) 『濹東綺譚』 イギリス人の日記映画を観たので次は永井荷風の日記映画を観ることに。こちらは60のじいさんが20代の女性とやりまくる元気な映画。 戦前の風景、特に売春宿のつくりやそこに住む人々の風俗が写実的に描かれていて大変興味深い。この時代に生きていない私でも、家の何気ないつくりなどに郷愁を感じたりするのだから面白いものだ。新藤兼人の映画は観たことがないが丁寧でしっとりした作風は好感。やっぱり何で主人公がモテるのか不明だが、こっちは男が主人公だからか頭に?つけずに観られてしまう。そんなもんか。(☆☆☆☆) 『Love Letter』 次は日記から手紙へ移行する。岩井俊二も『Jam Films』の1篇くらいしか観てなかったりするのだが、この映画以外のヒット作も思い浮かばない。 ベタな少女漫画風ストーリーを真っ向からストレートに撮られているところはわかりやすくて好感持てる。独特のカット割りを短く繋いでるところとか結構好き。 既に10年以上前の映画なので丁度自分の若い頃の風俗を思い出すが、さらに回想シーンの学校もこれまた自分の時代と同じだと思って、そうか、中山美穂=『毎度おさわがせします』世代なんだから同じで当たり前なんだと気付いた。 無理矢理作ったようなクライマックスの唐突さに興醒めもしたけどクマさんが妙に張り切ってるのが自主映画っぽくて結果的には笑えたので良し。(☆☆☆) 普段あまり観ない恋愛映画を観倒した訳だが、結論としては、やはりTVの4:3、VHS程度の画質の録画で映画観るのは(気楽に観られるけど)それほど楽しめないということだ。どうでもいい映画でもちゃんとビスタサイズで劇場やプロジェクターで観れば、疲れるけどもっと価値は上がる気がする。 |
|
この地に引っ越して早々私を悩ませたのは、ベランダの向かいに建造中のマンションが何階建てになるかということだった。 結果的にそのマンションは我が部屋よりも1階ほど低い位置、具体的には部屋でテーブルについているくらいの視点では視界に入らないくらいという、本当にギリギリの高さで止まった。あのときは本当にどきどきした。 そして引越しから1年後、今そのマンションの2軒横に再びマンションが建とうとしている。立地面積は前と同じで住宅1軒分のスペースだが、今回もまたそれなりの高さのマンションが建つ可能性は高い。(そして、間にある1軒の一般住宅がとてもとても気の毒だ) 自分自身もそういった乱立し出したマンションの1つに住んでいるわけだし、たとえ今回のマンションも無事に終わったとしても、この先もこの悩みは尽きることはないのだろうが、こればかりは今後もわがままに「自分の部屋の高さよりも高層のマンションは近所に建たないで欲しい!」と祈り続けながら部屋から目の前に広がる空を眺めるのであった。 |
|
GW中に行った検査結果の報告を聞きに病院へ。結果としては進行はしてないけど治っているわけでもないということ。つまり現状維持。それならよしとしよう。 |
|
来年春に向けての仕事が着々と進行しつつあります。 |
|
今期はアニメもドラマもどれもイマイチなんだけど、買い換えたHDDレコーダーの録画予約が抜群にし易くなったのでついあちこち録画してしまうよ。 現在せっかく時間に若干の余裕があるのに全部テレビで消費してしまいそうだ。 |
|
先日終わったプロジェクトの1つの極めてダイナマイトな打ち上げ。場所は昔ヒロターズに連れて行ってもらった魚料理の店だった。そのときはヒロターズはご機嫌ナナメだった気がしていたのだが、行ってみると頼んだ注文がなかなか来なくて、なるほどとひとり納得。 細かいのばかりではあるものの、私の抱えているプロジェクトは誰よりも多い。でも打ち上げやるのは去年の夏のやつの(ほぼ)デビュー戦のやつ以来だ。やはり終了したある程度の実感や仕事の充実度、満足度の高さが人に打ち上げをやらせたくなるのだろう。 5人しかいない打ち上げなのに初めて会う人とかいるのはご愛嬌。まさに「お噂はかねがね」ってやつ。楽しい面子での楽しい飲みだったが、後で問題でも出ようものならここにいる全員がしょっぴかれるんだよなあなんて思ったり。 |
|
ジブリ映画とかスター・ウォーズとかがそうなのだが、世の中の人の多くが観ると思われる映画はできるだけ早く観ておこうとする。友達との会話や何気なく見ていたテレビ番組で心無いネタバレをされてがっかりすることがあるからである。 というわけで観に行ったのが『ダ・ヴィンチ コード』。ニュースでは盛況だと言っているが、我が川崎ではチネで5館、東宝シネマズでも3巻の上映をやっているので楽勝だろうと思っていた。 マンションの年に一度の総会で最後の副理事職としての仕事を終えた私は、8spotsに相談してネット予約をしてみたらこれがもうどこも満員に近い。甘く見すぎていた。 2人で行くなら並びが良いと思うのが人情。で、良い席を調べていたら最終的に深夜0:00からの回になった。一日の仕事をすべて終えて、さあこれから寝ようかという時間に映画館へ行くというのは別に悪くないのだが、元々2時間半ある映画なので明日は眠そう。 0時の回でも劇場は満員だった。 映画としてはロン・ハワードと割と好みの演技派役者の揃え方で非常にまとまりのある、一気に見せる良作であった。 ただ、あのハードカバー2冊を映画にまとめたのだから当然なのだがテンポが早すぎるきらいがある。主人公たちの謎解きがもうコンピュータのように早解きで、謎解きを見せられた瞬間に解かれる。いわゆる「これは視聴者の皆さんも考えてみてください」という謎は限られているのだ。 学生のときに観た『レッド・オクトーバーを追え!』は原作(ブ厚い文庫上下巻)を先に読んでいたので、その3倍速みたいなテンポにはちょっと笑ってしまったが、きっと原作知ってる人には同じような感想を持つのだろうか。 後、難しい話が矢継ぎ早に出てくるので、これDVDだったら「今のシーンもう一度観たい」とか「吹き替え版で理解を深めたい」とか言いたくなるシーンも少なくない。正直なところ、一部映画のテンポと自分の理解のスピードが違っていたときもあったりした。 あとタイトルにある「ダ・ヴィンチ」にまつわるネタは多くてもダ・ヴィンチ自身の手による謎というのは「最後の晩餐」1つしか出てこないのもちょっと残念だ。 とはいえ映画を観ている間退屈することは一度もなく、余計なハリウッド的な盛り上げ方(無駄な爆発、無駄なラブロマンス)もないしミステリー映画としては良質、特にいろいろな事の真相のこじつけが非常に見事で楽しめる。(☆☆☆☆) 必要ないあらすじ(いろいろな意味でネタバレ。観終わったら読んでね) 人間の思い込みが起こす「すり替え」の真相を追求するベストセラー本『どんとこい超常現象』(邦題)の著者であり大学教授の上田次郎(トム・ハンクス)は、警察によって殺人事件の現場に呼び出される。そこで彼は子供の時から奇術やトリックについて学ばれて育った女性、山田(オドレイ・トトゥ)に会う。2人は協力して被害者の残した無駄に回りくどいダイイングメッセージのパズルを1つ1つを解き明かしながら事件の真相に迫るが、自分のことを蔑む態度には暴力に訴える先入観の強い刑事が彼らを犯人だと誤解し執拗に追い続けるのだった。 事件の裏に歴史の中で隠されていた秘宝の存在を知り宝に迫る上田と山田だが、最後に宝だと思っていたもの真相は、黒門島でシャーマンの血を引く山田の存在そのものであることが明らかになる。山田を殺すことで黒門島を牛耳りたい組織の手をかわしながら2人は事件を解決することができるのだろうか? ……まあベストセラーだとしてもメインになるシナリオ部分は昔からよくあるネタだよね。 |