映画三昧。

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5/1・『トム・ヤム・クン!』、『かもめ食堂』
 映画サービスデーにして休日。昨日4時まで起きてたのに早起きして『トム・ヤム・クン』を観に銀座シネパトスへ向かう。
 これが期待にたがわず、紛れも無い傑作でした。既に傑作だった『マッハ!』のドラマスケールを欧米のアクション映画並にした結果、物語シーンはPCエンジンのイベントシーンのような水と油なものになりつつも一応存在するようになった。ただしこの映画、主人公が物語を全く引っ張らない。これはある意味画期的かもしれない。
 一応ドラマパートでは登場人物は悪者同士の勢力争いやら、メイン登場人物が生命の危機に陥ったりしているのだが、そんなことに主人公は全く関知していない。それどころか語るべき(?)物語の中に唐突に割り込むように登場しては、その場のすべてを破壊して去っていくだけの壊し屋ですらある。なぜ彼がそこに来たのか、どうしてこの場所を知ったのかなどは一切描かれない! これまでの映画の常識を破る割り切り方! アクション映画に必要なのはアクションシーンだけだ! 主人公は「象を返せ!」しか言わなくたっていいんだ! 最高じゃないか!
 というわけでベルトフロアアクションゲームみたいな展開と感心したウォルター・ヒルの『ウォリアーズ』をさらに進化させたのか進化してないのか、バットが蛍光灯になったくらいの違いというか、とにかくこの映画は格闘ゲームそっくりである。特に見所の4分間ノーカット長回しのアクションシーンは、もはやこまんだーさんのゲームプレイを見ているときと同じ感覚でただただ呆然と感心が続く。
 逆にいえばばらばらに存在するすべてのアクションシーンすべてが見せ場。予告編でほとんど良い所やってしまってるんじゃないかという心配は全く無く、特に異種格闘戦で(やはり全く伏線なしで)登場する敵格闘家のキャラたるやどう見てもゲームに出てくる各面のボスキャラだ。しかも1面から他の映画ではラスボス並の迫力の死闘である。そんなのが連発してるから真面目な格闘シーンなのに思わずこぼれる笑み。
 お笑いを意図したシーンよりも真面目な戦闘の連続の方にむしろ湧く場内の笑い声。
 普通に観ても☆5つ分の中身に、今回は美人のヒロインが魅せるタイ映画のレーティングの限界かもしれない妖艶な泥風呂シーンに☆1つ追加したいので評価は☆☆☆☆☆☆。あれ振り切れてるよ(ただしヒロインと主人公の恋愛シーンはリベリオン以上に皆無)。

 銀座から一旦戻って、早起きした分を仮眠で補ってから18時に再び復活してチネチッタで『かもめ食堂』へ。
 大きな事件も無くのんびりとした空気だけが流れるだけのドラマは邦画では珍しくも無いが、舞台がフィンランドになっているだけであの特有のうそ臭さが無くなり、とても気持ちが良い。とにかく風景を見ているだけでほっとするというか、見てるだけで癒されるというか、なんでもない風景が旅行気分を味あわせてくれる。
 小林聡美は昔から好きなのだが、今回は特にもたいまさこが抜群に良い。終始ニコニコしているだけなのだがそれがまた存在感を増している。
 そして全編を通して最も長く映し出される食堂内の、コーヒーだったりシナモンロールだったりとんかつだったりしょうが焼きだったりから揚げだったり、そして鮭のおにぎりだったり、これがどれもお腹の空くようなおいしそうな画でねえ。

 帰りに川崎BEで塩鮭買ってきました。(☆☆☆☆☆)

5/2
 どんがらがっしゃーん! という、効果音集テープから拾って来たにしても良い落雷音で目が覚める。同時に叩きつけるような雨。激しい雨。
 今日は昨年10月にあった健康診断で「要経過観察」と出たいくつかの項目を検診してもらうため最寄の総合病院へ向かった。3ヵ月後に調べるよう指示が出ていたのだが今年に入ってからは3月末までは大忙し、その後も4月にもうひと波乱あったので、気が付けば半年以上経っていた。
 念のため朝食抜き・水抜きで10時過ぎに向かったもののすべて終わったのは3時前。こんな天気でも病人の数は決して減らないのね。
 その後仮眠とか部屋掃除とかPC買って1年半経って初のDVD焼きとかしていたら5時。GWは毎日映画を観るつもりだったのが早くも挫折。

5/3・母来る
 引っ越して1年にして、初めて母を家に招いた。昨夜の突貫部屋掃除は奇跡的に間に合った。8spotsご苦労様。
 母のおみやげは珠屋のケーキ。超懐かしい。小学生上がる前はこれがご馳走だったよ。
 私が子供の時から全く変化しないケーキとパッケージ。バタークリームが昭和の味わいだ。
 母には母の日のプレゼントを買いにヨドバシへ行き、そのお礼?に早い夕食を用意してもらった。私は簡単な料理を覚えてまた少しレベルアップした。
 プロジェクターで先日の『世界遺産』を見せてから母は帰宅。その後余った時間で『プロフェシー』を観た。
 アメリカの片田舎で起きる謎の予兆現象(実話)の正体を探る新聞記者の映画(知ってる?)。このDVDをルリヲ君に借りたのは前の家にいたときでさらに結構前なので1年半くらい借りているのではないか。
 「これも一緒に貸すよ」「? 知らないけど面白いの?」「いやつまんない」「じゃあ何で貸すんだよ!」「まあ観てみてくれ」という映画馬鹿同士らしい会話と共に借りたDVDだが、これがなかなか面白かった。(☆☆☆)
 先に観ていた8spotsの話だとネットではおしなべて評判が悪いらしい。これはいわゆる『サイン』とか『フォーガットン』とかそういう映画と同列扱いなのだろう。あの辺の映画よりよっぽど受け口は広そうなのに。逆にいうとだから面白い。
 主演のリチャード・ギア以外に特に知った出演者もスタッフもいないのだが、静かな映画から一転したクライマックスのスペクタクルなシーンも非常に良いまとまりで、華こそ無いけれども好感。これを貸してくれた訳がわかったような気もする。ともかく長い間借りっぱなしでスマン。 

5/4
 今日は午後からまず『プロフェシー』の特典ディスク鑑賞。
 監督による制作ビデオ日記というのがあってこれがなかなか目新しい。こういうの自分もやってみたいかも。
 ドキュメンタリー番組の方は、実話部分の詳しい紹介なのだが、映画での結果的に削除された事実の部分などが非常に興味深い。削除された部分は、映画に組み込むと多分よりトンデモ化を起こしそうなのでこれはこれで正解だと思った。

 夕刻は先日深夜やっていたガンダムSEED DESTINYの総集編1「砕かれた世界」をまとめ観。
 勢いのある前半を非常にきれいにまとまっていて、総集編らしい忙しさをあまり感じない非常に完成度の高い仕上がりに感心。その話を後で種にしたら「後出しジャンケンは強いんだ」って言われる。
 夜までは8spotsのショッピングに付き合い、夜はこまんだーさんから借りていた『スター・ウォーズ ジェダイの帰還』を観た。
 『ジェダイの復讐』を初めて観たのは劇場初公開時だから小学6年生のとき。特別篇は例によって劇場へは行ってないものの、テレビでは何度か観た気はする。で、この「帰還」なのだが、EP3を観終わった直後に再チェックしたEP4、5の感動との落差なのか、元々こんな映画だったからなのか、ほとんど興奮できるシーンがない。イウォークのデザインは嫌いじゃないのだけど、どうにもこの子供映画っぽさが何を今更の違和感になって乗れないのですよ。私としたことがどうしたことか。で結局感想としては噂に聞いていたラストテーマの曲差し替えを含む変更部分のガッカリさを加えると(☆☆)くらいにしかならないのです。

5/5・ゆうちゃん映画祭
 この日記でも何度か触れているが、ゆうちゃんの映画の選択眼は我々HALO例会メンバーの中では伝説になっている。
 「普通それ選ぶか?」と思われる、腐乱臭の漂う映画を好んで劇場へ足を運びDVDを購入するのである。わざと選んでいるかのようなセレクトなのである。しかも本人が満足していない。「楽しみにしていたのにガッカリだった」という彼の感想を聞くたびに私やKENは「じゃあ何故その映画を選ぶのだ」とツッコミの台詞を言わずにはいられないのである。
 そんなゆうちゃんが先日のHALO例会の際、突然言った。「今度皆で『ステルス』観ない?」

 こうして今日はゆうちゃん主催による通称「ストレス上映会」が開催された。
 私が「GEOで中古が早くも2480円だって」という言葉にも耳を貸さず、ゆうちゃんはきちんと新品を購入してやってきた。勇気ある参加者は最終的に1人減り2人減り、残ったのはしょっちゃんとおげしょ。うちでDVD観る人数としてはまあ良い人数だろう。

 果たして『ステルス』は、これがもう我々の期待を全く裏切ることのない、非常に「ゆうちゃん映画」として全く申し分ないクオリティの映画であった。久々に2時間を長く感じるアクション映画だった。(☆☆)
 「大体こんな感じの映画だろう」という期待を裏切りつつ、ナナメ下を超低空飛行する展開に、観終わった後4人で大いに盛り上がった。ネタバレ満載になるので多くは語らないが、私としては非常に敵軍に同情する展開であった。是非みんなで観て酒の肴にしたい展開が満載である。上映時間2時間は伊達ではないのだ。

 実はゆうちゃんは頼んでもいないのに2本目のDVDを持ってきていた。この2本目が何と『エネミーライン』。この映画2本の内容を知っている人ならピンと来る=このセレクトで吹くのではないか。というのもこの映画には非常に類似点が多いのだ。わざわざ選ぶ2本ではない。
 この2本をセレクトした理由は彼にとっては「dtsだから」とか程度で特に理由は無いのだが、これ以外に観るほかの映画を上手く選択できなかったので、結局ゆうちゃんの強い薦めもあり、目的を変えず最後はこの『エネミーライン』を観ることにした。
 『ステルス』と似たような映画、アメリカ万歳臭、そして作品のクオリティを全く気にしてない名優のひとりであるジーン・ハックマンが出ていること。これらのポイントから導き出される結果の推測は「典型的ゆうちゃん映画」であったのだが、これが意外や意外、結構観られる映画だった。
 クライマックスで突然ランボーの影響を大きく受けている気がするのが残念だったが、そこまではかなり良い感じの戦争映画なのではないか。本当に意外だが、いろいろな戦争映画の旨みのチョイスと混ざり具合が非常に成功している良質のファストフードだ。(☆☆☆)

 映画が必要以上に疲れたのか、なぜか3人とも急ぎ早に帰ってしまったので夜は8spotsと別の映画を観ようと『戦慄の絆』を鑑賞。
 難しい題材を扱っていて、過剰な説明を一切していないのに、映画として全然不条理でもなく、物語含め非常にわかりやすいこともこの監督の非凡さに感動。
 クローネンバーグならではのオリジナリティ、物語としての高い完成度に感心しつつも、昨今の作品、『スパイダー』『ヒストリー・オブ・バイオレンス』と比較してメッセージを伝える完成度はより洗練されていることにこの監督の進化を感じた。いつかジェレミー・アイアンズでもう一度何か作って欲しいものだ。(☆☆☆☆)

5/6・アキバ散財
 モスの店頭にある小さな黒板には、いつも店員が交代で書いているのであろう爽やかなコメントを見かけるのだが、ここ秋葉原にあったモスではこんなの。
 全然爽やかじゃないし。発言も押し売りっぽいし。

 というわけで今日は秋葉原に行って来た。意外に思われるのだが実は私は秋葉原に来ることがほとんど無い。最近は年に数度になっている。今回も今年初めてかも。
 今日は久々に(1年以上ぶりなんだそうです)おもちさんと再会するにあたり、千葉から来る彼との真ん中あたりの会合場所として選んだのだが、結果的に5時間程度の巡礼+喫茶と飲みを含め8時間くらいいたのか。
 いつもは冷やかしが中心なのだが今日はいろいろ買い物してしまった。どうやらゴールデンウィーク前に入った臨時ボーナス(実は入ったことはGW中の通帳記帳で初めて知ったのだが)のせいだろう。
 以下が本日買ったもの。
 一番高い買い物が北米版XBOX用『MYSTIV』3980円。一番安い買い物はPS用人生ゲームルーレットコントローラ」499円。ソフト持ってないのに何で買ったのかを尋ねられるといろいろ困る。ゲームを一日に4本も買ってしまうとは。先日大量購入したXBOXソフトのどれひとつとしてプレイしていないというのに。もう買うことが満足に直結しているとしか思えない。

 『トム・ヤム・クン!』の香港版DVD(dts-ES対応2枚組だって)を買おうと思ったら売切れていた(ビデオCD版はあったけど)ので、代わりに『銀河ヒッチハイクガイド』の直輸入ポスターを買った。帰ったら早速玄関に飾ろう。
 なお『ウルトラヴァイオレット』のDVDは6/27発売だそうです。日本では6/24公開なのに。
 最後はアジアンな居酒屋で飲んで、次回は松戸で再会する約束をして帰宅。私がいらんものばかりほいほい買ってくるものだから、おもちさんにも今日は随分いろいろ散財させてしまったようだ。

 夜はこまんだーさんに1年以上前に借りたDVD『おかしなおかしな大作戦』(1979)を観る。ピーター・フォークもアラン・アーキンも若いが、とにかく70年代のコメディーって心洗われるよ。終始楽しかった。(☆☆☆)
 最後に登場するリカルド将軍役の人(リカルド・リベルティーニ)はスティーブ・マーティンの『オール・オブ・ミー』(1984)である意味マーティン以上にボケる霊媒師をやっていた人じゃないか! こんなところで再会できるとは。これまた嬉しくなるなあ。

5/7・☆
 雨の中自転車でスーパーへ買い物に行きながら、相変わらずの雨男っぷりに自分でも感動。夕刻よりHDDレコーダーに入っていた『千年女優』を観る。
 主人公の女性の基本設定が露骨に原節子なのは本人に失礼な気がするのだが、まあそれをおいといてもいろいろアレな映画だ。
 原節子をモデルにした女優の生涯を中心に、昭和までの日本映画の歴史をコラージュしていくドラマは、どんなに背景が変わっても「謎の男を追うヒロイン」以外に何も進展が無いのでただの演出見せアニメに終始している。
 それでいてこの演出的主軸となる日本映画紹介の部分が残念ながら「パロディ」という見ていて笑えるところまで落ちておらず、むしろ盗作としての「パクリ」のいやーな感じが出ている。特に物語のキーになるキャラが『蜘蛛巣城』の老婆そのままなのは、隠すつもりもないからなのだろうけど結局最後まで必然性が不明。結局「僕の好きな映画はこれとこれとこれなんだよ!」というオタクの自己主張報告されたところで終わっていて演出的に完全に未消化なのだ。
 実写をトレースした絵にアニメらしい画面の演出を使っているのはきっと悪くないやり方なんだろうが、この映画でよさげと思えるのはその辺のほかは主人公の萌えキャラデザあたりで、逆になまじっかこの辺のクオリティが高いのが、さらにこの作品の印象を憎くさせているのかもしれない。
 でここまでなら絵に免じて☆2つという評価なのだが、ラストの主人公の「私が好きなのは男ではなく、男を追う自分のことが好きなの」という、見てればわかるけど自覚まであったのかとツッコミをいれたくなる明け透けな台詞が、この映画を締めくくるのに十分なインパクト。こちらも「ああなるほど、そういう自己中な映画なのね」と、納得していてもずっこけるのに十分。だから(☆)1つで十分ですよ。

 その後観たのはベン・スティラーによる『刑事スタスキー&ハッチ』のリメイク映画版。
 最近では『裸の銃を持つ男』シリーズ(というかむしろ『フライングコップ!』)で行われていた、古き良き70年代の刑事ものの演出技法、物語技法、演技などを限りなくそれらしく再現しつつ、真の中身は「『ズーランダー』の続編でしょ? これ」という映画。あの映画が面白かった人なら全く問題なくこの映画でもハマれる。
 先日テレビで観た『ワイルドスピード2』と同じオチになりそうなのがヒヤヒヤした以外は素晴らしい安定感で、刑事ものとしてもコメディとしてもいける良作だった。(☆☆☆☆)

 映像特典を全部観てからビデオを止めると、丁度『蟲師』のBSフジ版のプレ版が始まったのでそのままチェック。今回は番組のスタッフのコメントを交えながら作品世界を紹介する特番だったのだが、美術監督以外のスタッフが皆若い人々だったことや、年端もいかない子役のアフレコ風景(完成してない絵に声を入れている作業のどこが「アフ」なんだと言った8spotsのツッコミに納得)など、いろいろ面白くチェックできた。
 来週からはいよいよ新作! 楽しみだ! と言いつつまだ地上波放送分まだ全部見終えてない。

 ゴールデンウィークはこうして終わった。よく休んだ。

5/8
 休み中に観たルリヲ君からの借り物DVD、『プロフェシー』と『戦慄の絆』を持って会社へ出かけたら、行きの電車で本人にばったり。借りた当時は今とは違う職場で同じ部だったが今は別のビルにいる。ホームで受け渡し。同時に『山猫は眠らない3』をリクエスト。
 1週間も休むとエンジンがかかるのに時間がかかるかと思ったがデスクに座ると意外なほど普通に仕事モードへと切り替わった。OK野さんのために買っておいたDS Liteを渡したり、いつもより多めに回ってくるお土産のお菓子をつまみつつ平常営業。
 帰宅後、そういえばそろそろパスポートの有効期限が近づいているのを思い出し、部屋を探してみるが本棚を新調した際にどこかへ突っ込んでしまったらしくなかなか出てこない。1時間以上の捜索の末無事に発見できたが、期限はMAR 2006。MARってことは……3月? はい、期限切れです。
 車の免許を持っていない私はこれが唯一の存在証明。海外旅行は生まれてこの方一度も行ったことがないが、パスポートは大事な曲面で意外と効力を発揮するのであった。まさにペーパートラベラーなのである。
 って文字に書くと久々にテーブルトークRPGやりたくなる。

5/9
 PS3が雲の上の存在になって、これでうちのPS2も安泰だ。こいつを買ったのは『リング・オブ・レッド』のためだから発売から約半年後というところだが、その後もほとんど使うことが無いので未だにすこぶる調子が良い。今後も頑張って長生きしてもらいたい。

5/10
 数年ぶりに神保町へ。某ビル内で『北斗の拳』という言葉を吐くという致命的なミスを犯す。自分の言動に肝を潰すが、とりあえず何事も起こらなかった。
 ゴールデンウィーク疲れか落ち着かない天候のせいか、どうにもだるいので少し早いけど帰宅してしまうことに。クリームシチューを作ったらなんかもの凄く成功。その後昔録画しておいた『タイタンの戦い』を観る。(☆☆☆)
 字幕放送だったものの、特撮シーン以外をばっさりカットした「東宝チャンピオンまつり」みたいな短縮版だったが、別に今さらしっかり観なくても良いかとそれはそれで納得している。
 映画のクライマックスとなるメデューサのシーンは子供のときもびびっていたが、今観てもなかなか怖くて、改めてストップモーションアニメの完成度に感心。ちなみにレイ・ハリー・ハウゼンの名前は大学生の時分、相鉄ムービルの向かいにあったタイトーのゲーセンでやっていた『ゆうゆのクイズでGO!GO!』の回答で覚えた(でも「ドリオザーム」とか自社のゲームのキャラ名間違ったりしてるところはおちゃめだ>タイトー)。きっと今なら『クイズマジックアカデミー』で、妙に北米NFL事情とかに詳しくなったOLとかいっぱいいるんだろう。
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