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昼、いつものように食堂へ駆け込むと、ルリヲ君と……昔々見慣れたような顔が。同期のS原くんだった。 獄・楽さんのところで人造人間開発を手掛け、その後土星開拓民の撤収の後、さらなる新天地を求め、夢を求める新大陸開拓団としてアメリカへ旅立った彼が、実に9年ぶりに帰ってきたのだ。戦局の悪化のため本土防衛の任に就くためついに帰国したのだという。 レーザーで視力の治療をしてもうメガネをかける事もなくなったということで、心なしか前よりイケメンになった。9年ぶりの浦島状態はさぞかしストレスな生活なのではないかと尋ねてみる。すると、生活はそうでもないが、電車の中の携帯電話をいじる姿が違和感があるとのこと。日本人は周りの他人を拒絶している感じがするそうだ。市役所に行った際に、隣りのアベックが「今年平成何年だっけ?」と話していたので「20年ですよ」と話しかけたら「なんで無関係の人が」という顔をされ、場の空気がおかしくなって驚いたという。あーあー、あるある! 日本てヘンだよねー。私は日本から出たこと無いけど。 それはともかく、先月苦しんだ延長戦の仕事が今日やっと一旦ではあるが落ち着いた。おかげで今日も早めに帰宅。そういえば今日は映画の日だったよねと、帰りに東宝シネマズへ立ち寄って21時55分の回に間に合うことができた。 『28週後…』(☆☆☆☆☆) ダニー・ボイルの前作は、前半の良い感じの空気をすべて消し去るほどに後半がクソだった。そのためこの映画はJH吉田さんの薦めが無ければまず観に行くことは無かったが、なるほどホラー大好きな彼が薦めるのも納得の最新ゾンビ映画であった。ゾンビ映画のセオリーさえ知ってれば前作見てなくても大体問題ないので安心して観に行ってください。 『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』のオマージュのようなシチュエーションから始まるこの映画だが、全体のつくりはジャンル映画としての「ゾンビ映画」からまったくはみ出ないものであり、ヘンに奇をてらった変化球映画にせず、オーソドックスな舞台や登場人物で話を作っている。 それにも関わらず、新鮮なシチュエーションで展開するところがとにかく素晴らしい。ある場所に立ち止まらず次々と変化していくスピーディな展開も実に好み。 いわゆる「せっかくの最善策を台無しにする、見ていてイライラする登場人物」は基本的に登場しない。出番の少ない脇役ひとりとっても納得の行く行動を常に行っている。 特に本作の軍隊の扱いは非常に素晴らしい。ありがちな「知恵の足りない指揮官による愚鈍な軍隊」とは間逆で常に理に叶っている。昔平成ガメラへの褒め言葉に「これまでの『ゴジラ』なんかにあった、ありえない軍隊や政府の行動・対応と比べ、非常にリアル」みたいな話がよく交わされたものだが、本作の軍隊はこれまでのこの手の映画とは一線を画すものだ。これは話に説得力を生み、主人公の新たな脅威となる。 あと、最善策を行う登場人物ばかりで展開するためか映画のテンポは本当に良い。最後までだれることなく楽しめた。 これまでのジャンル映画を否定せず、お約束を無理に外そうとしていないため、オチが少しパンチにかけるというのもあるが、あえてこれも好意的に解釈したい。 でもこの映画が素晴らしいのはきっと監督のおかげなので、ダニー・ボイルがさらにこの映画の続編を撮っても駄作になる予感。 |
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8spotsの付き添いで青山へ行った後、渋谷ハンズで居間のカーペットを買おうと選んでいるのだが今日も結局決められず。年末に続き2度目の断念だが一応進展はあった。次回には決められそう? とはいえもうすぐ引っ越して4年が経とうという時期なのでちょっと遅すぎなんだけど。 帰途に就くまでに何かお腹に入れないともたないので道すがらにあった「おはち」(定食屋)へ。隣りに座った貧相な男が舎弟らしき男に、社会的勝ち組になるための秘訣を延々と垂れている。「"ヒエラルキー"って知ってるか?」「いや、わかりません」とか会話が相当面白い。「まずは水以外のものを追加で頼め、話はそれからだ」と店員は思っていそうだけど。渋谷っぽいなあ。8spotsは吹き出さないようにするのが必死で料理の味がわからなかったと言っていた。 帰宅後『スマブラX』再開。ボリュームがありすぎて全く底が見えない。なんなんだ。 |
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例によって猫に起こされて目覚めると外は雪景色の銀世界だった。嬉しすぎる。 ワクワクはしてみたものの、ガンガン積もりそうで積もらないまま日が暮れてしまった。でも結構堪能した。日曜日に雪積もってくれるなんて気が利いてるじゃないか。 「こういう日は出かけるのは禁止」と8spotsがいうので、映画館へ行くのは止めて家で過ごす。というかスマブラを延々とやっていたのだ。とりあえずストーリーモードでソニックが出るまで頑張ろうと昨日から頑張っているのだが、いつまで経っても出てこないままラストダンジョンらしきところになった。何これ、もしかしてなんか大事なイベント飛ばしてたのか? とか思ってしまうほどである。スネーク(コナミ)じゃなくて桜井さんがソニック嫌いなんじゃないかと疑いたくなるほど出てこない。 というわけで今日は『Hot Fuzz』の特典映像も『24』の続きも某最新DSソフトもすべてお預けになってしまった。ていうかそれでもクリアできないこのボリュームは一体何。 ちなみにラスダンの面子はヨッシー、ドンキー、カービィ、メタナイト。過去に思い入れのないキャラばかりになってて自分でも笑える。 そうそう今日は節分なので、夜に慌てて豆買ってきて「物心付いてから毎年欠かしたことのない」という8spotsとすべての窓から豆撒きました。恵方巻も食べた。イベントをちゃんとこなしておくとなんかほっとする。 |
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遅ればせながら先月末のゲーマガを読んだ。迷走してる割に平野耕太とかあきまんとかの作品がほぼ毎月載ってるというのは実は凄い雑誌なんじゃないかとも思う。で、ひと月くらい前にニュースサイトで見た『ソウルキャリバーIV』にスター・ウォーズキャラ参戦という記事は当時それなりに身近で話題にしていたつもりだったが、サムシング吉松の漫画を読んで、初めてやっと「黒いからダースベーダー」「緑だからヨーダ」というのに気付いた。遅すぎ。なるほどナムコ、洒落てるじゃないか。「DC版はオレンジだからジャージャー」というのも良いオチだ。久々に感動した。 |
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別ビルでやってた会議中に電話を受ける。重要な話だ。会議が終わって自分の席のあるビルへ戻る途中で返信の電話をしたらそのまま長電話になって、屋内に戻るでもなく会社付近の街をうろうろしながら、気付いたら30分以上も電話していた。向かいのスーパーの隣りの工場に隣接している民家の庭で暮らしている飼い猫とアイコンタクトで仲良しになった。 電話している間は熱弁を奮っていたので気にならなかったが切った瞬間、手といわず顔といわず、自分の全身が冷え切っていることに気付いた。慌てて戻って肉まんあんまん(冬だけ社内の購買で買える)をほうばるが、全然体が温まらない。これで風邪引いたら笑えないなあ。 |
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猫に起こされる朝。寒い日が続きますが今日は一日デスクワークなのでセーフ。いろいろ近づいてきた細かい仕事の締め切りに備えてビデオを2本ほど作ったりしてたら親指が久々に痛くなってきた。 駅を出ると外は雪。寒くても冬はやっぱりたまに雪が降るくらいのほうが季節感があって良いと思います。 |
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会社の前のファミレスでT坂氏と打ち合わせ。本題に入るまでに1時間半かかる。いやその時間もちゃんと仕事の話ですよ。 日が暮れてから今日も昨日に続きビデオ編集。ついつい曲に合わせて細かく素材を刻んでしまい、やっと納得できるものになったときには周りに誰もいなくなっていた。咳をしてもひとり。ともかく今月分はひとまず終了。 私がまず普段読むことの無いヤンサンをこの季刊連載のためにチェックするはめになった島本和彦の半自伝漫画『アオイホノオ』待望の1巻を購入。この当時私は小学生。歳は結構違うのに話題はほぼ全部ついていける喜び。ビバ80年代。 |
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本当はそんなことをしている場合ではない危機的状況になっているのだが、立てられた予定は実行しないと! ということで、今日は神田で某水着プロジェクトの打ち上げに参加する。 先方が選んだ店はちょっと変わった居酒屋だと思ったら、謎のコスプレ焼肉屋だった。店員さんは撮影不可とのことなので、乱れる同僚や取引先の姿をここぞとばかりにデジカメで激写。弱みは握った。これで私は安泰だ(嘘)。 |
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3連休とは名ばかりで明日は仕事だし外は雪だということで今日は休もうと決め込む。といっても午後に会社の同僚に頼まれた半分遊びみたいな仕事の手伝いが1件。ネットワーク関係だったんだけど、それをやろうとして結局自宅のネット環境を再設定するはめになってちょっと慌てる。 それと並行して、今度は先週クリアしてなかった『スマブラX』である。今度こそストーリーモード「時空の覇者」をクリア。その後、隠しキャラを倒しに行脚。でも何度やっても返り討ちに遭うので、これを繰り返しまくり。何度もチャレンジし続け、全部やっつけてから次に追加されたモードを遊んでみるかと遊んでいると、ほらもう午前3時とか4時ですよ。なんて一日は短いんだっ。 |
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眠い目をこすりながら出社。来客4名様。準備1時間、ファミレスで打ち合わせ1時間の後、実技1時間。その後残る1人とマンツーマン会議3時間。計6時間で終了。気が重い。 さっさと家に戻ってから自転車で買い物へでかける。毎週通ってるスーパー・OKへ行くと明日より閉店時刻が23時から21時半になるとのアナウンス。「温暖化対策、できることから」とかいうポスターが貼ってあるけど、言い訳がましくてなんかむっとするなあ。 ヤンサンに載ってた島本×庵野対談が「アオイホノオ」単行本巻末に載ってたのより面白かったので8spotsにおみやげ。久々に週刊青年誌を見たらしい8spots、巻頭グラビアの露出度の高さに驚く。いつからこんな「週刊大衆」みたいになってしまったのかもう覚えていない。ともかく読むところのない雑誌だった。 |