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というわけで4年ぶりの沖縄"魂の洗濯"旅行。今回は木曜から日曜までの3泊4日である。 同行者は例によってダイビングの師匠であるところのゆっきさんと、おしりさん……は既に1年前から沖縄県民になっていた。4年でいろいろあったなあ。私はその間転籍した会社が親会社に吸収され、古巣を異動し、その後の長いプロジェクトがあり、今回ついにそれも一段落したので旅行に出られたわけだ。これもまあ卒業旅行みたいなものかもしれない? 当初は10月に予定していたこの旅行、ゆっきさんの仕事が少し延長した関係で今日からになったのだが、昨晩いよいよ!というところでゆっきさんから「明日も仕事になりました」という悲痛な電話を受けたのは昨日の日記で書いたとおり。その後夜23時に車で我が家までやってきたゆっきさんから、旅行券の引き換え書類を受け取ったりと慌しい夜であった。ゆっきさんとは7日の朝に合流することになっている。もちろん最初の飛行機代、初日のホテル代とレンタカー代はパーなんですけど。 ゆっきさんは既におしりさんにもこのことを報告していて、それを聞いたおしりさんは私を気遣ってわざわざ初日に有給休暇を取ってくれた。ひとりで何するかはまったく考えていなかったので2人の心遣いに本当に感謝。 朝は3時間だけ寝て4時半起き。自分の幸せよりも猫のことが心配な8spotsをも置いて(その間のことは彼女のmixi日記参照のこと)、私は1人羽田空港6時35分発のANAへ。11月ともなるとまだこんなに暗い。 なお今回のチケットはゆっきさんが手配してくれたものなんですが、羽田から那覇なのに旅行会社は札幌。日本って狭いよね。 このチケットのケースに書かれたキツネっぽい生き物の絵がなんとなく父猫さんの自画像猫っぽい。 おしりさんがブログで「衣替えかな?」という話が書かれていたので、涼しくなったのかと思いきや全然そんなことはなく、空港の中でもすでにムシムシしていて、慌てて羽織っていた服を脱ぐ。そういえば事前にチェックしていた週間天気予報によるとこの4日の天気は「曇り・曇り・雨・雨」だったはずなのだが、まるっきり快晴です。今回もゆっきさんのスタンドが発動している模様。きっとスタンドが「来るっていうから晴らせたのに! そんなに急に天気を元に戻せるかよ!」とか言ってそう。 空港からまっすぐホテルに……とはいかない。明日ゆっきさんがレンタカーをすぐに借りられるように、羽田の旅行会社カウンターで受け取ったチケットを今度は那覇渡しておかなくてはならないのだ。というわけで免許も持ってないのに送迎車でレンタカーのお店へ行き、その後モノレールでホテルへ向かう。おしりさんの薦めで今日は1日利用券を買っておく。 今日のホテルは国際通り入口近くにある「ホテルチュラ琉球」。決して新しい建物ではないが、立地は非常によい。 おしりさんの最寄り駅の窓から見える空港と海が奇麗なこと! 駅から歩いてすぐのところにあるおしりさんの家へとまっすぐ向かうはずだったのだが、駅前の古本屋にふらふらと引き寄せられるダメな私。 広い店内なのに置き方も半端ない。そしてマニアック。例えば無造作に吊られているMSXのカートリッジ群とか。 あとなぜか古いおもちゃも充実していた。こんなのとか。 駅で「これから行きます!」と行ったのに随分時間が経ってしまった。おしりさんの家は駅前のマンションの最上階にあった。おしりさんは1年前の送別会のときとまるで変わらない。私が着くなり「それでは行きましょうか」と自転車用具を私に差し出した。自転車で遠出をしようというのだ。そのためわざわざ会社の同僚から自転車まで借りていて既に自転車はおしりさんの家にある。ゆっきさんの急な延期からまだ半日しか経ってないのに何という手際の良さだろう。それに引きかえ私は「ジーンズで自転車に乗るんですか?」とおしりさんに指摘され自転車用のズボンを借り、グラブを借り、日焼け止めを借りて(海でしか使わないと思ってホテルに置いてきてしまった)ほとんどダメな観光客を素で行く展開。先が思いやられる。 ともかく自転車でレッツゴー! 途中、ジャスコでソフトクリームを食べて栄養補給したりしつつ、那覇南部・沖縄本島の南の隅にある「具志川城跡」へ到着。 この岬は二次大戦中に民間人の多くが犠牲となったために記念碑も建てられていた。 ここらで私の体が限界っぽそうだったので帰路につく。 行きに自転車の写真を撮った橋まで戻ってきたら日が暮れてきた。 帰ってきてからおしりさんの会社へ徒歩で向かい自転車を返す。お借りした同僚の方にはお会いしなかったが、東京土産とゆっきさんの泊まるはずだったホテルの宿泊券を差し上げる。後で聞いたところによると朝食バイキングや大浴場を堪能して下さった模様。日が完全に暮れたので国際通りへ向かい、おしりさんオススメの店であるところの「さかえ」へ。 ここの目玉料理は、何といっても牛刺し。 もうひとつこの店の凄いところは、暫く料理を注文しないと、頼んでいないものがサービスで出されることだ。今日は島豆腐と、缶のさんぴん茶などが勝手に振舞われた。おしりさんと2人でそのほか泡盛とかいろいろ頼んだら、料理の皿があまりに大きくて途中で食べきれなくなって3品ほどキャンセルして脱出。おしりさんがいるのに食べきれないのは間違いなくおしりさんの相棒が不在だからです。くやしすぎるのでお店からその相棒であるところのゆっきさんへメールしようとしたらメアドがわからなかったのでmixiで公開私信。 飲みが早かったので店を出たのは9時半ごろ。国際通りは22時までほとんどの店が開いているのでふらふら見物。前回気に入っていたTシャツ屋のハブボックスは今も健在だった。 というわけでおしりさんと別れてホテルへ。 |
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心地よい目覚め。 安ホテルの朝バイキングはせいぜい和風と洋風を自分で選べる程度の違いしか期待できないものだと思っていて、実際そうだったのだけど、おまけ程度に置かれたフルーツポンチを一口食べてみたら、すべてホテルで果物を仕入れ、切ったと思われる現地フルーツで、カンヅメ成分ゼロ。鮮度の高い果物の甘みも相まって唯一おかわりしてしまった。 そう、今日は究極の晴れ男、スタンド使いのゆっきさんがやってくるのだ。 国際通りでアイスコーヒーを飲みながらゆっきさんのレンタカーを待つ。今日は金曜日なのでおしりさんはお仕事だ。 レンタカーを借りたゆっきさんと無事合流し、ホテル経由でダイビングショップへ向かう。カーナビの指示を無視して自分で道を最適化しようとし続けるゆっきさんに男気を感じつつ時間通りにショップへ着いた。 ショップは6人くらいの若い男女が盛り上がっていた。今日同じ船に乗るお客さんで、彼らは神奈川県の茅ヶ崎にあるショップの人たちらしい。沖縄は初めてなのか、えらく盛り上がっている一行をよそにゆっきさんは2年ぶりの水中カメラの点検に余念が無い。 私はこれまで宮古島の同じショップにライセンスを取得して以降ずっと通い続けてきたので、そこ以外のショップに来たのも、宮古島以外のところに潜るのも初めてだった。 今回のショップの使う船はこれまで私が乗ってたのと同様小型のクルーザーだが、宮古島の「海塾」で使っていたものよりも一回り大きく貫禄があった。船に乗って15分もしないうちに今日のポイントへ着く。ああ、もちろん海もばっちり晴れているさ。 しかし初の本島の海で泳ぐ4年ぶりのダイビングは、残念ながらあまり感動的なものではなかった。 海底は起伏が無く、オブジェクト……もといサンゴや海草や魚も思ったよりも多くない。海はただまったりと平面で、これは今日の天候のせいかもしれないが透明度が特別高いわけでもない。特に水深が15mほどしかないため、すぐに底に着く。おしりさんならスキンダイビングで潜れる程度の深さだ。海塾時代はスパルタというか適当で、ライセンス的には初心者である「オープンウォーター」(映画と関係ないです)な私を30m近い海底へ連れて行かされたので、実際この程度では感動できないのかもしれない。急激に酸素が奪われる中、眼下にもっと深く入り組んだ海があるのに、自分の実力ではここまで、というところまで潜るあのくやしさが味わえないのである。 ただ4年ぶりのリハビリにはこのくらいが丁度良いのだろうと思いながら本日2本のダイビングは終了。 なんと今回利用しているダイビングショップは陸(店)にシャワーが無いので、皆船上の簡易シャワーで水浴びしたらさっさと着替えている。私とゆっきさんはそんなことは知らずに来たので、海パン姿のまま解散に。とりあえず最初に荷物を置いたゆっきさんのホテルに向かう。私は今夜から2晩、おしりさんの家に泊めてもらうことになっているのだが、時刻はまだ夕方なので、おしりさんは会社で仕事中。ゆっきさんのホテルでシャワーを貸してもらおうとしたら「利用客以外の入室禁止」ということでロビーで店員が私のことを遠巻きに睨んでいる。 仕方ないのでゆっきさんと別れ、ゆっきさんが以前利用したことがあるという「りっかりっか湯」というところへ行くことにした。りっかりっか湯は国際通り付近のどこかにある、沖縄では珍しい温泉らしいのだが、ホテルで貰ったガイドブックには載ってない。ゆっきさんのホテルは国際通りまではそれほど遠くなかったので、ゆっきさんが何となく「多分この辺」というあたりまで行ってみることにする。昼に食べ損なったスパムのおにぎりをほおばりながら、初めて歩く町。これはこれで旅の醍醐味だ。 15分くらい歩いて、すっかり陽がくれた頃に観光案内施設へ到着。場所を聞くと、その施設のすぐ裏だったので特に迷うことも無く着くことができた。 途中、ホテルのおばさん2人が定期水質調査で浴室内をうろうろされるというところは落ち着かないと思ったけど、湯船に出たり入ったりを繰り返して気がつけば30分くらい利用した。温泉の他にもジェットバスみたいなものもあったので使ってみたら文字通り湯あたりして気持ち悪くなったので出る。 風呂を上がるとタイミングよくゆっきさんから電話。国際通りで買い物中とのこと。温泉を出て、合流するまでの間、昨日入らなかった店を何軒か覗く。 唯一気になったのがここで売っていた上写真のパックマンみたいなやつだけど、なんか独自ブランドものらしく値段が書かれていないので、無駄に高そうだったためスルー。これはただの記念写真。 ちなみにここには「コッカイ」というガンプラと国会の融合ネタTも何種類かあって誰かのおみやげにしようかと思ったけど同様にスルー。これらが先のリンク先のサイトに載ってないのはやはり版権問題なんだろうね。 今日の晩御飯は、やはりゆっきさんにもあの絶品牛刺しを味わって貰わねばということで、昨日と同じ「さかえ」に決定。おしりさんとも店で合流することに。 例によって頼んでいないものが差し入れで出る店である。今日に至ってはメニューにないけど試しに頼んでみた「ソーメンチャンプルー」が出来たら差し入れになっていたのは、どういう理由からなのだろう。オリオンビール製のトマトジュースの缶とか、今日も(いろいろ頼んだものとは関係なく)ご馳走になった。 タクシーで帰るゆっきさんと別れモノレールでおしりさん宅へ。すぐにぐっすり。 |
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旅行3日目。今日の天気は曇り後雨。 ダイビング2日目は早朝から船。今日はおしりさんも参加だ。おしりさんは沖縄に住んで1年になるのにダイビングをするのは今回が初めてだという。スキンダイビングで十分堪能できるので必要性を感じないそうだ。グレートバリアリーフで鯨と一緒に泳いだ人にとってはそういうものかもしれない。 昨日は本島付近でのダイブだったが今日は30分以上船に揺られて本島近くの島、慶良間島でのダイビングである。ゆっきさんのリクエストだが、おかげで昨日よりもずっと楽しい海だった。 まず1本目のダイブは鮫の見学で、体長1mにも満たない鮫の巣を覗きに行くというものだったが、案の定あちこちのダイビング客がみんなでやってきており、順番待ちで並んでみるような状態でほとんど上野動物園のパンダ状態。見たと思ったら、立ち止まらずにすぐに交代。これでは感動もない。 しかし、さらに船を島の近くに移動させてからの小さな湾で泳いだ2回目の亀見学は素晴らしかった。船がそこへ着いたのも、その船からダイブしたのも我々が最初だったので、今日一番"荒らされていない"海を見る事ができたのだ。そして潜った最初の海の下にその亀はいた。海底のサンゴや海草で囲まれた小山の上に体長1mくらいの亀が鎮座していたのである。 ゆっくりと近寄るが逃げる様子がない。ゆっきさんが近づいてパチバチカメラで撮影するが、まるで塀の上でひなたぼっこをする猫のように動じない。よく見るとその亀の後ろでも同じくらいの大きさの亀が2匹、戯れるようにくるくる回りながら泳いでいる。竜宮城のような光景だ。今回のダイビングで一番楽しい風景だった。 今日最後となる3本目のダイブでは、途中亀が目の前を横切ったくらいで、特別目新しいことは無かったが、最後に「360度視界に自分たちと海だけ」という海底も船も見えない世界を体験できたのがちょっと新鮮だったかな? 2日間で5本のダイブ。5本とも15m程度の深さだったこともあり、決して最高の泳ぎは体験できなかったが、ずっと入りたかった海に来られたことやいくつかの初体験のおかげでそれなりに充実感はあった感じ。 ちなみにおしりさんは3本目は潜らずに船上で陸へ揚がるまでお昼寝。ゆっきさんは水中メガネをショップに割られるわ、愛用のカメラ用ライトの1つが水没するわとあまり良いことのない感じで気の毒だった。 ダイビングショップと別れてから一旦解散し、陽が暮れてから夕食を食べに再度集合。今日のお店はここ。 ゆっきさん曰く「アメリカがやってくる前の本島の琉球料理が食べられる唯一のお店」とのこと。しかし店の名前が凄い。 そういう芸能人のお店っぽいところは本当に美味いのか怪しい気持ちもするわけだが、ゆっきさんが選んだ店であるし何事も経験だ、などと思っていたのは本当に店に入って食事をするまでの最初だけだった。 中央のカメで飲み放題のように置かれた泡盛を舐めながら、フランス料理風に順番に出てくる料理はどれも皆を満足させてくれるものだった。 さまざまな料理は婚礼料理などとして食べられた華やかなものも含まれるが、基本的に田舎料理で、本当に心にしみる。子供の時に親戚の家で食べた美味しい料理、という、言うなれば「おふくろの味」なのである。 いくつかの料理を食べ、皆で「なんて美味いのだ」と興奮気味に語り合っていると、噂の店主・山本彩香さんが部屋へやってきた。そして、それぞれのテーブルにやってきて、いろいろ会話を楽しむ。 その話も店主と客というようなよそよそしいものではなく、初めてのお客でも常連さんのような親しみを込めて語るそのリラックスした楽しげな雰囲気にすっかり魅了されつつ、後々考えてみればつまりこれは究極の接客術で、あえて言うなら銀座の高級クラブの"ナンバー1"と同じなんだ(そんなところは一度も行った事ないけど)と思った。田舎のおばあちゃんの家に行った時の楽しさや暖かい気持ちをここで料理と共に味わえる場所。通いたくなる気持ちがよくわかる。はるか昔、小学生の時に2年続けて泊まった温泉旅館で、女将に「去年も来てくれたよね。ありがとう」と言われて、後で考えればそんなの珍しい苗字と台帳で気付いただけだとも思うのだけど、そのときのことは今でもとても嬉しかった記憶として思い出す。 私もその後、デザートに出た「ドラゴンフルーツのシャーベット」があまりに美味くて悲鳴を上げていたところ「これは私が潰して作ったものだけど、果物の味はいつも違うから今日と同じ味はもう出せないのよ」などという説明と共に、おかわりが本当に出そうになって激しく恐縮し、慌ててそれを止めてもらったことを今でも少し後悔している。 というわけで、あの舌の肥えたゆっきさんが、サイン本まで買っていくほどの「山本彩香萌え」に納得した3日目の夜であった。 店を出ると外は地面で濡れていた。どうやら食事の間に雨が降っていたらしい。明日はダイビングはせず屋内観光中心なので雨が降ってもそんなに困らない。 タクシーで帰るゆっきさんと別れ、彼がホテルに着いたらきっとこの雨は再び降り出すに違いないと思った私は、おしりさんとモノレールで慌てて帰ったが、駅を出ると大雨。ゆっきさんのほうが先にホテルに着いてしまったのだ。 雨の中を走って、おしりさんは帰宅。私は初日に続いて再び「マンガ倉庫」を物色。 |
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りゅーじん・りゅーじん・まぶーやー♪ せいぎのヒーロー・まぶーやー♪ 沖縄のヒーロー、ニライカナイからやってきた魂の戦士マブヤーとハブデービル率いる悪の軍団マジムンとの戦いを描くこの物語は感動必至なので是非You Tubeとかで観てください。 しかもこの番組、無駄に?ハイビジョン撮影されていて超高画質。確かに沖縄のさんさんと照る日光があればレフ板なんていらないよなー! おしりさんのおかげですっかりにわかマブヤーファンになった私。 というわけで今回の旅行最終日となる4日目はついに雨となった。 最初に向かったのは地元の野菜を売っている市場(写真は同行面子ばかり写っていたのでありません)。ここで私も昨日食べたドラゴンフルーツなどいくつかの果物やお弁当を買っていく。 そして車を1時間ほど飛ばして向かったのは中部にあるとある施設。今日は沖縄闘牛の「全島大会」が開催されるのでそれを見学するのだ。 老若男女の喧騒の中、十数組の取り組みが行われた。 試合は長いと20分以上、早いと数分で終わる。私は時折眠くなったが、ゆっきさんは終始興奮気味で「ダイビングのときより写真撮ってる」と持ってきた望遠で激闘を撮影していた。そういえばこの人は1年半ほど前にスペインで別の本場の闘牛を見ているのだが、これはこれで非常に面白い様子。 間もなく最後の取り組みが行われた。 さて、これで解散、と思いきや、最後は優勝した牛の撮影会。 なんだかんだで全試合で3時間半ほど。いろいろ勉強になったが、やはり動物が痛々しいのは人間よりも辛いなあ。 途中で小腹を埋めるためドライブインみたいなところに寄ったらまさかのマブヤーグッズに遭遇。 晩御飯は米軍基地近くのこちらのお店。 この後が大変だった。 帰りは21時発の飛行機だったのだが、ステーキを食べて出たときには既に外は真っ暗。それでもおみやげを買いにジャスコやらおしりさんの近所の酒屋さんやらあちこち車で寄っていたらほとんど残り時間も無くなって、おしりさんを家の前まで連れて行ったときには20時を過ぎていた。4日間を一緒に過ごした人にあまりちゃんとしたお礼も言えないまま大慌てでレンタカーを店に回す。ゆっきさんの話では店から空港までは送迎バスが出るという話だったが、ショップに着いた20時15分の時点では既にバスは出た後。レンタカーの荷物をとにかく全部出していると目の前をタクシーが通るので慌てて捕まえる! 10分後の20時25分、我々は無事那覇空港へ到着した。 最後まで充実した旅行だった。ありがとうゆっきさん。おしりさん。 そして余談。 羽田空港で大荷物を抱えてロビーを出る。東京は雨どころか土砂降り。帰りはゆっきさんの車で送ってくれるというので安心していたらゆっきさんが叫んだ。 「あっ! 駐車場の場所が反対側だ!」 ゆっきさんは当初私と往復ANAだったはずだったのだが、急遽行きがスカイマークになったのでゲートが逆になっていたのだ。これどうしたらいいの? と思って係員の人に聞いたら秘密の?地下通路を教えてくれた。 京急の改札の脇にこんな長い連絡通路があったなんて、何度もここは通っているのに初めて気付きました。 日記の追伸。気がつけば旅行についての日記を書くまでに1週間以上開いてしまい、正直とりあえず先へ進むための書きなぐりになってしまった。楽しい思い出なのだからすぐに書いておきたかったなあ。今度から旅行ではメモを取るようにしよう。 |