[PR] RMT 2009/2/下のやだよ日記
人生の岐路が間もなく近づいてる感じなんだけど映画とかゲームとかで相変わらずの日々を過ごしちゃう2月下旬の日記。

2009年2月中旬の日記2009年3月上旬の日記日記メニュー

2/21・KEW
 青山付き添いの後、池袋東武の「KEW(英国王立植物園)」へ。植物園といっても植物が売っているのではなく、ガーデングッズを売っているショップで生きた植物は売ってない。小さなグッズショップというたたずまいだが、ロイヤルなクラウンマークの付いた鉢とか買えるのだ。どうも日本でここしかないみたい。前回来た時と同様、植木鉢を購入。
 帰ってくると、昨日飲んだT山さんからマイミク申請。ありがたく承諾させていただく。風呂に入ってから2度目の「デスタンク」をサインイン。ぶちょーが買ってて、私より1点ランクが上だった。よしよし好調みたいだね。今回はランクマッチに挑戦する。2試合やったが、経験者と初心者の差が激しすぎる。とりあえずみんな! 100点貰えるんだから1位の人狙おうよ! ルール覚えてよ!
 序盤で勝てないとお金が貯まらず、なかなか上位に追いつけないところとか全く変わらず。拾い物アイテムやBRIZ GAMEでクレイジーロケットとかレーザーとか見慣れぬ武器が出てきてわくわく。おもしれー

2/22・携帯ファミコン
 「ゲームは誰のものか」
 とかつて香山哲は言った。今日は、これと同じ疑問を投げかけた恩人の方にお礼を伝える日だった。ご本人の苦しい気持ちを伺いつつ誤解を解く事ができたのは本当に良かった。
 そんな秋葉原の一日。皆でご飯を食べた町外れのガストの入口で懐かしいウサギを発見。
旧友との再会
 NOVAうさぎじゃないか! 生きていたんだ!
 今でもNOVAのシンボルとして彼は頑張っていたのかと、何だか自分のことのように嬉しく思った。

 それはそれとして今日アキバガレージというお店で買ったおもちゃ、FC-360改。
携帯ファミコン
 こんなに小さなゲーム機なのに画面付きでファミコンのカートリッジがそのまま刺さる。ソフトはスーパーポテトで買ってきたコナミの『じゃりン子チエ』。当時ワカメちゃんがF崎くんだった頃に持ってたソフトだ。借りてクリアしたはずだけどもう全然覚えていない。面白かったような気がする。
 家に帰ってきてから、昔フリマでソフトを買っていたことを思い出した(2004/4/3の日記参照)。
 あったあったよ、とソフトを持ってきたら早速ほっちゃんが割り込んできた。
なにこれー?
 知らない臭いを持ち込むと猫は見逃してくれません。
 でもこのゲーム機にはリセットボタンが無いので踏まれる心配なし!
ゲームをプレイしているように見える
 ほっちゃんの興味がなくなったところで早速プレイしてみる。この『星のカービィ』はセーブできるようなので安心だ。むしろ5年前にフリマで買ったソフトのセーブデータがまだ残っている(セーブができる)ことに感動。
 生まれて初めての『星のカービィ』プレイ。早速1面のボスを倒し、2面へと進めていたところで指がカートリッジにちょんと当たった。

 ぴーーーー

 ハングアップした。ファミコンはやはりファミコンだった。
 たまたまカービィはオートセーブだったので助かったけど、アドベンチャーゲームのチエだったらきっと泣いてたよ!

2/23
 勤務中に『おくりびと』がアカデミーを受賞したことを知る。観てないけど。WOWOWを録画し忘れていたので早く帰ることにする。帰りにアゼリアのチネチッタのポスターを観たら、もう更新されていた。
仕事早い
 チネグランデの前を通ると丁度『おくりびと』の最終の回が上映終わったところだった。皆笑顔で出てきている。チネグランデじゃなかったら観に行ってもいいんだけどなあ。
 帰宅すると開始から20分ほど過ぎてしまっていたが、8spotsが気を利かせて録画しておいてくれていた。とりあえず途中からそのまま放送を観る。番組終了後、頭を見直して全部観た。唯一残念なのはWOWOW放送だと、途中の映画紹介映像の部分だけ字幕出してくれないのは何かの制限なのか、誤訳を避けるためなのか。NHKのときは字幕出るんだけどなあ。
 明日は大変なのに、夜更かししてしまった。 

2/24・極寒の千葉旅行
 朝からホリイさんところへ。常磐線で向かったところで、ホリイさんとホリイさんところのKさん、それにKRGさんと4人でホリイさんの運転する車に乗って、今度は成田方面へ移動。今日も雨ということだったが雨は降らず助かった。
 1時間ほどで目的地へ。ファミレスで昼食(なぜかゆきずりでKRGさんのおごり)の後現地へ向かう。
どう見ても、実際も倉庫
 3軒の工場と倉庫を行ったり来たり。心ときめくジオン驚異のメカニズム。ケイジがバンダイの静岡工場へ行ってときめいたという話をきいたけど、こんな感じなんだろうか。現地の対応も非常に親切で助かった。
 メインは巨大倉庫でのデータ採集だったのだが、この倉庫が広すぎて本当に寒い。千葉だし天気悪いし、きっと寒いだろうと思ったけど、想像以上だった。入口に温度計があったので見る。
5度くらい?
 えーっ、こんなもん? 体感的には零下140度くらいなんですが。

 結局そこには2時間ほどいたのだけど、あまりの寒さで1時間もすると無駄にうろうろし始めてきた。あのときほど温かい風呂に入りたいと思ったことはない。
 あっという間に時間。のんびり夕飯でも食べながらゆっくり話でもしたいところだったが、私は19時半開始の、派遣の女の子の送別会の幹事をやっているので、速攻で帰る。2時間あれば帰れるだろうと何となく思っていたのだけど甘かった。終わってからヤフーで検索すると、最短使ってギリギリである。
まだこんな時間なのに
 結局京成成田から「京成ライナー」に乗って船橋、そこから総武線で品川という、普通なら1本で帰れるところを色々乗り継いでいくはめになってしまった。
普段はロボットには変形しないみたい
 ちなみにこの京成ライナーに乗ってたときもまだ寒くてブルブルしていた。どんだけ冷えてたんだ。
 結局予約した時間の10分前に駅に到着。会社に顔を出す暇も無かった。
 帰宅してもちろん温かい風呂を沸かす一方、なんとトイレのウォシュレットが壊れる。バーが伸びすぎて、水流があらぬところへ水をかける。こんなこと初めてだ。風呂入る前でよかったよ。

2/25
 昨日壊れたウォシュレットを早速修理してもらった。8spotsがヤナセに電話したらすぐに来てくれたのだ。やはり「お店まで持ってきてくれますか?」とか「修理は1週間以内に終わります」とか言われても困るものなあ。出張修理なので、それなりの額になってしまったが、こればかりは仕方がない。
今日は給料日だが、先月使いすぎたので家計簿は恐ろしく赤字。やはり秋の沖縄旅行と正月のスピーカーが身の丈にあってない模様。明日は『龍が如く3』も出るしPS3購入欲も高まっていたが、しばらくお預けかも。起動に何分もかかる5年目のノートPCももう少し頑張ってもらわないと。 

2/26・動転
 『鉄騎』も今日で開戦5周年か……。海市島へは行けないけど心は傭兵です。

 PS3を買いたい衝動をグッと抑えつつ会社へ出社。電車に乗る前に東宝シネマズのポスターのところで、ケラの映画新作『罪とか罰とか』公開で主演の成海璃子の舞台あいさつが行われると書かれている。会社に行ってから試しに調べてみるとまだチケット余ってる。予約開始したのは先週の木曜日からなのに。成海璃子人気ないの? 私好きなんだけどなあ。『神はサイコロを振らない』あたりから。試しにググったらWikiの一番古い役は初代『TRICK』の少女時代の山田奈緒子かよ! さすがに8歳の頃からはハマってないよ!
 帰宅してから8spotsにその話をすると、成海璃子なら観てもいいだろうということで予約。もちろんまだ席はいっぱいありました。
 ハマったと言えば、前作にかなりハマったDSの『ゲームセンターCX2』に挑戦と思っていたのだが、家事をしていたところで実家の父から電話。
 何かと思ったら自分の病気の報告。ショックを受ける。詳しい話は翌週に持ち越しなのだというが、しばらく気が動転して動きが取れなくなったので風呂で気を落ち着かせる。もちろんゲームも今日はお休みです。病気話に弱い8spotsも寝込む。

2/27・第2次大戦
 出社すると情報更新。スーパーの惣菜のように、さっきまで30%オフだったものが50%オフに、みたいな告知。いよいよ目に見えるような赤紙配布が始まった、と思ったら外からも。1年半前に一緒に仕事をしたジャガさんが会社を去るのだという。焼肉奢ってもらってから1年経ったのか。色々あったけどあれも楽しい仕事だったなあ。いろいろどこも不景気だ。今日の心の支えはヒロターズが携帯に送ってくれたシリさんの悩殺ポーズ写真だけだ。
 会社を出ると、駅のホームで先輩から声を掛けられる。目が合って開口一番「(発表)おめでとうございます!」と言ったら、何の事?という顔。「だって…」と説明すると合点したようで、「実は来月で卒業することになった」と全然おめでたくない報告を受ける。一時代を築き、全盛期はスタープレイヤーだったこの先輩が去ってしまうのか。2駅分の短い電車の中ではあったが「俺ももう少し上手く立ち回っていればなあ」とこんな私に話してくれる先輩はとても寂しそうで、明日は我が身と思っているだけに本当に厳しい気持ちになる。ああ、この別れの季節が早く終わってくれますように。

 『プルートゥ』とか買って帰宅してから、改めて私から実家に電話して昨日の続きを聞くが、予想していた通りあまり情報は無し。父は元気そうだが。
 夕飯のカレーを食べながら、半年ほど前に録画したままのフジの赤塚不二夫の追悼番組を見ていたら、ラスト近くは当然アレなのでいろいろ気まずい状態に。半年も寝かしておいたのに、このタイミングでこの番組を見ている運命に苦笑する。

2/28・『罪とか罰とか』
 というわけで成海璃子応援のため、ケラ監督の『罪とか罰とか』の初日に8spotsと向かう(川崎東宝シネマズ)。

『罪とか罰とか』(☆☆)
 映画的には☆1つだけど、出てる役者が良いのと成海璃子応援のため☆1つ追加です。
 作品的には本当に酷い。観ていて不快感のある映画であり、それが悪意を持って作られているのがわかるし、またそれが不快感を呼んでいる。それでも映画としての完成度に繋がれば、そういうところも組んで評価しないでもないんだけど、これまた久々に自主映画上映会に行った気にさせる素人演出ぶり。卵の黄身がアスファルトを流れるのを(流れを無視して)長々と撮影してたり、いきあたりばったりの演出指導と思われる内容など、とてもプロの作品に見えない。こういう人がモンティパイソン好きを公言していて、しかもこれを見た人が「モンティパイソンてこういうのか」みたいに思われたりしたらと思うと本当に腹立たしい。
 実は『時効警察』なんか見るとケラの演出回が一番面白い。それで今回の映画もそこそこ期待していたのだ。そしたら一番不快感のあった園子温演出回と同じような作品になってる。この監督に2時間は与えすぎなのか、本腰入れるとダメなタイプなのか。
 主演の成海璃子は、もう少し演出がちゃんとしていればもっとかわいく撮ってもらえるだろうにと思えるほど、雑な撮り方をされているが、終始婦警姿なのは良い。
 後、奥菜恵やサトエリ、麻生久美子など脇の女優陣が無駄に豪華。男優陣も好みの人が多い。ただし全く生かせてない。
 誰も三谷幸喜ほどのものは誰も期待していないのだけどなあ。

 かわいそうなことに目玉である成海璃子の舞台挨拶は上映終了後に行われた。スタッフロールが終わると、誰かが拍手をしたがそれに賛同したのは2人くらい。他の人々はまったく拍手のそぶりをみせない。例え成海璃子好きだとしてもこの映画に拍手する気が無い観客ばかりなのである。
 売れないタレント役だった成海璃子が、その役のイメージを引き摺りつつ登場。薄幸のヒロインである。ここで初めてきちんとした拍手が聞ける、が、ここで私の横に座っていた男がおもむろに去っていく。何も彼女がやってきたときにこれみよがしに出て行かなくてもいいじゃないかー。
 ただし。成海璃子は美人ということを除いても、非常にかわいらしかった。女優であってもタレントではないからか、こういう場に慣れてないのがすぐにわかる。何しろ手に持ったマイクでコメントを喋るたびに「ボッ」とブレスノイズが入る。これがめちゃくちゃ萌える。司会の女性のコメントを軽く流せなくて、いちいち質問に悩んでるようにも見えるし、またこの司会の人が全然慣れてないので、最後に同じ質問を再度聞くものだから、回答できなくてしばし黙ってしまう。劇場のいたたまれない空気に、これまた悶絶したくなるほど萌える。作品は全くダメでもこの生・成海璃子が見られただけでも良しとしよう。
 退場するときに振り返ると、劇場に若者の姿はあまりなく、どちらかというと同世代以上の人が多かった感じ。成海璃子ファンは親世代に人気があるのかもね。

 帰宅してから寝る前に口直しに家で映画。

『ナショナルトレジャー リンカーン暗殺者の日記』(☆☆☆)
 『トゥームレイダー』並に、クライマックスにかけて壮大に尻つぼみになるが、途中までは結構わくわくした。前作の「国内旅行版インディ・ジョーンズ」のスケールの小さいイメージは若干薄められている感じ。悪者や警察に追われたり、罠に掛かっても緊迫感が全く無いのはディズニー映画だからしょうがないよね。
 今回のライバルはエド・ハリス。前作のショーン・ビーン以上の貫禄で、これでこの映画のレギュラーであるジョン・ボイト、ハーベイ・カイテルを加えると、かなりの素敵オヤジ映画になっているのだが、特にハーベイ・カイテルはゲスト出演程度の登場で、この3人での絡みというのが無いのが残念だった。
 イギリス王室が移ったあと次にヘレン・ミレンが登場したのは、出演を全然知らなかったので笑った。ネタなのか。

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