[PR] RMT 2010/1/中のやだよ日記
数年ぶりにデカい買い物したけど品物がまだ届いてないので実感無く過ごす1月中旬の日記。

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1/11・イケア
 成人の日で町中に着物来た若者がいっぱい。しかし場所柄なのか、男はみんなヤクザみたいな顔つきで不思議な剃り込みとダブダブの白い紋付姿の人しか見かけない。外見で人は判断できないけど、顔でなら判断できる。日本の未来が心配になる。

 テレビ台をきっかけにした家具選びだけど、土曜に行った大正堂が空振りだったので、今日は北欧家具の専門店「IKEA」に行ってみる。新横浜駅から専用バスで20分。巨大な建物に人がいっぱいだ。スケールの大きさには圧倒されるが
まんま倉庫
 家具はどれもプリント合板ばかり、デザイン以上につくりが安くて、遠目で良さそうでも近づくとガッカリみたいな。これはHPの写真ではわからない。せっかく来たけど大きく空振りになった。一応食卓の椅子に敷くクッションと名物の50円ソフトクリーム食べて帰る。
おしりさん日記風写真
 新横浜に来たついでにきれいな駅ビルのビックカメラを見物。ヤマハのスピーカー内蔵テレビ台を見て「なんかもうこんなんでいいんじゃないか」と思ってきた。

1/12・ハートで売ります
 久々の雨の日に限って外出の予定。この日だったことは去年から決まっていたんだけど、今日が雨なことも1週間前から決まっていた。久々にはっきりと雨男であることを自覚する瞬間である。場所は西新宿某所の会社なのだけど、同席してくれるT崎さんに連れられていったら、ほとんど地上を歩かずに着いた。西新宿の地下道っていつの間にこんなに整備されていたんだとびっくり(大江戸線の駅のおかげみたい)。
 今日は相談に行ったのだけど、話を持ち込んだところが結果的にトップダウンになってしまったおかげで、私相手にはもったいないほどの偉い人が来ちゃって恐縮。話はちょっぴり前進し、今のところは順調。
 帰りに会社のロビーで「天才バカボンは今年40周年!」というチラシがあったので、『元祖天才バカボン』を毎日見ている(MX)私はおみやげにいただく。家に帰って見てみたら2007年のチラシだった。3年前のチラシがそのまま置いてあったのか。のんびりした会社だなあ。

 ところで会社から戻ってびっくりしたのは「さくらや完全閉店」のニュースだ。mixiの方にも書いたけど、判官贔屓な私としては「さくらや」は非常によく利用するお店だった(ちなみに横浜時代はALiC日進だった)。
 今の家のエアコン3台とテレビ、母のカメラにiPodも皆さくらやだ。横浜のジョイナスにあった頃は、ファミコン版『グラディウス』が1500円で大喜びして買ったのも、希少な『ドラクエ2』を発売直後に2本を2割引で買って、高坂君(久々に名前思い出した)とSAKUに定価で売りつけたのもさくらやだ。8spotsの誕生日に買った(けど自分で使う羽目になった)掛け時計は新宿WATCH館で買ったものだ……きっと他にもいっぱい買ってるはず。
 帰りがけに寄るとちょうど閉店直前だったので中には入らず。外からちょっと眺める。恐らく店員さんも知ったのは今朝か勤務中であるはずだ。気持ちはさぞ辛いことだろう。
店の前 店の外
 家に帰って「ハートでさくらや」のテーマをiTuneで聞きながら、いろいろ思い起こして悲しい気持ちになった。

1/13・カウントダウン
 今日は外出じゃないのだけどやはり晴れた。しかし東京以外の場所は全国的に大雪らしい。もし今日が雨だったら都心も雪降ったかなあと思いつつ、明後日も外出するけどその結果は如何に。

 昨日さくらやの閉店についてmixi日記に書いたが他の人も多数書いていた。会社でもそんな話題。I坂さんのお友達は13万ポイントくらい残っているらしい。いきなり太っ腹な買い物をしなくてはならない『マイナーブラザーズ』状態だね(ってわかんないか)。
 んでもって今日も帰りにもう一度さくらやへ寄ってみた。今日は店の中まで。
看板
 昨日の夜から公式サイトに掲載されていた閉店のメッセージが看板となって置かれていた。切なすぎるなあ。
 あと閉店セールは「決算セール」ということになっていた。
張り紙
 ポイント分が現金で値下げになったのだそうだ。1ヵ月半で使えないポイントだもんなあ。後、返品がきくのか鉄道模型のみ発売終了となっていた。こういうの見るとちょっとさみしい気持ちになるなあ。
 最近テレビとかテレビ台とか買う機運は高まっているのだけど、既に川崎のさくらやは定価の安い普及品しか取り扱いが無いようで、私の欲しいものは置いてありませんでした。

1/14・散財準備の日
 1/7の日記で書いた東芝の液晶テレビ発表会の当日だったのだけど、蓋を開けてみればブルーレイプレイヤー搭載の廉価モデルと、レコーダーもフナイからのOEM普及機だけの発表というお粗末な内容でがっかり。先日のCESで発表された東芝製ブルーレイ機と共に大きなバージョンアップは当面お預けっぽい。ただこれで私の迷いも無くなり、1/3に決めた「47Z9000」の値段次第ということになる。明日池袋方面に行くのでちょっとヤマダを覗いてみるか。それとも2月?の決算セールを待つか。

 今日は珍しい来客で、2年前イベントでお会いしたブラウンさん(仮名)がいらした。上司を連れて行ったのでそれなりに盛り上がるがこっちばっかり喋っていた気もする。

 帰りの電車でやはり1/7の日記に書いたヘッドフォンがいよいよ限界となってきたので、家に帰ってから買い替えを考えようと調べてみる。音はかなり気に入っていたので調べる前にはいっそまったく同じものでも良い位だと思っていたのだが、私が3年前に買ったこのソニーのMDR-EX90SLというのは、実は名機だったことを知る。価格ドットコムやAmazonのレビューを見ると、その後ソニーから出た後継となるMDR-EX500SLよりも評判が良いため、一部のマニアは全国の在庫探ししている始末。この展開は困る。
 もっとも音質なんて人の好みだし、当時も自分の感覚を信じて選んで買ったものなんだから、まずは500SLも試聴してから検討してみよう。いっそ他のメーカーのだっていいし。ただインナーフォンって試聴するときにちょっと勇気がいるよね。

1/15・決戦!池袋
 たまたまKRGさんとどうたんさんが同じような策略を練っているのを知り、それならばと見知らぬ2人をお見合いさせる日。
 目的地のどうたんさんの会社は大塚にあるので、ちょっと早めに出て池袋を散策。駅を出ると目の前は池袋で最後に残されたさくらやだった。
これを見るのも最後かな
 目と鼻の先のエリアで壮絶バトルが繰り広げられているのだけど、すでに蚊帳の外と化しているさくらやは、一応記念に店内もさらっと見てみたがまったくさみしいものだった。確かにこれは行かん……。

 んでもってこっちが本命。
壮絶バトルの地
 ヤマダ電機とビックカメラの本店決戦だ。話には聞いていたが目の前の風景を見るとこれは酷いと実感できる。ここで日本一の家電安売り合戦が繰り広げられている。秋葉原も新宿も太刀打ちできない安さがここにあるのだという。
 駅前の道はビックの赤とヤマダの黄色の店員が数名ずつ交互に並んでチラシを配っているので壮絶だ(写真撮っておけばよかった)。

 いよいよ、元旦以来ずっと悩んでいた「テレビ購入」を決断する日が来た。
 バトルのどちらを応援する(買う)かというと、地元・川崎には駅前にヤマダがないので、ポイント還元のことを考えると最終的にビックで買うのが良いと思っているのだが、まずはヤマダで価格調査をする。
 なお目的の商品は昨日も書いたとおり「47Z9000」。広くて見渡しの良い店内の一番奥にあるレグザコーナーへ。値札を見ると
安い
 「245,800円+ポイント20%以上」とある。ポイント20%で計算すると価格は差し引き196,640円。値札で既に20万を切っている。しかもヤマダは長期保証が無料だから、その際5%分のポイントを引くビックやヨドバシよりも有利である。
 とはいえもちろんこの値段で買うつもりは無い。少なくともヨドバシの正月特価である「287,800円+34%ポイント」(クレジット1%P含む)での実質価格189,948円以下でなければ買う意味が無い。
 まだ平日の昼間なので店内のお客さんも少ない。たまたま目の前に東芝の動員兵店員を見かけたので声をかける。なお価格ドットコムなどで知ったのだが、ヤマダの聞き方は「いくらをご希望ですか?」なので、こちらが先に希望購入価格を決める必要がある。ここではまず価格ドットコムなどでよく見かけた最近の価格を振ってみる。23万ジャスト+25%ポイント。これだと実質172,500円となる。今回の実質の目標価格だ。
 ちなみに価格ドットコムのクチコミで見たもっとも安い価格は昨年末のビックで買ったという人の「21万+25%P(保証込)」(157,500円)だけど、これは明らかに超絶した金額のようで、他の人の話でもここまで安い金額は出てこない。ガセネタかもしれない。
 さて東芝店員さんは上長への確認の後戻ってくると「今は235,000円が限界です」と言う。あれ? そうなの? 話をしてたらもう1,000円安くなって軽く234,000円になったが、まだ予定より4,000円高い。さらに納品は1ヵ月後となるそうだ。うーむとかぼやいていたら池袋に滞在できるお休み時間が終わってしまったのでヤマダを撤収。まあそんなにすぐ買う決断ができるとも思ってなかったけど、とにかく大塚へ。

 大塚駅前でKRGさんと合流後徒歩10分。どうたんさんと打ち合わせ。理想的な展開となり満足。どうたんさんの会社も景気が良さそうで二重に嬉しい。
 ここで、昨日からこじれ気味の風邪のせいか、少し気分が悪くなってきたので駅前のロイホに入ってご飯を食べつつKRGさんと軽く打ち合わせ。秋葉原で向かうKRGさんと別れて再び池袋へ。

 今度はビックへ向かった。陽も落ちて店内は混んでいた。2階のレグザの前に陣取って回遊している店員を捕まえようとするが全然捕まらない。20分くらいそんな状態が続いてしまい困っていると、混雑がピークと判断したのか、順番待ちをして店員を順次アサインするサービスが始まったので、すぐに名前を申請。その後5分であっさりと交渉開始。
 私の担当になったOIさんに早速当初も目標である「23万+25%P+延長保証」を提示。向こうがニヤリと「総本店さんですね……」というので素直に頷いておく。「では上司と相談してきます」と言って戻ってきたOIさんは「すみません、上司に掛け合ってみたのですが同じ値段が限界でした。ただしうちだと納期は今月末で用意できますよ」とのこと。
 ヤマダに戻ってこの金額を別の店員に提示し、さらに交渉を続けても良いのだけど、ポイントの使いやすさを考えるとビックのほうが良いかな。……と思ってもいるのだけど、せっかくなので「他社クレジットでもポイントは引かないで」とか「オマケのHDD2個にできない?」とかもう少しだけゴネてみたが、既にこちらの心の動きを察していたのか、これ以上はビクともしなくなった。ではまあ最初の値段通りということでここで観念した。OIさんは非常に人当たりの良い人だった。ビックの店員さんで感じよい人って生まれて初めてかもしれない。

 結局、今回のお値段は最初の目標からはまったく減らせず「現金23万+25%P+延長保証」+オマケで東芝配布中のバファローの500GB・HDDが1つ。配送はもちろんヤマダに合わせて設置も無料になった。実質172,500円。エコポイント36,000Pもカウントすれば14万円を切ったということでまあまあ良い買い物になったのではないか。これでもう半年後にレグザが3D対応になったりしても泣くなよ! 俺!(多分その時は3D対応のDLPプロジェクターとか狙うと思う)

 というわけで長いようで短かったテレビ購入の戦いが終わった。あれほどお金が無いと言い続けているのに1月から物凄い散在だ。23万なんて金額はかつてノートPCを買って以来(23.8万円。2004/12/12の日記参照)、5年ぶりの高額購入である。

 さて! 次は「テレビ台」の決着を付けなければ! 遅くとも半月後に家に届くようにしないと!

1/16
 昼まで寝たら昨日まで風邪薬を飲み続けても直らなかった喉のいがらっぽいのが治った。やはり休むのが一番だね。
 ちなみにほっちゃんは昼間よくここで寝ます。
巣です
 無印で買ったこの椅子。白くて汚れが目立つのに洗濯できないし交換もできないので布を巻いて簡単なカバーにしているのだけど、そういうところを猫は好むのだよね。

 朝の番組で父が昨年出した本が紹介されたのでビデオ録画で見る。普段見てない番組なのでどうなのかは不明だが、絶賛されていてちょっと嬉しい。著者近影の写真に実家の猫、太郎くんが映っていた。この本は一昨年8spotsがデータ入力などでお手伝いをしたりした後、出版社の作業が遅れに遅れて、最終的に校了するときに父の入院が重なっていろいろと大変な本になったが、これで少しでも売れてくれるといいなあ。

 その後は(月末までに買わないとテレビを床に置くことになるという)タイムリミットのあるテレビ台購入のため、日暮れから近所を回ることにした。
 途中立ち寄ったヨドバシで昨日買ったテレビの値段を見ると、昨日よりも5万近く値下げされている。
本日のヨドバシ価格
 ポイントは30→20%になっているものの実質2万くらいは下がったことになる。正月商戦が終わったらさらに安くなったみたい。テレビが届く月末までにこのペースで下がっていくと、せっかく池袋まで出向いても追いつかれそうだ。……ってこういうのを「死んだ子の歳を数える」っていうんだよな。
 そうじゃない、私はテレビ台を探しているんだよ。
 うちは既にテレビ周りに、AVアンプに、東芝のDVDレコーダーが新旧で2台、リージョンフリー用のマランツのDVDプレイヤー、予備のVHSビデオデッキ、そしてPS3とXboxとWiiがある。さらに言うとEPSONのプリンタ、LAN回線で使っている外付けHDDもある。家電売り場にあるようなテレビ台ではこれら全部を入れられるような収納サイズは無い。
 思い切ってテレビ台の横に縦型のAVラックを置こうかと探してみると、かつて一斉を風靡したはずの縦ラックはどこのお店にもなかった。あれはレコードプレイヤーなんかと共に消えたようだ。しかし店の商品を並べているのは縦ラックなのに、それを売ってないというのは気持ち悪いよ。ともかく出鼻をくじかれた。
 ちなみに帰宅してからネットで見つけた(ハミレックスのカメオ)けど、業務用しかないみたい。
 あとは先日新横浜で見たヤマハのスピーカー内蔵TV台も検討中(うちのスピーカーはプロジェクター方面に向いているので、テレビ用には別途システムを組まないといけないという矛盾)。
 あんまり長いこと悩んでいてはまずいので明日はもう少し進展させたいが、最後はルフロンの家具売り場とか見て一日が終わった。
 帰りにいきつけの喫茶店「ハイチ」に寄ると、予想していたけれどハイチ地震の義援金を集める瓶が置いてあったので、コーヒー代と同額分だけ寄付しておく。

1/17・『だいかいじゅうのいるところ』
 潜り現場を撮影成功。
潜入ミッション
 朝から猫に起こされたのを好意的に解釈し、ネットでチケット予約することにして昼から映画を観に行くことにする。109シネマズのプレミアシートを無事確保。

『ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル』(☆☆☆☆)
 「ビルドアップによる全編CG」という宣伝文句は、ことウルトラマンのようなアナクロ作品にはかえって不安が付きまとう話題だったんだけど、内山まもるのウルトラ漫画で育ったコロコロ第一世代としては、「ウルトラマンがマントを着ている」というだけで見逃せない。という感じで不安と期待が半々で観に行ったのだけど思いのほか良かった。新規メインと思わせておいてファンに濃いアピールをしているところは、昨年の『スタートレック』と同じかも。冒頭の赤と青の火の玉が飛んでくるところで掴みはOK、その後メビウスがミライの姿になった時の服が、『タロウ』のテンペラー星人の回で兄弟たちが着ていた服(革のジャケット)のアレンジ! 私はこれでもう心をわしづかみされた。
 CGということで不安の多かった映像も、基本はあくまでスーツによるアクトで、これをCGを使って派手に見せているだけ。スーツの(良い意味での)安っぽさと派手なアクションが不思議な按配で融合しており、なじみのある画に感じる。アクションは『マトリックス』以降よく見るハリウッドカンフーで、演技のできない俳優も達人に見せる演出テクニックで、ウルトラマンたちの体術の妙技が炸裂する。ハリウッド映画を垂れ流しているテレビとそれを観ている今のお客さんにアピールするのはこのくらいが標準なんだろう。そういえば今回のスタッフは監督以外にもハリウッド経験のある人が何人か入っており、それがどのくらいの影響があったのかは不明だけど、よい影響は出ているのかも。
シナリオもほとんど無いようなものだけど悪くはなかった。主役級のヒーローがバタバタと倒されて行くところは内山漫画っぽくてこれはこれでよい。会話よりも戦闘してるほうが多い物語のバランスは『大怪獣バトル』以上だけど、これも漫画っぽいような。
 『ウルトラヴァイオレット』を思わせるゾフィーの戦闘は特に内山イズムに溢れているが、彼の戦いを見ているとどうしてもバードン戦のことを思い出してしまって真剣に見られないとか、セブンの子をレオが特訓する師弟関係の面白さとか、アストラはまだ足かせ外さないのかよとか、セブンがアンヌ以外の女性とデキてたことが発覚したとか、オタクは全編ニヤニヤしっぱなし。とりあえずどんな映画でも円谷プロ関係はマニア方面へのフォローは問題なしな感じ。
 とりあえず回顧向けが頭打ちで、新世代へのアピールがあったので、ここからさらに先へと進めるなら『ゴジラFINAL WARS』くらいはっちゃけるしかないかなあ。いろいろ怒られそうだけど。はっちゃけるといえばキングの声は思ったより酷くなかった。多分このキャスティングがこの映画で一番の宣伝になったと思う。

 一旦帰宅してから、次の映画を予約、その後、居間のエレクターの調整とかして陽が落ちたところで8spotsを連れてもう一度109シネマズ。

『かいじゅうたちのいるところ』(☆☆☆)
 冒頭から「かいじゅうたちのいるところ」へ向かうまでの、主人公マックスのエピソードはいきなり引き込まれ、もうここを観ただけで「これは傑作だ!」と確信した。台詞もト書きもないのに、彼の素直な気持ちが観客へ伝わり、いきなり泣きべそかきたくなるほど心に響く。
 ところがその後、やっとかいじゅうたちが登場してから映画の空気は変化する。観る前に思っているのとは少しイメージが違っていて、かいじゅうたちはみんな、悩みを抱えた子供たちだった。
 この映画の中で表現されるシンプルな人間関係は、大人の世界だけのものではない。「昔は悩みなんて無かった」と思っていた子供の頃にも、実は大人になってから味わうたくさんの気苦労や悩みが、原初なかたちでほぼ同じように存在していたということを数十年ぶりに思い出させてくれる。
 笑っていてもどこか悲しい、どちらかというとうつむいていることがほとんどの「かいじゅうたち」が子供みたいな遊びに興じる姿を見ていると、癒されすぎるのか、途中3度くらい寝そうになった。映画館で眠くなった映画は久々すぎて思い出せない。スパイク・ジョーンズはタルコフスキーの風格を既に持っているのかもしれないし、実はただ単純に退屈な映画なのかもしれない。

 最後に、とりあえず109シネマズは本編開始前にメイキング映像を流すのは勘弁してもらいたい。それ本編後に見たかった(目を閉じてなるべく見ないようにしてた)。
 映画終わってから普段と気分を変えて、ラゾーナの中にあるインド料理屋「ボンベイ・トーキー」へ。店内のボリウッド装飾は面白かったけど、料理は値段ほど美味くはなかった。

1/18・やけくそ
 会社の帰りに駅を出ると、さくらやがまだ開いていたのでふらり立ち寄る。すると「全品・表示からさらに20%現金値引き」の張り紙。
 他店でいうところのポイント20%並ということになり、どこの店でも値段の変わらないものならかなりお買い得じゃないのかなと思って、とりあえず店内を回ってみると、DVDコーナーにはなんと「全品50%オフ」の張り紙。
証拠写真
 DVDもブルーレイも旧作も新作も例外なく値札の半額。大体の場合値札は1割引なので、実質6割引くらいになる。ブルーレイソフトはすべてショーウインドーに入っているので選ぶのにちょっと苦労したけど、『シカゴ』『ダイ・ハード4.0』を2220円、『ハプニング』は既に特売されていたのが半額になって1495円、計3枚を購入。値段は6000円弱と、貯まっていたポイントをほぼ使い果たすことができた。『ハプニング』はダメ映画なのだけど、1500円なら特典映像目当てで良いかなということで。ちなみに『シカゴ』と『ダイ・ハード4.0』はDVD持ってる。

 月曜からのセールというのもあまりないので、レジにソフトを持っていたときに店員さんに聞いてみた。
「このセールっていつからやってたんですか?」
「土曜からです。最初は決算セールのはずだったんですけどね。会社ツブれることになったんで。」

 極めてヤケクソなコメントをする店員さんの顔は笑って心は笑っていなかった。言葉に詰まってしまった。さくらやを愛していた客のひとりとして「私も残念です。今までありがとうございました。」の一言でも言えば良かったと後で大変後悔した。

 ともかく今日はいい買い物ができたということで幸せ気分で就寝。



 なんだかくさいよ。猫のオシッコくさいよ。
 布団のあちこちのにおいを嗅いでみるがくさい臭いはしないし、そもそも濡れていなかったし。一体どこからこの臭いはするのだろう?

 寝て1時間くらいしてやっと気付いた。掛け布団ではなく、敷布団の方だった。シーツの真ん中だった。ベッドで寝ていておしりのあたり。
 深夜4時に起きて、寝ぼけながらシーツとパジャマを無言で取り替えたりしていると、寝ていたほっちゃんが私を見てびびっていた。抱っこすると駄々をこねるようにうなる。私が怒鳴り声を上げなくてもいつも怒られるシチュエーションなのがわかっているらしい。

1/19
 金曜に買ったテレビのためのテレビ台がなかなか決まらず、週末から無駄に時間を浪費している。これまではブラウン管のテレビだったのでホームエレクターで組んでテレビ台にしていたのだけど、せっかく薄型テレビ(もはや古い表現だよね)を買ったのだから少し居間に置いても良さそうなものをと考えたら決まらなくなってしまった。悩みの種はテレビの横にあるエアコン。エアコンの暖房の風の流れを考えるとテレビ台がエアコンの下には被って欲しくないのだよなあ。などと今日も閉店間際のさくらやとかヨドバシとかをうろうろしてしまうわけです。
 それはそうとNHKとWOWOWで興味のある(観た事ない)映画が今週に集まりすぎ。レコーダー内のHDDが全然足りない。今度買ったTVは録画もできるので買うタイミングがちょっと遅かったなあ。

1/20・うちの家政婦
 先日マイミクにさせていただいたノボタンさんが8spotsの日記で紹介されたほっちの洗濯機写真&動画(マイミクの方は10/1/18-19です)をご覧いただいた際に「エプロンつけたら、きっと猫村さんそっくりですね」という感想をコメントされていた。ちなみに日記に載ってたのはこの写真。
のびるのびる
 うーん、言われてみれば、似てるかも……。猫村さんも背中の首のうしろに丸い模様があるんだよね。
猫村さん
そうそうこれこれ

 というわけで比べてみようと書棚から引っ張り出して見ていたら、まさに当人がやってきた。

猫村さんとほっち
 頭のところに髪の毛みたいな模様になってるところも似てるかも。

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