久々の大地震とかKEN里帰りとかイベントも豊富な7月下旬の日記

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7/21・のーてんき
 8spotsが気を利かせてくれて『電車男』をビデオ録画しておいてくれたのだが、肝心のOPにあるNINJIN FILM?を放送しなかったよ。

7/22・孔雀王
 今期は「上田教授のどんとこい東大受験」こと『ドラゴン桜』をメインで楽しもうと思っているのだけど、阿部寛が何かするたびに大笑いする私に8spotsから、演出意図通りに見たほうが面白いよ、とツッコミを受ける。そうかもしれない。
 ともかく前作の「上田教授のどんとこい逆転裁判」(最後の弁護人)よりさらに面白そう。これからも阿部寛の主演ドラマは目が離せない。
 あと「タモリ倶楽部」のおかげで気付いたテレ朝唯一ドラマの見られる枠(旧TRICK枠)の『はるか17』も見始めてみた。『電車男』も含めるとちょっと多すぎるけど『新選組!』以降まともにドラマ観てなかったのでなんか楽しいです。
 そういえば舞台版の演出は堤幸彦なのね。

7/23・高いは12階は恐い
 ぼちぼちいつものように自転車で買い物へ行ってくるかなあ、と思った矢先の出来事でした。
 震度5弱。いやあ揺れた揺れた。

 居間のエレクターに積んであったビデオテープが雪崩を起こし、反対側のエレクターに積んであったXBOXのソフトが次々とやしゃまのトイレにダイビングし、最後には和室の姿見がバランスを崩して前に倒れた。
 でもまあそのくらいで済んだからよかったね。と思って自分の部屋を覗いてみたらこれですよ。
リバイバルの『七人の侍』とか『御法度』とか『マトリックス』3部作とか『ピカチュウのなつやすみ』とか巨大なパンフを入れていた棚だったのです
 昔通販で買って散々叩いた、たわんだ本棚の棚板の1枚が振動で外れて本やら映画のパンフレットが思いっきり飛び出していた。
 外出の時間は急遽部屋掃除に回されることになった。
 荷物を拾っていたら、こんなところから顔を出す者が。
避難しますた
 そうね。地震が来たら隠れるのは大事ですね。良い子ですね。
間一髪
 なんか、本棚の上でぎりぎりで踏ん張っていたゲームソフト(ちなみに昔誰かに貰った『プラトーンリーダー』)。頑張ったね。

 まあこの程度で済んでよかったね、と思えないのが、和室に倒れた姿見。起こしたら割れてました。
ショックのパー
 昔潰される間際の同潤会アパートで買ったベトナム製の代物で3万くらいしたのになあ。こんなにはっきり割れてしまうとさすがに捨てるしかなさそう。

 水が出ること確認して、自動で止まったガスを復活させて、暫くメッセンジャーの仲間たちと被害報告をし合って(墓石倒れたって凄いよ>たけぴぃ)、テレビの地震情報をチェックして、とりあえず余震は大丈夫だという時間を過ごしてから改めて買い物へ行くことにした……らマンションのエレベーターが止まっていた。
 パンフを引っ張り出してきて見ると、「震度4以上になると自動停止します」とある。
 9階建て9階のヒロターズんところも止まったので、スーパー行くのに階段で往復したそうだ。私の家は12階建て12階。いやだ! 絶対階段なんて使わないぞ!

 というわけで今日は一日家で過ごすことにしました。
 しかし実は今日も渋谷に行く予定もあったのですよ。危なかった。今日行ってたら帰るのはいつになっていたことか。

 夜。
 評判の『女王の教室』を初めて観たけど、この先生、別に全然普通のことしてると思うんですけど、一般の人はこんなんでクレーム付けるの? 生徒が先生にはむかうってそんなのおかしいだろう。連帯責任なんて当たり前だろう。友達の罪を隠すなんて重罪だろう、と自分の時代と比べて考えて、それによって自分がもうかなり歳を取っているということに気付くのがこのドラマの趣旨なんでしょうか。

 寝る前には来週の『ゴジラ:ファイナルウォーズ』DVD購入に備えて『海底軍艦』を観た。
 東宝映画は好きだけど全部観てるわけではないのでこれは初めて。ただし伊福部昭の音楽はもう原曲もアレンジも演奏し直しも組曲ももう何遍も聴いているわけだが、それでも映像つきで流れると改めて心に震える音楽となる。
 海底軍艦・轟天号も、こうして改めて観ても非常に美しいデザインで心ときめく。60年代初頭の風景も(私はまだ生まれてないのに)安心させる郷愁を持っている。
 だけどこの映画の最大の見せ場は、あの最後の轟天の突入、あれは凄かった。ほとんど沖縄戦の米兵。裸に腰ミノ姿で武器も槍くらいしか持ってない原住民の逃げまどう背中を冷線放射器(アトミック冷線砲)でなぎ払い虐殺を繰り返す兵士たち。最後通告も無く帝国の中心にある原子炉に爆弾をセットして破壊する兵士たち。ムー帝国には一体何人の一般市民がいたのだろう。あと、あの津波で太平洋沿岸の国々は、などと余計なことを考えてしまったりしたけど、基本的に面白かったので(☆☆☆)。
巨大化したわけではありません
今日は膝の上にいました。

7/24・帰ってきたKENとぶちょーの結婚
真っ赤なマントを翻し
 というわけでHALO面子きってのお気楽男・KENが、HALO2例会に参加するためにはるばるサラワクから一時帰国してきた。

 とはいえ彼が日本を去ってからまだ1ヶ月。何の感慨も無い。むしろ半年以上音沙汰が無くなった"種"のほうが懐かしいくらいだ。
 旅行バッグを転がしながらやってきたKENは「成田に着いてから初めて実家に電話して帰国する話をした」と相変わらずのお気楽ぶりを発揮している。

 しかし今日は皆お気楽だった。ほぼ開場定時にやってきたぶちょーを除くほぼ全員が遅刻。ぶちょーは夜の主役予定なのに、この酷い扱い。頼むぜKEY、FAT、しじみ、しょっちゃん、ゆうちゃん。なお、KENのパートナーを長らく続けたこまんだーさんは、初めて会って1ヶ月目にしてのいきなり参加以来初の不参加となった。その分頑張って全国統一を果たしてもらいたいと思う。
でかい鞄
 KENは久々の日本だからなのか半日を飛行機で過ごす長旅だったからなのか、いつも以上にだらけまくっている。
KEN
 まあ今日はゆるしてやろう。「おみやげ買ってないよ」と言ってもゆるしてやろう。私の買っておいたお昼ごはんを「おなかすいたよ!」と食べちゃったりしてもゆるしてやろう。貸してたDVDを無くしてしまったけどゆるしてやろう。
 というわけでサラワク話もそこそこに戦闘を開始することにした。

 まだ誰ひとりとして未プレイの新マップめぐりCTFを経て、夜勤明けのおげしょを加えてやっぱりいつもの通りのマップで定例CTF。
結果はこちら
 4対5の不変則マッチではあったが、激しい戦闘は今回も楽しい。KENの腕はもちろん落ちていない。こまんだーさんがいないからかのびのびと殺戮を楽しんでいた。

 その後、小雨の降る中を行軍。ぶちょーとぶちょーの奥さんを待たせてリバークに最近オープンした「にじゅうまる」で8spotsをも加えた11人で宴会。
 主役はもちろん初登場の部長夫人。入籍し4週間前から新居で暮らしているという彼女とは全員が初対面。皆で自己紹介をすることにした。
「生徒会副会長です」
「捨てられた元ドライブのパートナーです」
「このたび結婚した夫です」
「この中で一番彼と関わりの薄い人間です」
「クソ映画担当です」
「帰宅部だったのになぜかここにいます」
「同じクラスどころか同じ学校になったことすらありません」
「六畳二間に14人の客を入れた主催者です」
「飛び出した元女房です」
「サラワクです」
 さあ不参加だった人はこの自己紹介で誰が誰かわかるかな。わかるか。

 部長夫人は気さくな方で「残念ながら現在、結婚相手募集中の友人はおりません!」と皆の期待を最初に裏切って以降、ずっと楽しい話ばかり。途中、サラワク君が何度か主役の座を奪いつつ、楽しい飲みだった。

7/25
 今日は広島からGYOさんが出張で数年ぶりに上京することになったのだが、私は仕事が山場なのと連絡がうまくとれず、残念ながら歓迎会に参加できなかった。そのかわり夜は品川東横インにいるGYOさんとたっぷりメッセンジャーでチャット。……別に広島にいても品川にいても変わらないのではって? いや大事なことなんですよっ!

7/26・student
 先日、仁義ある上司に突然声を掛けられて、なんかよくわからない使命を与えられた。
 「光栄です」なんて安請け合いして受けた使命は、新大久保の某所にて、昔Mファンにいたときにささやさんやあじの旦那やおっきゅんがやっていたようなことをすることだった。なんだか懐かしいよ。
 バイト料は100円というのもなんか味があって素敵。結構目が疲れるアルバイトだった。

 予定よりちょっと早く帰ってくると間もなく暴風雨になった。でかい台風が関東地方に向かってきているのだ。
 会社には避難命令が出ており、「購買は本日5時半で閉店です」「台風のため本日は作業を短縮しました」「これより当部は撤退します」などとメールや告知がある。
 残業大好きなうちの部署もさすがに危険を察知したのか早退者が多い。私も数ヶ月ぶりに定時帰宅することにした。タイミングよく外は小雨になっていた。
 しかし街中の店がまだ開いているというのがつい嬉しくてさくらややらヨドバシやらついふらふらと寄り道してしまう。漫画もいっぱい買い込んでしまう。
 ちょっと寄り道しすぎたかと思って外へ出るが、まだ雨は小降りである。とはいえ近所のオフィスビルやマンションには玄関に土嚢が積んであったりベニアが貼ってあったりして防水対策が施されていた。
 結局、台風は私が外出から戻ってきた直後の雨をピークにその後うちの近所で猛威を奮うことはなかったが、これは幸いと呼ぶべきでしょうなあ。

7/27
 昨日に引き続き今日も新大久保でアルバイト。それなりに人数はいても非常に静かな部屋で、個人作業をしているときについ独り言を口走ってしまうのは自分でもどうかと思う。
 仕事は山盛りだったのだが、やはり気になって今日も早めに帰宅。閉店間際のカフェラミルでケーキを買うことが出来た。
 今日は8spotsの誕生日なのであった。せめてケーキだけでも食べないと気分出ないよねえ。
 その8spotsから一昨日の日記のタイトルは「帰ってきた"KENとぶちょーの結婚"」に読めると言われる。こまんだーさんは気が気でないだろう。

 などとアホな話をしながら体調不良で12時には早寝する私。

7/28
 今日もまた追い詰められている予感。仕事の遅延が貯まってきたなあ。でも土日は休みたい。
 久しぶりにゆっきさんと電話とメッセで会話する機会に恵まれる。週末から彼とおしりさんは宮古なのだ。今回は初心者の私はお留守番なのだ。帰ってきた頃にまた機会をみつけてお会いしたいところである。
 ……ところでGW前に突然飲む約束して、その後延期を続けている避難民さん、ここ今も見てくれてますかー? 来月中旬以降にでもいかがでしょう? とか試しに私信してみる。

7/29
 気が付けば今日は月末。機材の関係で別室に篭って仕事してたら気が付くと階に私一人になっていた。
 今やってるプロジェクトの第1陣もいよいよファイナルカウントダウン。ニミッツもタイムスリップですよ。ミスター・タイドマンですよ。聖母たちのララバイですよ。

 8spotsが今週からmixiを初めたのだが全般の感想は私と同じ。とりあえずこまんだーさんの日記がお勧め。正月あたりの内容で止まってるねこにっきも更新してくださいね。ってその前にPC買わないといけないのかな。

7/30・『バットマンビギンズ』
 ヨドバシ川崎でDVD『ゴジラ:ファイナルウォーズ スペシャルエディション』、さくらや川崎でPS2『タイトーメモリーズ上巻』を購入。どちらも新作とはいえ子供の頃の思い出に浸るための買い物となる。

 帰宅後早速PS2を起動し、『奇々怪界』をスタート、1面で死亡。『バブルボブル』をスタート。今度は二十数面くらいまで黙々とプレイしていたら8spotsがやってきた。
 「楽しそうにしてるね」と言う彼女に、いつもDVDを見ながらテレビと会話していることに比べたら静かにやっているつもりだったんだけどと答えると「音のせいで楽しそうに見えるのかも」という返事。やはり30代にはこのあたりのゲームの音色こそ"ゲームの音"だよなあ、と納得。
 その後『キャメルトライ』『フリップル』『地獄めぐり』などをやってみる。やはりすぐに死んでしまうもののプレイしているときの充実感は十分で、ああこの「短時間だけぐっと没入させる」プレイ感覚こそ、ゲーセンのゲームの持ち味であったと思い出した。
 高校のある街で1軒しかなかったインベーダーハウス流れのゲーセン「キャロル」がタイトー系列だったこともあり(なおこのゲーセンも私たちが高校卒業と時を同じくして潰れ、CDショップになった)、このソフトは高校時代の思い出をパックしたソフトとして非常に良いソフトである。
 ちなみに『ダライアス外伝』あたりのソフトになると、既にゲーセンよりもサターンを家でやるような時代のゲームになっていて、あまり思い入れは無かったりする。

 夜は当然買ったDVDでゴジラを観るつもりだったのだが、チネチッタで見逃してしまったと思っていた『バットマンビギンズ』が1週間だけ延長したため、0:00からのオールナイトの回を観に行ってくることにした。
 クリスチャン・ベールがとにかくカッコ良く、マイケル・ケイン他の脇が非常に堅く、冗長になりそうな冒頭を時間軸をあえてかき混ぜてみせるところとかは非常にノーラン監督らしかったりと非常によくまとまった映画だと思うのだが、漫画の設定をリアルに説いていくときの気持ちの悪さが残る内容でもあった。
 昔流行った「ウルトラマン研究序説」とか、カトキハジメの理論的にリファインされたモビルスーツとか、ああいうものを好む人の気持ちはわかるが私は好きではない。今回のバットマンの現実に即したつくりは納得しやすく映画としての落ち着きもあるのだが、あのクライマックスからオチにかけてのパワーの弱さはそれゆえ自分の首を絞めている気がする。ということで最終的に評価は(☆☆☆)。
 「アメージング」さを取り除いても面白いアメコミという意外性は今回で十分楽しんだので、続きは別に欲しくないかなあ。

7/31・『宇宙戦争』
 観終わって最初に書こうと思ったのに忘れていた昨日の『バットマンビギンズ』の感想書き忘れ。
「こんなところで何やってるんだよ! ルトガー!」
 いやさ、せっかく『コンフェッション』では素敵な役貰ってたのにまたこんな太っちょ役やっちゃって、もう。あと関係ないけど『フォーガットン』観て『スプリットセカンド』思い出したのは私だけですか。そうですか。

 今日も基本的に日用品の買い物外出とHDD内容物消化の繰り返し。
 撮り貯め状態になって放置になっていた『エウレカセブン』も4話以降を4話分くらい観たけど……なんか私に合わないみたい。かなりツマラない気がする。
 今んところの全話撮ってるのでもう少し頑張ってみるけど、7話のどっきりカメラとかはっきり言って不快。これ作って面白いと思ってるスタッフも不快になるくらい。
 途中で同様にHDDを圧迫している『攻殻SAC2nd』もちょこちょこ観たけどこっちはまた話が前作同様小難しくなってきて、脳休めにならないんだよなあ……。
 丁度いい真ん中のアニメは無いものか、と思うとそれが死種だったりするんだけどは昨日は総集編だったし。総集編はやらないって局のお達しあったんじゃないのかよー。

 とぶつぶつ言いながら陽が暮れたので8spotsを連れてレイトで『宇宙戦争』。これが大当たり。今年最高でした。(☆☆☆☆☆)
 久々のスピルバーグパニック映画。『激突!』とか『JAWS』の頃の元祖スピルバーグ。その後「人物が描けない」とか言われて『カラーパープル』でアカデミーに笑われて、『シンドラーのリスト』で一念奮起してから以降現在に至る訳ですが、突如復活した"青の時代"に拍手喝采。
 あと久々の"恐い"ジョン・ウィリアムス。聴いてるとどんどん不安になってきて、ゾワゾワしてくる"災害三部作"の流れ再び。

 予告観たときは「冒頭でトムがくしゃみとかしてたら絶対ダメ映画だ」とかたかをくくっていたんだけど、実際観たらほぼ文句なしのクオリティだった。どのシーンも好きだ。全編一人称は大成功だった。
 『ゴジラ』とか『ガメラ』とか『ディープインパクト』とか『インデペンデンスデイ』とか面白いのもそうでないのもいろいろ観てきた我々を同じような話で驚かすのは並大抵のことではないはずだ。でもこの映画は何一つ無駄な話もせずにそれに成功している。最初から最後までずっと興奮しっ放しだ。
 唯一「ラストのトムの活躍は許すとして、弱ってるトライポッドにロケット当てる軍隊描写は『ゴジラ同様、やはり自力で倒すシーン無いと納得しないのかアメリカ人よ』とちょっと苦笑したのと、最後に息子が出てくるのはトムのここまでの苦労が水の泡で興覚め」だったけど、まあ全編の面白さからでは些細なところなので、ええ、私は今非常に満足しています。
 隣で8spotsも大いに満足。大好きな『サイン』思い出したというのは言い得て妙だ。言われてみればお話的には同一スケール(のはず)で、同じ一人称映画だ。でもこの違い。

 ともかく今日も『ゴジラ』我慢してこっち観て正解。映画館でしか味わえない「音の暴力」で体をびりびり震わせて見る、まさに2時間の遊園地体験でした。あー、満足満足。
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