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夏に死に物狂いでやっていたプロジェクトの成果が届く。この瞬間は結構感慨深い。 もっとも目の前の仕事はいくら片付けても山積み状態から脱しないので、こうして日記にそのことを書くだけで胸がぞわぞわする。 大変な事態というのが次々と訪れるのですっかり慣れてしまって緊張感が希薄になりつつある。1つのミスが命取りになるのに。きっと戦場にいるというのはこういうことなのだろう。 |
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愛用している月額利用料700円、通話料含めても1000円以内な携帯電話「安心だフォン」を世界中どこへでも電話させてくれる力強い味方だったスーパーテレフォンが、営業譲渡されるに伴いサービスを大幅に低下させることになった。 これまで登録していた番号では通話ができなくなるので、川崎で唯一の登録番号変更ができるショップへ足を運ぶ。 店はディスカウントショップの半分が携帯電話屋になったというところだったが、一見ヤンキー風の店員さんは実に親切で、手数料はサービスポイントで還元できるということを教えてくれたり、私の電話のアンテナが折れていることに気付いて新品のアンテナと無料で交換してくれた。携帯のサービスなので店には1円も落とさない客なのに。 なんか久々に他人の親切に感動した。 夜はDVDで『ロング・エンゲージメント』。引越しのごたごたで劇場で観損なってしまったジュネ監督の新作。『アメリ』の監督&主演ということで大きな宣伝をした割には話題にならないまま終わり、評判もそれほど聞かなかったが、これがなかなかの傑作だった。評価は☆☆☆☆☆。 原作は向こうでは有名な話らしい。第1次大戦で戦時中に処刑されたと記された恋人を捜す物語ということで、物語は冷静に見ると全編に渡ってかなり陰惨な話なのだが、ジュネ監督が撮るとこれが全然そう見えない。 没シーンのコメンタリーを聞いていたら「このシーンは『アメリ』っぽかったのでカットした」とか言ってるけど、はっきり言って無駄。全編アメリっぽい。 何でもないシーンで思わず涙がこぼれるというようなことは無いので、『アメリ』が好きな人にオススメということはないのだけど、同じような映画観てもしょうがないわけなので、ジュネ監督の映像美・演出テクニックをまたしても存分に味わえるという点で観ても、私にとっては『デリカテッセン』『ロスト・チルドレン』『エイリアン4』よりずっとお気に入りになりそうな映画であった。満足。 |
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部屋に山積みになった新聞紙をまとめていたら、気付けば自分の部屋の大掃除をしていた。 とはいえ部屋に新しい戸棚ができたわけではないので結局中身が減るわけでもなく模様替え程度なのだが、中身を取り出した分だけ段ボール箱がいくつか片付いたので気分は悪くない。 夕刻より市長選の投票に行った後、8spotsの買い物に付き合っていたら眠さが最高潮となり、結局映画を観ずに一日を終える。 |
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異動になってから既に5戦目の戦闘中(6戦目は弾込め中)なのだが、思いも寄らぬところから刺客が舞い込んだ。なんだそれ! 俺悪くないじゃん! どっと力が抜けたので、戦線離脱して今日は帰宅。HDDに貯め込んだいろいろを観る。 『BLOOD+』の1,2話を観る。ヒロインが食べていたおにぎりが四角形だったのがちょっと嬉しい。1年付き合えるかどうかは怪しいけど大塚芳忠が活躍するならきっとこの先も観る。 ウテナの長濱博史初監督作品である『蟲師』は……凄かった。理想的なアニメ化。主題歌が英語だったりしてもの凄く心配したが本編が始まってみればラストは拍手喝采。色使いや間の使い方、キャラクターデザインの崩し具合、演出、テンポ、すべてが理想的に作られている。『もののけ姫』とか『ムーミン』とかもあるけど、これはやはり『まんが日本昔ばなし』だよな。なんか観終わって気が抜けてほっとしたりして。 唯一何がくやしいって当日の天気が悪かったのか録画状態が最悪だったということだ。これは間違いなく全話保存に値する番組なのに1話からこれじゃあなあ。ジェネオンはきっと市販DVD高いんだろうなあ。 そういや『ジパング』はいつ再開しますか? 覚書。残り新番組で最近観たもの。『エンジェルハート』=何これ。小林まこと原作? 『闘牌伝説アカギ』=3D描写に男気を感じる。 『大奥』=よしながふみの漫画だけでいいや。 『野ブタ。をプロデュース』=山下智久は今期も高校生。 前期のドラマが充実しすぎたからか今期は撮り貯めた『MONSTER』とかをちびちび観る時間ができそうな余裕。 |
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2ヶ月ほど前から今日は新宿ピットインのライブへ行く約束をしていたのに、開演時刻の20時、私は会社のデスクで取引先から一向にない連絡を待ち続けていた。 18時位まで渋谷にいたのに。そのまま行けば間に合ったのに。 痺れを切らせてついに相手に電話をすると「既に帰宅している」という回答。別に怒ってる風に喋ったつもりはないのだが電話を取った女性は「急ぎの御用でしたでしょうか?」と聞いてきたので、つい「はい」と答える。向こうから連絡をとって返事させると言ってくれた。良い人だ。 1時間経ってもやはり連絡は無いので、待機させていたスタッフたちを一旦帰宅させるよう促す。 それからさらに1時間経った22時、ついに担当者から電話とメールがあった。目的の回答を得られた。スタッフは帰っちゃったので作業は明日になるけど。 ライブに行かなくて良かった、と初めてここで自分に言い訳できる。 体力よりも気力が先に尽きて今日は少し早く、0時前に会社を出る。 自宅では滅多に酒を飲まない私だが今日は特別だった。夏に買ったチューハイを飲みながら夕食を済ませた後、唇が荒れて仕方が無いので家にあるファンケルのビタミン剤4種類ほどをそれぞれの規程量分まとめて飲み、その後朝刊を読んでいたら突然鼻血が出てきた。 元々鼻血は出易い方なのであまり気にせずティッシュを丸めて突っ込んでおいたのだが、血が止まるどころか噴き出すように出てくる。仕方なく仰向けになるが、今度は喉に血流が貯まって苦しくなるので流しで2度ほど吐き出さないといけないほどだった。 沸かした風呂には入れずにそのまま寝ることにする。 |
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いつものようにせわしなく社員食堂で昼食を取っていると、正平君がやってきた。 「1時から来客なんだけど大丈夫? すっかり言い忘れてた」 ……ダブルブッキングじゃん。1時半に私が呼んでいた来客相手に急遽電話して詫びながら3時半にずらしてもらう。 30分遅れで来客対応。2時間一人で喋り続けていると、ずらした来客相手が到着したので来客のはしご。次の相手と1時間ほど歓談。 ちょっといい気になってから戻ってくると重い内容のメールと思い出した山積みの仕事。デスクから離れていると危機感を失う。 帰宅後、生まれて初めて日清の「ラ王」を食べました。カップ麺なんてどれも似たり寄ったりとたかをくくっていたのだが思ったよりずっと美味かった。夕食にしたのに1/3ほど8spotsに食われたけど。これなら箱買いしても大丈夫そうだ。 |
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記念日なのだが全然そういう余裕なし。ヒロターズが大変なことになっていたのにまともに会話する余裕もなし。 今日は同じ部署にいる会長のジュニアがアメリカ転勤になり、その送別会が行われた。今まで全く知らずに付き合っていた。確かに同じ苗字だとは思ってたんだけど。鈍感過ぎますか。(そういえば昔いたジュニアも同じ名前だったけど、今のジュニアはとても良い方です) 参加費こそ払っていたものの、今の仕事量から考えて20時の飲み会スタートなんて絶対参加は無理だと思っていた。夜食の菓子パンだって鞄に忍ばせていた。しかし、たまたま仕事の切れ目ができたので同僚と会社からタクシーを飛ばして1時間15分遅れで参加することができたのだ。恐ろしいほど食事は残っていなかったが、美味しい酒と多忙な同僚たちとの会話は久々に楽しかった。 しかし今日はまだ木曜なのにみんな飛ばすこと飛ばすこと。ピッチャーの一気なんて久々に見ましたよ。 私は1次会で帰る。2次会メンバーは3時過ぎまでカラオケしていたらしい。でもちゃんと翌日は10時に全員来ていた。サラリーマンの鑑ですね。 |
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最近の私の口癖は「やばい」「回ってない」なのだが、今日はついにそれをつぶやくヒマさえ無い。 でも気が付けばちゃんと終電で帰宅できるのだからまだまだコントロールできているのだろう。自分に甘いだけ? ともかく現在プロジェクトが10本くらい同時進行しているんだけど、去年の今頃は1本だけだったのが夢のようだ。ただこの仕事が済んだら"夢の終わり"となってしまうこともあるので、別の意味でももがき続けている。 |
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半月に一度の青山。以前何度か寄ったことのある「newsDELI・表参道店」がビルを潰すことに伴い閉店なのだそうでDELI食べ放題をやっていた。店が無くなるのは残念だが食べ放題とは素晴らしい。早速ショーウィンドーに入っているものを手当たり次第にオーダー。最初に出てきたココナツ味のクリームポテトが、ここ最近に食べたどんなデザートよりも美味かった。 帰宅すると路上にはチッタのハロウィンの喧騒とクラブチッタにひしめく魔女や死神の団体。そして路地の片隅に座ってひとり黙ってうつむく『スクリーム』の怪人みたいなマスクの死神さんを発見。この人だけは、本物なのではないかとか思った。 そんなものを見てしまったこともあって無性に『ビルとテッドの地獄旅行』が観たくなるが、明日の仕事のためにHDDレコーダーに貯まりまくった『攻殻機動隊2ndGIG』をラストまで一気に5本分位まとめ見。全般的に前作より伏線がわかりやすくて見易かったけど印象は薄かったかもしれない。 |
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宮古にダイビングへ行ってから1年が経った。あれからいろいろなことがあった。次に私が長期休暇を取れるのはいつの日になることだろうか。 とりあえず今は目の前の仕事を片付けるだけである。 その仕事だが、どうしても明日の締め切りまでに片付かなくなり、その道のエキスパートであるところのこまんだーさんに助けを呼ぶ。 朝まで3人の男を相手に自動小銃一丁で激闘を繰り広げていたというこまんだーさんは徹夜明けで半調子。昼過ぎから夜中まで、休憩時間を除いても7時間ほど私に軟禁された彼は、私の依頼したミッションを見事完了させ、終電で帰っていった。 心の友よ。 大きな問題をひとつ解決できて少し安心し、今日は早く寝るかとぼんやりネットサーフィンしていたらまた問題発生。 時刻は0時半。会社には誰もいない。仕方ないので自宅から担当者に直談判メール。 そのメールに携帯の電話番号を書いておいたら3時過ぎにやっと連絡があった。とりあえず問題は解決したけど最後まで気を抜けない一日となった。 |
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昨日の件は無事に解決したものの私の仕事は1つではない。 今日は別件で、関係者全員の信頼を損なう決断をするはめになった。しかも今年4回目。今期もマイナス査定やむなし、っていうかそのうちこの仕事続けていけないのではないかという事態。指揮能力が無いと言われても仕方が無い。 その上、先日散々謝らせた相手からさらに「私は無能です」と告白されたような泣きっ面に蜂のような問題を持ち込まれる。このまま行くと被害総額数百万円になる。 流石にへこたれる。 |