嵐の前に若干静かな1月下旬の日記。来月は鬼と出るか蛇と出るか。

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1/21
 朝起きると雪景色だった、なんてシチュエーションだけでもうめろめろ。雪大好き。
「雪の日に外へ出かけるなんていけません」と言う8spotsを強引に押し出していつものように青山へ。渋谷も青山もカチコチだった。

 帰宅後寝る前にDVDでフレメンさんの昨年ベスト3に入る『ミーン・ガールズ』観る。
 ティーンの投稿本を強引に1つのドラマにして映画としてまとめあげたコメディ風味のアイドル映画、というとつまりそれは『パンツの穴』のことか。アイドル映画にコメディの演出技法が気持ちいいが、これはジョン・ヒューズが『ときめきサイエンス』なんかで使った手法なので懐かしくもある。なお脚本家はSNL出身なので困ったときにトラックを使うセンスとか局所的に最高の演出が映画を盛り上げる。あと、笑うところじゃないけど、反省するとマット・スカダーみたいに禁酒会始めるアメリカ人ってホント面白い奴らだ。
 全般的に悪趣味なところとか面白かったけど、悪人がいないところとか中盤以降のアイドル映画としての小奇麗なまとまり方が物足りなくもあり、評価は☆☆☆。

1/22
 雪景色に青空。これもまた良い。
 本屋で見つけた『長い長いさんぽ』と廉価DVD買って家でまったり。
 資料作成とか来週のための部屋掃除とか大事な確定申告とか、すべきことはいっぱいあったような気もするが何もせず、リラックスチェアでひとり目に涙を溜めているのでした。

1/23・いろいろ好き嫌い
 帰り道の横断歩道の前で獄・楽さんに出会った。夜道でも獄・楽さんはすぐに見つけられるよ!
 年始の挨拶の後、O高さんに酷い目に合った自慢合戦をしてから、cube barで飲もうということになった。時刻は22時を少し回ったところ。早く帰ってくるとこういうこともある。
 店には『THE 有頂天ホテル』と『ALWAYS 3丁目の夕日』の2本立てを観て来たという若いカップルがカウンターで飲んでいた。獄・楽さんの知り合いらしい。しかしまだ『THE 有頂天ホテル』を観ていない獄・楽さんは会話に参加できないので『古畑任三郎』の石坂浩二の回はミステリーとしてずるいという話にずれていった。
 途中でもっとも不利な戦いを強いられたのは私の昨年のベスト映画であるところの『宇宙戦争』が評価されていないところだ。あの主人公視点映画の面白さが良いのに! しかも話の流れとしてシャマランの『サイン』に至ることになるが、これまた私の好きな映画だ。あの物置に宇宙人閉じ込める映画の面白さを共有できなくてとても残念だ。

 帰宅して、昨日tvkでこっそり深夜にやっていたOVA版『ヘルシング』のダイジェスト版をビデオで観た。
 キャラデザがかなり原作らしくなり(むちむちのセラスはやっとまともに)、台詞が忠実になり(韻を踏んだような台詞を朗読されるだけでときめく)、描写が原作テイストになったところまでは良かったが、一昔のアニメというかイケてないRPGみたいなエフェクトを多用した戦闘演出と、安い・安い・例えるなら『レディホーク』くらい雰囲気全般を安くするBGMがすべてを台無しに。雑誌付録DVDよりは印象は良くなったものの、所詮は同じプロデューサーだった(アンデルセン神父の声が野沢那智ではなく若本規夫になっていたのはやはり前のデキがアレすぎて蹴られたからなのかしら)。
 改めて『蟲師』の「わかってる感」と丁寧なつくりに頭が下がる。今のところあれに文句付けるところは無い。しいていうなら放送時間遅すぎ。

1/24
 意外な(?)出先にて父猫さんに『蟲師』の録画DVDをいただく。先日録画し忘れた回だ。昨年放映アニメ、というか昨年観たテレビ番組でもベストに入る完成度。あまりに完成度が高くてもったいなくてまとめ見できず、貯まる一方なのが玉に瑕だ。
 帰りに駅前の薬局でティッシュペーパーの5箱セット(近所で買うより安い)とお菓子を買って会社に帰ったら入口で知り合いにへんな顔をされた。別にいいじゃん!

1/25
 また少しずつ忙しくなってきたよ。早く家に帰ってDSで遊びたい。

1/26・えいご漬け
 毎日川島との激闘が続く毎日だが、今日はDSの英会話学習ソフト『えいご漬け』の発売。英語がからっきしの私はもちろん買った。
 自分がプレイする前に、まず英語が堪能な同僚のミナトさんにプレイさせてみる。彼は仕事でも日常的に英語を使っているので、こんなソフトは必要ない。暫く真剣な表情でプレイしていた彼は、試験の結果は教えてもらわなかったが、何やらガッカリした顔をしていた。

 夜は久々にヒロターズの誘いを受け川崎で夕食を。会うのも元旦以来になる。1年ちょっと前までは週に何度も遊んでいたのにすっかり不義理になってしまった。今年はもう少し仕事を安定させてまた飲みに行きたいものだ。
 今年から女帝の下で働くことになったヒロターズは、正月こそいろいろ大変なことが続いたが、愛猫シリさんも本人も元気な様子で何より。

 そういえば彼女も英語は堪能なので、再び『えいご漬け』を取り出してみた。真剣な表情でテストを受けるヒロターズ。
 席の反対側でプレイを見つめる。どんなテストになっているのか私にはわからない。
 しばらく見ていると、彼女はしっとりとした声で「I love you.」と情感たっぷりにつぶやいた。ここはビルの最上階にある夜景の見渡せるレストランの窓際の席。よく見ればこんなシチュエーションで、そんなときめく言葉を聞けるとは。『えいご漬け』最高じゃないか。
 しかし喜べたのはそこまで。彼女は試験が終わるやいなや不機嫌な顔になってDSを突っ返した。

 うーん、このソフト、英語が得意な人には評判が悪そうだ。……それってダメなんでは?

1/27
 最近、絶体絶命のピンチになっても慌てなくなった。騒いでもどうなるものではないのだからということを自覚した、というよりピンチの数が多すぎて慣れてしまったというべきか。

 去年から計画を続けている来期のスケジュールを立て終わった。去年の半分くらいの規模にするつもりだったのに、気がつけば同じくらいの仕事量になっていた。
 ピンチの数も同じだけあるのかもしれないけど、去年を経ているんだから何とかなるでしょ、きっと。
 ということでとりあえずこのまま来週提出して上司や部長に投げてみよう。

1/28
 すっかり土曜は寝坊が習慣になっている。
 今日も8spotsとDSの取り合い。彼女が脳を鍛えていないときは私が巨大包丁を振り回している。1ヵ月後のLiteは買っておいて良さそうな感じ。
 聞くとぶちょーの家も同じ様子。1人1台なんて、こりゃ確かに本体売れますわ。

1/29・HALOとKEN
 サラワク人ことKENが旧正月に伴い一時帰国したので例によってHALO。
 海外転勤から半年、去るときには
「2年は帰らない。次の帰国は早くて1年後か」
 なんて捨て台詞吐いていたのに、気がつけばこの6ヶ月の間に4回帰ってきてる。むしろホームシックなのか。しかもこれからだって妹の結婚式で3月に帰国し、6月は『TRICK劇場版2』を観に帰ってくるとか言ってるじゃないか。

 先日メッセンジャーで
「11/23以来、一日も休んでないです」
 と言っていたこまんだーさんなんて大晦日も元旦も仕事だった。しょっちゃんも「仕事大好き」状態だし、むしろ彼らやFAT、zhaoさんたち多忙な人々のほうがよっぽどKENよりレアキャラと化しているような気がする。

 ともかく今日のHALOは、(先日人間関係を再起動させた)種も結局来なかったので、参加者は他にKEY、ぶちょー、おげしょ、ゆうちゃんの6人。
 結果はというとKEN、ぶちょー、おげしょチームがKEY、ゆうちゃん、私のチームに3連勝。こちらは惜しいシチュエーションをことごとく外してしまった。KENは久々の少人数対戦に満足していたが、こっちは毎回反省会ですよ。
 プレイ回数は少なめだったけどゲームしてないときは「ごまたまご」食べながら雑談したりして、このまったり感も好きだ。

 おげしょが体を壊して不参加となりHALO後の恒例の飲みはゆうちゃんとKENの3人になってしまった。今日はベトナム料理屋のキムタンへ。
 食事も終わったところでKENが電話で呼び出した氷雨くんが登場した。今年27歳になる年下のPSOフレンド(DC版)の彼に会うのはもう2年半ぶりか?
 最後に彼に会ったときはもこなさんと2人で人生相談したんだな。あれからもこなさんは彼氏作って、結婚して、子供生んだんだと考えると壮大な長い時間だ。氷雨は相変わらずだったけど、体壊してなかったからちょっと安心したよ。

 皆と別れて帰宅して黙々と『ブリーチDS』。ついにストーリーモードを全23面オールクリアしました。こんなに集中してゲームやったの久々。

1/30
 先日からずっと考えていた今年の仕事の計画を最後にまとめる段になって、改めて今期の自分のプロジェクト収支を調べるためソロバンを弾いていたのだが、出た数字の余りの少なさ、自分が会社に対しての金銭的貢献の無さに少々愕然とする。まさに文化事業ですよ。流石にこのまま来期も進めるのはまずい(というか問屋が下ろしてくれなさそうな)ので大きな発想の転換をしなければどうにもならないよ、などと気付いたときにはもう終電の時間ですよ。

1/31・ぺけろく
 週末に例会に参加したKEYにお願いしてX68000系ゲームのサントラCDをまとめて貸してもらった。『グラナダ』と『ジェノサイド』と『ラグーン』。
 早速今日は移動の際に聴いてみたのだが、他人のCDだけあって10年以上ぶりに聴く音楽だからか懐かしいことこの上ない。
 特に『グラナダ』は、2面の曲を聴いた瞬間、突然森の続く空を移動する巨大爆撃機が目に浮かんだ。完全に忘れていた記憶がまざまざと思い出される。そうそう、そんな無茶な設定だったっけ。音楽で記憶を思い起こすのって良いなあと嬉しくなった。
 わくわくして次の3面の曲を聴いてみた。しかし全然イメージが湧いてこない。どうやら私は『グラナダ』はかなりヘタだったらしい。
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