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ゆっきさんが焼肉に誘ってくれたので会社を午後半休して参加することに。 場所が浜松町ときいてピンときた。浜松町にはもうひとつ用事があるのだ。先日ズームが故障したデジカメを直接持っていくとクイック修理してくれるというフジフィルムのサービスセンターがあるのが浜松町なのだ。 劇団四季の向かいのビルでデジカメを預ける。40分で修理するという。40分ではCAT'S見るには短いので、浮浪者とアベックと営業のサラリーマンが点在する埠頭の公園を散歩。 デジカメを回収すると集合時間までまだ1時間ほどあるので近所のドトールで仕事。コーヒーとエアコンで仕事がはかどる。たまにこういうことするのもいいかも。 ゆっきさんが「時間厳守」を強調していたからか、集合場所には5分前に着いた私が最後の1人だった。参加者は昨日誕生日を迎えられたのに風邪引きのおしりさんと父猫さんと、なんと文猫(ぷみ)さんまで! ぷみさんに会うのは彼らが結婚して間もなくにやったうちのサイトのオフ会のとき以来。あれからかれこれ数年経ってるのだが、おしりさんの日記やmixiのおかげで以前よりも長い知り合いに思えてしまうところがネット時代の陥りやすい罠。 ぷみさんから九州みやげの柚子胡椒をもらったり(後でゆっきさんからフランス土産の塩をもらったり)しつつ焼肉屋へ。 この店は先日ゆっきさんの日記、そして松井さんやO野さんの日記で、想像を絶する美味さが「肉汁永久機関」として徹底的に強調されていた話題の焼肉屋なのだ。値段はそこそこだが予約制なので並ばなくて良いのも大きなポイントだ。 ゆっきさんの日記に書かれていたのは約2ヶ月前なのだが、既に今日で5回目だとか。3回目で既に店員に顔と名前を覚えられたとか。やはり本物の食欲魔人だ。 ゆっきさんと店に入ると便利なのは、まずメニューを見なくても「おいしいものセンサー」がついているゆっきさんが、(たとえ初めて行く店でも)おいしいものを自動的に選んで注文してくれるところだ。さらに今日のゆっきさんは注文だけでなく焼肉を焼くところまでやってくれるのであった。「鍋奉行ではなく焼肉奉行ですね」と父猫さん。唯一普通の奉行と違うのは、焼いた肉は油断していると全部食べられてしまうところだ。油断していた私は何皿かひと口も食べないうちに肉が消えていった。 風邪の治り始めのおしりさんは「やはり生で食べておかないと」と焼肉も焼かずに食べる。(実際それでも十分に美味かった) 父猫さんは食事もぬかりは無いが写真もかかさない。最近買ったばかりというおニューのカメラを駆使して、ゆっきさんの腹や文さんの痴態を嬉しそうに撮影している。「そんなに写真撮るならmixiやればいいのに」と、残り4人のmixi参加者からツッコミが入るが、昔の知り合いだらけなのが抵抗感あるらしくやらないらしい。 「そんなの閲覧禁止にしちゃえばいいのに! 俺もやってるよ」 とゆっきさんの衝撃発言。さらに「実は私も1人……」とカミングアウトが続く。まああそこが会員制のクローズドなものだと思ってやっている人がまだいるとしたらそれはあまりにうかつだよね。 というわけで今日もゆっきさんの嗅覚に感謝。本日のお店はこちらです。 |
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翌日になってもまだ昨日食べた食事の美味さの記憶が残っているって素敵なことですね。 日々の幸福というものはこうして補充されていくのに違いない。 |
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仕事の成果が2件。1つは昨年秋から1、2ヶ月ほどの仕事の軽い仕事のはずだったもの。もう1つは昨年春からのもので、それでも今年の頭には終わってるはずのものだった。どちらも予想外に労力のかかる仕事になってしまって、何度も気持ちを真っ暗にさせたものだが、他に気分を落ち込ませる大きな爆弾が炸裂したおかげでそういうマイナスな思考はもうどうでもよくなっている。おかげでなんかほっとした気持ちだけが残っているのは悪くないことなんだろう。会社には良いことないけど。 でもって今かかえているやつがいよいよクライマックスに。わくわくしながらもゾクゾクしてもいる。これをコケさせたら今度こそ居場所なくなるのかな……。どきどき。 |
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35歳になって初めてのHALO例会。HALO2になってから17回目。1作目から数えると40回以上。かれこれ4年近くこんなものを続けてきているわけだから、みんな付き合い良いよなあ。 今日の参加者はしじみ、ぶちょー、おげしょ、しょっちゃん、KEY、zhaoさん(&ラスト間際にちょっとだけゆうちゃん)。 参加者7名の奇数対戦だと非常にバランス取りに苦労するのだが、今日はずっと悩まされ続けた。 やはり3人チームを強化しないといけないのだが、結果的にほとんど一日通してメンバーをいじり続けたが3人チームのほうが圧勝してしまった。 最初の3人は、ぶちょー、しじみ、zhaoさん。しじみの旗取り能力が抜群なのは周知のところだが、これにぶちょーのオールラウンド殺傷能力が抜群のサポート。zhaoさんの平均的な能力も組み合わさって3試合やって一度も勝てないどころか4人チームは得点もおぼつかない。2人がかりで1人を倒せない事態が多発する。 そこで(結果的にだが)zhaoさんとしょっちゃんをトレード。さらに2試合ほど行うが、やっぱり3人チームのほうが強い。 zhaoさんが「すみませんがぶちょーさんに1対1で勝てる自信がありません!」と悲鳴を上げるが、KEYと2人で「そうは言ってもこちらでぶちょーと互角に勝てる人はいません! ぶちょーと対等に戦えるのはこまんだーさんかKENくらいだもの」と返答。そうなんだよなあー。と自分で言って納得。4人チームは勝てない。 最終的にぶちょーとしじみの組み合わせが強すぎるということになり2人を引き離すことで解決させようと試行錯誤しているうちに夜になる。 「また日記で『殺戮王』とか書かれるんだろう」とぶちょーが苦笑していたが、本当なんだからしょうがない。ライバル不在でとっても気の毒なぶちょーのためにも、KENとこまんだーさんはもっと参加できるように努力を続けるように! なお今日の敢闘賞はしじみと思われるのでここで勝手に表彰。ゴールまで旗を運んできたしょっちゃんを後一歩のところの敵基地内でしとめた後、そのまま返す刀で敵の旗をほぼ1人で運んでいったあの芸当は、敵チームとして全く腹が立った! また、しじみが旗持って乗ったワートホグに私としょっちゃんが十字砲火でグレネードを直撃させたのに、空中で激しく2・3回転した後、平然と走り抜けて行ったのも全く腹が立った! チートだチート! あとは密かに始まりつつあるKEYのバンシー無敵伝説のことと、ゆうちゃんが前回のスレイヤーで2着だったことをまだ誇りにしていたこととかも記録しておこう。 夜はしょっちゃん、おげしょ、ゆうちゃんと4人で和食居酒屋「ほのか」へ。 値段も味も普通。創作料理・揚げたこ寿司というのが個人的インパクト大。紅しょうがをまぜたご飯の真ん中にタコが入っていて、それを揚げてかつぶしとマヨネーズと青海苔をまぶしたもの。なんかたまごにご飯かけて茶碗乗せたような、そんな感じ。 歳も35になったからか20年前の昔話に華が咲く。「高校時代は本当に楽しかった」と言うしょっちゃんに対し、なんか種に酷い目にあったか酷い目にあわせたかの記憶ばかりが思い出される私(当人がいないのが残念だ)。しょっちゃんが生徒会副会長として、我が演劇部に多くの予算を回してくれたおかげで、好きなものいっぱい買ったなあ。 「おかげで運動部の多くが泣く羽目になってたんだよ。俺に感謝しろ」という話は今日初めて聞いたか、都合の悪い話は既に忘れていたか、どっちかな。 |
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というわけで飲みが終わってからオールナイトを観に行きましたよ! 公開初日の『ウルトラヴァイオレット』! 我が映画人生の中でも限りなくベストな映画『リベリオン』の監督、カート・ウィマーの第2作! ガン=カタ第2弾! これがまさに予想通りの映画。全く期待を裏切らない、逆に言えばすべて想像通りの映画だった。 例えるならこの思いは鈴木清順の映画を観るときとまったく同じである。彼の映画を観るとき、私は「鈴木清順」の映画を期待しているのであって、それ以上でもそれ以下でもない。この監督だけのオンリーワンのオリジナリティーを存分に味わうために映画を観るのだ。この映画も、この監督もどうやらそういう作品であることがわかった。これは「新作アクション映画」とか「最新SFムービー」とかではなく「カート・ウィマーの映画」なのだ。 彼の映画は全く芯に揺らぎがない。 今回の映画は、いよいよもって特に彼の気持ちを受け止める映画である。 映画が始まった瞬間から、至るところで観客へ訴えかける彼の思いは、まるでコメンタリー音声付き映画のようだ。 「こんばんは。カート・ウィマーです。僕はアメコミが大好きです。今回の映画はこういうアメコミみたいな映画です。」 「僕は日本のアニメも大好きです。たとえば『攻殻機動隊』の草薙素子とか良いよね。」 「あと『装甲騎兵ボトムズ』も超好きです。特に第1話のキリコがファンタムレディーに会うところとか凄くクールだよね。」 「みんなガン=カタのことを応援してくれてありがとう。期待に応えて今回もばっちりやりますよ」 彼の創る映画は直球で嫌味が無い。『リベリオン』でなつかしのSF設定を持ち出し、華氏451°でモナリザを燃やしたのと同じように、やりたいことをそのまま持ち込んでスマートな映画を作る。今回も、パンフレットにもはっきりと「『グロリア』をコミックブック・アクションアドベンチャーとして甦らせたい」と書かれている通りの映画である。正直この一言でこの映画のすべてが語れてしまう。 後で8spotsに言われて納得したのだが、例えば浦沢直樹とか、寺沢武一とか、自分の好きなものを臆面もなく作品の中でパクっているのに、それに全く不快感がないのと同じだ(小島秀夫の『スナッチャー』もそうだ)。 「こんなパクリは誰かに非難されるのではないか」とか「自分なりに昇華してオリジナリティを生み出さないと」とかいう迷いとか気負いとか照れとかそういうものが全然なく「僕はアレが大好きなんです!」というその直球ぶりが非常に清々しく、作品を生み出すための制作者の純粋な気持ちだけをダイレクトに感じることができる。 また、今回もガン=カタの美しさはたまらない。我々は既にクリスチャン・ベールの唯一無二と思われる美しい体術を存分に、何度も何度も繰り返しDVDで見続けてきたのだ。なのに今回のガン=カタは、そのクリスチャン・ベールのやったものから逸脱すること無く、それでいて未だ興奮を残しつつ、そのままの美しさを維持している。武道や拳法が修得者は違ってもその基本・基礎が変わらないように、カート・ウィマーの中には既にガン=カタは完成されているために芯への揺らぎはないまま体得する人による差があるだけだ。 ミラ=ジョボのキャスティングも良かった。男女の違いによってベール版のガン=カタとの差異を見出し、ファンは多少の「どっちが美しい」という論議はあったとしても「ガン=カタ最高」という思いは変わらないだろう。 たくさんあるやりたいことをとにかく詰め込みながら、無駄なシーンを一切作らずやりたいことだけをシンプルに詰め込んだ映画。私はそういう映画もそんな映画を創れる監督も大好きだ。願わくばまた数年後、この嬉しさをまた味あわせてもらえますように。(☆☆☆☆☆) なんか早朝に興奮しながら日記を書いているので、後でへんなところとか直すかもしれんがきりがないのでこの辺で。 ……んでさ、なんでまたサントラCDが北米ですら出てないわけ? |
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昼に遠方への自転車買い物を済ますと雨が降ってきた。喉も痛いことだし家で休むことにする。 まずは先日テレビ録画しておいた『下妻物語』を観る。 評判通りの快作。口からでまかせみたいな前半の舞台紹介の編集の巧さ、ベタベタなのが逆に心ときめく後半の展開の楽しさ。何といっても土屋アンナが抜群に良いが、全く興味なかった深田恭子も良い。先日観た『三丁目の夕日』といい、10年前には全くありえないほどの邦画の勢いに心躍る。ロリータファッションとヤンキーなんていう、普通の人には全く興味ないどころかむしろ退く設定をここまで魅力的に描けるなんてねえ。(☆☆☆☆☆) ところでこの映画の最後にあったテロップがこれまた傑作。何か後で参考になりそうなので記録しておくことにする。 その後「ファッション通信」とか「世界遺産」とかをまとめ見。「シネマ通信」の「森のリトルギャング」にやしゃまが反応。 「シネマ通信」で『スーパーマンリターンズ』観て心ときめいたからというわけではないのだが、夜はDVDでジョン・カーペンターの『光る眼』を観る。 おなじみのジョン君の音楽が堪能できるが、これのサラウンド効果がなかなか。ベンベンBGMがリアスピーカーからじゃんじゃん忍び寄ってくる。サラウンド効果を楽しむ映画としてはかなり上位。 出演者もなかなか面白い。前述の故・クリストファー・リーブはもちろん、共演のカースティ・アレイも最近は全く観ないし、マーク・ハミルの真面目な演技も稀少。非常にレアな映画なのかもしれない。マイケル・パレの活躍にも大いに期待したのだが、まるで『フライングコップ!』のスペシャルゲストスター並みの活躍だった。 個人的豪華なキャストの反面、物語自体はこの手の話の元祖的な原作(映画)だろうことはわかっているつもりだが、オーソドックスに終始するお話は(下手にいじると最悪になるのかもしれないけど)ちょっと物足りないのはしょうがないのかなあ。 でもラスト、子供たちがはっと壁の時計見るところは最高にキュートだった。(☆☆☆) |
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というわけで観てから暫く経ってるがまだUV(ウルトラヴァイオレット)の余韻がまだ残っている我が家である。 8spotsが海外のガン=カタ・ファンサイトでUVの予告で(のみ)流れていた曲を見つけてきてくれた。JEMの"24"という曲で"FINALY WOLKEN"というアルバムに入っているのだそうだ。なんか凄い普通のおねえさんだ! 明日は渋谷に出るので早速HMVで買って来ようと言っていたが、結局amazonで注文してしまったりして。さらに、なんか1曲まるまる聴けるサイトまで見つけたりして。 予告編って本編と関係ない曲が使われるのは曲自体を発見しづらいのでたまに困ります。『シン・シティ』もサントラに予告の曲入ってないのでCD買ってないし。そういえば予告で『リベリオン』のBGM使っていた『Vフォー・ヴァンデッタ』は結局観に行かなかったな。 |
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出社途中の駅前の交差点で、自転車に乗った獄・楽さんに遭遇。この交差点で会うのはこれで2回目? 3回目? 電車の出発時刻まで間もなかったので多くは話せなかったが、『トム・ヤム・クン!』の私の持ってる香港版DVDとタイ版DVDでは編集が違うらしいことを聞く。奥が深いよ、トニー・ジャー! あれ、では劇場版は? 夜は大阪から来ているキタヤマさんと先日焼肉イベントで会ったばかりのゆっきさん、さらに多忙な日々を送っているらしいJH吉田さんと4人で飲む。 JH吉田さんはおもむろにカバンから『ウルトラヴァイオレット』のプレスシートを取り出して私にプレゼントしてくれる。うわ! 今日一番の収穫! それから続いて9月公開の『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』のプレスシートもいただく。どうやら吉田さんも手伝っているらしい。 上が伝説、下が新作 その後ヴァイオレット肯定派の私とゆっきさんと吉田さんによるミラ談義を始めようとしたところ、キタヤマさんがまだ観ていないことを知り、それは気の毒なので話題を変更。レオだアストラだクウガだアギトだ竜騎だ555だ響鬼だという30代のオトナらしい会話になる。 局所的に引き出しの多いこの人たちとならいくらでも会話が弾むのが嬉しいが、平日なので自重して早めに解散。 |
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日も暮れてから今のプロジェクトの落とし穴を自分で見つけてそのまま落ちる。 正直者が馬鹿を見るのか見ないのか。去年末に一度落ちて大怪我してるので、びびりまくっていても許してください。 |
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久々に赤坂で山登りをする日だったが、なんだかすっかり夏になっている。 遅刻したので30分くらいで濃密な会話をさせてもらう。 帰宅すると「木曜洋画劇場」が終わっていたので、早速ビデオで録画したラストの次回予告のところだけを観る。「チャンベール・バトル」は、既に話は聞いていたものの十分なインパクトだった。2週間後の放送はハイビジョン放送なのでDVDより奇麗ってことだ。TS録画してHDに永久保存予定。 |
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明日から一週間の夏休みを取得して、家族で台湾のポケパークに行くというI坂さんに最後のお仕事をお願いする。途中で抜け出して一瞬席に戻ったタイミングで先日偶然お会いした獄・楽さんから電話を貰う。 現在の勤め先の住所を教えてもらうと、私の自宅からヤクザの事務所とストリップ小屋とソープ街を挟んですぐ近く、歩いて5分のところだった。あまりにも近い。ムサシさんたちは竜の飼育で軟禁されているので獄・楽さんひとりなのだそうだ。 用件を済ませてI坂さんのところへ戻っていくと、彼も獄・楽さんと電話を終えたところだった。いっそ3人で電話できれば良かったですね。 帰宅して、23時55分にもなってから実家の父に誕生日を祝う電話。うちの父も64歳になりましたよ。 |