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2007年４月下旬の日記・2007年５月中旬の日記・日記メニュー
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今日も休み。 昼過ぎに起きてから今日が『スパイダーマン３』の公開日であることを思い出し、せっかくの映画の日なのだから観てくることにする。 『スパイダーマン３』 （☆☆☆） 前２作よりもさらに高度になった空中ブランコ映像、続々と登場する敵、おなじみのメンバーもきちんと健在。原作ファンへのアピールもサム・ライミのことだからきっといろいろ仕込んでいるのだろう。完成度は割と維持できているはずだ。でもさすがに３作目となると飽きたかも。 登場キャラが増えた分、１人１人のドラマも散漫になってサンドマンの、ゴブリンジュニアの、ＭＪの話などそれぞれが小さく見えて、長い尺と相まって冗長に。 激しく盛り上がるはずのクライマックスも何となく予定調和でハラハラしなくてなんだかいまひとつ。「ヴェノム」のことは全く知らなかったので普通に「なるほど！」って思えたけど、最強のライバルの割にあっさりしてたよね。もし最終戦で巨大化したサンドマンに対しレオパルドンを使ってくれたら星５つ付けてたろうけどなあ。 チョイ悪になったトビーのおとぼけダンスの悪乗り演出は女子大喜びな気はするが、（めかし込んでない分まだ見られる）キルスティンは覚悟していたからともかく、今回の追加ヒロインがまた「えっ？ このキャラまだ引っ張るの？」というユニークなお顔。別にアメリカ人の美的感覚を否定するつもりはないけどリンジー・ローハン系はいないのですか。 映画終わってから8spotsと合流してとんかつ食べて帰宅。で先日ツタヤで『北斗の拳』と一緒に借りてきた、 『日本沈没』 （☆☆☆☆） オリジナル版のほう。多分初めて観たんだけど、樋口版にガッカリした人たちの気持ちがよくわかる、非常に完成度の高い映画だった。 樋口版公開時にU-CHANGさんがBBSで書いてくれたコメント 「オリヂナル版の方が遥かに良かったです（_ _; オリヂナルを10点とすると4点位でした。藤岡弘や小林桂樹のキャラが濃かったせいか、草薙くん、トヨエツのキャラが薄い薄い。」という感想が本当にその通り。 正直東宝特撮映画のドラマ部分はあまり感心したことはなかったのだが、この映画の場合は逆で、特撮は「爆発ショウちゃん」らしい、なぜか地震なのに爆発する日本列島に苦笑するトンデモ系。それに対してドラマのほうは、登場人物が多いのにそれぞれのキャラクターが非常に強く立っていて飽きない。 有事のときの日本と世界の対応についても興味深く、オチとしてはうやむやになっているが問題提起としては当時は非常に斬新だっただろう。かわぐちかいじが『太陽の黙示録』で続きを描きたくなったのがよくわかる。 確かにこういう骨太なドラマを期待して観た当時の観客が樋口版を観ても、緊急時に色恋ざたをやったり子供の話をやったりするのに苛立ちを隠せないはずだ。 まったく違うアプローチをしているとはいえ、同じタイトルを冠している以上、映画全体としての完成度を比べてしまうのはしょうがないよねえ。 もちろん樋口版の"薄口"は今の時代を考えると妥当な選択なのかもしれないけど、それだからこそ現在なりの濃くて骨太な映画を観たいと期待してしまうんですよ。 あ、そういう意味で特撮だけを純粋に楽しむ樋口版は実に私の考えるいつもの東宝映画だったんですが。 |
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デジカメを新調するため母が上京。昼から夕刻まで付き合ってLUMIXの12倍望遠の型落ちを購入。 母の日が近いので私が買ってあげたのだが、購入したさくらやの女性店員が面白い人で、それを聞くなり「私も母の日のプレゼント欲しいー！ でも先日生まれたばかりなんでまだなんですけど」「旦那に『逆転裁判４』をねだったら『自分で買え』って言うんですよ」「息子の名前は……」聞かれもしないのにいろいろ話してくれる。でも上司に交渉してポイント20％付けてくれた良い人です。 途中仕事の電話が何度も掛かってくる。いろいろ問題が発生してるが今日は家族サービスなので意地でも会社行きません。 夜は、一昨日初めて入った創作料理居酒屋「わだち」。豆腐中心の料理がどれも美味かったんだけど今日もなかなか。次回の飲み会でオススメ。 今日はツタヤのレンタル返却日だったので、夜にまだ観ていなかった庵野監督のジブリ映画『式日』を観る。 『式日』 （☆☆☆） もの凄い自主映画くさいが、よく観ると結構人も金も掛かっている。 お話はいかにも女の子が書きました、というどうでもいい心象風景ドラマに、庵野監督のプライベートな生活を挿入した、お話としては観るべきところのないものだったが、カット割りやアングルなどは冴えていて飽きない。あとロケ地が8spotsの実家に程近い山口県の宇部なので、観ている間8spotsが懐かしさに震えまくって喜んでいる。かつて炭鉱として賑わった町がそのまま誰の手も入らずに朽ちていくその姿はまるで軍艦島のよう。これは確かにロケ地としては最高だ。私も学生時代の映画はほとんど全部地元で撮影したので、これは多分本人も一度はプロになってから撮りたかった風景だろうと思う。かなり弱っていたと思われる監督が逃げ込んで自主映画からやり直したと考えると非常に納得がいく。『ガメラ』の頃から美人ではなかったセガールの娘、藤谷文子はまったくエロさと無縁ではしゃぎ回り、初出演という岩井俊二がなかなかの名演。 ともかく、この手の自主映画は30分ももたない私もこの映画は130分飽きずに楽しめたので、庵野監督は凄いと思った。 観終わってからメイキングなどをチェックしていたら外がすっかり明るくなった。 始発へ向かってタラタラ歩く若者の間を縫って自転車を走らせて、無事ＤＶＤを返却できた。 |
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こまんだーさんと映画をまとめ観した日以来この連休は昼夜が逆転しており、早いところ元の生活に戻さないとまずい感じだ。 とかいいながら今日も夕方に眠さに負けて寝たりしていたら一歩も外へ出ないまま一日が終わる。でもそれがある意味私の一番贅沢な休みの使い方。一緒に過ごす時間が増えたのでまた少しほっちゃんと親交が深まった。 明日は早朝からお出かけなので今日はついに映画を観ずに終わるが、起きるのは４時20分。寝たのは３時半。睡眠時間は50分。 |
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同僚に誘われて、エキストラの無償バイトに参加するため朝６時に都内某所へ集合。こんな早朝のこの街にやってきたのは大学のとき以来かも（そんときはもちろん徹夜の飲みだった）。 思ったよりも規模の大きめの撮影は私を含め数十人のエキストラ。事前に何の説明もされないので戸惑ったが、まあ楽しかった。 一度、カメラの隣りに立つその同僚と目が合ってつい笑ってしまったら私のせいでＮＧが出て怒られた。ごめん。その後もいくつかのカットに参加したんだけど、同僚が言うには何かよく目立つところに行かされていたらしくツイてたみたい。ＯＫカットでどれだけ残ってるかは疑問だけど。完成が楽しみだ。 昼前に帰宅。ほとんど徹夜だったのでそのまま寝る。 |
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よく手紙をくれる8spotsの祖母が足を悪くして寝ているというので２人で豊橋へ遠征。 出張以外で新幹線に乗ったのは本当に久しぶりのことだ。8spotsも猫キャリーを持たずに出かけたのはやしゃまを飼ってから初めてのことである。 朝７時に出かけて向こうに着いたのが９時。しかしこのゴールデンウィークは何だか朝の用事が多い（ほとんどは徹夜だったけど）。 新幹線を降りてから豊橋鉄道に乗る。単線。裏が白い切符。ローカル最高。  夕刻になってから8spotsの親戚一同が子供を連れてやってきた。祖母のベッドに群がるひ孫が赤ん坊含めて11人。上は７歳、下は１歳前なのだが、子供との会話はポケモンがあれば「だいじょうぶ！」。伊達にゲームをプレイしてアニメを毎週観てないぜ！ 関係ないけど作者のサインも持ってるぜ！ 8spotsが悩み抜いて買ってきたお土産のホーナーのハーモニカはどの子供にも大好評。病人の横で吹きまくり。 日が暮れたので8spotsを置いて私一人で帰宅。家では２匹の猫の世話があるのだ。 帰宅途中の道で買った自販機の「スイートキッス」。最近都内では見かけない気がする。  |
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ルフロンの７階にあるケユカという喫茶店がある。以前ヒロターズと入ったときは「店員の対応が悪い」とご立腹で暫くそれきりだったのだが、川崎に越してきてからケーキが8spotsに好評で、特にこの数ヶ月はよく買いに来ていた。 その隠れた名店ケユカが、隠れすぎていたのか残念なことに本日一杯で川崎店を閉めることになってしまった。 日が暮れても一向に8spotsが帰宅する気配もなかったので、最後のケーキを５つくらいまとめ買いすることにした。 ケーキを包んでもらっている間店員さんに「無くなるなんて残念です」とか話していると、ふとイートインの席にトモコさん夫妻の姿を発見する。２年前に深夜のモスで見かけて以来のことだ。 近づくと向こうは既にこちらに気付いていたらしくニヤニヤしている。ケーキの買い収めにきたのだと言うと彼女らも同じ理由だった。トモコさんもこの店が川崎スイーツのベストだと言っている。これを聞いたらファンの8spotsはさぞかし喜ぶだろう。 その後、彼女のベスト２の店を聞いたり、代わりに先日情報を仕入れたばかりの堂島ロールを買うための裏技を教えたりして情報交換。 最後に明日の仕事開始について皆で気持ちを暗くしながら解散。 夜はWOWOW録画で 『戦場のメリークリスマス』 （☆☆☆） 有名な映画の割には初めて観るんだけど、これも同性愛の映画だとは知らなかった。そういう意味では後に撮った『御法度』の方が好き。 たけしが世界のキタノになる前の出演なので、その存在感はいつも通りに見えてしまう。こういうのはリアルタイムに観ないとダメなのかな。 |
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| ゴールデンウィークに一度も出社しなかったのがいけなかったのでしょうか。毎日終電生活が復活しています。すべて「締め切りは翌日」の綱渡り。でも夜はちゃんと帰宅しないと翌日辛いのでちゃんと帰ります。 |