[PR] 住まい 2008/4/中のやだよ日記
諸般の事情?により1999年6月以来続いている日記のリンクをTOPから外してみた4月中旬のやだよ日記。10年続いたら登場人物限定の記念オフ会とかやりたいね、ってあと1年ちょっとか!?

2008年4月上旬の日記2008年4月下旬の日記日記メニュー

4/11・アイスバイン
 昼はT坂さんとファミレス会議。ドリンクバー最強。脱線話から始まり脱線話に終わる毎度の打ち合わせ。『マクロスF』の話では、もう観てるって言ってるのに目の前でにゃんにゃんダンス(仮名)を笑顔で演じるT坂氏。某双子アイドルの中の人とのリアル携帯着信履歴をみせびらかされるが、私の箱は極めて硬派なので全然うらやましくない。そんなことよりも「南海キャンディーズのしずちゃんがなんで主題歌歌ってるの?」とか言われているほうが問題だ。

 夜はO野さんに招かれ、第2回「つばめグリルでアイスバインを食べる会」に参加。前回は1年以上前だ。面子は結果的に全く同じ。今回もO野さんがどんどん美味しいものを頼み、テーブルに並んだものを片端から4人で平らげる。さらに会話の話題も1年前と同じで、2人で1人を詰問してる様を観た中井さんから「前回と同じ会話してる」と笑われる。おかしい。去年のうちに終わっているはずだったのに、なんで1年後も成長しないまま同じツッコミをしているのだろう。
 最近『パンズ・ラビリンス』が良かったという中井さんには、『クローバー・フィールド』と『トゥモローワールド』をオススメしておく。

4/12
 ほっちゃんのワクチン注射のために猫キャリーを担いで出発。1年前にも行った動物病院のロビーは犬とウサギとフェレットとインコが診察を待っていた。注射打ってさっさと帰宅。キャリーから出すとそそくさとベッドの下に逃げ込んだが、2、3時間もすると出てきていつも通りの顔。神経の図太い猫は助かる。
 夜はビデオ。
『リトル・ミス・サンシャイン』(☆☆☆)
 「崩壊しかかった家族の再生」というおなじみのテーマは、定番どおりの流れで進行するのだが、この映画は少しだけ変化球が掛かっていてところどころで結構笑えて面白い。特にタイトルからは想像できないラストの展開は「なるほどこうなるのか」とかなり楽しめた。アイス・キューブみたいな黒人客が喜んでるところとか皮肉きいてて最高。
 伏線もきれいだし、下手な「めでたしめでたし」話にしていないところは好感が持てるんだけど、その変化球の分カタルシスがあまりないので、幸せな気持ちになりたい人には不向きな映画な気も。アカデミー脚本賞受賞はちょっと褒めすぎな気もする。

4/13・グランドホテル
 金曜夜23時のテレ朝ドラマ新作「キミ犯人じゃないよね?」は、一芸に秀でた若い貧乏女が、でくのぼうで美人に弱い二枚目のパートナーとなって、使えない男の替わりに事件を解決、そして事件を解決していくうちに彼女の生まれの秘密が明らかになる……という基本ほとんど「TRICK」なんだけど、ドラマの中身は「火サス」なので、「ちりとてちん」で貫地谷しほりファンになった人には楽しめるけど、それ以上ではないかも。久々に見かけた金剛地武志が居酒屋で話と無関係に「イエス・ママ、OK!」と叫んでるとか微妙なギャグが入っているので字幕放送オススメ。
 ヨドバシでいろいろゲームが安くてショックを受けつつ買ったのはショーン・ビーン版『ヒッチャー』2200円。ほっときゃWOWOWでやりそうなものなんだけど、特典映像の「もうひとつのエンディング」に弱い私。『28日後…』とか4種類の別エンディングとかもうゲームじゃないんだからアホかと思うけど、やはりあるならあるで気になるじゃないですか。
 特に『ザ・インタープリター』とか、どう見ても別エンディングじゃないと納得いかんものに出会ったりするとなあ。
 しかし『ヒッチャー』は既にオリジナル版があるわけだから複雑なんだけど。というわけで出来はともかく楽しみ。もしかしてショーン・ビーンなだけに、最後に観客を裏切って主人公の味方になったりするんだろうか。って味方って何だよ。

『ボビー』(☆☆☆☆☆)
 で夜に観たのはこれ。WOWOW録画。RFK暗殺前のホテルの人間模様を描く「グランドホテル」もの。冒頭でちゃんと「グランドホテル」の話してるところが素敵、というか私も三谷幸喜の『ザ・有頂天ホテル』まで「グランドホテル」形式というものがあるのをよく知らなかった程度の『グランドホテル』未見の人間ですが。
 暗殺話だから殺伐とした話だったり、ドキュメンタリータッチだったり、サスペンスだったりするのかとばかり思っていたら、これが本当に全うなハートウォーミングなお話。途中に入るボビーの記録映像も一応それなりの尺あるんだけど、全然押し付けがましくなかった。
 でもってこの映画で一番凄いのは何やら出てる人が豪華。次々と顔を見せる俳優がもう本当に一流どころなので驚きまくりです。エミリオ・エステベスが監督してて、いろんな人が出てくれてるというくらいで全然前勉強してなかったんだけど、ここ数年観た映画の中でも一番豪華キャストなんじゃないのかと思われる。
 ネタバレ?で書いてしまうと、アンソニー・ホプキンス、デミ・ムーア、シャロン・ストーン、イライジャ・ウッド、リンジー・ローハン、マーチン・シーン、ヘレン・ハント、クリスチャン・スレーター、ウィリアム・H・メイシー、ヘザー・グラハム、ローレンス・フィッシュバーン他多数。でも一番かわいいのはメアリー・エリザベス・ウィンステッド(マクレーンの娘の子)。エミリオ・エステベスももちろん出てるが弟がいないぞ。チャーリーどうした。
 この豪華さの前には、さしものTV版『ポセイドンアドベンチャー』(ルトガー・ハウアー、スティーブ・グッテンバーグ、ブライアン・ブラウン、ピーター・ウェラー、クリス・トーマス・ハウエル、アダム・ボールドウィン)も負ける。
 で、みんな友情出演でチョイ役かと思いきやさにあらず。物語全体を動かし、皆存在感があって、バランスも見事。とにかく脚本のクオリティの高さが際立つと思ったら、脚本もエミリオが書いてる。もちろんオリジナル。監督作なんて『ウィズダム・夢のかけら』くらいしか知らなかった(つうかもう観たの20年前だから内容忘れたよ)から超驚き。
 ともかくいろいろな意味で感動できたし泣けた。リンジー・ローハンとイライジャ・ウッドのカップルが美男美女過ぎて、見てるだけで顔が緩む。出演者では一番登場シーンが少ないかもしれないのにローレンス・フィッシュバーンがカッコ良過ぎて惚れる。いや、これ言ってくと登場人物ほとんどに感想付けられる。本当にキャラ立ってる。それだけにラストは呆然。久々に入り込んで観てたんだなあと思う。

 問題点も全くないというわけじゃないけど、ほとんど言いたいことはさっき見つけたヤフー映画のレビューがほとんど全く同じ感想だったのでわざわざ日記に書かなくてもいいや。何これ、普通に傑作じゃないの? なんでそんなに話題にならないの?

4/14
 会社のメアド宛でJH吉田さんからメールが来ていた。例のシネゲー本がいよいよ完成みたい。うちのサイトのURLを載せると書いてあってちょっとビビる。そしてURLが古いときのままで笑う。面白いからそのままでいいや。でもこの日記は既にどうでもいいページになっているので、この機会に本が出る前にHPからの入口は閉じとこうと思います。なのでこの日記を見に来ている稀有な方々で引き続き来て下さる方は「最新の日記」ページからお越しください。ってきっとみんなそうなんだろうと思うけど。というわけで今後ともよろしく。もしくはさようなら。また会う日まで。

 初めて自分でゴーヤチャンプルーを作ってみた(クックドゥだけど)。美味かった。『コードギアスR2』も面白かった。大河内一楼サイコー。

4/15
 毎日コツコツプレイしている『魂斗羅DS』。今日はやっとチャレンジモードのクリア数が20/40になってプレイヤーキャラにルシア(って誰?)が選べるようになったよ! こんなにヒーヒー言ってるのにまだ半分て。ノーマル難易度クリアなんてまだ遠い先。でも下手の横好きだけど本当に面白いなあ。『マリオカートWii』開封する暇がありません。

 先日のNHKの石ノ森特集の録画。2夜分くらいだけ録画して夕飯食べながら少しずつ見てるんだけど、最終夜の「仮面ライダー」の回がいつまで経っても全然終わらない。さすが7時間は伊達じゃない。あと番組の中でひとり自分の作品の話しかできない宮内洋がどこまでも浮いていてスタジオの中央で無視されている様が涙を誘う。こんなんならV3のときだけ出して帰らせればいいのに。

4/16
 ひょんなことから会社の後輩たちにDVDを貸し続ける。きっかけは『俺たちフィギュアスケーター』だったんだけど、その後『もしも昨日が選べたら』→『アドレナリン』→『ショーン・オブ・ザ・デッド』と来たので、次は『HOT FUZZ』改め『ホット・ファズ/俺たちスーパーポリスメン』にするか。7月に日本公開決まったけど。このままだと日本版DVD出るのは来年?

 朝礼の講話があまりに身のない話だったからなのか、久々にちょっとだけ残業したから(といっても年明けくらいまでの通常時間よりも少ない)なのかエネルギー切れ。帰宅後倒れる。

 amazonから『テクニクビート』のサントラCDが届く。このゲーム、遊んだことがないどころか動いているの見た事すらないんだけど、ここでサンプル試聴したら買ってた。なむこんにちは。でもこのサンプル専用クロスミックスが一番良かったりしたらどうしよう。
 明日こそスーファミコントローラ型クラコンが無事に届くといいなあ。

4/17
 mixiでよくある日記っぽくてアレだけど「今日届いたもの」。
おたから
 左は『ブレードランナー オリジナル・サウンドトラック 25周年記念エディション』。知らないうちにこんなものが出ているとは。そういえば『〜ファイナルカット』の公開もいつの間にかやっていて気が付いた時には終わっていたんだ。
 こちら一応知らない人向けに説明すると3枚組のCDアルバムで、1枚目は既発アルバムのリマスター。2枚目は未収録曲集。3枚目に至ってはヴァンゲリスによる新曲。既にそれはサントラではない。しかし相手が『ブレードランナー』だと思うと、私の世代は買ってしまうのですよ。
 これまでの長い道のりを想う。

 中学生の時に「ニューアメリカンオーケストラ」のオリジナルスコア版LPを買い、
 数年後、新しいメディアとなったCDで買い直し、
 大学時代、ついにオリジナル版が聴けるということでヴァンゲリスのベスト盤を買って涙を流し、
 本当のサントラCDが出たときには劇場公開から12年経ち、私は社会人になっていた(1994年)。

 そして26年目(といっても私が最初にこの映画観たのはたけぴぃの家でビデオだったから少し後だけど)にして振り返ると……同じようなものばっかり何度も買ってるよなあ。

 意味なくおまけ写真。大きさ比較用?・猫頭入り写真。
写真撮影のじゃましないでー!
 右のは、任天堂から届いた特典。Wii対応のスーファミコントローラ。
 でも実は当時の私は「こんなコントローラでストIIなんかできるかよ!」などとアーケードもやってないのに偉そうに"通"ぶって(かっこ悪ーい)、なけなしの貯金はたいてホリのジョイスティック2つを買ってきたりするダメ人間だったので、コントローラにはそれほど大きな思い入れはないんだけど、それでもこういう箱見ると心がときめく。

 最近本当に自分がじじいになったと思います。

4/18・99→100
 度重なる強風で、ついに傘の骨が1本イカれてしまった。針金通して補強すればまだ使えないこともないが、そもそも移動中の夕立のために買った1000円もしなかった傘(まだ某社の出版部門が水天宮前にあったとき、人形町の地下鉄駅前の靴屋で買ったはず)をそこまで執着すべきなのかどうかは難しいところである。

 残りの今日の話題は日記に書けそうも無いので先週の金曜の話を書いてみる。

 私の家の最寄りのコンビニを立て続けに2軒(ローソンとデイリーストア)葬り去った「ショップ99」が突如閉店した。とはいっても「ローソン100」になるそうで、閉店した夜に既に看板の取り替え作業を行っていた。そういえば以前提携のニュースを見たことがある。
 このショップ99はよく利用するが、付近にスーパーがないこともあって、いつも水商売の人(男女共)や身なりに気を使わない人や、私のような残業でやさぐれたサラリーマンでいっぱい。とても繁盛していた。
 店の中には「我々は原材料価格の高騰に負けません!」とかいう張り紙がたくさん張られており、確かに価格縛りのあるこういう店は厳しいだろうと思っていた。
 で、閉店からわずか2日後にオープンしたローソン100に行ってみたのが先週の金曜日。内装は電飾周りとレジが若干きれいになった以外は全く替わらず、店内の商品は9割9分同じものが売られている。もちろんショップ99ブランドの商品もそのままだ。
 唯一の大きな違いは何かというと、これまですべての商品は税込み104円だったのだが、すべて105円になったことである。(そもそも税別99円なのに2つ買うと税込208円と計算する点は"看板に偽りあり"じゃないのかと前からツッコミ入れたいところなのだがそれはまた別のお話)
 以前から買っていた99ブランドのサイダーを105円で購入しながらレジを見つめ、今回の開店は商品の値上げということなんじゃないかと思ったが、例の張り紙は新装開店後もそのまま店内に張ってあったので彼らにそのつもりはないらしい。

4/19
 いつものように自転車で近所のスーパーに買い物に行ったときの事。
 ショッピングカートの下で戯れる、幼稚園児くらいの兄弟が歌っていた。
「せーまるー、しょっかー、じごくのぐーんだーん♪」
 私が生まれた年にやってた番組の主題歌を、21世紀生まれの子供が合唱している。
 恐らく先日のNHKの特集を見たからなんだろうが、それだけですぐに覚えられちゃう子供は凄い。
 ていうか昭和ライダー→ブラック→クウガ、って断然主題歌を歌う難易度上がっていると思ったのは、きっと昭和生まれだからなんだろうなあ。子供はきっと今の番組の主題歌を易々と歌いこなしているんだろうなあ。
 主題歌といえば『マクロスF』の主題歌が矢野顕子みたい(顔が南海キャンディーズのしずちゃんみたいとか言わないでー)。あと館ひろしの『ゴルゴ13』がテレ東なのにOPでいきなり乳首付きヌード、あろうことか1話劇中では本格的なベッドシーンまであって驚いた。確かに木曜洋画劇場では普通にやってる光景だけど。

 夜はビデオ消化。
『ジャケット』(☆☆☆☆)
 昔見たショウビズの紹介で「タイムスリップ・サスペンス」ものだと思ってたんだけど、半分合ってて半分違ってた。確かに引き出しの中がタイムマシンになってて、メガネの頼りない男が活躍するけど、猫もタヌキもロボットも出てこない。
 意図的に精神的不快感を与える演出がかなりツラい、重いトーンで彩られたダークファンタジー。観ている間も終わった後もかなり堪えるところはホラー映画に近い。
 何しろ話の半分は精神病院の中で展開するので、『カッコーの巣の上で』とかそういう映画の系列。
 一応謎かけのお話なんだけど、ドラマは都合よく進むし、細かいところはこだわらないので、理路整然好き・謎解き大好きな日本人には多分嫌われそうな映画。(脱線するけど、『クローバーフィールド』といい、なんでお話に全部回答を得ることに日本人はこだわるのかという理由として、8spotsが小学校教育の国語で「作者はどう思ったのでしょうか」とか正解を求めさせているからじゃないかと言っていたのが割と納得できた)

 お話や演出だけなら☆3つ程度なんだけど、☆1つ上になるのは役者が良いから。主人公がエイドリアン・ブロディ。ヒロインがキーラ・ナイトレイ。そのほかダニエル"ボンド"クレイグ、ブラッド・レンフロ(遺作1本前?)、ジェニファー・ジェイソン・リーなど。知名度の低い映画の割に結構豪華。
 エイドリアン・ブロディは毎度の通り、線の細い、酷い目に合う薄幸な男を好演。キーラ・ナイトレイは『ドミノ』路線。すれっからしな感じが良い。『ナイト・イン・ザ・プラネット』のウイノナ・ライダー以上にニコチン中毒少女ぶりがよく出ている。そういえば先日『ドミノ』観た時に「すげー、この子脱ぐんだ」と言ってたんだけど、この映画にもあったベッドシーンはアレより濃かった。ブロディのせいでそう見えるのかもしれないけど。ミラ・ジョボ以上に皆無な胸がむしろかっこいい、ていうかこれも『ドミノ』も2005年だからまだ20歳のときの映画か……。
 そしてこの2人以上に驚きなのはダニエル・クレイグ。ファンから「ほとんど同じキャラ」とネタにされる2004年の『レイヤー・ケーキ』と2006年の『カジノ・ロワイヤル』の間、2005年の映画なのに完全に別人。目を疑った。特殊メイクなのかと思えるほど、あきらかに無駄に太った顔つきと、『ノー・カントリー』のハビエル・バルデムがアカデミー賞で言っていたコメントを思わせる(8spots談)「最高にかっこ悪い髪形」。映画俳優って凄いよ!
 ……えー、結論としてはブロディとナイトレイ好きにオススメってことで。

4/20
 昨日の日記におしりさんがレスしてくれた。「アニマックス」とかでやってるんじゃないかということ。なるほど! それで納得。おしりさんありがとう。最近はスパロボの新作に知らないロボットが参戦と聞くと、ファンは発売前にその番組をツタヤで借りて全話チェックするらしい。今は何でも観られて夢のようです。私の大学の頃は黒澤明の映画がビデオ化されてなくて、自由が丘のマニアックなレンタルビデオ屋で輸入ビデオ版を借りて観てた。例えば『隠し砦の三悪人』は「THE HIDDEN FORTRESS」とかいう名前だった("LOST PRINCESS"じゃないよ!)。音が今ひとつな上に実際方言もきついので、英語字幕が結構役立ったりして。
 今日は8spotsと近所を散歩。駅から反対側のほうに行くと意外と郊外型の飲食店が立ち並んでいて興味深い。家の窓から見えるファミレスは昔は結構見えていたのだが、今はビルが立ち並んで窓が少し見えるくらい。近くに行ったらいつの間にかサンサンからココスに変化していた。

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