[PR] 美容外科 横浜 2008/6/中のやだよ日記
映画で元気を注入しつつ仕事に精を出す37歳。6月中旬の日記。

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6/11・ダム
 目覚ましを設定した時間より30分ほど早く、激痛で目が覚める。寝ているときに足を伸ばして、ふくらはぎが「こむらがえり」になったのだ。いわゆるガンダムでいうところの「ダム」(トニーたけざき説)の上の部分が痛くて仕方が無い。目覚めとともに悶絶。
 こうして私がベッドの上でもんどりうっていると、一緒に寝ていた猫が起こされた腹いせか部屋の隅の砂箱の中に糞をするではないか。たちまち部屋がくさくなるので、攣った足をジョジョ立ちしながら糞を今の専用のゴミ箱まで移動。壮絶。
 これで歩いて会社に行くのはちょっとしんどくないかと思って、ベッドへ戻り、以前貰ったバンテリンの試供品をダムに塗りたくって横になる。携帯を使って会社に昼出社の旨を伝える。
 痛みはあまりひいた気がしないのだが、陽のあるうちにやっておきたい仕事がいろいろたまっているので出社。歩くと血の巡りがよくなるからか、駅まで歩いているうちに何とか普通に移動できるようになってきた。走ったり階段の上り下りをする以外は大丈夫だ。
 おかげで無事に仕事も間に合い、さらに半ば諦めていた提案が予算の範囲内で解決しそうな気配まで出てきた。今日も大いに進展だ。サボらずに来て良かった!

 夜になってから8spotsの用事が気になっていたので、ほぼ定時の19時に会社を発って帰宅。会社の最寄りの駅の階段で、首まで真っ赤に染まった年老いたサラリーマンが2人、道を塞いでいた。一体どんなに悪いことをするとこんな時間にこんな幸せな状態になれるのだろう。こまんだーさんも一歩進む道が正しいと、こういう生活を送ってしまっていたのだろうか。
 帰宅後、8spotsの買い物で夜の川崎を歩き回る。結局足を酷使してしまった。

 寝る前に週末の誕生日祝い代わりの『インディ・ジョーンズ』の先行予約。『最後の聖戦』を観た時のガッカリ感は今も忘れることはできないが、今回はそうでないよう祈りたい。

6/12
 月末・月初の予定の入り具合がハンパ無いんですけど。6/30とか重要事項が3つくらい重なっています。うちの父の誕生日とか祝っている暇は無さそうだ。いや普段から祝ってないけど。もちろん問題の多くはほぼ1つに集約できる。本当に月末の締め切りに間に合うのかと言われると口をつぐんでしまうのだが、遅れたら遅れたで上司が容赦なく査定下げてくるのだ。これ以上何を奪ってくれるのか。
 昼はT坂さんと近所のファミレスでランチミーティング。半年くらい前に彼が趣味が高じて買った、明らかに粗大ゴミ一歩手前の散財のことはよく覚えていた。「そんなもの個人で買ってどうするんですか」「だって売ってたんだもの!」みたいな会話をした覚えがある。しかしその後その散在物が、置き場所に困って預かってもらった某所で金の卵を産んだという、神様は見てくださっているのねというサクセスストーリーを聞かされる。もちろんその瞬間から今日の昼食は彼の奢りだ。

6/13
 平和な13日の金曜日。
 会社から外に出る度に、別のビルで働く先輩のTSさんに遭遇する。それが今日だけで連続3回。3回目に目が合った時は2人で指差しあって爆笑した。

6/14・『インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国』
 37回目の誕生日。スピルバーグがわざわざ私のためにインディ4を1週間繰り上げて上映してくれるというので、8spotsとこまんだーさんと3人で行きましたよ。

『インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国』(☆☆☆☆☆)
 最近観た久々の続編シリーズでも飛び切りの正統続編。
 『魔宮の伝説』を中学生という絶妙な年齢で観られたことは、その後私を重度の映画ファンにした大きな要因となっているが、主人公を2人にしたことで失敗した『最後の聖戦』のこともあり、今回は期待半分不安半分だった。
 しかしこれは杞憂に終わり、観たい映画が観られたという満足を得られるものだった。
 その要因は、まるで"復刻版"のような作りによるものが大きい。懐かしのパラマウントの山を映し出したのは伊達ではなく、単純明快な演出、早すぎないテンポなど、できる限りインディ3作が生み出された80年代の映画を目指して作られている。映画館に響き渡るバゴーン!というインディの重みのあるパンチの気持ちよさ! CG技術ももちろん使われてはいるが、ミニチュアセットや合成など伝来の技術を主にして、可能な限りシリーズ3作との違和感を持たせない手法は、よくぞここまでと言いたい道楽的な作りなのでは。
 3枚のシリーズDVDの隣りに増えた1枚として、後年全部を観続けたとしてもきっと何の違和感も無い作品だ。

 物語方面でも、今回嬉しかったのはひたすら「主人公がインディである」ということ。これは3作目にガッカリした人が私の他にもいたからなのかどうかはわからないが、主人公は1人で十分なのである。特に今回ハリソン・フォードも60代となり、さすがにアクションはできないだろうし、きっと共演の若手の兄ちゃんがハリソンの代わりにアクション担当になるのだろうと予想していたのだ。……全然違っていました。走るインディ、跳ぶインディ、巨漢とパンチの応酬を続けるインディと最初から最後までひとりで活躍。そうだよ、こういうインディが観たかったんだ。

 映画館が明るくなって、こまんだーさんがポツリと言った。「KENさんにはダメかもしれませんね」でも我々は楽しんだ。

 映画上映終了後はモナリザンまで歩いて3人で乾杯。その後まだ早かったのでこまんだーさんを再度家に招き、今度はDVDで映画。

『ブレードランナー ワーク・プリント版』(☆☆☆☆)
 『最終版』とほとんど同じようなもんだろうと思ってたのだが、貸してくれたルリヲ君から「私は『ワーク・プリント版』が観たくてDVD買ったんだよ。何が『ふたつでじゅうぶん』なのか初めてわかるんだぜ!」と言われると、俄然これが一番気になってしまった。観たらなんか結構違ってたよ! 知らないカットがちょこちょこ出てくるのとかはまだしも、一番驚いたのはクライマックス以降。なんか違う曲が流れるんだけど。『猿の惑星』とか。これがもの凄く違和感がある。これらオーケストレーションな音楽のおかげであの美しいラストの対決シーンがもの凄く普通のアクション映画っぽく見える。もしこんなんだったらこんなにカルト化しなかったんじゃないかというほどに。映画音楽の重要性が本当によくわかります。ちなみにこの映画には愛のテーマもエンドタイトルも無く、印象的な挿入歌「One more kiss,dear」もなんか知らない歌になってた。

 その後、なぜか『ファイナル・カット』のメイキングみたいな映像が入ってて(28分)、油断してつい観ちゃったけど、これ絶対本編観てから観るべきだよな。面白かったけど後から後悔。ちなみにその内容は、ファンが皆でよってたかって映画を完璧にするのだと努力するプロジェクトXで、そこで語られる意志や方針や苦労話が、スケールは違えど自分がやってる仕事とあまりに似ていたので、何だか嬉しくなった。ぼくらもがんばろう!

6/15・ファイナルカット
 先日炊飯器を数日間空焚きするという大失態をやらかしてしまい、10年ぶりに新しい炊飯器を買うことになった。これまでは三菱のIH炊飯器を使っていたのだが、現在は圧力IH炊飯器というのが主流らしい。8spotsは食に極めて無関心なのだが、私はできれば美味いご飯が食べたいので調べてみると、ヨドバシ価格でも上は7万とか10万とか果てしない。流石にそこまで高いものは買えないので、いろいろ悩んだ挙句、タイガーの土鍋IG炊飯ジャーというのを買ってきた(こんなの)。内窯がステンレスでなく土鍋の炊飯器。
 主流である圧力IHじゃないけどタイガーは圧力IH出してないみたいだし、変わってるのであえて変化球を選んでみる。果たしてどうなるか期待がかかるが、買ったら22時だったので試食は明日以降にお預けだ。
 帰宅後、昨日の延長でブレードランナーを観る。

『ブレードランナー ファイナル・カット』(☆☆☆☆☆)
 昨日観たワークプリント版でも、デジタル処理でかなり美しい画像になってるな、今でも十分通用するな、と思ってたんだけど、これはもう完全に別物。
 黄緑が全部ブルーになった、そんな感じ。すべての色が鮮やかで、すべての音楽がクッキリとしていて、もうオープニングから「うお、持ってかれた!」って感じ。
 リドリー・スコットのライティング、光と影のコントラストの美しさは、昨今「ジョン・ウーの鳩」みたいなお笑いイメージすらあったお約束だったけど、最初に出会ったときにはそれはもう本当に心を奪われる、恋する気持ちになるようなものであったということを、この『ファイナル・カット』で本当に久々に思い出させてくれた。
 『最終版』公開時に、初めて劇場の巨大なスクリーンでこの映画を観たとき以上に今日はその映像美に魅せられた。昨日観たのと同じ映画なのに!!
 この勢いで、他のバージョンも観たくなって来る。なるほど、5バージョン収録は伊達ではないということか。

 観終えてから、『最終版』公開時に今は無き渋谷東急会館へ一緒に行った8spotsが「今まで私は一体この映画のどこを観ていたのだろう。いろいろなことが今日初めてわかった。まるで初めて観る映画だった」と感動していた。この15年の間に映画を観る目が成長したのか、或いは映像の美しさが作品の理解を深めたのか。

6/16・設置完了
 はたらくじどうしゃの大集合に興奮したり、KEEP OUTに囲まれたりしつつ帰宅。
 昨日買った炊飯器を設置することに。
群がる
 新しもの好きは人間に限らないので、こちらの動きを見て早速集まってくる。

のぼる
 箱と見ると、もう夢中である。我が物顔で箱を略奪する。

首を挟む
 なんか首を挟むのに良いところを発見したのか、とにかく中が見たかったのか。興味は尽きないみたいだ。

飽きたので設置
 面白いものは入っていないと、やっとわかってくれたので(写真左奥参照)、ようやく指定の位置に設置完了。なんだかステキカラーリングになった。
 隣りに鎮座する、いさましいちびのトースターは、昔避難民さんが誰かの結婚式の二次会で当てた当選品を譲っていただいたものだ。貰ってから10年くらい経ってる? とにかく長持ちしてます。その節はありがとうございました。あれ? これは内緒なんでしたっけ? 古すぎて覚えていない。
 さて、では早速炊飯かというと今日は食べない。今日は3月に退艦したばかりのWOWさんと久々に再会して、ファミレスに行ってしまったので夕飯は外で済ませてしまったのだ。
 どのくらいおこげが付いて、どのくらいお釜にご飯がこびりついてしまうのか、今からどきどきわくわくである。

6/17・テレブリッド
 昔熱中して見ていたMXテレビの情報番組『テレバイダー』が、年越しの公開放送があると知り、凍えながらヒロターズとお台場まで見に行って、目前で突如打ち切りになってから早5年が過ぎた。その後突如ネットでの放送で始まった、ほぼまったく同じ番組『イグザンプラー』や、いつの間にかやっていていつの間にか終わってしまったテレビ朝日からtvkへ引越しして続いた『(THE)鈴木タイムラー』も何となく終わってしまい、すっかり金剛地武志もエアギタータレントになってしまったかと思ったら、いつの間にかこんな番組が始まっていた。『テレブリッド』。流浪の番組はついにBS11に!
 これは見なければ! と思ったら特番でしかないらしく、1月に第1回、5月末に第2回が放送された模様。てことは次があるとしたら年末? その頃にはまたこの番組の存在を忘れてしまっているような気がするので、この日記を読んだ人で第3回に気付いた人は教えてください。
 ちなみに番組内で煽っているのにも関わらず、ニコ動にも上がっていない。まあそんなもんだろう。

6/18
 春から入った派遣の子に仕事を頼んだついでに来月の仕事の話を振ったら、今月一杯で去ることになったとの返事が返ってきた。再来週からの仕事、どーすんの? まだまだ生き馬の目を抜く会社であった。

 今日は先月で突如終わりを迎えた部の慰労会という名の解散飲み会。終始無礼講な雰囲気の中、隣りのチームの派遣の女の子2人から「やだよさんてTシャツ何枚持ってるんですか?」と尋ねられた。何枚持ってるか賭けをしたらしい。なんだそれ。
 うーん、数えたこと無いけど、50枚くらいはあるんじゃないか(かなり適当)と答えた。片方の子は15枚くらいとか言ってたので、いくらなんでもそんなに少なくはないだろう、普通にパンツや靴下でももっと持ってるだろう、と聞き返してしまったけど、そうでもないみたい。えー!?
 どうやら彼女たちから私は背中しか見えないのだが、その中の1枚に大きなバックプリントがあったのが目に止まったらしいのだ。
 あのキャラが最高! と笑顔でその絵柄を実演してくれた。それは両腕を左右に広げつつ肘から90度下におろすポーズ。……モンティパイソンのガンビーズのことか。
 あのキャラなんですか? と聞くので教えてあげたらメモ取ろうとしていて、「そこまでするもんかよ」と周りから笑われていた。
 で、今試しに「ガンビーズ」でググってみたら、ケラばっかりがヒットして本家がヒットしないという罠。 

6/19
 朝から立川直行。歴史ある会社さんへのお仕事の相談だったのだが、応対してくれた取締役はミニスカ姿だったので、連れて行った同僚が驚いていた。
 仕事の話は結果的に良い方向でまとまりそうなので、成果が出るであろう秋が楽しみ。
 川崎まで片道1時間の道のりを往復したので、おかげでよく寝られた。ちなみに昨晩iPodに入れた「スマブラX」の曲が300以上あるのだが全然終わる気配なし。恐るべし。

6/20・献血
 上司が「今朝は俺がこむらがえりになった」と涙目。昨日はせっかくスパロボAをやるつもりだったのに、PSPのアップデート→充電のコンボで夜は遊べず、「こむらがえりが直ってから20分だけやってきた」そうだ。愛だなあ。

 いつものように会社のビルからビルへ行ったりきたりしていると、会社の社員通用口に献血車が止まっているのに気付いたので、昔作った献血手帳を手に行ってみた。
 実は最後に献血したのは高校三年のときだから実に19年ぶり。高校の3年間では毎年参加していたのだが、最後の年に献血と同時に貧血になってしまって、その後二の足を踏んでいたのだ。手帳の62・63・1と書かれた年号が時代を感じさせる。
 一時期財布に入っていたこともあったのでかなりくたびれてボロボロになった手帳を見せると、係の人は「これはこれは、よく持ってましたね」と感心してる風の口ぶりで「でも丁度良かったですね。2年前からカードになってるんですよ。作り直せます」と、2年も経っているのに何が丁度良いのかわからないけど、カード化してもらうことになった。
新旧比較
 それからアンケートに答える。昨日何時間寝たかとか昼ご飯はちゃんと食べたかとか。そういえば昨日は5時間弱しか寝てないや。
 書類を作成してもらっている間、アクエリアスを渡され、これを飲めという。サービスいいなあ、昔はボールペン1本くらいだったのにと思うが、血を取るためには水分を多めに取っておくのは良いことらしい。そして簡単な書類。最初に書いたアンケートに書かれている内容と同じなのだが、特に3日間以内に「不特定多数の異性と性行為を行ったか」「(男性の場合)同姓との性行為を行ったか」などがポイントなのだろう。確かにそうだとしたら大変だものなあ。
 ここでやっと、献血のバスに乗る。次は献血の前の血圧と血を調べるための調査の採血。調査は左腕、本番は右腕になったので、両手に針を刺すこと。採血した血を看護婦さんが手早く調べてくれるのだが「健康診断では何か言われてます?」とツッコミを受けた。「ええ、いつも『要・精密検査』ですよ」と正直に答えてたが献血には関係ないらしい。水は飲んだ方がいい、とここでも言われ、パックのコーヒーを貰って飲む。2本目を貰っているので、たまたま一緒に乗り込んだN雲さんから「やだよくんまた飲むの?」と言われる。
 ここでいよいよ本番ということになり、ベッドへ寝かせてもらい献血開始。19年前は200mlだった気がするのだが今は400mlなので結構時間がかかる。採血途中で「これ持っていって下さい」とまた書類を渡される。なんでこんなタイミングで? と思ったら、私の献血した血のナンバーのシールの貼ってある書類で、上には「もし本当は3日以内に不特定多数の(略)、同姓と(略)の場合は、こちらに今晩電話してください!」と書かれている。最終防衛ラインということか。
 10分弱くらいで献血は終わり、最後の手続きをして貰っている間に今度は野菜ジュースを貰う。これで3本目。それと机のビスケットをかじって、記念品(クリアファイル)を貰って献血終了。すべて終わると30分くらい? なんか飲み放題で、いたれりつくせりである。ボクサーじゃないけど、これで0.4kgくらいは痩せたことになるのが一番嬉しいかもしれん。でも飲み物3つ飲んだら同じ?

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