[PR] RMT 2008/12/下のやだよ日記
久々にストレスの少ない年末を迎えた2008年最後の日記。

2008年12月中旬の日記2009年1月上旬の日記日記メニュー

12/21・ドラムライン、或いはストンプ・ザ・ヤード
 休みの日なのに早起きしてケーキを買いに行く。開店時刻の10分前(9:50)でも100人以上の行列が。ケーキは300個までだから頑張って並ぶことにした。
 開店しても列は遅々として進まず、結局1時間ほど並ぶことになった。こんなに並んだのはWii本体購入時以来かも。
 私の後ろに並んだアベックの女の子の方が喋っていた言葉が耳に入る。
「ここのロールケーキはね、卵と牛乳の素材そのものの味しかしないクリームが美味しいんだってTVで言ってた」……これがスマステの力かあ!

 帰宅してから部屋の掃除。おげしょが20分ほど早く到着したので掃除を切り上げ、先日買った『WALL・E』の特典映像である『BURN・E』などを鑑賞。日本版予告にあった掃除機との戯れは特典ディスクのほうで発見。いろいろバージョン違いがあって得した気分。
 一通り見たところで、しょっちゃん、ゆうちゃん、きぃがやってきた。参加報告のあったケイジは案の定夜からの参加。しじみは二日酔いで不参加。
 元々想定はしていたが5人ではHALOをやるには少なすぎるので、今週発売になったばかりの『レッツタップ』に。Wiiのリモコンを箱に載せて、紙ずもうのように箱を叩いて操作するゲームだ。
 ゆうちゃんを除く4人で対戦。最初に家にある箱を並べ、おのおの好きなものを取ってもらう。
 しょっちゃんが選んだのがおなじみAmazonの箱。
A・ma・zooon!
 私ときぃはソフト付属の専用箱(手前)、おげしょが選んだのは自分が買ってきた石川県土産のお菓子(買ったのは川崎駅らしいが)の箱(奥)。こちらは少し小ぶりだ。
中堅どころ
 これで早速4人で障害物競走をする「タップランナー」を開始してみるが、遊んでみると意外なことに(失礼)しょっちゃんが断トツで速い(強い)。もしかして箱の差? ということできぃと私は箱を変えてみる。
 きぃの2つめはやはりAmazonの箱。
こっちもAmazon
 ただししょっちゃんに渡した標準サイズよりも少し厚いもの。差は表れるか。私が替えたのは東芝のHDDレコーダーの箱。
2年?前に買ったX6の箱がまだある。
 リモコンが小さく見えるほどの大サイズだが、意外とこれが使い易かった。夢中になるとリモコンが跳ねるのでよく画面で怒られるけど。

 結局「タップランナー」でのしょっちゃんの独走は変わらなかった。
 その後音ゲーのやつとかも全曲分遊んだりと一通り全部のゲームを遊ぶ。4人で箱をボコボコ叩いているのが愉快らしく、参加してないゆうちゃんもゲラゲラ笑っていたが、隣の部屋にいた8spotsは、音にたまらず飛び出してきた。耳栓をしていても伝わってくるらしい。夜中にアパートとかでやったら近所迷惑になるのかも。

 皆でケーキを食べている間は、ゆうちゃんには「ビジュアライザー」の「川」を遊んでもらう。叩くリズムによって川を泳ぐ生き物が変化するというもので、ニシキゴイや金魚からタガメやナナフシなどまでさまざまな生き物が登場するところが結構和む。結局これだけで20〜30分くらいやり続けたりしたりしたのを含めて3時間以上ずっと『レッツタップ』。こんなに盛り上がるとは予想外だった。
 その後半年前に買ってそれきりだった『ブームブロックス』でブロック崩しなどを楽しんで(モードによるが結構面白かった)今日のゲームタイムは終了。

 夕方になって少し早く飲みに出る。1次会は腹も減ったので先日こまんだーさんと行った京しゃぶしゃぶ。飲み放題が終わりそうな時間になってケイジ合流。しょっちゃんとゆうちゃんを除く4人で向かった2次会は先週行ったばかりだけどcube bar。きぃはホワイトストロベリーチーズケーキとかなんとかいうリキュールのカクテルばかりを頼んでいた。「アポロチョコみたいな味がする」と嬉しそうだ。クリスマス気分? おげしょはかつてぶちょーが玉砕したことで名をはせたカミカゼを2杯。酒に強いところをみせた。
 ぐだぐだだったがたまには楽しい集まりだった。今年はKENが帰ってきた春に1度、しじみの結婚式で1度しか集合していなかったので来年はまたペースを上げられたり、前から計画倒れになっている温泉旅行を実現したりしたいね。

 最後に。今朝苦労の末買ってきた堂島ロールは一応好評だったのだが、皆少食だったので念のためにと2本買ってきたのに1本以上余ってしまった。飲みのときになぜ皆おかわりしなかったのか聞いてみたところ、きぃから「やだよが薄く切っていたのでそんなにあるとは思わなかった」という。
 私は特に薄く切ったつもりはなかったので、後で8spotsにその話をしたら、やはり私の切り方は結構薄いかもしれないという。「お店でカットされたロールケーキって1.5〜2cmくらいあると思う」けど私はせいぜい1cmくらいだ。気にしたことなかったが、やはりこういうところが貧乏性なんだろうか。

12/22・428のメイキング
 春のような陽気の朝。玄関の扉を開けた瞬間、コートを薄手のものにすればよかったと後悔するが、時間も無くそのまま駅まで全力疾走。
 ところが夜になって雨が降り、帰りの駅のホームではこの冬一番の寒さだ。一日の温度差がこんなに激しいと風邪ひくよ。

 海外対応を行っているスタッフや夏休みを取れなかった後輩は今日が最終出社。今年は特に短い冬休みなだけに少しうらやましい。

 追記。先週末に後輩たちから「よく映ってましたよ」という話を聞いて思い出した。ここ数年で久々にハマったゲーム、『428』だが、一応表面はクリアしたこともあり(まだ隠しが一部残ってる)、ネタバレが危険で封印していた初回特典のメイキングDVDをやっと観てみることにした。以下、その感想を。
 中身は50分オーバーで、予想以上に見応えのあるものだった。興味深いのは、ゲームは基本的に静止画のみ・音声なしだが、実際はすべて台詞を読んで撮影されていたこと。ゲーム中には声は入らないのにキャストは全員台本を覚えて演技している。それは脇役に至るまで。この本気さがゲームの写真に伝わってきていたのか。当然のことながら「よーいスタート!」「カット!」って撮影してるのが違和感なくて面白い。ゲーム中は写真なのに。唯一違うのはカメラのカタカタカタ……というフィルム回転音が無い代わりに、カシャカシャカシャという一眼レフの連続撮影音が響くのである。メイキングDVDで撮影されているシーンは私がゲーム中で見たものだが、そこで演技されている動きも声も私は初めて見るものである。
 そう、特に面白かったのは、登場人物の声をこのDVDで初めて聞くというところ。思い描いた通りの声の人もいれば、全然イメージと違う人もいる。違和感は小説の映画化・アニメ化と同じだ。なお主演のメンバーにはインタビューも入っており、ここではゲーム内とは違う姿の彼らを見る事ができるのだが、ここのイメージのギャップも面白い。ただしこれは、映画では無口な人物が多いのに実生活ではお喋りなジョディ・フォスターなどと同じで、その違いはむしろ演技、演出の素晴らしさを感じるものだ。
 このDVDは、ゲームの特典として付けるにはヤバすぎるネタバレの嵐なところも潔くて素晴らしかった。アッと驚く展開のネタバレどころかラストシーンも平気で映っている。多分ゲームを作ったスタッフが後世に残したいという思いで、本気で作られているDVDなのだろう。ゲームをクリアし終った後に見るには最高の特典だった。印象的だったのはラストシーンの映像。ゲームでは静止画なのだが実際は動画での使用を検討していたため動画で撮影されていたそうで、そのシーンの動画をDVDでは観る事ができるのだが、きっとこのDVDを見た全員が、この動画を使わなくて本当によかったと思うだろう。一番最後のクライマックスで突然聞いたことの無い違和感のある声で、しかもそんなに上手くない演技で演じられたら、間違いなく興ざめするからだ。静止画としてあれほどインパクトのあるシーンも動画だと、テレビドラマと何も変わらない。ゲームの没入感、インパクトはこの静止画演出が、映画でも写真でもない、このゲームだけの強いインパクトを与えているのだということを再認識した。
 続編もRPGも苦手な私にとって、『428』は私がここ数年遊んだゲームでもっとも面白いゲームであった。まだあと少しだけやりこむ余地もあるようなので、時間を見つけて最後までどっぷりとプレイしたいと思う。

12/23・ぐだぐだと
 日曜の日記を見た8spotsから「ナナフシというのがでてきますがひょっとしてミズカマキリじゃないですか?」というツッコミが。ああっ、そうかも! ていうかずっとあれはナナフシだと思ってた私って一体。

 起きると例によって8spotsが『Fable2』中。しかもプロローグ編。昨日観た時は最後の方だったと思うのだが、2周目と思って尋ねると、家具が買えないバグが気に入らなくて、思い切ってやり直してしまったらしい。前のデータも上書きしてしまった模様。サインインするユーザー変えれば別データで始められることを教えてあげるにはもう手遅れなので何も言わないことにする。

 居間のスピーカーを買い換えたいと言いながら既に1年以上経ってまた年が終わろうとしている。先日よさげな奴を選んだのだが、寸法を部屋に当てはめてみると、プロジェクターの投影場所と被ることが発覚。どうしようとか思っている間にまた時間が過ぎていく。そういえばアニメ版『ウルトラヴァイオレット:コード44』の最終回も今日やっと観た。絵の崩れっぷりに慣れると豪華ベテラン声優陣のおかげで妙な味を楽しめるものだったが、さすがにその興味だけでは1クール楽しむのは辛くて最後のほうは暇つぶしになっていたらこんなに時間がかかってしまった。結局最後まで変なアニメだった。かなり唐突なエンディングなんだと思うのだが、前話を観てからずいぶん経っていたのであまり気にならない。時折映画版のOPに流れるテーマが流れるところが素晴らしかったけれども、今回もサントラ化はやっぱりされないみたい。
 日が暮れる頃外出。甥っ子姪っ子へ送るクリスマスプレゼントの買い出しでルフロンとかラゾーナとか。丸善まで来たときに、えのきどいちろうが「Vジャンプ」で連載している、本当にこれを読んでいる読者が何人いるのかだろうかと大いに心配してしまうコラム「我輩はゲームである。」がまさかの単行本化されていたことを思い出し衝動的に買っておくことにした。
 筆の進むまま適当に書いていることが誰にでもわかる文章で(実際30分で書いているとインタビューで語っていた)、ゲームについて書いていないことすらあるのだが、その辺も含め40代のおっさんのゲームとの付き合い方が、非常に生々しい感じもして、そこそこ面白いのである。肩肘張らないものの典型なんだろう。長い連載だと思っていたがもう15周年らしい。「Vジャンプ」の創刊時期とそんなに変わらないんだろう。残念ながらその頃の古い回はほとんど載ってないのだが、単行本に載っている一番古いのはパック・イン・ビデオの『つり太郎』だといえば、その古さがわかってもらえるだろうか、ってわかんないか(1994年のスーファミのソフトです)。

 帰宅したら映画でも観ようと思っていたのだが、夕飯を食べたらなぜか具合が悪くなったので今日はやめておく。少し休んでから映画版『ウルトラヴァイオレット』の冒頭とアクションシーンだけプロジェクターで観直していたのだけど……この映画は劇場で観た後、追加シーンのあった輸入版ばかり見ていたせいで、発売日に買ったこの日本語字幕版を再生したのは実はこれが初めてだったことに気付いた。字幕があることそのものやその訳文が妙に新鮮。

 ところで僕らのカート・ウィマーは最近どうしてるのだろうと思ったら、来年公開のキアヌ&マット・デイモンの『フェイクシティ ある男のルール』の脚本に彼の名が。仕方ないからこれでガマンするけど、いつか演出で復活してほしいものだ。万が一本当に『メタルギアソリッド』の監督に抜擢されているのだったら小島カントクのことを今後は小島監督と書くことにする。ところでこの『フェイクシティ』の原題は『STREET KINGS』。キアヌとマット主演ならこっちのタイトルの方が女性客が押し寄せるような気がするんだけどなあ。
 そういえば結局2008年中にケヴィン・スミスの『クラークス2 バーガーショップ戦記』は観る事ができなさそうだ。スター・チャンネルでだけ、ってどんだけマイナー公開なんだよ!

12/24
 クリスマスイブだけど食べたケーキは一昨日の残りの堂島ロール。でも美味いからいいの。
 比較的早めに帰ったけど映画観るだけの気力も無かった。『ダイ・ハード』観るか『バッド・サンタ』観るか悩んでいたんだけどなあ。それじゃあたまには早寝するかと思いながら、でもせっかくだからとXboxを起動して、冒頭だけやりかけだった『レゴ・インディ・ジョーンズ』を再開。先日Xboxのコントローラも買っておいたので8spotsと協力プレイ。2人で一緒にゲームすることは滅多にないので新鮮だ。謎解きに夢中になっていたら『レイダース』面を最後までクリアできてしまった。随分進んだぞ! しかし時計は3時。こんなに夜更かししているとサンタに怒られそうです。

12/25
 クリスマス当日って特にイベントないよね。
 8spotsが珍しく『Fable2』を遊んでいなかったので私のターン。Wiiを繋いで『428』の隠しシナリオ○○○編をクリア。正直ここまで来ると攻略サイト無しではまったく進まない。話もくだらないが怒るほどでもない。ラストのスタッフロールがメイキング映像になっていてこれを見るのが目的だったけど、こちらはなかなか面白かった。クリア後のオマケで『ドアドア』がプレイ可能に。実は一度もやったことのないゲームだったので暫くハマる。ついでにカルトクイズも一気にクリア。後はシナリオ途中にあるシークレットシナリオを拾うところまではやろう。その後のバッドエンド全潰しと、それをやることで得られる裏シナリオまでは到達できる自信がありません。どんなボリュームなんだ。

12/26・ビンゴにかける想い
 有給休暇を使っていつもの8spotsの付き添いで青山。終わってから歯医者。
 久々に外を移動する機会が多かったが、晴れてるのに寒すぎる。
これまじ?
 その後会社へ。打ち合わせをしてから、地元で部の忘年会。
 会場はダーツバーで、ダーツを使ったビンゴ大会。リーチになった人は1投だけ投げられるので、自分の狙った番号を取れるというもの。
顔見えないのでセーフとしたいのですがよいですか?
 なんと最初にリーチになったのはうちのM取締役だった。今回の飲み会で一番偉い人である。そしてダーツを投げる! ……本当に自分の番号に当ててしまったではないか。場内騒然。
 このビンゴは最近ではなんとも良心的な、好きなプレゼントを当たった順に持っていけるシステムで、一等商品は任天堂Wiiだった。上司は空気を読んで(というかWiiは持ってるからなんだと思うが)3等くらいのおもちゃを持っていった(それでも3等の持っていっちゃうところがMさんらしい)。
 実は私はこのビンゴには強い想いがあった。

 3日ほど前のことである。私のところの部長のところにいくつかの贈り物が届いた。部長が開けてみると中は大人向けのインテリアおもちゃが3種類入っていた。どれも結構高額なものである。しかし部長が興味を持ったのはそのうち1つだけで、残りの2つは「いらないなあ」という。「えーっ、これ結構いいものですよ! 私も買おうと思ったことがあるくらいですから」と私がいうと「じゃあやだよくんにあげるよ」という。大儲けである。
「ありがとうございます!」 そのおもちゃ=ジュークボックスはとても大きかったので、自分で持っていた紙袋を取り出し、自分の席に確保してウキウキしていた。もうわかると思うが、その後1時間ほどして、忘年会の幹事が部長のところにやってきた。
 「忘年会の景品を探しているんですが何かありませんか?」「……ああ! あるある!」「やだよくん、悪いねえ」
 私のところに1時間だけいたおもちゃは私の用意した紙袋ごと回収されていった。
 「自分でビンゴで取り返せばいいんですよ!」と幹事は捨てゼリフを残した。くやしいが確かに正論である。

 ……というわけで私はビンゴで勝たなければならないのであった。
 取締役は幸い私の狙っていたのとは別の方のトイを持っていった。危ないところだった。そしてその後かなりの数が読み上げられ、リーチになっては自分でダーツに挑戦していたが、ビンゴになる人間は不思議と誰も出なかった。私も暫くしてリーチになり、自分でダーツを投げたが、自分の数字を狙い打つことはできなかった。
 しかし! その後奇跡は起きる。私の数字が選ばれたのである。「ビンゴ!」 私がビンゴをこんな早い順番で当てたのは10年ぶりくらいだ。しかもあの時は、せっかくビンゴで当選したのに、クジを引く方式になっていて、私はハズレを引いてしまった。二重構造にするならビンゴの意味がないじゃないかよ! 半日グレた。しかし今回は違う。やった! 野望は達成した!
 と思って壇上に向かうと、そこには私以外に3人の当選者がいた。あまりに長くビンゴが出なかったので同時に4人も当選してしまったのだ。
 1人はWiiを持っていない女の子。1人は「僕は最後でいいよ」という景品そのものにはあまり興味を示していないナイスガイ、I氏。そして残りは、私のところから品物を奪っていった、あの幹事であった。
 4人で賞品を選ぶ順番をジャンケンで決めることにした。うまい具合に女の子が1番、幹事が2番、私が3番になった。もう大喜びである。女の子はWiiをほしがっているし、幹事は私があのジュークボックスを欲しがっているのを知っているからだ。
 女の子は大喜びでWiiを手に入れた。会場から拍手があがる。しかしその後、幹事が自分の貰う賞品を決められない。「うーん、あんまりいいものがないなあ……」 あんたが集めたんだろ、とツッコミ入れたくなったが黙っていた。
 彼が自分の賞品を持っていかないため、ジュークボックスの前でウキウキ待っている私は動けない。「やだよはもう決まったの?」4番になったI氏も一緒に後ろから一応品物を物色している。
 いつまで経っても幹事が賞品を決めないので、司会はビンゴの続きを始めてしまった。会場の感心は再びビンゴの番号に集中された。
 幹事はやっと一通りの賞品を物色し終わると、おもむろに私の手前からジュークボックスを手にすると、「しょうがない。欲しいものはこれくらいしかないなあ」と言って目の前から去っていった。

12/27・賢者の贈り物
 昨日の日記がきれいにオチてしまったので書いてなかったその後。

 とぼとぼ深夜の銀柳街を歩いていたら「たちばな書店」の看板が目に止まった。こんな時間でもやってる本屋はありがたい。一昨日買って来た『天体戦士サンレッド』の7巻を8spotsが私以上に楽しんでいたのを思い出し、売っていた1〜3巻までをまとめ買い。袋を手に帰宅すると、私を見るなり8spotsが「……それ、まさか『サンレッド』じゃないよね?」と透視したかのようなコメント。
 「……そうだけど?」「実は今日、帰りにチッタのビレッジバンガードに寄ったら、たまたま売ってたので買ってきたのよ、サンレッド。状態がどれも悪かったのでまともそうな奴だけ選んだら1〜3巻まで。」「俺のも1〜3巻まで。」
 時計の鎖も短髪の櫛も役に立たないが、ダブった漫画は別に役に立たないことはないので、これでいいのだ! 私はO・ヘンリに勝ったのだ!
 ともかく『サンレッド』、原作もなかなか面白いです。地元民としては今更ながら応援するしかありません。

 で本日は久々の休みに昨日の夜更かしもあって爆睡。起きてからは年賀状作成と部屋掃除の着手だけで大体の時間を費やす。寝る前に映画だけでも観るかとプロジェクター起動。

『スティング』(☆☆☆☆)
 8spotsが観たことないというので、先日のポール・ニューマン追悼の奴を録画しておいた。若い頃観た時はそれはそれはラストで驚いたのだけど、随分長い間観てないので細かいディティールは忘れているとはいえ、さすがに今観るとラストまでの伏線がバレバレ。8spotsは初見だけどやはりバレていた。ただしその前の殺し屋の一連の展開は私もすっかり忘れており、ハッとした。殺伐とした展開にあの呑気なテーマが非常にバランスがよく、章仕立ての構成やダレない物語運びなど今観ても十分名作であった。
 ところでこの映画のロバート・レッドフォードは、その愛らしい笑顔がデビューしたての頃のブラピそっくり。8spotsが後で調べたところによるとこの役は最初ジャック・ニコルソンがやる話がったのだが蹴ってしまったのだそうだ。もし彼がやったら随分違った感じになったと思うが、多分ジョニー・デップっぽい感じだったのではないだろうか。

 明け方大阪の輸入トイショップの通販で『リベリオン』のサントラを見つけて感動し、動揺している間に朝になったのでmixiに日記書いて寝る。

12/28
 午後起床。mixiの日記で騒いだお店にサントラのブートレグCDが山ほど売っていることに気付いてさらにmixi日記更新。せっかく寝たのに動揺がさらに広がる。
 今日もスーパーへの買出しを除いて家の中で過ごした。やっていたのは年賀状の続きと大掃除の続き。年末恒例のことである。年賀状は刷ったところで疲れ果て、大掃除もままならないまま夜中になる。今日も「せめて映画でも」ということで一日の終わりにHDD消化。

『ミス・ポター』(☆☆☆)
 レニー・ゼルウィガーとエミリー・ワトソンという、演技も顔も濃すぎる女優2人が嫌味もなく共演している伝記映画。
 児童文学作家の生涯を描いているからなのか、子供が飽きないくらいの退屈するヒマのない早いスピードで駆け抜ける人生。クライマックス以外挫折無し。特に大きな演出もなくベストセラー作家になっているところとかはもう「ご承知の通り」ってことなんだろうか。相手役のユアン・マクレガーの英国紳士喋りも20世紀初頭のロンドンの美術も楽しく、肝心の作品であるピーター・ラビットについての深い洞察もないので、気が付けばラストシーン。押し付けがましい話もないので不快感は皆無だけど、観終わったらほぼすべて忘れるタイプの映画。本作に限らず、レニーはやはり変人がよく似合う。たまに『シンデレラマン』みたいに普通の役やってると、もったいなく感じる。

12/29
 仕事納め。とはいえほとんど世の中は仕事納め済みなのかメールもないし、むしろ机周りの掃除に終始する。定時より早めに上がることに。
 余った時間は映画、ではなく年賀状書き。残り全部を書き終える。元旦に届くかは難しいけど。
 深夜、ポストに投函しに行ったついでに、本屋と複合していたコンビニに『サンレッド』の続きを買いに行くがなく、その代わりにコミック版『日本沈没』を3巻まで購入。ゆっきさんといしざかさんがほぼ同時多発的に話題を提供されたのがきっかけ。連載が終わったという話を聞けたのは大きい。読んでみたら1巻から全然違う話。絵が決して上手とはいえないので、多分人から薦められなかったら手にすることはなかった漫画だと思うけど最後まで付き合えるかな。
 映画を何も観ないというのも癪なので、半月前にこまんだーさんと観ていて初めて途中で挫折した『アレックス・ライダー』の残り30分を「責任持って」観る(☆)。最後まで不快感のある映画だった。ラストのオチもよくわかんない。原作があるから?

12/30
 冬休み初日。先週不十分だった大掃除の続き。レンジ周り。掃除している間に居間はルンバさんがお掃除してくれる。便利すぎてルンバ無しの生活はもう考えられない。超オススメです。ただしレンジ掃除は深夜までかかったので、調理が出来ず、久々にピザを取る。せっかく今朝最後のゴミを捨てたのに、いきなり巨大な段ボールゴミが出て、自分のしたことの浅はかさを知る。
 8spotsに頼まれて『サンレッド』の続きを買いに行くついでに、昨日買った分をまだ読み切ってないけど『日本沈没』も並びであった10巻まで購入。とっくに終わって旬の過ぎた映画をなぞっていてもウケないから別のお話にする、そもそも映画が(ステキなSFX、はたらく自動車大集合映画としての面白さを除くと)ストーリー的にはアレだから好きなように修正する、というところまではわかるけど、そういうこともやっておきながらちゃんと映画と同じシチュエーションをなぞって出てくるのが面白い。それにしても東京編は漫画変わりすぎ。突然お話がストップして『彼女を守る51の方法』が始まったり『デビルマン』になったりと忙しい漫画だ。連載当時にそれなりに話題になったのか、Amazonのレビュー欄で「この引用はおかしい」とか「作為的」とか、「日本が沈没する」なんて破天荒な漫画に苦情言ってる人とかいて笑える。
 冬休み終わったらいしざかさん読みますか?w

12/31
 大晦日にして結婚記念日なのに大掃除の続き。ていうか昨日深夜にレンジ掃除が終わった後、8spotsが換気扇を分解したのでそれの続き。夫婦の共同作業でございます。
 昨日買った『日本沈没』を10巻まで読み終えたあたりでAmazonから11〜13巻が届いた(昨日寝る前に注文していた)。プライム万歳。そしてまた段ボールゴミが増える。
 大晦日と正月用のご飯を惣菜売り場のセール時間にまとめ買いしてから、テレビで第九も流れてきたので掃除も終了。
 その後DVDで今年最後の映画を観る。

『アンソニーのハッピー・モーテル』(☆☆☆)
 ウェス・アンダーソンとウィルソン兄弟のデビュー作。デビューと言っても、まったくいつものウェス・アンダーソン作品で、迷惑な人たちがすこぶる愛すべき人に見える映画。公開時に観てたら相当ファンになってると思うけど、今観ると、その後に撮った映画の方が素晴らしいので評価は普通。でもこれはこれで好きな映画。
 オーウェン・ウィルソンは元々は『エネミー・ライン』みたいなまじめな役だったのかと思ったけど、デビュー作からいつもの調子だったのね。かつて『ビルとテッド』シリーズや『バックマン家の人々』でアホたれ演技が最高だったキアヌ・リーブスが突然マジメな役しかやらなくなってしまったのは本当に残念だったが、オーウェンがそういう人間にならなくて嬉しい。
 ウェス・アンダーソンものだと『ライフ・アクアティック』だけがダメだったのだけど、アレと『ダージリン急行』以外はすべてオーウェン・ウィルソンが脚本で参加しているのだね(ダージリン〜は素晴らしかったけど)。今後とも脚本でも大成してもらいたい。生きててくれてありがとう。

おまけ・2008年劇場映画ベスト10+α
 というわけで既にmixiの方には載せた、2008年の劇場で観た映画ベスト10をいつものようにこちらにも掲載。ちなみに34本中の結果。よく観たなあ。

1.歩いても歩いても
是枝裕和監督作品の撮影技法はまるで自分の好みを見透かされているようで毎回驚かされるんですが、今回はメッセージのわかりやすさに加え、撮影場所が地元(三浦)なこともあって生々しさ格別。親の老いを実感する息子(阿部寛)の視点は、30代後半以上なら誰もがドキリとするものだと思う。それにしても有名俳優で構成されたキャストが、みんな実家の近所の住民にしか見えないところは凄い。オールタイムでもベスト5に入りそうな映画。

2.落下の王国
「映像叙事詩」なんて使い古された表現が一番しっくりくる映画、いやむしろ抒情詩? とにかく映像に圧倒された。その美しさたるや、CGのように完成されていて、全編ロケなのにウソ臭さすら感じる。それでいて主演の女の子の生きる者としての存在感は、初めて『崖の上のポニョ』の主題歌(単独バージョン)を聞いた時と同じような、生々しすぎていたたまれない空気を醸しだす。一方、どこへ転がるのかわからない、行き当たりばったりな物語の方も昔話みたいでモロ好み。
なお『ザ・セル』はこの映画の後に観たんですが、あっちを先に観てたら絶対行かなかったと思う。

3.イースタン・プロミス
『スパイダー』『ヒストリー・オブ・バイオレンス』に続き、クローネンバーグがここ3本連続で大ヒット。歳とったからなのか、ドラマと"向こう側の世界"の描写のバランスが絶妙。ビビらせさはもちろん、かわいらしさまでもがナオミ・ワッツの比ではない、ヴィゴ・モーテンセンが前作同様素晴らしく、ここまで大成するとは思わなかったよ小玉さん。

4.ダージリン急行
実世界ではそばにいてほしくないけど、映画の中ではトコトン愛らしい迷惑人間が人々をかき回すという、いつものウェス・アンダーソンの映画、今回はそれに"美しさ"が加わってより心地よい空間に。ドラマ版『世界の車窓から』。ちなみにオマケ映画のナタリー・ポートマンのオールヌードは脳に焼きついた。

5.スピード・レーサー
漫画を映画化するというのはこういうことを言うのだとウォシャウスキー兄弟が教えてくれた。原作(観た事がなくても大丈夫。それは日本アニメの原点そのものであるから)へのリスペクトぶりは、人気漫画もまともに映像化できない昨今の日本の一部のテレビアニメも見習って欲しい。ちなみに本作でもクリスチーナ・リッチはすこぶるかわいい。

6.インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国
船頭2人で迷走した『最後の聖戦』から見事復活。私にとって黄金と青春の80年代映画テイストを恐ろしく忠実に再現。こんな芸当、スピルバーグ以外不可能じゃないか。10年も経つと、この映画だけが21世紀に撮られていることをきっと若いファンは気付かないだろう。言うなれば映画界の「システム16版」。

7.クローバーフィールド/HAKAISHA
映画へ没頭できることに加え、観客全員で「観てしまった」感を共有できたという意味で、映画館で観てこそ真価を発揮する作品。この映画だけは「DVDで観た」人の評価はあてにしてはいけない、って今後映画館で観ることができないならしょうがないか(でも先日ヨドバシ店頭で見たブルーレイの30フレームの生々しさは捨て難いかも)。あと、最近スケールばかり大きくなった分ディティールがぼやけて凡作ばかりの「災害映画」としても久々にヒット。ビルの屋上から渡るところとか相当の名シーンだと思う。

8.ミスト
ラストがすべてのトラウマ映画。久々に映画館であっけにとられた。悪人じゃないと撮れない作品だよなあ。DVDデラックス版に入ってたモノクロ版もいつか観てみたいけど買ってない。

9.28週後…
後半から突如迷走する駄作『28日後…』の続編なのに傑作。スピード感などは最新映画でありつつもロメロ直系のホラー映画になってる。容赦無さがたまらない。

10.崖の上のポニョ
何にも考えなくていい映画があってもいいじゃない。ティザー予告で流れた子供オンリーバージョンの主題歌と、順不同エンディングクレジットは歴史に残ると思う。

次点:僕らのミライへ逆回転
中学生の時の自分がそのまま映画の中にいた。邦題がダメすぎて救いようがないのが本当に残念。

というわけで、例年は5本選ぶのに必死なのに、2008年は本当に当たり年だった(特に夏くらいまで)。なお『WALL・E』と『ホット・ファズ! 俺たちスーパーポリスメン』は劇場公開前(中)にDVD(正規版ですよ)で観てしまったので選外ですが、劇場で観てたらそれぞれ5位までには入れたと思う。
選から漏れた中でも『俺たちフィギュアスケーター』『ランボー4』『シューテム・アップ』『アイアンマン』『トロピック・サンダー』『デス・レース』あたりは結構気に入ってる。

その他昨年に印象に残ったもの
アニメ・漫画:ファイアボール、天体戦士サンレッド、コード・ギアスR2
ゲーム:428〜封鎖された渋谷で〜、カルドセプトDS

今はインディのCD5枚組BOXサントラ聴きながらXbox360版『レゴ・インディ・ジョーンズ』やってます。

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