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あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。 というわけで今年も初売りを物色しにヨドバシへ。過去の日記を読むと去年も一昨年もヨドバシに行ってる。毎年年始はポイント+5%になるようで、ここぞとばかりに散財したくなるのだ。 特売品は特に無かったが、先月くらいから買おうと心に決めていた居間=シアタールーム用のフロント&センタースピーカーを購入。色々悩んだ末に買ったのはアンプと同じメーカーであるヤマハのNS-F700とNS-C700。値段的にはちょっと無理してる。購入の一番のポイントは「猫がネットに爪を立てられない」「猫が乗っても倒れない安定感」だったりする。 スピーカーは1つ25kgもするのでお持ち帰りすることもかなわず、冬休み中は聴けないのが残念。ちなみにレシートを見たら「ポータブルスピーカー」のカテゴリになっていた。ヨドバシ凄い。 夜は映画。元旦に見るのも毎年恒例(毎日恒例?)。日記を観ると去年観たのは『木更津キャッツアイ・ワールドシリーズ』。一昨年は『チャーリーとチョコレート工場』。2006年は『エイリアン2完全版』。2005年は『ターミナル』。毎年愉快な映画を選んでいるのになぜか今日は深く考えずに選んだ『プレステージ』。 『プレステージ』(☆☆☆) いやこれ元旦に観る映画じゃないだろ>WOWOW(今日放送)。 よく漫画とかドラマである「嫉妬に狂った女が2人で靴に画鋲入れたり教科書に落書きしたりしていじめ合う」話を男性の奇術師に置き換えて、KENが怒りそうな類の掟破りの味付けを施したもの。 ヒュー・ジャックマンとクリスチャン・ベールの2人、どちらの主観視点のシーンもあってどちらも映画としては「主人公」なんだけど、観ている方はどちらの主人公にも入り込めないというか肩入れできないつくりになっている。むしろ脇にいるマイケル・ケインの視点が与えられている感じ。 クリストファー・ノーランらしい、途中どんでん返しが入ったりして楽しませるところもありつつ、やっぱりいつものように全編通して観客にプレッシャーを与える映画であった。 でも舞台が一転、テスラ博士の研究所を焼き討ちに来るエジソン一派のくだりは爆笑。時間軸をまぜこぜにしたストーリーのわかりにくさも、あの辺から掌を返したかのようにわかりやすくなっていく。ツッコミどころ満載でご都合主義なお話なんだけど、クソマジメに撮るとそれもまたきれいに見える映画の魔術。 |
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昨日書き忘れたけど年賀状が届いております。ありがとうございます。 ちなみに年末の忘年会の幹事からも届いていた。彼は12/29に有給休暇を取っていて忘年会以来会ってない。 今日は年始恒例の親戚のところでの新年会。いつも以上に早起き。猫も早起き。 「一番強いのだされた!」 「……他の人は買ってるじゃん、防具。」 「今みたいに右に。AかBか。」 夢の中でも『フェイブル2』の世界が広がっているのだろうか。 後で起きてからどんな夢だったのか聞いてみると、枕元にサンレッドが山積みだったからかヴァンプ将軍が出てきたとか言ってた。一体どんな初夢なんだ。残念ながら自分の初夢はまったく覚えていない。 眠い目をこすりながら必死に新年会へ出席。時間が無くて上大岡のヨドバシへは寄れず。 新年会は従兄弟の子供たち(8歳と6歳?)がトランプ大会で16人の1位・2位を独占。世代交代が明確に。夕食をご馳走になってから帰宅。 夜は寝る前に映画。 『クイーン』(☆☆☆☆) 元々実話だし、予告を観たときから想像していた話と大きくブレが無かったし、ストーリーとして意外性の無い映画ではある。しかし筋のわかる映画がダメな映画ということはなく、本作は素晴らしい映画だった。 実在の王室・政治家、そして死者までをも実名で描いていて、しかもどの人間も皮肉に富んだ描き方をしているのに、政治的にどこかの方面へ寄る事も無く、誰かへの一方的中傷もなく、安易なマスコミ批判政治批判などで終わることもない、その中庸のバランス感が圧倒的に素晴らしい。そしてアカデミーを獲ったヘレン・ミレンの女王は威厳に満ちていて名演。 日本の皇室の方々はこの映画を観て、きっと王室に同情していることだろう。 |
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日記に書きそびれたシリーズ・年末に発見して即買いしたインディ・ジョーンズのサントラBOX。 これまで『失われた聖櫃』のみCD化に際してLPよりも大幅に楽曲追加+長尺化されてたんだけど、『魔宮の伝説』『最後の聖戦』はこのBOXで初めて追加。さらに『失われた聖櫃』も一部さらに追加になっている。例えば『失われた聖櫃』でいうとラストの正装のインディが怒りながらマリオンと去るシーンから巨大な倉庫にアークが仕舞われるシーンまでの曲なんかが新収録。『魔宮の伝説』はエニシング・ゴーズの後の交渉シーンから解毒薬を手に入れるまでとか、吊り橋でのシーン〜英軍到着シーンなど、ただの追加曲というより、今まで何で聴けなかったの?というくらいのメジャー曲目白押し。『最後の聖戦』もリバーのシーンの曲が全曲入ってるとかかなり追加が多いそうなのだけど、当時あまりのガッカリぶりで曲すらピンと来ず、LPを買ってなかったのでよくわかんない。ちなみに『クリスタル・スカル』は以前出た通常盤とまったく同じものだそうで、ファンはガッカリしてるみたい。最後の1枚はジョン・ウイリアムズ他の対談だそうですが、もちろんCDに字幕は無いので全く価値はない、というわけではなく、旧3作のCDに入りきらなかった曲がこちらにも入っているというマニア仕様。 CDは紙ケースでLPジャケを再現してたり写真ばかりのブックレットが付いてたり、いろいろ豪華なのでかなりオススメ。 同様に去年出た『ブレードランナー』の3枚組アルバムは正直いまひとつだったけど、こちらはかなり良いです。なんで日本盤出ないのか不思議でしょうがない。 今日も午後まで寝て、日が暮れるまでは押入れの片付けとか。先日mixi日記書いてて持ってることを思い出した『ダイ・ハード』のサントラもついでに探しているのだが見つからない。代わりに昔ブルース・ウィリスが出始めの頃に出したボーカルアルバム、『リターン・オブ・ブルーノ』が出てきた。コレジャナイ。このアルバムで一番好きだった「Secret Agent Man」をかけたら、8spotsに「ルパン三世パート3みたい」と言われる。確かに80年代アレンジがもろ「セクシー・アドベンチャー」だ。大野雄二がパクったのかその逆か、同時代性ってことなのか偶然なのか。 夜は8spotsのヘッドフォン購入の付き合いで外出するが、試聴すればするほどいろいろわかるらしくハマり中。多分近々mixi日記でレポートがあがることでしょう。 帰宅後、休み最後の映画でも観るかと『ブラッド・ダイヤモンド』を始めるが、冒頭のシーンで8spotsがダウン。よっぽどショックを受けたらしくその後『40歳の童貞男』すら観られない状態になり、寝込んでしまう。仕方ないので1人で別の映画を観る。 『姿三四郎』(☆☆☆) 初鑑賞。ノーカット版が現存しないというのを初めて知って驚く。戦前の映画とは思えないほど普通に楽しめる。初監督とは思えない手腕。唯一、藤田進は主役顔には見えない。以前ヨドバシの特売で買った『続・姿三四郎』のDVDがこれで観られる。 さらに以前中断したままだったこれも最後まで観る。 『劇場版ポケットモンスターDP ティアルガVSパルキアVSダークライ』(☆☆☆) BS-J録画版。いつもどおり、フルアニメーションするポケモンの気持ちのよい動きを楽しむ映画。背景も今回はいつもより好き。すっかり人の言葉を喋っちゃうポケモンが劇場ではおなじみになってしまった。喋るのはやっぱりどうかと思うけど、いつもよりは比較的違和感は少なめかなあ。 当たり前なんだけど、どんなシチュエーションでも絶対に見えないヒカリのスカートの中がよく動く劇場版だととても気になる。 |
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冬休み最終日は毎年恒例で鎌倉へ。 いつもの相方ゆうちゃんに加え、今回はT谷が参加すると予告してたのだが、約束の時間になっても来ない。電話すると集合時間を30分間違えていた。1時の約束を1時半と誤解するという芸当は彼にしかできないと思う。ただ私も以前主催した同窓飲み会で集合時間を1時間間違えたことがあるのであまり責められない。 年始恒例、3人でこーじんの墓参り。正月3が日に続き今日も快晴。風も無く暖かい。いつも風が吹いて線香に火をつけるのに苦労するが今日は風がないかわりに持っていった電子ライターが点かなくて苦労した。持ってくるときに確認したのに! 予備で持ってきた普通のライターを使ったらすぐに点いた。 その後、こーじん宅に挨拶をしてから小学生の恩師宅で同窓新年会。これも毎年恒例。今年はFMアナやってたKちゃんと氏賀健太似の子供のハヤト君、久々に会ったさやか、よっさん。ワカメちゃんもシュンちゃん連れて来ていたが、得意先の年始の挨拶ということで途中で帰っていった。昨年と面子が一新したのだが、今も地元民であるKがとにかく地元事情に詳しく、先生が出してきてくれた卒業アルバムを見ながら、挙げたクラスメイトの現在までの近況を話してくれる。 皆37にもなると、いろいろ悟っているので、友人関係、恋愛関係も結構ざっくばらんに話してくれるようになり、同窓会というのは年を経るごとに話題が深みを増してくるのだと思った。特に何かイベントがあったわけではないが今年も面白い集まりだった。来年はもう少し参加者を増やしたいね、という最後の皆の誓いも毎年恒例。しかし劇画オバQのようにその誓いが達成されることは実際は困難みたい。 帰ってきてから、ここ数日ずっとヘッドフォン購入で悩んでいる8spotsと共にヨドバシへ。ヨドバシのポイント5%アップは今日までなので、閉店時間まで試聴を続け、結局ベイヤーの「DT990PRO」を購入した(詳しくは彼女のmixiの日記参照)。 この商品、ヨドバシ店頭およびAmazonなどでも定価は39,690円と表示されているがこれは間違いで、実はつい半月ほど前の12/15にユーロ安を受けて26,250円に値下げしていた(リリース。でも元の定価間違ってる)。ちなみにヨドバシは3万円強だったのが、リリースの件を伝えるといきなり22,500円になった。3,375ポイントが付いたので実質は2万を切ったことになる。1月前までの定価の半額だ。おしりさんやゆっきさんの日記で散々聞いていたユーロ安の恩恵をまさか自分たちが受けることになるとは! 8spotsがいろいろ試聴している間、私も退屈しのぎに試聴してみることにした。ポケットに入れてあったiPod(しかもシャッフル)で、一番わかりやすそうな曲として『スター・ウォーズ』のEP4のOPを選んで聴いてみることにする。まず最初にDT990PRO。普通にオーケストラが奇麗に奏でられる。試しに同じベイヤーの下位機種を2つほど選んで聴いてみたが、ラッパが強調されるかわりに弦が大人しくなりバランスが悪くなる。逆に上のDT880だとさすがにバランスはマシになるがラッパが強いのは下位機種と同様だった。この中だとDT990PROが圧勝だ。値段の良し悪しではないのか。 8spotsが比較検討していたもう1つはゼンハイザーのHD555。これで聴くと音がDT990PROとは違う感じで広がっている感じ。しかも何だか他のものと違う音、木管とか予想だにしない音が強調されてる。ネットの評判だとこのHD555はサラウンド回路が内蔵されていることから「魔力」を持ったヘッドフォンと揶揄かつ賛美されているらしい。確かにこのヘッドフォンだと今まで聴き倒した曲を聴き直したくなる感じがする。機会があれば私が欲しいかも。 日本製の奴はどうかと、オーディオテクニカやデノンだかの2〜3万のものを適当に繋いでみたところ、やはりベイヤーの下位機種以上にラッパが激しく強調されていた。なるほど外国と日本での音のつくりの好みの違いが反映されているということなのだろう。しかし個人的には今回使った日本製のヘッドフォンはどれもバランスが気に入らず、音が安く感じた。他のジャンルやCDを使った試聴なら全然違う評価なのかもしれないが、とりあえずiPodシャッフルで『スター・ウォーズ』の場合はこういう感想。 そんな話を後でお茶を飲みながら8spotsとすると、結構同意が得られる。学生時代に2人で東芝のモニターテストのアルバイトをやっていたときからそうだったのだけど、夫婦で音の好みが同じというのは結構良い相性かもしれない。 |
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仕事始め。徐々に慣らしていきたいところだが、気が付くと21時を過ぎていた。ふと振り向くと今日は残業している人がほとんどいない。皆辛いんだろう。 帰宅して録画番組消化。『天の覇王ラオウ外伝』をやっと観終えた。打ち切りっぽい原作を再構成したのはよかったと思うけど、原作同様ユダもサウザーもウイグルもダガールもリュウガも皆、オリジナルである『北斗の拳』で死ぬことになっているのでこちらでは死なない、というか死ねないところが爽快感にかけるんだよね。アニメはもう少し絵と動きがあればと思う。奥義名表示がプライオリティ間違ってるようにしか見えないところとか、いろいろ惜しい。でも原作にないシーン(トキ対ウイグルとか)があったりすることなど含め、ファンアイテムみたいなあの漫画がアニメ化(しかも蒼天よりずっとまともに)されたというだけでも喜ぶべきか。サラワクでやってるならKENには絶対薦めるんだけどなあ。 『キャシャーンSins』は観てない回が10話近くなってきたので、そろそろ諦めて消すかなあ……。 『大怪獣バトルNEO』は、『2001年〜』のモノリスのパロディをアイスラッガーでやっていた。荒れた大地に突き刺さり、そびえ立つアイスラッガーがシュールすぎて笑える。 |
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先日やっていた『必殺仕事人2009』の特番は録画してまだ観てないのだが、その前にその宣伝番組としてやっていた再放送の『必殺仕掛人』を観る。「おんな殺し」という回。リアルタイムでは私は1歳なのでもちろん観ていない。ちゃんと観たのはテレビ東京のお昼の再放送だったけど、あれは大学時代だったか? 改めて観ると、そのやりすぎな構図の切り方、ライトの当て方、無茶なカメラアングルなど、70年代特有の空気は、大学生の時に自分が撮ってた映画がめちゃくちゃ影響受けているのがわかって恥ずかしくなる。そういえば中学の時の映画でも必殺ネタやってたっけ。 休み明けだからか、会社で風邪が流行っているからか、調子も悪いので早寝。 |
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昨晩やっていた「アニメギガ」の大地丙太郎監督インタビュー回を見る。ギャグアニメの大家だが、ご本人も赤塚不二夫の漫画のキャラクターそっくりな顔立ちでビックリする。あと殺陣の実演があったけどこれも上手かった。非常に真面目な人で、話している内容はいちいち納得できて面白かったが、非常に完璧主義者ぽいので、この人の下にいたらさぞかしストレスが貯まりそう。 年始も7日を回っているのに今頃年賀状の返信作成。宛名印刷のできるプリンタ(クジで当たった奴)を導入して2年目なので、昨年喪中だった親戚が漏れてたりして今頃送る不届き者です。あと古い住所に送ってしまって戻ってきたハガキも多かった。会社の人には手渡ししてるんだけど、あれはいろいろな意味で結構恥ずかしいものだ。ちなみに先日日記でネタにした"幹事"さんへ送った分も戻ってきたので手渡ししたぞ。 そうそう、大阪のショップで『リベリオン』サントラをついに注文しました。 |
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元旦に買ったスピーカーが本日やっと届く。巨大なスピーカーを深夜に開梱するのもアレなので午後半休を取る。今日は本当は大事な会議の予定だったが、海外から横槍(理由は至極真っ当なものですが)があって延期。なんか気も抜けていたので丁度良い。 17時頃に帰るとスピーカーは既に到着しており、案の定玄関を占拠していた。まずは開梱し易いように部屋を掃除する。いつものようにルンバさんにも活躍してもらうことは言うまでもない。 ドアの窓から何か覗いているのはあまり気にしないでね。 これまでの状況はこんな貧相な状態。高校生くらいの時に買ったボーズのスピーカー。しかも多分リア用をフロントとして使ってた。センターは昔知り合いから貰ってきた29型テレビに付いていたスピーカー。5年前にテレビが壊れた(2004/3/1の日記参照)後、何かに使えるだろうと思って外したものがまさかこんなに長く使い続けることになるとは。 まあとにかく貧乏人のスピーカーだったわけですが、今回長い間待ってただけに結構奮発してしまいましたよ。 4本の足はかっこ悪そうだから付けないつもりだったけど不安定なので付けることにした。ただし普通のネジ閉めたあと最後に木ネジも埋め込むように指示されてたところは、なんか穴開けるのがもったいなくて止めずに立てた(それどうよ)。 3箱の開梱に1時間くらいかけて、ともかく完成! 早速『EP3: シスの復讐』のオマケDVDを取り出し、音を出してみる。良い感じ! 試し聴きしてからフロントに置いていたスピーカーをリアに持っていくことにする。これまでリアは、アンプとウーハーとスピーカー5個セットで20000円以下のサラウンドセットの「とりあえず音出てます」レベルの超小型スピーカーだった。これでリアも一応まともになった。 5つ揃えたところで、アンプのオプティカルマイクでオートでボリューム調整を行う。バランスもばっちり。早速テストショットでいつも使ってるDVDを再生。 壁を見てる影はあまり気にしないでね。 銃声と台詞とBGMがクリアに分解されていて感動。騒がしくても台詞が聞き取れる。そしてSEが研ぎ澄まされていて生々しい。映画館ぽい。 ほっと一息ついてから夕食を食べてもまだ23時だったので、記念に映画を1本観ることにする。 『ムーラン・ルージュ』(☆☆☆) 何かと抱き合わせで買ったDVD。バズ・ラーマン監督は全く信用していなかったのだけど、dts音声のミュージカルというところに惹かれてDVDプレイヤー買った初期に何となく買ってそのままだった1枚。中身も全然知らなかったら、OPで「らーらららー♪」と「サウンド・オブ・ミュージック」のフレーズが流れてぎょっとする)ちなみにこの曲を私が初めて聴いたのは『サウンド〜』ではなく『ピンクパンサー3』のタイトルテーマだったりするけどそれはまた別のお話)。 よく知った歌謡曲を使って会話を行うというアイデアは昔三宅裕司と伊東四朗が「いい加減にします!」で使っていたコントを思い出した。8spotsはニルヴァーナとファットボーイスリムの曲の同時演奏はかなり面白がっていた。 主演の2人は嫌いじゃないので、へんなミュージカルとしてそこそこ楽しんだが、冒頭で明示されたオチがエンディングで何のひねりもなくそのまま描かれてビックリした。どんでん返しなし? とりあえず音の良さはかなり味わえたが、問題は深夜の0時前後に観たので、階下にこの重低音がどの程度響いていたからかである。こればかりは怒られないとわからないね。 |
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正月からずっと晴れ続けていた東京のどこかでは初雪が降ったそうである。久々の凍えるような雨。こんな日だけど歯医者には行かなければならない。 帰宅すると先日大阪のショップの通販で頼んだ『リベリオン』のサントラCDが届いていたので早速聴いてみる。 初めて観たのが2003年の春だから6年近く経っている。長い道のりだった。ブートレグなので音質は今ひとつではあるが、紛れも無くオリジナルサントラ。長い間待ち望んでいたものだ。2枚組で80分収録なのだけど、名場面を繫ぎ合わせた総集編とも言うべきエンドクレジットの曲がなぜか入っていないのが残念。ちなみにiTuneで起動したら普通に曲目が表示されて笑った。記念にmixiのクラウス・バデルト(作曲者)コミュに入ってみる。 ちなみに一緒にいしざかさんリクエストの『スピード・レーサー』2枚組サントラも注文したのだが、購入後再度サイトを見ると「在庫限り」だった商品写真が無くなっていた。ラスト1枚だったようだ。 |
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いつも通り8spotsの付き添いで青山。少し遅刻した関係で1時間ほど待つこととなり、その時間を潰そうと近所の喫茶店に入る。 見覚えのないその店は「Dolce Mari Risa」というケーキショップで、僅かなスペースのイートインがあったのでふらりと入ったのだけど、ケーキもお茶も非常に良かった。タルトの一番下のビスケット部分の固さといい、テーブルに出たタイミングでの紅茶の飲み具合といい、どちらも普段行くMaduより上質。美味しいケーキを食べたくなったら今度はここへ来よう。 川崎に戻ってきてから丸井や川崎BEを徘徊。帰宅後は映画。 『ニュー・ワールド』(☆☆) テレンス・マリック監督の2005年の映画。『シン・レッド・ライン』はDVD持ってるのに観てない。 アメリカ原住民「ポカホンタス」のお話(見てる途中でつい『ナイト・ミュージアム』のことを思い出す)を映像美たっぷりに魅せる映画なのであるが、基本的には恋愛映画。後半になって突然主役交代となり、クリスチャン・ベールが颯爽と登場してびっくり。いつも通り憂いのあるイイ男を演じていた。また、ポカホンタスを演じている女優(クオリアンカ・キルヒャー。当時14歳!)が非常に美しく、原住民時代から晩年の美しいドレスを身に纏った状態までを見事に演じきっていて、物語のリアリティを増していた。 なおWOWOWのTS録画で観たのだけど、極力BGMを廃して自然の音を中心とした演出や自然の美しさ(ただし8spots曰く「どう見てもアメリカに生えている植物に見えない」)はHD画質&5.1chならではのもので、素晴らしい。録画したのは半年くらい前なのだが、スピーカー替えてから観て正解。 ただやはりベタな恋愛映画は私にはどうにも退屈でピンと来ない。美しさのプラス部分よりも135分の尺の冗長さの方が上回り、評価を下げざるを得ない。 |