[PR] RMT 2009/4/下のやだよ日記
ドラマチックな人生をジェットコースターのように体験する4月下旬の日記。

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4/21
 明日の不在プレゼン会議の準備に追われる。今やってる仕事の引継ぎ準備もいろいろ進ませなければならないのだが、問題が多くて結局その対応に追われているだけの日々が続いている。そろそろいろいろ考えないとなあ。
 そわそわしながらともかく明日の早朝起床に向けて早寝。

4/22・父の手術
 2月に発見された父の食道がん手術が本日行われることとなり、朝から病院へ。母と叔父夫妻、伯母に私と8spotsが集まった。8時に集合、8時15分ごろひょうひょうと手術室へ入っていく父を見送った後はひたすらベンチで手術の終了を待つ。9時から開始した手術は早ければ16時に終わると言われていたが、手術終了を知らされたのは20時近くになってからだった。1時間後の21時にはICUで意識を取り戻した父と再会。元気そうだ。実際10時間におよぶ手術だったわけだが、本人は「1時間くらいにしか感じなかった」とのこと。
 これから4日間ほどICUで過ごした後、1ヵ月ほど入院をして順調にいけばその後退院となる。少なくとも1年ほどはリハビリ生活が続くはずなのだが、ともかく父の命が助かっているという事実だけで今日は喜びたい。
 今日は途中曇ったこともあったけど、よく晴れた過ごし易い日だった。
 窓から見える風景が特撮っぽい。
ぼくとオトンと隣りにオカン
 一昨日の日記に書きそびれたけど、先日まではライトアップがオリンピック宣伝中で、妙なことになっていたんですよ。
こんな空気悪いところでオリンピックなんかしたら選手がかわいそう

 というわけで今日は待ち時間が長かったのでいろいろ時間を潰した。まず『ゲームセンターCX 有野の挑戦状2』をクリアしたのが大きい。
 最後のゲーム『スーパーデーモンリターンズ』は4-3で1週間、4-4でも1週間くらい? 相当時間かかった。最終的に1ヵ月半くらいやり込んだのか。完全クリアでサウンドテストがOPENになったのだが、有野ボイスが1200以上あって驚く。頑張って全部聴いた。ツボをおさえた台詞が多い。
 さらに、まだ「ギリジャンMAX」とか「本日の挑戦」があるのでもう少しやると思う。
証拠写真

 先日花見のときに教えてもらって実家から借りてきた、どうたんさんのお母さんの最新作である「京都の叔母様宅」も読んだ。京都案内+女性ドラマということで、いつもよりも毒は抑え目であるが、京都の人と仕事上のお付き合いがある私にはいろいろと興味深いところも多い本だった。最近まとまってこういう時間を使うことが無かったのでよい時間だったかもしれない。ちなみにPSPとスカダーも持っていたんだけどこちらは未使用のまま。スカダーのほうはタイトルが「皆殺し」なので、あまり病院向きじゃなかったね。

 最後に、気になる欠席したプレゼンの方は、電話して聞いたところだと「合格」でも「不合格」でもない「保留」とのこと(?)。嬉しくないが丸きりガッカリというわけでもなく、どっちつかずの気持ち悪い状態になってしまった。
 後はJH吉田さんから先週送ったアイテムのお礼の電話も貰う。世間の一部では「遺言状」といわれる大作に感動してくれたらしく、私も嬉しい。自分が書いたものでなくても、あれだけは後世に自慢できるものだと思ってる。

4/23・蘇る逆転
 出社するなり上司に呼び出しを受ける。昨日不参加だったプレゼン結果は別の人から電話で聞いていたが、上司から詳しく聞かせてもらえるのは大事よね、ってことで会議室へ入ると、そこで聞かされたのは異動の話だった。といっても今回のはまた新たな異動だ。  私は社内的には4月1日より別部署に異動となっていたが、前の仕事が佳境であることと引継ぎ作業を理由に篭城していたのだが、今回5月付けでまた異動になったというのだ。
 異動先は5年前に出て行った古巣。仕事は3月までやっていた、というか今もやってる仕事。つまり、異動に異動をかけて、元に戻った?ということみたい。

 その後、部長に呼び出され、同じ話を正式に聞かされた。話が終わってから部長に「ぶっちゃけどうしてなんですか?」と聞くと、私の4月からの異動先で私を受け持つ仕事が、方針変更により無くなったので元の仕事にしたということらしい。
 この話は実は完全にはぶっちゃけておらず、その後、先に異動していた同期にそのことを伝えると、無くなったのは私の仕事ではなく、私の行くはずのプロジェクトそのものらしいことがわかる。結果的に4月から1ヶ月間だけの私の上司である人に電話をすると「まったく困った会社だよね」と呆れていた。
 ともかく元の鞘に戻ったみたい。
 早速昨日事実上落ちたプレゼンの逆襲へ向けて打ち合わせなどを刑事長とする。

 夕刻から外出。場所は大塚にあるどうたんさんのところ。
 今日の役目はJH吉田さんとどうたんさんを引き合わせる仲人役である。どうたんさんの奥さんにも久々に会うが、マイミク同士なので何だか久しぶりの気はしない。
 話をいろいろしていくうちに驚いたのは、どうたんさんとJH吉田さんには共通点が多いことである。まず年齢が同じ。血液型が同じ。左利きなのも同じ。そして父親の職業(普通にはない、もの凄く特殊な職業)が同じで、母親はスチュワーデスとバスガイドの違い。プロレス好きなのも同じ。Xbox360のファイプ○がガセネタであると吉田さんがどうたんさんに教えると、どうたんさんは本当にがっかりしていた。
 居酒屋から出てから、隣りのレコード屋(あえてそう呼びたい下町のお店)の入口で「ご自由にお取りください」状態になっていたジャンクアイテムを師匠の吉田さんと漁る私であった。仲人としては、今後お二人が仲良しになれるといいなあと思う。

4/24
 午後からホリイさんところへ。この約束をしたのは週頭だったのだが、昨日の話のおかげで話す内容は180度変更になった。前後しなくて良かった。ガッカリカミングアウトのはずが、来月から再び本格的に悪巧みをしましょうぜ、へっへっへっ、みたいな話に。
 日が落ちてからMさんとチビテク君と4人でとんかつ屋へ。車の中で聞くチビテク君の作った曲がなかなか凄くて感心。
 ホリイさんが問答無用で頼んだ「特上ロースかつ定食」は通常の倍くらいのサイズのとんかつが入っていて、おなかいっぱいすぎて大変だった。

4/25・おつかれサンレッド
 先月末に続き「サンレッド」の2クール目のオールナイト上映会開催日だが外は豪雨。午後に起きてから雨の中日用品の買い物、そして部屋掃除。日が落ちてから相棒のこまんだーさんが到着。DVDを観る。

『ワイルド・バレット』(☆☆☆☆)
 lessさんの昨年公開映画オススメで買ったDVD。ポール・ウォーカー主演だから「ワイルド」なだけで原題は全然違う2006年の日本お蔵入りなりかけ映画。「少年が持ち出した1丁の拳銃をめぐって、イタリアン・マフィアとロシアン・マフィア、さらに汚職警官やサイコキラーまでが参戦するバトルロイヤルが展開」というのがDVDの説明だが、この映画の本質はちょっと違う。
 話がどんどん悪い方向へ展開していく『アドレナリン』というか、夫婦でジェットコースタームービーするからむしろ『24』というか最近流行りのスタイル。122分という長尺にも耐えうる息つく間もないテンポなのだが、とにかく展開が悪くなりすぎ。ありとあらゆる「アメリカの暗部」へ踏み込み、巻き込まれ、酷い目に遭う主人公をはじめとした登場人物たちは、ジョン・マックレーン以上の不運だ。そして、その"暗部"たるやR-15指定だが、R-20くらいで良いと思う。私の子供が15歳だったら絶対にこの映画は見せたくない。この辺は脚本も兼ねた監督の「悪趣味」さが際立っていて、技巧的なものもあるけど基本的に精神的に負荷をかける演出が酷すぎる。「子供に見せたくない」光景をわざわざ劇中で子供に見せたりするこの負荷の掛け方はむしろ『ソウ』とかホラー映画のものだ。とにかくイヤな気持ちにさせる演出がてんこ盛りなので観る人は覚悟が必要。映画を観終わったときの印象は、本当にジェットコースターに乗った後の吐きそうな感じに近い。そういう意味で「タランティーノ絶賛」というのは本当だと思う。否定的な言葉ばかりが出てきてしまうんだけど、映画としては結構よくできてると思う。
 ポール・ウォーカーは若い頃のヴァンダムを思わせる精悍さ。そしてキャメロン・ブライトは『ウルトラヴァイオレット』と同時期の公開映画であるため「シックス」まんま。ニコリとも笑わないトッチャンボウヤっぷりを存分に発揮。なんでこんなオヤジくさい子供が、観ているうちにかわいく見えてくるのか。ある意味男"多部未華子"である(失礼)。

 映画の後、食事を終えてから映画館へ。ゆっきさんと合流。売店には、前回も参加している党首の姿が。
大人買い
 前回の倍以上の座席数となった会場のシアター5は川崎東宝シネマズ最大の劇場。音質もさらによくなっている(「ゴドムとソドラ」の雷の重低音とか凄い)。
 満員のお客さんを見渡すと前回以上に女性客が多く、ファン層の厚さを感じる。間もなく上映開始。フロシャイム怪人総出演?の場内アナウンスや、オールナイト2回目専用アイキャッチなど仕掛けも十分。途中まさかの映像停止というトラブルも観客席の声優さんによるアドリブ台詞で場内大喜び。まさか上映会で、舞台のようなハプニングを体験できるとは。得した気分。
 上映途中での河川敷のシーンで隣りに座ったゆっきさんから突然小声で「ここ俺ん家!」との叫び。ゆっきさんの家が映ってるという話はきいていたけど、ここかっ!
 他のシーンでもかなりあちこちロケハンして風景を再現しているのは知っていたけど、これなら建物のディティールまでわかるよなあ。

 前回に続き前半上映終了後休憩。ジュースを買いに行くと、ロビーの売店の後ろのスペースで前回のイベントで登壇していた監督やシリーズ構成作家、音響監督などが普通に立って会話していて驚いた。全然隠れないのね。多分他の知らない人は声優さんだろう。何人かの女の子は会話に参加してたりしてもの凄くフランクな光景だ。そしてトークショーへ。このための最前列である。
 声優さん(といっても芸人さん、歌手など含む)が目の前でいろいろ語ったりじゃれたりしてくれているのは本当に楽しい。アドリブ台詞の話あたりは、番組終了後原作読んで「あれ? あの面白い台詞がない?」と思ってたりしたところだったので納得。今回の尺は1時間だったけど、めいっぱい楽しませてもらった。
 ここで明日も忙しいゆっきさんが去り後半戦が開始。声優さんの裏話を聞いた後だとさらに楽しめる。滞りなく最終話が終わり「終」の文字が出て、ああ終わったんだなあ……と思ったところ、やっぱりあったかの第2期開始の告知テロップ。会場の拍手は割れんばかり。その後上映終了のお帰り誘導テロップへと替わり、本当に終わったかと思いきや、監督が私の、いやスクリーンの前に走ってきた。「関係者、前へ集合!」の号令と共に観客席で見ていたスタッフ、キャストが急ぎ早に前へやってきた。前回の登壇者、今回の登壇者、そしてどちらにも参加していない声優さんたちの姿も含めて総勢17名。会場は興奮のるつぼ。
 「第2期です! ありがとうございます!」
 テロップ以上の話はなかったものの、さっきのスクリーンのテロップや、慌てて手荷物を持って走ってきた声優さんの姿からも、この挨拶が予定外の出来事であることがわかる。監督の機転なんだろう。ああ生の面白さよ。
 一同挨拶の後拍手で送り場内はやっと落ち着いた。終了したのは予定時刻を30分以上過ぎて5時を過ぎた頃であった。
 600名近くの観客はやっとほっとしたような笑顔でゆっくりと出口へと向かう。出口は相当混んでいるので少し待ってみたのだけど、一向に空く様子がなく、諦めてこまんだーさんと共に混雑した出口へと向かった。
 ……あれ? 廊下まで出ると混んでいる理由がわかった。さっきスクリーンの前に並び見送ったはずのスタッフ・キャスト全員がお客さんを「出待ち」していたのだ。そして観客全員とハイタッチor握手、それだけでなく1人1人と会話している。全員が全員と。これは列が進まないはずだ。
ぼけぼけですが「出待ち」の様子
 私ももちろん全員の人と「おつかれサンレッド!」「ご結婚おめでとうございます」「ヘルウルフ地声なんですか」「前回はポスターありがとうございます」「頑張ってください」など興奮気味に挨拶して回った。このスタッフと観客の距離の近さは、他の作品ではなかなか無いのではないか。おっかけの女の子じゃなくてもファンとしては最高の一夜となった。

 劇場の外へ出ると空はもうかなり明るくなっていた。笑顔いっぱいのお客さんは談笑しながらほうぼうへ消えていった。私らはマクドで朝食とってから解散。

4/26
 8spotsと父の病院へお見舞いに行く。父はまだSICU(集中治療室)にいたが。手術直後とあまり姿は変わらないが意識はしっかりしており、いくつか会話をすることができた。やせ細った父の姿を見るのは悲しいが、生きていることが嬉しい。本人の話では明日には通常の病室へ移動するみたいだ。本当に大丈夫なのかなと心配になる。
 ここでわざわざ追記してまで書いておきたい、ICU近くの休憩室に置かれた、自由貸し出しビデオが凄かった。
壮絶ラインナップ
 『月の輝く夜に』とか『ラン・ローラ・ラン』はわかるけど、入院患者が『ブレーキダウン』とか『ザ・グリード』みたいな精神的ストレスのかかる映画観ていいのか。そのものズバリな『ボクが病気になった理由』は私なら絶対選ばない映画だけど、洒落が利いてるともいうのかな?
 市販ビデオにまじって録画テープも。『黄金銃を持つ男』のタイトルに線が引かれていて『私を愛したスパイ』と書き足されているのとか生々しくてよいです。

 戻ってから無印に預けた自転車を回収。後輪だけがぴかぴかになって帰ってきた。早速遠距離にあるスーパーへ1ヵ月ぶりに買い物へ行くことができた。連休中のたくわえも十分。って明日も会社ですが。

4/27
 実は自分が病気なのでは? と思ってしまうほど寒い朝。今日も洋服を重ね着して出かける。
 当初は異動先の部署の新人歓迎会の予定だった日だが、さすがに恥ずかしくて参加できません。会社に篭って黙々とビデオ編集してました。

 夜は思い立ってmixiの『BIT.TRIP BEAT』のコミュニティを配信日に合わせて作ってみた。全体に公開したコミュニティ作ったのは初めてのこと。元々3レベルしかない覚えゲーなので語ることはあまりないんだけど、ファンとしては応援せずにはいられない。

4/28
 4月28日。攻略サイト見ながら、1時間ごとくらいに「ああ今頃タマがゴキブリと格闘」とか思い出を振り返る。ちなみに関連Tシャツを着ていったけど誰からもツッコミ無し。
 今日で卒業となるクリハラさんのところへ挨拶に行った後、直属の上司であったS鍋さんの送別会へ。会場は自宅から歩いて5分ほどのところにある店。上も下もで50人くらいの参加者が集まる大イベントになっていた。Tさん時代の懐かしいビデオは当時は「何ノーテンキに歌ってるんだよ」と不愉快な位だったのに、今見ると懐かしさだけで楽しめる。この時が"底"だと思ってたけど、まだまだ落ちるねー。
 Iさかさん編集の"贈る言葉"ビデオも懐かしい顔ぶればかりで、よくぞまあここまで取材しましたというような感じ。
昭和の空気
 ちなみに店員が全員年配の方々だったり、謎の南国装飾、スモーク演出など普段は絶対に来ないと思う歴史を感じさせるお店であった。半年前にリニューアルしたって嘘でしょ?
 店を出た帰りがけに、今日の参加者の中でも1、2を争う出世頭なS野さんが「俺、少し前までこのすぐ近所のマンションに住んでたんだよ」と、韓国人街の方を指して言う。7割くらいが日本人じゃなかったそうだ。人に歴史ありだなあ。

4/29・『おっぱいバレー』
 朝からどうにも調子が出ない。吐き気などはしないのだが、頭がはっきりしないのだ。
 だるくてしょうがないので本を読む気分にもなれないが、ゲームなら大丈夫だろうと、Wiiを起動。『BIT.TRIP BEAT』と『スターブレード』をダウンロード購入。前者はリモコンを手首でひねるだけ、後者はリモコンをTVへ向けてボタンを押しっぱなしにするだけという操作なので楽々だ。ゲームがこんなに簡単になっていいのだろうか。でもこれでいいのだ。

 夕方にチネチッタまで歩いて2分。Sさんに貰ったチケットで映画。

『おっぱいバレー』(☆)
 綾瀬はるかはかわいらしい。北九州の風景は確かに昭和っぽくて良い(1箇所ばかり使うけど)。そこらへんが良かった。
 内容はエロくない『パンツの穴』。ステレオタイプなシナリオ、深夜のCDボックスのCMのように終始だらだらと流れるだけで作品を盛り上げない70年代歌謡曲。おちこぼれが頑張る『がんばれベアーズ』ものなのに、6人の生徒たちには最後まで不快感が消えず。演出、脚本、どちらもかなり辛い出来だった。久々に観初めて15分くらいでいたたまれなくなり劇場を去りたくなったが、我慢しなくても良かったかも。
 観客は若いアベックなど中心だった。70年代を懐かしむおじさんおばさんはこの映画の客層ではないと思うので、『三丁目の夕日』を見て、生まれてもいないのに「あー懐かしい!」とか言う客みたいなものがターゲットなんでしょうか。この手の懐かしものにするならリアルな実名アイテムを使うのが不可欠だと思うのだけどどれもパチモノなところが非常に後ろ向き。映画館の看板やポスターなどはパロディなのもガッカリだが、『エビ星人の逆襲』という『メカゴジラの逆襲』のパロディやってるのは、それ東宝の映画なのにいいの?(この映画は東映の映画です)。歯磨き粉とか自転車なんかのアイテムは結構凝ってて素敵だったのに、小道具以外の美術はダメっぽい。
 ……というような話をもうSさんと会社で話せないのはとてもさみしいことだなあ。

 というわけで疲れが消えずに夜。撮り貯めたビデオ消化。『東のエデン』は1話を録画し損なってたけど結構面白そう。『戦国BASARA』といいIGは手堅いなあ。『バスカッシュ』は耐えられず全部は観ずにリタイア。『戦場のヴァルキュリア』は早くも息切れしそうな危険信号。『ギャラクティカ』は観るとストレス貯まるのに観ちゃうんだよなあ。でもシーズン1で終わりなんだよなあ。あと『スター・ウォーズ クローン・ウォーズ』! 多分生まれてからずっとSWファンだった人たちが喜々として作っているんだろう、演技(演出)といい、カメラやカット割りといい、どこを切ってもこれぞSW。明らかに子供向け作品なのに、「原理主義者」とかいつもの小難しい言葉はそのままだったりするギャップがまた素敵。本国版ではもちろん声はほぼ別人なのだけど、日本の吹き替え版キャストはもちろんオリジナル通りなのは当たり前とはいえ得した気分。羽佐間道夫の声を毎週楽しめる喜び(そういえばアニメ版『ウルトラヴァイオレット』でも半レギュラーで嬉しかったなあ)。

 寝る前に熱測ってみたら微熱だった。ああ、調子悪いのは本当だったんだ。明日は忙しくなるはずなんだけど……。

4/30
 出かけるなら平日にってことで父の見舞いへ。しかし父の病院は虎ノ門にあり、新橋も虎ノ門もサラリーマンで混雑していた。考えが浅はかだった。
 日曜にはSICUにいた父は一昨日より一般病室へ移されていたのだが、今日はもうベッドから体を起こしているほどになっていた。丁度久々に髭を(自分で)剃って来たところだということで会話もかなり普通にできる。暫く寝て過ごしていたから体力は落ちているみたいだけど凄い回復力だ。父が強いのか、病院が凄いのかはわからないが随分ほっとできた。
 夜はHDD消化ということでビデオ。

『レミーのおいしいレストラン』(☆☆☆☆)
 WOWOWのHV録画。普段はSDで録画しているのだけどCG映画は絵が際立つと思って。しかし絵だけでなく音まで良かった。うちのHDDは600GBなのだが、もっとHDD容量のあるデッキが欲しくなる。
 あまりパッとしないディフォルメのネズミしか出てこないところからも、歴代のピクサー映画の中では随分大人向けの映画だと思う。シンプルな話の中でもアクティブな映像が展開し予想以上に楽しめた。中でも冒頭の老婆の家からの下水道での脱出シーンと、後半のパリの町並みのチェイスはこの映画の中でも見せ場だけあり、どちらもこれまでのピクサー映画のどのシーンよりもインパクトのある映像になっている。なかなか親しみを持ちにくい人間の造詣も写真で見るとそんなに変わらないと思うのだが、動いているのを見ると、表情やしぐさなど格段の進歩を遂げていると思う。
 特にCGの技術向上を感じたのはライティングで、自然光表現のリアルさは、ディフォルメした車などが登場しなければ実写のように見える。
 なお、最後の批評家についての語りは、そのまま文字に書いて2ちゃんねるのスレ立て時のテンプレにして欲しいくらい、まったく持って深く頷く台詞であったが、あまりに直接的な表現すぎて正直少し退いたところもある。

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