[PR] RMT 2010/7/中のやだよ日記
なんか楽しそうに生活していますが、実は仕事が結構忙しいです……な7月中旬の日記。

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7/11
 やはり昼過ぎまで寝ているが体力回復せず。なんでこんなに疲れているのだろう?
 日が落ちてから駅前に牛乳など買いにいって、近所の小学校に参院選の投票行って、丸井のバーゲンで財布を新調して(8spotsに買って貰った)、ハイチでハヤシライス食べて帰宅。昨日録画しておいた『必殺仕事人2010』を観る。
 時事ネタ大好きな必殺らしく、今回の話は政治ネタ。当初は民のために尽くそうとしていた前原大臣(小澤征爾の息子が本当に前原そっくり)が結果的に出世欲で逆ギレしたので始末されるという救いの無い話。こんなシナリオなのに途中で民主党のCM入って驚いた。スポンサーとしてクレーム付けていいレベル。
 ちなみに中村主水は突如引っ越していなくなったということになっていて、この程度なら最初からいないことにして普通にやればいいのに。サブタイトルのような扱いの「中村主水に捧ぐ」なんて冒頭のテロップじゃなくてエンディングにちょっと入れればよさそうだ。まあ、それでも久々の必殺なので嬉しかったけど。テレビシリーズを視野に入れてるためか谷村美月が今回でレギュラー落ち。もともと何で出てるのかよくわからなかったけど、特に見所も無いままだったなあ。
 個人的には最後、死んだと思っていた主水が包帯ぐるぐる巻きで登場して、包帯をめくると別人になっているというオチを楽しみにしていたのだけど、そんな『ピンク・パンサー5 クルーゾーは二度死ぬ』ネタ、誰もわかんないか。

7/12・ネット上での再会
 朝から大学時代の恩師とTwitterで10年ぶりくらいの挨拶と会話。独立系というかインディーズな校風の我が大学の講師陣において、商業作家であった先生は学校では少し浮いた存在であったが、「スポンサーのリクエストには応えながら、その中で自分のやりたいことをやってこそプロだ」という言葉には、実際に現場の人間が言っているだけに非常に感銘を受けたし、今でもその言葉は私にとって大事な意味を持っている。いつかまた機会があればゆっくり話をしたいものだ。とても近いところで仕事しているわけだし。
 会社の方は関わってる仕事の方が最初の大詰めになってきて、中国の子会社と電話会議で夜まで。月曜からダルいけど問題提起は週の早めにやっておくべきというコンセプトは良かったと思う。

7/13・Aボタン
 秋葉原駅から歩いてすぐのところにある取引先へ。大雨に降られるかと思ったけどセーフ。
 軽い世間話多めの打ち合わせの後、町外れのお好み焼き屋さんで乾杯。5〜6人で3時間以上食べてからさらに駅近く?のファミコンバー「Aボタン」へ。新宿の16SHOTとよく似た感じだけど、気持ち16SHOTのほうがマニアックな感じがした。店を出る直前に店内のテレビで触りだけちょっと見せてもらった海外テレビドラマ『ザ・ビッグバン・セオリー(The Big Bang Theory)』が物凄く面白そうな予感。ただし現在は「スーパードラマTV」でしか見られない模様。私が観られる(地上波放送でやる)日は来るのか。
 店を出るとついに大雨。上司を傘に入れて歩きつつ午前様で帰宅。

7/14
 先週くらいは今日あたりは休みを取って都内の映画館を回ろうかなどと思っていたのだが、今日休んでいたら洒落になっていなかっただろう。帰宅時間も少しずつ遅くなってきた。以前に比べればまだまだ常識的な時間だけど、1年半ほどのんびりしていたので残業による疲れが大きい。
 それでも今日を逃すとまずそうなので帰ってきて週末の『ちりとてちん』は観た。心が癒される。

7/15・冠水
 歯医者経由で出社するとアメリカの上司からコールバックのメールが入っていた。しまったと思ったけど上司が既に電話してくれていて、彼のアメリカ出張が決まっていた。英語はペラペラな上司なので心強いけど、ここで私が片言でも喋れたりせめてヒアリングでも出来たら一緒に出張できたんだろうなあと思うと歯がゆい。楽天だったら即クビなレベル。
 頼まれてた原稿をとりあえず書き終えて、明日撮影のビデオの準備も上司の協力で何とかなったので帰宅。テレビでニュースを見たら8spotsの故郷が冠水していたので大騒ぎ。テレビの映像を見て8spotsが青い顔をして「ここは私が車の運転の練習をしたところ……」「ここは……」「いやだ……」と泣きそうな声でつぶやいている。該当のニュースを一通り見てから電話させるが実際大変だった模様。でも無事で何よりだ。

7/16
 あっという間に週末になった。朝会議、夕方会議。どっちも大変。7名ほどのスタッフに休日出勤をお願いすることになり恐縮。後は昨日連絡とれなかったホリイさんへ来週が正念場であることを伝え、自分も正念場気分にチェンジだ。でも週末はこまんだーさんと映画だ。
 今週の『ゲゲゲの女房』は水木しげるにやっと光があたる話なので、ついつい毎日チェックしちゃったよ。朝ドラはやっぱりこのくらいドラマがスローで、わかりやすくて、難しい伏線は挟まずに、劇中で同じ話を何度も何度も繰り返し喋って、主人公が独り言が多いくらいじゃないとダメなんだろう。

7/17
 毎度の青山行き。暑い。Maduではなく近所にできたインドカレー屋でナン付きのカレー。入るのは二度目。店員さんはみんなインドの人みたい。私がドリンクの代わりにデザート(インドの香辛料の入ったアイスクリーム)を頼んだら2人分出てきた。1人分サービスだそうだ。感じよい。ただ吸音するものがないのか声がやたらと響く店なので、女の子の多い青山ではちょっと居辛いのが難点。
 帰りがけに近所の丸井で擦り切れてきた財布を買い替え。なお8spotsからのプレゼント扱い。帰ってきたら8spotsはバッタリ倒れてそのまま夜まで起きてこなかった。私は代わりに図書館にCD返しに行ったりとか明日の映画のチケットを金券ショップで買ったりとか。日が落ちてからやっと自転車でスーパーへ移動。昼間はお天道様のもとに出たくありません。

7/18・『エアベンダー』『インセプション』
 三連休中日は先月に続きこまんだーさんと映画。今日はなんと二本立てにする。

『エアベンダー』(☆☆)
 シャマランが監督していなければまず観に行くことのないジャンルの映画だが、本当に普通に東洋風「ロード・オブ・ザ・リング」なファンタジー映画。第1章で途中で話が終わるところも含めてよく似た話。シャマランが娘のためにこういう映画を撮ることを否定しないが、できることなら並行していつものヘンテコ映画も続けてもらいたい。時間がもったいない。
全能の力を内に秘めながら今は半人前な力しか持っていない少年の成長を描くというのは厨二病というかジャンプっぽい。その上で「悪人であっても傷つけてはいけない」というルールがあるため、主人公の力が発揮されてもカタルシス低め。
原作がアニメシリーズであることは事前に知っていたが中身も完全に総集編で、一部の話はナレーションで展開するため感情移入度も低い。ヘンテコアジアンカンフーを楽しめるなら、主人公の男の子は普通にかわいいので普通には楽しめると思います。
 一番残念なのは、ティザー予告にあった、塔のような絶壁で修行にはげむ少年のところに数百の軍艦と数千の兵が群がっていくシーンのような展開がまったくないところだ。こんなの倒せちゃうの? と思っていたのに! 最終章ではこういう展開はあるのだろうか(多分ない)。
 ちなみに今回は3D映画だった。方式はXpanDで観たのだけど、去年の秋の『アバター』のプレビューの時と同様、やはりこのシステムはまったく体に合わないのか、立体感が全然ない。みんなこれで満足できるの? やはり多少無理してでもドルビー3DかIMAX 3Dを選んでいくしかないな。
 こまんだーさんは3D映画は何と初なのだそうだが、いまひとつピンと来てない模様。ともかく「私が生まれて初めて観た3D映画は『エアベンダー』ですよ」という話は死ぬまで通用しそうなネタになりそうだね。
 次の映画まで1時間半ほどあるので、ロイホで遅い昼食。

『インセプション』(☆☆☆☆☆)
 あらすじ:実行不可能な指令を受け、頭脳と体力の限りを尽くしてこれを遂行するプロフェッショナルたちの秘密機関の活躍である。
 ノーラン監督はもう「バットマン」は降りていただいて、自分で脚本書いて映画撮る方向に進んでほしいと懇願したくなるほどの傑作。今年一番。ノーラン映画では『フォロウィング』『インソムニア』よりも好き。
 結構複雑な展開をしているのにそれが理路整然としていて非常にわかりやすく、「あれ、今はどのシーンの話なんだっけ?」というような混乱がまったくない。
 無駄に暴力的でもなく、ラブシーンが話を止めることもなく、観客の反感を買う登場人物がドラマを壊すこともなく、そして「解釈は観客自身に委ねる」という逃げもせず、2時間半という長尺を楽しめる、バランスの取れた娯楽映画。それがこの映画だ。
 夢の中の世界の話というのはある意味『マトリックス』と同じファンタジーなのであるが、地に足の着いた演出で、すべてを映画に身をゆだねて最後まで楽しめた。

 映画が終わってからハイチでネタバレトークをしてから(今日観た映画はどちらも8spotsが好きな監督だっただけに配慮)、こまんだーさんを連れて帰宅。相変わらず猫が喜んでこまんだーさんに寄っていく。8spotsがくやしそう。

7/19
 三連休最後の日は1歩も外へ出ず、家で休みまくる。昨日こまんだーさんから返却してもらったジョン・ウィリアムズのCDをステレオで聴いてみたりとか、ビデオ消化とか。おもむろにPS3の『アイアンマン2』も遊んでみた。ロバート・ダウニーJr.の声は似ている気がするが、ポリゴンキャラの顔は似せているのに似ていない。操作が複雑だからかストレスのあるゲームで、2面?のウォーマシンの操作に戸惑っているうちにやられたので終了。時間の無駄だった。
 夜はiTuneのジャケ写真拾い作業。これ時間かかる割に結構気合入れてやってしまうんだよねえ。並行して8spotsとの話がきっかけでオリジナルサントラを使っている映画音楽ベスト盤CD探し。ジェリー・ゴールドスミスやエルマー・バーンスタイン、ヘンリー・マンシーニあたりの大御所ばかりなのだけどオリジナルサントラのものが全然見つけられない。ほとんどは本人が指揮をしているだけの別録音。それじゃ意味がないのだ!

7/20・恋愛成就
 朝から会議。問題いっぱい。でも人生は続く。

 昼休みに食事のためエレベーターに乗ると、後輩のつぼーんと一緒になった。
 彼は私の顔を見ると「そうだ。やだよさんには報告しないと。」と言うと、左手の薬指にはめられた結婚指輪を見せた。おおー。1時間後、全体昼礼で部長の口からつぼーんの結婚が報告された。
 このとき(2009/1/31の日記の一番最後の方参照)から1年半で無事結婚ですよ。私はある意味愛のキューピッド?
 せっかくなので、当日の2人の親しげな写真のうち無難なやつをお蔵だししようかと思って見直してみたんだけど、どれもこれもやばい写真ばっかり撮ってたのですみません。諦めます。ちなみにこのときの写真は全部せりいぬさんには送ったけどつぼーんには送ってない。

 帰宅すると昨日の夜に勢いで買ってしまったダニー・エルフマンのオリジナルサントラのベスト盤CD。『Danny Elfman: Music for a Darkened Theatre Film & Television Music, Vol. 1』というカッコいい名前が付いているのに、なぜかAmazon.co.jpでは「The Simpsons」という題名に(ほら)。いや確かにシンプソンズの曲も1曲だけ入ってるけどさあ。
 収録作品は、ピーウィーの大冒険、バットマン、ディックトレイシー、ビートルジュース、ミディアン、ダークマン、バック・トゥ・スクール、ミッドナイトラン、ウィズダム夢のかけら、HOT TO TROT、ピーウィー・ハーマンの空飛ぶサーカス、シンプソンズ、新ヒッチコック劇場、ハリウッドナイトメア、FACE LIKE A FROG、FORBIDDEN ZONE、3人のゴースト。豪華。
 1018円とあまりに安くて買ったんだけど、古いCDの割に音質も良好。非常に堪能できた。ただ願わくば『ときめきサイエンス』とか『俺がハマーだ!』が入っていてほしかったなあ。

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