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席替えしてください、と急遽月曜に引越しの報を受ける。え? 水曜日にメールが来てた? 全然知らなかった。どうするこの大荷物。 慌てふためいていたら宅配便を送り忘れてしまった。仕方ないので自腹で向かいのコンビニから送ろうとしたらセブンもローソンも今日の配送は終わっていた。まだ17時なのに! 思ったよりもここは田舎なのであった。 KRGさんからは「明日には必要なんで!」と強い催促もあったので、品川駅まで『ギミック!』を届けに行く。しかもこのゲームソフト、彼は持ってるはずだけど部屋で埋まって見つからないとか。私は一度行ったことがあるので、失くしたという言葉をよく理解できる。 |
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(今日の日記の写真は一部3Dです。画質がアレだけどでかい写真は3DSで撮った奴) 22日は藤子・F・不二雄ミュージアムへ行く日なのに、前夜の天気予報では一日雨だった。一週間前からこの日は雨予報。でも私は信じていない。……だって一緒に行くのはヒロターズなのだから! お天気スタンドを持つ友人のトップはゆっきさんかもしれないが、ヒロターズはそれに次ぐ。彼女と出かけて雨に降られることはほとんど無い。一度巨大台風の日に新宿コマ劇場へマツケンサンバ見に行くはめになったけど(2004/10/9の日記参照)。 そして朝起きると、外は……曇りだった。すげえ! 今回も大活躍のお天気スタンドだった。 予約・抽選で購入しないと手に入らないミュージアムのチケットはヒロターズが買ったもの。今日はお誘いいただいたのである。デートである。普段からドラえもんネタの会話を応酬してきた甲斐がこんなところで花開いた。 さあ行くぞ! ![]() ![]() ![]() そう、これこれ。 ![]() ![]() ![]() そのバスで10分ほど揺られて着いた場所は同じ川崎とは思えないほど空気の濃い田舎町のきれいな美術館な雰囲気の建物だった。思った以上にちゃんとしている。全景は公式サイトなどでご確認下さい。 私が最初に買って貰った藤子不二雄の本はてんコミ「ドラえもん」の11巻。奥付で確認するに多分4歳の事だ。今でも持っている。今日は記念に持ってきた。 ![]() ![]() チケットは一日の一番最初の入場時刻である10時だが、着いたのは大体10時10分くらいだった。それでも入り口には予約制とは思えないほど長い行列ができていた。 実は入る前にヒロターズから提案を受けていた。「入ったらまずカフェへ行きましょう」? 何でもカフェは最後にある施設なのだが、非常に混むので先に行くのが良いのだと「食べログ」で見たのだという。何という情報網。 入り口のお姉さんに伝えると、裏口みたいなドアからエレベーターで最上階に上がるとそこはカフェ。既に10分待ちだが待てない時間じゃない。 カフェの奥は「はらっぱ」という名の庭になっている。実は登戸駅でバスを待っている間は雨が降っていたのだが、雨のおかげで誰もいない庭が見られた。マイナスイオン出まくりな感じ。 ![]() ![]() 代わりに11時までの限定メニュー「先生の朝食」を注文。ここ開店10時なのだから1時間だけしか出さないレアメニューじゃないか! ・ ・ ・ ![]() この平凡な朝食を説明するためのカードが言い訳っぽくて面白いし、OK! OK! なおヒロターズは小池さんラーメンとスネ夫ヘアーケーキ。凝ってる。 ![]() ![]() コーヒーも一緒に頼んだのだが、このマグカップがいろいろな藤子キャラのプリントになっていて素晴らしい。 ![]() 余談だけど隣りのテイクアウトコーナーではバイバインで放置したかのようなドラ焼きの山。 ![]() お腹を膨らせたらトイレ。なんとトイレも凝っている。便座の前には素敵なプリント。 ![]() 改めてスタート地点へ戻る。展示自体はアニメ化されているようなメジャー作品だけを中心に集めており、まあそれは仕方ないかと。1人1人に説明用の端末を貸し出したり、ハーフミラーを使った立体アニメなど、展示の見せ方はかなり凝っていて素敵だが撮影禁止なので写真は無い。 展示と展示の間に、人物紹介のコーナーがあった。最初にあったのは、F先生が生まれて初めて買った絵画。レオナール藤田。 ![]() あと本棚の本を並べたコーナーでは、ヨコジュンの「日本SFこてん古典」とか見慣れた本があってちょっと嬉しい。 展示はどれも面白かったが、ちょっと寒気がしたのは展示の最後は家族と過ごした時間の展示で、最後は本人の言葉でなく、奥様の言葉で締められていたことだ。ちなみに全体を通して我孫子先生の登場シーンはほとんど無し。トキワ荘についてもほぼ皆無。交友関係については手塚先生の話のみ。でも家族はある。まさに本妻の独占欲の象徴の美術館なのだと思った。そこだけは少々恐ろしかった。 展示が終わると、最初に来たカフェの前だった。そこには恐ろしい「90分待ち」の看板が。 ![]() 今度は上映室へ。漫画の切り抜きの簡単な、それほど面白くもないがこき下ろすほどでもない短編アニメ2本を鑑賞。上映が終わって中庭を見ると、何と雨が上がり、光が差していた。上映室から直接「はらっぱ」へ抜け、山の合間の”隠れキャラ”を写真に収めつつ、建物へ戻る。 朝と異なり「はらっぱ」も今ではお客さんでいっぱい。 ただの土管と記念撮影する人々を、昭和の人が見たら何と思うだろうか。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 帰宅してから撮ったマグカップの記念写真。 ![]() ![]() マグカップだけでもこんなにマニアック。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() いろいろ興味深いものがあったが置き場が無いので自粛。仁丹が出るハート型ブローチが商品化されたらまた来たい。 ともかく興奮しつつも同時に癒されるグッズショップだった。 ![]() 駅前のドトールでお茶して(駅前にそれしかない)、車窓から広がる青空を見ながら集合場所で解散。ヒロターズは何とこのあと仕事。お疲れ様すぎる。素敵なデートをありがとう。 以下、本日の余談。帰宅するとアマゾンから荷物。インテルのSSD 320シリーズ120GB。不調に悩む8spotsのノートPC用に買ったものだ。1.7万円は安い買い物ではないが本体買い替えるよりは1/10で済む。とりあえず昼間は買い物など家事に精を出し、夜になってようやく開梱。組み込む前にまずお勉強、と中身をチェックすると何か足りない。どうやらデスクトップPC用の移行パーツしかないようだ。ということは今日は何もできません。 |
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昼まで寝てからヨドバシでHDD移行用のケースを買ってきてようやくSSDの組み込み開始。8spotsに準備をしてもらおうと横で見ていると、PCの起動がやけに遅い。起動まで5分以上、移行用のアプリをダブルクリックして起動するまでにまた5分。なんじゃこりゃ! こんな不調のPCを今まで使い続けてきたの? と今まであまり気にしていなかったことを深く反省。SSDの接続とHDDコピーはあっという間にできた。改めてPCを起動すると30秒くらいで起動。8spotsがあっけにとられている。喜んでくれるかな? と思ったところで開口一番 「今までのあの時間は何だったの!? あの時間を返して!」(泣) 喜びは通り越しているようだ。何にしても良かった。最悪から最新の技術に飛んだのだ。私がうらやましいくらいだが、私の使ってるノートは旧式のウルトラATAなのでSSD繋がらない……。 |
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席替えによる引越し。私に与えられた時間は15時までなので早起きして引越しに取り掛かる。隣りの上司のH川さんも同じタイムスケジュールだったが、何と既に引越しが完了している。土日に来るって言ってたっけ。焦る。 とはいえ自称片付け上手な私なので、予定時刻1時間前の14時までにすべて完了させることができた。周りの人たちが驚いていた。しかし重いものいっぱい持っていったのでヘトヘトです。でも荷物減らす気持ちにはなれない。 疲れたんだから帰宅してさっさと寝ればいいのに今週の分のザボーガー観て癒される。(17話) |
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昨日終えた引越し荷物の整理とかしながら雑務。昨日の肉体労働の疲労がまだ残っている。ああ40代。 |
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有休とって、今日配信開始の『デイトナUSA』をダウンロード! というのが目的ではなく、やしゃまくんの予防接種を受けにかかりつけの病院へ。結局ハガキ貰ってから3ヶ月くらい遅れたけど無事健康が確認できた。彼ももう8歳。人間の年齢だと48歳くらいなので既に抜かれているのだが、子供の時から家主同然の態度なのであまり関係ない。 明日から病院の先生が3日間ほど休みらしく病院は超満員。背中に背負ったリュックからダミ声をさせる猫を連れたおばあちゃんと仲良く会話する8spots。高級そうな犬やら両手にキャリー2つ抱えて猫連れてくるおばさんやら、小さなキャリーバックをごろごろ回転させて移動し場を沸かせる犬を連れて、乱暴に運ぶ大雑把なおばさんなど、犬猫病院のロビーは庶民派もお金持ちも動物愛という共通言語で和やかだった。 夜はようやく『デイトナ』で遊ぶ。社会人になったときの思い出のゲーム。思い出が甦る。やはり私は最新のどんなゲームよりもこういうのが遊びたいらしい。相変わらずゲームがすぐ起動しなくてイラつくけど。 |
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昨日休んでたので仕事がいろいろ滞っていた。 |
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朝から秋葉原へ。![]() ![]() ![]() 今日はホリイさんところのM岡さんと2人取材。取材現場では初対面の人から「ツイッター、フォローしてますよー」とか言われて恐縮しつつ30分ほどで作業終了。お茶して解散、と思ったら東雲にも用事があるとのこと。 「東雲ってお台場の方ですよね?」と言われて今日は最後まで同行しようと固く誓う。 ミスドでお茶しながらアキバから東雲への行き方を考える。2人ともモバイルを持っていないので、手帳とか超アナログ。秋葉原という電脳都市にいるのに何というアナクロぶり。頼りない40代。 結局有楽町から豊洲で徒歩にした。東雲でもテキパキとお仕事をこなし、豊洲で御飯食べてから有楽町で解散。歩き疲れてもう帰りたい気持ちで会社へ行くと、半日空けていたため、いろいろ仕事が滞っていた。週末ということもあっていろいろ焦りながら仕事終了。 夜、映画でも誘おうと久々にこまんだーさんへ電話すると、驚きの事実を告げられる。おめでとう! いろいろ聞いていただけにとても嬉しいことである。 でも日記に書いていいか聞きそびれたのでこんな表現ですみません。 |
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いつものごとく青山行って帰りにmaduで昼食取って一旦帰宅。すぐにユニクロをハシゴして母から頼まれた買い物を探すが売り切れ。家に戻って今度は自転車に乗って遠くのスーパーへ買い物。水とジュース計24リットル(2リットルx6、1.5リットルx4、1リットルx4、500ml x4)を運んだら疲れてそのまま動けなくなった。夜から吉田さんのサイン会に顔を出そうと思ったけど中止。ダウン。 |
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午後起きでのんびり『ゴーカイジャー』観てから、今月で切れるヤマダの金券を使いに自転車で繰り出すと、川崎市役所の前で凄い集団に遭遇。![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 夜は8spotsを連れて映画。 『ミッション:8ミニッツ』(☆☆☆☆☆) 冒頭の格調高い音楽とロングショットから迫る鉄道。遠景だけで鉄道の中で何が起こっているかわからない。音楽で想像するのみ。何て懐かしい光景。ヒッチコックとかあの時代の映画だ。実に好みだ。 鉄道の中で起きる密室サスペンス劇はちゃんと途中駅で降りたり、時には飛び降りたりといったお約束も守りつつ、誰もが怪しい犯人探しにワクワク。でもこの映画はSF。 会話で状況を把握し、お話はシンプルながらどんどん新たな展開へ。やたらと推していたラストはスムーズ。心温まるサスペンス映画。 監督のダンカン・ジョーンズは自分と同い年。あまりに好みの映画を続けて撮るものだからきっと私と同じ歳の頃に同じような映画を観て、いろんな映画を好きになったのかなと親近感を感じつつ、監督2作目とは思えない大御所の貫禄と格調を持つ、ハートフルな作品だった。 奥深さは特に感じないものの、娯楽作品としての完成度も光る第2作。今後も大いに期待したい。 |
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仕事を早々に切り上げて、呼びつけたホリイさん、KRGさんを連れてフェリス女学院・緑園都市キャンパスへ。 駅から真逆方向へ進もうとした私を、iPhoneのナビを手に「方向逆じゃないですか」と冷静に突っ込み入れてくれたホリイさんありがとう。やはりそういうアイテムが大事よね。 かわいい女子大生が前からじゃんじゃん歩いてくるのに、まるきりそれが目に入らずに延々いかにAKBにハマっているかをとうとうと語るKRGさんは、本当に何も見えていないよ! ドキドキしつつフェリスの門をくぐる。(生徒でいっぱいのため不審人物すぎるので写真は帰りの誰もいないときに撮った) ![]() ![]() ![]() ![]() 開場と同時に最前列に陣取る私たち。会場の8割が生徒、2割が我々外部のお客や先生、という感じ。 『ギャラクシアン』のヒットにより会社が潤ったナムコが、早期からサウンドの重要性、必要性を感じて専門職として募集し、その結果「ゲーム音楽」「コンピュータ音楽」というジャンルそのものを生み出した。 そんな中、音大卒でレコード会社への就職活動も行っていた慶野さんが、あえて黎明期のゲーム会社に入ったのは、面接時に音楽家として扱ってくれたからだとか。この辺は美大で映画を専攻しつつ、今の会社を選んだ自分と全く同感だった。今とはかなり異なる感覚なんだろうなとは思う。何しろ既に大学卒から18年。今日の講義を受けていた8割の女性大生たちは私の半分しか生きていないのだ。 彼女たちは『ディグダグ』の映像を初めて見たものとして楽しみ、岩に潰されたり空気でプクプクポンされるプーカァをクスクス笑い、「ビデオゲームミュージック」の『フォゾン』の曲を神妙に聴く。新鮮だ。 講義は1時間半ほど。最後に質疑応答が30分ほど。音楽(仕事)へのこだわりはあるかという問いに「ゲームを面白くするのが最大の役割」と職業作家としてのこだわりの強さを、今も強く持っていることに非常に好感が持てた。 終わってから何人かの野郎どもでファミレスで御飯食べながら世間話。東京から遠く離れているので早めに解散。 |