内部的にはドラマチックな日々を過ごしていたけど日記読むと表面も大変だったかも……な9月下旬の日記。

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9/21・南斗再び
 ISO9000という規格がある。私にとって"ISO"といえば、カメラを使うときのフィルムの感度のことである。今度買ったデジカメの売りもISO800=高感度フィルムと同等の品質で写真撮影ができることが売りであった。
 感度が9000のフィルムなど無いので、ISO9000はフィルムの感度のことではないことはすぐにわかったが、"品質マネジメントシステム"と言われてもすぐには理解できなかった。ともかくお前はISO9000の係だと部長に言われたのは数ヶ月前。今朝はそれの審査を社外の法人機関から受けていた。今でも人に詳しく説明できるほどの理解はできていないのだが、なんだか会社員らしいことをしたのだと思った。
 ちなみにフィルムの感度のISOとISO9000のISOは実は全く同じもの(国際規格認証機構 International Standardization for Organization)なのだそうだ。

 帰宅すると中学時代からの友人であるたけぴぃから小包が届いていた。中身は何と「南斗の拳」
 先日の8/28の日記を読んだ彼が、不憫に思って自分の使っていたものを送ってくれたのだ。
 元々同人ゲームなので、現存するものを使いまわすしかないわけで、私にとっては非常にありがたいことである。これでまだ10年は戦える!(予想)

 たけぴぃのカードは、プラ板とプラ棒で自作されたハードなケースに入っていた。多分たけぴぃにとってもそれだけ愛したゲームだったに違いない。
 ありがとう、大事にします!

 というわけでたけぴぃのその力作ケースを記念に写真に撮っておこうと思ったところ、頼んでもいないのに匂いチェックをする輩が現われた。
めんみつなチェックをおこないます
 急な査察にどきどきします。
くんくん。ぼくのチェックはきびしいよ!
 どきどき。

 査察官はすぐに興味を無くして去っていった。
 どうやら合格?のようです。

9/22
 体力の限界を感じたというべきか、昨日のダメージが大きかったのか、ともかく取引先でのミーティングを終わらせてから会社に戻らずまっすぐ帰宅してしまった。大丈夫。『電車男』はちゃんとビデオに録画しておいた。

 最近私はよく電話で怒鳴り散らしているらしく、同じ部署の人たちがたまに心配して「さっきはどうしたの? 大丈夫?」と声を掛けてくれる。声が大きすぎるのだろう。気をつけなければならない。でも実はあんまり大丈夫じゃないんです。

9/23
 月曜に続いて完全休日。映画も観ず、ビデオを消化もせず、ゲームもやらず、本も読まず、メッセンジャーも繋がず、もちろん仕事もせず、とにかくひたすらに休む。じじいと呼びたけば呼べ! とにかくこの週末を休んでおかないと後が恐い。
 ただ、こういう日だと、日記に書くことも何も無いので、後になって思えばせめて何か1つしておけば良かったという気もしないでもないな。

9/24
 体力は持ち直したようだ。朝食を食べながら一昨日の『電車男』を(当日は途中から観ていたので)頭から観直す。放映前はドラマ用設定なんて全部蛇足だろうと思っていたのに終わると陣釜さんファンになっていた。
 一向にまとまらない自分の部屋を少しだけ整理した後、本屋で漫画3冊買って読んで終了な休日。昨日に引き続き休息っぽい日だった。

9/25・リバイバルマッチ
 マンションの管理組合第1回報告会。理事会に立候補して理事になる。こういうものは早めにやっておくに限る。

 2時間ほどの打ち合わせを終えて、今日もHALO定例会が開催された。
 参加者はおげしょ、しじみ、zhao、KEY、ゆうちゃん、ぶちょー。こまんだーさんが風邪のためドタキャンだが総勢7名。
 8人弱だから2台の対戦で十分。KEYはちゃんとプロジェクターを持ってきている。本体も2台ある。しかし足りないものがあったのだ。『HALO2』のソフトを誰も持ってこなかったのだ! ソフト1本ではケーブル対戦できません! ……こうして本日開催予定の第10回『HALO2』例会はいきなり中止となり、急遽2004/10/23以来の『HALO』例会に変更となったのであった!(前作はうちに2本あるの)

 参加者全員が全く予想だにしなかった1年ぶりのプレイは非常に新鮮な驚きを我々に与えた。
 以下私のいたKEY、ゆうちゃんとのチームでの会話。

「えーっと、確かハンドガンが強くて、落下ダメージがあって」(記憶があいまい)
「あ、二丁拳銃できないんだよね!!」「うわあ、そうだそうだ」
「まあなんとかなるよ。さあ開始!」
「うわ、予想していたところと表示される画面位置が違う! コントローラに依存するんだっけ!」

「なんかチーフが今よりスマートだね」
「あ、俺この頃視点がリバースじゃなかったんだよ!(HALO2で矯正した) 勘弁してくれ!」(KEY)

「"キャプチャー・ザ・フラッグ"」
「なんかやる気なさそうな声だ。張りとか若さが足りない」
「元気ないよ。歳なんだよ。老人なんだよ」(ゆうちゃん)
「いやこっちのほうが古いし」
「がーん! 基地が何かもの凄く貧相だ……(BloodGulch)。掘っ立て小屋みたい……」
「敵がホグで来た!」「まずは車壊しとけ」(グレ投げる。グレネードで宙に舞う車)
「KEY、マジボケか? ホグは壊れないぞ!」「ホントだ! 何て固い車なんだ!」
「旗持ったままホグ乗れるのをきっと連中は忘れてるぞ! まずは1本それで稼げ!」
「あ、もう敵が旗持って車で逃げてるよ」
「あ、あ、あ、そうか、ロケランはロックしないんだっけ。えーい、では偏差射撃
 ちゅどーん
「よし、腕は落ちてない」
(この後、偏差ロケランと偏差グレネードで自画自賛の大活躍をする私)

「ライフル守らなくていいなんて、なんて気が楽なんだ……」(KEY)

「あの辺の岩場、なんかすっきりしてるな。ワープしたら丸見えじゃないか」
「なんかもの凄く足が速い気がする」
「マップが小さいんだろう」
「ジャンプ連打したほうが速く歩けない?」
「敵に弾を集弾させてもダメージ当てられるな。撃ち易い」(KEY)
「うわ! 飛んできた車に当たって死んだ!」(ゆうちゃん)

 人数が少ないことと、ワートホグを隠さなかったこともあって、結構サクサク進むし終わる。以前は1試合2時間とかかかってた『HALO1』だがこれはこれで楽しい。

 以下、今回の最後の試合結果。
さっぱりしたもんですな
 結局ぶちょーがたくさん殺して、私がたくさん死んで、しじみがたくさん旗を取って、ゆうちゃんはいつだってアシスト王。終わってみれば、なんだいつもの光景だった。
 そういや結果画面もこれ1画面だけなんだよなあ。すっきり。
 100killとかしていた時代から考えるとかなりあっさり目の試合だったが、そうならない理由は殺し屋の2人(Kの人ふたり)が欠席だったこともあるのだろう。
 あとzhao(この頃はko)さんが乗り物での惨殺プレイができなくて不満げだったことを記しておこう。

 試合終了後、しじみ、ゆうちゃん、おげしょの4人でベトナム料理店「KIM THANH」(キムタン。コニタンではない)へ。
 生春巻、揚げ春巻、えびサラダ、スペアリブのレモングラス焼き、ベトナムお好み焼き、バナナとタピオカとココナツのぜんざいみたいなの(写真)。
これの写真を最後にとってたら、しじみに「スペアリブは写真撮っておくべきだったな!」と言われた。確かに美味かった
 味は「ミレイ」ほど野菜に苦味が無く直球なものの、安い油のようなぎとぎとしたところは全く無く、以前こまんだーさんたちと行った「ニャーベトナム」なんかより数段美味い。店員も感じいい。アオザイのお姉さんがいないだけで川崎なら完全にこっちの店の勝利。
 しかもこのコースがホットペッパーで2180円。価格破壊にもほどがある。サイゴンビールを適当に飲んでも1人3000円しなかったよ。何か店に悪い気もする。ここはいつかまた来よう。

9/26・怒拳四連弾!の巻
 今日の勤務時間の1/4は、取引先一人への苦情と小言に費やしてしまった。なるべく粛々と怒りを示していたつもりだったのだが、元々声が大きい方なので皆に聞こえてたみたい。結果的に自分の不始末になるわけで自分で自分のマイナス部分をアピールしているようで空しい。
 一息ついていたら、向かいの同僚が「どうしたんですか?」と尋ねるので、「いやもう『俺たちの怒りは頂点に達した!』って感じですよ」と答えたところ、2つ隣りにいるゾさんに「なつかしい!」とえらくウケた。

9/27・怒・IKARI
 昨日あんなに危機的状況を伝えたつもりだったのに、今日は昨日の相手の話をすべてひっくり返されましたよ。結局その場の繕いで思いつきの言い訳言ってるだけなんだな、この人は。自分がどういう立場に置かれているのか考えてないんだな、この人は。
 もう、ついつい日記でまでこんなに愚痴っちゃったよ。

9/28・あんたが大将
 おしりさんが約1ヶ月の北海道自転車旅行から戻ってきた。なんでもおみやげをいただけるというので新橋へ向かう。本日の食事会の参加者はおしりさんと父猫さん、そしてゆっきさんという先日新橋でジンギスカンを食べたメンバーだ。
 おしりさんは中華の店「鴻運」と焼きとんの店「ともちゃん」のどちらかへ行く予定だという。
 SL広場で待っていたおしりさんは「予定より早く着いたので、鴻運へ下見がてらチャーハンを食べてきたのですが、特段美味いというほどでもなかった」と、夕食前らしくない話を言ってのける。そういえば去年の宮古でも夕飯の前に「気になるそば屋があったので」と腹ごなしに食べてきたとか行ってたことを思い出した。
 それを聞いたゆっきさんは「そういえば、あの店の感想で誰もチャーハンなどの御飯モノには触れていなかった」と言う。2人は今日の下調べはばっちりのようだ。私と多分父猫さんも、おいしいものなら何でも良いので、ともかくこの2人に逆らわずについて行く事にする。

 先に向かったのは中華の店だったが結局やきとんの店に入った。早速ゆっきさんが怒涛の勢いで料理を注文する。
 間もなく焼きとんの串が4本ずつ次々と運ばれてきた。どれがどこの部位だか皆で検証しながら食べる。
「これはなかなかいける。これをこの値段で食えるなんてさすが新橋だ」
「これで700円は高いな350円というところだろう」
 年収が私の3倍くらいある(と思われる)ゆっきさんだが、こういうときの金銭感覚は最初に会った頃と変わらない。

 すぐにビールを飲み干したゆっきさんは「最近はビールよりも焼酎なんだよ」とボトルを注文し、手酌で次々とグラスを飲み干していた。

 おしりさんは元々北海道地元民だとはいえ1ヶ月の大冒険をしてきて、現在日記を某所で好評連載中。北海道の大自然の恵みを受けてすっかり達観している。
「いやあ、もう今のところは全然戻りたいとか思いませんね」
 残り3人が仕事の話とか会社の話とか業界の暗部の話とか赤坂方面への恨みの念を込めたりしていても全然興味なし。おしりさんにはもう遠い過去の話題なのだ。ゆっきさんの闘気を受け流せる"柔の拳"がさらに極まっていたといえる。

「おっと、ちょっと失礼。ぱちり」
 父猫さんは今日の記録係だったのではないかというくらい、とにかく来る皿すべての写真を撮影していて、このカメラだけがゆっきさんの食べるスピードを静止していた。聞くところによると、あとで写真は嫁に見せて自慢するのだそうだ。その一方で我々には嫁の写真を見せて自慢しているわけなので1台で2倍活躍するカメラだ。

 一晩で出し切れるはずも無い毒濃度の高い話を語り続け、同時になぜかおしりさんの業績を振り返り称えていると時刻は23時。ラストオーダーも終わって落ち着いたので店を出た。さすが新橋の飲み屋は安かった。

 それでは本日も解散、となるかと思いきや、ゆっきさんは「俺はあの店へ行くぞ!」と息巻いていて、父猫さんが口をあんぐりと開けているのをよそに、もう一軒の店(鴻運)へと向かっていた。結局その後を3人でついて行く。
 私は臓物系はあまり食べない好き嫌いの多い人なので、次の店でもまだ全然食べられそうだ。
 なお威勢の良いゆっきさんだが、どうやらさっきの焼酎が結構効いているらしく、既に「スーパーモード」というべきパワーアップを遂げていた。
 父猫さんが冗談でゆっきさんの携帯でどこやらへ電話してそのまま返すと、ゆっきさんはそのまま電話を続けている。どうやら相手は父猫さんの嫁さん(ぷみさん)らしい。しかもこういう場合はすぐ切りそうなものだが、結局店から店への間ずっと話していたので結構な長話だった。
 家でひとり旦那を待っているどころか、酔っ払いの電話を(多分親切に)応対し、しかも旦那は帰宅するなり今食べてきた美味しい外食の解説を写真入りでするのを聞かされる。ぷみさんはきっと鋼の心をお持ちなのだろう。

 ほどなくして店に着いた。奥のテーブルに陣取る。
「私は1人でラーメンでも食べようかな」
「いいんじゃないですかね」  おしりさんは人の食べるものは興味なさそうだ。
「たくさんありますね。どれが美味しいのでしょうかね?」
「さあ。ゆっきさんが詳しいようなのでゆっきさんに尋ねてみてはいかがですか?」

「……と、これと、あとこれも下さい。これもいいな。じゃあこれ。」
「やだよさん。既にゆっきさんがかなり頼んでいるみたいなので注文は止めたほうがよさそうです」

 しかし、この店の料理は確かに凄く美味かった。
「うお、このキュウリうめえ! うめえよ! くってみくってみ!」
 紹興酒に乗り換えたゆっきさんはさらにハイパー化していた。

「汽車はー闇をぬーけてーひかーりのうーみへー♪」
 気が付くと新橋にぴったりの歌が店にこだましていた。去年のG飲み会で聴き損なった久々のゆっきさんの歌声だ。動画に記録した父猫さんがとても嬉しそうだ。
 私も嬉しかった。ここの店の飯は確かに美味い。特に感動したのが、次に出た茄子の塩揚げ。まるでドーナツか何かのお菓子のようだ。ついにデジカメを取り出し写真に撮っておく。
茄子イヤじゃないゴニャ
 次のトマトと半熟卵の炒め物も美味かった。麻婆豆腐も、前の家の近所にあった「天空」並の辛さで、これがまた美味い。
 あんまり美味いのでついつい食いまくる。自転車に乗っていない私は腹が心配、などということは気にせず美味さだけを実感した。
いろいろ食べてます
 ゆっきさんたくさん頼んで正解でしたね……と思ったら隣でゆっきさんは、いつの間に轟沈。そのまま動かなくなった。
 ゆっきさんが休憩状態になっても、頼んだ料理はまだまだ登場。牛スジ、から揚げ、なんかまだいっぱい。食欲魔人がいなくなった今、とてもじゃないが食べきれない。
 店員のおかあさんの愉快なツッコミを聞きながら、1時間ほどのハイペースな食事を終えると、支払った額はさっき2時間いた店とほぼ同額だった。

 時刻は既に12時を過ぎている。終電が危うそうな父猫さんが名残惜しそうに去っていった。おしりさんと2人で駅前までゆっきさんを連れてきたものの、ゆっきさんはここまでが限界。SL手前で反省ザル・ジロー君のポーズのまま動かない。そのうち私も終電時刻となり、結局おしりさんを残して去ってしまった。申し訳ありません。

 というわけで、この後の話はゆっきさんのmixiの日記に続くわけです。いろいろ考えつつ全部書いちゃいましたが不味かったら言って下さいね(はーと)

9/29
 今の仕事の上司でありパートナーであり、雑誌に紹介されるほどのガンヲタである先輩からビグザムの開発を急げと言われる。あれが現在の戦局を変える唯一の神風だと。
 同時に今回のプロジェクトに最悪のケースが来た際の安全ロープを付けておくように助言される。
 その場では「忙しくてそれどころじゃないですよー」とか言ってみたが実のところどうなのだろう。「大佐、ノーマルスーツを着てください」レベルなら良いのだがもっと重大な気もする。「ヘルメットが無ければ即死だった」とか言えるようにしなくてはならないのか。
 なんか絶望的にもなってくる。所詮脇役なのだから調子に乗って死亡フラグを立てないように気をつけねば。安全ロープよりは脱出ポッドの用意をするべきなのか。昨日そういう話をもう少しきいておくべきだったかもしれない。
 でも表向きはつとめて明るく。まだこの要塞が墜ちると決まったわけじゃなし。戦いはこれからだ。

 話はかわるが一昨日「すっきりデフラグ」を(このPCで初めて)かけて以来、もの凄くPCの調子が悪くなったような気がする。例えるなら先日返品した8spotsのDELLくらい。
 なんだかよくわからないが困った困った。8spotsは勝手に「私のせいだ」とおたおたしている。PCをクラッシュさせるスタンド、というのは出て来なかったと思う。

9/30
 週前半にもの凄く怒ったのが少し効いたか、O高さん(あ書いちゃった)が締め切りを守って納品してくれた。とりあえず今日の締め切りはひとつ守られた。まだ全然予断を許さないけど。
 夕刻までに提出する資料は気が付くと15ページになっていた。40部提出なのでコピー機にかける。最近のコピー機はホチキスまで止めてくれるのでとても便利だなあ、と思ったら、私のコピー終了後不調で壊れてしまった。私はぎりぎりセーフでついていたのか、それとも私が壊したのか。忙しいので気にしないことにする。
 夜はO高さんらと千葉県のおもちさん家の近所?の某所にて会合。19時から始めた会議はO高さんの電話で度々中断して0時に終わった。
 「びっくりドンキー」で遅い夕食。メリーゴーランドというソフトクリームのパフェを全員で食べながら、底に入っている白玉だんごの数で今日の運勢を占う親父3人。
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