お星様のお導きに遭うが、何やらこれがどう転ぶか。仕事も相変わらず二転三転な2月上旬の日記。

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2/1・くじびきアンバランス
 今年来た年賀状の1つに「筆王」という印刷ソフトでプリントした年賀状だけのお年玉抽選というのがあったので応募しておいたのだが、今日それの当選メールが届いた。
 凄い! なんかついてる!
 これまで全プレでもないプレゼントに当選したことなど皆無だったのだが、去年日経新聞で「ホームスター」が当たって、初めてプレゼント当選の感動を味わうことができたのだが、なんと半年後にまた別のプレゼントに当選するとは。

 で、今回は何に当たったのだろう。

ご応募いただいた方の中から厳正なる抽選の結果、
ご当選いたしましたのでお知らせいたします。

ご当選賞品:
Vixen 7313-05 ホームプラネタリウム スペース800M


……えーっと、これ?
 どれだけ星好きだっちゅうねん。これもまたお星様のお導き?

 今日はホリイさんたちを招いてのロングロングミーティング。議題の中心は自転車操業を止めるにはどうしたらいいか。
 終了後、ジョナサンでご飯食べながらさらに個別ミーティングで仕事と仕事でないことと。家が近ければもっと楽しく過ごせそうなのがとても残念だ。今は遠すぎる。

 その後「PS3より安かった」というホリイさんのマイカーで党首の家にお邪魔し、押入れの奥の隠しアイテムをゲット。PC内蔵バーチャスティックProが何気に羨ましい。

2/2・節分
 帰りに寄った深夜のコンビニで恵方巻を発見。そうかもう節分か。
 でん六豆と一緒に買って帰宅する。
 北北西に向かって恵方巻をかぶりついてから節分の豆を35粒食べる。毎年思うことだが、子供の時はあんなにたくさん食べたかった豆も成人して20個越えたあたりから苦しくなってくる。35粒なんて日常でも食べない量だよな。

 でん六豆にはおなじみ赤塚不二夫謹製の小さな鬼の面が付いていた。
 こんな小さな面は「飾りだね」と呟くと、猫を抱いた8spotsが
「これはサイズからして、やしゃまくん用なんじゃない?」と言った。
 なるほど。そういうことか。

 というわけで被っていただいた。

みなさんこんにちあ(・ω・)ノ
被ってみた
 なにこれ?
被ってみた
 みえない……
被ってみた
 ……。
被ってみた
 なんでさっきからふたりともゲラゲラとわらっているの?
なんかむかつく(#-ω-)

 風邪をひいて熱を出して寝込んでいる8spotsだが、行事にはうるさいので窓全部と玄関で豆を撒くというので後ろから猫を抱いて見守る。マンションの窓から1粒ずつ外と中に豆を投げる8spots。
「鬼はそとー」
 ぽろり
「福はうちー」
 ぽろり

 すべての窓の豆まきを終えて一息ついた8spotsが、なんか考えるような顔をしている。
「あれ? 今日は何日?」

 ……あれ? 3日は土曜日?

 午前様だったけど、節分の豆まきは2/3の夜にするもので2/2の深夜ではダメ?
 ていうか私は2月2日に恵方巻を食べてしまいました。フライングで神様のご利益を得ようとしているみたいで、なんかダメな感じ。

2/3・本当の節分
 昨日フライングで開催してしまった節分。
 とりあえず豆を居間に置いておいたらやしゃまがめざとく見つけてにおいチェック。
かいだことのないにおいがします
 ボクは何歳だっけ?
 こんな感じでうちの子もリクエストするので、一念奮起して昨日やったことを今日も繰り返したよ!
 また窓から1粒ずつ豆を撒いたさ!

 そしてもう一度今日も35粒の豆を食う。仙豆じゃなくてもお腹いっぱいだ。
 うちの猫も3歳になったので、3粒与える。
むしゃむしゃ

 ところで今日は家の向こう側で取り壊し中の家屋の側に行ってみた。案の定マンションが建つ予定になっていたが「24m・8階建て」で、完成しても我が家よりは低くなるということがわかってほっとする。ちなみにそこからさらに離れたところに建設中のマンションのところも行ってみたがこちらは「28m・9階建て」だった。
 いつかうちの前に巨大なマンションが建って視界を遮り、部屋を覗かれ、陽が入らなくなる日が来るのではないかと冷や冷やしているんだけど、とりあえず今回は大丈夫でした。
 勝手な望みなのはわかっているが、とりあえずここへ一度住んでしまったからには、地元のヤクザの方々には引き続き幅を利かせていただいて、なるべく家の前にはマンションを立ててもらわないようにしてもらいたい。

2/4
 去年撮り貯めたままでHDDレコーダーの容量を圧迫していた『吾輩は主婦である』のラスト週をまとめて観る。クドカンのテキトー極まりないラストスパートがもの凄く傑作になっている。『木更津キャッツアイ』あたりより好きかも。特に竹下景子扮する「泣き女ちよこ」の回(ラス前3話)は感動までしてしまった。
 最終回は感動を味わうべくプロジェクターに映して鑑賞。ハイビジョン録画の存在感が抜群。そのまま勢いで、年末に録画しておいた『バイオハザード』を観る。字幕放送にしたら音がモノラルになってしまったがやはりハイビジョン画質は素晴らしい。この映画は劇場とDVD(プロジェクター)でも観ているのだが、ミラジョボの肌の質感まではっきり出るハイビジョン放送はかなり艶かしくて必見(☆☆☆☆☆)。その分ラストの怪獣関係はCGバレバレで、映画館で観るより断然ショボくなってたけど。
 最近ハイビジョン放送を観る機会が増えて、もはや画質が良いとは言い難いDVDはますます買いにくくなってしまった。早いところ世代交代して欲しい。

 そういえば先週の『のだめカンタービレ』を観損なってしまったのだが、ふと思い立って寝る前にWiiを起動、「インターネットチャンネル」経由の「Wiitube」を使ってテレビで鑑賞。あまりに違和感無くお茶の間のテレビで観られてしまうことに感動。ちなみに観終わった瞬間にデリられていて驚いた。
 さらに「ニュースチャンネル」で今日のニュースを「流し読み」していると明日の通勤電車のダイヤが乱れるとのニュースを見て心構えておく。
 Wii便利!!

2/5
 公開ほぼ1ヶ月前になって、やっとプロジェクトが終了した(普通は2ヶ月前に終わっていないといけません)。今回は特に肝を冷やしたけど最後良ければすべて良し。まだいろいろ細かい仕事は残っているものの、これで一安心だ。後は周辺関係をより詰めないといけないんだけど、とりあえずおじさんほっとしたよ。そしてお楽しみに。

2/6
 昨日終わったのとは別の、お手伝いだったのが完全に自分のメインプロジェクトになってしまった仕事は、今日も自転車操業状態だ。相変わらず面白いけど、風邪を押して来る先輩、土日無く働く後輩、疲労の顔を隠せない女の子、とにかく皆で疲れてる。私も3月までに有給休暇使えるチャンス来るといいなあ。

 昨夜会社に届いた1通のメール。早速帰る前に返事を出しておいたのだが、今朝すぐに返事が届いていた。これがまた神掛かっているほどありがたい申し出で嬉しいのなんの。見ず知らずの人が、これまでに出た商品を見てその心意気に賛同してくれたとのことで、ああなんかこの仕事続けてきて良かったなあと結構感動した。結果が出るのは今年も後半戦になりそうなんだけど上手く行きそうな気配。人の善意ってありがたいですねえ。

2/7
 毎日家に帰って夕飯食べるともう寝る時間。テレビでは既にスポーツニュース(かそれすらも終わっている)の時間になっているので、世間に疎くなり続けていた私だが、先週から続けているWiiのニュースチャンネルのおかげで随分世間話もできるようになってきた。まさか毎日電源入れるようになるとは、まんまと任天堂の策略に載ってしまっているね。最近はこれに加えてインターネットチャンネルでのアニメ鑑賞も良い感じ。深夜生活のお供にWiiおすすめ。

2/8
 2/5に終了したと言った仕事の、一応最終確認の日。数時間の手間は残務というよりエピローグみたいなもので緊張感はあまり無い。
 ただしこの仕事はもう1つ関連業務が残っていたりして、昨日と今日はこれで半分潰れた。あと来週にも結構仕事が入りそう。まあこれも自分から仕掛けた自爆仕事。しかも普通はとっくに終わって無くてはならないはずの仕事で、しかもほとんど始まったばかりなのだ。趣味と実益を兼ねているのでストレスにはならないけど、終電まで詰めていると結構バテる35歳。

2/09・『硫黄島からの手紙』
 決して仕事が全部片付いているわけでは無かったが、無理を通して21時前に早退し、公開最終日の『硫黄島からの手紙』を観るためTOHOシネマズへ向かう。
 ガラガラのプレミアムシート(通常料金)に座って上映を待つと館内も明るくなる前に何やら聞き慣れたテーマと共にスクリーンに映像が流れ始めた。
たーかーのーつーめー
 『秘密結社鷹の爪』じゃないか。
 映画化されるといってたからその予告? と思ったら総統と吉田君と博士と映画館のマナーを伝えるショートムービーになっていた。
 映画館で世間話をしてはいけません。煙の出る焼肉をしてはいけません。など、役に立つのか立たないのかわからない説明の最後は「上映作品の撮影をしてはいけません」……あっ!
 「たーかーのーつーめー」

 でもって映画本編だが、台詞とか全部日本語だし、ちょんまげ結った日本人とか出てこないし、普通に邦画のように観られるところが感心した。
 かといってお涙頂戴の感動作すぎないところは邦画ではなく、イーストウッドの映画らしい。『父親たちの星条旗』同様、肉片とか普通に飛ぶし。
 2時間半弱の尺を持たせるイーストウッドのほどほどの重さも健在だが、反面、宣伝で散々煽った「36日間の長期戦」という感じはほとんど無く、とにかく敵軍に圧倒され続けていく印象だけが続く。「とにかく大変なことが起こっている」という主観視点での映画というか。映画のメインが戦場ではなくアメリカ本土にあって、戦争映画を観に来た私には若干消化不良だった『星条旗』とは同じ舞台とはいえ全然違う映画になっていて良い。
 あと、2作がクロスオーバーしているのにそこをことさら強調せず「2作観てくれた人へのサービスショット」程度の味付けになっているのも良かった。その一方で、見せ場となる上陸シーンは、はっきりと米軍・日本軍の絵を使い分けるかと思ったら、真っ暗なトーチカから米軍を見つめる映像など決め手の絵は『星条旗』まんま。しかし『星条旗』ではその暗闇が敵軍としての日本軍の不気味さを演出していたのに、本作のほうでは、むしろ圧倒的な物量で迫る米軍を脅威に見せる、同じ絵なのに間逆の印象。まさにモンタージュ技法のお手本みたいなシーンだった。
 2本どちらを観ている時にも「主人公たちが死にませんように」「敵をさっさとやっつけて」と都合よく感情移入して観てしまう感じがまた「立場が変われば敵も味方も感じることは同じ」ということを端的に現しているのかも。
 2部作どちらだけでも完成していて、でも2本観終えると1本だけの作品以上に初めて感じる新たな印象が加わるというところに、この2作の面白さがある。
 単品としての評価は(☆☆☆☆)なのだが、2作分だと(☆☆☆☆☆)の評価を与えたい。

2/10
 青山行って戻って一日が終了。
 2/1に当選の連絡があったホームプラネタリウムが届いたので開けてみた。
結構大きいよ
 なんかでかい! そして「単2電池6本必要」の文字。
 そんなものはないので次回へ続く。
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