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朝、一生に一度しか見ないような光景を見てしまった。ヨドバシのゲーム売り場で3人のお客が買い物をしていたのだが、その3人全員がXbox360本体を購入していた。あまりの衝撃に、後で会社の部長にその話をしたら「それは惑星直列並みだね」と言われた。私もそう思ったけど、嘘のようだが本当の話なのだ。これでいいのだ。 午後までは気分よく過ごしていたが、夕方から顔色が変わり、臨戦モードに。ゆっきさん、おしりさんすみません、すぐには沖縄へは行かれません。 |
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嬉しいんだか恐いんだかわからない気持ちの一日。 そろそろ定時も終わるかな、という頃になって出張中の上司から電話。月曜の出社と火曜朝の出張を命じられる。二つ返事で了解する。来週頭は波乱になりそうだ。行き先は京都。久々にDSで『逆転裁判4』の続きが進められそう。 |
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8spotsの付き添いでいつもの青山。日暮れ時、普段通らない裏路地を歩いたら雑草生い茂る空き地でスズムシの音が鳴り響いていた。足を止めて暫く聞き入っていたら、スズメくらいの鳥が舞っていたのをぼんやり眺めていたら、8spotsから、あれは鳥ではなく蝙蝠だと教えてもらった。都心にもこんな元気に飛んでるんだー、かわいい。『魔宮の伝説』を思い出した。 今日はほとんど初めて表参道ヒルズの中に入った。実はオープン直後に一度入ったのだが、中の寿司詰めぶりに卒倒して1分で出てきたのだ。あれから何年も経ったので流石に今は空いている。 初めて入ったその建物は、螺旋階段のようになっていて、歩いていると気がつくと次の階にいけるという構造が面白い。また中央の吹き抜けを挟んで他の階を眺めると、店内がまるでセットか舞台の長屋のように見渡せるところなんかも見とれてしまう。建物そのものが面白くて、入っている店は縁のないところばかりだが、この建物を歩くためだけに何度か来ても良いと思ったほど感心してしまった。 『ラスト・ホリデイ』(☆☆☆) クイーン・ラティファ主演のコメディ。自己啓発版『生きる』というか『クリスマスキャロル』もの。ご都合主義の塊みたいな映画だが、見ている間不快にならない映画は疲れているときに見るとほっとするのでよい。 基本的に直球のストーリーをそのまま楽しめるんだけど、唯一、8spotsも言っていたんだが、カジノのシーンはそのドラマに何の裏付けもないところがファンタジーすぎて、あそこで冷める。むしろあそこはカットしていればもっと楽しませてもらえた気がする。 |
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スーパーの帰りに信号待ってたら、ハンドルに漫画置いて、それ読みながら運転している車が前を通ってギョっとした。死ぬならひとりでお願いします。 今日はパフィシコ、もといパシフィコ横浜(江戸っ子には言いにくい名前)の丸井のバーゲン最終日に行ってくる。収穫は少なかったが一応買い物はしてきた。 ホールを出てふと横の風景を見てぞっとした。みなとみらいの開発が進み、高層ビルの住宅街になっていたのだ。 そういえば丁度1年前にこのビル群の向こう側にある横浜美術館に行った時に同じように思ったのを思い出して写真を引っ張り出してみる。 さてその後、帰りに以前川崎にあったKEYUCAでお茶をしようと寄ったのが運のつき。夕方からケーキバイキングをしているらしく待っている客が多い。前に6組いたが、久々のKEYUCAだったし、席も空いているからすぐ回るだろうと思ったのがいけなかった。店内の席はいくつも空いているのに一向に前の客が呼ばれる気配が無い。痺れを切らせて予約者リストを見るとその時点で前に3人客が2組。2人客が2組。中を見渡すと15のテーブルの中で2人席が3つも空いている。しかし店員は客を呼ばない。2人席の隣りが空いた場合に前の3人客を入れるために待っているらしい。それは本当に客想いなのか? 結局ビンゴのように飛び飛びで客は出ていくが4人席はできずという状態が続き、店内は空いているのに待合席は客だらけという最悪の状態に。 結局私が並んでから1時間ほど経って、2つ目の3人客が呼ばれると、ほぼ同時に私らと他3組の2人客も同時に呼ばれた。さっきまでガラガラだったケーキバイキングは突如争奪戦に。置いた瞬間に無くなるケーキに、空腹も手伝って相当イライラしたが、ご飯を食べたら落ち着いた。 料理もケーキも私としてはかなり美味かったので結果オーライということにする。 でも、もしこの店に今度来る時があったら、前に3人客が並んでいたらその時点で諦めよう。 『パフューム ある人殺しの物語』(☆☆☆) 中世フランスを舞台にした連続殺人鬼の犯人視点映画。ダスティン・ホフマンが良い感じの前半はコミカル仕立てで結構面白いが、後半、連続殺人が本格化すると、ストーリーが一本調子でただ延々とビジュアル重視の物語が続いて退屈になる。子供でもわかるようにしたようなベタベタの伏線のおかげで、意外性のない、予想通りのお話がただただ続く。アラン・リックマン好きなのに、展開が平凡すぎる。 『ヴィドック』ほどではないが、退廃したフランスの町並みや香水作りに使われる道具など美術は素晴らしいものの、シナリオが退屈だとただそれだけに終わりがち。特筆すべきものは特に無い。 ヒロインと逃避行するとか、アラン・リックマンに必殺技が効かないとか、もう少しひねりのある話なら面白かったと思うんだけどなあ! クライマックスのギアス使用は、既に少し話に聞いてしまっていたので苦笑するだけでびっくりできませんでした。やはり前情報はあるだけ損だと思いました。 |
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休みなんだけど夕方から出社なので、昼に予約を入れて映画を観てくる。 『ウォンテッド』(☆☆☆) そもそも金髪のルトガー・ハウアーがマックイーンの子供という設定が意味不明。ドラマもテレビ版と全然違うし、なぜ『ウォンテッド』(『拳銃無宿』の原題)を名乗るのかよくわからない。なぜかこの辺から俳優始めたジーン・シモンズとか……ってその『ウォンテッド』ではない? そこまでが長い? これまた失礼しました。 さてこちらの最新作だけど、ボクシングのパンチみたいに繰り出されるガンアクションに「アフター・ガン=カタ」を期待して観てみた。結論としては決してツマラナイ映画ではないんだけど、この映画独自の個性が感じられない映画だった。簡単に言うと『マトリックス』の亜流になっちゃうのかな。「漫画大好き」な中二病シナリオ全開なところがある意味一番の個性で、「ダメ男が特殊能力に目覚めて世界を救う」設定とか、冒頭がまんま『ターミネーター』とか、部分を切り取るとオリジナリティを見つけ出す方が困難。それだけに、私がうぶな小学生くらいだったら相当面白かったのではないかと思う。 はっきりとした敵がわからずにうやむやのまま進む物語が割と気持ち悪くて、そのせいでストーリーがバレバレで意外性はあまりないが、これも小学生のときに観ていれば相当感動したかもしれない。 CMで散々流れてる映像関係はそれなりにかっこいいんだけど、『アドレナリン』とか『シューテム・アップ』を既に1年くらい前に観ているから、こういう正攻法なものではあまりピンと来ないかなあ。あ、車がボタン無しで『スピードレーサー』並に跳ねまくるのは楽しかった。 出演者は基本可もなく不可もなくなのだが、モーガン・フリーマンは仕事選ばないのを通り越して「出すぎ」。あんたのこの手のリーダー役はもう飽きたよー。 ちなみに予告で『イーグルアイ』やってて、自分が今日の映画とごっちゃになっていたことを気付いた。○秒後にFBIが踏み込むから逃げるのは『イーグルアイ』の方だったのかー。素で間違いに気付いた。 それから先日新宿バルト9で『クローンウォーズ』観終えた後パンフ買おうと思ったのに、いくら待っても売り場に店員が現われないので入手できなかった(こんな体験初めてだ)パンフをやっと買えました。 そんな感じで映画を観てから、会社でブツを受け取ったので明日は京都に宅配便。佐川やヤマトなら1000円くらいで送れるものを、往復3万+私の日給分で運びます。贅沢だなあ。 以下余談。ケイジとチャットしてて、話の流れでMXの「円谷劇場」のHPを開いてみて驚いた。なにこのマニアックなページ! 随時更新されていく「技大全」とかbほとんどディープなファンのページだよ。 |
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朝6時起きで京都出張。新幹線での往復移動の友は、予告どおり『逆転裁判4』にした。第1話の何ともいえない不快感でそのまま放置していたソフトだ。 シナリオの小ネタを楽しむゲームなのはわかっているんだけど、いつもにも増して本筋は本当に面白くない。じゃあ何でこれを買ったかというと定価2000円だったからなので、やはり値段の力は凄いよね。あと登場人物の女の子たちがこれまで以上にかわいらしい。ちょっとした動きに年甲斐も無くときめく。ドット絵のカプコンは未だ健在。そんな感じで一応楽しんでいます。 ちなみに今日の訪問先は何度か行った場所なんだけど、いつも団体行動だったので単独で行くのは初めて。しかも普段は駅からタクシーだった。しかし生まれ持っての貧乏性な私は、経費で落ちようとそうでなかろうと行けるところまでは電車を使うことにする。 で、その最寄りの駅の名前は覚えているのだが、プリントアウトした路線図は自宅に置いてきてしまったし、グーグルストリートビューでチェックするつもりだったのに事前チェックも怠っていた。まあ何とかなるかと目の前にあった別の電車のキップ売り場を見ると路線図にその駅名を見つけたので、キップを買って入場。しかし切符の値段が以前乗ったときより安い気がした。「ま、いっか」 来た電車に乗り込む。見覚えない電車だ。そういえば以前帰りに乗った時は地下鉄だったのに、この電車はいつまでも地下に潜らないな、と思っていたら、そのまま高架を通って目的の駅についてしまった。 うーん、実に京都だけど、見たことも無い景色だ。 唯一面白かったのはこの飛行機雲くらいか。 駅では会社へのお土産に黒・白胡麻とマンゴーの八つ橋を買って帰る(マンゴーはやはりアレでした)。昼食は車内でお弁当。久々の旅行気分。 その後品川にちょっと寄り道して、何人かの知り合いと会う。JH吉田さんにも会うことが出来た。今度盛岡で会社を興すそうで、それとは別に明日から韓国出張だとか。この人のバイタリティには誰にも叶わない。それでいてとても親しい気持ちにさせてくれるのだから凄い人だ。 |
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朝から対策会議。私がゴネて結論出ず。それが正論かどうかはさておき、その意見を発することによる不快感を気にせず発言できる人というのは凄い。多分天然なんだろうけど。自分の職務に忠実ってことなんだけど。 会議が終わった後も参加者とぐずぐず意見交換。敗色濃厚だけど逆転できないものか考え続ける。「自腹」ってのはどうかと本気で悩む。 |
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昨日の会議に結論。揉める気満々だったのだが、わざわざ呼んだ上司が冒頭から結論を出してしまったので実質5分で終わったといえる。悔しいけどこればかりはしょうがない。ちなみに自腹意見は検討もして貰えなかったw 最終回答待ちの状態ではあるが、ここ1ヶ月くらい忙しくなる予定が抜け落ちた。よし、気分を入れ替えて沖縄へ行こう。そうしよう。 朝の会議で気が抜けたのか、火曜の出張の疲れが残っているのか、まったく仕事に身が入らないので予定もないのに定時に帰宅。8spotsからレイトショーでも観て来ればと言われたものの、その気力もなく、夕食後ベッドに倒れる。ぐっすり。 |
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先日電車の中で話していた後輩の話。「アマゾンのオススメ、やばいですよ。自分の欲しいものばかり勧めてくるんですよ!」 彼はXbox360大好きっ子(そのくせオフライン)で、殺戮系FPSに目が無いのだが、そういうゲームばかりを買っていたらギーガーの輸入物の画集とかを勧められるらしい。 「思わず買いそうになっちゃいますよ」 結局POSの延長なんだけど、確かにツボにはまると凄く活躍する機能である。ちなみに8spotsは「私の欲しいものをオススメされたことなんて一度も無い」と言っているので、どんなに利用していても買う傾向にオリジナリティがあると役立たないのかもしれないが。 そんな私のところに今日来たアマゾンのオススメは映画のDVD『アンソニーのハッピー・モーテル』。 聞いたことも無い映画だけど、『ダージリン急行』を買った人にオススメらしい。で良く観ると、ウェス・アンダーソンが傑作『天才マックスの世界』の前に撮った映画で、オーウェン・ウィルソンが共同脚本をやっていてかつデビュー作とのこと。この映画が8月に廉価DVDで出ていたらしい。全然知らなかったー。 ということで速攻で買ってきました。ヨドバシで。 しかし今、HDDに観てない映画が貯まりすぎなので、DVDを買っても後回しになっているのが困ったところ。DVDを買ってでも観たい映画よりもそうでない映画優先になってるのは何か間違ってるような気もしないでもない。 |
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先日火曜に会社の同期のサカイ君に会うなり「えっ!? まだ観てないの!!」と言われた『大決戦!超ウルトラ8兄弟』。公開されたの先週土曜じゃん! 2年前に観た前作『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』は確かに傑作だった(2006/7/12の日記参照)が、今回はどうも私の観ていないティガが主役っぽいのでどちらかというと敬遠していたのである。 「確かに前作の方が俺は好きだ。でも絶対オススメ! 俺もダイナとガイア観てないし」というので行ってきた。 驚いたのは公開週の1日の上映回数は夕方までの3、4回くらいだったはずなのに、今週は6回+オールナイト2回。そして公開劇場はチネチッタでも最大級のシアター8。予想外にお客入っているのかな? と思ったけど私の観に行った19:40の回はさすがに子供の数もまばらで結構少ない人数だった。 『大決戦!超ウルトラ8兄弟』(☆☆☆☆) スクリーンでメビウスが現れた時、心が震えた。ああ、おかえりなさい、メビウス。2年ぶりに観た彼の勇姿は感動の再会だった。自分がこんなにメビウスのことが好きだったとは思わなかった。時間が彼を私の記憶の中のひとりの偉大なウルトラマンとして記録されていた。 前作ほど戦闘シーンは多くないし、序盤とラストこそ少々冗長だが、あえて過去の話に引きずられない物語は、新鮮に楽しめる映画となっていた。この辺はそれぞれを観てない観客のどちらかに寄らないようにという配慮なのだろう。その分マニアックな小ネタは死ぬほど散りばめられている。これはいちいちツボ。 最近のガンダムゲームが典型だが、ついこの前までは一部のオタクだけが自信満々で語っていた予備知識はネットを通じてファン全体に共有され、いまや堂々と使えるものになっているのかな。ただ本作は、それでいて知らない人お断りではなく、あくまで知ってる人だけがクスリとできるスパイスになっているので、オタクの閉鎖的な空気による不快感はない。 特撮も非常によくできている。決して満足な予算で作られていないだろう映画であるのに、平成ゴジラシリーズと違って非常に巨大感の満ちた、迫力のある映画になっていた。 前回の神戸ロケに続いて今回は横浜みなとみらいで、私にとって見慣れた場所であることも嬉しい。 最後に、メビウスことヒビノミライ役の五十嵐隼士が、いつものGUYSのコスチュームなのに断然イイ男になっていた。この2年、連ドラでたまに顔を見せているが非常に良い成長を遂げていて、今後も応援したいところだ。 円谷プロが今後、あとどのくらい特撮を作れるのか不明だが、もっと続けて欲しいなあ。応援します。 あっ! パンフに記念スタンプ押してくるの忘れた! 今度もう一度行って押してこよう。 |