|
|
今年初劇場映画をこまんだーさんと観るのは明日のつもりだったが、部屋掃除をしていたら連絡が。今夜の方が都合が良いというので急遽日程変更することにした。 映画は20時55分からだったので、18時から先に飯。場所は途中で手に入れた「VIVA」で見つけたハンバーガーBAR「ウッドストック」。 割引券を出すとチーズバーガー+1ドリンクで800円。格安だった。いろいろ食べようかと思っていたのだけど、クラシックスタイルのハンバーガーは食いでがありすぎて他のものが入らない。しかも20時まで生ビール300円とのことで、その後ナチョとビール2杯で1人2000円しなかった。こまんだーさんの「王様の耳はロバの耳」の床屋状態を癒す。 『その男ヴァン・ダム』(☆☆☆☆) 予想よりもはるかに自虐的で、真面目で、実験的で、マニアックなネタも多くて、そして悲しい映画だった。傑作と言っていいと思う。 オープニングでの長回し戦闘シーンがネタにしては完成度が高く、しかもその後の本編でも長回しが延々と続くところが、中学生の時まで相米ファンだった私に刺さる。 また、ここまで露骨に出ると思わなかった「こんな映画を観に来る人ならわかるだろう」的なマニアックな映画オタク台詞も、友人との会話っぽくて楽しい。 しかしこの映画の本質は、徹底的に痛めつけられるヴァン・ダムのココロと、後半の独白シーンだろう。自虐的な映画には抵抗はあるが、ここまですべてを脱ぎ捨てて描かれれば、この映画の観客は彼のことを今後も嫌いになることはできないのではないかと思う。 またヴァン・ダム一人の奮闘ではなく、映画の作品的にもよく彼を叩きつける演出が素晴らしい。連続したヴァン・ダムの攻撃はいつしか観客自身へのダメージとなっていく。タクシー運転手のおばちゃんの生々しさによる気分の悪さなどを経て、映画の中でももっとも盛り上がる、郵便局から出たところであえて加えられているソバットシーンの「ああ、こうあって欲しいんだよ!」という観客の貯まったストレスを発散させたいという気持ちを代弁したシーンは、その瞬間に「いやでもそんなことはないんだ」という観客が感じる違和感を、気持ちそのものに作品に組み込んでいる。監督の手腕は見事だ。同様にラストの受話器を取るまでのヴァン・ダムの間と表情は本当にせつなさ炸裂である。 本当に残念なのは、最初のシーンが演出上2回繰り返されるところ。こまんだーさんも同意見なのだが、あそこは1回で十分。尺が短くなっても1回で良かった。 ここまでネタを演じきったのだから、スタローンの新作『エクスペンタブルズ』を蹴ったのは本当に残念だ。 |
|
年末に大掃除を頑張った爽快感がまだ残っていたし、スピーカーを替えたことで部屋も華やかになったので、連休最終日は掃除に充てることにした。 押入れの整理などに加え、一番気になっていたのは壁を拭く事。我が家はプロジェクターで映画を観る時に壁に投影しているのである。前のアパートに居た時には16:9の90インチスクリーンを使っていたのだけど、現在はそれよりも大きく100インチサイズで投影できるということと、見比べてみてあまりスクリーンで観た時と画質に変化が無かったからだ。 8spotsは掃除マニアなので、壁を拭きたいといったらすぐに専用の洗剤が出てきたのでそれと雑巾で拭く。今日は一面分だけを拭いただけなのだが、雑巾が真っ黒になった。充実したなあ! 夜は買い物へでかけてから、プロジェクターで映画…ではなく先日やってた『必殺仕事人2009』の特番。年老いた藤田まことはなんだかさみしくなるが、存命中に出なければ出ないでさみしいので頑張ってもらいたい。2007の時からの繋がりもきちんと用意されてたりして今回も結構堪能しました。まさかレギュラー候補があんなことになるとは思わなかったけど。役者の事情というより制作側の意向なんだろうなあ。もちろん通常回も録画済みなので随時観ていきます。 |
|
月末開催予定の新年会の告知メールを関係者へ向けて出しておいたので、それの返答確認したり再度メール出したり。思った以上に参加者が膨れ上がって、気が付けば50人超えそう。前々回(2004/12/11)は24人、前回(2007/1/26)が40人くらいだったはずなのでさらに収拾が付かなくなる気配。まあ何とかなるだろう。面子はいよいよ豪華になって面白くなってきた。年始から楽しそうなイベントになって何よりだ。現実逃避に最適だ。 |
|
部長が嬉しそうに部員に自分のiPodを見せている。何かと思ったら『スター・ウォーズ』のDVDをエンコードして入れたそうで、小さい画面で奇麗に観られるのが嬉しくて見せて回っているのだ。自分のDVDを自分のiPodに入れる分には著作権的にセーフ? ちょっとドキドキするシチュエーションである。 部長は一通りの部員を回ってから、笑顔でそれを持って外出。電車乗り過ごさないようにしてくださいね、と言っておく。 夜は会社を早く出て、川崎BEの上層階改装閉店セールの最終日へ。私の行った店はどこも連休に出向いた時と値段は変わっていなかったが、一部の店では投売りしていて女性客でごった返していた。普段小じゃれた店だったところでも「どれでも1050円、1050円です! 残りあと30分です!」店員もヤケクソ。ファッション売る店とは思えない。 もともとエディバウアーへ8spotsの買い逃したものを買いに来たはずだったが、結局私のシャツと靴下だけ買ってきた。これはこれでよし。 |
|
今日行った打ち合わせそのものも、昨年末「いい機会だし」と軽い気持ちで聞いた質問から「そんな大事な話はきちんとしましょう」と派生してしまった、言わば「しなくても良い会議」であった。 で、今日の打ち合わせの最後の一言も、「急ぐよう担当者に言ってくれ」という催促くらいのつもりだったのに。これが本当の「藪蛇」。オオゴトになった。そこで発覚した案件が最重要調整に。 直後に予定していた、わざわざ海外から集まってもらった人々との会議が飛んだ。話は上長とその上の上長まで。さてどうしたものか。事態をしずめなければ。 そんな不安な状態を一旦おいて、夜は社外で以前お世話になった方々への聞き込み打ち合わせ新年会。3年ぶりくらいに再会した以前の取引先の人は私のお誘いの留守電を聞いたときに相当焦ったそうだ。4年前の私はそんなに恐かったですか。ともかく忘年会のときと違って今回はかなり充実した3時間。進展の多い打ち合わせだった。 今日行ったのは新橋の「一瑳」という居酒屋。3時間の席が取れたことと飯も結構美味しくいただけて満足。明日は朝から会議なので2次会は行わずに解散。 |
|
9:30=30分早く出社してアメリカとテレビ会議。呼び出した方が現われず中止。 10:30=昨日の藪蛇会議の続き。友軍も得て最低限の被害に食い止められそうな気配。 11:30=朝のテレビ会議が飛んでここに。始まる直前に「向こうは日本語喋られますので」と言われてそこで初めて緊張が解ける。 12:20=外出。前の会議が延びて20分遅れ。 13:20=W社でシンタンさんとホリイさんとお話。途中でシンタンさんの社員のアルバイト話を私が暴露することになってしまいひと騒動。まさかあんな派手にやってる話を取締役が知らないとは思わなかったんですよ! シンタンさんの会社はバイトOKだと聞きほっとする。 15:30=16時から会社に戻って会議なのに残り30分。ホリイさんが「それならボクが車で送りますよ」と言ってくださるのでお願いする。車内で追加の打ち合わせ。 16:00=昨日ドタキャンした会議、のはずだったけど今度は相手の前の会議が押している為待ち時間。ただし私のほうも車酔いでフラフラ。昼ごはん代わりに購買で買った肉まんが冷める。 17:00=昨日やるはずだった会議。長丁場。 22:30=KRGさんと月曜の仕事の件で長電話していたら上司たちが帰るらしく手を振っている。手元の時間を見て慌てて帰宅。スーパーの閉店時刻に間に合った。 久々に慌しい一日だった。どれも結論が出てないし、多くは仕込みばかりだったが充実していた。会議ばかり出てると仕事ができる人になったと勘違いできるので、たまにこういう日があってもいいかもしれない。 |
|
早起きして部屋掃除の後、昼から8spots、こまんだーさんと映画。 『007慰めの報酬』(☆☆☆☆☆) 最先端の映画として安定したボンドにまずは拍手。 後でこまんだーさんとも話していたんだけど、ピアーズ・ブロスナン時代までの007はある意味「ボンド映画」というカテゴリ作品で、それは普通のアクション映画とは違っていて少し年代モノというような、少し落ちる映画だった。中学生になっても劇場版ドラえもんに行ってしまうような、正月の寅さんのようなファンのお約束巡礼みたいな。 ところが前作『カジノロワイヤル』を観たとき「ああ、007が最先端のアクション映画に帰ってきた」と思った。ボンドにこだわらずとも最新映画を観ているときの興奮が得られたのである。 今回の映画はストーリーがベタな続きになっている割に、ストーリーとしての説明はあまり無く止め処なく長めのチェイスシーンが前半に連続する関係で、あまりお話としての印象は薄い。前作のキャラクターが思った以上に再登場するところはレギュラーキャラ以外に再登場することの無かったボンド映画としては面白いと思ったが、フェリックス・ライターは都合良すぎる登場だし、特に秀逸ということでもないけど。まあ続編ぽくて良しということで。 アクションは、コネリー時代の振りかぶってドカーンなパンチは遠い昔で、現在の流行りとなりつつあるジェイソン・ボーンのコンパクトで手数の多い格闘になっていて見応えがある。 原作に忠実なつくりでスパイ映画としての格調を残した前作に比べると、舞台も多い分散漫だとか、敵やヒロインの印象が薄いとか完成度では劣る部分も多いが、多彩な観光名所で最先端のアクションを見せてくれるという意味では、映画界の一線を走っていた頃のボンド映画がこれからも期待できる感じがしてとても嬉しい。 お茶してから家に戻り、こまんだーさんと2人でDVD映画鑑賞。 『ヘルボーイ』(☆☆☆) 新作が公開中なので、それを観に行くかどうかを前作でチェックしたが微妙な感じ。アメコミ映画への親しみの少なさからくる置いてきぼり感が残る印象。監督が『パンズ・ラビリンス』の人なので、もっと破天荒な、ファンタジー色の強い映画かと思ったが、キャラの個性の割に意外と普通。クライマックスも緊迫感も薄めで、どちらかというと、ストーカーしながら9歳の少女に譲ってもらったクッキーやホットミルクを飲む主人公のかわいらしさの印象の強い映画。新作もWOWOWとかで良いかなあ。 DVDを再生し終えて停止を押すと画面に『慰めの報酬』の映像が映る。あれ? 丁度WOWOWでメイキング番組をやっていたのだ。まだ始まったばかりだ。なんてタイムリー! そのままプロジェクターで、まるでDVD鑑賞後に特典映像をチェックするかのように番組を観る。番組は主に世界各地の撮影現場の模様をプロダクションノートのように時系列で紹介していて、例によってネタバレオンパレード(最後の戦場やラストシーンまで観られる)で、こんな番組を観てから映画を観てもつまらなくなるだけなのになあと思う。私達は問題なし。 その番組を観てから買い物中の8spotsと合流しご飯を食べ、その後1年以上ぶりに3人でカラオケへ。久々のカラオケ(UGA)は曲が多すぎて私も8spotsも戸惑いばかり。 10年前からカラオケに入って欲しいと思っていた『グレートマジンガー』の挿入歌「鉄也のテーマ」があって喜んでいたら、こまんだーさんによると定番ソングらしい。良い時代である。『天体戦士サンレッド』は主題歌とエンディングはもちろん今週テレビで初めて登場したばかりの(CDには入ってるらしい)挿入歌まで入っている。 というわけで私は2人が聴いたことも無いであろう『琉神マブヤー』の主題歌(1月の新譜)を歌う。りゅうしん・りゅうしん・まぶーやー せいぎのひーろー・まぶーやー♪ この歌を聴いたのは実質1日だけなのだが、シンプルなだけに忘れないものだ。 終電後のこまんだーさんを連れて帰宅。久々に4年前のベスト映画の1本『銀河ヒッチハイクガイド』(☆☆☆☆☆)を3人で観る。観るのは3度目だけどDVDはこれが初開封。鑑賞後劇場で買ったパンフを熟読されていたので、こまんだーさんには好評だった模様。良かった良かった。 こまんだーさんは始発で帰宅。早起きしてたので眠さも最高潮となり、寝る。 |
|
昨日がほぼ徹夜だったので午後起床。夜は外出してセールで買い物。元旦のスピーカーから始まり、なんだか今月は買い物が激しすぎる気がする。カードの限度額っていくらだったっけ? |
|
先週起こした火事の消火作業・続き。当然1日では解決できない。胃が痛い。 |
|
来週も打ち合わせという名の飲み会……いや逆です……をセッティング中。ちょっとこのところ多すぎたけど、きっとこれが最後でその後は一気に進むと思う。とりあえず早いところコイツを起動させないと仕事に間ができすぎるので結構焦りも。 11月末に予約した12月中旬発売の北米版『コード・ギアス』のDVDセット2巻がやっと香港から届いた。なんでこんなに時間掛かったのか不明だが、届かなかったら色々めんどくさいので素直に喜ぶ。正規品・8話で3000円は安いよねえ。2月の3巻で第1シーズンが全部揃うよ。 |