[PR] RMT 2010/3/下のやだよ日記
映画観ながら楽しいことを企むのが生きがいなの。3月下旬のやだよ日記。

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3/21・『NINE』
 ロイホのホットケーキ食べ放題に行けなかったからというわけではないが朝からホットケーキ。風も強いので今日も家で過ごす。テレビの前に椅子を置いて昼間から映画。

『シャッフル』(☆☆☆)
 2009年1月公開のSFサスペンス。WOWOW録画だけど、私はこの映画の存在を放送までまったく知らなかった。旦那の交通事故死を知らされた木曜日に眠るとその日は彼の死ぬ前の月曜日。混乱しつつ安心して寝るとその翌日は旦那の葬式をする土曜日だった。そして葬式の最中、妻は旦那が浮気していたことを知る…。過ごす日々がランダムな一週間を過ごす妻は一体何を行うのか? という、タイムスリップもののようなサスペンス映画。
 ドラマの性格上主演のサンドラ・ブロックの独り舞台なのだけど、彼女1人の悪戦苦闘のみで十分見せる。実際中盤まではかなりハラハラできた。残念ながら、やけに物分りがよくて超常現象に詳しい神父が出てくるあたりでご都合主義が鼻に付くようになり、ラストは予想していた一番トホホなオチになってしまいガッカリとなってしまったけど、プロットはなかなか面白かったのでそこは評価したい。以前アクターズスタジオにキャメロン・ディアスが出た際「いつか順撮りの映画に参加したい。順序をバラバラに撮るのは役を演技する上で致命的!」と言っていたのを思い出した。案外このあたりに着想を得ているんじゃないかと思う。
 後、音楽がやけに『ウルトラヴァイオレット』っぽくて良いなあと思ったらクラウス・バデルト本人だった。2007年制作映画なので時期もバッチリ。ググったらサントラCDまで出てるよ! こんなん出すくらいなら『ウルトラヴァイオレット』や『リベリオン』出してよう。

 観終わってから8spotsと共に109シネマズへ。
『NINE』(☆☆☆)
 見事に『8 1/2』がミュージカル映画になっていて驚いた。一度舞台化が挟まっているもののかなりフェリーニ版を意識して作られていて、その違いを楽しむのに十分な再現度になっていた。違いを楽しめるので、この映画を観るなら『8 1/2』は是非観ておいた方が良い。
 子供の頃の回想シーン(サラギーナ)や本妻と愛人がホテルで鉢合わせするシーンなど、かなり『8 1/2』のイメージそのまま。唯一映画で象徴的だったロケット発射場のセットの設定は舞台では再現できなかったからか無くなってしまったのが残念だが、物語はかなり忠実になぞられている。夢と現実の境目がなくなるフェリーニ版に対して、舞台(歌)と現実の境目が無くなるのが『NINE』という感じ。キャスティングは豪華な有名人だらけなのにかなり違和感もなく満足のいくもので、『8 1/2』のイメージを壊していない。唯一『8 1/2』では頭の弱かった愛人が、『NINE』では本妻を食うほどの献身的なかわいらしいキャラとしてペネロペ・クルス向けになっているのは結構違うかな。
 とはいえ傑作だった『シカゴ』と比べてしまうと、(元々の映画のせいで)ドラマはあまりないし、音楽の好みも『シカゴ』の方が良い。映画で追加されたというケイト・ハドソンの「シネマ・イタリアーノ」は盛り上がったけど、本妻を演じたマリオン・コティヤール(エディット・ピアフでアカデミー賞獲った人)が残念ながらあまり歌が上手くないように思えた。また、今回予算はキャストに重点を置いたのか、視覚的なものにはあまりコストがかかっていない気がするが、おんなじ映画を作っているわけではないのでしょうがないかな。とにかくフェリーニ映画がミュージカルになっているというギャップだけでも相当楽しめた。
 ちなみに、なんで『NINE』というタイトルなのかと思っていたのだけど、『8 1/2』のラストからもうちょっとだけ先のお話を用意しているから「1/2」分加わって「9」なのかと勝手に解釈した。
 あと余談ですが、今回はプレミアシート目的で109で観たのだけど、音の迫力がいまひとつだった。チネチッタでシカゴ観たときのほうが良かったので観るならチネチッタの方がいいかも?(映画の舞台もチネチッタだし)

 関係ないけど、映画観終わってからトイレ行くときに大学のクラスメイトのQちゃんとすれ違ったよ!(私はスルーしてしまったのだけどトイレの前にいる8spotsが気付いたらしい)

3/22・『マイレージ、マイライフ』
 毎月上旬に行われる資源ごみのときにいつも間に合わないので、気合入れて古雑誌処分のための大掃除。DVDを山積みしている壁の一番下に入れてある13年前の「コミックビーム」をまとめてどかすのだ。
寺田克也
 97年か。まだ桜玉吉も永野のりこも元気な頃。懐かしいなあ。
 既に物置と化している自室にあるミニコンポで音楽でも聴きながら作業、と思って久々にMDを再生しようとすると掛からない。ヘッドかディスクのどっちかがダメになってるみたい。長いこと使ってないと電気製品はダメになるのだ。いくつかディスクを放り込んで再生できたのが昔いしざかさんに借りて録音したコロムビアの主題歌全集。「決戦!大海獣」とか「宇宙円盤大戦争」とか久々に聴けて満足。

 日が落ちてから一休み。夕飯準備しているとバカボンが始まった。今日は月曜日なんだっけ。途中で気が付いた。これ初放送時にカセットテープに録音した唯一の回だ! 台詞全部覚えてるよ! ちなみにタレントの"淳子ちゃん"のところに入った空き巣の捜査でめんたまつながりのおまわりさんが、部屋のあちこちで変態行動をとるというもの。最終的に空き巣とまったく関係ない浴室に行って落ちていたちぢれ毛を(お手伝いさんのものとは違うことを確認の上)宝物にするといって持ち去る。こういうの今は笑いとれないだろうなあ。でもバカボンはこんなのばっかりだ。そういえば先日観た「ウルトラマンエース」はサンタの人気に嫉妬した「なまはげ」が超獣スノーギランを操って街を襲うという酷い話だった(「復活!ウルトラの父」)のだけど、超獣の光で失明した町中の人をウルトラの父が治してくれるのだが、普通にTACのメンバーは「メクラになって」とか喋っててドッキリした。MXテレビはこの調子で今後もオリジナルを尊重してもらいたい。

 その後、先に外出していた8spotsとチネチッタで合流。

『マイレージ、マイライフ』(☆☆☆☆☆)
 早くも今年ベストの予感。描かれるさまざまな生き様が楽しく、悲しく、美しい。台詞のひとつひとつ、シーンのひとつひとつが心に刺さるが、「よい人生とは何か」という結論を観客へ押し付けてこないところが凄く良かった。
 事件はないが結構中身のある話を2時間で上手にまとめていて、長すぎず短すぎず堪能した。劇中で流れる歌も歌詞がシーンに合っていて非常に良かった。これはこの監督の得意芸みたいだけど、私は観るの初めてだ。録画したままの『ジュノ』を早めに観ておきたいと思った。
 なお途中のリストラ社員のコメントの部分が妙に生々しいと思ったらそこだけ本物のインタビューだった。是枝監督の『ワンダフルライフ』っぽいと思ったのは間違っていなかったのか。社会人人生の半分がリストラと背中合わせだったので、生々しくて固唾を飲んだ。
 父親のアイヴァン・ライトマンの映画は若い頃かなり楽しませてもらったが、息子がこんな感動的な映画を撮るようになるとは! アカデミー賞のノミネートの際、映像で父親自身が言っていたが、既に父を越えている。

 映画終了後、昨日に続いてジョナサンでお茶。映画が良かったので話が盛り上がってお腹空いてきて夜食も。今日までのスタンプカードがあって、残り5ポイントで500円券がもらえる。お茶代にあと幾ら分の食事を取ればポイント満額になるのか。手元には10%割引券。これも使いたいし、深夜料金も加味しなくては。と細かい計算をしている自分はかなりのマイレージな小市民だと思った。

3/23
 週末に買ったヘッドフォン初使用。エージングしていかないと何ともいえないけど、低音が利いていて良い感じ。
 昼は仕事してたら突如ニンテンドー3DS発表の報が出てうかれる。恐らく日経にリークされたので慌ててリリース出したというところか。ほとんど情報が公開されていないが、3D対応になったのは、W1ユーザーの私としては喜ばしい。願わくばDSiのようにカメラ内蔵にして、全国で3D写真を撮りまくって貰いたいところだけど、コスト的に難しいかなあ。そのときは翌年に3DSiってことで。

 この連休中に『NINE』と『マイレージ、マイライフ』を観ることができたので、帰宅後は復習を兼ねてNHKで週末に放送された「アカデミー賞ダイジェスト」を見たのだけど、タイトル通り物凄く「ダイジェスト」でガッカリした。3時間の番組を実質1時間半くらいにしていて半分になってる。前回の日記でオススメしたジョン・ヒューズの追悼特集、ジャンル「ホラー」特集は全カットされており、ロジャー・コーマンなどの特別賞受賞までカット。ベン・スティラーの『アバター』コスやスティーブ・マーティンとアレック・ボールドウィンによる『パラノーマル・アクティビティ』のパロディ映像もカット。特に驚いたのはサンドラ・ブロックの主演女優賞受賞コメントも半分カットされていた。ノミネート女優への賛辞のトークがメリル・ストリープのところしか残ってないので、サンドラ・ブロックの動揺を踏まえた感動的なシーンになってない。
 ただしこの編集、どうやらNHKじゃなくて元から本国で編集済み=ダイジェスト版はこうなってるようなのでNHKも気の毒なのかも。既に2週間遅れなんだから普通に3時間やってあげられないものなのか。ただし字幕も断然NHKよりWOWOWの方が良かった。マーティンとボールドウィンがキャメロン元夫妻をからかったシーンはかろうじて残っていたのだけど、「キャメロンはビグローにトヨタを贈ったそうだ」のところを「車を贈った」としていた。NHKだからしょうがないのかもしれないけどさー、これじゃ何だか全然意味わかんないよ! せめて「日本車」(WOWOW同時通訳版)くらいできるだろうよ。短編アニメーション賞は受賞風景も映画も丸ごとカットされていたけど、受賞作の『Logorama』は昔のNHKだったらカットしていたかもしれない。
 一応良いところもあって、受賞者のイベント終了後の風景はこちらでないと見られない。紹介される映画のショート映像にまで字幕が付いているのはNHK版だけ。だからもう一度観たわけなんだけど。
 WOWOW版に興味ある人には是非貸してあげたいところだけど、レグザ録画なのでうちのHDDレコーダーは古くてムーブできないので貸し出せない。こういうときにTV録画は不便!

 最後に、8spotsがツッコミ入れて初めて気付いたのだけど、『クレイジーハート』でアカデミー歌曲賞の受賞者と、『マイレージ、マイライフ』の主人公の名前は、どちらもライアン・ビンガム。こんな偶然あるの?

3/24
 会社でもう何年も前からある福利厚生サービスで「マッサージ」がある。私はこれまで外部のお店含めマッサージは一度も受けたことがないのだけど、先日同僚に勧められたのと、新たに社内インターネットでのオンライン予約ができるようになったことがきっかけで受けてみることにした。40分で1000円(ちなみに給与天引き)という価格は破格だ。
 会議室を改造した部屋に行くと、人間ドックと同じようなガウンに着替えさせられて、後は専用のベッドに横になるだけ。中国の人と思われる方にうつぶせ&あおむけでツボを押されまくった。なんか美容院でついでにやってくれる肩揉みの至福の時間が40分間続くのかとか思ってたが違っていた。なんか気持ち良いのか痛いのかくすぐったいのかよくわからない。最終的にもマッサージを受けたことがないので腕がいいのか悪いのかはさっぱりわからない。とりあえず確実なのは、その後もみおこしで頭がふらふらしてしばらく仕事がはかどらなかったことだ。水分とりまくり。
 その後しばらくして普段どおりになったが、結局家に帰って風呂に入ったらまたフラフラしてきたのでさっさと寝る。

その他のできごとメモ
・帰りの電車でまたしてもDSの時計が止まっていることに気付く。どうなってるの?
・『ドラキュラ伝説リバース&魂斗羅リバース』『グラディウスリバース』のサントラCDがコナミスタイルから届く。『魂斗羅DS』以来の利用だ。グラのほうは実は出たのは1年前なんだけど、当時送料をケチって次のリバースのサントラが出たときにまとめ買いしようと待っていたのだ。まさか1年も待つとは思わなかった。

3/25・負けおにぎり
 昨日届いた『ドラ魂ReBirth』を聴きながら力強く出社。ヘッドフォン順調。本日は昨秋くらいから仕込んでたやつ(GH)の決戦会議。プレゼン。玉砕。いや正確には最終手段としての逃げ道を用意したらまんまとそこを利用されたというか。末吉な結果に。電話でお仲間に連絡。案の定あんまり嬉しそうじゃない。ここからどう挽回するのか、できるのか、体制を整えて頑張ってみる。

3/26
 久々に千葉へ遠征。駅前のスーパーで差し入れのお茶を買うために入ったら「北斗の缶」が68円の特売。ヒューイとシュレンだけ選んで買ってみる。心なしかフドウばかり見かけて気がする。
おらはにんきもの
 割と前向きな会議といつものぶっちゃけトーク。この夢がずっとずっと続いて欲しい。長い会議を終えてからはホリイさんの車でファミレスな焼肉屋へ。先週買った「妄想コントローラ」(ゼビウス)は車の中でも遊べることが発覚。これは便利だ(運転手さんには迷惑かもしれん)。やっとアンドアジェネシスまで来たぞ。まさかやり込みできるほどゲーム性があるとは思わなかった。
 焼き肉屋でびっくり5人中4人が左利き(あ、私も左利きです。念のため)。ホリイさんところは左利きの方が多いらしい。なんとなく納得。

3/27・一日館長
 半年に一度のマンション消防設備点検で早起き。立ち会うだけだけど頻繁なのでかなりめんどくさい。自分の命にかかわることなんだけどね。
 その後8spotsの付き添いで青山。Maduで昼食。調子が出ないのでまっすぐ帰る。
 帰りがけにチネチッタを通ると、ヴァンプ様が一日館長とかでうろうろしていた。
寺田克也
寺田克也 寺田克也
寺田克也
   ヲタな人は遠巻きで眺めているだけだけど、女・子供は普通に寄り付いていてかなり庶民的でステキな感じでした。たまたま展示イベントをやっていたタイサンの車ともミスマッチでさらにステキ。
寺田克也  寺田克也
 
 帰宅後、疲労と眠気でダウン。夜になって熱測ったら37度。風邪引いたのか。久々のケイジからの電話の内容がアレだったからか。それでも今夜はサンレッドの最終回&1ヵ月後の3度目のオールナイトイベントのチケット確保のため頑張る。その甲斐あってか無事に最前列中央を確保。今回はこまんだーさんにフラれてしまったので1人で頑張るよ。

3/28・風邪
 風邪引きで寝て過ごす。猫が足の上で寝るので度々足がしびれる。
 先日買ったまま本棚に挿しっ放しだった『青い花』の5巻を含む全巻を昨夜のうちに枕元へ忍ばせておいたのでまとめ読み。前期にアニメ見てて、内容をまったく覚えていなかったので読み返した。やっぱり完全に忘れてた。で5巻はトーンが貼ってない未完成回が入っていて(しかも単行本なのに直してないということに)驚く。そういえば前書きの書き下ろしカラー人物紹介もこの巻には無いのね。
 5巻読み倒してから昼に起きる。外は寒いのだけど買い物には行かないとということで服を着込んで自転車でGO。帰りのポストを見るとAmazonで注文してあった『PSすりーさん・に』が届いているので、再び寝巻きに着替えて寝床で読む。今回は7割方書き下ろしになっているのだけど、クオリティが落ちていない。新旧マニアが共に楽しめて、かつ普通に漫画としても面白いって凄いのではないか。風邪で倒れた私にはステキなプレゼントになった。Amazon限定版の特典pdfももちろんダウンロードした。PSすりーさん初のストーリー漫画。4コマじゃないよ!
 夜はちょっと頑張って『のだめカンタービレフィナーレ』(最終回)とか先日和田名人にお借りしたDVD『THEゲームメーカー・ジャレコ編』(昔の恩師が出ている)を観る。久々にまともなアニメを堪能した。のだめアニメとしては第2期の「巴里編」がかなりトーンダウンしたので心配していたが、最後は盛り返した。今思えばあの2期の辛さは何だったのだろう。巴里になった原作のせいなのか、シリーズ構成のせいなのか。ともかく納得いくラストだった。
 ラストといえば昨日終わった朝ドラの『ウェルかめ』は久々に楽しめる朝ドラだった。1クール目が沖縄が舞台で、『マブヤー』のおばぁが出てるからという理由で観始めたのだけど、その後のシナリオのつくりが非常に好感が持てて、安易な展開に逃げず、キャラクターの生かし方やドラマのつなげ方などがなかなか楽しめる作品だった。終わってしまって8spotsもさみしそう。
 夜更かししたら体に悪いので今日もさっさと寝るかと寝床に行くと、ほっちゃんの小便の跡が。うきー!!! 布団全とっかえ。風邪こじらせたらこのしょんべんたれ猫のせいだ。

3/29
 風邪引き完治せず。でも週頭は休めません。いくつか気にしていたメールの返事とかが届いており、対応に追われる。
 いつものように昼休みにポケウォーカー通信をしにいしざかさんのところに行ったら「うわ!風邪引きが来た!うつさないで!」と笑われる。mixiボイスをチェックしていたみたい。
 漢方薬を買い込んで帰宅すると8spotsが風邪引きになっていた。こんな狭い家にいたんじゃそりゃうつるわな。ごめんなさい。
 今週と来週それぞれに飲み会が入る。頑張って風邪を治さねば。

3/30・「パンダを返して!」
  風邪まだ治らず。帰りがけにBEの成城石井でまたしてもロールケーキを購入。今度は「蒜山ジャージー牛乳・無糖生クリームロールケーキ」という商品で、これまで買ったロールケーキの最高額である1750円!……の半額だったので買ったんだけど。
 この商品の売りは生クリームに砂糖が一切入っていないという点。ロールケーキ部分には砂糖は入っているんだけど、先日買ったスーパースターロールよりは甘くない気もする。どちらもふわふわで、これはなかなか良い感じ。堂島ロールが好きな人には結構オススメできる。
 (見た目は普通のロールケーキなので写真はありません)

 寝る前にMXで録画したのを観た『ウルトラマンA』が酷すぎて爆笑。
 第40話「パンダを返して!」なんだけど、話をざっと書くと、町中のパンダ人形を時速60kmで走る黒づくめの男が盗んで回るという事件が発生。倉庫に追い詰めるとそこにはパンダ人形がいっぱい。スチール星人の仕業だった。スチール星人は人間がパンダが好きだと知り、自分の星に持って帰るのだという。当然星人は正体を現し巨大化。町を破壊していると、倉庫から本物のパンダが1匹現れる。スチール星人が中国の動物園から盗んできたらしい。Aはスチール星人を光線で爆死させる。スチール星人、町は壊したけど誰も殺してないのに。盗んだものも最後に取り返せてるのに。
 そんなシナリオも酷ければ、この途中に出てくる本物のパンダが凄い。バラエティ番組でも見ないくらい酷い着ぐるみで、とにかく顔が全然かわいくない、というか顔が歪んでいる。視線も定まってない。演出上唐突に出てくるところも相まってかなりの異空間ぶり。ただアンギラス歩きじゃなくちゃんと4つ足っぽいのは頑張ってる。
 最後TACや子供たちの見守る中、檻に入れられたパンダは中国に送還されることになった。女の子に北斗が言う。「パンダも元の家の動物園に帰ったほうが幸せだよ」……パンダの故郷は森の中じゃないのか。軽トラックの荷台の檻に入れられて運ばれるパンダはほとんど見せしめに見えた。
 先日観たタロウのタイラントの回も、あんなに酷い(ナレーション)とは覚えていなかった。子供の時に大人たちが「A以降のウルトラマンは認めん!」と頑なだったのがちょっとわかったような気がした38歳の春。無駄に熱くなってしまった。

3/31・円谷ッター
 期末なので有休を消費する最後のチャンスだったのだけど、期末と無縁な仕事をしている私でも慌しい。風邪のほうは回復し始めたので明日の飲みに間に合いそうだけど。ただし代わりに8spotsがダウンしてしまった。

 先日こまんだーさんも始めたTwitter。最近コメントをチェックする人が多くなりすぎてブックマークも増えすぎたので、こりゃもう登録した方が早いと思っていたのだが、記念日好きな私としては、期初の4月1日から開始するのが良いだろうと、最初にコメントする言葉も数日前から決めて今晩を待っていた。
 で0時を過ぎて思い出した。今日は年に一度の円谷プロのHPをチェックする日じゃないか。開いてびっくり「円谷ッター」(ツブッター)。むしろこっちに登録したいよ! ゴモたんの愛らしいつぶやきをチェックして夜が更ける。この人たち何時まで起きてるんだ……。

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