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●映画 め
■めぞん一刻 ■1986東映
・ 高橋留美子の有名漫画の"実写"映画化。監督はゴクミの『ラブストーリーを君に』などを撮った澤井信一郎。
・ 五代君役は石黒賢、ヒロインの響子に石原真理子(もちろんまだ真理絵ではない)。
四谷さんを伊武雅刀が演じているのがちょっと話題に。
『銀河任侠伝』 (ジャレコ・アーケード・1987)
・ まるでDAICONオープニングをゲームにしたようなパロディ満載の世界観で構成されるアクションゲーム。
アニメやTVのパロディが1面当たり10個くらいは入っているような気がする。
主人公のヤッちゃんが、ドスを振り回しながら、コブラ組に連れ去られたお嬢さんを助けに行くという物語。
・ キャラクターデザインを、『スケバン雀士竜子』『バトルゴルファー唯』『負けるな!魔剣道』
『超神兵器ゼロイガー』などのANO清水氏が担当している。
・ で、問題になるのは1面の後半。舞台はメカ一刻館(といっても背景)。中村主水(笑)を倒しつつ、進んでいくと
背景でエプロン姿の響子さんがいる。これだけなら漫画のパクリで終わりなのだが、
この響子さん、眉毛が太い! 間違いなくこれは石原真理子だ。
・ ちなみに背景には四谷さんもいるが、これは漫画版。残念。
・ 1面では他に、プロレスラーになった輪島、ゴジラ、ジェイソン、ランボーなどが登場する。
そっくりさんぶりだけ が話題になった映画だけに……。
■メン・イン・ブラック ■1997米 MEN IN BLACK
・ UFO出現と共に現れる謎の黒服の男たち=メン・イン・ブラック。彼らの正体は実は政府の対エイリアン組織だった、
という昔からよくある都市伝説をストレートに漫画化した原作を、さらに贅沢な予算で映画化した作品。
地球人のふりをした宇宙人たちの悪趣味な生態と、どこまでも真面目に仕事をこなすトミー・リー・ジョーンズらMIBスタッフの構図に、
出演作のほとんどで地球の平和を守り続けているウィル・スミスがリズミカルに映画を進行させるSFアクションコメディ。
主演2人の復活による続編もすぐに作られたが、こちらの評価はあまり高くない。
『スーパーランナバウト』 (クライマックス・DC・2000)
・ 『ミッドタウンマッドネス』、『ドライバー』など箱庭を使った自由移動ドライブゲームの先駆者『ランナバウト』 シリーズ第3作目。
前2作はPS1だったが、新たにハードもDCとなり様々なパワーアップが図られた。
サンフランシスコの街を忠実にシミュレートした現実感のある舞台で、2つのグループを主人公としたシナリオが進行。
シリーズ最高傑作となるはずだったのだが、くせがあり難易度の高い操作性や、
当時人気だったセガの『クレイジータクシー』と明らかに差のあったグラフィックなど、話題にならずに終わった。
後年廉価版を『〜サンフランシスコエディション』 とサブタイトルを追加して発売し、操作性を変化させているが
そこまで追っかけているファンは少ない。現在のところシリーズは4作目の『ランナバウト3』で打ち止めとなっている。
・ パクリ部分は警察側シナリオでの隠しカーとして登場する、その名も「BIM」 。
一見ただの黒いアメ車だが、一旦スピードが付くと背面に隠し持ったアフターバーナーが開放、驚異的なスピードを出すことができ、
映画のクライマックスで主人公の2人がトンネルで走行させた車そのままの仕様となっている。
(情報提供:刺身醤油様)
なお前作『ランナバウト2』にも隠しカーとして『ガンヘッド』が登場する。
ギミックもエフェクトも完璧だが天井は走らないかも